JPH09320173A - 記録又は再生装置 - Google Patents

記録又は再生装置

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JPH09320173A
JPH09320173A JP8159192A JP15919296A JPH09320173A JP H09320173 A JPH09320173 A JP H09320173A JP 8159192 A JP8159192 A JP 8159192A JP 15919296 A JP15919296 A JP 15919296A JP H09320173 A JPH09320173 A JP H09320173A
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JP
Japan
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focus
spindle
recording
spindle motor
error signal
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Withdrawn
Application number
JP8159192A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
Motoyasu Yumita
元康 弓田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミスチャッキングが発生した際に、迅速にそ
れを検出し対応動作を行なうことで、ディスクや記録再
生装置の破損を防止する。 【解決手段】 スピンドルチェック手段による回転不良
の検出(F103,F104,F105)と、反射光量信号チェック手段
による反射光量不良の検出(F108)と、フォーカスエラー
信号チェック手段による非安定状態の検出(F109,F110,F
111)のうち、少なくとも一つの検出があったときには、
スピンドルモータの回転を停止させる(F112)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に対する記録/再生装置に関し、特にディスク状記録
媒体のミスチャッキングの対応動作にかかるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】可搬性メディアとしての光ディスク、光
磁気ディスクなどのディスク状記録媒体に対応するディ
スクドライバ、即ち記録装置、再生装置では、ディスク
の出し入れが頻繁に行なわれることになる。記録再生装
置に挿入されたディスクは、ローディング機構によって
スピンドルモータに回転駆動され得る状態に移動され、
チャッキング固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスク挿
入/排出が頻繁に行なわれれば、それだけローディング
機構の摩滅が生じ、徐々にあそびが増大していく。また
ディスクのハブも同様に摩滅する。さらに、ディスクカ
ートリッジやハブの形状も、規格が決められているとは
いえ、現実には各メーカーによって寸法や着磁力にはば
らつきがある。
【0004】これらの各種の不安定要素が重なると、ロ
ーディングの際にディスクのハブと記録再生装置のスピ
ンドルモータの噛合に失敗し、いわゆるミスチャッキン
グと呼ばれる状態に陥ることがある。つまりディスクを
スピンドルモータに対して固定できていない状態であ
る。
【0005】ミスチャッキング状態のままでは正常なデ
ィスク回転駆動を行なうことができず、正常な記録/再
生動作が不能であることはいうまでもないが、さらに大
きな問題として、ミスチャッキング状態のままスピンド
ル回転を続けてしまうことで、ディスクとスピンドルモ
ータの噛合部分に致命的な損傷を与えてしまったり、場
合によってはディスク盤面に傷がついて記録されている
データを破損させる恐れもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
に鑑みてなされたもので、ミスチャッキングが発生した
際に、迅速にそれを検出し、対応動作を行なうことで、
ディスクや記録再生装置の破損を防止することを目的と
する。
【0007】このためディスク状記録媒体に対応する記
録装置又は再生装置において、ミスチャッキングを検出
するためのスピンドルチェック手段と、反射光量信号チ
ェック手段と、フォーカスエラー信号チェック手段とを
設ける。スピンドルチェック手段は、ディスク状記録媒
体がチャッキングされてスピンドルモータが起動された
際に、スピンドルモータの回転速度が所定速度に達しな
いという回転不良を検出できるようにする。反射光量信
号チェック手段は、スピンドルモータ起動後のフォーカ
スサーチ動作におけるフォーカス引込の際に、光学ヘッ
ドから検出される反射光量信号が所定レベルに達しない
という反射光量不良を検出できるようにする。フォーカ
スエラー信号チェック手段は、フォーカス引込後におい
て光学ヘッドから検出されるフォーカスエラー信号が非
安定状態となることを検出できるようにする。そしてス
ピンドル停止制御手段を設け、このスピンドル停止制御
手段は、スピンドルチェック手段による回転不良の検出
と、反射光量信号チェック手段による反射光量不良の検
