JPH09321922A - データ通信装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

データ通信装置及び方法並びに記憶媒体

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JPH09321922A
JPH09321922A JP9085522A JP8552297A JPH09321922A JP H09321922 A JPH09321922 A JP H09321922A JP 9085522 A JP9085522 A JP 9085522A JP 8552297 A JP8552297 A JP 8552297A JP H09321922 A JPH09321922 A JP H09321922A
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Nobuyuki Tonegawa
信行 利根川
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの無駄な出力を防止しつつデータ受容
の事実及び受容されたデータの内容を所望時に認識する
ことができるデータ通信装置を提供する。 【解決手段】 検索シートの検索データに基づいて検索
された画像データの出力態様を、検索シートの自動プリ
ント指定用のマーク欄308等に基づき設定する(ステ
ップS1903)。検索された画像データは、出力設定
が「印刷」である場合は、設定された部数だけプリンタ
部2により印刷処理し(ステップS1906)、出力設
定が「FAX」である場合は、ファクシミリ部4により
電話回線を介してファクシミリ送信し(ステップS19
08)、出力設定が「メール」である場合は、適宜圧縮
すると共に、該圧縮した画像データを電子メール用の文
書に添付して、該文書と共にコンピュータインターフェ
イス部7を介して指定アドレスの宛て先へメール送信す
る(ステップS1910)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線等を介し
てデータの通信が可能なデータ通信装置及び方法並びに
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆回線等を介してデータの
受信が可能なものとしてファクシミリ装置等のデータ通
信装置が知られている。このデータ通信装置では、例え
ば画像を表す画像データを受信し、この受信した画像デ
ータ可視画像として記録紙上に印刷出力することができ
る。
【0003】また、従来のデータ通信装置には、記録紙
が残存しない場合には、受信したデータをメモリに一旦
記憶する、いわゆるメモリ代行受信機能を備えたものも
既に知られている。このメモリ代行受信機能を備えたデ
ータ通信装置では、記録紙が残存している場合であって
も、受信データを記録紙に印刷出力せずに一律にメモリ
に記憶するように設定することも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、受信されるデータ総量が非常に多くなる長期休暇中
は、記録紙の消費が多い。そして、この複写装置でメモ
リ代行受信機能を利用した場合においては、記録紙がな
くなると、受容されたデータはメモリ内には記憶される
が、それらは印刷されないため、データが受容された事
実に気付かないおそれがあり、そのデータの受取人及び
データの概要を直ちに知ることが困難である。さらに、
記録紙がなくなるとメモリ内には大量のデータが記憶さ
れることになるため、たとえ受取人を知ることができた
としても、目的とするデータを得るためには通常はメモ
リ内のデータを全て印刷出力しなければならず、非常に
煩雑である。
【0005】また、メモリ内のデータの全てを印刷出力
しなくとも、管理番号等を入力することにより、特定の
受信件に係るデータのみを出力することも可能ではある
が、これにより出力したデータが受信者が必要としてい
たデータであるとは必ずしも限らない。さらに、管理番
号等を誤って入力した場合等にも不要なデータが無駄に
出力されるという問題があった。
【0006】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、データの無駄な
出力を防止しつつデータ受容の事実及び受容したデータ
の内容を所望時に認識することができるデータ通信装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1のデータ通信装置は、データを受容
する受容手段と、該受容手段により受容されたデータを
メモリに記憶する受容データ記憶手段と、該受容データ
記憶手段により記憶されたデータを検索するための検索
シートを出力する検索シート出力手段と、該検索シート
出力手段により出力された検索シートを入力する検索シ
ート入力手段と、該検索シート入力手段による前記検索
シートの入力に応答して前記メモリに記憶されたデータ
の中からデータを検索すると共に、該検索されたデータ
を出力するデータ出力手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】同じ目的を達成するため本発明の請求項2
のデータ通信装置は、上記請求項1記載の構成におい
て、前記検索シート出力手段により出力されるべき検索
シートに前記受容手段により受容されたデータの少なく
とも一部を付加する付加手段を有することを特徴とす
る。
【0009】同じ目的を達成するため本発明の請求項3
のデータ通信装置は、上記請求項1または2記載の構成
において、前記受容手段により受容されたデータを出力
する受容データ出力手段を有し、前記受容手段によりデ
ータが受容された場合に、該受容されたデータのすべて
を前記受容データ出力手段により出力するデータ出力モ
ードと、前記受容手段によりデータが受容された場合
に、前記受容データ出力手段による前記受容されたデー
タのすべての出力を禁止するデータ出力禁止モードのい
ずれかのモードを選択する選択手段を有することを特徴
とする。
【0010】同じ目的を達成するため本発明の請求項4
のデータ通信装置は、上記請求項3記載の構成におい
て、前記選択手段によるモードの選択は、前記受容デー
タ出力手段によるデータの出力に用いることができる記
録紙の残量に基づいてなされることを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するため本発明の請求項5
のデータ通信装置は、データを受容する受容手段と、該
受容手段により受容されたデータをメモリに記憶する受
容データ記憶手段と、該受容データ記憶手段により記憶
されたデータを検索するための検索データを出力する検
索データ出力手段と、該検索データ出力手段により出力
された検索データに基づいて、前記メモリに記憶された
データの中から前記検索データに対応するデータを検索
すると共に、該検索されたデータを送信するデータ送信
手段とを有することを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するため本発明の請求項6
のデータ通信装置は、上記請求項5記載の構成におい
て、前記検索データ出力手段は、前記検索データを付加
した検索シートを出力することを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するため本発明の請求項7
のデータ通信装置は、上記請求項6記載の構成におい
て、前記検索データ出力手段は、前記検索シートに前記
受容手段により受容されたデータの少なくとも一部を付
加することを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するため本発明の請求項8
のデータ通信装置は、上記請求項5〜7のいずれか1項
に記載の構成において、前記データ送信手段は、電子メ
ールを送信する電子メール送信手段を有し、前記検索デ
ータ出力手段により検索されたデータを前記電子メール
と共に送信することを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するため本発明の請求項9
のデータ通信方法は、データを受容する受容工程と、該
受容工程において受容されたデータをメモリに記憶する
受容データ記憶工程と、該受容データ記憶工程において
記憶されたデータを検索するための検索シートを出力す
る検索シート出力工程と、該検索シート出力工程におい
て出力された検索シートを入力する検索シート入力工程
と、該検索シート入力工程における前記検索シートの入
力に応答して前記メモリに記憶されたデータの中からデ
ータを検索すると共に、該検索されたデータを出力する
