JP2000350315A - 引出し形遮断器 - Google Patents

引出し形遮断器

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JP2000350315A
JP2000350315A JP11158999A JP15899999A JP2000350315A JP 2000350315 A JP2000350315 A JP 2000350315A JP 11158999 A JP11158999 A JP 11158999A JP 15899999 A JP15899999 A JP 15899999A JP 2000350315 A JP2000350315 A JP 2000350315A
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terminal
circuit breaker
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Takio Kokubu
多喜雄 國分
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可動端子が固定端子に円滑に挿入されるととも
に板カムを用いる必要のない装置を提供する。 【解決手段】接続端子83の固定端子83Bと可動端子
83Aとが水平方向に向き合うように配され、第1のガ
イドピン1と第2のガイドピン2とがクレードルの奥行
側に向けて台車側に突設されるとともに、前記ガイドピ
ン1,2のそれぞれと嵌合可能な嵌合穴がクレードル側
に形成され、第1のガイドピン1の先端は第2のガイド
ピン2の先端よりクレードルの奥行側に突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電盤のクレー
ドル内に収納された遮断器を出し入れする引出し形の遮
断器に関し、特に、接続端子の可動端子と固定端子とが
スムーズに挿入する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の引出し形遮断器の構成
を示す正面図である。クレードル52が図示されていな
い配電盤の内部に嵌め込まれるとともに、クレードル5
2の内部に台車22が収納され、車輪23を介してクレ
ードル52の底板21Aに載置されている。台車22の
正面には把手22Bが備えられているとともに、台車2
2の両側には台車22を電動で図12の紙面の垂直方向
へ移動させるための引出しレバー24が取り付けられて
いる。台車22の左側には、後述される補助回路用の接
続端子53が配されている。
【0003】図13は、図12のG矢視図である。上下
に可動接触子10Aが設けられ、この可動接触子10A
のそれぞれに固定接触子10Bが接続されている。可動
接触子10Aと固定接触子10Bとは互いに接離可能で
あり、断路器10を構成している。クレードル52の下
部には電動機13が配され、図示されていない連結機構
を介して引出しレバー24に連結されている。図13
は、遮断器14が運転状態にある場合の構成であるが、
断路器10が開成され、遮断器14の試験状態または断
路状態になると、台車22の前面22Cの位置Xがそれ
ぞれ一点鎖線の位置Y,Zへ移動する。ここでは、遮断
器14が運転状態にある場合を運転位置X、試験状態に
ある場合を試験位置Y、断路状態にある場合を断路位置
Zとする。すなわち、電動機13でもって、台車22を
運転位置X、試験位置Y、断路位置Zの状態に水平移動
させるようになっている。台車22には、遮断器14の
制御回路と台車22を移動させる電動機13の駆動回路
とからなる補助回路が載置されている。その補助回路
は、互いに接離可能な固定端子と可動端子よりなる図示
されていない接続端子を介して配電盤側から給電され、
可動端子が台車22側に設けられるとともに固定端子が
クレードル52側に設けられ、固定端子と可動端子とが
電動機13による台車22の水平移動と連動して接離す
るようになっている。接続端子の固定端子と可動端子と
は、遮断器14の試験位置Yおよび運転位置Xでは補助
回路への全てが接続され、台車22が試験位置Yよりク
レードル52の開口側(左側)へ引き出された断路位置
Zでは電動機13の駆動回路だけが接続され、台車22
が断路位置Zよりさらに左側へ引き出された盤外位置で
は補助回路への全てが遮断されるようになっている。す
なわち、試験位置Yにおいては、断路器10が開成され
遮断器14には主回路電圧が印加されていないが、補助
回路は全て接続されているので主回路側とは関係なく遮
断器14の動作試験などを実施することができる。一
方、断路位置Zでは、断路器10が開成されている上に
補助回路も電動機13の駆動回路以外は開成されてい
る。断路位置Zにおいて、駆動回路を生かせば電動機1
3の駆動によって台車22が試験位置Yに移動する。一
方、断路位置Zにおいて、台車22を手動で右方へ引き