出と、フォーカスエラー信号チェック手段による非安定
状態の検出のうち、少なくとも一つの検出があったとき
には、スピンドルモータの回転を停止させるようにす
る。
【0008】即ち、ミスチャッキング時の症状となる回
転不良、反射光量不足、フォーカスエラー信号の非安定
性のいずれかがあった場合は、ミスチャッキングと判断
し、スピンドルモータを緊急停止させることで、ディス
クやスピンドル機構の破損を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、光磁気ディスクを記録媒体として用いる記録再生装
置を例にあげて説明する。図1は記録再生装置のブロッ
ク図である。
【0010】挿入された光磁気ディスク90は図示しな
いローディング機構によって、スピンドルモータ1に対
してチャッキングされる。そしてディスク90はデータ
の記録/再生時にスピンドルモータ1により回転駆動さ
れる。
【0011】光学ヘッド2はディスク90に対して記録
/再生時にレーザ光を照射するとともに、ディスク90
からの反射光情報を読み取る部位とされる。このため光
学ヘッド2にはレーザ出力手段としてのレーザダイオー
ド5、偏光ビームスプリッタなどの光学系6、レーザー
出射部位となる対物レンズ3、反射光を検出するための
フォトディテクタ7などが搭載されている。さらにフォ
トディテクタ7からの情報に対して各種の演算処理を行
なって必要な信号を得るRFマトリクスアンプ8も搭載
されている。
【0012】対物レンズ3は2軸機構4によってディス
ク90の半径方向及びディスク90に接離する方向に変
位可能に保持されており、また、光学ヘッド2全体はス
ライド機構9によりディスク90の半径方向に移動可能
とされている。レーザダイオード5によるレーザ出力の
パワー及び発光タイミングはレーザーパワーコントロー
ラ10により制御される。
【0013】ディスク90を挟んで光学ヘッド2と対向
する位置には、バイアスマグネット11が配置される。
このバイアスマグネット11は、データの記録時/消去
時にディスク90に対してバイアス磁界を印加する動作
を行なう。
【0014】ここで光学ヘッド2及びバイアスマグネッ
ト11による記録、消去、再生動作の原理について説明
しておく。この記録再生装置はいわゆる光変調型の光磁
気記録方式が採用されるものである。
【0015】まずデータの消去原理を図6に示す。消去
時にはバイアスマグネット11により消去用の外部磁界
を発生させる。この場合、図面中上方がS極、下方がN
極となるようにする。そして、光学ヘッド2について
は、スライド機構9及び2軸機構4によるトラッキング
動作によって、レーザー照射位置(対物レンズ3の位
置)をデータ消去すべき所定の位置へ移動させた後、消
去用の出力レベルとして連続的なレーザー照射を行な
う。これにより、その消去すべき領域では、ディスク9
0の記録膜は消去用の外部磁界に応じて一定方向に全面
着磁されていき、つまり磁極方向により形成されていた
ピット情報が消去されることになる。
【0016】このように消去が行なわれた後の記録動作
の原理は図7に示される。このとき、バイアスマグネッ
ト11により記録用の外部磁界を発生させる。この場
合、図面中上方がN極、下方がS極となり、つまり消去
時と逆方向の磁界極性となる。この状態で、光学ヘッド
2からは、ピットを形成すべきタイミングのみで記録レ
ベルのレーザー照射を行なう。つまり、記録すべきデー
タの『1』『0』に応じてレーザーのオン/オフを行な
う。この場合、レーザー照射が行なわれた部分のみがバ
イアスマグネット11による外部磁界に応じた極性の着
磁が行なわれることになり、即ち記録膜としてはその部
分のみが他の部分と逆極性となって、これが磁界方向に
よるピット情報として形成される。
【0017】磁界方向によるピット情報を再生する際の
原理は図8に示される。再生はカー効果(Kerr Effect
)を利用するものとなる。カー効果とは、垂直磁化膜
に直線偏光を入射すると、膜の磁化方向によって反射光
の偏光方向が+又は−方向に回転することである。図8
(a)はデータに応じて磁化されたディオスク90の記
録膜に対して直線偏光となるレーザー光を入射している
イメージを示しており、その反射光は+θkもしくは−
θkだけ回転する。
【0018】このような反射光を、光学系6内に設けら
れている検光子により偏光方向に応じた光の強弱に変換
する。検光子の前後における反射光の光強度は図8
(b)(c)のようになり、つまり検光子によってデー
タに応じた光強度となる反射光が得られることになり、
これがフォトディテクタ7で電気信号に変換されること
でディスク90からの『1』『0』のデータ読取が可能
となる。
【0019】このような原理でフォトディテクタ7から
読み出された反射光情報から、RFマトリクスアンプ8
で必要な信号が抽出される。即ち実際の再生データとな
るべき再生RF信号やサーボ動作などの各種動作制御に
用いられる情報が抽出される。再生RF信号はRF処理
部14で、増幅、イコライジング処理、2値化処理等が
行なわれ、記録ピットに応じた『1』『0』のデジタル
データ形態とされる。そしてこの読出データDTR はシ
ステムコントローラ15に供給される。
【0020】システムコントローラ15はマイクロコン
ピュータで形成され、記録再生装置全体の動作制御を行
なうとともに、インターフェース部16を介してホスト
