JPH09320040A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法

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JPH09320040A
JPH09320040A JP15476996A JP15476996A JPH09320040A JP H09320040 A JPH09320040 A JP H09320040A JP 15476996 A JP15476996 A JP 15476996A JP 15476996 A JP15476996 A JP 15476996A JP H09320040 A JPH09320040 A JP H09320040A
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magnetic layer
layer
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coercive force
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JP15476996A
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Masayasu Suzuki
雅康 鈴木
Takeshi Mochizuki
剛 望月
Hiroshi Kawashima
浩志 川島
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Tomoegawa Co Ltd
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Tomoegawa Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カード、磁気シート、磁気ロール紙等に
於て偽造、変造等不正使用を防止する機能を付与したも
のを提供する。 【構成】 少なくとも2つの磁性層を有する磁気記録媒
体において、第1および第2の磁性層が250〜400
0エルステッドの保磁力を有し、その内第2の磁性層に
は後から追加も消去もできない固定情報を形成すること
を特徴とする磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プリペイドカー
ド、IDカード、キャッシュカード、ポイントカード、
乗車券(定期券、切符、回数券)、通行券などに使用さ
れる磁気カード、磁気シート、磁気ロール紙等の磁気記
録媒体とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリペイドカード、IDカード、
キャッシュカード、ポイントカード、乗車券(定期券、
切符、回数券)、通行券等に使用される磁気カード、磁
気シート、磁気ロール紙等の用途に供される磁気記録媒
体の分野では、偽造、変造等の不正使用をいかに防止す
るかが大きなテーマになっている。従来この種の磁気記
録媒体に不正使用防止機能を付与する方法として多くの
ものが提案されているが、それらの方法は何れも下記の
2種類に大別される。
【0003】先ず、第1の種類の方法としては、正規の
磁気情報を隠蔽し、通常の方法では読み取れないように
する方法である。第2の種類の方法は、磁気記録媒体が
正規のものか否かを判定するための識別情報を磁気記録
媒体そのものに付与しておく方法である。前記第1の方
法の一つとしては、磁気記録層を多層化し、正規の情報
とダミー情報をそれぞれ別の磁気記録層に記録する方法
が知られている。この方法において、正規情報とダミー
情報を同一トラック上に記録するならば、情報の読み取
り時に正規情報にダミー情報が重畳されるために、通常
の方法では正規情報を読みとることができない。よって
不正使用を防止することができる。また、前記第2の種
類の方法の一つとして、磁気記録媒体に磁気的に読みと
り可能なバーコードを設ける方法が知られている。この
方法では、バーコード情報により、その磁気記録媒体が
正規のものかどうかを判断することができ、これにより
不正使用を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の技術による不正使用防止方法は、それぞれに欠点
があり、十分な方法とは言い難い問題がある。即ち、先
ず、第1の種類の方法による不正使用防止方法は、一旦
