JP2593306Y2 - 多回路開閉器 - Google Patents

多回路開閉器

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JP2593306Y2
JP2593306Y2 JP1992013061U JP1306192U JP2593306Y2 JP 2593306 Y2 JP2593306 Y2 JP 2593306Y2 JP 1992013061 U JP1992013061 U JP 1992013061U JP 1306192 U JP1306192 U JP 1306192U JP 2593306 Y2 JP2593306 Y2 JP 2593306Y2
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啓介 佐藤
初男 末永
政弘 太田
孝一 立川
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、ガス容器内に数回路分の
主回路開閉器と接地用開閉器を収納した多回路開閉器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】多回路開閉器は図1に示すように
ス容器内1に3回路の主回路開閉器SW1、SW2、S
W3と、この主回路開閉器の幹線に接続した接地用開閉
器ES1、ES2、ES3を収納している。 従来のもの
は、主回路開閉器および接地用開閉器は独立して開閉操
作が出来るように構成され、開閉操作の連携は、関連操
作に連動する表示指針をガス容器1の板面に設け、主回
路開閉器あるいは接地用開閉器の入もしくは切の動作を
表示するようにし、たとえば主回路開閉器SW3に接続
された幹線路で工事する際、主回路開閉器SW3を開路
し、つぎに接地用開閉器ES3を閉路するようにしてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の多回路
開閉器によれば、主回路開閉器および接地用開閉器はそ
れぞれ独立して開閉動作が行われ、ガス容器の板面にそ
れぞれの開閉器の動作を表示するだけである。したがっ
て、たとえば接地用開閉器ES3が閉路しているとき、
主回路用開閉器SW3を誤って閉路操作すると短絡事故
が発生し、配電線路全体が停電するという欠点があっ
た。本案はこのような欠点を取除くために行われたもの
で、主回路開閉器と接地用開閉器のいずれか一方の開閉
器を閉路しているときは他方の開閉器は閉路操作がで
きないようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ガス容器内に、数回路分
の主回路開閉器と、この主回路開閉器に接続した接地用
開閉器を収納した多回路開閉器において、主回路開閉器
の開閉操作に連動しガス容器の器壁より突出させた回動
軸と、ガス容器の器壁より突出させ接地用開閉器を開閉
操作する操作軸とを設け、前記回動軸と操作軸のいずれ
一方に一端を固定し他端に長溝で、かつ端部に長溝
の径よりも大きな径の穴を形成したカム溝を有するレバ
ーを取付け、他方に、前記長溝の径よりも大きく、かつ
前記穴の径よりも小さい径の長径部と、前記長溝の径よ
りも小さい径の短径部とを有する楕円形状のカム板を取
付け、前記カム板が、前記穴の位置にあるときのみ回動
し、前記長溝の位置にあるときは前記長径部が前記長溝
に衝接して回動が阻止されることにより、主回路開閉器
と接地用開閉器のいずれか一方の開閉器が閉路している
ときには、他方の開閉器の閉路操作を阻止するようにし
ている。
【0005】
【作用】したがって、一方の操作軸に設けたレバーと他
方の軸に設け前記レバーのカム溝に係合するカム板によ
り、主回路開閉器の閉路時は接地用開閉器の閉路操作が
阻止され、接地用開閉器の閉路時は、主回路開閉器の閉
路操作阻止される
【0006】
【実施例】図2、3は本案の実施例を示すもので、図2
要部断面図、図3は動作説明図である。1は直方体状
に形成し、消弧性ガスを封入したガス容器で、容器内に
主回路開閉器SW1、SW2、SW3および接地用開閉
器ES1、ES2、ES3が収納されている。図2は、
前記ガス容器内の主回路開閉器SW1と接地用開閉器
ES1の断面を示すもので、主回路開閉器SW1は、
可動接触子2とこれに接離する固定接子3とこれら接
触子を支持する絶縁材よりなる支持筒4が設けられてい
る。前記支持筒4には、この支持筒と一体に形成し固
定電極5を埋設したフランジ6が設けられ、このフラン
ジ6をガス容器の底板に取付けている。前記可動接触
子2は、支持筒4に取付けた端子板8に摺動接触子7を
介して接続され、相隣り合う他の主回路開閉器の端子板
を経て器外に導出され、固定電極5は外部端子を器外に
導出するようにしてある。接地用開閉器ES1は固定電
極5に導電材の支持台9を設け、この支持台に固定接触