コンピュータ側とで記録/再生データの送受信を行なう
部位とされる。RF処理部14からの読出データDTR
は、システムコントローラ15におけるデコーダ15a
としての機能ブロックにおいてデコード処理され、デー
タが再生されることになる。再生されたデータはインタ
ーフェース部16を介してホストコンピュータに送られ
る。
【0021】ホストコンピュータからインターフェース
部16を介して送られてきたデータをディスク90に記
録する場合には、システムコントローラ15はまずその
データをエンコーダ15bとしての機能ブロックにおい
てエンコード処理を行ない、ディスク90の記録フォー
マットに応じたデータを生成する。そしてその記録デー
タDTW をレーザーパワーコントローラ10に供給す
る。上述のように記録時にはバイアスマグネット11に
より記録用の外部磁界が発生されるが、光学ヘッド2に
よるレーザー照射は記録すべきデータの『1』『0』に
応じてオン/オフされる。つまり、レーザーパワーコン
トローラ10は記録データDTW としてのパルスに応じ
てレーザダイオード5の発光動作をオン/オフ制御する
ことで、記録データDTW に基づいた磁界ピット記録が
行なわれることになる。
【0022】ところで、このような記録/再生動作が実
行される場合には、レーザ照射位置やスポット径、レー
ザーパワーに関する制御、スピンドルモータ1の回転速
度等が適正に行なわれなければならず、このために各種
サーボ系が構成される。
【0023】サーボ系の動作に用いる信号として、RF
マトリクスアンプ8ではフォトディテクタ7の出力から
トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号F
E、スライドエラー信号SLE、光量信号(和信号)I
SUM等を抽出する。これらの信号はサーボプロセッサ
18に供給される。
【0024】サーボプロセッサ18はこれらの信号や、
システムコントローラ15からのトラックジャンプ指
令、アクセス指令、スピンドルモータ2の起動/停止指
令等により各種サーボ駆動信号(フォーカス駆動信号、
トラッキング駆動信号、スライド駆動信号、スピンドル
駆動信号)を発生させ、フォーカスサーボ、トラッキン
グサーボ、スライドサーボ、スピンドルサーボを実行す
る。
【0025】フォーカスサーボは、光学ヘッド2から出
力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回転
されているディスク90の記録面に焦点を結ぶように制
御する動作である。フォーカスエラー信号FEを得るた
めに、フォトディテクタ7においては4分割ディテクタ
が用意され、いわゆる非点収差方式で焦点誤差情報を抽
出するようにしている。即ち、4分割ディテクタの各領
域をA,B,C,Dとし、対角線方向に対になるディテ
クタをA,DとB,Cとしたときに、RFマトリクスア
ンプ8で(A+D)−(B+C)の演算を行ない、その
結果をフォーカスエラー信号FEとしている。なお、R
Fマトリクスアンプ8ではA+B+C+Dの演算も行な
われ、これが光量に応じた情報である和信号ISUMと
なる。
【0026】サーボプロセッサ18は、フォーカスエラ
ー信号FEに対する位相補償処理等を行なってフォーカ
ス駆動信号を生成し、フォーカスドライバ20に供給す
る。フォーカスドライバ20はフォーカス駆動信号に応
じて2軸機構3のフォーカスコイルに電力印加を行なう
ことになり、これによって対物レンズ3がディスク90
に接離する方向に駆動される。この対物レンズ3の移動
は、常にフォーカスエラー信号FEがゼロとなる方向に
行なわれるように制御されることになり、これによって
レーザー光の合焦点状態が保たれるようにしている。
【0027】なお、理想的にはフォーカスエラー信号が
ゼロとなるポイントと、ディスク90から最も効率よく
情報再生を行なうことができるポイント(つまり再生R
F信号の振幅が最大となるポイント)は同一であるはず
であるが、実際には、これらのポイントはずれたものと
なる。このずれ分をフォーカスバイアスとよび、そのフ
ォーカスバイアス分に相当するバイアス電圧をフォーカ
スエラー信号FEに加算するようにサーボ系を構成する
ことで、フォーカス状態が再生RF信号の振幅が最大と
なるポイントに収束されるように制御している。
【0028】また、このようなフォーカス制御を実現す
るには、対物レンズ3がフォーカス引込範囲内の位置に
なければならない。既に知られているようにフォーカス
引込範囲とはフォーカスエラー信号FEがリニアに変化
する範囲であり、この範囲になければフォーカスエラー
信号FEのゼロクロスポイントを適正なフォーカス位置
であるとして正しく制御することができない。このた
め、記録/再生動作の実行のための立ち上げ時には、フ
ォーカスサーチ動作が行なわれる。このフォーカスサー
チ動作では対物レンズを可動範囲内で強制的に移動させ
るようにフォーカスコイルに対する電力印加を行なう。
そして、例えば上記した和信号ISUMなどによりフォ
ーカス引込範囲内であることを検出したら、フォーカス
サーボをオンとするようにしている。
【0029】トラッキングサーボは、光学ヘッド2から
出力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回
転されているディスク90のトラック(溝)に沿ってい
くように制御する動作である。トラッキングエラー信号