出せば、遮断器14が盤外位置になる。また、後述され
るように、クレードル52に設けられた2本の水平なガ
イド穴58の案内によって接続端子の固定端子が水平方
向に移動するとともに、板カム54との案内によって接
続端子の可動端子が垂直方向に移動するようになってい
る。
【0004】図14は、図12の台車22が盤外位置に
ある場合の構成を示す図であり、図14の(A)は、接
続端子53の構成を示す要部正面図、図14の(B)
は、図14の(A)のH1矢視図である。だだし、図1
4の(A)における台車22の側面は一部破砕され、台
車22の凹み部22Aの内部が示されている。また、図
14の(B)ではクレードル52を除外するとともに、
固定端子53Bの端子カバー75が一部破砕され、その
内部が示されている。
【0005】図15は、図14の可動端子53Aの取り
付け構成を示す斜視図である。図15において、案内板
66がボルト70によって図示されていない台車22の
凹み部にねじ止めされている。案内板66には、垂直方
向に長い長穴68が2本明いている。この長穴68にそ
れぞれ2本ずつガイドねじ69が嵌め込まれ、端子支え
67に固定されたナット76にねじ止めされている。ガ
イドねじ69の根元には円柱状の段69Aが形成され、
段69Aの径がガイドねじ69のねじ部より僅かに太く
なっている。この段69Aが長穴68に嵌まり、ガイド
ねじ69が長穴68に沿って上下自由に移動できるよう
になっている。可動端子53Aは、その差し込み導体7
7を上向きにして端子支え67に固定されている。ま
た、ローラ55が軸55Aを介して端子支え67に固定
されている。ローラ55は軸55Aに対して回動自由で
ある。この軸55Aと案内板66の穴66Aに復帰ばね
63がかけられ、ローラ55が常時下方へ付勢されてい
る。後で詳述されるが、ローラ55の下部を後述される
板カムで上下させることによって、ガイドねじ69が長
穴68に沿って上下し、それにつれて可動端子53Aが
上下するようになっている。復帰ばね63は、ローラ5
5を図示されていない板カムに常時押し付け、ローラ5
5が板カムの上面に沿って移動するようにさせるための
ものである。
【0006】図14の(A)に戻り、台車22側面に形
成された凹み部22Aに案内板66がねじ止めされてい
る。一方、板カム54は、クレードル52の内壁に突設
されている。また、クレードル52には、図14の
(B)のように水平方向に長いガイド穴58が2本平行
に明けられている。このガイド穴58にそれぞれスライ
ドピン57がスライドベース56を介して貫通してい
る。スライドピン57は、図15で示されたガイドねじ
69と全く同じ形をしており、その根元に円柱状の段が
形成されている。この段がガイド穴58に嵌まり、スラ
イドベース56がスライドピン57とともにガイド穴5
8に沿って水平方向に自由に移動できるようになってい
る。スライドベース56には、端子カバー75で覆われ
た固定端子53Bが端子支え64を介して取り付けられ
ている。
【0007】図14の(B)において、スライドベース
56にはL字状のレバー61が取り付けられ、このレバ
ー61とクレードル52側の内壁に突設されたピン60
との間にもう一つの復帰ばね59がかけられている。こ
の復帰ばね59は、常時スライドベース56をクレード
ル52の開口側、すなわち、図14の(B)の右方へ付
勢させている。さらに、台車22側にねじ止めされたL
字状の押し板62が、レバー61の右側へ配されてい
る。可動端子53Aと固定端子53Bは、複数の差し込
み導体と受け導体とを備えている。この差し込み導体お
よび受け導体は、互いに嵌合可能である。板カム54
は、階段状に形成され段差の部分が斜めに接続された板
材からなる。図14の(B)は、右方がクレードル52
の開口側であり、台車22をクレードル52の外側から
断路位置Zに挿入する直前である盤外位置における構成
である。台車22を左方へ移動させれば、ローラ55が
板カム54に沿って移動するので可動端子53Aが自動
的に垂直に移動し、断路位置Zと試験位置Yと運転位置
Xとのそれぞれにおいて接続端子53の可動端子53A
と固定端子53Bとが接続するようになっている。図1
4の(B)における点線の丸印55X,55Y,55Z
は、台車22が運転位置X,試験位置Y,断路位置Zに
それぞれ移動したときのローラ55の位置を示してい
る。
【0008】次に、接続端子53の接離メカニズムを説
明する。図16は、図12の台車22が断路位置Zにあ
る場合の構成を示す図であり、(A)は接続端子53の
構成を示す要部正面図、(B)は、図16の(A)のH
2矢視図である。それぞれ図16の(A)は図14の
(A)に対応し、図16の(B)は図14の(B)に対
応する。台車22を図14の状態から手動によって図1
6の(B)の左方へ移動させながらローラ55を板カム
54の上面に載せ、台車22を断路位置Zへ置く。ロー
ラ55が板カム54の上面に載るので、ローラ55を介
して可動端子53Aと端子支え67が押し上げられる。
