JPH09320150A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH09320150A
JPH09320150A JP8131914A JP13191496A JPH09320150A JP H09320150 A JPH09320150 A JP H09320150A JP 8131914 A JP8131914 A JP 8131914A JP 13191496 A JP13191496 A JP 13191496A JP H09320150 A JPH09320150 A JP H09320150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal
white peak
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8131914A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Yamahata
勝義 山畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8131914A priority Critical patent/JPH09320150A/ja
Publication of JPH09320150A publication Critical patent/JPH09320150A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検波後の白ピークノイズ幅に応じてエンベロ
ープ検波出力の周波数特性を可変の上、テープ送り制御
サーボ回路に入力することにより、該テープ送り制御サ
ーボ回路の応答感度を変化させて、画像乱れの発生を抑
制することができる磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 再生FM波信号のエンベロープ検波出力
に基づいて、磁気テープの送り量を可変制御するテープ
送り制御サーボ回路13を備えた磁気記録再生装置にお
いて、再生ビデオ信号から信号レベル包絡線を取り出す
ための信号レベル検波回路14と、該信号レベル検波回
路14からの出力より、白ピークノイズ幅を検知する白
ピーク幅検知回路15と、該白ピーク幅検知回路15か
らの出力に基づいて、上記テープ送り制御サーボ回路1
3へ入力する再生FM波信号のエンベロープ検波周波数
特性を制御する制御手段16,17とを設けてなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTR(Vide
o Tape Recorder)等の磁気記録再生装
置に関し、特にスロー,スチル,倍速などの特殊再生時
におけるトラッキングサーボの応答を可変することによ
り、立ち上がり時に見られる画像乱れを改善する磁気記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気記録再生装置を例え
ばVTRについて、図4とともに以下説明する。ここ
で、図4は従来の磁気記録再生装置における再生系を示
すブロック図である。
【0003】従来の磁気記録再生装置の再生系において
は、図4に示すように、磁気ヘッド1によってピックア
ップされた再生FM波信号と再生クロマ信号とが、ヘッ
ドアンプ回路2で増幅された後、各々分離されて出力さ
れる。再生クロマ信号は、再生クロマアンプ回路3で増
幅されて、ACC回路4にてクロマ信号のレベルを一定
化した後、高域変換回路5で高域周波数(元のビデオ信
号における周波数、例えばNTSC方式ならば3.58
MHz±500KHz)に変換された後、Y/Cミック
ス回路6へ供給される。
【0004】一方、再生FM波信号は、再生FMイコラ
イザー回路7で高域補償されて、DOC回路8にてドロ
ップアウト補償された後、リミッター回路9でリミッタ
ーがかけられ、再生FM波検波回路10へ供給される。
そして、再生FM波検波回路10でFM波検波されて元
の輝度信号に戻され、ディエンファシス回路11にてデ
ィエンファシスをかけられた後、ノイズキャンセラー回
路12でノイズ成分が除去されて、Y/Cミックス回路
6へ供給される。
【0005】Y/Cミックス回路6で混合されたクロマ
信号と輝度信号とは、図示しないRFコンバータ回路及
びビデオ出力端子へ供給される。
【0006】また、上記ヘッドアンプ回路2は、エンベ
ロープ検波回路を内蔵しており、再生FM波信号のエン
ベロープ(包絡線)を検波して、テープ送り制御サーボ
回路13に出力する。テープ送り制御サーボ回路13で
は、入力されたエンベロープ検波波形の変化に応じて、
磁気テープの送り制御(モーター制御)のための制御信
号電圧を図示しないモータードライブ回路に出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気記録再生装置においては、特殊再生の立ち
上がり時などに、磁気テープ(図示せず)と磁気ヘッド
1との当たり具合やタイミング等により、ヘッドアンプ
回路2からのエンベロープ検波出力が乱れて細かく変動
(欠落)し、このためテープ送り制御サーボ回路13に
よるトラッキングが乱れ、画像乱れの発生を招来してし
まうという問題があった。
