JPH09321012A - スピン洗浄処理装置 - Google Patents

スピン洗浄処理装置

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JPH09321012A
JPH09321012A JP13515096A JP13515096A JPH09321012A JP H09321012 A JPH09321012 A JP H09321012A JP 13515096 A JP13515096 A JP 13515096A JP 13515096 A JP13515096 A JP 13515096A JP H09321012 A JPH09321012 A JP H09321012A
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shaft
rotary shaft
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cleaning liquid
semiconductor wafer
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Harumichi Hirose
治道 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は回転テ−ブルに保持された半導体
ウエハの裏面を確実に洗浄することができるようにした
スピン洗浄処理装置を提供することにある。 【解決手段】 回転される半導体ウエハ21に洗浄液を
噴射してこの半導体ウエハを洗浄するスピン洗浄処理装
置において、固定軸31、33と、この固定軸を内部に
収容するとともにこの固定軸に対して回転自在に設けら
れた回転軸3と、この回転軸を回転駆動するステップモ
−タ6と、上記回転軸の上部に設けられた回転テ−ブル
9と、この回転テ−ブルの上面に設けられ上記半導体ウ
エハを着脱自在に保持する保持部材11と、上記固定軸
に設けられ上記保持部材に保持される半導体ウエハの下
面に向けて洗浄液を噴射するノズル孔27を有するノズ
ル体26とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高速で回転させた
ワ−クに洗浄液を噴射して洗浄するスピン洗浄処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体装置や液晶表示装置の
製造過程においては、ワ−クとしての半導体ウエハや矩
形状のガラス製の基板に回路パタ−ンを形成するための
成膜プロセスやフォトプロセスがある。これらのプロセ
スでは、上記ワ−クの処理と洗浄とが繰り返し行われ
る。
【0003】上記ワ−クを洗浄するためには、このワ−
クを回転テ−ブルに保持し、この回転テ−ブルを高速回
転させながら、上記ワ−クに洗浄液を噴射して洗浄する
ということが行われている。
【0004】上記ワ−クは上面だけでなく、裏面も汚染
される。ワ−クの裏面が汚染された状態にあると、洗浄
されたワ−クをストッカなどに積層収容した際、その裏
面に付着した塵埃などの汚れが他のワ−クに転移すると
いうことがある。そのため、回転テ−ブルに保持された
ワ−クは上面だけでなく、裏面も同時に洗浄するという
ことが行われれいる。
【0005】図6(a)、(b)はワ−クwの上面と裏
面とを同時に洗浄する場合に用いられていた従来のスピ
ン洗浄処理装置を示す。すなわち、図6(a)に示すス
ピン洗浄処理装置は回転軸aを有する。この回転軸aは
軸受bによって回転自在に支持されている。上記回転軸
aの上端には回転テ−ブルcが取り付けられ、下端には
従動プ−リdが取り付けられている。
【0006】上記従動プ−リdの近傍には駆動軸eを上
記回転軸aと平行にした駆動モ−タfが配置され、その
駆動軸eに嵌着された駆動プ−リgと上記従動プ−リd
との間にはベルトhが張設されている。したがって、上
記駆動モ−タfが作動すれば、上記回転軸aが回転駆動
されるから、その上端に設けられた回転テ−ブルcも回
転されるようになっている。
【0007】上記回転テ−ブルcは図6(b)に示すよ