それに連動して、可動端子53Aが長穴68によって垂
直方向にガイドされながら上昇する。一方、台車22の
移動によって押し板62がレバー61を押すので、固定
端子53Bもガイド穴58によって左方へ移動する。断
路位置Zで接続端子53が接続されるが、可動端子53
Aの内、電動機に接続される右側2列の差し込み導体6
5だけが固定端子53B側の受け導体に嵌合するように
なっている。台車22を図14の盤外位置から図16の
断路位置へ手動で押し込めば、後は全て電動操作にな
る。
【0009】図17は、図12の台車22が試験位置Y
にある場合の構成を示す図であり、(A)は接続端子5
3の構成を示す要部正面図、(B)は、図17の(A)
のH3矢視図である。それぞれ図17の(A)は図16
の(A)に対応し、図17の(B)は図16の(B)に
対応する。台車22が図16の状態から図17の(B)
の左方へ電動で移動され、試験位置Yまで来ている。固
定端子53Bが押し板62によって左方へ押されるとと
もに、可動端子53Aが板カム54にガイドされながら
上昇する。それによって、可動端子53Aの差し込み導
体が全て固定端子53B側の受け導体に嵌合する。ここ
ではまだ、前述のように図示されていない断路器はまだ
投入されいないが、補助回路用の接続端子53が全て接
続されているので、遮断器の動作チェックなどを行うこ
とができる。
【0010】図18は、図12の台車22が運転位置X
にある場合の構成を示す図であり、(A)は接続端子5
3の構成を示す要部正面図、(B)は、図18の(A)
のH4矢視図である。それぞれ図18の(A)は図17
の(A)に対応し、図18の(B)は図17の(B)に
対応する。台車22が図17の状態から図18の(B)
の左方へ電動で移動され、運転位置Xまで来ている。固
定端子53Bと可動端子53Aとが嵌合した状態でガイ
ド穴58にによって左方へ移動する。ここで、図示され
ていない断路器が投入される。なお、台車22を運転位
置Xからクレードル52の開口側へ引き出すときは、電
動機を逆方向に駆動させれば、接続端子53が前述と逆
の経過を辿る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の引出し形遮断器は、可動端子と固定端子
とが円滑に挿入しないという問題があった。すなわち、
従来の接続端子はガタが大きいために可動端子が固定端
子に当たるだけで挿入されない場合があった。また、そ
のガタ分を小さくすると可動端子の動きが固くなり、こ
の場合も可動端子が固定端子に円滑に挿入されなくなっ
ていた。さらに、板カムの形状が複雑であり製作も困難
であった。この発明の目的は、可動端子が固定端子に円
滑に挿入するとともに板カムを用いる必要のない装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、配電盤の内部に設けられたクレ
ードルに遮断器を載せた台車が前記クレードルの開口側
へ電動機によって水平に出し入れ可能に設けられ、クレ
ードルの奥には互いに接離可能な固定接触子と可動接触
子よりなる断路器が設けられ、固定接触子はクレードル
の奥に固定されるとともに配電盤内の主回路に接続さ
れ、可動接触子は台車側に固定されるとともに遮断器の
主接点に接続され、遮断器の運転位置では台車がクレー
ドルの奥へ挿入されて断路器が閉成され、遮断器の試験
位置では台車がクレードルの開口側へ引き出されて断路
器が開成され、遮断器の制御回路と台車を移動させる前
記電動機の駆動回路とからなる補助回路が台車側に配さ
れ、前記補助回路は互いに接離可能な固定端子と可動端
子よりなる接続端子を介して配電盤側から給電され、可
動端子が台車側に設けられるとともに固定端子がクレー
ドル側に設けられ、固定端子と可動端子とが前記電動機
による台車の水平移動と連動して接離し、前記接続端子
の固定端子と可動端子とは、遮断器の試験位置および運
転位置では補助回路への全てが接続され、台車が前記試
験位置よりクレードルの開口側へ引き出された断路位置
では電動機の駆動回路だけが接続され、台車が前記断路
位置よりクレードルの開口側へさらに引き出された盤外
位置では補助回路への全てが遮断されてなる引出し形遮
断器において、前記接続端子の固定端子と可動端子とが
水平方向に向き合うように配され、第1のガイドピンと
第2のガイドピンとがクレードルの奥行側に向けて台車
側に突設されるとともに、前記ガイドピンのそれぞれと
嵌合可能な嵌合穴がクレードル側に形成され、第1のガ
イドピンの先端は第2のガイドピンの先端よりクレード
ルの奥行側に突出し、台車が遮断器の盤外位置から断路
位置へ移動し可動端子が固定端子に挿入されるときにま
ず先に前記第1のガイドピンが前記嵌合穴に嵌まり、そ
の次に第2のガイドピンが前記嵌合穴に嵌まるるように
するとよい。それによって、可動端子が固定端子に挿入
されるときに、第1のガイドピンでもって可動端子と固
定端子との相互の大きなずれが修正され、第2のガイド
ピンでもって可動端子が固定端子に丁度嵌挿する位置に
