JPH0932066A - シャワ装置 - Google Patents

シャワ装置

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JPH0932066A
JPH0932066A JP18895595A JP18895595A JPH0932066A JP H0932066 A JPH0932066 A JP H0932066A JP 18895595 A JP18895595 A JP 18895595A JP 18895595 A JP18895595 A JP 18895595A JP H0932066 A JPH0932066 A JP H0932066A
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JP
Japan
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shower
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shower head
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Application number
JP18895595A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Ishino
敏宏 石野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フックを追加することなくカウンタ上い置い
た湯桶にシャワ装置から湯水を汲むことを可能とするば
かりか、座り洗い時のシャワヘッド固定用のフックも廃
止可能として、取付作業・コストの点で有利であるとと
もに、美観を損ねることがないようにし、しかも、壁面
に鏡や窓があっても設置に影響を受けることがないよう
にするとともに確実に湯桶内へ湯水を入れることができ
るようにすること。 【解決手段】 カウンタ2にシャワ保持具8を立設し、
このシャワ保持具8を、カウンタ2に固定した保持具本
体81と保持具本体81に上下スライド自在なスライド
部材82とで上下に伸縮自在に構成し、スライド部材8
2に形成されて給水ホース9が挿通されている貫通穴8
2aの上端部にシャワヘッド5を保持可能な保持穴82
cを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャワ装置に関
し、特に、壁面の下部にカウンタを有した浴室に設けら
れるものに関する。
【0002】
【従来の技術】シャワ装置は、浴室に設置された水栓金
具に取り付けられるのが一般的で、そのシャワ装置のシ
ャワヘッドを特定の位置に保持するための器具としてシ
ャワフックが一般に知られている。このシャワフックの
取付位置は、通常、洗い場に座ったまま髪が洗える高さ
(床から1000mm程度)と、立って洗える高さ(床か
ら1600〜1700mm程度)とに設定するのが一般的
である。
【0003】また、シャワ装置の中には、給水ホースが
水栓金具本体に接続されているもののほかに、浴室のカ
ウンタ上などに設置した取出金具(水栓からこの取出金
具に向けて給水される)などに接続されているものも知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、洗い場で座
って体を洗う場合、床に直に座るか、あるいは、200
mm程度の浴用椅子を使用するのが一般的であるが、近
年、高齢者などを対象として図9(a)(b)に示すよ
うな300〜400mm程度の高さのシャワチェアC1,
C2が普及しつつある。なお、シャワチェアC1は、背
もたれなしでシャワチェアC2は背もたれ付きである。
そして、各シャワチェアC1,C2は、軽量で湯水によ
り腐食することの無いアルミパイプや樹脂などを素材と
して形成されている。
【0005】このようなシャワチェアC1,C2を使用
することを前提に浴室を設計する場合、シャワチェアC
1,C2に座ったままでは床面に置いた湯桶を使用し難
いことから、湯桶を置ける幅を有した300〜450mm
程度の高さのカウンタを設けることが考えられる。
【0006】この場合、湯桶に湯水を汲むのを、シャワ
ヘッドで行うようにするれば新たに水栓を設ける必要が
なく容易であるが、シャワヘッドを固定する手段が無い
と手がふさがるしシャワヘッドが安定しない。そこでシ
ャワヘッドを、前出の座り洗い洗髪用フック(1000
mm程度の高さのもの)で固定した場合には、カウンタか
ら離れ過ぎてシャワヘッドから噴出される湯水を湯桶に
はみ出ることなく汲むのが困難であるため、カウンタか
