JPH09322338A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH09322338A
JPH09322338A JP8132170A JP13217096A JPH09322338A JP H09322338 A JPH09322338 A JP H09322338A JP 8132170 A JP8132170 A JP 8132170A JP 13217096 A JP13217096 A JP 13217096A JP H09322338 A JPH09322338 A JP H09322338A
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main shaft
disconnector
lever
insulated switchgear
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Toshibumi Sato
俊文 佐藤
Hisao Tanaka
久雄 田中
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を複雑にすることなく、簡素な構造で、
据え付け面に対して、面積の有効利用をすることができ
るガス絶縁開閉装置を得ることが課題である。 【解決手段】 一端が主軸2の導出された一端に連結さ
れ、ガス密閉容器1の側面に沿って、ガス密閉容器1の
前面まで延びるように配設され、主軸2を回動動作させ
る操作機構50を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス絶縁開閉装
置に関し、特にガス絶縁開閉装置の断路器、接地開閉器
の手動操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば実開昭61−19062
2号公報に示された従来のガス絶縁開閉装置の斜視図で
ある。図12において、1はガス密閉容器、2はガス密
閉容器1内に回転可能に配設された主軸である。主軸2
はその一端部が、ガス密閉容器1の側面に設けられた軸
回転気密部3に通されて、ガス密閉容器1の外部に導出
されている。
【0003】また、4は主軸2に連結された断路器可動
部、5はガス密閉容器1から固定支持された断路器固定
部、6は断路器可動部4から突出し、主軸2の回動に伴
い進退動作し、断路器固定部5に接離する可動接触子で
ある。断路器可動部4、断路器固定部5および可動接触
子6は断路器30を構成している。
【0004】7はガス密閉容器1の側面に設けられ、主
軸2を断路器30の開の位置および閉の位置にそれぞれ
保持する保持機構、8は導出された主軸2の一端部の軸
端に固着され、主軸2と保持機構7とを連結するアーム
である。9は保持機構7の側面から主軸2と平行な方向
に突出された操作軸、10は操作軸9に脱着可能に装着
され保持機構7を介して主軸2を回動させるクランク型
の手動操作ハンドル、11は手動操作ハンドル10に設
けられた減速機構である。手動操作ハンドル10は、主
軸2の軸方向に平行な回転軸で回転される。尚、ガス絶
縁開閉装置は、その据え付け面に対して主軸2を平行に
して据え付けられる。
【0005】このように構成された従来のガス絶縁開閉
装置においては、減速機構11を備えた手動操作ハンド
ル10が操作軸9に装着され、手動操作ハンドル10が
回転されることにより主軸2が回動される。そして、主
軸2の回動動作に伴い可動接触子6が断路器固定部5に
対して進退動作し、断路器固定部5に接離して断路器3
0の開/閉動作が行われる。そして、断路器30の開状
態および閉状態は主軸2に連結された保持機構7で保持
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来技術
のガス絶縁開閉装置においては、ガス密閉容器1の側面
に垂直に装着され、主軸2の軸方向と平行な回転軸で回
転されるクランク型の手動操作ハンドル10が用いられ
て、断路器30が操作されていた。そして、手動操作ハ
ンドル10が主軸2の外方から操作軸9に装着されてい
るので、主軸2の軸方向外方に、手動操作ハンドル10
の回転操作に必要なスペースを確保しなければならなか
った。一方、ガス絶縁開閉装置は、その据え付け面に対
して主軸2を平行にして据え付けられていた。そのた
め、据え付け面に対して、ガス密閉容器1の側面外方
に、手動操作ハンドル10の回転操作に必要なスペース
を確保しなければならず、面積の有効利用がされていな
かった。また、クランク型の手動操作ハンドル10が用
いられるので、減速機構11が必要であった。
【0007】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたもので、構造を複雑にすることなく、簡素な構
造で、据え付け面に対して、面積の有効利用をすること
