JP6661324B2 - 配電盤 - Google Patents

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Description

本発明は配電盤に関する。
配電盤の点検時においては、手動操作により点検操作が行われることがある。この手動操作において、禁止操作を行うと事故につながる恐れがあることから、誤操作防止の観点から、従来、インターロック条件が揃っていなければ、操作ハンドルの挿入を阻止するためのシャッターが開かず、操作ハンドルを用いた手動操作が行えないようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−197168号公報
上記従来技術においては、点検時において手動操作が終了した後に誤って操作ハンドルを取外さなかった場合には、その後に手動操作を行おうとした際に、インターロック条件がそろっていない場合においてもシャッターを閉じることができず、禁止操作を行うことができてしまうという問題点がある。
そこで、本発明は、操作ハンドルの抜き忘れがあった際にも、禁止操作が行えないようにした配電盤を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、投入状態と開放状態とに変更できる遮断器と、該遮断器と直列に配列され、接地状態と入状態とに変更できる接地開閉器と、前記遮断器が投入状態か開放状態を検出する遮断器状態検出部と、前記接地開閉器が接地状態か入状態かを検出する接地開閉器状態検出部と、前記遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されているか否かを判定する電源供給検知手段を有し、
操作ハンドルを用いて、遮断器側操作部を操作することにより遮断器を、投入状態と開放状態とに変更でき、
前記操作ハンドルを用いて、接地側操作部を操作することにより接地開閉器を、接地状態と入状態とに変更でき、
前記電源供給検知手段により遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されていると判定し、かつ、前記遮断器状態検出部により遮断器が開放状態であると検出し、かつ、前記接地開閉器状態検出部により接地開閉器が接地状態であると検出した状態において、第1抑制部により、前記操作ハンドルを用いて前記遮断器側操作部を、前記遮断器が投入状態となる方向に回動することを抑制するようにし、
前記電源供給検知手段により前記遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されていると判定し、かつ、前記接地開閉器状態検出部により前記接地開閉器が入状態であると検出した状態において、第2抑制部により、前記操作ハンドルを用いて前記接地側操作部を、前記接地開閉器が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記操作ハンドルに係合部を設け、
前記第1抑制部に、前記係合部と係合する第1被係合部を設け、前記第2抑制部に、前記係合部と係合する第2被係合部を設け、
前記係合部と第1被係合部とが係合することにより、前記操作ハンドルを用いて前記遮断器側操作部を、前記遮断器が投入状態となる方向に回動することを抑制するようにし、
前記係合部と第2被係合部とが係合することにより、前記操作ハンドルを用いて前記接地側操作部を、前記接地開閉器が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにしたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第1抑制部は、前記第1被係合部を先端に設けるとともに、その反対側に設けた回転軸を中心として回動できるようにし、
前記第2抑制部は、前記第2被係合部を先端に設けるとともに、その反対側に設けた回転軸を中心として回動できるようにし、
前記第1抑制部と前記第2抑制部は、夫々の回動において相互に干渉しないように配置したことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の発明において、前記電源供給検知手段により電源が供給されていないと検知した場合には、
第1抑制部又は第2抑制部が、操作ハンドルによる、遮断器側操作部又は接地側操作部の操作を抑制することがないことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明において、少なくとも前記遮断器の状態、前記接地開閉器の状態、前記遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されているか否かの状態を表示する表示部を設けたことを特徴とするものである。