ら200mm前後の高さの個所にもう一つフックを取り付
ける必要がある。
【0007】このように新たにフックを取り付ける場
合、部品点数が増加するとともに取付作業の手間が増加
して、コストアップを招くおそれがあるという問題が生
じ、加えて、浴室の壁面に設けられるフックの数が増加
することで、美観を損ねるという問題も生じる。
【0008】さらに、浴室の壁面に鏡や窓などが取り付
けられている場合には、所望の位置にフックを取り付け
ることができないケースが生じるおそれがあり、また、
カウンタの幅によっては、湯桶を置く位置と壁との位置
関係により、シャワヘッドからの噴出水が湯桶に届かな
かったり、逆に湯桶からはみ出したりするおそれがある
もので、設計自由度が低いという問題を有していた。
【0009】本発明は、上述のような問題点に着目して
なされたもので、フックを追加することなくカウンタ上
い置いた湯桶にシャワ装置から湯水を汲むことを可能と
するばかりか、座り洗い時のシャワヘッド固定用のフッ
クも廃止可能として、取付作業・コストの点で有利であ
るとともに、美観を損ねることがないようにし、しか
も、壁面に鏡や窓があっても設置に影響を受けることが
ないようにするとともに確実に湯桶内へ湯水を入れるこ
とができるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、浴室の壁面の下部に設
けられたカウンタに立設された保持具本体、ならびに保
持具本体に上下スライド自在に支持されたスライド部材
を有したシャワ保持具と、前記スライド部材に貫通され
てカウンタ内に通じる貫通穴と、この貫通穴に引出自在
に挿通された給水ホースと、この給水ホースの先端に接
続されたシャワヘッドと、前記スライド部材の上部に設
けられて前記シャワヘッドを保持可能に形成された保持
手段とを設けた。
【0011】また、請求項2記載の発明では、前記スラ
イド部材のスライド量を、少なくとも下方スライド時
に、保持部をカウンタ上面から100〜300mmの範囲
内に位置させる一方、上方スライド時には、前記保持手
段を浴室床面から800〜1200mmの範囲内に位置さ
せることのできる量に設定した。
【0012】また、請求項3記載の発明では、前記保持
手段を、貫通穴の上端部を拡径してシャワヘッドを保持
可能に形成された保持穴で構成した。
【0013】
【作用】300〜400mmの高さのシャワチェアを用い
て入浴した際に、湯桶に湯水を汲む時には、カウンタの
シャワ保持具の近傍位置に湯桶を置くとともに、シャワ
保持具のスライド部材を下方にスライドさせ、スライド
部材上部の保持手段によりシャワヘッドを保持し、さら
にシャワヘッドの噴出方向をカウンタ上の湯桶に向けて
湯桶に湯水を汲む。
【0014】また、座り洗い、すなわち、浴室の床に直
に座るか、あるいは200mm程度の高さの浴用椅子を使
用して洗う場合において、洗髪を行う時には、シャワ保
持具のスライド部材を上方にスライドさせてから、その
保持手段にシャワヘッドを保持させて、洗髪を行う。
【0015】請求項2記載のシャワ装置では、スライド
部材を下方スライドさせた時には、保持手段をカウンタ
から100〜300mmの範囲内の高さに保持させること
ができ、カウンタの上に載置した湯桶に届かなかったり
はみ出したりすることなくシャワヘッドから噴出される
湯水を湯桶に入れることができ、一方、スライド部材を
上方スライドさせた時には、保持手段を浴室床面から8
00〜1200mmの範囲内の高さに保持させることがで
き、座り洗い状態で洗髪を行うのに好適な高さとなる。
【0016】請求項3記載のシャワ装置では、保持手段
は貫通穴を拡径させただけの構成であるから、製造時に
スライド部材と別体の保持手段を取り付ける作業が不要
である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0018】(実施の形態1)図2は、実施の形態1を
示す斜視図であり、浴室BRには、壁面1の下部にカウ
ンタ2が設けられている。このカウンタ2は、本形態の
場合、床3から300〜450mmの高さを有して形成さ
れている。なお、図中は浴槽4である。また、壁面1に
は、図示は省略するが、シャワ装置Sのシャワヘッド5
を固定するためのフックが、立ち洗い用に床から160
0〜1700mm程度の高さに設けられている。
【0019】前記カウンタ2の前面には、吐水口6が設
けられている。なお、この吐水口6は、カウンタ2の上
面において前記吐水口6の位置よりも右側に寄った位置
に設けられた水栓(図示省略)のお湯用,水用のハンド
ル7a,7bを回して湯水の調整が成される。また、前
記吐水口6はカウンタ2の上面などの他の位置に設けて