正規情報の読み取り方法が明らかになってしまった後
は、磁気記録媒体を大量に複製することが可能になって
しまうという問題がある。また、前記第2の種類の不正
使用防止機能を付与した磁気記録媒体は、磁気記録媒体
が正規のものかどうかを判断する情報を磁気記録媒体自
身が持っているために、大量に磁気記録媒体を複製した
り、使用することは困難であるが、正規の媒体の情報を
書き換えるなどの変造による不正使用には対処できない
問題がある。
【0005】これらに対処するために発明者らは特開平
5−318974号、特開平7−029157号等で、
後から追加も消去もできない固定情報を、一枚一枚のカ
ードそれぞれに個別識別情報(指紋情報)として付与す
る方法を提案した。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者らは更に不正使用
防止手段について鋭意検討を行い、複数の磁性層のう
ち、少なくとも2つの磁性層が通常の磁気記録のできる
範囲の保磁力、即ち250〜4000エルステッドの範
囲にある磁性層からなり、かつまたそのうちの1つの層
に後から追加も消去もできない固定情報を形成してなる
磁気記録媒体とその製造方法を生み出すに至った。
【0007】即ち請求項1の発明は、前記問題点を解決
するために、非磁性の基体上に少なくとも2つの磁性層
を形成してなる磁気記録媒体において、第1の磁性層が
250〜4000エルステッドの保磁力を有し、第2の
磁性層が250〜4000エルステッドの保磁力を有
し、更に第2の磁性層には後から追加も消去もできない
固定情報が記録されていることを特徴とする磁気記録媒
体である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の磁気記録媒
体において、第1の磁性層の保磁力Xと第2の磁性層の
保磁力Yの比X/Yが0.5以下であることを特徴とす
る磁気記録媒体である。請求項3の発明は、請求項1の
磁気記録媒体において、第1の磁性層の保磁力Xと第2
の磁性層の保磁力Yの比X/Yが2以上であることを特
徴とする磁気記録媒体である。請求項4の発明は、請求
項1の磁気記録媒体において、第1の磁性層の保磁力X
と第2の磁性層の保磁力Yの比X/Yが0.9以上、
1.1以下の範囲であることを特徴とする磁気記録媒体
である。
【0009】請求項5の発明は、非磁性の基体上に第1
の磁性層用の磁気塗料を塗布し、磁場配向処理、乾燥の
順による工程を経て第1の磁性層を形成し、続いて該磁
性層に磁気記録を行い、更に第1の磁性層に重ねて、第
2の磁性層用の磁気塗料を塗布、磁場配向処理、乾燥の
順による工程を経て第2の磁性層を形成することを特徴
とする磁気記録媒体の製造方法であり、更に第2の磁性
層用の磁気塗料を塗布、磁場配向処理、乾燥の順による
工程において第2の磁性層を形成するにあたり、磁場配
向処理の磁場の強度を、第1の磁性層の保磁力に対し4
0〜70%とすることを特徴とする製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による磁気記録媒体は請求
項5に記載の手順により製造されるが、以下図面を参照
しつつその詳細を説明する。本発明による磁気記録媒体
は、図1、2に示した塗工工程図により製造される。図
1に於いて先ず紙、合成紙、PVCフィルム、ポリエス
テルフィルム等の非磁性体からなる基体を巻いたロール
1から基体を繰り出し、その基体の下面に、塗工ヘッド
2で、保磁力250〜4000エルステッドの範囲に入
る磁気塗料を一定厚さに塗布し、塗料が未乾燥の間に磁
場配向装置3を用いて磁場配向処理を行い、その後乾燥
装置4内で塗料を乾燥させることにより第1の磁性層を
形成した磁気原反ロール5を得る。なお図1および2に
於いて6は送りロールを示す。磁気塗料は水系のバイン
ダーに磁性粉を分散したものまたは溶剤系のバインダー
に磁性粉を分散したもの、更には無溶剤系のバインダー
に磁性粉を分散したものが用いられる。磁場配向処理に
は電磁石または永久磁石が用いられる。磁場の強度は、
塗料の粘度と塗布スピードにもよるが、磁気塗料中の磁
性体が一定方向に十分に配向し、磁性層が形成された後
の磁気特性として配向方向に対して角形比が0.8以上
となるレベルであれば良い。配向の方法は塗布方向に対
して0〜90度または270〜360度の範囲から選定
することができる。磁性層の乾燥には、自然乾燥、加熱
乾燥、紫外線乾燥、電子線乾燥等あらゆる乾燥方法が適
用できる。
【0011】続いて、第1の磁性層に磁気記録を行う。