TEを得るために、レーザー照射が3スポット方式のも
のである場合は、フォトディテクタ7においてサイドス
ポット用のディテクタ(E,F)が用意され、RFマト
リクスアンプ8でE−Fの演算を行ない、その結果をト
ラッキングエラー信号TEとしている。
【0030】サーボプロセッサ18は、トラッキングエ
ラー信号TEに対する位相補償処理等を行なってトラッ
キング駆動信号を生成し、トラッキングドライバ21に
供給する。トラッキングドライバ21はトラッキング駆
動信号に応じて2軸機構3のトラッキングコイルに電力
印加を行なうことになり、これによって対物レンズ3が
ディスク90の半径方向に駆動される。この対物レンズ
3の移動は、常にトラッキングエラー信号TEがゼロと
なる方向に行なわれるように制御されることになり、こ
れによってレーザー光のトラッキング状態が保たれるよ
うにしている。
【0031】なお、トラッキングについてもフォーカス
と同様に、トラッキングエラー信号TEがゼロとなるポ
イントと、ディスク90から最も効率よく情報再生を行
なうことができるポイントはずれたものとなっており、
このずれ分をトラッキングバイアスと呼んでいる。そし
てそのトラッキングバイアス分に相当するバイアス電圧
をトラッキングエラー信号TEに加算するようにサーボ
系を構成することで、トラッキング状態が再生RF信号
の振幅が最大となるポイントに収束されるように制御し
ている。
【0032】スライドサーボは、トラッキングサーボと
同様にディスク半径方向の制御であるが、トラッキング
サーボでは追従できない範囲で、光学ヘッド2全体を移
動させることで、光学ヘッド2から出力されるレーザ光
を、ディスク90の所定位置に照射させる動作である。
【0033】スライドエラー信号SLEは、光学ヘッド
2内の中点センサによって検出される対物レンズ3のト
ラック方向のセンター位置からのずれに応じた信号とさ
れ、サーボプロセッサ18はこのようなスライドエラー
信号SLEがゼロとなる方向のスライド駆動信号をスラ
イドドライバ19に供給する。スライドドライバ19は
そのようなスライド駆動信号に応じて、スライド機構9
を駆動し、光学ヘッド2全体を移動させる。もちろんア
クセス動作時などのトラックジャンプ動作では、システ
ムコントローラ21からの指示に応じてサーボプロセッ
サ18からスライド駆動信号が発生され、スライド機構
9が駆動されることになる。
【0034】サーボプロセッサ18はスピンドルモータ
1の回転制御も行なうことになる。スピンドルモータ1
はスピンドルドライバ12によって駆動される。サーボ
プロセッサ18はシステムコントローラ15からのスピ
ンドル起動指令に応じて、スピンドルドライバ12に対
してスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出力
する。
【0035】スピンドルドライバ12はスピンドルスタ
ート/ストップ信号SPSBに応じてスピンドルモータ
1の回転駆動を開始させ、スピンドルモータ1が所定の
回転数に達したら、スピンドルロック信号SPLKをサ
ーボプロセッサ18に出力する。スピンドルロック信号
SPLKにより、サーボプロセッサ18及びシステムコ
ントローラ15は、スピンドル起動指令後において実際
にスピンドルモータ1が所定の回転数に達したことを検
知できる。
【0036】システムコントローラ15からスピンドル
停止指令を受けた際は、サーボプロセッサ18は、スピ
ンドルドライバ12に対して、スタート時とは極性反転
させたスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出
力する。スピンドルドライバ12は極性の異なるスピン
ドルスタート/ストップ信号SPSBに応じてスピンド
ルモータ1のブレーキ電力を発生させ、スピンドルモー
タ1を停止させる。
【0037】なお、スピンドルドライバ12にはFG
(周波数発生器)13が設けられ、例えばスピンドルモ
ータ1の1回転について4波の矩形波としてスピンドル
FG信号SPFGを発生させるようにしている。スピン
ドルFG信号SPFGはサーボプロセッサ18に供給さ
れるため、サーボプロセッサ18はスピンドルFG信号
SPFGからスピンドルモータ1のおおよその回転数を
知ることができるとともに、スピンドルFG信号SPF
Gとしてのパルス間隔が所定のしきい値を越えること
で、スピンドル回転停止の判断も行なうことができる。
【0038】さらにサーボプロセッサ18の動作として
は、レーザーパワーコントローラ10に対してレーザー
出力レベルを一定レベルに制御するとともに、システム
コントローラ21からの指示(記録時/再生時)に基い
てレーザー出力レベルの高レベル/低レベルの切換を行
なう。またサーボプロセッサ18はバイアスマグネット
ドライバ22に対する駆動信号を出力し、記録時/消去
時においてバイアスマグネット11に上述したような消
去用のバイアス磁界や記録用のバイアス磁界を発生させ
る。
【0039】以上のようなサーボプロセッサ18の動作
が行なわれることで、上述した消去/記録/再生の各動
作が適正に実現されることになる。このようなサーボプ
ロセッサ18は、実際にはDSP(デジタルシグナルプ
ロセッサ)として形成される。
【0040】表示部17はシステムコントローラ15の
制御に基づいて所定の表示が行なわれる。表示部17と
しての形態はどのようなものでもよいが、本例では、少