データ出力工程とを含むことを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
0の記憶媒体は、請求項9記載のデータ通信方法に含ま
れる各工程を実行するためのプログラムコードを格納し
たことを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
1のデータ通信方法は、データを受容する受容工程と、
該受容工程において受容されたデータをメモリに記憶す
る受容データ記憶工程と、該受容データ記憶工程におい
て記憶されたデータを検索するための検索データを出力
する検索データ出力工程と、該検索データ出力工程にお
いて出力された検索データに基づいて、前記メモリに記
憶されたデータの中から前記検索データに対応するデー
タを検索すると共に、該検索されたデータを送信するデ
ータ送信工程とを含むことを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
2の記憶媒体は、請求項11記載のデータ通信方法に含
まれる各工程を実行するためのプログラムコードを格納
したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0020】(実施の第1形態)図1は、実施の第1形
態に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図であ
る。同図中、1はリーダ部であり、原稿の画像を読み取
ると共に、読み取りにより得られた画像データをリーダ
部1に接続されたプリンタ部2及び画像入出力制御部3
へ出力する。
【0021】プリンタ部2は、リーダ部1及び画像入出
力制御部3からの画像データに応じた画像を図示しない
記録紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1
に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル部5、
光磁気ディスクドライブユニット等で構成される外部記
憶装置6、コンピュータインターフェイス部7、フォー
マッタ部8、イメージメモリ部9、コア部10及びハー
ドディスク12などからなる。
【0022】コア部10には、ファクシミリ部4、ファ
イル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォー
マッタ部8及びイメージメモリ部9が接続されており、
コア部10は、これらの要素間のデータの流れを制御す
る。
【0023】ファクシミリ部4は、電話回線を介してフ
ァクシミリ装置等の外部装置から受信した圧縮画像デー
タを伸長して、伸長された画像データをコア部10へ転
送する一方、また、コア部10から転送された画像デー
タを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電話回線
(PSTN等)を介して外部装置へ送信する。ファクシ
ミリ部4にはハードディスク12が接続されており、ハ
ードディスク12は受信した圧縮画像データを一時的に
保存することができる。
【0024】ファイル部5には外部記憶装置6が接続さ
れており、ファイル部5は、コア部10から転送された
画像データを圧縮し、その画像データを検索するための
キーワードとともに、ファイル部5に接続された外部記
憶装置6にセットされた着脱自在の光磁気ディスク52
1に格納する。また、ファイル部5は、コア部10を介
して転送されたキーワードに基づいて上記光磁気ディス
ク521に格納されている圧縮画像データを検索し、検
索された圧縮画像データを読み出すと共に伸長し、伸長
された画像データをコア部10へ転送する。
【0025】コンピュータインターフェイス部7は、外
部装置である電子メール送信装置、パーソナルコンピュ
ータ又はワークステーション等のPC/WS11とコア
部10との間のインターフェイスである。フォーマッタ
部8は、PC/WS11から転送された電子メールや画
像を表すコードデータをプリンタ部2で可視画像として
記録できる画像データに展開し、イメージメモリ部9
は、PC/WS11から転送されたデータを一時的に記
憶する。
【0026】図2はリーダ部1及びプリンタ部2の断面
図である。なお、必要に応じて図1を参照して説明す
る。リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿を最終頁
から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原
稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原
稿を排出する。原稿がプラテンガラス102上に搬送さ
れると、ランプ103が点灯し、そしてスキャナユニッ
ト104が移動を開始し、原稿を露光走査する。この時
の原稿からの反射光は、ミラー105、106、107
及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以下
「CCD」という)109へ導かれる。このように、走
査された原稿の画像はCCD109によって読み取られ
る。CCD109から出力される画像データは、所定の
処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部
3のコア部10へ転送される。
【0027】プリンタ部2のレーザドライバ(図示せ
ず)は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リ
ーダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光を
レーザ発光部201に発生させる。このレーザ光は感光
ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ
光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202の
潜像の部分には現像器203によって現像剤が付着され
る。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミング
で、カセット204及びカセット205のいずれかから
記録紙が給紙されて転写部206へ搬送され、感光ドラ
ム202に付着された現像剤が記録紙に転写される。現
像剤の載った記録紙は定着部207に搬送され、定着部
207の熱と圧力により現像剤が記録紙に定着される。
なお、カセット204にはA4版、カセット205には
A3版の記録紙がそれぞれ格納されている。
【0028】定着部207を通過した記録紙は排出ロー
ラ208によって排出され、ソータ220が、排出され
た記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを
行う。なお、プリンタ部2は、出力に関する各種モード
の設定が可能なように構成されており、ソータ220
は、上記モードで仕分けが設定されていない場合は最上
ビンに記録紙を収納する。また、上記モードで両面記録
が設定されている場合は、排出ローラ208まで記録紙
を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転さ
せ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。さら
に、上記モードで多重記録が設定されている場合は、記
録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ
209によって再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送
路210へ導かれた記録紙は上述したレーザ光の照射開
始タイミングで転写部206へ給紙される。
【0029】次にリーダ部1を詳説する。
【0030】図3は、リーダ部1の構成を示すブロック
図である。CCD109から出力された画像データは、
CCD109に接続されたA/D・SH部110でアナ
ログ/デジタル変換が行われるとともに、シェーディン
グ補正が行われる。A/D・SH部110によって処理
された画像データは、A/D・SH部110に接続され
た画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送される
とともに、インターフェイス(I/F)部113を介し
て画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0031】CPU(中央処理装置)114は、画像処
理部111、操作部115、メモリ116およびインタ
