JP3023210B2 - 電子交換機システム - Google Patents

電子交換機システム

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JP3023210B2
JP3023210B2 JP3159017A JP15901791A JP3023210B2 JP 3023210 B2 JP3023210 B2 JP 3023210B2 JP 3159017 A JP3159017 A JP 3159017A JP 15901791 A JP15901791 A JP 15901791A JP 3023210 B2 JP3023210 B2 JP 3023210B2
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル電子交換機シ
ステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交換機はマイクロプロセッサを制
御の中枢として使用するようになり、益々高インテリジ
ェント化と高機能化が図られるようになった。そして、
マイクロコンピュ−タを使用した構内交換用のディジタ
ル電子交換機は、内線と外線を収容し、内線相互間、内
線と外線間の交換接続を行うと云った基本機能の他、内
線別課金管理機能等、様々なサ−ビス機能を実現してい
る。
【0003】ところで、事業所構内のこのような構内交
換機(以下、 PBXと呼ぶ)を利用した通信設備が構内の
広範囲に展開されている場合、 PBXから端末までの回線
の長さに制限があるため、それらの通信設備を1つの P
BXに収容することが出来ないことがある。また、法律
上、公道を跨いで私設回線を敷設することができないた
めに、事業所が一つの纏まった敷地内に無い場合は、一
つの PBXで事業所内をカバーすることができない。
【0004】このような場合、従来は構内に複数の PBX
を設置し、互いに専用線で結ぶことにより構内交換シス
テムを構成するようにしている。しかし、事業所内に複
数のPBXを分散配置し、互いに専用線で結ぶ構成とした
場合には次のような問題が生じる。
【0005】すなわち、 (1) PBXの機種等を一致させないとサ−ビス仕様を統一
することが難しい。PBX間を中継・転送される通話と、
同一 PBX内の通話では通話品質が一定しない。 (2) 通話料金の一括管理が難しい。 (3) PBXの保守が一元的に行えない。 (4) 事業所の通信システムの拡張に際し、自由度が無く
なる。 と云った点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】事業所構内の通信設備
として PBXを設置し、この PBXに内線端末を収容する構
成とした場合、事業所構内が非常に広かったりすると、
回線の長さの制限から、一つの PBXに収容できないこと
になる。また、事業所構内が公道で分断されていたり、
離れた事業所であった場合、公道を跨いで私設回線を付
設することが出来ないので、このような場合には、それ
ぞれ必要な区域毎に PBXを設置し、 PBX間を専用線で結
ぶことにより構内交換システムを構成するようにしてい
る。
【0007】しかし、事業所内に複数の PBXを分散配置
し、互いに専用線で結ぶ構成とした場合には“ PBXの機
種等を一致させないとサ−ビス仕様を統一することが難
しい”,“通話料金の一括管理が難しい”,“ PBXの保
守が一元的に行えない”,“事業所の拡張が構内の敷地
による制限を受ける”等の問題があり、通信技術が高度
に発展して遠隔地間での居ながらにしての会議(テレビ
会議システム)や、遠方情報の一括管理、サ−ビスの平
均化(どの地点でも同じようなサ−ビスが受けられるよ
うにする)が当たり前となっている現在、極めて不便で
あり、改善が望まれる。これは別々に設置された PBXは
如何に専用線で接続してネットワークを組んであろうと
も、各 PBXから見ると所詮、自己の外にある別の装置に
過ぎないためである。
【0008】そこで、この発明の目的とするところは、
遠隔地の電話端末を内線と同様の扱いをすることができ
るようにして、距離の制限を越えて自己に収容されてい
る場合と同様の制御を可能にし、制御の一元化を図るこ
とができるようにした電子交換機システムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、回線が接
続される回線インターフェイスと中央制御部との間にて
制御信号を送受させる第一の制御ハイウェイと、前記回
線インターフェイス間にて音声信号を送受させる第一の
音声ハイウェイとを有した交換装置からなる交換システ
ムにおいて、[1]第1には、 前記回線インターフェイスと、前記第
一の制御ハイウェイ及び前記第一の音声ハイウェイと同
一のプロトコルによる第二の制御ハイウェイ及び第二の
音声ハイウェイと、前記回線インターフェイスに係る制
御信号と音声信号とを多重化して前記交換装置側へ送信
する送信手段とからなり、前記交換装置から離れて配置
されるモジュールと、前記交換装置と前記モジュールと
を接続する伝送路とを備え、前記交換装置は、多重化さ