磁気記録とは第1の磁性層に磁化反転による情報を記録
することであり、記録は通常の磁気ヘッドを用いて行っ
ても良いし、接触方式または非接触方式のあらゆる磁化
手段を適用することができる。磁気記録は例えば、図2
に示した塗工装置で、第1の磁性層を形成した磁気原反
ロール5を繰り出し、続いて磁気ヘッド7を用いて行え
ばよい。その後、塗工ヘッド2で第1の磁性層上に重ね
て第2の磁性層を塗布して形成する。第2の磁性層は第
1の磁性層と同様に保磁力250〜4000エルステッ
ドの範囲に入る磁気塗料を一定厚さに塗布し、塗料が未
乾燥の間に磁場配向装置9を用いて磁場配向処理を行
い、その後乾燥装置4内で塗料を乾燥させロールに巻取
ることにより磁気原反ロール8を得る。磁気塗料は水系
のバインダーに磁性粉を分散したものまたは溶剤系のバ
インダーに磁性粉を分散したもの、更には無溶剤系のバ
インダーに磁性粉を分散したものが用いられる。磁性層
の乾燥には、自然乾燥、加熱乾燥、紫外線乾燥、電子線
乾燥等あらゆる乾燥方法が適用できる。但し、第2の磁
性層を形成する際の配向磁場強度は第1の磁性層の保磁
力の40〜70%にする必要がある。
【0012】第2の磁性層用の塗料を第1の磁性層に重
ねて塗布する際、第1の磁性層には磁気記録がなされて
いる。図3はその磁気記録方法を説明するための一部破
断斜視図で、基体を矢印方向に進行させ、磁気記録を磁
気ヘッドを用いて行う場合を示した。11は非磁性の基
体であり、12は第1の磁性層である。磁気ヘッド13
により第1の磁性層12には磁気記録15が行われる。
磁気ヘッド13による磁気記録は、最終製品として得ら
れる磁気カードや、磁気シート、磁気ロールにおいて、
固定情報を形成したい部分に行えばよい。磁気記録の手
段としては、原反全幅にわたる長い磁気ヘッドを用いて
も良いし、非接触でパルス状に強力な磁場を加えること
のできるような装置を用いても良い。
【0013】図4は本発明の過程で得られる第1の磁性
層を積層した磁気記録媒体の磁気記録部の断面説明図
で、矢印方向に進行する媒体の第1の磁性層12には第
1の磁性層塗布時の磁場配向処理による磁化成分14が
残っているが、磁気ヘッド13による磁気記録により磁
場反転パターン15が記録される。即ち、第1の磁性層
12には磁気記録に対応した磁化が残っている。続い
て、第2の磁性層用の磁気塗料を塗布し、第1の磁性層
の磁気記録に影響を与えない程度の配向磁場(第1の磁
性層の保磁力の40〜70%の磁場強度)により配向処
理を行い、その後乾燥処理を行う。
【0014】第2の磁性層用の塗料は、配向磁場によ
り、塗料中の磁性体の磁化容易軸は配向方向に揃うが、
その後乾燥処理が行われるまでの間、第2の磁性層用の
塗料中の磁性体は、第1の磁性層に行われた磁気記録に
より形成された磁化反転部界面から漏洩する磁場の影響
を受けることになる。その結果、第2の磁性層用の塗料
中の磁性体は、第1の磁性層に行われた磁気記録情報の
パターンに対応して(磁化反転部界面に対応して)配向
が乱されるとともに、磁性体の偏在、凸部の形成が起こ
る。この第2の磁性層用塗料に生じた物理的変化は、そ
の後の乾燥処理により固定される。
【0015】図5は第2の磁性層を形成した後の断面状
態を示す断面説明図である。図中、記号15は前述のと
おり非磁性の基体11上に設けた第1の磁性層12に行
った磁気記録による磁化反転による磁化成分を磁場反転
パターンとして示したものである。又記号17は、第1
の磁性層に行った磁気記録の磁場反転界面に形成された
固定情報である。すなわち、第2の磁性層16には、第
1の磁性層の磁化反転の界面に対応する部分17で配向
が乱されるとともに、磁性体の偏在が起きバーコード状
の凸部が形成される。18は第2の磁性層の形成に際し
て行った磁場配向処理による磁化成分である。
【0016】17の物理的変化部分は例えば磁気ヘッド
や磁気抵抗素子などの磁気的手段により、これに対応す
る信号を取り出すことができるため、後から追加も消去
もできない固定情報として使用することができる。この
固定情報は、第1の磁性層に行う磁気記録パターンに対
応しており、記録パターンを選ぶことにより、同じ内容
を繰り返すこともできるし、連続番号、ランダム情報等
を選択したり、これらを自由に組み合わせたりできる。
即ち、例えば最終製品として磁気カードを得た場合、個
々の磁気カードに個別の固定情報(指紋情報)を与える
ことができる。
【0017】磁気記録媒体に固定情報を付与する場合、
例えば印刷方式で行うことも可能であるが、固定情報は
