JP2554999Y2 - 開閉装置用操作器のインターロック装置 - Google Patents

開閉装置用操作器のインターロック装置

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JP2554999Y2
JP2554999Y2 JP856192U JP856192U JP2554999Y2 JP 2554999 Y2 JP2554999 Y2 JP 2554999Y2 JP 856192 U JP856192 U JP 856192U JP 856192 U JP856192 U JP 856192U JP 2554999 Y2 JP2554999 Y2 JP 2554999Y2
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JP
Japan
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switch
state
grounding switch
insertion portion
handle
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JP856192U
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JPH0562935U (ja
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紘紀 奥野
俊樹 高谷
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、断路器と接地開閉器と
を複合化し、断路器入,切,接地開閉器入の3状態の一
連の開閉操作を1台の操作器で行う開閉装置用操作器の
インタ−ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、断路器入,切,接地開閉器入の3
状態の一連の開閉操作を1台の操作器で行う装置はあ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の装置に
は、断路器の入状態で接地開閉器の操作を禁止し、接地
開閉器の入状態で断路器の操作を禁止するインタ−ロッ
ク装置がないため、誤操作を生じるという問題点があ
る。本考案は、前記の点に留意し、簡単な構成で安価な
インタ−ロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案は、断路器と接地開閉器とを複合化し、断路
器入,切,接地開閉器入の3状態の一連の開閉操作を1
台の操作器で行う開閉装置用操作器のインタ−ロック装
置において、断路器及び接地開閉器をそれぞれ入,切す
る操作軸と、両操作軸それぞれへの手動操作用ハンドル
の挿入部と、両操作軸のそれぞれの回転により回転する
回転板と、両回転板の回転に連動し,断路器入状態で接
地開閉器の前記挿入部を閉にし,接地開閉器の入状態で
断路器の前記挿入部を閉にし,断路器及び接地開閉器の
切状態で両挿入部を開にするシャッタとを備えたもので
ある。
【0005】
【作用】前記のように構成された本考案の開閉装置用操
作器のインタ−ロック装置は、断路器及び接地開閉器を
それぞれ入,切する操作軸のそれぞれの回転により回転
する回転板を有し、その両回転板の回転に連動したシャ
ッタが,断路器の入状態で接地開閉器の手動操作用ハン
ドルの挿入部を閉にし,接地開閉器の入状態で断路器の
手動操作用ハンドルの挿入部を閉にし,断路器及び接地
開閉器の切状態で両挿入部を開にするため、断路器と接
地開閉器のいずれか一方が入の状態にあるとき、他方を
入にすることができず、誤操作が防止される。
【0006】
【実施例】1実施例について図1ないし図7を参照して
説明する。それらの図において、1は装置本体であり、
前板2,後板3及び両板2,3を連結した連結杆4から
なる。5は本体1の上部に回転自在に支持され左ねじ6
の形成された断路器用の上操作軸、7は本体1の下部に
回転自在に支持され右ねじ8の形成された接地開閉器用
の下操作軸、9は手動操作用ハンドル、10,11は両
操作軸5,7の端部に形成されたハンドル9の上挿入
部,下挿入部、12,13は両操作軸5,7に螺合した
直方体状の上ナット,下ナット、14は両端が両ナット
12,13に連結されたレバ−であり、上端が上ナット
12の上ピン15に枢支され、下端が下ナット13の下
ピン16に遊支されている。
【0007】17は連結装置であり、基部がレバ−14
の中心ピン18に連結され、中心ピン18の位置の変化
による先端部19の位置により、断路器入の状態A,切
の状態B,接地開閉器入の状態Cに変化する。
【0008】即ち、図1,図4,図6及び図7aは断路
器入の状態Aを示し、図4において、この状態からハン
ドル9を上操作軸5の上挿入部10に連結し、反時計方
向に回転すると、上操作軸5の反時計方向の回転により
上ナット12が右方に移動し、レバ−14が下ピン16
を中心として時計方向に回転し、上ピン15が最終の上
位置20まで移動し、中心ピン18が切位置21に移動
し、連結装置17の先端部19の移動により切の状態B
になる。
【0009】つぎに、切りの状態Bからハンドル9を下
操作軸7の下挿入部11に連結し、時計方向に回転する
と、下操作軸7の右回転により下ナット13が右方に移
動し、レバ−14が上位置20を中心として反時計方向
に回転し、下ピン16が最終の下位置22まで移動し、
中心ピン18が接地開閉器入位置23に移動し、連結装
置17の先端部19の移動により接地開閉器入の状態C
になる。
【0010】そして、この状態Cからハンドル9を下挿
入部11に連結し、反時計方向に回転すると、前記とは
逆に、下ナット13が左方へ移動し、レバ−14が上位
置20を中心として時計方向に回転し、下ピン16が図
4の図示の位置まで移動し、中心ピン18が切位置21
に移動し、切の状態Bになる。
【0011】さらに、この状態Bからハンドル9を上挿
入部10に連結し、時計方向に回転すると、上ナット1
2が左方へ移動し、レバ−14が図4の下ピン16を中
心として反時計方向に回転し、上ピン15が図4の図示
の位置まで移動し、中心ピン18が図4の図示の位置へ
移動し、図4の断路器入の状態Aになる。
【0012】つぎに、24は上ナット12に突設された