ができるガス絶縁開閉装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のガス絶縁開閉
装置においては、一端が主軸の導出された一端に連結さ
れ、ガス密閉容器の側面に沿って、ガス密閉容器の前面
まで延びるように配設され、主軸を回動動作させる操作
機構を備えている。
【0009】請求項2のガス絶縁開閉装置においては、
操作機構は、一端が主軸の導出された一端に直角に連結
された連結レバーと、ガス密閉容器の側面の端部に主軸
と平行な軸で回動自在に支持され、L字型をなし、一方
の腕に操作棒挿入部を形成した操作レバーと、連結レバ
ーの他端および操作レバーの他方の腕を連結する連結ロ
ッドと、操作棒挿入部に一端を脱着可能に挿入される操
作棒とで構成されている。
【0010】請求項3のガス絶縁開閉装置においては、
操作機構は、一端が主軸の導出された一端に直角に連結
され、他端に操作棒挿入部が形成された操作レバーと、
操作棒挿入部に一端を脱着可能に挿入される操作棒とで
構成されている。
【0011】請求項4のガス絶縁開閉装置においては、
操作レバーと一体に設けられ、操作レバーの回動面に沿
って広がって延び、操作レバーの回動中心を中心とする
円弧上に、断路器の開/閉位置に対応する少なくとも2
個所の係合部を備えた係合板と、ガス密閉容器の角部に
主軸と平行に進退可能に配設され、係合部のいずれかに
直角に係合する保持ピンとで構成された保持機構を備え
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明のガス絶縁開閉装置の斜視
図である。図2は本発明のガス絶縁開閉装置の保持機構
を示す正面図である。また図3は断路器の開位置の保持
機構の側面図、図4は断路器の閉位置の保持機構の側面
図、図5は保持機構の上面図である。
【0013】図1において、1は角形のガス密閉容器、
2は従来と同じようにガス密閉容器1内に回転可能に配
設された主軸、主軸2はその一端部が、ガス密閉容器1
の側面に設けられた軸回転気密部3に通されて、先端が
ガス密閉容器1の外部に導出されている。また、4は従
来と同じように主軸2に連結された断路器可動部、5は
ガス密閉容器1から固定支持された断路器固定部、6は
断路器可動部4から突出し、主軸2の回動に伴って進退
動作し、断路器固定部5に接離する可動接触子である。
断路器可動部4、断路器固定部5および可動接触子6は
断路器30を構成している。
【0014】13は導出された主軸2の軸端に一端を固
着された連結レバーである。連結レバー13は主軸2に
対して、主軸2の軸方向と直交する方向に連結され、ガ
ス密閉容器1の側面に沿って延びている。15は概略L
字型の形状をなし、角形のガス密閉容器1の角部の主軸
2の一端が導出された側の側面に配設された操作レバー
である。操作レバー15は、カバー22の裏面から主軸
2の軸方向と平行に突設されて設けられた支持軸22a
に、L字型の屈折部に穿孔された回転中心穴を貫通され
て回動可能に配設されている。14は連結レバー13と
操作レバー15とを連結する連結ロッドである。連結ロ
ッド14は、連結レバー13の他端と操作レバー15の
一側の腕の先端に設けられた連結穴15aを連結してい
る。
【0015】次に図2乃至図5に沿って説明する。操作
レバー15は板材を打ち抜いて作製されたもので、ガス
密閉容器1の角部において、カバー22の裏面に主軸2
の軸方向と平行に突設されて設けられた支持軸22a
に、L字型の屈折部に穿孔された回転中心穴を貫通され
て回動可能に配設されている。連結レバー13は操作レ
バー15のL字型の一方の腕の一端に設けられた連結穴
15aに連結されている。
【0016】16は操作レバー15の他方の腕の先端に
設けられた操作棒挿入部である。操作棒挿入部16は、
L字型の操作レバー15の他方の腕全体において、長さ
方向に沿って両側部を折り曲げられて断面コ字型に形成
されて設けられている。操作棒挿入部16には、長尺の
操作棒24の一端が挿入される。操作棒24の他端は、
ガス密閉容器1の前面に延びる。連結レバー13、連結
ロッド14、操作レバー15および操作棒24は、ガス
密閉容器1の前面まで延びるように配設され主軸2を回
動させる操作機構50を構成している。
【0017】17は扇形板状の係合板である。係合板1
7は、そのかなめの位置を操作レバー15の回転軸に一
致させて、操作棒挿入部16の断面コ字型の開放側を塞
ぐように操作レバー15の側部に固着されている。係合
板17には、弧部の2個所に半円形の切り欠きである係
合部17a,17bが形成されている。2個所の係合部
17a,17bの位置は、断路器30の開/閉位置に対
応した位置に設けられている。
【0018】22は操作レバー15および係合板17を
覆って設けられたカバーである。カバー22は、板材が
中央で直角に折り曲げられ、さらに周縁部が直角に折り
曲げられて作製されている。カバー22は角形のガス密
閉容器1の角部に、角部の2面を覆って内部に空間が形