版で繰り返し印刷するため、数多くの種類の固定情報を
付与することはできない。本発明では、固定情報は第1
の磁性層に行う磁気記録に対応して形成されるため、版
を作成する必要はなく、磁気記録情報を次々に変えるこ
とにより、どのようなパターンの情報でも形成すること
が可能となる。
【0018】また本発明では、第1の磁性層、第2の磁
性層ともに磁場配向処理を行うことができるため、請求
項2、3の場合ではそれぞれの磁性層は角形比も高く、
高度な磁気記録特性を持たせることができる。即ち請求
項2の磁性層は第1の磁性層に対して第2の磁性層が2
倍以上の保磁力を持つため、また請求項3の場合は第2
の磁性層に対して第1の磁性層が2倍以上の保磁力を持
つため、保磁力の高い層に磁気記録を行った後、保磁力
の低い層を十分に飽和できる記録電流で磁気記録、オー
バーライト、消去を繰り返し行っても、保磁力の高い層
に行った磁気記録情報に影響を与えることはない。即ち
高い磁気記録特性を持つ多層磁気記録媒体として使用す
ることも可能である。また請求項4の場合では、第1の
磁性層と第2の磁性層は、ほぼ同じ保磁力を持つため、
1つの、角形比の高い、高度な磁気記録特性を持つ磁性
層として機能させることができ、通常の1層の磁気記録
媒体と同様に使用できる。
【0019】第2の磁性層の配向方向は、塗布方向に対
して0〜90度または270〜360度の範囲から選ぶ
ことができる。第1の磁性層と第2の磁性層は必ずしも
同じ方向に配向されている必要はない。
【0020】第1の磁性層を形成するに際し、第1の磁
性層用の塗料の粘度、および配向処理を行う際の磁場強
度は通常の磁気記録媒体の製造方法に用いられるもので
良い。第2の磁性層を形成するに際し、配向磁場の強度
は第2の磁性層の配向方向に測定した第1の磁性層の保
磁力に対し40〜70%である必要がある。配向磁場の
強度が40%未満であると、第2の磁性層用の塗料は十
分に磁場配向が成されず、70%を超えると、第1の磁
性層に行った磁気記録情報が直流消磁されてしまうから
である。
【0021】第2の磁性層上には、更に重ねて1層ない
しは複数層の磁性層が存在しても良い。これらの磁性層
は通常の磁気記録のできる範囲の保磁力を持っていても
良いし、更にそれよりも高い保磁力の磁性層でも良い。
また磁気遮蔽を行うための高透磁率の層でも良い。第2
の磁性層上または第2の磁性層に重ねて設けられた1層
または複数層の磁性層の上には、白色層、銀色の着色
層、磁気ヘッドのクリーニングを目的とした層、透明の
保護層、金属蒸着層、感熱記録層等の層を、単独で、ま
たは適宜組み合わせて設けても良い。
【0022】図6は本発明の方式により製造された磁気
原反をカード状に打ち抜くことにより得られた磁気カー
ド斜視図である。19は非磁性の基体であり、例えば1
88μの白色ポリエステルフィルムが適用される。20
は第一の磁性層であり、21は第2の磁性層である。2
2は第1の磁性層に行った磁気記録パターンに対応して
第2の磁性層に形成された固定情報を示す。
【0023】
【実施例】以下に実施例に基づいて詳細を説明する。 実施例1 以下の配合割合で第1の磁性層用塗料を調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力2750エルステッド,比表面積6m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0024】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第1の磁性層用塗
料を得た。該塗料は粘度を2500cps(B形粘度
計、30rpm、25℃で測定)に調製した。このよう
にして得た磁気塗料を188μ厚さの白色ポリエステル
フィルム上に塗布した。塗布作業は通常の磁気記録媒体
の製造方法に従って行った。即ち、図1の原反ロール1
から前記フィルムを繰り出し、塗工ヘッド2で、メイヤ
ーバー方式により磁気塗料を一定厚さで塗布し、その後
磁場配向装置3により、塗布方向に対して0度方向に磁
場配向処理を行い、更に乾燥装置4で乾燥処理を行うこ
とにより第1の磁性層を形成した磁気原反ロール5を得
た。配向には磁場強度5000エルステッド(5000
ガウス)の永久磁石方式の磁場配向装置3を用いた。形
成された第1の磁性層の磁気静特性をVSM(振動試料
型磁力計)で測定したところ Hc:2700エルステッド φr:1.2マクセル/cm 角形比:0.89 であった。