なくとも警告表示を実行できる態様であるものとする。
例えばLEDなどによる警告ランプ的なものでもよい
し、LCDなどを用い文字表示などで警告を行なうもの
でもよい。また、図示してはいないが、警告音を出力で
きるような構成をとってもよい。
【0041】以上のように構成される本例の記録再生装
置では、ディスク90のミスチャッキングは発生したと
きに、速やかにそれを検出し、スピンドル停止を行なう
ことで、破損事故等を防止するものである。以下、この
動作について述べていく。
【0042】まずミスチャッキングの検出について説明
する。ミスチャッキング時の症状としては主に2種類あ
り、1つは、ディスク90がスピンドルモータ1に対し
て半分空回りをした状態となってしまって、スピンドル
モータ1が所定の回転数に達することができないような
状態になる場合である。このときディスク90はきわめ
て激しい面振れを起こすことになる。
【0043】もう1つは、スピンドルモータ1は所定の
回転数に達するが、チャッキングの噛合部がわずかに浮
き上がっている状態になっていることにより、ディスク
90が、フォーカスサーボで追従できない程度の比較的
大きい面振れを起こしている状態である。
【0044】いずれの場合も、記録再生装置本体は激し
く振動することが考えられるため、ミスチャッキングを
検出する手段としては、次の4つが考えられる。 1)振動センサーによる検出 2)ディスク90とスピンドルの平行度による検出 3)サーボ信号による検出 4)スピンドル回転速度を監視することによる検出
【0045】ところが、振動センサーによる検出ではコ
ストアップはもちろんであるが、通常のオペレーション
や外乱による振動との識別が困難である。またディスク
90とスピンドルの平行度による検出は、検出機構のた
めのコストや配置スペース的な面で非現実的となる。そ
こで本例では、サーボ信号による検出とスピンドル回転
速度を監視することによる検出を併用することとし、図
2のような処理でミスチャッキング対応を行なうように
している。
【0046】図2はディスク90が挿入され、記録/再
生のための立ち上げが行なわれる際のシステムコントロ
ーラ15の処理を示すフローチャートである。ディスク
90が挿入されて起動される際には、まずスピンドル起
動回数を示す変数n=1とセットし(F101)、スピンドル
モータ1の起動を行なう(F102)。上述したようにサーボ
プロセッサ18はステップF102としてのシステムコント
ローラ15からのスピンドル起動指令に応じて、スピン
ドルドライバ12に対してスピンドルスタート/ストッ
プ信号SPSBを出力し、スピンドルドライバ12はこ
れに応じてスピンドルモータ1の回転駆動を開始させ
る。
【0047】続いてシステムコントローラ15は、ステ
ップF103としてスピンドル回転速度の監視のための時間
を設定する内部タイマTM1をリセットし、カウントス
タートさせる。そして続くステップF104,F105 では、ス
ピンドル回転速度が所定速度に達するか、及びタイマT
M1のタイムオーバーに達するかを監視する。
【0048】タイマTM1は例えば5秒〜10秒程度の
所定時間でタイムオーバーになると設定しておく。また
スピンドル回転速度が所定速度に達したことは、上述し
たようにスピンドルロック信号SPLKにより確認でき
る。また、スピンドルFG信号SPFGのパルス間隔を
計測してもスピンドル回転速度の確認を行なうことがで
きる。
【0049】つまりステップF104,F105 では、所定時間
以内にスピンドルモータ1が所定回転数に達するか否か
を監視する処理となり、所定時間以内に所定回転数に達
したら、スピンドルモータ1の動作は正常に起動された
としてステップF106に進む。
【0050】ところが、タイマTM1による所定時間以
内に所定回転数に達しなかった場合は、ステップF112に
進むことになる。これは、ミスチャッキングが発生して
ディスク90がスピンドルモータ1に対して半分空回り
をした状態となってしまい、スピンドルモータ1が所定
の回転数に達することができないような状態と判断され
た場合となる。
【0051】このような場合はステップF112で即座にス
ピンドルモータ1を停止させるためのブレーキ制御を行
なうことになる。つまり、このシステムコントローラ1
5のスピンドル停止処理を受けてサーボプロセッサ18
は、スピンドルドライバ12に対してスタート時とは極
性反転させたスピンドルスタート/ストップ信号SPS
Bを出力する。そしてスピンドルドライバ12はスピン
ドルモータ1のブレーキ電力を発生させ、スピンドルモ
ータ1を停止させる動作を行なう。そしてステップF113
でスピンドルモータ1の停止が確認されたらブレーキ処
理を終える。スピンドルモータ1の停止はスピンドルF
G信号SPFGのパルス間隔が所定時間以上となること
で確認できる。
【0052】以上のように、立ち上げ時に先ずスピンド
ルモータ1の動作として正常動作が行なわれずミスチャ
ッキング状態が検出された場合は、速やかにスピンドル
モータ1が停止されることで、破損事故等が防止され
る。
【0053】ところでスピンドルモータ1が正常な回転
数となり、ステップF106に進んだ場合は、レーザーダイ
オード6の出力を開始させ、ステップF107においてフォ
ーカスサーチを開始させることになる。そして、フォー
カス引込の際にステップF108として和信号ISUMのチ
ェックを行ない、ミスチャッキングの有無の判別を行な