来るように微調整される。それによって、可動端子が固
定端子に円滑に挿入されるようになる。
【0013】また、かかる構成において、前記固定端子
が取り付けられるとともに前記嵌合穴が形成されたサポ
ートが前記クレードルにばねを介して水平移動可能に取
り付けられ、前記ばねは前記サポートをクレードルの開
口側に常時付勢させるとともにその付勢力は可動端子を
固定端子に挿入させる力より大きく、台車が遮断器の盤
外位置から断路位置を経由して試験位置へ移動する期間
は前記ばねの付勢力でもってサポートの水平移動が抑え
られ、台車が遮断器の試験位置と運転位置との間を移動
する期間は前記電動機の駆動力でもって前記ばねが伸縮
しながらサポートが水平移動し、台車が遮断器の試験位
置から断路位置へ移動するときに前記サポートの水平移
動を止めるストッパがクレードル側に設けられるように
してもよい。
【0014】また、かかる構成において、前記固定端子
が取り付けられるとともに前記嵌合穴が形成されたサポ
ートが前記クレードルに水平移動可能に取り付けられ、
前記クレードルに係止レバーが取り付けられ、台車が遮
断器の盤外位置から断路位置を経由して試験位置へ移動
する期間は前記係止レバーがサポートと当接することに
よってサポートの水平移動が抑えられ、台車が遮断器の
試験位置と運転位置との間を移動する期間は前記係止レ
バーがサポートから外れて前記電動機の駆動力でもって
サポートが水平移動し、台車が遮断器の試験位置から断
路位置へ移動するときに前記サポートの水平移動を止め
るストッパがクレードル側に設けられるようにしてもよ
い。
【0015】また、かかる構成において、前記固定端子
が取り付けられるとともに前記嵌合穴が形成されたサポ
ートが前記クレードル側に水平移動可能に取り付けら
れ、前記サポート側と前記クレードル側とに互いに嵌合
可能な凸部と凹部が設けられ、台車が遮断器の盤外位置
と試験位置との間を移動する期間は前記凸部と凹部が嵌
合することによってサポートの水平移動が抑えられ、台
車が遮断器の試験位置と運転位置との間を移動する期間
は前記凸部と凹部が外れて前記電動機の駆動力でもって
サポートが水平移動するようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる引出し
形遮断器の構成を示す正面図である。クレードル51が
図示されていない配電盤の内部に嵌め込まれるととも
に、クレードル51の内部に台車22が収納され、車輪
23を介してクレードル51の底板21Aに載置されて
いる。台車22の正面には把手22Bが備えられている
とともに、台車22の両側には台車22を電動で図1の
紙面に垂直な方向へ移動させるための引出しレバー24
が取り付けられている。台車22の左側には、後述され
る補助回路の接続端子83が配されている。
【0017】図2は、図1のA矢視図であり、上下に図
13の従来の構成と同じ断路器10が設けられている。
クレードル51の下部には電動機13が配され、図示さ
れていない連結機構を介して引出しレバー24に連結さ
れている。図2は、遮断器14が運転状態にある場合の
構成であるが、遮断器14が試験状態または断路状態に
なると、台車22の前面22Cが位置Xからそれぞれ一
点鎖線の位置Y,Zへ移動する。従来の構成と同様に、
ここでも遮断器14が運転状態にある場合を運転位置
X、試験状態にある場合を試験位置Y、断路状態にある
場合を断路位置Zとする。すなわち、電動機13でもっ
て、台車22を運転位置X、試験位置Y、断路位置Zの
状態に水平移動させるようになっている。台車22に
は、遮断器14の制御回路と台車22を移動させる電動
機13の駆動回路とからなる補助回路83が載置されて
いる。その補助回路は、互いに接離可能な固定端子と可
動端子よりなる図示されていない接続端子83を介して
配電盤側から給電され、可動端子が台車22側に設けら
れるとともに固定端子がクレードル51側に設けられ、
固定端子と可動端子とが電動機13による台車22の水
平移動と連動して接離するようになっている。接続端子
83の固定端子と可動端子とは、遮断器14の試験位置
Yおよび運転位置Xでは補助回路への全てが接続され、
台車22が試験位置Yよりクレードル51の開口側(左
側)へ引き出された断路位置Zでは電動機13の駆動回
路だけが接続され、台車22が断路位置Zよりさらに左
側へ引き出された盤外位置では補助回路への全てが遮断
されるようになっている。
【0018】図3は、図2の接続端子83の取り付け構
成を示す一部破砕側面図である。だだし、図3は図2の
クレードル51が除外され、接続端子83が盤外位置に
ある場合の取り付け構成である。また、ばね5の中間が
一部破砕され、ばね5の内部が見えるようになってい
る。図示されていないクレードル側に取付け板7が取り
付けられ、この取付け板7の上下に水平軸6が水平に支
えられている。水平軸6の右端にはサポート3が水平移
動自由に取り付けられてあり、水平軸6の右側はばね5