ーフェイス113に接続され、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェ
イス113を制御する。例えば、トリミング処理を行っ
て複写を行う複写モードが操作部115で設定されてい
る場合は、CPU114は画像データを画像処理部11
1にトリミング処理を行わせてプリンタ部2へ転送させ
る。また、ファクシミリ送信モードに応じた制御コマン
ドを、操作部115によりコア部10へ転送する。この
ようなCPU114の制御プログラムはメモリ116に
記憶されており、CPU114はメモリ116の記憶内
容を参照しながら制御を行う。また、メモリ116はC
PU114の作業領域としても使用される。
【0032】操作部115は、操作者の意思により、フ
ァイリングを設定できるように構成されている。ここで
ファイリングとは、ファクシミリ部4が電話回線を介し
て受信したファクシミリデータや、コンピュータインタ
ーフェイス部7がPC/WS11を介して受信した電子
メールデータを、外部記憶装置6の光磁気ディスク52
1に記憶すると共に、該記憶されたデータの検索用とし
て後述する検索シートをプリントすることである。ファ
イリングが設定されたことを示す信号は、インターフェ
イス113を通じてコア部10に送信される。
【0033】次にコア部10を詳説する。
【0034】図4は、コア部10の構成及びその関連要
素を示すブロック図である。コア部10は、インターフ
ェイス(I/F)120、データ処理部121、インタ
ーフェイス(I/F)122、CPU123及びメモリ
124から構成され、インターフェイス120はファク
シミリ部4、ファイル部5、コンピュータインターフェ
イス部7、フォーマッタ部8及びイメージメモリ部9を
接続する。データ処理部121には、インターフェイス
120及びインターフェース122が接続され、CPU
123には、インターフェイス120、122及びデー
タ処理部121が接続され、CPU123にはさらにメ
モリ124が接続されている。リーダ部1からの画像デ
ータは、インターフェイス122を介してデータ処理部
121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コ
マンドはCPU123へ転送される。
【0035】なお、受信したファクシミリデータや電子
メールデータ等を実際にファイリングするかそれとも記
録紙に印刷出力するかは、CPU123が所定の条件に
基づいて決定する。
【0036】データ処理部121は画像の回転処理や変
倍処理などの画像処理を行うものである。リーダ部1か
らデータ処理部121へ転送された画像データは、リー
ダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インター
フェイス120を介してファクシミリ部4、ファイル部
5、コンピュータインターフェイス部7へ転送される。
また、コンピュータインターフェイス7を介して入力さ
れた画像を表すコードデータは、インターフェイス12
0を介してデータ処理部121に転送された後、フォー
マッタ部8へ転送されて画像データに展開され、この画
像データはデータ処理部121に転送され、ファクシミ
リ部4や、リーダ部1に接続されたプリンタ部2へ転送
される。ファクシミリ部4からの画像データは、データ
処理部121へ転送され、プリンタ部2やファイル部
5、コンピュータインターフェイス部7へ転送される。
また、ファイル部5からの画像データは、データ処理部
121へ転送され、メモリ125に一旦記憶された後、
プリンタ部2やファクシミリ部4、コンピュータインタ
ーフェイス部7へ転送される。
【0037】CPU123は、メモリ124に記憶され
ている制御プログラム、およびリーダ部1から転送され
た制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、
メモリ124はCPU123の作業領域としても使用さ
れる。このように、コア部10を中心に、複合した処理
が行われる。
【0038】図5は、ファイル部5によって作成される
検索シートの一例を示す図である。
【0039】検索シートは、コア部10から転送された
画像データが圧縮され、光磁気ディスク521に記憶さ
れた後、この記憶された画像データを基にファイル部5
で作成される画像がプリントされたものである。この画
像は、コア部10を経由してプリンタ部2によりプリン
トアウトされる。
【0040】同図中、300は、画像データを検索する
ための検索データが記述されたマーク欄であり、検索デ
ータは例えばファイル情報や上述したキーワード等でも
よい。マーク欄300にはさらに、外部記憶装置6にセ
ットされ得る光磁気ディスク521毎に固有の識別情報
「DISK ID」が記述される。
【0041】位置決めマーク欄302〜307は、マー
ク欄300の検索データを正確に読み取るために用いら
れる。例えば、検索シートをプラテンガラス102にセ
ットし、スキャナユニット104にて読み取る際、検索
シートの載置位置が常に一定ではなく、載置位置に誤差
があると、マーク欄300の検索データの読み取りが正
確にできない。そこで、マーク欄302〜307の位置
がある程度ずれてもマーク欄302〜307の検出がで
きるような形、大きさにマーク欄302〜307を設定
する。そして一旦検出されたマーク欄302〜307か
ら、これらのマークの本来の位置からのずれ量を求め、
このずれ量に基づいて、マーク欄300を読み取るべき
読み取り位置を補正する。なお、マーク欄302〜30
7は、後述する原稿(検索シートを含む)の載置方向の
判別にも利用される。
【0042】マーク欄308、309は、後述する検索
された画像データを自動的にプリントするか否かを指定
するための欄である。
【0043】画像301は、コア部10から転送された
画像データの一部(例えば表紙の画像)を画像データの
サイズに応じて適当に縮小したものである。この画像3
01によって、異なる検索シートが複数作成された場合
であっても、各検索シートにより検索される画像データ
の概要を視覚的に容易に把握できるため、所望の検索シ
ートを容易に捜すことが可能になる。なお、画像301
は、必ずしも縮小される必要はなく、例えばコア部10
から転送された画像が1枚で、且つその画像の出力に必
要な原稿のサイズが画像301の領域と同一またはそれ
以内である場合は、転送された画像がそのまま画像30
1として検索シートに付加される。
【0044】この検索シートを用いて、光磁気ディスク
521に記憶された画像データを検索する際は、検索シ
ートがリーダ部1で読み取られることにより得られた画
像データが、コア部10を経由してファイル部5に転送
される。ファイル部5ではマーク欄300の検索データ
が読み取られる。具体的には、ファイル部5は、マーク
欄300における所定位置の一定面積あたりの黒画素数
を数え、その値が上記一定面積における画素数の半数以
上である場合は、「1」と判別し、半数以下の場合は
「0」と判別する。これをマーク欄300の領域全てに
ついて行うことにより、検索データを読み取る。
【0045】そして、ファイル部5は、読み取った検索
データを用いて、光磁気ディスク521に記憶されてい
る圧縮画像データの中から当該検索データに対応する画
像データを検索する。検索された圧縮画像データは、フ
ァイル部5により読み出し、伸長された後、コア部10
へ転送され、プリンタ部2により印刷出力される。
【0046】以下に、本実施の第1形態におけるデータ
受信処理を説明する。本実施の第1形態に係る複写装置
では、電話回線を介して受信されたデータを記憶及び検
索シートを作成する、すなわちファイリングするか、そ
れとも直接プリントするかを、CPU123が操作部1
15による設定内容に基づいて決定する。
【0047】図6は、本実施の第1形態に係る複写装置
におけるファクシミリデータ受信処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0048】ファクシミリ部4により受信されたファク
シミリデータをファクシミリ部4が展開し(ステップS
601)、操作部115によってファクシミリデータの
ファイリングを行うよう設定がなされているか否かを、
CPU123が判別する(ステップS602)。
【0049】その判別の結果、ファクシミリデータのフ
ァイリングを行うよう設定がなされている場合(データ
出力禁止モード)は、ファクシミリ部4は展開されたフ
ァクシミリデータをコア部10を経由してファイル部5
に転送し、転送されたファクシミリデータをファイル部
5が圧縮して(ステップS603)、これに対応する検
索データを、転送されたファクシミリデータと共にファ
イル部5が光磁気ディスク521に記憶する(ステップ