うに4つの凸部pを有するほぼ十字状に形成されてい
て、各凸部pの先端部上面には保持部材iが立設されて
いる。保持部材iの上端面にはワ−クwの裏面周辺部を
支持する支持ピンjと、ワ−クwの外周面を保持する押
さえピンkとが突設されている。
【0008】上記回転テ−ブルcの上方には上部ノズル
lが配置され、下方には下部ノズルmが配置されてい
る。各ノズルl、mからは,上記回転テ−ブルcととも
に高速回転される上記ワ−クwの上面と下面に向かって
洗浄液Lが噴出され、それによってワ−クwの上面と下
面とが洗浄されるようになっている。
【0009】上記ワ−クwの上面には上記上部ノズルl
から洗浄液を確実に供給することができる。しかしなが
ら、下部ノズルmから噴射された洗浄液Lは回転テ−ブ
ルcの凸部pの間の部分を通過してワ−クwの裏面に到
達する。そのため、回転テ−ブルcが高速で回転してい
ると、その凸部pに当たった洗浄液Lは、ワ−クwの裏
面に到達しにくいから、洗浄効果が低下するということ
があるばかりか、その凸部pに当たった洗浄液Lは周囲
に飛散するため、周囲の汚染を招いたり、洗浄液Lが軸
受bに浸入し易く、その軸受bの早期損傷を招くという
ことがある。とくに、洗浄液Lとしては酸性度の高い薬
液が用いられることがあり、そのような場合には洗浄液
Lを周囲に飛散させることは好ましくない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、回転テ−
ブルに保持されたワ−クの裏面に洗浄液を噴射して洗浄
する場合、上記洗浄液をワ−クに噴射させるノズルが回
転テ−ブルの下面側に配置されるため、そのノズルから
噴射された洗浄液は高速回転する回転テ−ブルを通過し
てワ−クに到達する。そのため、洗浄液の大半は上記回
転テ−ブルに衝突して周囲に飛散するから、洗浄効果の
低下、飛散した洗浄液による汚染、さらには軸受部分の
早期損傷を招くなどのことがあった。
【0011】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、洗浄液を高速回転される
回転テ−ブルによって飛散させることなく、ワ−クの裏
面を洗浄できるようにしたスピン洗浄処理装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
されるワ−クに洗浄液を噴射してこのワ−クを洗浄する
スピン洗浄処理装置において、固定軸と、この固定軸を
内部に収容するとともにこの固定軸に対して回転自在に
設けられた回転軸と、この回転軸を回転駆動する駆動手
段と、上記回転軸の上部に設けられた回転テ−ブルと、
この回転テ−ブルの上面に設けられ上記ワ−クを着脱自
在に保持する保持手段と、上記固定軸に設けられ上記保
持手段に保持されるワ−クの下面に向けて洗浄液を噴射
するノズル孔を有するノズル体とを具備したことを特徴
とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ノズル体は、上記固定軸の上端に設けられると
ともに、上記固定軸と回転軸との隙間を覆う大きさに設
定されていることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記固定軸には、この固定軸と回転軸との隙間に、
この隙間を正圧にするための不活性ガスを供給する供給
手段が設けられていることを特徴とする。
【0015】請求項1の発明によれば、回転テ−ブルの
下面側の中心部には固定軸が設けられ、この固定軸に、
上記回転テ−ブルに保持されたワ−クの裏面に洗浄液を
噴射するノズル孔を有するノズル体を設けたため、この
ノズル孔から噴射される洗浄液は高速回転する回転テ−
ブルに遮られることなく上記ワ−クの裏面を洗浄する。
【0016】請求項2の発明によれば、ノズル孔を有す
るノズル体によって、ワ−クの裏面を洗浄した洗浄液が
固定軸と回転軸との隙間に浸入するのを防止できる。請
求項3の発明によれば、固定軸と回転軸との隙間が不活
性ガスによって正圧に保たれることで、その隙間に洗浄
液が浸入するのが防止される。
【0017】
【発明の実施形態】以下、この発明の一実施形態を図1
乃至図5を参照して説明する。図2に示すこの発明のス
