JPH09319215A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH09319215A JPH09319215A JP13730196A JP13730196A JPH09319215A JP H09319215 A JPH09319215 A JP H09319215A JP 13730196 A JP13730196 A JP 13730196A JP 13730196 A JP13730196 A JP 13730196A JP H09319215 A JPH09319215 A JP H09319215A
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- Japan
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- developing
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- image carrier
- cover
- seal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入り口シールやサイドシールを１個の部品に
接着するだけにして組立性や分解性が優れ、部品等の再
使用が可能なリサイクル性も良い現像装置を提供する。 【解決手段】 ドクター６から潜像担持体１までの現像
剤搬送経路を覆うと共に現像スリーブ４の両端部の外側
で上記潜像担持体１との対向面が潜像担持体１と略同心
状の円弧部が現像領域５の下流まで延びたカバー７と、
一端をカバー７のドクター６側に固定し他端を自由状態
で潜像担持体１まで延びた入り口シール８と、一端の外
側を上記カバー７の両端部に固定されて他端の内側を自
由状態で上記現像スリーブ４の両端部を覆い被さるよう
に延びているサイドシール９を設ける。
接着するだけにして組立性や分解性が優れ、部品等の再
使用が可能なリサイクル性も良い現像装置を提供する。 【解決手段】 ドクター６から潜像担持体１までの現像
剤搬送経路を覆うと共に現像スリーブ４の両端部の外側
で上記潜像担持体１との対向面が潜像担持体１と略同心
状の円弧部が現像領域５の下流まで延びたカバー７と、
一端をカバー７のドクター６側に固定し他端を自由状態
で潜像担持体１まで延びた入り口シール８と、一端の外
側を上記カバー７の両端部に固定されて他端の内側を自
由状態で上記現像スリーブ４の両端部を覆い被さるよう
に延びているサイドシール９を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，現像装置に関する
ものである。さらに詳しくは，電子写真方式を用いた複
写機，レーザビームプリンタ，ファクシミリ装置あるい
はそれらの複合機等の画像形成装置における，現像スリ
ーブの周面に現像剤を担持しつつ，潜像担持体と現像ス
リーブとの間に形成される現像領域に搬送し，搬送した
現像剤のトナーによって潜像担持体に形成された静電潜
像を可視像化する現像装置に関するものである。
ものである。さらに詳しくは，電子写真方式を用いた複
写機，レーザビームプリンタ，ファクシミリ装置あるい
はそれらの複合機等の画像形成装置における，現像スリ
ーブの周面に現像剤を担持しつつ，潜像担持体と現像ス
リーブとの間に形成される現像領域に搬送し，搬送した
現像剤のトナーによって潜像担持体に形成された静電潜
像を可視像化する現像装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の現像装置は，例えば，画像形成装
置の電子写真方式を用いた電子写真複写機において，現
像スリーブ上の現像剤のトナー飛散を防ぐために，ドク
ターから潜像担持体の感光体までの現像剤搬送経路を覆
うカバーと，潜像担持体の感光体に当接するようにカバ
ーに接着剤で固定されたシート状の入り口のシールと，
現像スリーブの両端を覆うように設けられたサイドシー
ル等で構成されているものであった。
置の電子写真方式を用いた電子写真複写機において，現
像スリーブ上の現像剤のトナー飛散を防ぐために，ドク
ターから潜像担持体の感光体までの現像剤搬送経路を覆
うカバーと，潜像担持体の感光体に当接するようにカバ
ーに接着剤で固定されたシート状の入り口のシールと，
現像スリーブの両端を覆うように設けられたサイドシー
ル等で構成されているものであった。
【０００３】現像スリーブと同心状の円弧部を有してド
クターと潜像担持体の感光体間の現像剤搬送経路を覆う
カバーとシート状のシールを設けることにより，トナー
飛散を防止することは公知である（特開昭６４−５８４
号の公報を参照）。すなわち，シールは，ドクターと潜
像担持体の感光体間の現像剤搬送経路を覆うカバーに一
端が接着固定され，他端は潜像担持体の感光体に接触す
るように延びている。
クターと潜像担持体の感光体間の現像剤搬送経路を覆う
カバーとシート状のシールを設けることにより，トナー
飛散を防止することは公知である（特開昭６４−５８４
号の公報を参照）。すなわち，シールは，ドクターと潜