もよく、ハンドル7a,7bも、カウンタ2の前面など
の他の位置に設けてもよい。
【0020】前記カウンタ2の上面において前記吐水口
6が設けられている位置よりも左側に寄った位置には、
シャワ保持具8が設けられている。このシャワ保持具8
は、シャワ装置Sの給水ホース9を引出可能に支持して
いるとともに、シャワ装置Sのシャワヘッド5を保持可
能に構成され、加えて、上下に伸縮自在に構成されてい
るもので、図1の断面図に示すように、このシャワ保持
具8は、保持具本体81とスライド部材82とを備えて
いる。
【0021】前記保持具本体81は、長さ略100〜2
00mm程度の円筒形状に形成され、下端部に雄ねじ81
aが形成されているとともに、その上にフランジ81b
が形成されており、下端部をカウンタ2に形成された穴
2aに挿通させて前記フランジ81bをカウンタ2の上
面に係合させるとともに、前記雄ねじ81aにナット8
3を締結させることでカウンタ2に立設状態で固定され
ている。
【0022】一方、前記スライド部材82は、内周に前
記給水ホース9が挿通された貫通穴82aを有した全体
で略600mm程度の長さの円筒形状を成し、前記保持具
本体81の内側に上下スライド自在に挿通され、かつ、
スライド部材82の一般部の外周は前記保持具本体81
の内周と密着して所定の摺動抵抗を有しており、所定以
上の力を加えないとスライドしない構造となっている。
そして、スライド部材82の上端部には、前記保持具本
体81の上端面と上下方向で係合する大径部82bが設
けられ、この大径部82bの内周には、下端ほど径が小
さくなる逆円錐形状に形成されて前記シャワヘッド5の
基端部を保持する保持穴(保持手段)82cが設けられ
ている。一方、スライド部材82の下端部には、スライ
ド部材82が保持具本体81から抜けるのを防止するフ
ランジ82dが設けられている。なお、このフランジ8
2dは、スライド部材82を保持具本体81に挿通後に
スライド部材82に一体的に後付けされる。したがっ
て、図1に示すようにスライド部材82を最も低い位置
に配置させた状態、すなわち大径部82bの下端部が保
持具本体81の上端面に当接するまでスライド部材82
を下げた状態では、保持手段である保持穴82cがカウ
ンタの上面から100〜300mm程度の高さに配置さ
れ、一方、スライド部材82を最も高い位置に配置させ
た状態、すなわちそのフランジ82dが保持具本体81
の下端に当接する状態では、保持穴82cが床3から1
000mm程度の高さに保持するよう構成されている。
【0023】なお、前記給水ホース9は、カウンタ2の
内部に撓んで配置されており、例えば立ち洗いの際にシ
ャワヘッド5を引き上げれば給水ホース9が必要量引き
出される。また、シャワ装置Sの水栓は前記吐水口6の
水栓(図示省略)と共用されており、シャワ装置Sの給
水量も前記ハンドル7a,7bにより調整される。
【0024】また、保持具本体81をカウンタに固定す
る手段は、上記例に限られることはなく、ねじなどを用
いて固定してもよい。また、スライド部材82は、上記
のように保持具本体81に対して摩擦抵抗によりスライ
ドを制限されるのではなく、ボルトやねじなどの締結具
により締結解除した時にスライド可能となり、それらを
締結させた時にスライドが制限されるように構成しても
よい。また、スライド部材82の上部に設ける保持手段
としては、保持穴82cに替えて、スライド部材82と
は別体のフックをスライド部材82の外部に取り付ける
ようにしてもよい。
【0025】次に、実施の形態1の作用について説明す
る。
【0026】立ち洗いでシャワ装置Sを使用する時に
は、シャワヘッド5を図2に示すように引き上げて給水
ホース9を引き出し、従来と同様に、シャワヘッド5を
図外のフックに保持させて使用する。
【0027】次に、床に座ったり、あるいは図3に示す
ように200mm程度の高さの浴用椅子20を使用する座
り洗いの際には、湯桶に湯水を入れる時は、湯桶を吐水
口6の下に置いて吐水口6から湯水を入れる。また、こ
の座り洗いの際に洗髪する場合には、シャワ保持具8の
スライド部材82を保持具本体81に対して上方にスラ
イドさせて、保持穴82cが床3から1000mm程の高
さに配置されるようにシャワ保持具8を伸長させ(図3
参照)、この状態でシャワヘッド5を保持穴82cに保
持させた状態で、噴出口5aから湯水を噴出させる。
【0028】次に、高齢者などが図9に示すような30
0〜400mm程度の高さのシャワチェアC1,C2を使
用して身体を洗うにあたり、湯桶に湯水を汲む場合に
は、図4に示すようにシャワ保持具8のスライド部材8
2を下降させてシャワ保持具8を短縮させるとともに、
そのシャワ保持具8の横に湯桶10を置き、シャワヘッ