の内部に収められている。このばね5は圧縮性であり、
サポート3と取付け板7との間に介装されて常時サポー
ト3を右方へ常時付勢させている。サポート3に接続端
子83の固定端子83Bが上下に取り付けられている。
一方、図示されていない台車側にも取付け板4が取り付
けられ、この取付け板4の上下に第1のガイドピン1が
水平に取り付けられている。また、取付け板4の4個所
に第2のガイドピン2が水平に取り付けられている。第
1のガイドピン1および第2のガイドピン2は、いずれ
も左端が細くなるように形成されているとともに、第1
のガイドピン1の先端が第2のガイドピン2の先端より
左方へ突出するように設けられている。取付け板4に接
続端子83の可動端子83Aが上下に取り付けられ、こ
の可動端子83Aを左方へ水平移動させれば、固定端子
83Bに嵌まり接続端子83が接続されるようになって
いる。第1のガイドピン1および第2のガイドピン2
は、後述されるように可動端子83Aを固定端子83B
に円滑に挿入させるためのガイドの役目を担っている。
また、接続端子83の内部構成は図14で説明された従
来の接続端子53と同じであり、接続端子53を水平配
置にしただけである。すなわち、可動端子83Aと固定
端子83Bはそれぞれ複数の差し込み導体と受け導体と
を備え、差し込み導体と受け導体とを嵌合させることに
よって接続端子83が導通状態になる。また、可動端子
83Aの差し込み導体の内、2つの差し込み導体(図1
4のBの差し込み導体65と同じ構成)が他の差し込み
導体より突出していて、台車を遮断器の断路位置へ手動
で押し込めば、先ず、その2つの差し込み導体が電動機
につながる受け導体に接続され、後は全て電動で操作出
来るようになっている。
【0019】図4は、図3のB矢視図である。第1のガ
イドピン1は、上下にそれぞれ2本ずつ配され、サポー
ト3側に設けられた嵌合穴1Aに挿入可能になってい
る。一方、第2のガイドピン2も、サポート3側に設け
られた図示されていない嵌合穴に挿入可能になってい
る。
【0020】図5は、図2の台車22が運転位置Xにあ
る場合の接続端子83の取り付け構成を示す側面図であ
り、図3に対応する図である。接続端子83の可動端子
83Aと固定端子83Bとが嵌合するとともに、第1の
ガイドピン1および第2のガイドピン2がサポート3の
嵌合穴を貫通している。さらに、サポート3がねじ5を
圧縮しながら左方へ移動している。
【0021】図2における断路位置Zおよび試験位置Y
の場合の接続端子83の取り付け構成は図示されていな
いが、接続端子83が開閉する過程を次に説明する。図
3の盤外位置においては接続端子83が開成されている
が、図示されていない台車を手動で左方へ移動させる
と、第1のガイドピン1がまず先にサポート3の嵌合穴
に挿入されて可動端子83Aの大まかな位置が決められ
る。次に、第2のガイドピン2がサポート3の嵌合穴に
挿入されて可動端子83Aの位置が修正されて、固定端
子83Bの位置へ正確に案内される。それによって、可
動端子83Aが固定端子83Bへ円滑に挿入される。断
路位置Zにおいては、可動端子83Aの2つの差し込み
端子が電動機につながる固定端子83Bの受け導体に接
続される。さらに、台車を左方へ移動させ試験位置Yに
なると、可動端子83Aのすべての差し込み端子が固定
端子83Bへ挿入される。台車を左方へ移動させ運転位
置Xになると、サポート3が取付け板4によって左方へ
押されるのでねじ5が圧縮され、図5の状態になる。そ
の際、ねじ5の右方への付勢力は、可動端子83Aを固
定端子83Bに挿入させる力より大きくなるように設定
されている。その理由は、ねじ5の右方への付勢力が小
さいと、可動端子83Aが固定端子83Bへ挿入してい
る最中にねじ5が圧縮されてしまい、接続端子83が完
全に閉成しない状態になる可能性があるためである。
【0022】図5の運転位置において、図示されていな
い台車を右方へ移動させると、前述の逆の経過を辿って
図3の盤外位置になる、その際、試験位置から盤外位置
側へ移動するときにサポート3が取付け板4と一緒に移
動しないようにストッパ8が、水平軸6の右端に設けら
れている。すなわち、このストッパ8は、水平軸6より
僅かに大きく形成されるとともに、サポート3に設けら
れ水平軸6が貫通している穴よりもより僅かに大きく形
成されている。それによって、試験位置から盤外位置側
へ移動するときに、接続端子83が開成されるようにな
る。
【0023】前述のように、図14の従来の装置では、
可動端子53Aが固定端子53Bへ円滑に挿入されなか
ったが、図3ような第1のガイドピン1および第2のガ
イドピン2の取り付けによって、可動端子83Aと固定
端子83Bとの嵌合が円滑になった。それによって、装
置の信頼性が向上した。
【0024】図6は、この発明の異なる実施例にかかる
引出し形遮断器の接続端子の取り付け構成を示す側面図
である。だだし、図6もクレードルが除外され、接続端
子の取り付け構成が示されている。水平軸12が取付け