れ前記モジュールから前記伝走路を介して伝送されてき
た制御信号と音声信号とを受信する受信手段と、多重化
された制御信号と音声信号とを分離する分離手段と、を
備えて分離された制御信号を前記第一の制御ハイウェイ
に与えると共に、分離された音声信号を前記第一の音声
ハイウェイに与える構成とすることを特徴とする。 [2]また、第2には、前記回線インターフェイスと、
前記第一の制御ハイウェイ及び前記第一の音声ハイウェ
イと同一のプロトコルによる第二の制御ハイウェイ及び
第二の音声ハイウェイと、前記交換装置側から多重化さ
れ送られてきた制御信号と音声信号とを受信する受信手
段と、受信した制御信号と音声信号とを分離する分離手
段と、分離された制御信号を前記第二の制御ハイウェイ
にのせると共に、分離された音声信号を前記第二の音声
ハイウェイにのせ前記回線インターフェイスに与える手
段とからなり、前記交換装置から離れて配置されるモジ
ュールと、 前記交換装置と前記モジュールとを接続する
伝送路とを具備し、 前記交換装置は、 前記第一の制御ハ
イウェイの制御信号と前記第一の音声ハイウェイの音声
信号とを多重化する多重化手段と、 多重化した制御信号
と音声信号とを前記伝送路を介して前記モジュールヘ送
信する送信手段とを有する構成とすることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】 このような構成の本発明の電子交換システム
は、前記モジュールは交換装置より離れた位置に配置さ
れるが、このモジュールは交換装置と同じ回線インタフ
ェースを持ち、また、交換装置と同じプロトコルで動作
する制御ハイウェイ、音声ハイウェイを持つ。そして、
前記回線インターフェィスに係る制御信号と音声信号と
を多重化し、伝送路を介して交換装置に送る構成として
あり、交換装置は自己の第一の制御ハイウェイ及び第一
の音声ハイウェイの信号を多重化して前記モジュールヘ
伝送路を介して伝送すると共に、モジュールから伝送さ
れてきた信号を交換装置の第一の制御ハイウェイ及び第
一の音声ハイウェイ用の制御信号及び音声信号に分離し
て夫々のハイウェイに与える。 また、第2の発明の場合
は、前記モジュールに、前記交換装置から多重化されて
送られてきた制御信号と音声信号とを受信する受信手段
があり、この受信手段で受信した制御信号と音声信号を
分離手段で分離し、分離した制御信号は第二の制御ハイ
ウェイにのせるとともに、分離した音声信号は第二の音
声ハイウェイにのせ、モジュールにおける前記回線イン
ターフェイスに与える。
【0011】すなわち、交換装置より離れて配置される
モジュールの第二の制御ハイウェイ及び第二の音声ハイ
ウェイは、交換装置の各ハイウェイと同一のプロトコル
で運用される。そのため、当該モジュールの第二の制御
ハイウェイ及び第二の音声ハイウェイは、交換装置の制
御ハイウェイ及び音声ハイウェイと同一仕様のものとな
るから、当該モジュールの第二の制御ハイウェイ及び第
二の音声ハイウェイには、交換装置の回線インタフェー
スと同一の回線インタフェースが接続できるので、交換
装置に収容される回線インタフェースの一つとして扱う
ことができ、遠方に配置したモジュールに収容される回
線を交換装置に収容される回線と同じ扱いで収容でき
る。 しかも、交換装置で用いる回線インタフェースを、
モジュール側でもそのまま利用することができ、交換装
置のハードウェア、ソフトウェアを大きく変更すること
なく、遠方の回線を収容可能になるものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明を適用する対象となるデ
ィジタル PBXの構成図である。
【0017】図に示すように、この PBXは中央制御部1
0、ライン・トランク部30により構成されている。これ
らのうち、中央制御部10は発着信および、それに伴う交
換制御や終話制御、各種サ−ビス機能の実施等を行うも
ので、メインCPU(MCPU) 11、ローカルCPU(LCPU)
12 、メモリ(CM) 13 、通話路部20等により構成されて
いる。
【0018】ここでMCPU 11 と云うのは各制御部との信
号の分析、判断、指示を行い、呼処理、障害処理、保守
運用等、システム全体の制御を司るプロセッサユニット
である。
【0019】また、中央制御部10のLCPU 12 は前記MCPU
11 の制御のもとにライン・トランク部30の制御、診断
などを行うプロセッサである。また、CM 13 は前記MCPU
11とLCPU 12 間のシステムバス14を介した通信で使用
するプロセッサ間共通メモリである。
【0020】中央制御部10の通話路部20は収容する回線
のインタフェ−スである各ライン/トランク部との間で
通話路を形成するためのもので、時間スイッチ(TSW) に
より構成され、あるライン回路間、あるいはあるライン
回路とあるトランク回路間の通話路を開設する場合には
そのライン回路やトランク回路に対する送信用、受信用
の特定タイムスロットを決め、そのタイムスロットに通
話信号を挿入することで相手にその通話信号を与え、交
換動作を行うことになる。