【0008】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、検波後の白ピークノイズ幅に応じてエ
ンベロープ検波出力の周波数特性を可変の上、テープ送
り制御サーボ回路に入力することにより、該テープ送り
制御サーボ回路の応答感度を変化させて、画像乱れの発
生を抑制することができる磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、再生FM波信号のエンベロープ検波出力に基づい
て、磁気テープの送り量を可変制御するテープ送り制御
サーボ回路を備えた磁気記録再生装置において、再生ビ
デオ信号から信号レベル包絡線を取り出すための信号レ
ベル検波回路と、該信号レベル検波回路からの出力よ
り、白ピークノイズ幅を検知する白ピーク幅検知回路
と、該白ピーク幅検知回路からの出力に基づいて、上記
テープ送り制御サーボ回路へ入力する再生FM波信号の
エンベロープ検波周波数特性を制御する制御手段とを設
けてなるものである。
【0010】これによって、ビデオ検波後の白ピークノ
イズ幅に応じてエンベロープ検波出力の周波数特性を可
変の上、テープ送り制御サーボ回路に入力することによ
り、該テープ送り制御サーボ回路の応答感度を変化させ
て、特殊再生の立ち上がり時などに発生する画像乱れを
抑制することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の磁気記録再生装置の一実
施形態を、図1乃至図3とともに以下説明するが、上記
従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。ここで、図1は本実施形態の磁気記録再生装置に
おける再生系を示すブロック図、図2は本実施形態の磁
気記録再生装置における各部出力信号の波形を示す波形
図、図3は本実施形態の磁気記録再生装置におけるエン
ベロープ検波f特可変回路を示す回路図である。
【0012】本実施形態の磁気記録再生装置は、図1に
示すように、再生FM波検波回路10の出力信号から白
ピークノイズの包絡線検波を行う信号レベル(白ピー
ク)検波回路14と、該白ピーク検波回路14からの包
絡線信号とノイズキャンセラー回路12からのビデオ信
号との差信号と、予め設定された基準電圧とを比較しそ
の差を算出する白ピーク幅検知回路15と、該白ピーク
幅検知回路15の出力レベルに応じて制御信号電圧を発
生する制御信号発生器16とを設けている。
【0013】ここで、再生FM波検波回路10の出力信
号は、図2(a)に示すように、エンファシスのかかっ
た状態の波形であり、ノイズキャンセラー回路12から
の出力信号は、図2(b)に示すように、ディエンファ
シス及びノイズキャンセラーがかかっているので、白ピ
ークは再生FM波検波回路10の出力信号よりも少し小
さく、また高周波ノイズ部分はキャンセルされて滑らか
な波形となっている。
【0014】また、白ピーク検波回路14の出力信号波
形は、再生FM波検波回路10の出力信号に対して包絡
線検波を行っているので、図2(c)に示すようにな
る。そして、白ピーク幅検知回路15では、ディエンフ
ァシス及びノイズキャンセラーでも減衰しない大きな
幅、レベルの白ピークを抽出するために、白ピーク検波
回路14からの包絡線信号からノイズキャンセラー回路
12からのビデオ信号を減算して、図2(d)に示す波
形を得た後、図2(e)に示すように、予め設定された
基準電圧値を越える白ピークの幅dを検知して、その検
知幅dに応じた信号を制御信号発生器16に出力する。
【0015】この基準電圧値を越える白ピークの幅d
は、白ピークノイズ幅の多少を表し、白ピークノイズ幅
が大きい場合はドロップアウトが大きく多い状態であ
り、逆に白ピークノイズ幅が小さい場合はドロップアウ
トが小さく少ない状態を示す。
【0016】制御信号発生器16は、白ピークノイズ幅
が大きくドロップアウトレベルが大きい程高く、白ピー
クノイズ幅が小さくドロップアウトレベルが小さい程低
い制御信号電圧を、エンベロープ検波f特可変回路17
に出力する。このエンベロープ検波f特可変回路17
は、図3に示すように、電圧可変容量Cを有するf特可
変回路を内蔵しており、上記制御信号発生器16からの
制御信号電圧に基づき、ヘッドアンプ回路2からのエン
ベロープ検波出力の周波数特性を可変する。
【0017】すなわち、白ピークノイズ幅が大きく制御
信号発生器16からの制御信号電圧が高い場合、電圧可
変容量Cに高電圧がかかり高容量値となるので、入力a
から出力bにかけての周波数特性は高域がダウンした特
性となり、テープ送り制御サーボ回路13へ出力される
エンベロープ検波波形の乱れが抑えられ、サーボ応答を
鈍らせる方向に可変して、特殊再生の立ち上がり時など
の画像乱れを改善するものである。
【0018】一方、白ピークノイズ幅が小さく制御信号
電圧が低い場合は、電圧可変容量Cに低電圧がかかり低
容量値となるので、入力aから出力bにかけての周波数
特性はフラットな特性となり、上述した従来例と同様、
エンベロープ検波波形に鋭く追従して磁気テープの送り
制御を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る磁気記録再生装置は、上述
したような構成としているので、ビデオ検波後の白ピー