【0025】続いて以下の配合で第2の磁性層用塗料を
調製した。 γ酸化鉄(Fe2 3 ) 保磁力300エルステッド,比表面積20m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0026】前記配合組成の混合物をボールミルで8時
間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5重量部
添加、十分撹拌することにより第2の磁性層用塗料を得
た。第2の塗料は、更にトルエン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、1:1:1の組成の溶剤
を適宜添加、撹拌することにより、粘度を500cps
(B形粘度計、30rpm、25℃で測定)に調製し
た。このようにして得られた磁気塗料を、第1の磁性層
上に重ねて磁気静特性として Hc:290エルステッド φr:0.8マクセル/cm 角形比:0.85 となるよう塗布した。
【0027】すなわち、図2に於いて、第1の磁性層を
塗布した磁気原反ロール5は、繰り出し側で磁気ヘッド
7により磁気記録が行われ、その後グラビア方式の塗工
ヘッド2で磁気塗料を塗布し、続いて磁場配向処理、乾
燥処理を行った。第1の磁性層には105FClのF2
F記録方式で1と0を交互に記録した。磁場配向処理は
磁場強度1500エルステッド(1500ガウス)の永
久磁石方式の磁場配向装置9を用いて行った。このよう
にして得られた磁気原反ロールは、第1の磁性層に行っ
た磁気記録に対応した固定情報が第2の磁性層に、バー
コード状に固定されていた。
【0028】この磁気原反ロールから、図6に示した様
にJISサイズで磁気カードを打ち抜き、第2の磁性層
21に形成された固定情報22のトラック上を、磁気ヘ
ッドを用いて、第1の磁性層20を十分に飽和磁化でき
る程度の直流電流を流しながら直流消磁を行ったとこ
ろ、第1の磁性層に行った磁気記録情報を消去すること
ができた。なお非磁性の基体19には白色ポリエステル
フィルムを使用した。しかし、第2の磁性層に形成され
た固定情報は消去することができなかった。即ち、第2
の磁性層上に形成された固定情報22のトラックを磁気
ヘッドで読み取りを行ったところ、第1の磁性層に行っ
た磁気記録に由来する信号は検知できなかったが、第2
の磁性層に形成した固定情報に由来する信号が検知でき
た。この情報はあとから追加も消去もできない固定情報
であり、偽造防止情報として用いることができた。
【0029】実施例2 以下の配合割合で第1の磁性層用塗料を調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力1750,比表面積6m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0030】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第1の磁性層用塗
料を得た。該塗料は粘度を3000cps(B形粘度
計、30rpm、25℃で測定)に調製した。このよう
にして得た磁気塗料を188μ厚さの白色ポリエステル
フィルム上に塗布した。塗布作業は通常の磁気記録媒体
の製造方法に従って行った。即ち、図1のポリエステル
フィルムからなる原反ロールからフィルムを繰り出し、
塗工ヘッド2で、メイヤーバー方式により磁気塗料を一
定厚さで塗布し、その後磁場配向装置3により塗布方向
に対して0度方向に磁場配向処理を行い、更に乾燥処理
を行うことにより第1の磁性層を形成した磁気原反ロー
ル5を得た。配向には磁場強度5000エルステッド
(5000ガウス)の永久磁石方式の磁場配向装置を用
いた。形成された第1の磁性層の磁気静特性をVSM
(振動試料型磁力計)で測定したところ Hc:1700エルステッド φr:1.2マクセル/cm 角形比:0.89 であった。
【0031】続いて以下の配合で第2の磁性層用塗料を
調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力4000エルステッド,比表面積5m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0032】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第2の磁性層用塗
料を得た。該塗料には更にトルエン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、1:1:1の組成の溶剤