ド4の噴出口から湯水を噴出させて湯桶に湯水を汲む。
この場合、シャワヘッド4の噴出口は湯桶10の近くに
配置され、湯桶10からはみ出すことなく湯水を入れる
ことができる。
【0029】次に、実施の形態1の効果について説明す
る。
【0030】以上のように、カウンタ2の上面にシャワ
ヘッド5を保持するシャワ保持具8を設け、このシャワ
保持具8をカウンタ2に固定した保持具本体81と保持
具本体81にスライド自在なスライド部材82とで伸縮
自在に構成したため、シャワ保持具8を短縮させた状態
では、図4に示すようにシャワ保持具8に保持させたシ
ャワヘッド4から噴出させる湯水をカウンタ2の上に載
せた湯桶にはみ出すことなく確実に入れることができ、
図9に示すようなシャワチェアC1,C2を用いて身体
を洗う際に、湯桶に湯水を汲むのに使い勝手が良くなる
という効果が得られる。
【0031】しかも、座り洗いで洗髪する際には、図3
に示すようにシャワ保持具8を伸長させてシャワヘッド
5を洗髪に好適な高さに保持するようにして、洗髪用の
高さにシャワヘッド5を保持するフックが不要となる。
したがって、座り洗い時の洗髪のためのフック、ならび
にシャワ装置Sから湯桶に湯水を汲むためのフックが不
要となって、部品点数の削減ならびに取付作業の手間を
減らしてコストダウンを図ることができ、かつ、見ばえ
も良いという効果が得られる。さらに、壁面1には立ち
洗い用以外のフックが不要になることで、壁面1に鏡や
窓が設けられていても適用可能であり、設計自由度が高
いという効果を得ることができる。
【0032】さらに、本形態1では、シャワ保持具8に
おけるスライド部材82のスライド規制を保持具本体8
1の内周との摺動抵抗により行うように構成しているた
め、ボルトやねじなどのスライドを規制する構成が不要
であり、これによっても部品点数ならびに取付手間を省
いてコスト低減を図ることができる。
【0033】さらに、本形態1では、スライド部材82
に設ける保持手段として、貫通穴82aの上端部を拡径
させた保持穴82cを設け、フックなどのスライド部材
82とは別体となった部材を設けない構成としたため、
部品点数ならびに取付の手間を省いてコスト低減を図る
ことができる。
【0034】(実施の形態2)次に、実施の形態2につ
いて説明するが、この実施の形態2を説明するにあた
り、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と
同じ符号をつけて説明を省略し相違点のみを説明するこ
ととし、また、作用についても同様に相違点のみを説明
する。
【0035】図5は実施の形態2を示す斜視図であっ
て、この形態2は、シャワ保持具28がハンドル7a,
7bと共に水栓本体280に設けられた形態を採ってい
る。すなわち、図6の断面図に示すようにカウンタ2に
は水栓本体280が固定され、この水栓本体280なら
びにカウンタ2に同軸に穿設された穴280a,2aに
保持具本体281が挿通されて、この保持具本体281
は、フランジ81bを水栓本体81に係合させた状態で
下端の雄ねじ81aにナット83が締結されている。
【0036】したがって、実施の形態2の場合も、図7
に示すようにシャワ保持具28を短縮させた状態でシャ
ワヘッド5を保持させれば、カウンタ2に置いた湯桶に
シャワヘッド5から噴出させる湯水を汲むことができ、
一方、図8に示すようにシャワ保持具28を伸長させた
状態でシャワヘッド5を保持させれば、座り洗い時に洗
髪を行う際に好適な高さにシャワヘッド5が保持され
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1記載の
シャワ装置にあっては、カウンタにシャワ保持具を立設
し、このシャワ保持具を、カウンタに固定した保持具本
体と保持具本体にスライド自在なスライド部材とで上下
に伸縮自在に構成し、スライド部材の上部にシャワヘッ
ドを保持する保持手段を設けた構成としたため、シャワ
保持具を短縮させた状態では、シャワ保持具に保持させ
たシャワヘッドから噴出させる湯水をカウンタの上に載
せた湯桶にはみ出すことなく確実に入れることができる
もので、例えば300〜400mm程の高さのシャワチェ
アを用いて身体を洗う際に、湯桶に湯水を汲むのに使い
勝手が良くなるという効果が得られる。さらに、シャワ
保持具を伸長させた状態で保持手段でシャワヘッドを保
持すれば、シャワヘッドを洗髪に好適な高さに保持でき
るもので、洗髪用の高さにシャワヘッドを保持するフッ
クが不要となる。したがって、座り洗い時の洗髪のため
のフック、ならびに上述のようにカウンタに置いた湯桶
に湯水を汲むのに好適な高さにシャワヘッドを保持する
