JPH09321787A - デジタルpbx - Google Patents

デジタルpbx

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Publication number
JPH09321787A
JPH09321787A JP13295896A JP13295896A JPH09321787A JP H09321787 A JPH09321787 A JP H09321787A JP 13295896 A JP13295896 A JP 13295896A JP 13295896 A JP13295896 A JP 13295896A JP H09321787 A JPH09321787 A JP H09321787A
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JP
Japan
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data
transceiver
digital
terminal
switch
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Pending
Application number
JP13295896A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kamimura
義則 上村
Shigeki Tokunaga
茂樹 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13295896A priority Critical patent/JPH09321787A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルPBXに収容された電話回線を使用
して構内LANを構築することができるデジタルPBX
を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1の端末101から第3の端末103
へデータを送信する場合、第1の端末101はデスティ
ネーションアドレスとして第3の端末103のアドレス
を、ソースアドレスとして第1の端末101のアドレス
を第1のトランシーバ制御装置111へ伝送し、使用可
能な時分割スイッチ126へデータを送出する。時分割
スイッチ126はデータを第1のトランシーバ114か
ら第2のトランシーバ115、第2のトランシーバ11
5から第3のトランシーバ116、第3のトランシーバ
116から第1のトランシーバ114へ伝送する。第3
のトランシーバ制御装置113はデスティネーションア
ドレスが自分のアドレスであると、時分割スイッチ12
6内のデータを第3の端末103へ伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルやプラントな
どのインテリジェント化を安価にかつ容易に行うことを
可能にするデジタルPBXに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、新たに建設されるビルやプラント
等においては、今後予想される大量のデータを効率よ
く、高速に処理または通信するため、予め、高度に発展
したOA機材が投入されている。しかしながら、従来の
旧型のビルやプラント等においてはこのようなOA機材
を後から設置することはかなり困難な作業を伴う。特
に、大量のケーブルを付設する必要があるLANの構築
には、相当な費用が必要であるし、ビルの構造上そのよ
うなLANの構築が不可能な場合さえある。
【0003】このような理由により、前述のようなビル
やプラント等では既存の設備、つまりデジタルPBXと
電話回線を利用してLANシステムが構築されている。
以下、従来のLANシステムの構成について説明する。
図5は従来のデジタルPBXを用いたLANシステムの
構成図である。
【0004】図5に示すように、データの送信や受信な
どを行う端末1、2、3と、端末1、2、3を接続して
いるデジタル電話機4、5、6と、デジタル電話機4、
5、6とデジタルPBX15とのインタフェースを司る
デジタル内線カード7と、デジタル内線カード7内にお
いて、デジタル電話機4、5、6に接続されデータの多
重化・分離を行うレシーバ8、9、10と、レシーバ
8、9、10に接続されレシーバ8、9、10を制御す
る内線カード制御手段11と、デジタル内線カード7に
接続されている時分割スイッチ12と、制御用の管理デ
ータなどを格納するための記憶手段13と、デジタル内
線カード7、時分割スイッチ12、記憶手段13に接続