板7と支え板14のそれぞれの上下を水平移動自由にな
るように貫通し、水平軸12の右端にサポート3が固定
されている。支え板14とサポート3との間に圧縮性の
ばね11が介装されている。支え板14にロッド13の
右端が固定され、ロッド13も水平移動自由になるよう
に取付け板7をを貫通している。水平軸12はばね11
の内部を貫通するとともに、ロッド13の左端にはロー
ラ10が回動自由に取り付けられている。さらに、2股
状の係止レバー9が回動自由に取付け板7に取り付けら
れ、係止レバー9の上側のレバー片がローラ10と当接
するとともに、係止レバー9の下側のレバー片が下側の
水平軸12の左端面と当接している。また、ロッド13
の途中に取り付けられたストッッパ17が取付け板7の
右側と当接している。
【0025】図7は、図6のC矢視図である。取付け板
7に支え15が設けられ、係止レバー9がこの支え15
に支持された軸16を介して回動自由に取り付けられて
いる。図6および図7のその他は、それぞれ図3および
図4の構成と同じである。また、図6は盤外位置にある
場合の接続端子83の取り付け構成である。
【0026】図8は、図6の接続端子83が運転位置X
にある場合の取り付け構成を示す側面図であり、図3に
対応する図である。接続端子83の可動端子83Aと固
定端子83Bとが嵌合するとともに、第1のガイドピン
1および第2のガイドピン2がサポート3を貫通してい
る。さらに、係止レバー9がローラ10から外れ、水平
軸12およびロッド13が取付け板7をスライドして取
付け板7の左方へ突出している。
【0027】図6の接続端子83が開閉する過程を次に
説明する。図6の盤外位置においては接続端子83が開
成されているが、図示されていない台車を手動で左方へ
移動させると、第1のガイドピン1がまず先にサポート
3の嵌合穴に挿入されて可動端子83Aの大まかな位置
が決められる。次に、第2のガイドピン2がサポート3
の嵌合穴に挿入されて可動端子83Aの位置が修正され
て、固定端子83Bの位置へ正確に案内される。それに
よって、可動端子83Aが固定端子83Bへ円滑に挿入
され、断路位置Zにおいて可動端子83Aの2つの差し
込み端子が電動機につながる固定端子83Bの受け導体
に接続される。さらに、台車を左方へ移動させ、試験位
置Yになると、可動端子83Aのすべての差し込み端子
が固定端子83Bへ挿入される。その際、係止レバー9
が水平軸12およびロッド13を介して支え15の動き
を抑えているので、サポート3も左方へは移動しない。
そのために、可動端子83Aが固定端子83Bへ挿入さ
れるまで固定端子83Bの移動が拘束されている。電動
でもって台車を左方へ移動させると、係止レバー9がロ
ーラ10から外れて時計周りに回動する。それによっ
て、サポート3が水平移動自由になり、図8のような運
転位置Xになる。
【0028】図8の運転位置において、図示されていな
い台車を右方へ移動させると、前述の逆の経過を辿って
図6の盤外位置になる、その際、試験位置からはサポー
ト3が取付け板4と一緒に移動しないようにロッド13
に取り付けられたストッパ17が、取付け板7に当接す
るようになっている。すなわち、このストッパ17によ
って、試験位置から盤外位置へ移動するときに接続端子
83が開成されるようになっている。上述のように、図
6のような接続端子83の取り付け構成によっても、可
動端子83Aを固定端子83Bへ円滑に挿入させること
ができ、装置の信頼性が向上した。
【0029】図9は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる引出し形遮断器の接続端子の取り付け構成を示す
側面図である。だだし、図9もクレードルが除外され、
接続端子の取り付け構成が示されている。上下の水平軸
18が水平移動自由になるように取付け板7を貫通し、
水平軸12の右端にサポート3が固定されている。水平
軸12の左側には半径方向内方へ凹む凹部20が形成さ
れるとともに、取付け板7の左側には水平軸12が貫通
する穴の縁部にその開口側へ突出する凸部19が形成さ
れている。
【0030】図10は、図9のD矢視図である。凸部1
9は凹部20へ嵌合可能であり、接続端子83が盤外位
置にある図10の状態では、凸部19が凹部20に嵌合
している。図9および図10のその他は、それぞれ図3
および図4の構成と同じである。
【0031】図11は、図9の接続端子83が運転位置
Xにある場合の取り付け構成を示す側面図であり、図3
に対応する図である。接続端子83の可動端子83Aと
固定端子83Bとが嵌合するとともに、第1のガイドピ
ン1および第2のガイドピン2がサポート3を貫通して
いる。さらに、凸部19が凹部20から外れ、水平軸1
8が取付け板7をスライドして取付け板7の左方へ突出
するようになっている。
【0032】図9の接続端子83が開閉する過程を次に
説明する。図9の盤外位置においては接続端子83が開
成されているが、図示されていない台車を手動で左方へ