【0021】PBXのライン・トランク部30は複数のL/T
系カード(ライン/トランク系カード、すなわち、ライ
ン/トランク回路の実装された基板)32により構成され
ている。このL/T 系カード32は、複数のライン回路/ト
ランク回路を一枚の基板上に実現したユニットである。
ライン回路はそれぞれ対応する内線と PBXとのインタフ
ェ−スであり、トランク回路はそれぞれ対応する局線と
PBXとのインタフェ−スであって、回線捕捉や着信検
出、ループ・ダイヤルパルス送出、2線‐4線変換、符
号/復号化等を行うものである。
【0022】PBXのL/T 系カード32にはDSTI,BSTI,C0T
I等がある。これらのうち、DSTIはライン回路のカード
であり、ディジタル電話機や受付台/中継台等の端末と
の各種信号の送受信制御を行うカードである。また、BS
TIもライン回路のカードであるが、これは標準電話機の
ループ情報監視、選択信号の計数受信、呼び出し信号の
送出等の制御を行うカードである。
【0023】COTIはトランク回路のカードであって、ア
ナログ局線とのインタフェ−スであり、アナログ局交換
機からの着信信号の監視、ダイヤル・パルス/プッシュ
・ボタン選択信号の送出等の制御を行うカードである。
【0024】PBX内の中央制御部10におけるLCPU 12
と、この PBXに収容されるL/T 系カード32とは、当該 P
BX内の制御ハイウェイ40を介して接続され、当該制御ハ
イウェイ40により制御信号の授受を行う構成となってい
る。また、中央制御部10内の通話路部20と前記L/T 系カ
ード32とは通話路ハイウェイ50を介して接続され、当該
通話路ハイウェイ50により通話データの伝送を行うこと
ができる構成となっている。
【0025】ここで、L/T 系カード32とLCPU 12 、通話
路部20の既存通信方式を図3を用いて説明する。L/T 系
カード32とLCPU 12 との通信方式は基本伝送レート2.04
8 Mbpsの全二重シリアルバスである制御ハイウェイ40を
用いて多重化方式により行う。この制御ハイウェイ40に
対して信号を送受するためのインタフェ−スの機能を持
つユニットをILSIと云う。
【0026】信号送受インタフェ−スユニットILSIには
メイン・インタフェ−スユニットであるM-ILSI 12-1 と
サブ・インタフェ−スユニットであるS-ILSI 32-1 が設
けられており、1ハイウェイにはM-ILSIが1個と、S-IL
SIが32個まで収容可能である。
【0027】M-ILSI 12-1 はLCPU 12 上にあり、S-ILSI
32-1 はL/T 系カード32上にある。また、個々のL/T 系
カード32にはアドレスが割り付けられており(以下、こ
のアドレスをカードアドレスと呼ぶ)、S-ILSI 32-1 の
制御ハイウェイ上のアドレスとして用いられている。
【0028】制御ハイウェイ40の伝送制御方式は、4ms
周期で32タイムスロット分割としており、各々のタイム
スロットにおいて宛先アドレス・フィ−ルド等を含むヘ
ッダを持つ固定長の制御パケットを送受する。
【0029】制御ハイウェイ40上の制御パケットの伝送
方向には、上り方向と下り方向がある。下り方向とはM-
LSI から1つまたは複数のS-LSI に対し、制御パケット
が伝送される方向である。
【0030】制御パケットは任意のタイムスロットを用
いて伝送される。M-LSI から1つのS-LSI に対して制御
パケットを送出する際は、制御パケットのアドレス・フ
ィールドに、相手先S-LSI のカードアドレスを書き込ん
で相手先を指定する。また、特定の種別のL/T 系カード
32に同報的に制御パケットを送出する際は、宛先アドレ
ス・フィールドにはカード種別(BSTI,DSTI,COTI,そ
の他)に対応した識別子を設定する。S-LSI は宛先アド
レス・フィールドを解析して、自LSI に対して送られた
制御パケットのみを受信して取り込む。
【0031】また、上り方向とは、一つのS-LSI からLC
PU 12 のM-LSI12-1 に対して制御パケットが伝送される
方向であり、制御パケットは送出元S-LSI からのカード
アドレスに対応したタイムスロットを用いて伝送され
る。M-LSI 12-1はタイムスロットと宛先アドレス・フィ
ールド情報の間で矛盾のない制御パケットを受信する。
上記方式によりM-LSI 12-1と複数のS-LSI 32-1は制御ハ
イウェイ40を介して制御パケットの授受を行うことがで
きる。
【0032】次にL/T 系カードと通話路部20との通信方
式を説明する。PBX内に収容されたL/T 系カード32と当
該 PBXの通話路部20は時分割多重化された通話路ハイウ
ェイ50により、PCM 符号化された通話データを授受する
ようにしてあり、L/T 系カード32は通話路ハイウェイ50
上におけるカードアドレス対応のタイムスロットを用い
て通話データを授受する。
【0033】本発明を適用した遠隔地L/T 系カードと P
BX本体との接続方式は次の通りである。図3は本発明サ
−ビス機能を上記 PBXに適用した際のシステムの概略図