ピン洗浄処理装置は本体ベ−ス1を有する。この本体ベ
−ス1には円筒状の支持体2が上下方向に貫通して設け
られている。この支持体2には同じく円筒状の回転体3
が中途部を上下一対の軸受4によって回転自在に支持さ
れて設けられている。
【0018】上記回転軸3の下端部は上記支持体2から
突出し、その下端部には従動プ−リ5が嵌着されてい
る。この従動プ−リ5の近傍にはステップモ−タ6が配
設されている。このステップモ−タ6の回転軸6aには
駆動プ−リ7が嵌着され、この駆動プ−リ7と上記従動
プ−リ5とにはベルト8が張設されている。したがっ
て、上記ステップモ−タ6が作動すれば、上記回転軸3
が回転駆動されるようになっている。
【0019】上記回転軸3の上端には回転テ−ブル9が
ねじ9aによって着脱自在に取り付けられている。この
回転テ−ブル9には周方向に90度間隔で4本の保持部
材11がブッシュ12を介して回転自在に立設されてい
る。上記保持部材11は図2に示すように円筒部13を
有する。この円筒部13は上端が閉塞され、下端が開口
している。円筒部13からは支軸14が下端部を突出さ
せて垂設され、この支軸14が上記ブッシュ12に回転
自在に支持されている。
【0020】上記円筒部13の上面には支持ピン16
と、この支持ピン16に比べて背の高い逆テ−パ状のロ
ックピン17とが立設されている。支持ピン16は上記
支軸14と軸中心をほぼ一致させており、ロックピン1
7は上記軸線に対して偏心して設けられている。
【0021】上記構成の4本の保持部材11には図1乃
至図3に示すようにワ−クとしての半導体ウエハ21が
保持される。つまり、半導体ウエハ21はその裏面の周
辺部が上記支持ピン16に支持されて設けられる。半導
体ウエハ21が支持ピン16に支持された状態で上記保
持部材11は後述するばね54によって回転方向に付勢
されている。
【0022】それによって、上記保持部材11に設けら
れたロックピン17が図3に鎖線で示す位置から実線で
示す位置へ偏心回転して上記半導体ウエハ21の外周面
に当接するから、半導体ウエハ21は径方向にずれ動く
ことなく保持されることになる。
【0023】上記回転テ−ブル9の中心部分には図2に
示すように通孔25が形成されている。この通孔25部
分には円錐状の下部ノズル体26が設けられている。こ
の下部ノズル体26は上記通孔25に非接触状態で嵌挿
される中心部26aと、この中心部26aの外周面に螺
合された、上記通孔25よりも大径な傘部26bとから
なる。
【0024】上記回転テ−ブル9の上記通孔25aの周
辺部には環状の第1のシ−ル壁20aが突設され、上記
傘部26bの下面には上記第1のシ−ル壁20aの外周
面に離間対向する環状の第2のシ−ル壁20bが垂設さ
れている。
【0025】上記下部ノズル体26の傘部26bは回転
軸3の上端面を覆うから、半導体ウエハ21を洗浄した
洗浄液が回転軸3の内部に浸入するのを阻止するように
なっている。
【0026】上記下部ノズル体26の傘部26bは回転
テ−ブル9の上面を覆っているが、この傘部26bは中
心部26aに着脱自在に螺合されている。そのため、上
記中心部26aから傘部26bを外すことで、上記回転
テ−ブル9を回転軸3の上端に取着したねじ9aを露出
させることができる。それによって、このねじ9aを緩
めて上記回転テ−ブル9を回転軸3から取り外すことが
できるようになっている。
【0027】上記中心部26aの外周面と傘部26bの
内周面とにはそれぞれ段部が形成され、これらの段部間
には中心部26aと傘部26bとの間の液密を確保する
ためのパッキング26cが介装されている。また、上記
下部ノズル体26の中心部26aにはその上面に開放し
たノズル孔27が上下方向に貫通して形成されている。
【0028】上記下部ノズル体26の中心部26aの下
端部にはブラケット31が嵌着されている。このブラケ
ット31は上記回転軸3内の上部に軸受29によって回
転自在に支持されている。
【0029】また、回転軸3の内部の上記ブラケット3
1の下方には、上記軸受29と図2に示す他の軸受32
とによって上下端部が回転自在に支持されたハウジング