成されるようにふせて取り付けられている。カバー22
の内側の2面は、ガス密閉容器1の角部の2面に各々平
行に取り付けられている。操作レバー15の回転中心と
なる支持軸22aは、カバー22の一側の裏面から主軸
2の軸方向と平行に突設されて設けられている。そし
て、操作レバー15および係合板17は、ガス密閉容器
1の側面とカバー22の裏面との間で、両者に平行な回
動面をもって回動可能に支持されている。
【0019】18は係合板17の係合部17a,17b
に係合する保持ピンである。保持ピン18は、カバー2
2の裏面において、操作レバー15や係合板17が収納
されているのと反対側の裏面に、保持ピン支持板23で
支持されて取り付けられている。保持ピン18は、係合
板17に対して直角に進退動作するように、すなわち図
2の左右方向に進退動作するように取り付けられてい
る。
【0020】19は保持ピン18に設けられたつまみで
ある。つまみ19はカバー22に穿設された長穴22b
に通されて、カバー22の前面に突出されている。21
はつまみ19と保持ピン支持板23との間に縮設された
コイルバネである。コイルバネ21は、保持ピン18を
係合板17の方向に付勢している。保持ピン18は、コ
イルバネ21に付勢されて、その先端部が係合板17の
係合部17aまたは17bのどちらかと係合している。
回動可能に配設された係合板17は、係合部17a,1
7bのどちらかに、保持ピン18を係合されて位置を保
持されている。係合板17と保持ピン18は、断路器3
0の開/閉位置を保持する保持機構60を構成してい
る。
【0021】20は保持ピン18の側面に固着された細
長板状のシャッターである。シャッター20は、保持ピ
ン18が係合板17側に移動したとき、カバー22に設
けられた操作棒24を挿入する為の穴22cを塞ぐ。
【0022】尚、本実施の形態のガス絶縁開閉装置は、
例えば床などの所定の据え付け位置に据え付けられると
き、従来と同じように主軸2を据え付け面に対して平行
にして据え付けられる。
【0023】次ぎにガス絶縁開閉装置の断路器30の開
/閉動作について説明する。断路器30の開/閉動作に
おいては、操作レバー15の操作棒挿入部16に挿入さ
れた操作棒24が操作されると、操作レバー15が支持
軸22aの軸回りに回動し、この回動トルクが、連結ロ
ッド14を介して、連結レバー13に伝達され、主軸2
を回動させる。断路器30においては、主軸2の回動動
作により、可動接触子6が断路器固定部5に対して進退
動作し、断路器固定部5に接離して断路器30の開/閉
動作が行われる。そして断路器30の開/閉の位置は、
係合板17と保持ピン18によって保持される。
【0024】さらに詳細に説明すると、断路器30の開
/閉動作が行われる際には、常時はコイルバネ21によ
って、係合板17側に付勢されている保持ピン18が、
つまみ19を図2の左方向であるコイルバネ21側に移
動されることにより、係合板17との係合を解かれる。
それにより、シャッター20もコイルバネ21方向に移
動され、穴22cが開き、操作レバー15に形成された
操作棒挿入部16が露出する。
【0025】この状態で操作棒24の一端が操作棒挿入
部16に挿入される。そして、保持ピン18がコイルバ
ネ21方向に付勢されたままの状態で、操作棒24の他
端が弧状に移動されて操作され、断路器30の開操作あ
るいは閉操作が行われる。操作棒24の操作により、操
作レバー15が所定の位置に位置決めされると、つまみ
19が図2の右側に戻されて、保持ピン18の先端部が
係合板17の係合部17aまたは17bのどちらかと係
合する。この状態で操作棒24を操作棒挿入部16から
引き抜くと保持ピン18はさらに図2の右側に移動し、
シャッター21は穴22cを閉ざし、一連の断路器30
の開/閉動作が終了される。
【0026】このような構成のガス絶縁開閉装置におい
ては、一端が主軸2のガス密閉容器1から導出された一
端に連結され、ガス密閉容器1の側面に沿って、ガス密
閉容器1の前面まで延びるように配設され、主軸2を回
動動作させる操作機構50を備えているので、ガス絶縁
開閉装置が据え付けられる際、ガス密閉容器1の側面外
方に確保しなけらばならないスペースを小さなものとす
ることができ、構造を複雑にすることなく、据え付け面
に対して、面積の有効利用をすることができる。
【0027】また、操作機構50は、一端が主軸2の導
出された一端に直角に連結された連結レバー13と、ガ
ス密閉容器1の側面の端部に主軸2と平行な支持軸22
aで回動自在に支持され、L字型をなし、一方の腕に操
作棒挿入部16を形成した操作レバー15と、連結レバ
ー13の他端と操作レバー15の他方の腕を連結する連
結ロッド14と、操作棒挿入部16に一端を脱着可能に
挿入される操作棒24とで構成されているので、操作棒
24の回動中心は、ガス密閉容器1の側面の端部に回動
自在に支持された操作レバー15の回動中心であり、操
作棒24の弧状の操作は、半径が小さくなり、移動量が