う。
【0054】正常にフォーカスサーチが実行された場合
と、和信号ISUMのチェックによりミスチャッキング
が検出される場合とを図3、図4で説明する。図3、図
4において(a)はフォーカスサーチ時の対物レンズ3
の動きを、また(b)は信号波形を示している。各図
(b)の横軸は時間軸であり、各図(a)には(b)の
時間に概略対応した位置において、対物レンズ3の位置
状態を示すようにしている。
【0055】図3は正常にフォーカスサーチが行なわ
れ、フォーカスサーボ引込が実行された場合である。図
3(b)のt1時点からフォーカスサーチが開始される
と、図示するようにまずリニアなフォーカス駆動信号が
発生され、t3時点まで対物レンズ3が強制的にディス
ク近接方向に移動される。つまり対物レンズ3がの状
態からの状態とされる。この間においてt2時点にフ
ォーカスエラー信号FEにS字カーブが観測され、つま
り一旦対物レンズ3がフォーカス引込範囲を通過するこ
とになるが、光磁気ディスクの場合は、本来のフォーカ
ス引込範囲よりもディスク遠方側となる位置で疑似的な
フォーカス引込範囲が検出されることがあり、このた
め、対物レンズ3をディスク近接方向に駆動していると
きはフォーカス引込を行なわないようにしている。
【0056】t3時点からは、対物レンズ3をディスク
遠方側に移動させるようにフォーカス駆動信号を発生さ
せる。この場合、和信号ISUMが所定のレベル以上と
なった区間は、フォーカスエラー信号FEはS字カーブ
のリニア領域に相当し、つまりこの時点でフォーカスサ
ーボをオンとすれば、フォーカスエラー信号FEのゼロ
クロスポイントに収束するフォーカスサーボが正常に実
行される。
【0057】図3ではt4時点でフォーカス引込、即ち
フォーカスサーボをオンとし、t5時点以降正常にフォ
ーカスがかかっている状態が示されている。対物レンズ
3は図3(a)のとして示すようにジャストフォーカ
ス位置に制御される。なお、フォーカスエラー信号FE
についてのスレッショルド値THf1,THf2が設定
されているが、これはフォーカスエラー信号FEの安定
性を判別する値となる。また、スレッショルド値THi
は、和信号ISUMのレベルチェックのための値であ
る。
【0058】図2の処理におけるステップF108の処理
は、図3にt4〜t5として示す時点において和信号I
SUMのレベルをチェックする処理となる。ミスチャッ
キングによりディスク90が大きな面振れを起こしてい
る場合では、対物レンズ3とディスク90の記録面の相
対的な距離が激しく変動していることになる。すると、
ジャストフォーカスのポイントが、対物レンズ3の可動
範囲を逸脱して、フォトディテクタ7の受ける光量が減
少し、和信号ISUMのDCレベルが落ち込むことが観
測される場合がある。
【0059】即ちステップF108の処理は、このような点
でミスチャッキングの判断を行なうもので、フォーカス
引込の瞬間に和信号ISUMをスレッショルド値THi
と比較していき、和信号ISUMがスレッショルド値T
Hiに達していなかったらミスチャッキング発生と判断
するものである。
【0060】例えば図4(a)(b)はフォーカス引込
の際に和信号ISUMがスレッショルド値THiに達し
ていない状態を示しており、この場合ディスク90の面
振れにより、対物レンズ3は、相対的にみて例えばの
ような位置などで大きく移動が行なわれるなどの不安定
な状態になっている。そして和信号ISUMはスレッシ
ョルド値THiに達しないまま上下しており、またフォ
ーカスエラー信号FEは、例えばS字カーブ内のゼロク
ロスポイント以外のゼロクロスポイントで安定するよう
な状態となっている。つまり、全くフォーカスのかかっ
ていないt1時点前後やt3時点前後と同様の状態にな
っている。
【0061】このようにフォーカス引込時に和信号IS
UMが大きく乱れ、スレッショルド値THiに達しない
ような場合は、ステップF108からF112に進み、即座にス
ピンドルモータ1を停止させるためのブレーキ制御を行
なうことになる。そしてステップF113でスピンドルモー
タ1の停止が確認されたらブレーキ処理を終える。即
ち、立ち上げ時にスピンドルモータ1が所定回転数に達
していても、和信号ISUMの状態によりミスチャッキ
ングが検出された場合は、速やかにスピンドルモータ1
が停止されるようにしている。
【0062】フォーカス引込の際の和信号ISUMのチ
ャックOKの場合は、さらにステップF109,F110,F111で
フォーカスエラー信号FEによるミスチャッキングの判
別を行なう。まずステップF109としてフォーカスエラー
信号FEの監視のための時間を設定する内部タイマTM
2をリセットし、カウントスタートさせる。そして続く
ステップF110,F111 では、フォーカスエラー信号FEが
非安定状態となっているか否か、及びタイマTM2のタ
イムオーバーに達したかを監視する。
【0063】タイマTM1は例えば15〜20msec
程度の短時間でタイムオーバーになると設定しておく。
例えばディスク回転1周分くらいの時間とする。またフ
ォーカスエラー信号FEが非安定状態となっているか否
かは、フォーカスエラー信号FEがスレッショルド値T
Hf1,THf2を越えたか否かにより判定する。
【0064】ミスチャッキングが生じてディスク90の
激しい面振れが発生している場合、和信号ISUMが所