33が挿通されている。このハウジング33と上記ブラ
ケット31は一体的に結合され、固定軸を構成してい
る。ハウジング33の下端部は上記回転軸3から突出
し、上記ベ−ス本体1の下面側に結合された取付板1a
に固定されている。
【0030】上記ハウジング33には、支持軸28が挿
通された第1の貫通孔34と、上記ノズル孔27に一端
を接続した供給チュ−ブ35が挿通された第2の貫通孔
36とが穿設されている。上記第1の貫通孔34に挿通
された支持軸28は上端部が上記下部ノズル体26の中
心部26aに連結固定され、下端部が上記ハウジング3
3に固定されている。それによって、上記下部ノズル体
26を上記ハウジング33と一体化している。つまり、
上記回転軸3とともに上記回転テ−ブル9が回転駆動さ
れても、上記下部ノズル体26とハウジング33とは回
転しないようになっている。
【0031】上記供給チュ−ブ35の他端は図示しない
洗浄液の供給部に連通している。したがって、ノズル孔
27からは、上記供給チュ−ブ35からの洗浄液を保持
部材11に保持された半導体ウエハ21の下面中心部に
向けて噴射することができるようになっている。つま
り、半導体ウエハ21の裏面を洗浄処理できるようにな
っている。
【0032】なお、上記半導体ウエハ21の上面側には
上部ノズル体38が配置されている。この上部ノズル体
38からは上記半導体ウエハ21の上面中央部分に向け
て洗浄液が噴射される。それによって、半導体ウエハ2
1の上面が洗浄されるようになっている。
【0033】上記回転テ−ブル9の下面側で、上記回転
軸3の上部外周面には円筒状のロック筒体41が上下一
対の軸受40によって回転自在に設けられている。この
ロック筒体41の上端には、図1おび図3に示すように
フランジ42が設けられ、このフランジ42には径方外
方に向かって4つのア−ム39が周方向に90度間隔で
突設され、各ア−ム39の先端部分にはそれぞれスライ
ド溝36が径方向に沿って形成されている。各スライド
溝36には、嵌合孔37aが形成されたコマ37がスラ
イド自在に設けられている。
【0034】上記コマ37の嵌合孔37aには係止ピン
43が着脱自在に嵌合される。この係止ピン43はレバ
−44の一端に突設されている。このレバ−44の他端
は上記保持部材11の支軸14の上記回転テ−ブル9の
下面側に突出した下端部に連結固定されている。
【0035】したがって、上記ロック筒体41を図3に
矢印で示す時計方向に回転させ、コマ37および係止ピ
ン43を介して上記レバ−44を回動させれば、このレ
バ−44に連結された上記支軸14を介して上記保持部
材11を回動させることができる。
【0036】それによって、ロックピン17が偏心回転
するから、支持ピン16に支持された半導体ウエハ21
の外周面に上記ロックピン17を当接させ、半導体ウエ
ハ21の支持状態をロックできる。つまり、上記ロック
ピン17は、上記支持ピン16に支持された半導体ウエ
ハ21が径方向にずれ動くのを阻止する。
【0037】なお、上記ロック筒体41を反時計方向に
回動させれば、上記ロックピン17による半導体ウエハ
21のロック状態を解除することができる。上記ロック
ピン17による半導体ウエハ21のロックおよびロック
の解除、つまりロック筒体41の回動は解除機構51に
よって行われる。この解除機構51は図4と図5に示す
ように上記回転軸3の外周面に設けられた第1の係止片
52と、上記ロック筒体41の外周面に設けられた第2
の係止片53とを有する。
【0038】第1の係止片52と第2の係止片53との
間にはばね54が張設されている。このばね54は上記
第2の係止片53を介してロック筒体41を第1の係止
片52の方向に付勢している。つまり、ロック筒体41
は図6に矢印で示す反時計方向に付勢されている。した
がって、ばね54はロック筒体41を回動させるから、
係止ピン43およびレバ−44を介して回転テ−ブル9
に設けられた保持部材11が回動させられ、そのロック
ピン17が半導体ウエハ21の外周面に当接するロック
状態になる。
【0039】ロックピン17による半導体ウエハ21の
ロック状態の解除は、図4と図5に示すように上記ステ
ップモ−タ6の近傍に配置された上記解除機構51を構