移動させると、第1のガイドピン1がまず先にサポート
3の嵌合穴に挿入されて可動端子83Aの大まかな位置
が決められる。次に、第2のガイドピン2がサポート3
の嵌合穴に挿入されて可動端子83Aの位置が修正され
て、固定端子83Bの位置へ正確に案内される。それに
よって、可動端子83Aが固定端子83Bへ円滑に挿入
され、断路位置Zにおいて可動端子83Aの2つの差し
込み端子が電動機につながる固定端子83Bの受け導体
に接続される。さらに、台車を左方へ移動させ、試験位
置Yになると、可動端子83Aのすべての差し込み端子
が固定端子83Bへ挿入される。その際、凸部19が凹
部20に嵌合し水平軸12の動きが抑えられているの
で、サポート3も左方へは移動しない。そのために、可
動端子83Aが固定端子83Bへ挿入されるまで固定端
子83Bに移動が拘束されている。電動でもって台車を
左方へ移動させると、凸部19が凹部20から外れてサ
ポート3が水平移動自由になり図11のような運転位置
Xになる。
【0033】図11の運転位置において、図示されてい
ない台車を右方へ移動させると、前述の逆の経過を辿っ
て図6の盤外位置になる、その際、試験位置において凸
部19が凹部20に嵌合し、それ以後の取付け板4の移
動が阻止される。したがって、試験位置から盤外位置へ
移動するときに、接続端子83が開成されるようにな
る。上述のように、図9のような接続端子83の取り付
け構成によっても、可動端子83Aを固定端子83Bへ
円滑に挿入させることができ、装置の信頼性が向上し
た。
【0034】
【発明の効果】この発明は前述のように、接続端子の固
定端子と可動端子とが水平方向に向き合うように配さ
れ、第1のガイドピンと第2のガイドピンとがクレード
ルの奥行側に向けて台車側に突設されるとともに、前記
ガイドピンのそれぞれと嵌合可能な嵌合穴がクレードル
側に形成され、第1のガイドピンの先端は第2のガイド
ピンの先端よりクレードルの奥行側に突出し、台車が遮
断器の盤外位置から断路位置へ移動し可動端子が固定端
子に挿入されるときにまず先に前記第1のガイドピンが
前記嵌合穴に嵌まり、その次に第2のガイドピンが前記
嵌合穴に嵌まるようにすることによって、可動端子が固
定端子に円滑に挿入するようになり、装置の信頼性が向
上する。また、従来の必要であった板カムも不要にな
り、コストの低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる引出し形遮断器の構
成を示す正面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図2の接続端子の取り付け構成を示す一部破砕
側面図
【図4】図3のB矢視図
【図5】図2の台車が運転位置にある場合の接続端子の
取り付け構成を示す側面図
【図6】この発明の異なる実施例にかかる引出し形遮断
器の接続端子の取り付け構成を示す側面図
【図7】図6のC矢視図
【図8】図6の接続端子が運転位置にある場合の取り付
け構成を示す側面図
【図9】この発明のさらに異なる実施例にかかる引出し
形遮断器の接続端子の取り付け構成を示す側面図
【図10】図9のD矢視図
【図11】図9の接続端子が運転位置にある場合の取り
付け構成を示す側面図
【図12】従来の引出し形遮断器の構成を示す正面図
【図13】図12のG矢視図
【図14】図12の台車が盤外位置にある場合の構成を
示す図であり、(A)は、接続端子の構成を示す要部正
面図、(B)は、図14の(A)のH1矢視図
【図15】図14の可動端子の取り付け構成を示す斜視
【図16】図12の台車が断路位置にある場合の構成を
示す図であり、(A)は接続端子の構成を示す要部正面
図、(B)は、図16の(A)のH2矢視図
【図17】図12の台車が試験位置にある場合の構成を
示す図であり、(A)は接続端子の構成を示す要部正面
図、(B)は、図17の(A)のH3矢視図
【図18】図12の台車が運転位置にある場合の構成を
示す図であり、(A)は接続端子の構成を示す要部正面
図、(B)は、図18の(A)のH4矢視図
【符号の説明】
1:第1のガイドピン、1A:嵌合穴、2:第2のガイ
ドピン、3:サポート、5,11:ばね、8,17:ス
トッパ、9:係止レバー、10:断路器、13:電動
機、14:遮断器、19:凸部、20:凹部、22:台
車、51:クレードル、83:接続端子、83A:可動
端子、83B:固定端子、X:運転位置、Y:試験位
置、Z:断路位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電盤の内部に設けられたクレードルに遮
    断器を載せた台車が前記クレードルの開口側へ電動機に
    よって水平に出し入れ可能に設けられ、クレードルの奥
    には互いに接離可能な固定接触子と可動接触子よりなる
    断路器が設けられ、固定接触子はクレードルの奥に固定
    されるとともに配電盤内の主回路に接続され、可動接触