クノイズ幅に応じてエンベロープ検波出力の周波数特性
を可変の上、テープ送り制御サーボ回路に入力すること
により、該テープ送り制御サーボ回路の応答感度を変化
させて、特殊再生の立ち上がり時などに発生する画像乱
れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の一実施形態におけ
る再生系を示すブロック図である。
【図2】本発明の磁気記録再生装置の一実施形態におけ
る各部出力信号の波形を示す波形図である。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の一実施形態におけ
るエンベロープ検波f特可変回路を示す回路図である。
【図4】従来の磁気記録再生装置の一実施形態における
再生系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 ヘッドアンプ回路 3 再生クロマアンプ回路 4 ACC回路 5 高域変換回路 6 Y/Cミックス回路 9 リミッター回路 10 再生FM波検波回路 11 ディエンファシス回路 12 ノイズキャンセラー回路 13 テープ送り制御サーボ回路 14 信号レベル検波回路 15 白ピーク幅検知回路 16 制御信号発生器 17 エンベロープ検波f特可変回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生FM波信号のエンベロープ検波出力
    に基づいて、磁気テープの送り量を可変制御するテープ
    送り制御サーボ回路を備えた磁気記録再生装置におい
    て、 再生ビデオ信号から信号レベル包絡線を取り出すための
    信号レベル検波回路と、 該信号レベル検波回路からの出力より、白ピークノイズ
    幅を検知する白ピーク幅検知回路と、 該白ピーク幅検知回路からの出力に基づいて、上記テー
    プ送り制御サーボ回路へ入力する再生FM波信号のエン
    ベロープ検波周波数特性を制御する制御手段とを設けた
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP8131914A 1996-05-27 1996-05-27 磁気記録再生装置 Pending JPH09320150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8131914A JPH09320150A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8131914A JPH09320150A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09320150A true JPH09320150A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15069144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8131914A Pending JPH09320150A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09320150A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0498602A (ja) 再生装置
US4556917A (en) Magnetic recording/reproducing apparatus for video and sound
JPH09320150A (ja) 磁気記録再生装置
US5765053A (en) Recording/reproducing apparatus detecting a misrecorded portion
JPH09320190A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0218755A (ja) 磁気記録再生装置
JP2805628B2 (ja) 白ピーク反転現象補償回路
JP2545775Y2 (ja) 再生特性切換回路
JP2966220B2 (ja) 自動検波レベル調整回路
JP3125837B2 (ja) Fm等化回路を備えた磁気記録再生装置
JPH0453066A (ja) 音声信号再生回路
JPH0417485A (ja) ビデオ信号処理装置
JP2595713B2 (ja) 磁気録画再生装置の輝度信号処理回路
JPH0333982Y2 (ja)
JP2702250B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3127659B2 (ja) オーディオ信号処理装置
JPS61276492A (ja) 映像信号処理回路
JPS59167806A (ja) Fm反転現象防止回路
JPH09116869A (ja) ノイズキャンセラー回路
JPH04245064A (ja) ビデオ信号処理装置
JPH03165370A (ja) 低域ノイズ抑制回路
JPH05122658A (ja) ノイズキヤンセル回路
JPH06335015A (ja) 色信号自動利得調整回路
JPS614382A (ja) 磁気録画装置
JPS60218989A (ja) サ−チノイズ抑圧回路