成する第1のシリンダ61と、第2のシリンダ62とに
よって行われる。
【0040】すなわち、図4に示すように第1のシリン
ダ61は上記本体ベ−ス1に第1の基板62を介して設
けられている。第1の基板62には第1のシリンダ61
の側方に第1のリニアガイド63によって第1の可動体
64がスライド自在に支持されている。この第1の可動
体64は上記第1のシリンダ61のロッド61aに連結
されている。それによって、第1の可動体64は、上記
第1のシリンダ61が作動することで、上記第1のリニ
アガイド63に沿って往復駆動されるようになってい
る。
【0041】上記第1の可動体64の上面先端部には一
対の挟持ロ−ラ65が所定の間隔で設けられている。第
1の可動体64が前進方向に駆動されると、これら挟持
ロ−ラ65は図5に鎖線で示すように所定の回転角度で
停止した回転軸3の第1の係止片52を挟持する。それ
によって、上記第1の可動体64は上記回転軸3が回転
するのを阻止する。
【0042】上記第2のシリンダ62は上記本体ベ−ス
1に第2の基板66を介して取り付けられている。第2
の基板66には第2のシリンダ62の側方に第2のリニ
アガイド67によって第2の可動体68がスライド自在
に設けられている。第2の可動体68の上面先端部には
押圧ロ−ラ69が回転自在に設けられている。したがっ
て、上記押圧ロ−ラ69は第2のシリンダ62によって
進退駆動される。
【0043】上記回転軸3が所定の回転角度で停止し、
上記第1の係止片52が上記一対の挟持ロ−ラ65によ
って挟持された状態で、上記第2のシリンダ62が作動
して第2の可動体68が前進方向に駆動されると、図5
に鎖線で示すようにその先端部に設けられた押圧ロ−ラ
69が上記ロック筒体41に設けられた第2の係止片5
3を押圧する。
【0044】それによって、上記ロック筒体41はばね
54の付勢力に抗して回転させられるから、係止ピン4
3およびレバ−44を介して保持部材11がロック時と
は逆方向に回転させられる。したがって、ロックピン1
7が偏心回転して半導体ウエハ21のロック状態を解除
するようになっている。
【0045】図2に示すように上記回転軸3の下端部外
周面にはドグ71が設けられ、このドグ71はマイクロ
フォトセンサ72によって検知される。このマイクロフ
ォトセンサ72の検知信号で上記ステップモ−タ6によ
る回転軸3の回転角度が制御される。つまり、半導体ウ
エハ21のロック状態を解除するときには、上記解除機
構51の第1、第2のシリンダ61、62に対して第1
の舌片52と第2の舌片53とが所定の位置になるよう
回転軸3の回転角度を制御する。
【0046】上記本体ベ−ス1の上面側には上記回転軸
3の上部が遊挿される通孔75aが形成され内部に上記
回転軸3を収容した下カップ75と、上記保持部材11
に保持された半導体ウエハ21の上面側周辺部を覆う、
上面に開口部76aを有する上カップ76とが設けられ
ている。上カップ76は上下動自在に設けられ、図示し
ない上下駆動シリンダのロッド77が連結されている。
このシリンダが作動することで上カップ76が上下駆動
される。
【0047】上記上カップ76を図1に鎖線で示す位置
まで下降させると、その上面開口部から保持部材11の
上部が突出する。したがって、図示しないロボットによ
って上記保持部材11へ未処理の半導体ウエハ21を供
給したり、乾燥処理された半導体ウエハ21を取り出す
ことができるようになっている。さらに、下カップ75
には排出管78が接続されている。この排出管78は下
カップ75内部の洗浄液や雰囲気を排出する。
【0048】図1に示すように、上記下カップ75の通
孔75aの周辺部には、上記回転テ−ブル9の下面周辺
部に対向するリング状の対向部材81が設けられてい
る。この対向部材81の上面周辺部には内周壁82a
と、この内周壁82aよりも背の低い外周壁82bとに
よって環状溝83が形成されている。この環状溝83の
底部には液体Lの供給管84が接続されていて、上記環
状溝83に液体Lを供給するようになっている。環状溝
83を形成する外周壁82bは内周壁82aよりも背が
低いから、上記環状溝83に供給された液体Lは外側へ