S604)。そして、このファクシミリデータに上記検
索データが付加された検索シート画像をファイル部5が
生成する(ステップS605)。ファイル部5は、生成
された検索シート画像をコア部10を経由してリーダ部
1に転送し、転送された検索シート画像をプリンタ部2
が印刷出力することにより検索シートを作成して(ステ
ップS606)、本処理を終了する。
【0050】一方、前記ステップS602でファクシミ
リデータのファイリングを行うよう設定がなされていな
い場合(データ出力モード)は、展開されたファクシミ
リデータをファクシミリ部4がコア部10を経由してプ
リンタ部2に転送し、転送されたファクシミリデータの
全てをプリンタ部2が可視画像として印刷出力して(ス
テップS607)、本処理を終了する。
【0051】図7は、本実施の第1形態に係る複写装置
における電子メールデータ受信処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0052】PC/WS11からコンピュータインター
フェイス部7を介して受信された電子メールデータをフ
ォーマッタ部8が展開し(ステップS701)、操作部
115によって電子メールデータのファイリング設定が
なされているか否かを、CPU123が判別する(ステ
ップS702)。
【0053】その判別の結果、電子メールデータのファ
イリング設定がなされている場合は、フォーマッタ部8
は、展開された電子メールデータをコア部10を経由し
てファイル部5に転送し、転送された電子メールデータ
をファイル部5が圧縮して(ステップS703)、これ
に対応する検索データを、転送された電子メールデータ
と共に光磁気ディスク521に記憶する(ステップS7
04)。そしてこの電子メールデータに上記検索データ
が付加された検索シート画像をファイル部5が生成する
(ステップS705)。ファイル部5は、生成された検
索シート画像をコア部10を経由してリーダ部1に転送
し、転送された検索シート画像をプリンタ部2が印刷出
力することにより検索シートを作成して(ステップS7
06)、本処理を終了する。
【0054】一方、前記ステップS702で、電子メー
ルデータのファイリング設定がなされていない場合は、
展開された電子メールデータをフォーマッタ部8がコア
部10を経由してプリンタ部2に転送し、転送された電
子メールデータをプリンタ部2が印刷出力して(ステッ
プS707)、本処理を終了する。
【0055】本実施の第1形態によれば、電話回線を介
してファクシミリ装置や電子メール送信装置から受信さ
れたデータについてファイリングがなされ、後に検索可
能なようにファクシミリデータ等を記憶できる。
【0056】さらに、いわゆるメモリ代行受信機能を併
用する場合においても、受信されたファクシミリデータ
または電子メールデータのファイリングをするか、それ
とも直接印刷出力をするかを、操作者が自由に設定でき
るようにしたので、例えばファクシミリデータ等が小容
量である場合は印刷出力しないでファイリングをする一
方、大容量である場合は、ファイリングをしないで直接
印刷出力するようにすれば、記録紙の消費を適切に低減
でき、検索シート用の記録紙を常時確保できる。従っ
て、この検索シートによりファクシミリデータ等の受取
人等の情報を容易に知ることが出来る。
【0057】また、検索シートには画像データを検索す
るための検索データが付加されているので、事前に出力
の要否を判断でき、画像データの無駄な出力を防止しつ
つ画像データ受信の事実を認識することができる。さら
に、検索シートに、受信されたファクシミリデータ等の
一部を印刷出力するようにしたので、ファクシミリデー
タの概要を容易に知ることができる。
【0058】(実施の第2形態)以下に、本発明の実施
の第2形態に係る複写装置を説明する。本複写装置の構
成は実施の第1形態に係る複写装置とほぼ同様であり、
全体構成は図1に、リーダ部は図3に、コア部は図4に
示す通りである。また、リーダ部及びプリンタ部の断面
図は、図8に示す通りである。プリンタ部において、記
録紙残量検出用のセンサを設けた点が、実施の第1形態
に係る複写装置と異なる。従って、図8において、図2
と同一の構成要素には同一符号が付してある。
【0059】図8において、カセット204内の記録紙
の残量を検出するセンサ230がカセット204の一側
面に、カセット205内の記録紙の残量を検出するセン
サ231がカセット205の一側面に、それぞれ設けら
れている。これらのセンサは、光または接触子等を用い
た既知の手法により、各カセット内の記録紙が所定量A
に満たないか否かを検出するものである。例えば、束ね
られた記録紙の全ての厚さ(すなわち総厚)または高さ
が所定量Aに相当する厚さ(例えば5mm)以下になっ
たら、接触子が触れなくなるように設定し、記録紙の残
量を検出する。
【0060】検出結果を示す信号は、リーダ部1を介し
てコア部10に送信され、コア部10のCPU123
は、送信された検出結果を示す信号に基づいて、ファク
シミリデータまたは電子メールデータのファイリングを
するか、それとも直接印刷出力するかを決定する。さら
に、センサ230、231からの検出結果を示す信号に
基づいて、CPU114が操作部115に所定の表示を
させ、記録紙残量が少なくなった旨を操作者に知らせ
る。
【0061】図9は、本実施の第2形態に係る複写装置
によるファクシミリデータ受信処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0062】まず、ステップS901では、図6のステ
ップS601と同様の処理を実行し、続くステップS9
02では、受信されたファクシミリデータの印刷出力に
適したサイズの記録紙(ここではA4版とし、カセット
204内の記録紙とする)の残量Qが所定量Aより小さ
いか否かを、CPU123がセンサ230の検出結果を
示す信号に基づいて判別する。
【0063】その判別の結果、Q<Aが成立する場合
は、ステップS903,S904,S905,S906
にて、図6のステップS603,S604,S605,
S606と同様の処理を実行し、本処理を終了する。
【0064】一方、前記ステップS902でQ≧Aが成
立する場合は、記録紙残量に余裕があるので、ステップ
S907にて図6のステップS607と同様の処理を実
行して、本処理を終了する。
【0065】図10は、本実施の第2形態に係る複写装
置による電子メール受信処理の手順を示すフローチャー
トである。
【0066】まず、ステップS1001では、図7のス
テップS701と同様の処理を実行し、続くステップS
1002では、受信された電子メールデータの印刷出力
に適したサイズの記録紙(ここではA4版とし、カセッ
ト204内の記録紙とする)の残量Qが所定量Aより小
さいか否かを、CPU123がセンサ230の検出結果
を示す信号に基づいて判別する。 その判別の結果、Q
<Aが成立する場合は、ステップS1003,S100
4,S1005,S1006にて、図7のステップS7
03,S704,S705,S706と同様の処理を実
行し、本処理を終了する。
【0067】一方、前記ステップS1002で、Q≧A
が成立する場合は、記録紙残量に余裕があるので、ステ
ップS1007にて図7のステップS707と同様の処
理を実行して、本処理を終了する。
【0068】本実施の第2形態によれば、ファクシミリ
データまたは電子メールデータのファイリングによる効
果として、実施の第1形態と同様の効果を得ることがで
きることに加えて、メモリ代行受信機能を併用する場合
においても、受信されたファクシミリデータ等のファイ
リングをするか、それとも全データの直接印刷出力をす
るかを、記録紙の残量Qに基づいて決定するようにした
ので、残量Qが所定量Aより小さいときは記録紙が消費
されることなく、残量Qが所定量A以上であるときのみ
記録紙が消費される。これによって、記録紙の急激な消
費を適切に抑えることができ、検索シート用の記録紙を
常時確保することが容易になる。従って、ファクシミリ
データ及び電子メールデータの検索用の検索シート出力
確保、概要の把握等に関して、実施の第1形態と同様の
効果を得ることができる。
【0069】(実施の第3形態)以下に、本発明の実施
の第3形態に係る複写装置を説明する。本複写装置の構
成は実施の第1形態に係る複写装置とほぼ同様であり、
全体構成は図1に、リーダ部は図3に、コア部は図4に
示す通りである。また、リーダ部及びプリンタ部の断面
図は、図11に示す通りである。プリンタ部において、
カセットの開閉を検知するセンサを設けた点が、実施の
第1形態に係る複写装置と異なる。従って、図11にお
いて、図2と同一の構成要素には同一符号が付してあ
る。