定レベル以上を保っていたとしても、その場合はフォー
カスサーボ動作として無理な追従動作が行なわれている
ことになる。つまりフォーカスエラー信号FEが大きく
変動していることになる。図5は図3、図4と同様の形
式で、このようなフォーカスエラー信号FEの非安定状
態が発生している場合を示している。
【0065】フォーカス引込時において和信号ISUM
は変動しながらもスレッショルド値THiを越えてお
り、フォーカスサーボがオンとされたとする。ところが
大きな面振れに追従したサーボ動作が行なわれることに
なるため、フォーカスエラー信号FEは図示するように
大きく変動し、またこれに応じてフォーカス駆動信号も
大きく変動する。対物レンズ3は図5(a)にとして
示すように、或る程度、相対的な距離としてのジャスト
フォーカス状態を保つために激しく移動されていること
になる。
【0066】フォーカスエラー信号FEがスレッショル
ド値THf1又はTHf2を越えた場合は、このような
状態が発生している、つまりミスチャッキングであると
判別し、ステップF110からF112に進み、即座にスピンド
ルモータ1を停止させるためのブレーキ制御を行なうこ
とになる。そしてステップF113でスピンドルモータ1の
停止が確認されたらブレーキ処理を終える。
【0067】以上のように本例では、立ち上げ時にスピ
ンドルモータ1が所定回転数に達するか否か、和信号I
SUMは正常レベルか否か、フォーカスエラー信号は安
定しているか否かの3段階でミスチャッキングを検出
し、検出された場合は、速やかにスピンドルモータ1が
停止させることで、ミスチャッキングによる破損等の事
故を効果的に防止するものである。
【0068】ところで、フォーカスエラー信号FEがス
レッショルド値THf1又はTHf2を越えないままス
テップF111でタイムオーバーとなったら、ミスチャッキ
ングは発生していないと判断して、他の立ち上げ処理を
行ない、その後実際の記録/再生等の動作に移ることに
なる。つまり図3のような場合である。
【0069】なお、フォーカスエラー信号FEの監視を
例えばフォーカス引込からディスク1回転分の期間とい
う短い期間内としているのは、正常なサーボ動作中での
衝撃等により発生したフォーカスエラー信号FEの変動
をミスチャッキングと誤判断してしまってスピンドルモ
ータ1を停止させてしまうことがないようにすること
や、面振れの影響はディスク1回転周期で表われるため
ミスチャッキングがあった場合は1回転程度の期間で十
分に検出できること、さらにはなるべくチェックに要す
る期間を短くして一連の立ち上げ動作を迅速化したいこ
と、などの理由によるものである。
【0070】上述のような3段階のチェックによりミス
チャッキングが検出された場合は、速やかにスピンドル
モータ1が停止される、即ち立ち上げ処理が中断される
ことになるが、このようにスピンドルモータ1を停止さ
せることで、場合によってはミスチャッキング状態が解
消され、正常なチャッキングとなる場合がある。これは
スピンドルモータ1の緊急停止の際にスピンドルモータ
1とディスク90の噛合部分に加わった力(慣性力等)
で、スピンドルモータ1とディスク90のハブが正常に
噛合されることがあるためである。そこで、このような
可能性を考慮して本例では、ステップF113でスピンドル
モータ1の停止を確認した後、ステップF114で変数n=
1であるか否かを確認し、変数n=1であればステップ
F115で変数nをインクリメントしたうえで、ステップF1
02に戻って、スピンドルモータ1の再起動を行なうよう
にしている。
【0071】つまりディスク挿入して起動した後、ミス
チャッキング検出により1回はスピンドルモータ1を停
止させても、もう1回だけは起動リトライを行なうもの
である。これにより、チャッキング回復の可能性を有効
に生かすことができる。
【0072】2回目の起動時においてミスチャッキング
が検出され、スピンドルモータ1が停止された後は、変
数n=2となっているためステップF114で否定結果が得
られ、ステップF116に進み、一連の起動処理をエラー終
了させる。このとき、表示部17においてエラー表示を
実行し、ユーザーにエラー終了の旨を伝える。この際
に、ディスク90を自動的に排出するようにしてもよい
し、排出せずにそのままユーザーの対応を待つようにし
てもよい。
【0073】以上、本発明の実施の形態としての記録再
生装置を説明してきたが、本発明は上記例に限らず、他
の光磁気ディスク、光ディスク、磁気ディスクなどに対
応する各種のディスク記録装置、ディスク再生装置にお
いて適用できる。また、ミスチャッキング検出及び対応
処理としては図2に限られるものではない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録又は再
生装置では、スピンドルチェック手段による回転不良の
検出と、反射光量信号チェック手段による反射光量不良
の検出と、フォーカスエラー信号チェック手段による非
安定状態の検出のうち、少なくとも一つの検出があった
ときには、これをミスチャッキングの発生と認識し、ス
ピンドル停止制御手段によってスピンドルモータの回転
を停止させるようにしている。このためミスチャッキン
グによるディスクハブやスピンドル機構の破損等の事故
を有効に防止できるという効果がある。
【0075】またフォーカスエラー信号チェック手段
は、フォーカス引込直後の所定時間内に、フォーカスエ