少なくてすむ。
【0028】さらに、操作レバー15の回動面に沿って
広がる係合板17と、ガス密閉容器1の角部に主軸2と
平行に進退可能に配設され、係合板17の係合部17
a,17bに直角に係合する保持ピン18とで構成され
た保持機構60を備えているので、断路器30を開/閉
の位置に保持する保持機構60は角形ガス密閉容器1の
角部にコンパクトに配設される。
【0029】尚、本実施の形態のガス絶縁開閉装置にお
いては、断路器30を備えているが、接地開閉器を備え
たガス絶縁開閉装置においても同様の効果を得ることが
できる。
【0030】実施の形態2.図6は本発明のガス絶縁開
閉装置の他の例を示す保持機構の正面図である。図7は
断路器の開位置の保持機構の正面図である。また図8は
断路器の閉位置の保持機構の側面図、図9は断路器の接
地位置の保持機構の側面図、図10は保持機構の上面図
である。
【0031】本実施の形態の係合板27においては、断
路器30を開/閉/接地の3位置に保持するために、係
合板27に3個所の係合部27a,27b,27cが設
けられている。その他の構成は実施の形態1と同様であ
る。
【0032】このような構成のガス絶縁開閉装置におい
ては、係合板27に3個所の係合部27a,27b,2
7cが設けられているので、複雑な構成とすることな
く、断路器30を開/閉/接地の3位置に保持すること
ができる。
【0033】実施の形態3.図11は本発明のガス絶縁
開閉装置の他の例を示す操作機構および保持機構の側面
図である。図11において、操作レバー25は、棒状を
なし、その一端がガス密閉容器1の側面から導出された
主軸2の一端に固着されている。そして、他端はガス密
閉容器1の側面に沿って延び、ガス密閉容器1の前面ま
で延びている。そして、操作レバー25は、ガス密閉容
器1の側面と平行な面内で回動する。
【0034】操作レバー25は、板材が折り曲げられて
作製されたもので、長さ方向に沿って両側部を折り曲げ
られて断面コ字型に形成されて、操作棒挿入部16が形
成されている。操作棒挿入部16には、長尺の操作棒2
4の一端が挿入されて、操作レバー25が操作される。
【0035】操作レバー25の側面には、扇形板状の係
合板37が、そのかなめの位置を主軸2の回転軸に一致
させて、操作棒挿入部16の断面コ字型の開放側を塞ぐ
ように操作レバー25の側部に固着されている。係合板
37には、弧部の2個所に半円形の切り欠きである係合
部37a,37bが形成されている。2個所の係合部3
7a,37bの位置は、図示しない断路器の開/閉位置
に対応した位置に設けられている。
【0036】係合板37の係合部37a,37bに係合
する保持ピン18、および保持ピン18に設けられたつ
まみ19、さらに、操作レバー25および係合板37を
覆うとともに保持ピン18を支持するカバー22、およ
びシャッター20は、実施の形態1と同様である。操作
レバー25および操作棒24は、ガス密閉容器1の前面
まで延びるように配設され主軸2を回動させる操作機構
70を構成している。
【0037】このような構成のガス絶縁開閉装置におい
ては、操作機構70は、一端が主軸2の導出された一端
に直角に連結され、他端に操作棒挿入部16が形成され
た操作レバー25と、操作棒挿入部16に一端を脱着可
能に挿入される操作棒24とで構成されているので、操
作機構70を簡素なものとすることができる。ただし、
操作機構が大型化してしまう欠点がある。
【0038】
【発明の効果】請求項1のガス絶縁開閉装置において
は、一端が主軸の導出された一端に連結され、ガス密閉
容器の側面に沿って、ガス密閉容器の前面まで延びるよ
うに配設され、主軸を回動動作させる操作機構を備えて
いるので、ガス絶縁開閉装置が据え付けられる際、ガス
密閉容器1の側面に確保しなけらばならないスペースを
小さなものとすることができ、構造を複雑にすることな
く、据え付け面に対して、面積の有効利用をすることが
できる。
【0039】請求項2のガス絶縁開閉装置においては、
操作機構は、一端が主軸の導出された一端に直角に連結
された連結レバーと、ガス密閉容器の側面の端部に主軸
と平行な軸で回動自在に支持され、L字型をなし、一方
の腕に操作棒挿入部を形成した操作レバーと、連結レバ
ーの他端および操作レバーの他方の腕を連結する連結ロ
ッドと、操作棒挿入部に一端を脱着可能に挿入される操
作棒とで構成されているので、操作棒の回動中心は、ガ
ス密閉容器の側面の端部に回動自在に支持された操作レ
バーの回動中心であるので、操作棒24の弧状の操作
は、半径が小さくなり、移動量が少なくてすむ。
【0040】請求項3のガス絶縁開閉装置においては、
操作機構は、一端が主軸の導出された一端に直角に連結
され、他端に操作棒挿入部が形成された操作レバーと、
操作棒挿入部に一端を脱着可能に挿入される操作棒とで
構成されているので、操作機構を簡素なものとすること
ができる。
【0041】請求項4のガス絶縁開閉装置においては、