【0070】図11において、センサ232がカセット
204の一側面に、センサ233がカセット205の一
側面に、それぞれ設けられる。センサ232は、カセッ
ト204が開けられたことを検知し、その検知信号をプ
リンタ部2のCPU114に送信する。同様に、センサ
233は、カセット205が開けられたことを検知し、
その検知信号をプリンタ部2のCPU114に送信す
る。
【0071】ここで、一般に、カセット204等を開け
る動作は、記録紙が無くなり、記録紙を補給するために
行う動作であり、また、カセットに入る記録紙の量はほ
ぼ一定であるから、カセット204等の開動作及び記録
紙の使用(給紙)動作を手掛かりに、カセット204等
内の記録紙の残枚数を検出することができると考えられ
る。
【0072】すなわち、カセット204内の記録紙の残
枚数を示すカウンタ値CA204N、及びカセット20
5内の記録紙の残枚数を示すカウンタ値CA205N
を、メモリ116に記憶する。そして、カセット204
から記録紙が1枚給紙、すなわち複写処理のために記録
紙が1枚使用される毎に、カウンタ値CA204Nから
「1」をCPU114が減算処理する。一方、CPU1
14がセンサ232からカセット204が開けられたこ
とを示す検知信号を受信する毎に、カウンタ値CA20
4Nを、カセット204にストック可能な最大の記録紙
枚数MAXにリセットする。これらの給紙動作及びカセ
ット開動作に基づく処理により、カウンタ値CA204
Nが、カセット204内の記録紙残枚数を示す値とな
る。カセット205内の記録紙の残枚数を示すカウンタ
値CA205Nについても、同様の処理により得ること
ができる。
【0073】本実施の第3形態では、CPU114によ
って得られたカウンタ値CA204N及びカウンタ値C
A205Nに係る信号がコア部10に送信され、これら
の信号と所定量BとのCPU123による大小判別によ
って、受信されたファクシミリデータまたは電子メール
データをファイリングするか、それとも直接印刷出力す
るかが、CPU123により決定される。
【0074】図12は、本実施の第3形態に係る複写装
置によるファクシミリデータ受信処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0075】まず、ステップS1201では、図6のス
テップS601と同様の処理を実行し、続くステップS
1202では、受信されたファクシミリデータを印刷す
るために適した記録紙サイズが、カセット204内の記
録紙サイズと一致するか否かをCPU123が判別す
る。その判別の結果、一致する場合はステップS120
3へ進む一方、一致しない場合はステップS1204へ
進む。
【0076】ステップS1203では、カウンタ値CA
204Nが所定枚数Bよりより小さいか否かをCPU1
23が判別する一方、ステップS1204では、カウン
タ値CA205Nが所定枚数Bより小さいか否かをCP
U123が判別する。
【0077】その結果、ステップS1203でCA20
4N<Bが成立する場合、またはステップS1204で
CA205N<Bが成立する場合は、いずれもステップ
S1205へ進む一方、ステップS1203でCA20
4N≧Bが成立する場合、またはステップS1204で
CA205N≧Bが成立する場合は、いずれもステップ
S1209へ進む。
【0078】従って、カセット204またはカセット2
05内の記録紙枚数が所望量Bより小さい場合はファイ
リング処理がなされ、所望枚数B以上である場合は直接
の印刷出力がなされる。
【0079】具体的には、ステップS1205,S12
06,S1207,S1208では、図6のステップS
603,S604,S605,S606と同様の処理を
実行し、ステップS1209では、図6のステップS6
07と同様の処理を実行して、本処理を終了する。
【0080】図13は、本実施の第3形態に係る複写装
置によるファクシミリデータ受信処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0081】まず、ステップS1301では、図7のス
テップS701と同様の処理を実行し、続くステップS
1302では、受信された電子メールデータを印刷する
ために適した記録紙サイズが、カセット204内の記録
紙サイズと一致するか否かをCPU123が判別する。
その判別の結果、一致する場合はステップS1303へ
進む一方、一致しない場合はステップS1304へ進
む。
【0082】ステップS1303では、カウンタ値CA
204Nが所定枚数Bよりより小さいか否かをCPU1
23が判別する一方、ステップS1304では、カウン
タ値CA205Nが所定枚数Bより小さいか否かをCP
U123が判別する。
【0083】その結果、ステップS1303でCA20
4N<Bが成立する場合、またはステップS1304で
CA205N<Bが成立する場合は、いずれもステップ
S1305へ進む一方、ステップS1303でCA20
4N≧Bが成立する場合、またはステップS1304で
CA205N≧Bが成立する場合は、いずれもステップ
S1309へ進む。
【0084】すなわち、カセット204またはカセット
205内の記録紙枚数が所定枚数Bより小さい場合はフ
ァイリング処理がなされ、所定枚数B以上である場合は
直接の印刷出力がなされる。
【0085】具体的には、ステップS1305,S13
06,S1307,S1308では、図7のステップS
703,S704,S705,S706と同様の処理を
実行し、ステップS1309では、図7のステップS7
07と同様の処理を実行して、本処理を終了する。
【0086】本実施の第3形態によれば、実施の第2形
態と同様の効果を得ることができることに加えて、カセ
ット204等内の記録紙枚数を検出し、印刷等の許否が
これに基づいて決定されるので、より正確な枚数の記録
紙を確保できる。
【0087】なお、本実施の第3形態では、カセット2
04等を開けたときに、そのカセットに収容可能な最大
枚数まで記録紙を補充するよう操作者に促すための表示
を操作部115により行い、操作者がそれに従わなかっ
た場合はカウンタ値CA204N、CA205Nの最大
値を操作者に変更させるように操作部115により指示
するように構成するのが望ましい。
【0088】(実施の第4形態)以下に、本発明の実施
の第4形態に係る複写装置を説明する。本複写装置の構
成は実施の第1形態に係る複写装置とほぼ同様であり、
全体構成は図1に、リーダ部及びプリンタ部の断面図は
図2に、リーダ部は図3に、コア部は図4に示す通りで
ある。
【0089】本実施の第4形態では、受信されたファク
シミリデータを、例えばA4版の記録紙に印刷する上で
必要となる必要記録紙枚数NFを求めると共に、受信さ
れた電子メールデータを、例えばA4版の記録紙に印刷
する上で必要となる必要記録紙枚数NEを求める。
【0090】必要記録紙枚数NFは、ファクシミリ部4
により伸長されたファクシミリデータに基づきCPU1
23が算出し、必要記録紙枚数NEは、PC/WS11
が算出する。なお、必要記録紙枚数NEに係る信号は、
受信された電子メールデータと共にコア部10を経由し
てフォーマッタ部8に転送される。
【0091】この必要記録紙枚数NFまたは必要記録紙
枚数NEに基づいて、ファクシミリデータまたは電子メ
ールデータをファイリングするか、それとも直接印刷出
力するかをCPU123が決定する。
【0092】図14は、本実施の第4形態に係る複写装
置によるファクシミリデータ受信処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0093】ステップS1401では、図6のステップ
S601と同様の処理を実行し、ステップS1402で
は、必要記録紙枚数NFが所定枚数C(例えば10枚)
より大きいか否かをCPU123が判別する。
【0094】その判別の結果、NF>Cが成立する場合
は、ステップS1403,S1404,S1405,S
1406で、図6のステップS603,S604,S6
05,S606と同様の処理を実行し本処理を終了す
る。
【0095】一方、前記ステップS1402で、NF≦
Cが成立する場合は、ステップS1407にて図6のス
テップS607と同様の処理を実行して、本処理を終了
する。
【0096】図15は、本実施の第4形態に係る複写装
置による電子メールデータ受信処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0097】ステップS1501では、図7のステップ
S701と同様の処理を実行し、ステップS1502で
は、必要記録紙枚数NEが所定枚数Cより大きいか否か
をCPU123が判別する。
【0098】その判別の結果、NE>Cが成立する場合