されかつこれらを制御するためのスイッチ制御手段14
を備えているデジタルPBX15とにより構成される。
【0005】上記構成において、第1の端末1が第2の
端末2と第3の端末3に、同じデータを送信する場合の
例を説明する。第1の端末1と第2の端末2とがデータ
通信を行う場合、第1の端末1は第1のデジタル電話機
4に対し通信データを送信し、第1のデジタル電話機4
は受信した通信データを速度変換してデジタルPBX1
5が具備するデジタル内線カード7内の第1のレシーバ
8へと送信し、第1のレシーバ8は受信した通信データ
を音声データ用のBチャネル16、17、18とデータ
通信用のBチャネル19、20、21と制御信号用のD
チャネル22とに分離し、発呼要求を行う制御信号を内
線カード制御手段11へと送信する。
【0006】制御信号を受信した内線カード制御手段1
1はスイッチ制御手段14に、第2の端末2が通信可能
であるか否かの判定を依頼する。スイッチ制御手段14
は第2の端末2が他の端末と通信中でなければ、内線カ
ード制御手段11へ通信可能であることを報告し、内線
カード制御手段11は第1のレシーバ8へデータ送信の
指示を出し、第1のレシーバ8はそれを受けてデータを
時分割スイッチ12へ送信する。時分割スイッチ12は
スイッチ制御手段14に制御され、第1のレシーバ8か
ら受信したデータを第2のレシーバ9へとスイッチング
する。データを受信した第2のレシーバ9はデータを多
重化し、第2の電話機5へと通信データを送信し、第2
のデジタル電話機5は通信データを高速変換して第2の
端末2へ通信データを送信する。
【0007】その後、第1の端末1が第3の端末3とデ
ータ通信を行う場合には、第1の端末1は第2の端末2
との間の回線の切断要求を第1のデジタル電話機4を介
してデジタルPBX15が具備するデジタル内線カード
7内の第1のレシーバ8へと送信し、第1のレシーバ8
は、切断要求を行う制御信号を内線カード制御手段11
へと送信する。内線カード制御手段11は第1のレシー
バ8へ切断要求が送信されたことを確認すると、第2の
レシーバ9を制御し第2のデジタル電話機5を介して第
2の端末2へ切断要求を送信し、第1の端末1と第2の
端末2とのコネクションを切断する。コネクション切断
後、第1の端末1は第3の端末3へデータ通信の手続を
行うことになる。第1の端末1と第3の端末3とがデー
タ通信を行う手順は、第1の端末1と第2の端末2とが
データ通信を行う手順と同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、1対1の回線接続した行えず、ある端末
から同じデータを複数の端末に伝送する場合、各端末毎
にコネクションを張り直さねばならず、面倒で使いづら
いという問題点があった。
【0009】そこで本発明は、既存の電話回線を用いて
一度に複数の端末への同じデータの伝送が可能なデータ
通信パスを形成できるデジタルPBXを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、回線交換手段を有するデジタルPBXであって、デ
ータの送信や受信などを行う端末を接続しているデジタ
ル電話機とのインタフェースを司るデジタル内線カード
と、デジタル内線カード内において、デジタル電話機に
接続されデータの多重化・分離を行うレシーバと、この
レシーバに接続されトランシーバを制御するトランシー
バ制御装置と、このトランシーバ制御装置に接続され伝
送路へのデータの送受信、自送信データに対する受信確
認判定等の機能を有するトランシーバと、前記レシーバ
およびトランシーバ制御装置を制御する内線カード制御
手段と、前記デジタル内線カードを接続してデータを各
ポートのデータ通信用チャネルへ順番にスイッチングす
るループ型スイッチング手段を備えた時分割スイッチ
と、この時分割スイッチが使用可能であるかを示す情報
を格納するための記憶手段と、前記デジタル内線カー
ド、時分割スイッチ、記憶手段を制御するためのスイッ
チ制御手段を備え、前記時分割スイッチのスイッチ制御
をループ型にすることによりLANを構築した。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1のデジ
タルPBXにおいて、記憶手段にルーティング情報を記
入した経路制御テーブルを備え、経路制御テーブル上の
デスティネーションアドレスから相手先を判定すること
により、1対1で端末間を接続するようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1の発明によれば、時分割
スイッチによるデータのループ制御、トランシーバおよ
びトランシーバ制御装置によるデータの送受信や受信判