本発明は、電源供給検知手段により遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されていると判定し、かつ、遮断器状態検出部により遮断器が開放状態であると検出し、かつ、接地開閉器状態検出部により接地開閉器が接地状態であると検出した状態において、第1抑制部により、操作ハンドルを用いて遮断器側操作部を、遮断器が投入状態となる方向に回動することを抑制するようにし、
電源供給検知手段により遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されていると判定し、かつ、接地開閉器状態検出部により接地開閉器が入状態であると検出した状態において、第2抑制部により、操作ハンドルを用いて接地側操作部を、接地開閉器が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにしたことにより、
操作ハンドルの抜き忘れがあった際にも、禁止操作を行うことを防止できる。
本発明の実施例に係る配電盤の正面図。 図1の配電盤において、遮断器の上流側に電源が供給されていない状態の配電盤の要部模式図の正面図。 図2の上部右方から見た斜視図。 図2の右側面図。 遮断器が開放状態で、接地開閉器が接地状態において、遮断器の上流側に電源が供給されている状態の正面図。 図5の上部右方から見た斜視図。 図5の状態から、遮断器側操作部に操作ハンドルを取付けた状態の正面図。 図7の上部左方から見た斜視図。 図7の右側面図。 接地側操作部に操作ハンドルを取付け、図5の状態から接地開閉器を入状態に変更した状態の正面図。 図10の上部右方から見た斜視図。 図10の下部右方から見た斜視図。 遮断器が開放状態で、接地開閉器が接地状態を示す回路図。 遮断器が開放状態で、接地開閉器が入状態を示す回路図。 遮断器が投入状態で、接地開閉器が接地状態を示す回路図。 遮断器が投入状態で、接地開閉器が入状態を示す回路図。
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の配電盤1の正面図を示し、以下において配電盤1を正面から見た右側Aを右側、左側Bを左側、上側Cを上側、下側Dを下側として説明する。
配電盤1は、図13〜16に示すように、直列に配置された遮断器2と接地開閉器3を有する。
遮断器2の上流側には図示しない電源供給手段より電源が供給されるようになっている。また、遮断器2は、遠隔等からの電動操作又は手動操作により、主回路の開閉操作を行うことができ、開動作することにより図13,14に示すように開放状態となり、また閉動作することにより図15,16に示すように投入状態となる。遮断器2が、開放状態か投入状態かを、図示しない遮断器状態検出部により検出することができるようになっている。
接地開閉器3は、遠隔等からの電動操作又は手動操作により、接地電極と主回路電極との接続を切り替えることができ、開操作を行うことにより図13,15に示すように接地電極側に接続されて接地状態となり、閉動作をすることにより図14,16に示すように主回路電極と接続されて入状態となるようになっている。接地開閉器3が、接地状態か入状態かを、図示しない接地開閉器状態検出部により検出することができるようになっている。
遮断器2の開閉操作を、操作ハンドル5を用いて手動にて行うには、図5,図7に示すように、遮断器側操作部6に操作ハンドル5を取り外し可能に取付け、操作ハンドル5を図2における時計回り方向に回動させると、遮断器2が投入となり、反時計回り方向に回動させると開放状態となるようになっている。
接地開閉器3の接続の切替えを、操作ハンドル5を用いて手動にて行うには、図10に示すように、接地側操作部7に操作ハンドル5を取り外し可能に取付け、操作ハンドル5を図2における時計回り方向に回動させると、接地開閉器3が接地状態となり、反時計回り方向に回動させると入状態となるようになっている。
図1に示すように、配電盤1の本体部1aの上部には、抑制装置10が設けられている。抑制装置10には、遮断器2に供給される電源とは異なる図示しない電源部を有し、遮断器2に電源が供給されていない状態においても、抑制装置10は作動することができるようになっている。本実施例では電源部として蓄電池を用い、遮断器2に供給される電源を用いて蓄電するようになっている。本実施例では、抑制装置10を電源挿入側1bと、配電側1cの1つのみに設けたが、抑制装置10は、電源挿入側1bのみや、配電側1cのすべてに設けるなど、用途に応じて任意の位置に抑制装置10を設けることができる。