像担持体の感光体間の現像剤搬送経路を覆うカバーに一
端が接着固定され，他端は潜像担持体の感光体に接触す
るように延びている。
【０００４】さらに，現像スリーブの両端部周面の一部
をサイドシールで覆うようにして，現像スリーブの両端
部からのトナー飛散を防止することも公知である（たと
えば，特開昭６３−３１１２８４号，特開平２−１０１
４８６号，実開昭６２−１４３９６８号公報）。
をサイドシールで覆うようにして，現像スリーブの両端
部からのトナー飛散を防止することも公知である（たと
えば，特開昭６３−３１１２８４号，特開平２−１０１
４８６号，実開昭６２−１４３９６８号公報）。
【０００５】すなわち，シールとは別部材のサイドシー
ルは，現像スリーブの上流の現像ケースと現像スリーブ
の下流の現像ケースと離れた部分で接着され，現像スリ
ーブの両端部周面を覆っている。また，図示されていな
いが，側面には現像ケース側板が設けられており，サイ
ドシールの一端を現像ケース側板も含めて接着しなけれ
ばならなかった。シールとサイドシールは一体であって
も，一端はカバーに接着固定されているが，サイドシー
ルの部分は現像ケースと現像ケース側板に接着しなけれ
ばならなかった。
ルは，現像スリーブの上流の現像ケースと現像スリーブ
の下流の現像ケースと離れた部分で接着され，現像スリ
ーブの両端部周面を覆っている。また，図示されていな
いが，側面には現像ケース側板が設けられており，サイ
ドシールの一端を現像ケース側板も含めて接着しなけれ
ばならなかった。シールとサイドシールは一体であって
も，一端はカバーに接着固定されているが，サイドシー
ルの部分は現像ケースと現像ケース側板に接着しなけれ
ばならなかった。
【０００６】したがって，従来の現像装置の入り口のシ
ールやサイドシールは，２個以上の複数の部品に跨って
接着しなければならず，組立性や分解性が悪いと言う不
具合があった。また，入り口のシールは，接着剤によっ
て，現像ケース等に接着されており，分解時に現像ケー
ス等からシールを剥がすことが困難であったり，現像ケ
ース等に接着剤が残ったり，一度剥がしたシールは変形
したりして，接着剤が使いず，再使用出来なくなり，現
像ケース等に残った接着剤は洗浄だけでは落ちず，その
作業が困難であって，部品等のリサイクル性が悪いと言
う不具合もあった。
ールやサイドシールは，２個以上の複数の部品に跨って
接着しなければならず，組立性や分解性が悪いと言う不
具合があった。また，入り口のシールは，接着剤によっ
て，現像ケース等に接着されており，分解時に現像ケー
ス等からシールを剥がすことが困難であったり，現像ケ
ース等に接着剤が残ったり，一度剥がしたシールは変形
したりして，接着剤が使いず，再使用出来なくなり，現
像ケース等に残った接着剤は洗浄だけでは落ちず，その
作業が困難であって，部品等のリサイクル性が悪いと言
う不具合もあった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のかかる
現像装置は，入り口シールやサイドシールを２個以上の
複数の部品に跨って接着しなければならず組立性や分解
性が悪く，部品等のリサイクル性も悪いと言う問題があ
った。
現像装置は，入り口シールやサイドシールを２個以上の
複数の部品に跨って接着しなければならず組立性や分解
性が悪く，部品等のリサイクル性も悪いと言う問題があ
った。
【０００８】そこで本発明の課題は，このような問題点
を解決するものである。すなわち，入り口シールやサイ
ドシールを１個の部品に接着するだけにして組立性や分
解性が優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性も良
い現像装置を提供することを目的にしている。
を解決するものである。すなわち，入り口シールやサイ
ドシールを１個の部品に接着するだけにして組立性や分
解性が優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性も良
い現像装置を提供することを目的にしている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に，請求項１の本発明は，現像スリーブの周面に現像剤
を担持しつつ，潜像担持体と現像スリーブとの間に形成
される現像領域に搬送し，搬送した現像剤のトナーによ
って潜像担持体に形成された静電潜像を可視像化する現
像装置において，回転可能に支持されて表面に潜像が形
成される潜像担持体と，現像剤を収容する現像ケース
と，上記現像ケースに対して固定された磁石と，上記磁
石を内蔵して回転する現像スリ−ブと，上記潜像担持体
と上記現像スリーブの表面が対向して形成される現像領
域と，上記現像領域へ供給する現像剤を一定量に規制す
るドクターと，上記ドクターから上記潜像担持体までの
現像剤搬送経路を覆うと共に上記現像スリーブの両端部
の外側で上記潜像担持体との対向面が上記潜像担持体と
略同心状の円弧部が上記現像領域の下流まで延びたカバ
ーと，一端を上記カバーの上記ドクター側に固定し他端
を自由状態で上記潜像担持体まで延びた入り口シール
と，一端の外側を上記カバーの両端部に固定されて他端