定確認などが可能となり、既存の電話回線を使用してあ
る端末から一度に複数の端末へのデータの送信が可能な
構内LANを構築できる。
【0013】請求項2の発明によれば、記憶手段内に経
路制御テーブルを格納することにより端末間を1対1で
接続することも可能となる。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態にお
けるデジタルPBXの構成図、図2は同ループ型スイッ
チング手段の説明図、図3は同データ構造図である。図
1において、データの送信や受信などを行う端末10
1、102、103と、端末101、102、103を
接続しているデジタル電話機104、105、106
と、デジタル電話機104、105、106とのインタ
フェースを司るデジタル内線カード107と、デジタル
内線カード107内において、デジタル電話機104、
105、106に接続され、音声通信用117、11
8、119とデータ通信用120、121、122と制
御信号用123の3つのチャネルの多重化・分離を行う
レシーバ108、109、110と、レシーバ108、
109、110に接続されトランシーバ114、11
5、116を制御するトランシーバ制御装置111、1
12、113と、トランシーバ制御装置111、11
2、113に接続され伝送路へのデータの送受信、自送
信データに対する受信確認判定等の機能を有するトラン
シーバ114、115、116と、レシーバ108、1
09、110、トランシーバ制御装置111、112、
113を制御する内線カード制御手段125と、デジタ
ル内線カード107を接続してデータを各ポートのデー
タ通信用チャネル120、121、122へ順番にスイ
ッチングするループ型スイッチング手段124を具備す
る時分割スイッチ126と、時分割スイッチ126が使
用可能であるか否かを示す情報を格納するための記憶手
段127と、デジタル内線カード107、時分割スイッ
チ126、記憶手段127に接続されかつこれらを制御
するためのスイッチ制御手段128を具備している。
【0015】次に図2を参照してループ型スイッチング
手段124の説明を行う。第1の端末201は、送信デ
ータを通信メモリ208内の第1のメモリ空間204へ
書き込み、第1のメモリ空間204のデータは第2の端
末202によって読み出され、第2の端末202は第1
のメモリ空間204から読み出したデータを通信メモリ
208内の第2のメモリ空間205へ書き込み、第2の
メモリ空間205のデータは第3の端末203によって
読み出され、第3の端末203は第2のメモリ空間20
5から読み出したデータを通信メモリ208内の第3の
メモリ空間206へ書き込み、第3のメモリ空間206
のデータは第1の端末201によって読み出される。こ
の際、データのスイッチングは図1の記憶手段127に
格納されているデータ交換テーブル207を参照して行
われる。このデータ交換テーブル207はPBXプログ
ラミングにより設定が可能である。上記手順のようにデ
ータを送信していくことにより、ある端末から一度に複
数の端末への送信が可能となる。
【0016】次に第1の端末101から第2の端末10
2と第3の端末103へデータを送信する場合の動作を
図1、図2、図3を参照して説明する。図3はデータ構
造図である。第1の端末101は、ループ型スイッチン
グ手段124を使用することを明確にする為にループ送
信フラグ301を「真」に、データを第2の端末102
と第3の端末103の2つの端末に送信する為にデステ
ィネーション数302を2に、受信端末である第2の端
末102が確正確にデータを受信したかを示す受信確認
フラグ303と受信端末である第3の端末103が正確
にデータを受信したかを示す受信確認フラグ304を
「偽」に設定し、デスティネーションアドレス306と
して第2の端末102のアドレスを、デスティネーショ
ンアドレス307として第3の端末103のアドレス
を、またソースアドレス309として第1の端末101
のアドレスを送信データに付加して、第1のデジタル電
話機104に対し通信データを送信する。
【0017】第1のデジタル電話機104は、受信した
通信データを速度変換してデジタルPBX129が具備
するデジタル内線カード107内の第1のレシーバ10
8へと送信し、第1のレシーバ108は受信した通信デ
ータを音声データ用のBチャネル117とデータ通信用
のBチャネル120と制御信号用のDチャネル123と
に分離し、制御信号を内線カード制御手段125へと送
信する。制御信号を受信した内線カード制御手段125
はスイッチ制御手段128に時分割スイッチ126の使
用が可能であるか否かの判定を依頼する。スイッチ制御
手段128は記憶手段127に格納されている時分割ス