を適宜添加、撹拌することにより、粘度を1000cp
s(B形粘度計、30rpm、25℃で測定)に調製し
た。このようにして得た磁気塗料を、第1の磁性層上に
重ねて Hc:3600エルステッド φr:0.8マクセル/cm 角形比:0.86 となるよう塗布した。
【0033】第1の磁性層を塗布した磁気原反ロール5
は、図2の磁気ヘッド7で磁気記録が行われ、その後グ
ラビア方式の塗工ヘッド2で磁気塗料を塗布し、続いて
磁場配向処理、乾燥処理を行った。第1の磁性層には1
05FClのF2F記録方式で1と0を交互に記録し
た。磁場配向処理は磁場強度1000エルステッド(1
000ガウス)の永久磁石方式の磁場配向装置9を用い
て行った。このようにして得られた磁気原反ロールは、
第1の磁性層に行った磁気記録に対応した固定情報が第
2の磁性層に、バーコード状に固定されていた。
【0034】この磁気原反ロールから、図6で示した様
にJISサイズで磁気カードを打ち抜き、第2の磁性層
に形成された固定情報22のトラックを、磁気ヘッドを
用いて、第1の磁性層を十分に飽和磁化できる程度の直
流電流を流しながら直流消磁を行ったところ、第1の磁
性層に行った磁気記録情報を消去することができた。し
かし、第2の磁性層に形成された固定情報は消去するこ
とができなかった。即ち、第2の磁性層に形成された固
定情報は22のトラックを磁気ヘッドで読み取りを行っ
たところ、第1の磁性層に行った磁気記録に由来する信
号は検知できなかったが、第2の磁性層に形成した固定
情報に由来する信号が検知できた。この情報はあとから
追加も消去もできない固定情報であり、偽造防止情報と
して用いることができた。
【0035】実施例3 以下の配合割合で第1の磁性層用塗料を調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力2750エルステッド,比表面積6m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0036】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第1の磁性層用塗
料を得た。第1の塗料は粘度を2000cps(B形粘
度計、30rpm、25℃で測定)に調製した。このよ
うにして得た磁気塗料を188μ厚さの白色ポリエステ
ルフィルム上に塗布した。塗布作業は通常の磁気記録媒
体の製造方法に従って行った。即ち、図1のポリエステ
ルフィルムの原反ロール1からフィルムを繰り出し、塗
工ヘッド2で、メイヤーバー方式で磁気塗料を一定厚さ
で塗布し、その後磁場配向装置3により、塗布方向に対
して0度方向に磁場配向処理を行い、更に乾燥装置4で
乾燥処理を行うことにより第1の磁性層を有する磁気原
反ロール5を得た。配向には磁場強度5000エルステ
ッド(5000ガウス)の永久磁石方式の磁場配向装置
を用いた。このようにして形成された第1の磁性層の磁
気静特性をVSM(振動試料型磁力計)で測定したとこ
ろ Hc:2700エルステッド φr:1.2マクセル/cm 角形比:0.89 であった。
【0037】続いて以下の配合で第2の磁性層用塗料を
調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力2750エルステッド,比表面積6m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0038】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第2の磁性層用塗
料を得た。該塗料には、更にトルエン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、1:1:1の組成の溶
剤を適宜添加、撹拌することにより、粘度を1000c
ps(B形粘度計、30rpm、25℃で測定)に調製
した。このようにして得られた磁気塗料を、第1の磁性
層上に重ねて Hc:2700エルステッド φr:0.8マクセル/cm 角形比:0.89 となるよう塗布した。
【0039】図2に於いて、第1の磁性層を塗布した磁
気原反ロール5は、繰り出し側で磁気ヘッド7により磁
気記録が行われ、その後グラビア方式の塗工ヘッド2で
磁気塗料を塗布し、続いて磁場配向処理、乾燥処理を行
った。第1の磁性層には105FClのF2F記録方式
で1と0を交互に記録した。磁場配向処理は磁場強度1