操作レバーと一体に設けられ、操作レバーの回動面に沿
って広がって延び、操作レバーの回動中心を中心とする
円弧上に、断路器の開/閉位置に対応する少なくとも2
個所の係合部を備えた係合板と、ガス密閉容器の角部に
主軸と平行に進退可能に配設され、係合部のいずれかに
直角に係合する保持ピンとで構成された保持機構を備え
ているので、保持機構は角形ガス密閉容器1の角部にコ
ンパクトに配設される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のガス絶縁開閉装置の斜視図である。
【図2】 本発明のガス絶縁開閉装置の保持機構を示す
正面図である。
【図3】 断路器の開位置の保持機構の側面図である。
【図4】 断路器の閉位置の保持機構の側面図である。
【図5】 保持機構の上面図である。
【図6】 本発明のガス絶縁開閉装置の他の例を示す保
持機構の正面図である。
【図7】 断路器の開位置の保持機構の正面図である。
【図8】 断路器の閉位置の保持機構の側面図である。
【図9】 断路器の接地位置の保持機構の側面図であ
る。
【図10】 保持機構の上面図である。
【図11】 本発明のガス絶縁開閉装置の他の例を示す
操作機構および保持機構の側面図である。
【図12】 従来のガス絶縁開閉装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ガス密閉容器、2 主軸、4 可動接触子、13
連結レバー、14 連結ロッド、15,25 操作レバ
ー、17,37 係合板、24 操作棒、28保持ピ
ン、30 断路器、50,70 操作機構、60 保持
機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスを密封するガス密閉容器と、 上記ガス密閉容器内に配設された断路器と、 上記断路器の可動接触子に連結されガス密閉容器内に側
    面から一端を導出して回転可能に配設された主軸とを有
    し、 据え付け面に対して上記主軸を平行にして据え付けられ
    るガス絶縁開閉装置において、 一端が上記主軸の導出された一端に連結され、上記ガス
    密閉容器の側面に沿って、該ガス密閉容器の前面まで延
    びるように配設され、上記主軸を回動動作させる操作機
    構を備えたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 上記操作機構は、 一端が上記主軸の導出された一端に直角に連結された連
    結レバーと、 ガス密閉容器の側面の端部に上記主軸と平行な軸で回動
    自在に支持され、L字型をなし、一方の腕に操作棒挿入
    部を形成した操作レバーと、 上記連結レバーの他端および上記操作レバーの他方の腕
    を連結する連結ロッドと、 上記操作棒挿入部に一端を脱着可能に挿入される操作棒
    とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のガ
    ス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 上記操作機構は、 一端が上記主軸の導出された一端に直角に連結され、他
    端に操作棒挿入部が形成された操作レバーと、 上記操作棒挿入部に一端を脱着可能に挿入される操作棒
    とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のガ
    ス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 上記操作レバーと一体に設けられ、上記
    操作レバーの回動面に沿って広がって延び、上記操作レ
    バーの回動中心を中心とする円弧上に、上記断路器の開
    /閉位置に対応する少なくとも2個所の係合部を備えた
    係合板と、 上記ガス密閉容器の角部に上記主軸と平行に進退可能に
    配設され、上記係合部のいずれかに直角に係合する保持
    ピンとで構成された保持機構を備えたことを特徴とする
    請求項2または請求項3記載のガス絶縁開閉装置。
JP13217096A 1996-05-27 1996-05-27 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JP3287765B2 (ja)

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KR100698754B1 (ko) * 2005-05-09 2007-03-23 엘지전자 주식회사 프로젝션 시스템
JP2009141986A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Terasaki Electric Co Ltd レトロフィット用遮断器の挿抜機構

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