である。
【0034】全システムは PBX本体1、RUI 60、伝送路
80、RU 70 から構成されている。 PBX本体1のライン・
トランク部30にはL/T 系シェルフ31があり、 PBX本体に
直接収容されるL/T 系カード32はここに挿入されること
により、内部通信路としての制御ハイウェイ40、通話路
ハイウェイ50に接続される。
【0035】RUI 60は PBX本体1のL/T 系シェルフ31に
挿入され、制御ハイウェイ40、通話路ハイウェイ50に対
して信号の送受を行うインタフェ−スとしての機能を有
し、その信号を伝送路80を介してRUC 73との間で送受す
る。
【0036】RU 70 は遠隔地においてL/T 系カード72を
収容するモジュールである。L/T 系カード72は PBX本体
1内に収容した前記L/T 系カード32と構成は同一のもの
である。RU 70 はRUC 73、L/T 系シェルフ71等により構
成されている。そして、これらのうち、RUC 73はRU 70
において制御ハイウェイ74および通話路ハイウェイ75を
提供すると共に、RUI 60との間で伝送路80を介して制御
信号、通話データを送受する制御用のモジュールであ
る。
【0037】また、RU 70 のL/T 系シェルフ(カード装
着保持用のラック)71にはL/T 系カード72が挿入され
る。この挿入されるL/T 系カード72には PBX本体1の制
御ハイウェイ40における固有のカードアドレスが各々設
定されている。
【0038】図1は中央制御部10と遠隔地のL/T 系カー
ド72が通信する方式を説明するための構成図である。 P
BX本体1内のRUI 60はRUI 60全体を制御するCPU 60-2、
S-ILSI 60-1 、SIO 60-3、多重化スイッチ60-6等により
構成されている。
【0039】これらのうち、S-ILSI 60-1 は制御ハイウ
ェイ40に接続され、制御パケットの送受をする。このS-
ILSI 60-1 はL/T 系カード72上のS-ILSI 60-1 と異な
り、制御ハイウェイ上の制御パケットを、その宛先アド
レス・フィ−ルドの内容に係わりなく、全て受信する。
また異なったカード・アドレスを持つパケットを、各々
のカード・アドレスに対応したタイムスロットを用いて
送出する機能を持つ。
【0040】シリアル入出力回路であるSIO 60-3は、CC
ITT の勧告するX.25プロトコルのレイヤ1、レイヤ2を
サポートし、通信路60-5に対してシリアル信号の送受を
行う。RUI 60内の多重化スイッチ60-6は通信路60-5およ
び通話路ハイウェイ50からのデータを多重化して伝送路
80に接続する。
【0041】伝送路80は PBX本体1と遠隔地のRU 70 と
を繋ぐための通信路であり、伝送路80にはスーパ・ディ
ジタル専用線もしくは私設構内伝送路が用いられる。但
し、スーパ・ディジタル専用線を使用するときは、384k
bps ,768kbps ,1.5Mbps ,6Mbps の回線もしくはその
組み合わせを用いる。
【0042】遠隔地用の通信端末収容モジュールである
前記RU 70 は、RUC 73,L/T 系カード72および制御ハイ
ウェイ74、通話路ハイウェイ75により構成されている。
これらのうち、制御ハイウェイ74,通話路ハイウェイ75
は本発明のシステムの場合、PBX本体1から見て、延長
した内部通信路に相当する。
【0043】これらのちRUI 73は外部との伝送データ授
受用のインタフェ−スである。このRU 70 内のRUC 73は
RUC 73全体を制御するプロセッサであるCPU 73-2、パケ
ット送受信回路であるM-ILSI 73-1 、シリアル入出力回
路であるSIO 73-3、多重化スイッチ73-6等により構成さ
れている。
【0044】前記RUC 73内のM-ILSI 73-1 は、遠隔地側
ユニットであるRU 70 内の制御ハイウェイ74と伝送路80
との間で制御パケットを送受するものである。RUC 73内
のSIO 73-3はSIO 60-3と同様のユニットであり、多重化
スイッチ73-6に接続された通信路73-5に対してX.25プロ
トコルによってシリアル信号の送受を行う。
【0045】RUC 73内の多重化スイッチ73-6は、通信路
73-5および通話路ハイウェイ75を多重化して伝送路80に
送出し、また、伝送路80からの多重化信号を分離して制
御パケットは通信路73-5に、また、通話データは通話路
ハイウェイ75に与えるものである。従って、RUC 73内の
SIO 73-3と PBX本体1におけるRUI 60内のSIO 60-3は、
互いに対向してX.25プロトコルによって信号を送受す
る。
【0046】RUC 73内の多重化スイッチ73-6は伝送路80
のうち、128kbps を PBX本体1内の制御ハイウェイ40お
よびRU 70 内の制御ハイウェイ74のデータ伝送用に固定
的に割り当てている。
【0047】次に PBX本体1における中央制御部20内の
LCPU 12 と遠隔地の通信端末収容モジュールであるRU 7
0 内に収容された遠隔地L/T 系カード間の制御信号送受