イッチ状態フラグによリ時分割スイッチ126の使用が
可能であるか否かを調べて内線カード制御手段125へ
その結果を報告する。時分割スイッチ126の使用が不
可能であれば時分割スイッチ状態フラグは「真」であ
り、その場合は時分割スイッチ状態フラグが「偽」にな
るまで待つことになる。時分割スイッチ状態フラグが
「偽」であれば、時分割スイッチ状態フラグを「真」に
設定した後に、内線カード制御手段125は第1のレシ
ーバ108にデータ送信の指示を出し、第1のレシーバ
108はそれを受けてデータを第1のトランシーバ制御
装置111へ伝送し、第1のトランシーバ制御装置11
1は第1のトランシーバ114を介して第1のレシーバ
108から受信したデータを時分割スイッチ126へ伝
送する。
【0018】スイッチ制御手段128は記憶手段127
に格納されているデータ交換テーブル207を参照し
て、上記で説明したようにデータをループ型にスイッチ
ングしていく。ループ型スイッチング手段124によ
り、データは第2のトランシーバ115へと伝送され、
第2のトランシーバ115はデータのデスティネーショ
ンアドレス306が自分が接続している第2の端末2の
アドレスであることを確認し、時分割スイッチ126か
らのデータを取り込み、データを第2のトランシーバ制
御装置112を介して第2のレシーバ109へと伝送
し、データを受信した第2のレシーバ109はデータを
多重化し、第2のデジタル電話機105へとデータを送
信し、第2のデジタル電話機105は通信データを速度
変換して第2の端末102へ通信データを送信する。
【0019】第2のトランシーバ制御装置112は、デ
ータを第2のレシーバ109へ送ると同時に、データを
正確に受信したことを示すために自分のデスティネーシ
ョンアドレスに対応する受信確認フラグ303を「真」
に設定した後に時分割スイッチ126にデータを送信す
る。さらに、ループ型スイッチング手段124により、
データは第3のトランシーバ116へと伝送され、第3
のトランシーバ116はデータのデスティネーションア
ドレス307が自分が接続している第3の端末103の
アドレスであることを確認し、時分割スイッチ126か
らのデータを取り込み、そのデータを第3のトランシー
バ制御装置113を介して第3のレシーバ110へと伝
送し、データを受信した第3のレシーバ110はデータ
を多重化し、第3のデジタル電話機106へとデータを
送信し、第3のデジタル電話機106は通信データを速
度変換して第3の端末103へ通信データを送信する。
【0020】第3のトランシーバ制御装置113は、デ
ータを第3のレシーバ110へ送ると同時に、自分のデ
スティネーションアドレス307に対応する受信確認フ
ラグ304を「真」に設定した後に時分割スイッチ12
6へデータを送信する。次に、データは第1のトランシ
ーバ114へと伝送され、第1のトランシーバ114は
データのソースアドレス309が自分が接続している第
1の端末101のアドレスであり、送信データにおいて
全てのデスティネーションアドレス306、307に対
応した受信確認フラグ303、304が「真」に設定さ
れていることを確認すると、第1のトランシーバ制御装
置111は第1の端末101に、送信データが第2の端
末102と第3の端末103により確実に受信されたこ
とを示すデータ受信確認情報を送信する。第1のトラン
シーバ制御装置111は自分の送信データにおいて複数
のデスティネーションアドレス306、307に対応し
た受信確認フラグ303、304のうち1つでも「真」
に設定されていない場合は、第1のトランシーバ114
を介して、同じデータを再度時分割スイッチ126に伝
送する。
【0021】第1の端末101はデータ受信確認情報を
受信した後に、回線の切断要求を第1のデジタル電話機
104を介してデジタルPBX129が具備するデジタ
ル内線カード107内の第1のレシーバ108へと送信
し、内線カード制御手段125は第1のレシーバ108
へ切断要求が送信されたことを確認すると、スイッチ制
御手段128に時分割スイッチ126の解放を依頼し、
スイッチ制御手段128は記憶手段127に格納されて
いる時分割スイッチ状態フラグを「偽」に設定し、時分
割スイッチ126を使用可能にする。
【0022】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の他の実施の形態におけるデジタルP
BXの経路制御テーブル図であって、デジタルPBX1
29内の記憶手段127に備えられた経路制御テーブル
400を示している。トランシーバナンバ1は第1のト
ランシーバ114を、トランシーバナンバ2は第2のト
ランシーバ115を、トランシーバナンバ3は第3のト