は、ステップS1503,S1504,S1505,S
1506で、図7のステップS703,S704,S7
05,S706と同様の処理を実行し本処理を終了す
る。
【0099】一方、前記ステップS1502で、NE≦
Cが成立する場合は、ステップS1507にて図7のス
テップS707と同様の処理を実行して、本処理を終了
する。
【0100】本実施の第4形態によれば、ファクシミリ
データまたは電子メールデータのファイリングによる効
果として、実施の第1形態と同様の効果を得ることがで
きることに加えて、メモリ代行受信機能を併用する場合
においても、受信されたファクシミリデータまたは電子
メールデータの印刷出力に必要な必要記録紙枚数NFま
たは必要記録紙枚数NEに基づいて、ファイリングする
か、それとも直接の印刷出力をするかを決定するように
したので、必要記録紙枚数NFまたは必記録紙枚数NE
が所定枚数Cより大きいときは、印刷出力が禁止され
る。従って、一度に大量の記録紙が消費されることを防
止でき、検索シート用の記録紙を常時確保できる。これ
により、ファクシミリデータまたは電子メールデータの
検索用の検索シート出力確保、概要の把握等に関して、
実施の第1形態と同様の効果を得ることができる。
【0101】以下に、検索シートを用いた画像データの
検索及び出力の処理について説明する。以下の処理は、
上述した実施の第1〜第4形態のいずれにも適用するこ
とができる。
【0102】検索シートの画像データは、検索シートを
プラテンガラス102に載置してリーダ部1により読み
取られる。
【0103】図16は、図5に示す検索シートをプラテ
ンガラス102に載置する場合の載置方向を例示する図
である。
【0104】同図(A)は、検索シートがプラテンガラ
ス102の基準位置に対して角度が0度の方向に向いた
状態で載置された場合(載置方向A)を示す。同図
(B)は、検索シートが同図(A)に対して左方向に9
0度回転した状態で載置された場合(載置方向B)を示
し、同様に、同図(C)は、同図(A)に対して左方向
に180度回転した状態で載置された場合(載置方向
C)を示し、同図(D)は、同図(A)に対して左方向
に270度回転した状態で載置された場合(載置方向
D)を示す。このように、通常は4つの載置態様が考え
られる。
【0105】図17は、原稿画像に基づく記録/検索判
断処理のフローチャートを示す図である。本処理は、リ
ーダ部1に何らかの原稿(検索シートを含む)がセット
され、操作部115の不図示のスタートキー(記録/検
索実行キー)が押下されることにより実行される。
【0106】まず、検索シートの載置方向が「載置方向
A」であるか否かを判別する(ステップS1701)。
載置方向の判別は、マーク欄302〜307の位置に基
づき行われる。その判別の結果、検索シートの載置方向
が「載置方向A」でない場合は、検索シートの載置方向
が「載置方向B」であるか否かを判別し(ステップS1
702)、その判別の結果、検索シートの載置方向が
「載置方向B」でない場合は、検索シートの載置方向が
「載置方向C」であるか否かを判別し(ステップS17
03)、その判別の結果、検索シートの載置方向が「載
置方向C」でない場合は、検索シートの載置方向が「載
置方向D」であるか否かを判別し(ステップS170
4)、その判別の結果、検索シートの載置方向が「載置
方向D」でない場合は、ステップS1705に進む。
【0107】すなわち、載置方向がA〜Dのいずれでも
ない場合は、前記ステップS1701〜ステップS17
04の全てにおいて「否定」(NO)、すなわち載置さ
れた原稿が検索シートではなく通常の原稿であると判別
される。そして、ステップS1705にて、載置された
原稿の画像データ記録処理を実行して、本処理を終了す
る。この記録処理では、載置された原稿をリーダ部1に
より読み取り、それによって得られた画像データをプリ
ンタ部2により記録紙上に可視画像として記録すること
により、原稿画像の複写を行う。
【0108】一方、載置された原稿の載置方向がA〜D
のいずれかである場合は、前記ステップS1701〜ス
テップS1704のいずれかで「肯定」(YES)、す
なわち載置された原稿が検索シートであると判別され
る。従って、その後はステップS1706に進み、検索
シートの検索データに基づいて後述する図18に示す検
索処理を実行して、本処理を終了する。
【0109】本処理により、載置された原稿が通常の原
稿であるか検索シートであるかが自動的に判別されて、
それに応じた処理がなされるので、操作者は、原稿の複
写または検索シートによる画像データの検索の操作の区
別を意識することなく同一の操作(スタートキーの押下
というワンアクション)にて容易に処理を行うことがで
きる。
【0110】なお、検索シートの用紙サイズが複数ある
場合は、原稿の載置に際し用紙サイズを入力し、前記ス
テップS1701〜ステップS1704におけるマーク
欄302〜307の位置の認識処理をその用紙サイズに
応じて行うことで対応することができる。
【0111】図18は、図17のステップS1706で
実行される画像データの検索処理のフローチャートを示
す図である。
【0112】リーダ部1により読み取った検索シートの
画像(以下「読み取り画像」という)は、必ずしも図1
6に示す載置方向A〜Dのいずれかと正確に一致してい
るとは限らず、多少の傾きや位置ずれが発生している。
そのため、これらを補正する必要がある。
【0113】まず、読み取り画像の傾きを補正する(ス
テップS1801)。この読み取り画像の傾きは、検索
シートのマーク欄302〜307のそれぞれの中心位置
からの相対的ずれから画像の傾き角度を算出し、これに
基づき補正する。次いで、読み取り画像の位置を上記相
対的ずれの度合いに基づき補正する(ステップS180
2)。
【0114】次いで、読み取り画像のマーク欄300に
相当する部分に記述されている上述した「DISK I
D」を読み取り(ステップS1803)、読み取った
「DISK ID」が外部記憶装置6にセットされた光
磁気ディスク521に記述されている「DISK I
D」と一致するか否かを判別する(ステップS180
4)。その判別の結果、上記読み取った「DISK I
D」が外部記憶装置6にセットされた光磁気ディスク5
21に記述されている「DISK ID」と一致する場
合は、この光磁気ディスク521は目的とする画像デー
タが記録されたものであるので、読み取り画像のマーク
欄300に相当する部分から検索データを読み出し(ス
テップS1805)、読み出された検索データに対応す
る画像データを上記光磁気ディスク521内の画像デー
タの中から検索する(ステップS1806)。
【0115】次に、前記ステップS1806の検索実行
により、画像データの検索に成功したか否かを判別し
(ステップS1807)、その判別の結果、画像データ
の検索に成功した場合は、後述する図19に示す検索さ
れた画像データの出力処理を実行して(ステップS18
08)、本処理を終了する。これにより、受信した画像
データの内容を容易に知ることができる。
【0116】一方、前記ステップS1804の判別の結
果、読み取った「DISK ID」が外部記憶装置6に
セットされた光磁気ディスク521に記述されている
「DISK ID」と一致しない場合は、当該光磁気デ
ィスク521は、目的とする画像データが記録されたも
のではないので、エラー処理を実行し(ステップS18
09)、本処理を終了する。
【0117】また、前記ステップS1807の判別の結
果、画像データの検索に失敗した場合は、目的とする画
像データが既に消去されている等の場合であるとして、
前記ステップS1809を実行し、本処理を終了する。
【0118】本処理により、検索シートの検索データに
より所望の画像データを容易に出力等することができ
る。特に、管理番号を入力することにより画像データを
検索する場合に比べ、入力ミスによる無駄な出力を回避
することができる。
【0119】図19は、図18のステップS1808で
実行される検索された画像データの出力処理のフローチ
ャートである。
【0120】まず、上記読み取り画像のマーク欄308
に相当する部分のデータに基づき、検索後の自動プリン
トを「する」にマークがされているか否かを判別し(ス
テップS1901)、その判別の結果、検索後の自動プ
リントを「する」にマークがされていない場合は、読み
取り画像のマーク欄309に相当する部分のデータに基
づき、検索後の自動プリントを「しない」にマークがさ
れているか否かを判別する(ステップS1902)。そ
の結果、前記ステップS1901で、検索後の自動プリ
ントを「する」にマークがされている場合、または前記
ステップS1902で、検索後の自動プリントを「しな