500エルステッド(1500ガウス)の永久磁石方式
の磁場配向装置9を用いて行った。このようにして得ら
れた磁気原反ロールは、第1の磁性層に行った磁気記録
に対応した固定情報が第2の磁性層に、バーコード状に
固定されていた。
【0040】この磁気原反ロールから、図6に示したよ
うにJISサイズで磁気カードを打ち抜き、第2の磁性
層に形成された固定情報22のトラックを、磁気ヘッド
を用いて、第1の磁性層を十分に飽和磁化できる程度の
直流電流を流しながら直流消磁を行ったところ、第1の
磁性層に行った磁気記録情報を消去することができた。
しかし、第2の磁性層に形成された固定情報は消去する
ことができなかった。即ち、第2の磁性層上に形成され
た固定情報22のトラックを磁気ヘッドで読み取りを行
ったところ、第1の磁性層に行った磁気記録に由来する
信号は検知できなかったが、第2の磁性層に形成した固
定情報に由来する信号が検知できた。この情報はあとか
ら追加も消去もできない固定情報であり、偽造防止情報
として用いることができた。
【0041】実施例4 以下の配合割合で第1の磁性層用塗料を調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力2750エルステッド,比表面積6m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0042】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第1の磁性層用塗
料を得た。第1の塗料は粘度を2000cps(B形粘
度計、30rpm、25℃で測定)に調製した。このよ
うにして得た磁気塗料を188μ厚さの白色ポリエステ
ルフィルム上に塗布した。塗布作業は通常の磁気記録媒
体の製造方法に従って行った。即ち、図1のポリエステ
ルフィルムの原反ロール1からフィルムを繰り出し、2
の塗工ヘッドで、メイヤーバー方式で磁気塗料を一定厚
さで塗布し、その後3の磁場配向装置により、塗布方向
に対して45度方向に磁場配向処理を行い、更に乾燥装
置4で乾燥処理を行うことにより第1の磁性層を有する
磁気原反ロール5を得た。配向には磁場強度5000エ
ルステッド(5000ガウス)の永久磁石方式の磁場配
向装置を用いた。形成された第1の磁性層の磁気静特性
をVSM(振動試料型磁力計)で測定したところ45度
方向に対して Hc:1700エルステッド φr:1.7マクセル/cm 角形比:0.90 であった。
【0043】続いて以下の配合で第2の磁性層用塗料を
調製した。 バリウムフェライト(BaO・6Fe2 3 ) (保磁力2750エルステッド,比表面積6m2 /g) 100重量部 カーボンブラック 3重量部 レシチン 1重量部 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール三元共重合体樹脂 20重量部 ポリウレタン樹脂 20重量部 トルエン 60重量部 メチルエチルケトン 60重量部 メチルイソブチルケトン 60重量部
【0044】前記配合組成の混合物の塗料をボールミル
で8時間分散した後、ポリイソシアネート系硬化剤を5
重量部添加、十分撹拌することにより第2の磁性層用塗
料を得た。該塗料には、更にトルエン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、1:1:1の組成の溶
剤を適宜添加、撹拌することにより、粘度を1000c
ps(B形粘度計、30rpm、25℃で測定)に調製
した。このようにして得られた磁気塗料を、第1の磁性
層上に重ねて塗布し、45度方向に配向処理を行った。
第2層目の磁気特性は45度方向に対して Hc:2800エルステッド φr:1.0マクセル/cm 角形比:0.9 となるよう塗布した。
【0045】図2において、第1の磁性層を塗布した磁
気原反ロール5は、磁気ヘッド7で磁気記録が行われ、
その後グラビア方式の塗工ヘッド2で磁気塗料を塗布
し、続いて磁場配向処理、乾燥処理を行った。第1の磁
性層には105FClのF2F記録方式で1と0を交互
に記録した。磁場配向処理は磁場強度1500エルステ
ッド(1500ガウス)の永久磁石方式の磁場配向装置
を用いて行った。
【0046】このようにして得られた磁気原反ロール8
は、第1の磁性層に行った磁気記録に対応した固定情報
が第2の磁性層に、バーコード状に固定されていた。こ
の磁気原反ロールから、図6の様にJISサイズで磁気
カードを打ち抜き、第2の磁性層に形成された固定情報