方式を説明する。ここでは、まず、初めに PBX本体1内
における中央制御部20のLCPU12 が PBX本体1内の制御
ハイウェイ40に送出した制御パケットを遠隔地のL/T系
カード72-1が受信する方式について説明する。
【0048】中央制御部20のLCPU 12 が制御ハイウェイ
40上に送出した制御パケットは、そのパケットの宛先ア
ドレス・フィ−ルドの内容に無関係に外部との伝送デー
タ授受用のインタフェ−スであるRUI 60におけるS-ILSI
60-1 により受信される。 PBX本体1のRUI 60における
CPU60-2 は、S-ILSI 60-1 が受信した制御パケットをRU
I 60内のバス60-4を介してRUI 60内のSIO 60-3に転送
し、SIO 60-3はこれをRUI 60内の通信路60-5に送信す
る。
【0049】このようにしてRUI 60内の通信路60-5に送
出された制御パケットは、RUI 60内の多重化スイッチ60
-6により多重化され、 PBX本体1と遠隔地のRU 70 とを
繋ぐための通信路である伝送路80に送出され、遠隔地の
RU 70 へと送られる。伝送路80上の制御パケットは遠隔
地のRU 70 におけるLUC 73内の多重化スイッチ73-6にて
分離抽出され、LUC 73内の通信路73-5へ送出され、LUC
73内のSIO 70-3により受信される。LUC 73内のCPU 70-2
はSIO70-3 が受信した制御パケットをM-ILSI 73-1 に転
送し、M-ILSI 73-1 はその制御パケットを制御ハイウェ
イ74に送出する。
【0050】この結果、本体側M-ILSI 12-1 から制御ハ
イウェイ40に送出された制御パケットは、外部との伝送
データ授受用のインタフェ−スであるRUI 60,RUC 73を
介してそのままそっくりと、RU 70 にも送出されること
になる。従って、遠隔地のRU70 に収容されたL/T 系カ
ード72では PBX本体1におけるLCPU 12 からの制御パケ
ットを受信することができる。
【0051】次に遠隔地のL/T 系カード72が制御ハイウ
ェイ74に送出した制御パケットをLCPU 12 が受信する方
式について説明する。遠隔地のRU 70 に収容されたL/T
系カード72が自己内蔵のS-ILSI 72-1 によりRU 70 内の
制御ハイウェイ74に制御パケットを送出すると、この送
出した制御パケットはRU 70 内のRCU 73におけるM-ILSI
73-1 に送られ、このM-ILSI 73-1 に受信される。
【0052】RCU 73におけるCPU 73-2はM-ILSI 73-1 が
受信した制御パケットをバス73-4を介してRCU 73におけ
るSIO 73-3に転送し、SIO 73-3はこれをRCU 73における
通信路73-5に送出する。このようにしてRCU 73内の通信
路73-5に送出された制御パケットは、RCU 73内の多重化
スイッチ73-6に送られ、ここで多重化されてから伝送路
80へ送出され、 PBX本体1へと送られる。
【0053】伝送路80上の制御パケットは、 PBX本体1
の多重化スイッチ60-6にて分離抽出され、 PBX本体1の
RUI 60における伝送路60-5へ送出され、RUI 60内のSIO
60-3によって受信される。 PBX本体1におけるRUI 60内
のCPU 60-2はRUI 60内のSIO60-3が受信した制御パケッ
トをRUI 60内のS-ILSI 60-1 に転送する。S-ILSI 60-1
はこのパケットをカード・アドレス・フィ−ルド上のカ
ード・アドレス情報に対応したタイムスロットを用い
て、制御ハイウェイに送出する。この結果、L/T 系カー
ド72が制御ハイウェイ74に送出した制御パケットは、 P
BX本体1内の制御ハイウェイ40にそっくり送出されるこ
とになる。従って、 PBX本体1におけるLCPU 12 は、遠
隔地のRU 70 に収容されたL/T 系カード72からの制御パ
ケットを全て受信することができる。
【0054】以上の方式により、 PBX本体1におけるLC
PU 12 は遠隔地のRU 70 に収容されたL/T 系カード72を
当該L/T 系カード72が直接、 PBX本体1における制御ハ
イウェイ40の各々のカード・アドレスの位置に接続され
ているのと同一条件で、制御できることになる。
【0055】また、遠隔地のRU 70 に収容されたL/T 系
カード72は、当該L/T 系カード72がPBX本体1における
制御ハイウェイ40に直接接続されているのと同一条件で
PBX本体1におけるLCPU 12 からの制御情報を受けるこ
とができる。また、 PBX本体1と遠隔地のRU 70 とを繋
ぐための通信路である伝送路80における制御パケットの
伝送についてはX.25プロトコルの伝送誤り検出、再送の
機能により、雑音等による伝送誤りに強い特性を保つ。
次に PBX本体1の通話路部20と遠隔地のRU 70 に収容さ
れたL/T 系カード72との間の通話データ伝送方式を説明
する。
【0056】PBX本体1の通話路部20から遠隔地のRU 70
に収容されたL/T 系カード72に対して送出された PBX