抑制装置10には、第1抑制部11と、第2抑制部12が設けられている。夫々の抑制部11(12)は、回転軸11a(12a)を回転軸として、回動手段13(14)により正逆回転できるようになっている。回動手段13,14には電源部より電源が供給されるとともに、抑制装置10内に設けた図示しない制御部により、第1抑制部11、第2抑制部12の夫々の回動位置を制御することができるようになっている。本実施例では、回動手段13,14としてモータを用いた。
第1抑制部11の先端部には、第1被係合部11bが形成され、第2抑制部12の先端部には、第2被係合部12bが形成され、両被係合部11b,12bは、操作ハンドル5に設けた係合部5aと係合できるようになっている。
第1抑制部11は、図2〜図6に示すように、略長方形状に形成された板状部材で構成され、その長手方向における一端側である先端部に、第1被係合部11bが形成され、他端側には回転軸11aが設けられている。第1被係合部11bは、図2,図3に示すように、左側のみが開口する溝11cで構成されている。更に、第1被係合部11bは、回転軸よりも右側に偏心して形成されている。
また、第1抑制部11は、図7に示すように、第1被係合部11bが最下端に位置する状態から反時計方向に回動し、図2に示すように、第1被係合部11bが回転軸11aに対して右側に位置する最上端に位置した状態から時計方向に回動するようになっている。
第2抑制部12は、図2〜図6に示すように、略長方形状に形成された板状部材で構成され、その長手方向における一端側である先端部に、第2被係合部12bが形成され、他端側には回転軸12aが設けられている。第2被係合部12bは、図2,図3に示すように、左側のみが開口する溝12cで構成されている。更に、第2被係合部12bは、回転軸よりも右側に偏心して形成されている。
また、第2抑制部12は、図10に示すように、第2被係合部12bが最下端に位置する状態から反時計方向に回動し、図2に示すように、第2被係合部12bが回転軸12aに対して右側に位置する最上端に位置した状態から時計方向に回動するようになっている。
第2抑制部12は、図4に示すように、第1抑制部11の後側に位置するように配置され、第1抑制部11と第2抑制部12が夫々回動する際に相互に干渉しないように配置されている。
操作ハンドル5を、遮断器側操作部6に取付けた状態では、遮断器2が、開放状態、投入状態の何れの状態においても、図7に示すように、係合部5aは操作ハンドル5の上部に位置するようになっている。また、係合部5aは、図7に示すように、操作ハンドル5の回転軸芯より右側に偏心して設けられているとともに、図9に示すように、板状部材を曲折して形成されている。
図7に示すように、第1被係合部11bが最下端に位置するように第1抑制部11が回動した状態で、操作ハンドル5を遮断器側操作部6に取付けると、操作ハンドル5の係合部5aが、第1抑制部11の第1被係合部11bである溝11cに嵌入して、相互に係合するようになっている。この状態においては、第1抑制部11の回転軸11aの中心と、操作ハンドル5の中心は、一鉛直線上に位置し、係合部5aは鉛直線より右側に位置するようになっている。このため、この係合状態から、操作ハンドル5を時計側方向(遮断器2を投入状態とする方向)に回動することはできないようになっている。すなわち、係合部5aの下方への回転が第1被係合部11bで阻止されるからである。なお、第1被係合部11bにより、操作ハンドル5を、反時計側方向(遮断器2を開放状態とする方向)に回動することは阻止されない。
操作ハンドル5を、接地側操作部7に取付けた状態では、同様に、接地開閉器3が、接地状態、入状態の何れの状態においても、図10に示すように、係合部5aは操作ハンドル5の上部に位置するようになっている。
図10に示すように、第2被係合部12bが最下端に位置するように第2抑制部12が回動した状態で、操作ハンドル5を接地側操作部7に取付けると、操作ハンドル5を遮断器側操作部6に取付けた際と同様に、操作ハンドル5の係合部5aと第2抑制部12の第2被係合部12bとが係合するようになっている。この状態において、第2抑制部12の回転軸12aの中心と、操作ハンドル5の中心は、一鉛直線上に位置し、係合部5aは鉛直線より右側に位置するようになっている。このため、この係合状態から、操作ハンドル5を時計側方向(接地開閉器3を接地状態とする方向)に回動することはできないようになっている。なお、第2被係合部12bにより、操作ハンドル5を、反時計側方向(接地開閉器3を入り状態とする方向)に回動することは阻止されない。
遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されているか否かを判断する図示しない電源供給検知手段が設けられている。本実施例においては、電源供給検知手段として、遮断器2の上流側の電圧を検出して、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されているか否かを判断するようにした。この電源供給検知手段により電源が供給されていると判断すると、抑制装置10の前面の表示部14に設けた本体電源ランプ15が点灯し、供給されていないと判断すると本体電源ランプ15が点灯しないようになっている。この本体電源ランプ15により、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されているか否かを外部から判断することができるようになっている。
表示部14には、抑制装置10が起動しているか否かを示す抑制装置電源ランプ16が設けられている。
抑制装置10には、図1に示すように、円弧状の案内溝20,20が設けられている。夫々の案内溝20内には、移動部材21が設けられ、案内溝20にそって移動できるようになっている。移動部材21は、連結部材22を介して、抑制部11(12)の回転軸11a(12a)に連結されている。
案内溝20内の移動部材21の位置を抑制部位置検出手段23a(23b)により検出することにより、抑制部11(12)の回動状態を検出することができるようになっている。また、抑制部11(12)の被係合部11b(12b)が最下端に位置している状態で、操作ハンドル5の係合部5aにより、抑制部11(12)の回転軸11a(12a)を上方へと回動させる力が作用すると、抑制部位置検出手段23a(23b)によりその作用を検知して、警告音がなるとともに、表示部14に設けた作動ランプ25が点灯するようになっている。また、被係合部11b(12b)が所定の位置からずれた場合には、所定の位置となるまで回転軸11a(12a)を回動させるようになっている。
次に、抑制装置10の動きについて説明する。
抑制装置10が起動した状態で、かつ、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されていない状態においては、抑制装置10には電源部より電源が供給されている。遮断器状態検出部により、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されていないことを検出し、制御部に信号を送り、制御部は、図1〜図4に示すように、抑制部11(12)の被係合部11b(12b)が最上位置となるように回動させている。遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されていない状態においては、操作ハンドル5を用いた手動操作により、遮断器2と接地開閉器3の状態を任意に変更することができる。
また、抑制装置10が起動した状態で、かつ、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されている状態においては、遮断器状態検出部により、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されていることを検出し、本体電源ランプ15を点灯させる。
図13に示すように、遮断器2が開放状態で、接地開閉器3が接地状態の際には、遮断器状態検出部と接地開閉器状態検出部により、遮断器2と接地開閉器3の夫々の状態を検出し、制御部に信号を送り、制御部において、遮断器2が開放状態で、かつ、接地開閉器3が接地状態であると判定すると、図5,図6に示すように、第1抑制部11のみを、被係合部11bが最下位置となるように回動させる。第2抑制部12は、その被係合部12bが最上位置となっている。なお、作業者に注意を喚起するために、所定時間警告音がなるとともに、表示部14に設けた作動ランプ25が点灯した後に、第1抑制部11を回動させるようになっている。
この状態において、操作ハンドル5を、遮断器側操作部6に取付けたとしても、図7に示すように、操作ハンドル5の係合部5aと第1抑制部11の第1被係合部11bとが係合し、操作ハンドル5を時計側方向(遮断器2を投入状態とする方向)に回動することができない。すなわち、手動操作により遮断器2を、開放状態から投入状態に変更することができない。仮に、操作ハンドル5を時計側方向(遮断器2を投入状態とする方向)に回動できてしまうと、図15に示すように、接地開閉器3は接地状態で、遮断器2が投入状態となり、短絡事故となってしまうため、この行為は禁止行為であり、第1抑制部材11により手動操作でこの禁止操作が行われることを防止している。更に、操作ハンドル5を、時計側方向に回動させようとすると、その動作を抑制部位置検出手段23aが検知して、警告音がなるとともに、表示部14に設けた作動ランプ25が点灯するようになっている。