オ−バフロ−することになる。
【0049】上記回転テ−ブル9の下面周辺部には上記
環状溝83に入り込むシ−ル壁85が全周に亘って設け
られている。上記シ−ル壁85が液体Lが収容された環
状溝83に挿入されることで、上記回転テ−ブル9の下
面側と外周側とが気密に遮断される。
【0050】それによって、塵埃を含む外気が上記下カ
ップ75の通孔75a部分から下カップ75内へ流入す
るのが阻止されるとともに、上下のカップ75、76内
に飛散した洗浄液が上記下カップ75の通孔75aから
外部へ流出するのが防止される。
【0051】洗浄液が酸性度の高い液体の場合、各カッ
プ75、76や回転テ−ブル9は耐酸性を有する、たと
えば弗素樹脂などの材料によって作られているので、腐
蝕されることはないが、その洗浄液が下カップ75から
外部に流出して金属で作られた他の部品に付着すると、
その部品が腐蝕される虞があり、また軸受部分などの可
動部に浸入すると、その可動部が早期に損傷することが
ある。しかしながら、上述したシ−ル構造によって、下
カップ75内から洗浄液が外部に流出するのが阻止され
ているから、そのような不都合が生じることがない。
【0052】上記回転軸3内に設けられたハウジング3
3には窒素などの不活性ガスの供給管91が設けられて
いる。この供給管91は上記ブラケット31の上面側と
下部ノズル体26との下面側との第1の空間部92aに
連通している。上記ブラケット31の周壁には、この外
周面と回転軸3の内周面との間の第2の空間部92bに
連通する連通孔93が形成されている。
【0053】したがって、上記供給管91から上記第1
の空間部92aに供給された不活性ガスは上記連通孔9
3から第2の空間部92bへ流れ、この第2の空間部9
2aから下部ノズル体26の下面側に沿って流出する。
つまり、上記第2の空間部92bは不活性ガスによって
正圧になるから、その圧力で上記第2の空間部92bに
洗浄液が流入するのが防止される。
【0054】図1に示すように上記回転軸3を回転自在
に支持した支持体2の周壁には図示しない吸引ポンプに
接続される第1の吸引孔95aが穿設されている。上記
回転軸3の周壁の上記第1の吸引孔95aと対向する部
位には第2の吸引孔95bが穿設されている。さらに、
上記回転軸3の周壁の、上記ロック筒体41と対向する
部分には第3の吸引孔95cが穿設されている。
【0055】したがって、上記第1の吸引孔95aに接
続された吸引ポンプの吸引力により、上記回転軸3を支
持体2に回転自在に支持した軸受4と、上記回転軸3を
ハウジング33に回転自在に支持した軸受29、32
と、上記ロック筒体41を上記回転軸3に回転自在に支
持した軸受40とで発生する塵埃が排出されるから、上
記各軸受で発生した塵埃が周囲に飛散するのが防止され
るようになっている。
【0056】つぎに、上記構成のスピン洗浄装置によっ
て半導体ウエハ21を洗浄する場合について説明する。
まず、半導体ウエハ21を回転テ−ブル9の上面に立設
された4本の保持部材11によって保持する。つまり、
半導体ウエハ21の下面周辺部を支持ピン16によって
支持させるとともに、外周面にロックピン17を当接さ
せることで、上記半導体ウエハ21を回転テ−ブル9に
保持する。上記ロックピン17は逆テ−パ状であるか
ら、半導体ウエハ21を径方向にずれないように保持す
るだけでなく、支持ピン16から浮き上がるのも阻止す
る。
【0057】回転テ−ブル9に半導体ウエハ21を保持
したならば、ステップモ−タ6を作動させて回転軸3と
ともに上記回転テ−ブル9を高速で回転させる。それと
同時に、上部ノズル体38から洗浄液を半導体ウエハ2
1の上面に向けて噴射させるとともに、下部ノズル体2
6のノズル孔27から半導体ウエハ21の下面に向けて
洗浄液を噴射する。高速回転される半導体ウエハ21の
上面と下面との中央部分に洗浄液が供給されることで、
この半導体ウエハ21の上下面が洗浄されることにな
る。
【0058】上記半導体ウエハ21の下面には、上記下
部ノズル体26に形成されたノズル孔27から洗浄液が
供給される。上記下部ノズル体26は、固定軸を形成す
るブラケット31に取り付けられて回転軸3の上端側、