本体1内通話路ハイウェイ50上の通話データは、 PBX本
体1におけるRUI 60内の多重化スイッチ60-6によって集
線され、多重化されて伝送路80に送り出される。この多
重化された通話データは、遠隔地のRU 70 におけるRUC
73内の多重化スイッチ73-6により分離抽出され、RU 70
内の通話路ハイウェイ75において、 PBX本体1内通話路
ハイウェイ50上と同一のタイムスロットに送出される。
【0057】逆に遠隔地のRU 70 に収容されたL/T 系カ
ード72から PBX本体1の通話路部20へ送出された通話路
ハイウェイ75上の通話データも同様に、通話路ハイウェ
イ50上の同一タイムスロットに伝送される。従って、RU
70 に収容されたL/T 系カード72は PBX本体1内の通話
路ハイウェイ50に直接接続されたのと同じ状態となり、
各々のカード・アドレスに対応した上記通話路ハイウェ
イ50上のタイムスロットを用いて通話データの送受がで
きる。
【0058】このようにして、遠隔地のRU 70 に収容さ
れたL/T 系カード72は、ある伝送遅延が存在することを
除けば、 PBX本体1内に収容されているL/T 系カード32
と同じ条件で PBX本体1内の中央制御部10におけるLCPU
12 の制御を受け、 PBX本体1内における通話路ハイウ
ェイ50のタイムスロットを用いて通信することができる
ようになる。
【0059】次に本発明システムの実装方式を説明す
る。図3に示すように、 PBX本体1のL/T 系カード等を
装架するラックであるL/T系シェルフ31には、L/T 系カ
ード等を装着するための複数の装着スロットがあり、制
御ハイウェイ40、通話路ハイウェイ50に各L/T 系カード
32を接続するためのコネクタがこの装着スロットに対応
して設けてある。そして、通常、この装着スロットにL/
T 系カード32を挿入し、コネクタと接続して実装させ
る。 PBX本体1におけるRUI 60は前記コネクタと整合す
るコネクタを有し、L/T 系シェルフ31の装着スロットに
挿入することにより、 PBX本体1の制御ハイウェイ40、
通話路ハイウェイ50に接続することができる。
【0060】また、遠隔地用の通信端末収容モジュール
であるRU 70 のL/T 系シェルフ71には、L/T 系カード等
を装着するための複数の装着スロットがあり、制御ハイ
ウェイ74、通話路ハイウェイ75に各L/T 系カード32を接
続するためのコネクタがこの装着スロットに対応して設
けてある。そして、この装着スロットにL/T 系カードを
挿入し、コネクタと接続して実装させる。
【0061】L/T 系シェルフ71は PBX本体1における前
記L/T 系シェルフ31と同一コネクタを持つため、ここに
PBX本体1収容のL/T 系カード32と同一のL/T 系カード
72を挿入して、実装できる。
【0062】このように、 PBX本体1から離れた地点
や、事業所外にても内線/外線/専用線の一部等があた
かも PBX本体1内の内線/外線/専用線と同様に扱える
かたちで収容できるようになることにより、遠隔地の回
線については以下の機能が PBX本体1に直接収容される
回線と同様に実現される。すなわち、 (1) 遠隔地にても PBX本体収容の回線と同一体系の内線
番号を付与できる。
【0063】(2) PBX本体の持つ通信リソース(専用線
/中継台/各種メール装置)を共用できる。 (3) PBX本体と同一サ−ビス仕様を提供できる。 (4) PBX本体の直接収容内線と同一の通話品質の提供が
可能である。 (5) 通話料金の一括管理できる。 (6) PBX本体と一元的な保守運用を実施できる。 (7) 以上のような通信サ−ビスが事業所構内以外でも提
供されるため、事業所拡張性が構内敷地制限から解放さ
れる。
【0064】また、本発明を実現する際には、 PBX本体
の制御ハイウェイに対してはRUI はL/T 系カードと同一
のインタフェ−スによって接続するため、既存 PBX本体
のハードウェア、ソフトウェアともに変更量が少なくて
済む。また、遠隔地においては PBX本体の制御ハイウェ
イと同じプロトコルのハイウェイを提供するので、 PBX
本体に収容されているものと同じL/T 系カードをハード
ウェア、ソフトウェアの変更なしにそのまま使用でき
る。上述のように、本発明を PBXに適用する際に、既存
部分についての変更が少ないため、低コスト、短期間で
の実現が可能であると云う利点がある。尚、本発明は上
記し、且つ、図面に示す実施例に限定することなく、そ
の要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し得るも
のである。
【0065】このように、本発明によるシステムは、電
子交換機として、端末と回線との間のハードウェア信号
の処理を行い、端末回線との間で通話データを送受する
ライン/トランク回路と、このライン/トランク回路と
の間で制御信号を送受し、通話路の接続・切断処理を行
い、呼接続制御を行う中央制御部と、中央制御部におい
て通話路の接続・切断処理を行う通話路部と、ライン/