い」にマークがされていない場合は、いずれも出力設定
を「印刷」(検索された画像データをプリンタ部2で印
刷する旨の設定)にすると共に、その印刷部数を「1」
に設定する(ステップS1903)。すなわち、操作者
が自動プリントを明らかに指定した場合だけでなく、自
動プリントに関する設定(マーク欄308及び309)
を忘れた場合も、自動プリントするように処理する。
【0121】一方、前記ステップS1902の判別の結
果、検索後の自動プリントを「しない」にマークがされ
ている場合は、操作部115にて出力設定の入力を促す
ための表示を行い、操作者の操作に従って出力設定を入
力する(ステップS1904)。この入力では、出力設
定は、上記「印刷」のほか、「FAX」(検索された画
像データをファクシミリで送信する旨の設定)、または
「メール」(検索された画像データを電子メールに添付
して送信する旨の設定)のいずれかとする。また、出力
設定を「印刷」にする場合は、その印刷部数を併せて入
力し、出力設定を「FAX」にする場合は、相手先の電
話番号を併せて入力し、出力設定を「メール」にする場
合は、相手先の電子メールアドレスを併せて指定すると
共に、予め記憶されている電子メール用の文書を選択す
る。
【0122】前記ステップS1903または前記ステッ
プS1904の処理後はいずれもステップS1905に
進み、出力設定が「印刷」であるか否かを判別する。そ
の判別の結果、出力設定が「印刷」である場合は、検索
された画像データを設定された部数だけプリンタ部2に
より印刷処理して(ステップS1906)、本処理を終
了する一方、出力設定が「印刷」でない場合は、ステッ
プS1907に進む。
【0123】続くステップS1907では、出力設定が
「FAX」であるか否かを判別し、その判別の結果、出
力設定が「FAX」である場合は、検索された画像デー
タをファクシミリ部4により電話回線を介してファクシ
ミリ送信し(ステップS1908)、本処理を終了する
一方、出力設定が「FAX」でない場合は、ステップS
1909に進む。
【0124】続くステップS1909では、出力設定が
「メール」であるか否かを判別し、その判別の結果、出
力設定が「メール」である場合は、検索された画像デー
タを適宜圧縮すると共に、該圧縮した画像データを上記
選択した電子メール用の文書に添付して、該文書と共に
コンピュータインターフェイス部7を介して指定アドレ
スの宛て先へメール送信し(ステップS1910)、本
処理を終了する一方、出力設定が「メール」でない場合
は、印刷、ファクシミリ送信、またはメール送信のいず
れも実行することなく本処理を終了する。
【0125】本処理により、検索された画像データを、
必要に応じて所望の形式にて出力させることができる。
【0126】図17〜図19の処理によれば、検索シー
トを通常の原稿と同様にセットする簡単な操作で所望の
画像データを所望のタイミングで検索、出力することが
できる。その際、検索シートに付加された画像データの
一部により、事前に画像データの出力の必要性を判断で
きるので、無駄な出力を防止することができる。
【0127】また、出力の態様も自由に設定することが
できるので、使用勝手に優れるだけでなく、画像データ
を一旦印刷した後に送信する等による無駄な印刷も回避
することができる。
【0128】なお、検索シートに付加された画像を操作
者が確認することにより、記憶されている画像データが
不要なものであると判断した場合に、操作者の操作によ
り該不要な画像データを光磁気ディスク521内から削
除するステップを設けてもよい。そのためのステップ
は、例えば図18のフローチャートのステップS180
7で「肯定」と判別された直後に挿入するのが望まし
い。
【0129】なお、上述した各種フローチャート(図
6、図7、図9、図10、図12〜図15、及び図17
〜図19)は、CPU114がメモリ116に格納され
たプログラムコードに基づき実行される制御、及びCP
U123がメモリ124に格納されたプログラムコード
に基づき実行される制御の流れを示すものである。ま
た、必要に応じて、CPU114とCPU123が互い
に通信しながら、あるいは他の装置等と通信しながら動
作を制御する。
【0130】本発明は複数の機器(例えばホストコンピ
ュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)か
ら構成されるシステムに適用してもよく、また、一つの
機器(例えば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置
に適用してもよい。
【0131】また前述した各実施形態の機能を実現すべ
く各種のデバイスを動作させるように該各種デバイスと
接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、
上記各実施形態の機能を実現するためのソフトウェアの
プログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(CPUあるいはMPU)が、格納され
たプログラムに従って上記各種デバイスを動作させるこ
とによって実施したものも本発明の実施形態に含まれ
る。
【0132】またこの場合、前記ソフトウェアのプログ
ラムコード自体が前述した各実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、及びそのプロ
グラムコードをコンピュータに供給するための手段、例
えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は、本
発明を構成する。
【0133】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いるこ
とができる。
【0134】またコンピュータが供給されたプログラム
を実行することにより、前述の各実施形態の機能が実現
されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュ
ータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシス
テム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共働
して前述の各実施形態の機能が実現される場合にも、か
かるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0135】更に、供給されたプログラムコードが、コ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した各実
施形態の機能が実現される場合も、本発明の実施形態に
含まれることは言うまでもない。
【0136】なお、実施の第1〜第4形態において、検
索シートの画像301を縮小画像としたが、これに限る
ものでなく、ファクシミリデータに係る画像の一部を切
り出すようにしてもよい。すなわち、原画像の概要が把
握できるような画像とすればよい。
【0137】また、実施の第1〜第4形態で処理の対象
となる受信データは、ファクシミリデータ、電子メール
データに限るものでなく、外部装置から受信される他の
データであってもよい。
【0138】なお、実施の第2、第3、第4形態におけ
る所定量A、所定枚数B、所定枚数Cは、状況(休暇の
長さ等)に応じて変えられるようにしてもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るデータ通信装置、請求項9に係るデータ通信方
法、または請求項10に係る記憶媒体によれば、受容さ
れたデータをメモリに記憶し、該記憶されたデータを検
索するための検索シートを出力するので、無駄な出力を
抑えつつ、データ受容の事実を容易に認識することがで
きる。また、検索シートの入力に応答して前記メモリに
記憶されたデータの中からデータを検索すると共に、該
検索されたデータを出力するので、受容したデータの内
容を所望のタイミングで認識することができる。
【0140】請求項2に係るデータ通信装置によれば、
受容されたデータの出力の要否を事前に判断することが
容易になり、無駄な出力を抑制することができる。
【0141】請求項3に係るデータ通信装置によれば、
メモリ容量の確保または検索シート用の記録紙の確保が
容易になる。
【0142】請求項5に係るデータ通信装置、請求項1
1に係るデータ通信方法、または請求項12に係る記憶
媒体によれば、受容されたデータをメモリに記憶し、該
記憶されたデータを検索するための検索データを出力
し、該出力された検索データに基づいて、前記メモリに
記憶されたデータの中から前記検索データに対応するデ
ータを検索すると共に、該検索されたデータを送信する