ラー信号が所定のレベル範囲外となった場合に、フォー
カスエラー信号が非安定状態であると検出するようにし
ている。つまりフォーカスエラー信号が非安定状態にあ
るか否かによるミスチャッキング検出期間を短時間に限
定している。このため通常動作時に衝撃等によりフォー
カスエラー信号が所定のレベル範囲外となることなどを
ミスチャッキングと判別してしまうことをなくすととも
に、ミスチャッキング検出による立ち上げ時間の長時間
化を招かないという効果がある。
【0076】さらに、一連の起動動作において、スピン
ドル停止制御手段によるスピンドルモータの回転停止動
作の実行回数が所定回数未満である時点では、スピンド
ルモータを再起動させることで、ミスチャッキングから
正常チャッキングに回復した可能性を有効利用し、立ち
上げ動作を効率化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック
図である。
【図2】実施の形態の記録再生装置のディスク挿入時の
ミスチャッキング判別に関する処理のフローチャートで
ある。
【図3】記録再生装置の正常なフォーカス引込時の説明
図である。
【図4】記録再生装置のミスチャッキング時の説明図で
ある。
【図5】記録再生装置のミスチャッキング時の説明図で
ある。
【図6】記録再生装置の消去原理の説明図である。
【図7】記録再生装置の記録原理の説明図である。
【図8】記録再生装置の再生原理の説明図である。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ、2 光学ヘッド、3 対物レン
ズ、4 2軸機構、5レーザダイオード、7 フォトデ
ィテクタ、8 RFマトリクスアンプ、9スライド機
構、10 レーザパワーコントローラ、11 バイアス
マグネット、12 スピンドルドライバ、13 FG、
14 RF処理部、15 システムコントローラ、17
表示部、18 サーボプロセッサ、19 スライドド
ライバ、20 フォーカスドライバ、21 トラッキン
グドライバ、22 バイアスマグネットドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャッキングしたディスク状記録媒体を
    スピンドルモータで回転させた状態で、少なくとも光学
    ヘッドによるレーザ照射を行なってディスク状記録媒体
    に対する記録又は再生動作を行なう記録又は再生装置に
    おいて、 ディスク状記録媒体をチャッキングし前記スピンドルモ
    ータを起動した際に、前記スピンドルモータの回転速度
    が所定速度に達しない回転不良を検出するスピンドルチ
    ェック手段と、 前記スピンドルモータ起動後のフォーカスサーチ動作に
    おけるフォーカス引込の際に、前記光学ヘッドから検出
    される反射光量信号が所定レベルに達しない反射光量不
    良を検出する反射光量信号チェック手段と、 フォーカス引込後において前記光学ヘッドから検出され
    るフォーカスエラー信号が非安定状態となることを検出
    するフォーカスエラー信号チェック手段と、 前記スピンドルチェック手段による回転不良の検出と、
    前記反射光量信号チェック手段による反射光量不良の検
    出と、前記フォーカスエラー信号チェック手段による非
    安定状態の検出のうち、少なくとも一つの検出があった
    ときには、前記スピンドルモータの回転を停止させるス
    ピンドル停止制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする記録又は再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フォーカスエラー信号チェック手段
    は、フォーカス引込直後の所定時間内に、フォーカスエ
    ラー信号が所定のレベル範囲外となった場合に、フォー
    カスエラー信号が非安定状態であると検出することを特
    徴とする請求項1に記載の記録又は再生装置。
  3. 【請求項3】 一連の起動動作において、前記スピンド
    ル停止制御手段による前記スピンドルモータの回転停止
    動作の実行回数が所定回数未満である時点では、回転停
    止後に前記スピンドルモータを再起動させることを特徴
    とする請求項1に記載の記録又は再生装置。
JP8159192A 1996-05-31 1996-05-31 記録又は再生装置 Withdrawn JPH09320173A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006054539A1 (ja) * 2004-11-17 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報記録再生装置
JP2010009654A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Teac Corp 光ディスク装置及びこれを備える光ディスク処理システム
JP2010009655A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Teac Corp 光ディスク装置及びこれを備える光ディスク処理システム
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