トランク回路と中央制御部内の通話路部との間で通話デ
ータを伝送するための通話路ハイウェイと、前記制御ハ
イウェイおよび通話路ハイウェイを終端し、これら制御
ハイウェイおよび通話路ハイウェイ上に送出される通話
データおよび中央制御部からの制御信号を外部に伝送す
ると共に、外部からの伝送データを取り込んで通話デー
タは通話路ハイウェイに、また、制御データは制御ハイ
ウェイに渡す伝送制御インタフェ−スとを設けて構成し
た分散処理電子交換機(PBX) を用い、また、この PBXに
対し、離れた遠隔地側に、当該 PBXの制御ハイウェイお
よび通話路ハイウェイと同一のプロトコルで制御信号、
通話データを伝送できる遠隔地側制御ハイウェイおよび
遠隔地側通話路ハイウェイを設置し、また、上記 PBXが
収容しているのと同一のライン/トランク回路を遠隔地
側に設けて、これを該遠隔地側制御ハイウェイおよび遠
隔地側通話路ハイウェイに接続し、また、遠隔地側制御
ハイウェイおよび遠隔地側通話路ハイウェイを終端し、
これらハイウェイ上に送出される通話データおよび制御
信号を外部に伝送すると共に、外部からの伝送データを
取り込んで通話データは遠隔地側通話路ハイウェイに、
また、制御データは遠隔地側制御ハイウェイに渡す遠隔
地側伝送制御インタフェ−スとを設けて構成し、この遠
隔地側伝送制御インタフェ−スと PBX側伝送制御インタ
フェ−スとは伝送路(ディジタル回線)で接続して構成
したものである。
【0066】そして、 PBX側ライン/トランク回路およ
び中央制御部からの制御信号はパケット化され、制御ハ
イウェイに送出されることにより、また、通話データは
交換接続する対象の相手ライン/トランク回路の割り当
てタイムスロットを利用して通話路ハイウェイに送出す
ることにより、相手ライン/トランク回路との間で授受
し、交換接続および通話を行うことができるが、 PBX側
に設けた伝送制御インタフェ−スはこれら制御パケット
および通話路ハイウェイ上の通話データをそのタイムス
ロットの関係を維持した状態で多重化して伝送路に送出
し、この伝送路に接続されている遠隔地側の伝送制御イ
ンタフェ−スがこれを受信して分離し、遠隔地側の制御
ハイウェイ、通話路ハイウェイに送出するので、遠隔地
側のライン/トランク回路は自己に関係のあるものを取
り込んで制御指令に対応した制御を行ったり、自ライン
/トランク回路に接続されている相手装置に通話データ
(或いは通話信号)や制御信号を与えたりする。
【0067】また、当該相手装置からの制御信号や遠隔
地側のライン/トランク回路の制御信号は制御パケット
化して遠隔地側の制御ハイウェイに送り出し、当該相手
装置からの通話データ(或いは通話信号)は相手ライン
/トランク回路対応のタイムスロットに挿入した通話デ
ータとして通話路ハイウェイ上のタイムスロットの関係
を維持した状態で、遠隔地側の通話路ハイウェイに送り
出し、遠隔地側伝送制御インタフェ−スはこれを多重化
して伝送路へと送り出し、 PBX側伝送制御インタフェ−
スはこれを受けて制御パケットと通話データに分離し、
PBX側の制御ハイウェイ、通話路ハイウェイに送出する
ので、 PBX側のライン/トランク回路は自己に関係のあ
るものを取り込んで制御指令に対応した制御を行った
り、自ライン/トランク回路に接続されている相手装置
に通話データ(或いは通話信号)や制御信号を与えたり
することができると云うものである。
【0068】このように、 PBX側には PBX側の制御ハイ
ウェイ、通話路ハイウェイの信号をそのまま多重化して
外部の伝送路へと伝送すると共に、外部の伝送路から伝
送されてきた信号を制御ハイウェイ用、通話路ハイウェ
イ用の信号に分離して PBX側制御ハイウェイ、通話路ハ
イウェイに与える PBX側伝送制御インタフェ−スを設
け、遠隔地側には PBX側と同一プロトコルによる制御ハ
イウェイ、通話路ハイウェイを設け、 PBX側と同一プロ
トコルで制御ハイウェイ、通話路ハイウェイを制御でき
るようにし、且つ、遠隔地側には該遠隔地側の制御ハイ
ウェイ、通話路ハイウェイの信号をそのまま多重化して
外部の伝送路へと伝送すると共に、外部の伝送路から伝
送されてきた信号を制御ハイウェイ用、通話路ハイウェ
イ用の信号に分離して該遠隔地側制御ハイウェイ、通話
路ハイウェイに与える遠隔地側伝送制御インタフェ−ス
を設け、遠隔地側と PBX側の制御ハイウェイ、通話路ハ
イウェイに同一の信号を送ることができるようにしたこ
とにより、遠隔地側の制御ハイウェイ、通話路ハイウェ
イに、 PBX側の制御ハイウェイ、通話路ハイウェイに接
続されるライン/トランク回路と同一のライン/トラン
ク回路を接続し、 PBX側のタイムスロット、アドレスの
割り付け範囲で遠隔地側のライン/トランク回路のタイ
ムスロット、アドレスの割り付けをすることで、 PBX側
では遠隔地のライン/トランク回路を自己の内部に収容
したライン/トランク回路として制御することが可能に
なり、遠方のライン/トランク回路を事実上、一つの P
BXに収容可能になって、当該 PBXによる一元的な管理が
可能になり、しかも、この PBXの提供するサ−ビスをそ