上カムフォロア、25は下ナット13に突設された下カ
ムフォロア、26は上操作軸5に並設され本体1に回転
自在に支持された上カム軸であり、上カムフォロア24
が遊嵌する上カム溝27が形成されている。28は下操
作軸7に並設され本体1に回転自在に支持された下カム
軸であり、下カムフォロア25が遊嵌する下カム溝29
が形成されている。
【0013】30は本体1の前板2の前側において上カ
ム軸26に固着された上回転板、31は同様に下カム軸
28に固着された下回転板、32,33はそれぞれ上,
下回転板30,31に透設され上,下挿入部10,11
が露出した円弧状の上,下長孔,34,35はそれぞれ
上,下回転板30,31の端部に突設された上,下突出
部である。
【0014】36はシャッタ、37はシャッタ36に上
下方向に形成されたガイド、38は前板2に植設されガ
イド37に挿入したガイドピンであり、シャッタ36が
上下に移動自在になっている。39,40はシャッタ3
6の上,下部に折曲により形成された上,下係止片であ
る。
【0015】つぎに、インタ−ロックについて説明す
る。図7aは断路器入の状態Aであり、上,下回転板3
0,31の上,下突出部34,35が下部に位置してシ
ャッタ36の上,下係止片39,40に当接せず、シャ
ッタ36が自重により下部に位置し、下挿入部11がシ
ャッタ36により遮蔽され、下挿入部11にハンドル9
を連結することができない。なお、このとき、上挿入部
10は露出している。即ち、断路器入の状態Aでは、接
地開閉器の操作が禁止されている。
【0016】この断路器入の状態Aにおいて、前記のと
おり、ハンドル9を上挿入部10に連結して反時計方向
に回転すると、切の状態Bになり、同時に、上カムフォ
ロア24の移動により上カム溝27,上カム軸26を介
して上回転板30が4分の1(90゜)反時計方向に回
転し、上突出部34が上係止片39に当接してシャッタ
36を若干持ち上げ、シャッタ36を図7bに示す中間
部に位置させ、下挿入部11が露出し、上挿入部10も
露出した状態である。即ち、切の状態Bでは、断路器及
び接地開閉器のいずれの操作も可能である。
【0017】つぎに、ハンドル9を下挿入部11に連結
して時計方向に回転すると、前記のとおり接地開閉器入
の状態Cになり、同時に下カムフォロア25の移動によ
り下カム溝29,下カム軸28を介して下回転板31が
4分の1(90゜)反時計方向に回転し、下突出部35
が下係止片40に当接してシャッタ36をさらに持ち上
げ、シャッタ36を図7cに示す上部に位置させ、シャ
ッタ36により上挿入部10が遮蔽され、上挿入部10
にハンドル9を連結することができない。即ち、接地開
閉器入の状態Cでは、断路器の操作が禁止される。
【0018】つぎに、図7cの接地開閉器入の状態Cか
らハンドル9を下挿入部11に連結して操作することに
より、図7bの切の状態Bになり、さらに、ハンドル9
を上挿入部10に連結して操作することにより、図7a
の断路器入の状態Aになり、この状態では、前記のとお
り、接地開閉器の操作が禁止される。なお、41,42
は両操作軸5,7の自動操作用のモ−タである。
【0019】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。断路器及び
接地開閉器をそれぞれ入,切する操作軸5,7のそれぞ
れの回転により回転する回転板30,31が設けられ、
その両回転板30,31の回転に連動したシャッタ36
が断路器の入状態で接地開閉器に手動操作用ハンドル9
の挿入部11を閉にし,接地開閉器の入状態で断路器の
手動操作用ハンドル9の挿入部10を閉にし,断路器及
び接地開閉器の切状態で両挿入部10,11を開にする
ため、断路器と接地開閉器のいずれか一方が入の状態に
あるとき、他方の入を禁止することができ、誤操作が防
止され、かつ、構成が簡単で安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の斜視図である。
【図2】図1の一部の斜視図である。
【図3】図1の他の一部の斜視図である。
【図4】図1の一部の左切断側面図である。
【図5】図1の切断正面図である。
【図6】図1の他の一部の左切断側面図である。
【図7】a,b,cはそれぞれ異なる状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
5,7 操作軸 9 手動操作用ハンドル 10,11 挿入部 30,31 回転板 36 シャッタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断路器と接地開閉器とを複合化し、断路
    器入,切,接地開閉器入の3状態の一連の開閉操作を1
    台の操作器で行う開閉装置用操作器のインタ−ロック装
    置において、 断路器及び接地開閉器をそれぞれ入,切する操作軸と、
    該両操作軸それぞれへの手動操作用ハンドルの挿入部
    と、前記両操作軸のそれぞれの回転により回転する回転
    板と、該両回転板の回転に連動し,断路器入状態で接地
    開閉器の前記挿入部を閉にし,接地開閉器の入状態で断
    路器の前記挿入部を閉にし,断路器及び接地開閉器の切
    状態で前記両挿入部を開にするシャッタとを備えた開閉
    装置用操作器のインタ−ロック装置。
JP856192U 1992-01-28 1992-01-28 開閉装置用操作器のインターロック装置 Expired - Lifetime JP2554999Y2 (ja)

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JPH0562935U JPH0562935U (ja) 1993-08-20
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JP4682002B2 (ja) * 2005-09-27 2011-05-11 株式会社日立製作所 地上用変圧器装置
KR101707966B1 (ko) * 2015-10-14 2017-02-27 엘에스산전 주식회사 가스절연 개폐기의 인터락 장치
JP6661324B2 (ja) * 2015-10-16 2020-03-11 関西電力株式会社 配電盤

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