ので、受容されたデータを印刷出力することなく例えば
電子メール等で容易に送信することができ、無駄な出力
を回避しつつ受容されたデータを所望時に認識すること
ができる。
【0143】請求項7に係るデータ通信装置によれば、
受容されたデータの出力の要否を事前に判断することが
容易になり、無駄な出力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る複写装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】同装置におけるリーダ部及びプリンタ部を示す
断面図である。
【図3】同装置におけるリーダ部の構成を示すブロック
図である。
【図4】同装置におけるコア部の構成を示すブロック図
である。
【図5】同装置におけるファイル部により作成される検
索シートの一例を示す図である。
【図6】同装置におけるファクシミリデータ受信処理の
手順を示すフローチャートである。
【図7】同装置における電子メールデータ受信処理の手
順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第2形態に係る複写装置におけ
るリーダ部及びプリンタ部を示す断面図である。
【図9】同装置におけるファクシミリデータ受信処理の
手順を示すフローチャートである。
【図10】同装置における電子メールデータ受信処理の
手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の第3形態に係る複写装置にお
けるリーダ部及びプリンタ部を示す断面図である。
【図12】同装置におけるファクシミリデータ受信処理
の手順を示すフローチャートである。
【図13】同装置における電子メールデータ受信処理の
手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の第4形態に係る複写装置にお
けるファクシミリデータ受信処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の実施の第4形態に係る複写装置にお
ける電子メールデータ受信処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図16】検索シートをプラテンガラスに載置する場合
の載置方向を例示する図である。
【図17】原稿画像に基づく記録/検索判断処理のフロ
ーチャートを示す図である。
【図18】図17のステップS1706で実行される画
像データの検索処理のフローチャートを示す図である。
【図19】図18のステップS1808で実行される検
索された画像データの出力処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 8 フォーマッタ部 10 コア部 114 CPU(中央処理装置) 115 操作部 121 データ処理部 123 CPU(中央処理装置) 521 光磁気ディスク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受容する受容手段と、 該受容手段により受容されたデータをメモリに記憶する
    受容データ記憶手段と、 該受容データ記憶手段により記憶されたデータを検索す
    るための検索シートを出力する検索シート出力手段と、 該検索シート出力手段により出力された検索シートを入
    力する検索シート入力手段と、 該検索シート入力手段による前記検索シートの入力に応
    答して前記メモリに記憶されたデータの中からデータを
    検索すると共に、該検索されたデータを出力するデータ
    出力手段とを有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記検索シート出力手段により出力され
    るべき検索シートに前記受容手段により受容されたデー
    タの少なくとも一部を付加する付加手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記受容手段により受容されたデータを
    出力する受容データ出力手段を有し、前記受容手段によ
    りデータが受容された場合に、該受容されたデータのす
    べてを前記受容データ出力手段により出力するデータ出
    力モードと、前記受容手段によりデータが受容された場
    合に、前記受容データ出力手段による前記受容されたデ
    ータのすべての出力を禁止するデータ出力禁止モードの
    いずれかのモードを選択する選択手段を有することを特
    徴とする請求項1または2記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段によるモードの選択は、前
    記受容データ出力手段によるデータの出力に用いること
    ができる記録紙の残量に基づいてなされることを特徴と
    する請求項3記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 データを受容する受容手段と、 該受容手段により受容されたデータをメモリに記憶する
    受容データ記憶手段と、 該受容データ記憶手段により記憶されたデータを検索す
    るための検索データを出力する検索データ出力手段と、 該検索データ出力手段により出力された検索データに基
    づいて、前記メモリに記憶されたデータの中から前記検
    索データに対応するデータを検索すると共に、該検索さ
    れたデータを送信するデータ送信手段とを有することを
    特徴とするデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記検索データ出力手段は、前記検索デ
    ータを付加した検索シートを出力することを特徴とする
    請求項5記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記検索データ出力手段は、前記検索シ
    ートに前記受容手段により受容されたデータの少なくと
    も一部を付加することを特徴とする請求項6記載のデー
    タ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記データ送信手段は、電子メールを送
    信する電子メール送信手段を有し、前記検索データ出力
    手段により検索されたデータを前記電子メールと共に送
    信することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に
    記載のデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 データを受容する受容工程と、 該受容工程において受容されたデータをメモリに記憶す
    る受容データ記憶工程と、 該受容データ記憶工程において記憶されたデータを検索
    するための検索シートを出力する検索シート出力工程
    と、 該検索シート出力工程において出力された検索シートを
    入力する検索シート入力工程と、 該検索シート入力工程における前記検索シートの入力に
    応答して前記メモリに記憶されたデータの中からデータ
    を検索すると共に、該検索されたデータを出力するデー
    タ出力工程とを含むことを特徴とするデータ通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデータ通信方法に含ま
    れる各工程を実行するためのプログラムコードを格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 データを受容する受容工程と、 該受容工程において受容されたデータをメモリに記憶す
    る受容データ記憶工程と、 該受容データ記憶工程において記憶されたデータを検索
    するための検索データを出力する検索データ出力工程
    と、 該検索データ出力工程において出力された検索データに
    基づいて、前記メモリに記憶されたデータの中から前記
    検索データに対応するデータを検索すると共に、該検索
    されたデータを送信するデータ送信工程とを含むことを
    特徴とするデータ通信方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のデータ通信方法に含
    まれる各工程を実行するためのプログラムコードを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
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