    子は台車側に固定されるとともに遮断器の主接点に接続
    され、遮断器の運転位置では台車がクレードルの奥へ挿
    入されて断路器が閉成され、遮断器の試験位置では台車
    がクレードルの開口側へ引き出されて断路器が開成さ
    れ、遮断器の制御回路と台車を移動させる前記電動機の
    駆動回路とからなる補助回路が台車側に配され、前記補
    助回路は互いに接離可能な固定端子と可動端子よりなる
    接続端子を介して配電盤側から給電され、可動端子が台
    車側に設けられるとともに固定端子がクレードル側に設
    けられ、固定端子と可動端子とが前記電動機による台車
    の水平移動と連動して接離し、前記接続端子の固定端子
    と可動端子とは、遮断器の試験位置および運転位置では
    補助回路への全てが接続され、台車が前記試験位置より
    クレードルの開口側へ引き出された断路位置では電動機
    の駆動回路だけが接続され、台車が前記断路位置よりク
    レードルの開口側へさらに引き出された盤外位置では補
    助回路への全てが遮断されてなる引出し形遮断器におい
    て、前記接続端子の固定端子と可動端子とが水平方向に
    向き合うように配され、第1のガイドピンと第2のガイ
    ドピンとがクレードルの奥行側に向けて台車側に突設さ
    れるとともに、前記ガイドピンのそれぞれと嵌合可能な
    嵌合穴がクレードル側に形成され、第1のガイドピンの
    先端は第2のガイドピンの先端よりクレードルの奥行側
    に突出し、台車が遮断器の盤外位置から断路位置へ移動
    し可動端子が固定端子に挿入されるときにまず先に前記
    第1のガイドピンが前記嵌合穴に嵌まり、その次に第2
    のガイドピンが前記嵌合穴に嵌まることを特徴とする引
    出し形遮断器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の引出し形遮断器におい
    て、前記固定端子が取り付けられるとともに前記嵌合穴
    が形成されたサポートが前記クレードルにばねを介して
    水平移動可能に取り付けられ、前記ばねは前記サポート
    をクレードルの開口側に常時付勢させるとともにその付
    勢力は可動端子を固定端子に挿入させる力より大きく、
    台車が遮断器の盤外位置から断路位置を経由して試験位
    置へ移動する期間は前記ばねの付勢力でもってサポート
    の水平移動が抑えられ、台車が遮断器の試験位置と運転
    位置との間を移動する期間は前記電動機の駆動力でもっ
    て前記ばねが伸縮しながらサポートが水平移動し、台車
    が遮断器の試験位置から断路位置へ移動するときに前記
    サポートの水平移動を止めるストッパがクレードル側に
    設けられることを特徴とする引出し形遮断器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の引出し形遮断器におい
    て、前記固定端子が取り付けられるとともに前記嵌合穴
    が形成されたサポートが前記クレードルに水平移動可能
    に取り付けられ、前記クレードルに係止レバーが取り付
    けられ、台車が遮断器の盤外位置から断路位置を経由し
    て試験位置へ移動する期間は前記係止レバーがサポート
    と当接することによってサポートの水平移動が抑えら
    れ、台車が遮断器の試験位置と運転位置との間を移動す
    る期間は前記係止レバーがサポートから外れて前記電動
    機の駆動力でもってサポートが水平移動し、台車が遮断
    器の試験位置から断路位置へ移動するときに前記サポー
    トの水平移動を止めるストッパがクレードル側に設けら
    れることを特徴とする引出し形遮断器。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の引出し形遮断器におい
    て、前記固定端子が取り付けられるとともに前記嵌合穴
    が形成されたサポートが前記クレードル側に水平移動可
    能に取り付けられ、前記サポート側と前記クレードル側
    とに互いに嵌合可能な凸部と凹部が設けられ、台車が遮
    断器の盤外位置と試験位置との間を移動する期間は前記
    凸部と凹部が嵌合することによってサポートの水平移動
    が抑えられ、台車が遮断器の試験位置と運転位置との間
    を移動する期間は前記凸部と凹部が外れて前記電動機の
    駆動力でもってサポートが水平移動することを特徴とす
    る引出し形遮断器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100475068B1 (ko) * 2002-09-16 2005-03-10 엘지산전 주식회사 인출형 차단기의 인입,출 가이드 장치
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