次に、接地側操作部7に操作ハンドル5を取付け、操作ハンドル5を、反時計側方向(接地開閉器3を入り状態とする方向)に回動させて、図14に示すように、接地開閉器3は入状態とし、遮断器2を開放状態のままとする。遮断器状態検出部と接地開閉器状態検出部により、遮断器2と接地開閉器3の夫々の状態を検出し、制御部に信号を送り、制御部において、遮断器2が開放状態で、かつ、接地開閉器3が入状態であると判定すると、図10〜図12に示すように、第1抑制部11を、第1被係合部11bが最上位置となるように反時計方向に回動させるとともに、第2抑制部12は、その第2被係合部12bが最下位置となるように時計方向に回動させる。なお、作業者に注意を喚起するために、所定時間警告音がなるとともに、表示部14に設けた作動ランプ25が点灯しながら、抑制部11(12)を回動させるようになっている。
この状態においては、操作ハンドル5の係合部5aと第2抑制部12の第2被係合部12bとが図10に示すように係合し、操作ハンドル5を時計側方向(接地開閉器3を接地状態とする方向)に回動することができない。すなわち、第2抑制部12により、手動操作により接地開閉器3を、入状態から接地状態に変更する禁止操作が行われることを防止している。更に、操作ハンドル5を、時計側方向に回動させようとすると、その動作を抑制部位置検出手段23bが検知して、警告音がなるとともに、表示部14に設けた作動ランプ25が点灯するようになっている。
この状態において、操作ハンドル5を、遮断器側操作部6に取付け、操作ハンドル5を時計側方向(遮断器2を投入状態とする方向)に回動することにより、図16に示すように、遮断器2が投入状態、接地開閉器3が入状態の通電状態とすることができる。なお、本実施例では、解除スイッチ30を押すことにより、遮断器2の開放を行うこともできる。
遮断器2が投入状態においても、第2抑制部12は、その被係合部12bが最下位置となる状態のままであり、操作ハンドル5を用いて接地開閉器3を接地状態に変更する禁止操作は行えないようになっている。
このように、接地開閉器3の入状態においては、遮断器2が投入状態か開放状態かにかかわらず、第2抑制部12は、その被係合部12bが最下位置となる状態のままであり、操作ハンドル5を用いて接地開閉器3を入状態から接地状態に変更する禁止操作は行えないようになっている。
一旦、接地開閉器3を入状態から接地状態に変更したい場合には、電源供給側から遮断器2の上流側への電源の供給を停止する必要がある。電源供給を停止すると、上記のように、電源供給検知手段が、遮断器2の上流側に電源供給手段より電源が供給されていないことを検出し、抑制部11(12)を、その被係合部11b(12b)が最上位置となるように回動し、接地開閉器3を入状態から接地状態へと変更することができる。
なお、遮断器状態検出部により検出した遮断器2の状態と、接地開閉器状態検出部により検出した接地開閉器3の状態を表示部14等に表示するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、第1抑制部11を、略長方形状に形成された板状部材で構成し、その長手方向における先端部に、第1被係合部11bを形成するとともに、その反対側の基端部に設けた回転軸11aを中心として回動するようにしたが、上記のように所定条件を満たした際に、制御部からの指令により作動して操作ハンドル5により遮断器側操作部6を、遮断器2が投入となる方向に回動することを抑制するようにすることができれば、任意の構造とすることができる。例えば、遮断器側操作部6の左上部に円筒状の部材を前後方向に摺動するように配置し、上記の条件が整った際に、円筒状の部材を突出させて、操作ハンドル5を用いて遮断器側操作部6を、遮断器2が投入状態となる方向に回動することを抑制するようにしてもよい。
同様に、第2抑制部12を、上記構造以外にも、上記のように所定条件を満たした際に、制御部からの指令により作動して操作ハンドル5を用いて接地側操作部7を、接地開閉器3が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにすれば任意の構造とすることができる。例えば、接地側操作部7の右下部に円筒状の部材を前後方向に摺動するように配置し、上記の条件が整った際に、円筒状の部材を突出させて操作ハンドル5を用いて接地側操作部7を、接地開閉器3が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにしてもよい。