片10が設けられ、回動しうるように取付けた作動軸1
1に可動接触刃12を取付けて構成している。前記可動
接触刃12は可撓導体13を介して接地してある。1
4、15ガス容器の器壁より一部を突出させて回動し
うるように器壁に取付けた回動軸で、回動軸14にはレ
バー機構16を設けている。17は投入ばねで、一端を
前記回動軸14に設けたレバー機構16と連係した操作
軸18に係止し、他端を操作軸18に回動自在に設けた
レバー19に係止してある。レバー19には図示しない
把持部を設け、レバー23の一端に連結してある。20
は図示しない支持部材に取付け回動する駆動軸で、この
駆動軸にレバー21を設け、端部に把持部22を設け、
可動接触子2に係合している。23は駆動軸20に取付
けたレバーで、このレバーの一端と回動軸15に取付け
た作動板24との間に継手25が設けられ、駆動軸20
が回動すると回動軸15が回動するように構成してあ
る。26は器壁に回動しうるように取付けた操作軸で、
軸端に傾動板27が設けられ、この傾動板27に設けた
ピン28を作動軸11に設けた支持腕29の係合穴に係
合させ、傾動板27の傾動によりピン28を介して支持
腕29を回動し、この支持腕29と一体に作動軸11を
回動し、作動軸11に取付けた可動接触刃12を固定接
触片10に接離するように構成してある。30は回動軸
14に取付けた連結片、31はレバーで、一端を前記連
結片にピン32で結合し、他端に長溝34を設け、
34の端部に、長溝34の径よりも大きな径の穴35を
形成したカム溝33が設けてある。36は操作軸26に
固定した楕円形状のカム板で、前記長溝34の径よりも
大きく、かつ前記穴35の径よりも小さい径の長径部3
7と、前記長溝34の径よりも小さい径の短径部38を
有し、前記レバー31のカム溝33に係合してある。3
9は操作軸26に固定した連結子、40はレバーで一端
を前記連結子39にピン41で結合し、他端に長溝43
を設け、長溝43の端部に、長溝43の径よりも大きな
径の穴44を形成したカム溝42が設けてある。45は
回動軸に取付けた楕円形状のカム板で、前記長溝43の
径よりも大きく、かつ前記穴44の径よりも小さい径の
長径部46と、前記長溝43の径よりも小さい径の短径
部47を有し、前記レバーのカム溝42に係合するよう
にしてある。図2、3は主回路開閉器SW1および接地
用開閉器ES1が開路している状態を示す。いま、手動
操作により主回路開閉器SW1を閉路するに、回動軸1
4に図示しないハンドルを装着して時計方向に回動する
と、この回動軸に連動して連結片30を介して回動レバ
ー31を矢印A方向に作動し、操作軸26のカム板36
の短径部38に沿って移動するとともに、回動軸14の
回動によりレバー機構16を介して、投入ばね17を圧
縮しデッドポイントを越えると、投入ばねのばね力によ
り操作軸18を反時計方向に回動し、操作軸18に設け
たレバー19により駆動軸20が時計方向に回動し可動
接触子2を固定接触子3に閉合させて、閉路操作を完了
する。このように主回路開閉器が閉路している状態で誤
って接地用開閉器を閉路操作するに、操作軸26を回動
してもカム板36の長径部37がレバー31のカム溝の
溝34に阻止されて操作軸26が回動しないようにし
ある。次に手動操作により主回路開閉器SW1を開路す
るに、閉路動作とは反対方向に回動軸14を回動し、こ
の回動軸14に連動してリンク機構16およびレバー1
9を介して可動接触子2を固定接触子3から開離すると
ともに、回動軸14に取付けたレバー31は、矢印A方
向と反対方向に作動し、このレバーのカム溝3がカム
板36の短径38に沿って作動し、カム板36がレバ
ーの穴35に達して開路操作は完了する。また自動操作
により主回路開閉器SW1を閉路するに、図示しない電
磁石を投入すると、これと一体に駆動軸20が時計方向
に回動し、この駆動軸20に設けたレバー21が回動
し、レバー21に設けた把持部22を介して可動接触子
2を固定接触子3に閉合して電路を閉路するとともに、
駆動軸20に設けたレバー23が駆動軸20と一体に回
動し、レバー23に設けた継手25を介し作動板24と
とも回動軸15を回動する。この回動軸15に設けたカ
ム板45が時計方向に90度回動する。主回路開閉器S
W1が自動操作により閉路した状態で接地用開閉器ES
1を閉路操作するに、操作軸26に図示しないハンドル
を装着して時計方向に回動すると、操作軸26に取付け
た連結子39を介してレバー40を矢印B方向に作動す
るもカム板45の長径部46がカム溝42の溝43端部
に衝接し、作動は阻止され、接地用開閉器ES1の閉路
操作はできない。自動操作の電磁石を開路するに、前記
閉路操作と反対向に動作して可動接触子2は固定接触子
3から開離して開路動作は完了する。図2、3で示す
回路開閉器SW1および接地用開閉器ES1が開路して