ランシーバ116を表しており、アドレス番号101は
第1の端末101のアドレス、アドレス番号102は第
2の端末102のアドレス、アドレス番号103は第3
の端末103のアドレスである。図1、図2、図3、図
4を参照して、端末間を1対でつなぎこむ例として、第
1の端末101から第3の端末103へデータを送信す
る場合を動作を説明する。
【0023】第1の端末101は、ループ型スイッチン
グ手段124を用いない、つまり記憶手段127内のデ
ータ交換テーブル207を参照しないようにループ送信
フラグ301を「偽」に、また、デスティネーション数
302を1に、受信確認フラグ303を「偽」に設定
し、デスティネーションアドレス306として第3の端
末103のアドレスを、またソースアドレス309とし
て第1の端末101のアドレスを送信データに付加し
て、第1のデジタル電話機104に対し通信データを送
信する。第1のデジタル電話機104は、受信した通信
データを速度変換してデジタルPBX129が具備する
デジタル内線カード107内の第1のレシーバ108へ
と送信し、第1のレシーバ108は受信した通信データ
を音声データ用のBチャネル117とデータ通信用のB
チャネル120と制御信号用のDチャネル123とに分
離し、制御信号を内線カード制御手段125へと送信す
る。
【0024】制御信号を受信した内線カード制御手段1
25はスイッチ制御手段128に時分割スイッチ126
の使用が可能であるか否かの判定を依頼する。スイッチ
制御手段128は記憶手段127に格納されている時分
割スイッチ状態フラグにより時分割スイッチ126の使
用が可能であるか否かを調べて内線カード制御手段12
5へその結果を報告する。時分割スイッチ126の使用
が不可能であれば時分割スイッチ状態フラグは「真」で
あり、その場合は時分割スイッチ状態フラグが「偽」に
なるまで待つことになる。時分割スイッチ状態フラグが
「偽」であれば、時分割スイッチ状態フラグを「真」に
設定した後に、内線カード制御手段125はデータ送信
の指示を第1のレシーバ108へ出す。また、内線カー
ド制御手段125はデータのデスティネーションアドレ
ス306を調べ、そのデスティネーションアドレス30
6をスイッチ制御手段128へと報告する。
【0025】第1のレシーバ108は第1のデジタル電
話機104が送信したデータを第1のトランシーバ制御
装置111変換伝送し、第1のトランシーバ制御装置1
11は第1のトランシーバ114を介して、データを時
分割スイッチ126へ伝送する。スイッチ制御手段12
8は、第1のトランシーバ114から送信されたデータ
を、第1の制御装置125から得たデータのデスティネ
ーションアドレス306と記憶手段127に格納されて
いる経路制御テーブル400を参照することにより、デ
ータをトランシーバナンバが3であるトランシーバ11
6へスイッチングする。時分割スイッチ126からデー
タを受信した第3のトランシーバ116は、データのデ
スティネーションアドレス306が自分が接続している
第3の端末103のアドレスであることを確認し、デー
タを第3のトランシーバ制御装置113を介して第3の
レシーバ110へと伝送し、データを受信した第3のレ
シーバ110はデータを多重化し、第3のデジタル電話
機106へとデータを送信し、第3のデジタル電話機1
06は通信データを速度変換して第3の端末103へ通
信データを送信する。
【0026】第3のトランシーバ制御装置113は、デ
ータを第3のレシーバ110へ送ると同時に、データを
正確に受信したことを知らせるために受信確認フラグ3
03を「真」に設定した後に時分割スイッチ126にデ
ータを伝送する。内線カード制御手段125は、データ
のソースアドレス309を調べてソースアドレス309
をスイッチ制御手段128へ報告する。スイッチ制御手
段128は、第3のトランシーバ116から時分割スイ
ッチ126へ伝送されたデータを、内線カード制御手段
125から得たデータのソースアドレス309と記憶手
段127に格納されている経路制御テーブル400を参
照することにより、データをトランシーバナンバが1で
あるトランシーバ114へスイッチングする。
【0027】次に、データが第1のトランシーバ114
へと伝送され、第1のトランシーバ114はデータのソ
ースアドレス309が自分が接続している第1の端末1
01のアドレスであり、送信データに対して受信確認フ
ラグ303が「真」に設定されていることを確認する
と、第1のトランシーバ制御装置111は第1の端末1
01に、送信データが第3の端末103により確実に受
信されたことを示すデータ受信確認情報を送信する。第
1のトランシーバ制御装置111は自分の送信データに