22のトラックを、磁気ヘッドを用いて、第1の磁性層
を十分に飽和磁化できる程度の直流電流を流しながら直
流消磁を行ったところ、第1の磁性層に行った磁気記録
情報を消去することができた。しかし、第2の磁性層に
形成された固定情報は消去することができなかった。即
ち、第2の磁性層上に形成された固定情報22のトラッ
クを磁気ヘッドで読み取りを行ったところ、第1の磁性
層に行った磁気記録に由来する信号は検知できなかった
が、第2の磁性層に形成した固定情報に由来する信号が
検知できた。この情報はあとから追加も消去もできない
固定情報であり、偽造防止情報として用いることができ
た。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、2以上の磁性層を有す
る磁気記録媒体のうち、第1,第2の2つの磁性を特定
の保磁力とし、特に第2の磁性層には後から追加も消去
もできない固定情報を記録することにより不正使用を防
止できる。また、第1,第2の磁性層の保磁力の比を特
定のものとすることにより角形比の高い高度な磁気記録
特性のものが得られ、更にその製造は比較的簡単にロー
ル状で連結生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の磁性層を塗布した磁気原反ロー
ルの製造工程の説明図。
【図2】本発明の第2の磁性層を塗布した磁気原反ロー
ルの製造工程の説明図。
【図3】第1の磁性層に磁気ヘッドで磁気記録する状態
の一部破断斜視図。
【図4】磁気記録部の断面説明図。
【図5】磁気記録の磁場反転の状態の説明図。
【図6】磁気カードの構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 原反ロール 2 塗工ヘッド 3 磁場配向装置 4 乾燥装置 5 第1の磁性層を有する磁気原反ロール 6 送りロール 7 磁気ヘッド 8 磁気原反ロール 9 磁場配向装置 10 乾燥装置 11 非磁性の基体 12 第1の磁性層 13 磁気ヘッド 14 第1の磁性層塗布時の磁場配向処理による磁化
成分 15 磁場反転パターン 16 第2の磁性層 17 磁場反転界面に形成された固定情報 18 第2の磁性層の磁化成分(非反転部分) 19 非磁性の基体 20 第1の磁性層 21 第2の磁性層 22 固定情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性の基体上に少なくとも2つの磁性
    層を形成してなる磁気記録媒体において、第1の磁性層
    が250〜4000エルステッドの保磁力を有し、第2
    の磁性層が250〜4000エルステッドの保磁力を有
    し、更に第2の磁性層には後から追加も消去もできない
    固定情報が記録されていることを特徴とする磁気記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 第1の磁性層の保磁力Xと第2の磁性層
    の保磁力Yの比X/Yが0.5以下であることを特徴と
    する請求項1記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 第1の磁性層の保磁力Xと第2の磁性層
    の保磁力Yの比X/Yが2以上であることを特徴とする
    請求項1記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 第1の磁性層の保磁力Xと第2の磁性層
    の保磁力Yの比X/Yが0.9以上、1.1以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 非磁性の基体上に第1の磁性層用の磁気
    塗料を塗布し、磁場配向処理、乾燥の順による工程を経
    て第1の磁性層を形成し、続いて該磁性層に磁気記録を
    行い、更に第1の磁性層に重ねて、第2の磁性層用の磁
    気塗料を塗布、磁場配向処理、乾燥の順による工程を経
    て第2の磁性層を形成する磁気記録媒体の製造方法であ
    って、第2の磁性層用の磁気塗料を塗布、磁場配向処
    理、乾燥の順による工程において、磁場配向処理の磁場
    の強度を、第1の磁性層の保磁力に対し40〜70%と
    することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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