いる状態から接地用開閉器ES1を閉路操作すると、図
示しないハンドルを操作軸26に装着して、操作軸を回
動すると、操作軸に設けたカム36が90度回動すると
ともに回動軸14に取付けたレバー31の矢印A方向の
作動を阻止されて閉路操作ができない。操作軸26に取
付けた連結子39よりレバー40を矢印B方向に作動
し、レバーに設けたカム溝42が回動軸15に取付けた
カム板45の短径47に沿って移動して、接地用開閉器
の閉路操作は完了する。この状態でいま手動操作により
主回路開閉器SW1を閉路するに、カム板36は90度
回転しており、手動操作により回動する回動軸14に連
動するレバーのカム溝33がカム板の長径部37に衝接
して、矢印A方向の移動は阻止され、手動操作はできな
い。つぎに自動操作により主回路開閉器SW1を閉路操
作するに、レバーのカム溝43に回動軸15に設けたカ
ム板45が係合して回動軸15の回動が阻止され、可動
接触子を操作する駆動軸20が回動できないようにして
主回路開閉器が閉路できないようにしてある。実施例で
は、主回路開閉器を手動操作および自動操作により開閉
操作するようにしたがいずれか一方の操作でよい。
【0006】
【考案の効果】本案は上述のように、主回路開閉器と接
地用開閉器をガス容器に収納し、主回路開閉器の手動操
作あるいは自動操作に連動する回動軸をガス容器の器壁
を突出させ、接地用開閉器を開閉操作する操作軸をガス
容器の器壁より突出させ、前記回動軸と操作軸との一方
に一端を固定し、他端に長溝と穴を形成したカム溝を有
するレバーを取付け、他方に楕円形状のカム板を取付
け、レバーのカム溝とこのカム溝に係合するカム板とに
より主回路開閉器と接地用開閉器の一方が閉路している
とき、他方が閉路しないようにしたので、安全に開閉操
作することができる。また、レバー部材をガス容器外に
設けてあるので、レバーの破損などのとき簡単に取替え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多回路開閉器の単線結線図
【図2】本案の要部断面図
【図3】本案の動作説明図
【符号の説明】
SW1、SW2、SW3 主回路開閉器 ES1、ES2、ES3 接地用開閉器 1 ガス容器 2 可動接触子 3 固定接触子 10 固定接触片 12 可動接触刃 14、15 回動軸 16 レバー機構 17 投入ばね 18 操作軸 19 レバー 20 駆動軸 21 レバー 23 レバー 24 作動板 26 操作軸 30 連結片 31 レバー 32 ピン 33 カム溝 36 カム板 39 連結子 40 レバー 42 カム溝 45 カム板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 山田 洋一 (56)参考文献 特開 昭58−119708(JP,A) 特開 昭52−81538(JP,A) 特開 昭59−216407(JP,A) 特開 平4−150711(JP,A) 実開 昭55−87116(JP,U) 実開 昭60−51708(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 13/00 - 13/075 H02B 1/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス容器内に、数回路分の主回路開閉器
    と、この主回路開閉器に接続した接地用開閉器を収納し
    た多回路開閉器において、 主回路開閉器の開閉操作に連動しガス容器の器壁より突
    出させた回動軸と、ガス容器の器壁より突出させ接地用
    開閉器を開閉操作する操作軸とを設け、 前記回動軸と操作軸のいずれか一方に一端を固定し他
    端に長溝で、かつ端部に長溝の径よりも大きな径の穴を
    形成したカム溝を有するレバーを取付け、 他方に、前記長溝の径よりも大きく、かつ前記穴の径よ
    りも小さい径の長径部と、前記長溝の径よりも小さい径
    の短径部とを有する楕円形状のカム板を取付け、前記カム板が、前記穴の位置にあるときのみ回動し、前
    記長溝の位置にあるときは前記長径部が前記長溝に衝接
    して回動が阻止されることにより、 主回路開閉器と接地
    用開閉器のいずれか一方の開閉器が閉路しているときに
    は、他方の開閉器の閉路操作を阻止するようにしたこと
    を特徴とする多回路開閉器。
JP1992013061U 1992-02-07 1992-02-07 多回路開閉器 Expired - Fee Related JP2593306Y2 (ja)

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JPH0567117U (ja) 1993-09-03

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