このように、遮断器2の上流側に電源が供給されている状態において、遮断器2が開放状態で、接地開閉器3が接地状態である場合、第1抑制部11が回動し、第1被係合部11bが、操作ハンドル5の係合部5aと係合することにより、操作ハンドル5を用いて遮断器側操作部6を、遮断器2が投入状態となる方向に回動することが抑制される。
また、遮断器2の上流側に電源が供給されている状態において、接地開閉器3が入状態である場合に、第2抑制部12が回動して、第2抑制部12の第2被係合部12bが、操作ハンドル5の係合部5aと係合することにより、操作ハンドル5を用いて接地側操作部7を、接地開閉器3が接地状態となる方向に回動することが抑制される。
したがって、上記従来技術のように、前回の点検時等において、操作ハンドル5を操作部6,7に取付けたままであっても、抑制部11,12の動きは、操作ハンドル5の有無により影響をうけず、抑制部11,12により操作ハンドル5を用いて禁止操作を行うことを防止できる。
1 配電盤
2 遮断器
3 接地開閉器
5 操作ハンドル
5a 係合部
6 遮断器側操作部
7 接地側操作部
11 第1抑制部
11b 第1被係合部
12 第2抑制部
12b 第2被係合部
14 表示部

Claims (5)

  1. 投入状態と開放状態とに変更できる遮断器と、該遮断器と直列に配列され、接地状態と入状態とに変更できる接地開閉器と、前記遮断器が投入状態か開放状態を検出する遮断器状態検出部と、前記接地開閉器が接地状態か入状態かを検出する接地開閉器状態検出部と、前記遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されているか否かを判定する電源供給検知手段を有し、
    操作ハンドルを用いて、遮断器側操作部を操作することにより遮断器を、投入状態と開放状態とに変更でき、
    前記操作ハンドルを用いて、接地側操作部を操作することにより接地開閉器を、接地状態と入状態とに変更でき、
    前記電源供給検知手段により遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されていると判定し、かつ、前記遮断器状態検出部により遮断器が開放状態であると検出し、かつ、前記接地開閉器状態検出部により接地開閉器が接地状態であると検出した状態において、第1抑制部により、前記操作ハンドルを用いて前記遮断器側操作部を、前記遮断器が投入状態となる方向に回動することを抑制するようにし、
    前記電源供給検知手段により前記遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されていると判定し、かつ、前記接地開閉器状態検出部により前記接地開閉器が入状態であると検出した状態において、第2抑制部により、前記操作ハンドルを用いて前記接地側操作部を、前記接地開閉器が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにしたことを特徴とする配電盤。
  2. 前記操作ハンドルに係合部を設け、
    前記第1抑制部に、前記係合部と係合する第1被係合部を設け、前記第2抑制部に、前記係合部と係合する第2被係合部を設け、
    前記係合部と第1被係合部とが係合することにより、前記操作ハンドルを用いて前記遮断器側操作部を、前記遮断器が投入状態となる方向に回動することを抑制するようにし、
    前記係合部と第2被係合部とが係合することにより、前記操作ハンドルを用いて前記接地側操作部を、前記接地開閉器が接地状態となる方向に回動することを抑制するようにしたことを特徴とする請求項1記載の配電盤。
  3. 前記第1抑制部は、前記第1被係合部を先端に設けるとともに、その反対側に設けた回転軸を中心として回動できるようにし、
    前記第2抑制部は、前記第2被係合部を先端に設けるとともに、その反対側に設けた回転軸を中心として回動できるようにし、
    前記第1抑制部と前記第2抑制部は、夫々の回動において相互に干渉しないように配置したことを特徴とする請求項2記載の配電盤。
  4. 前記電源供給検知手段により電源が供給されていないと検知した場合には、
    第1抑制部又は第2抑制部が、操作ハンドルによる、遮断器側操作部又は接地側操作部の操作を抑制することがないことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配電盤。
  5. 少なくとも前記遮断器の状態、前記接地開閉器の状態、前記遮断器における前記接地開閉器と反対側に電源が供給されているか否かの状態を表示する表示部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の配電盤。
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