つまり回転テ−ブル9の上面側に突出して設けられてい
る。
【0059】そのため、上記下部ノズル体26のノズル
孔27から半導体ウエハ21の下面に向けて噴射される
洗浄液は、高速回転する上記回転テ−ブル9によって遮
られることなく半導体ウエハ21の下面を洗浄するか
ら、この半導体ウエハ21の下面を効率よく確実に洗浄
することができるばかりか、洗浄液が回転テ−ブル9に
衝突して飛散するということもない。
【0060】上記下部ノズル体26は中心部26aと傘
部26bとに分割され、傘部26bは回転軸3の上端面
を覆っている。そのため、半導体ウエハ21の下面に噴
射されて落下する洗浄液は上記傘部26bによって回転
軸3と、この回転軸3の上端部内に回転自在に支持され
たブラケット31との間の第2の空間部92bに流入す
るのが阻止される。
【0061】しかも、上記回転テ−ブル9の通孔25a
の周辺部には第1のシ−ル壁20aが突設され、上記傘
部26bの下面には上記第1のシ−ル壁20aに対向す
る第2のシ−ル壁20bが垂設されているから、これら
のシ−ル壁によっても洗浄液が上記第2の空間部92b
へ浸入するのを阻止する。
【0062】上記第2の空間部92bには、ハウジング
33に設けられた供給管91から第1の空間部92aに
供給された不活性ガスがブラケット31に形成された連
通孔93を通じて流入し、その上端の開放端から流出す
る。そのため、上記第2の空間部92bは不活性ガスに
よって正圧になるから、その圧力によっても上記第2の
空間部92bへ洗浄液が流入するのが阻止されることに
なる。
【0063】このように、上記第2の空間部92bに洗
浄液が流入するのが阻止されれば、回転軸3を回転自在
に支持した軸受29などが洗浄液によって早期に腐蝕さ
せられるようなことがなくなる。とくに、洗浄液の酸性
度が高い場合には早期腐蝕を防ぐために非常に有効であ
る。
【0064】一方、回転テ−ブル9の保持部材11に保
持される半導体ウエハ21のサイズが変更になる場合、
上記回転テ−ブル9は、変更される半導体ウエハ21を
支持できる間隔で上記保持部材11が設けられた回転テ
−ブル9に交換される。
【0065】上記回転テ−ブル9を交換する場合、ま
ず、下部ノズル体26の傘部26bを中心部26aから
取り外す。この中心部26aは回転テ−ブル9の中心部
に形成された通孔40よりも小径に設定されている。そ
のため、下部ノズル体26の傘部26bが回転テ−ブル
9を回転軸3に固定したねじ9aを覆い隠していても、
上記傘部26bを中心部26aから取り外すことで、上
記ねじ9aを露出させることができる。それによって、
このねじ9aを緩めて上記回転テ−ブル9を回転軸3か
ら取り外すことができる。
【0066】回転テ−ブル9を取り外したならば、サイ
ズ変更に応じた新たな回転テ−ブル9を、取り外し時と
は逆の手順で上記回転軸3に取り付ければよい。回転テ
−ブル9を異なるサイズのものに交換しても、図3に示
す回転軸3の中心からレバ−44の一端に設けられた係
止ピン43までの距離Aと、この係止ピン43から保持
部材11の回転中心までの距離Bとの比が一定になるよ
う、上記レバ−44の長さが設定されている。
【0067】それによって、上記保持部材11がロック
筒体41を介してばね54によりロック方向に回転させ
られる角度や解除機構51によって解除方向に回動させ
られる角度を一定にすることができる。
【0068】上記回転テ−ブル9の下面周辺部にシ−ル
壁85を設け、このシ−ル壁85を液体Lが収容された
環状溝83に収容することで、上記回転テ−ブル9の下
面周辺部を気密にシ−ルしている。
【0069】そのため、下カップ75に形成された通孔
75aから塵埃を含む外気が下カップ内に流入するのが
阻止されるから、洗浄された半導体ウエハ21が汚染さ
れることがない。また、逆に下カップ75内に飛散する
洗浄液が回転テ−ブル9の下面側から上記通孔75aを
通って外部に流出するのも防止できるから、とくに、洗
浄液が酸性度の高い薬品である場合には有効である。
【0070】なお、上記スピン洗浄処理装置は、洗浄処
理された半導体ウエハ21を高速回転させることで、そ
の半導体ウエハ21に付着した洗浄液を乾燥させること