おいてデスティネーションアドレス306に対応した受
信確認フラグ303が「真」に設定されていない場合
は、第1のトランシーバ114を介して、同じデータを
再度時分割スイッチ126に伝送する。
【0028】第1の端末101はデータ受信確認情報を
受信し後に、回線の切断要求を第1のデジタル電話機1
04を介してデジタルPBX129が具備するデジタル
内線カード107内の第1のレシーバ108へと送信
し、内線カード制御手段125は第1のレシーバ108
へ切断要求が送信されたことを確認すると、スイッチ制
御手段128に時分割スイッチ126の解放を依頼し、
スイッチ制御手段128は記憶手段127に格納されて
いる時分割スイッチ状態フラグを「偽」に設定し、時分
割スイッチ126を使用可能にする。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、時分割スイッチによる
データのループ制御、トランシーバおよびトランシーバ
制御装置によるデータの送受信や受信判定確認などが可
能となり、既存の電話回線を使用してある端末から一度
に複数の端末へのデータの送信が可能な構内LANを構
築できる。更に、記憶手段内に経路制御テーブルを格納
することにより端末間を1対1で接続することも可能と
なる。また、ループ型ローカルエリアネットワークと比
較した場合、接続のためのケーブルは、既存のデジタル
電話機に張られた配線をそのまま使用してデータ通信を
行うため、新たに配線を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるデジタルPBX
の構成図
【図2】本発明の一実施の形態におけるデジタルPBX
のループ型スイッチング手段の説明図
【図3】本発明の一実施の形態におけるデジタルPBX
のデータ構造図
【図4】本発明の他の実施の形態におけるデジタルPB
Xの経路制御テーブル図
【図5】従来のデジタルPBXを用いたLANシステム
の構成図
【符号の説明】
101 第1の端末 102 第2の端末 103 第3の端末 104 デジタル電話機 105 デジタル電話機 106 デジタル電話機 107 デジタル内線カード 108 レシーバ 109 レシーバ 110 レシーバ 111 トランシーバ制御装置 112 トランシーバ制御装置 113 トランシーバ制御装置 114 トランシーバ 115 トランシーバ 116 トランシーバ 117 音声データ用のBチャネル 118 音声データ用のBチャネル 119 音声データ用のBチャネル 120 データ通信用のBチャネル 121 データ通信用のBチャネル 122 データ通信用のBチャネル 123 第1の制御信号用のDチャネル 124 ループ型スイッチング手段 125 内線カード制御手段 126 時分割スイッチ 127 記憶手段 128 スイッチ制御手段 129 デジタルPBX

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線交換手段を有するデジタルPBXであ
    って、データの送信や受信などを行う端末を接続するデ
    ジタル電話機とのインタフェースを司るデジタル内線カ
    ードと、このデジタル内線カード内において、デジタル
    電話機に接続されデータの多重化・分離を行うレシーバ
    と、このレシーバに接続されトランシーバを制御するト
    ランシーバ制御装置と、このトランシーバ制御装置に接
    続され伝送路へのデータの送受信、自送信データに対す
    る受信確認判定等の機能を有するトランシーバと、前記
    レシーバおよび前記トランシーバ制御装置を制御する内
    線カード制御手段と、前記デジタル内線カードを接続し
    てデータを各ポートのデータ通信用チャネルへ順番にス
    イッチングするループ型スイッチング手段を備えた時分
    割スイッチと、この時分割スイッチが使用可能であるか
    否かを示す情報を格納するための記憶手段と、前記デジ
    タル内線カード、時分割スイッチ、記憶手段を制御する
    ためのスイッチ制御手段とを備え、前記時分割スイッチ
    のスイッチ制御をループ型にすることによりLANを構
    築することを特徴とするデジタルPBX。
  2. 【請求項2】前記記憶手段にルーティング情報を記入し
    た経路制御テーブルを備え、この経路制御テーブル上の
    デスティネーションアドレスから相手先を判定し、1対
    1で端末間をつなぐことを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタルPBX。
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