のまま、遠方のライン/トランク回路に接続される内線
に対して提供することができると共に、内線番号の付与
等も統一的に行えるのでわかり易い、統一的な内線番号
体系をとることが可能になる他、遠方には多重化して伝
送する形態をとるので、遠方とを繋ぐ伝送路にディジタ
ル回線や専用線を使用すれば、距離の問題や、公道を跨
ぐ問題も解消できる等、広範囲に分散する内線端末を一
箇所の PBXに収容できる便利なシステムが得られる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、
えば交換装置とモジュールとが離れていても事実上、交
換装置の制御ハイウェイ、音声ハイウェイにモジュール
の回線インタフェースが接続されていると同様の効果を
得ることができ、モジュール側の回線インタフェースに
接続された回線も、交換装置に収容された回線と同様の
制御およびサービスを行うことができるようになる。従
って、一つの交換装置による一元的な管理も可能にな
り、しかも、この交換装置の提供するサービスをそのま
ま、遠方の回線インタフェースに接続される内線に対し
て提供することができると共に、内線番号の付与等も統
一的に行えるので保守が容易となるわかり易い統一的な
内線番号体系をとることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略的なシステムブロ
ック図。
【図2】本発明装置に使用する電子交換機の構成を示す
ブロック図。
【図3】本発明システムの実装方式を説明するための
図。
【符号の説明】
1 … PBX本体、12…ローカルプロセッサ(LCPU)、40,74
…制御ハイウェイ、60-1,72-1…S-ILSI、72…L/T 系カ
ード、60-2,70-2,73-2…プロセッサ(CPU) 、60-4…バ
ス、60-3,73-3…シリアル入出力回路(SIO) 、60-5,73
-5…通信路、60-6,73-6…多重化スイッチ、73…LUC 、
60-5,80…伝送路、70-3…SIO 、73-1…M-ILSI、 12-1
…本体側M-ILSI、70…RU、72…L/T 系カード、73-4…バ
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 H04Q 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線が接続される回線インターフェイス
    と中央制御部との間にて制御信号を送受させる第一の制
    御ハイウェイと、前記回線インターフェイス間にて音声
    信号を送受させる第一の音声ハイウェイとを有した交換
    装置からなる交換システムにおいて、 前記回線インターフェイスと、前記第一の制御ハイウェ
    イ及び前記第一の音声ハイウェイと同一のプロトコルに
    よる第二の制御ハイウェイ及び第二の音声ハイウェイ
    と、前記回線インターフェイスに係る制御信号と音声信
    号とを多重化して前記交換装置側へ送信する送信手段と
    からなり、前記交換装置から離れて配置されるモジュー
    ルと、 前記交換装置と前記モジュールとを接続する伝送路とを
    備え、 前記交換装置は、 多重化され前記モジュールから前記伝走路を介して伝送
    されてきた制御信号と音声信号とを受信する受信手段
    と、 多重化された制御信号と音声信号とを分離する分離手段
    と、を備えて分離された制御信号を前記第一の制御ハイ
    ウェイに与えると共に、分離された音声信号を前記第一
    の音声ハイウェイに与えることを特徴とする電子交換機
    システム。
  2. 【請求項2】 回線が接続される回線インターフェイス
    と中央制御部との間にて制御信号を送受させる第一の制
    御ハイウェイと、前記回線インターフェイス間にて音声
    信号を送受させる第一の音声ハイウェイとを有した交換
    装置からなる交換システムにおいて、 前記回線インターフェイスと、前記第一の制御ハイウェ
    イ及び前記第一の音声ハイウェイと同一のプロトコルに
    よる第二の制御ハイウェイ及び第二の音声ハイウェイ
    と、前記交換装置側から多重化され送られてきた制御信
    号と音声信号とを受信する受信手段と、受信した制御信
    号と音声信号とを分離する分離手段と、分離された制御
    信号を前記第二の制御ハイウェイにのせると共に、分離
    された音声信号を前記第二の音声ハイウェイにのせ前記
    回線インターフェイスに与える手段とからなり、前記交
    換装置から離れて配置されるモジュールと、 前記交換装置と前記モジュールとを接続する伝送路とを
    具備し、 前記交換装置は、 前記第一の制御ハイウェイの制御信号と前記第一の音声
    ハイウェイの音声信号とを多重化する多重化手段と、 多重化した制御信号と音声信号とを前記伝送路を介して
    前記モジュールヘ送信する送信手段とを有することを特
    徴とする電子交換機システム。
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