ができる。乾燥処理に際し、上記回転テ−ブ9の下面周
辺部が上述したごとくシ−ルされていることで、乾燥時
にも下カップ75内に外気が流入するのが阻止される。
そのため、乾燥処理時にも、上記半導体ウエハ21に外
気に含まれる塵埃が付着するのを防止できる。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、回転テ−ブルを回転駆動する回転軸の内部に固定軸
を収容し、この固定軸に、上記回転テ−ブルに保持され
たワ−クの裏面に洗浄液を噴射するノズル孔を有するノ
ズル体を設けた。
【0072】そのため、このノズル孔から噴射される洗
浄液は高速回転する回転テ−ブルで遮られることなく上
記ワ−クの裏面に到達するから、このワ−クの裏面を効
率よく確実に洗浄することができる。しかも、洗浄液が
回転テ−ブルに衝突することがないため、洗浄液が周囲
に飛散するのを防止することもできる。
【0073】請求項2の発明は、固定軸の上端に、固定
軸と回転軸との隙間を覆うノズル体を設け、このノズル
体にワ−クの下面に向けて洗浄液を噴射するノズル孔を
形成した。
【0074】そのため、上記ノズル体によって、そのノ
ズル孔から噴射されてワ−クの裏面で反射した洗浄液が
固定軸と回転軸との隙間に浸入するのを防止できるか
ら、洗浄液によって回転軸を回転自在に支持した軸受が
早期に損傷したり、回転軸や固定軸が早期に腐蝕される
などのことが防止される。
【0075】請求項3の発明は、固定軸と回転軸との隙
間に不活性ガスを供給し、この隙間を正圧に保つように
した。そのため、不活性ガスの圧力によって上記固定軸
と回転軸との隙間に洗浄液が浸入するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す要部の拡大断面
図。
【図2】同じくスピン洗浄処理装置の全体構成図。
【図3】同じくワ−クの保持構造の説明図。
【図4】同じく解除機構の側面図。
【図5】同じく解除機構の平面図。
【図6】(a)、(b)は従来のスピン洗浄処理装置の
説明図。
【符号の説明】
3…回転軸、 6…ステップモ−タ(駆動手段) 9…回転テ−ブル 11…保持部材(保持手段) 21…半導体ウエハ(ワ−ク) 26…ノズル体 27…ノズル孔 31…ブラケット(固定軸) 33…ハウジング(固定軸) 91…供給管(供給手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転されるワ−クに洗浄液を噴射してこ
    のワ−クを洗浄するスピン洗浄処理装置において、 固定軸と、 この固定軸を内部に収容するとともにこの固定軸に対し
    て回転自在に設けられた回転軸と、 この回転軸を回転駆動する駆動手段と、 上記回転軸の上部に設けられた回転テ−ブルと、 この回転テ−ブルの上面に設けられ上記ワ−クを着脱自
    在に保持する保持手段と、 上記固定軸に設けられ上記保持手段に保持されるワ−ク
    の下面に向けて洗浄液を噴射するノズル孔を有するノズ
    ル体とを具備したことを特徴とするスピン洗浄処理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ノズル体は上記固定軸の上端に設け
    られているとともに、上記固定軸と回転軸との隙間を覆
    う大きさに設定されていることを特徴とする請求項1記
    載のスピン洗浄処理装置。
  3. 【請求項3】 上記固定軸には、この固定軸と回転軸と
    の隙間に、この隙間を正圧にするための不活性ガスを供
    給する供給手段が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のスピン洗浄処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192053A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Shibaura Mechatronics Corp スピン処理装置

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