ためのフックが不要となって、部品点数の削減ならびに
取付作業の手間を減らしてコストダウンを図ることがで
き、かつ、見ばえも良いという効果が得られる。さら
に、このようにフックが不要であるから壁面に鏡や窓が
設けられていても適用可能であり、設計自由度が高いと
いう効果を得ることができる。
【0038】また、請求項2記載の発明では、スライド
部材のスライド量を、少なくとも下方スライド時に、保
持部をカウンタ上面から100〜300mmの範囲内に位
置させる一方、上方スライド時には、前記保持手段を浴
室床面から800〜1200mmの範囲内に位置させるこ
とのできる量に設定したため、スライド部材を下方スラ
イドさせてシャワヘッド保持具を短縮させた時の保持手
段の高さが、カウンタ上に置いた湯桶にシャワヘッドか
ら湯水を汲むのに好適な高さとなるとともに、スライド
部材を上方スライドさせてシャワヘッド保持具を伸長さ
せた時の保持手段の高さが、座り洗い時に洗髪を行うの
に好適な高さになるという効果が得られる。
【0039】また、請求項3記載の発明では、保持手段
を、貫通穴の上端部を拡径してシャワヘッドを保持可能
に形成された保持穴で構成して、スライド部材に保持手
段としてフックなどのスライド部材とは別体の部材を設
けない構成としたため、部品点数ならびに取付手間を省
いてコスト低減を図ることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のシャワ装置を示す断面
図である。
【図2】本発明の実施の形態1のシャワ装置を示す斜視
図である。
【図3】上記実施の形態1の作用を説明する斜視図であ
る。
【図4】上記実施の形態1の作用を説明する斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態2のシャワ装置を示す斜視
図である。
【図6】本発明の実施の形態2のシャワ装置を示す断面
図である。
【図7】上記実施の形態2の作用を説明する斜視図であ
る。
【図8】上記実施の形態2の作用を説明する斜視図であ
る。
【図9】シャワチェアおよびその使用状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
BR 浴室 S シャワ装置 1 壁面 2 カウンタ 3 床 5 シャワヘッド 8 シャワ保持具 81 保持具本体 82 スライド部材 82a 貫通穴 82c 保持穴(保持手段) 9 給水ホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の壁面の下部に設けられたカウンタ
    に立設された保持具本体、ならびに保持具本体に上下ス
    ライド自在に支持されたスライド部材を有したシャワ保
    持具と、 前記スライド部材に貫通されてカウンタ内に通じる貫通
    穴と、 この貫通穴に引出自在に挿通された給水ホースと、 この給水ホースの先端に接続されたシャワヘッドと、 前記スライド部材の上部に設けられて前記シャワヘッド
    を保持可能に形成された保持手段と、を備えていること
    を特徴とするシャワ装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド部材は、少なくとも下方ス
    ライド時に、保持手段をカウンタ上面から100〜30
    0mmの範囲内に位置させる一方、上方スライド時には、
    前記保持手段を浴室床面から800〜1200mmの範囲
    内に位置させることのできるスライド量に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のシャワ装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段が、貫通穴の上端部を拡径
    してシャワヘッドを保持可能に形成された保持穴である
    ことを特徴とする請求項1または2記載のシャワ装置。
JP18895595A 1995-07-25 1995-07-25 シャワ装置 Pending JPH0932066A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004103135A1 (en) * 2003-05-21 2004-12-02 Tiara International Pty Ltd Shower apparatus
JP2020084660A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社タカギ 流体栓装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210