の内側を自由状態で上記現像スリーブの両端部を覆い被
さるように延びているサイドシールとからなる現像装置
であることを最も主要な特徴とする。
に，請求項１の本発明は，現像スリーブの周面に現像剤
を担持しつつ，潜像担持体と現像スリーブとの間に形成
される現像領域に搬送し，搬送した現像剤のトナーによ
って潜像担持体に形成された静電潜像を可視像化する現
像装置において，回転可能に支持されて表面に潜像が形
成される潜像担持体と，現像剤を収容する現像ケース
と，上記現像ケースに対して固定された磁石と，上記磁
石を内蔵して回転する現像スリ−ブと，上記潜像担持体
と上記現像スリーブの表面が対向して形成される現像領
域と，上記現像領域へ供給する現像剤を一定量に規制す
るドクターと，上記ドクターから上記潜像担持体までの
現像剤搬送経路を覆うと共に上記現像スリーブの両端部
の外側で上記潜像担持体との対向面が上記潜像担持体と
略同心状の円弧部が上記現像領域の下流まで延びたカバ
ーと，一端を上記カバーの上記ドクター側に固定し他端
を自由状態で上記潜像担持体まで延びた入り口シール
と，一端の外側を上記カバーの両端部に固定されて他端
の内側を自由状態で上記現像スリーブの両端部を覆い被
さるように延びているサイドシールとからなる現像装置
であることを最も主要な特徴とする。
【００１０】請求項２の本発明は，請求項１記載の現像
装置において，上記現像ケースに，着脱手段によって上
記カバーを着脱可能に固定した現像装置であることを主
要な特徴とする。
装置において，上記現像ケースに，着脱手段によって上
記カバーを着脱可能に固定した現像装置であることを主
要な特徴とする。
【００１１】請求項３の本発明は，請求項１または２記
載の現像装置において，上記カバーには，上記入り口シ
ールと上記サイドシールを一体化したシール部材を固定
した現像装置であることを主要な特徴とする。
載の現像装置において，上記カバーには，上記入り口シ
ールと上記サイドシールを一体化したシール部材を固定
した現像装置であることを主要な特徴とする。
【００１２】
【作用】上記のように構成された現像装置は，請求項１
においては，ドクターから潜像担持体までの現像剤搬送
経路を覆うと共に現像スリーブの両端部の外側で潜像担
持体との対向面が潜像担持体と略同心状の円弧部が現像
領域の下流まで延びたカバーのみに，現像領域の上流側
へのトナー飛散を防止する入り口シールと現像スリーブ
の両端部からのトナーやキャリアーの飛散を防止するサ
イドシールを固定するようにして，入り口シールやサイ
ドシールを１個の部品に接着するだけにして，組立性や
分解性が優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性も
良い現像装置を提供することが出来るようにする。
においては，ドクターから潜像担持体までの現像剤搬送
経路を覆うと共に現像スリーブの両端部の外側で潜像担
持体との対向面が潜像担持体と略同心状の円弧部が現像
領域の下流まで延びたカバーのみに，現像領域の上流側
へのトナー飛散を防止する入り口シールと現像スリーブ
の両端部からのトナーやキャリアーの飛散を防止するサ
イドシールを固定するようにして，入り口シールやサイ
ドシールを１個の部品に接着するだけにして，組立性や
分解性が優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性も
良い現像装置を提供することが出来るようにする。
【００１３】請求項２においては，固定ドクターから潜
像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリー
ブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体
と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びて着脱手
段によって現像ケースに着脱可能に固定されたカバーの
みに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入り
口シールと現像スリーブの両端部からのトナーやキャリ
アーの飛散を防止するサイドシールを固定するようにし
て，カバーの着脱が容易になり入り口シールやサイドシ
ールを１個の部品に接着するだけにして，組立性や分解
性がさらに優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性
もさらに良い現像装置を提供することが出来るようにす
る。
像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリー
ブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体
と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びて着脱手
段によって現像ケースに着脱可能に固定されたカバーの
みに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入り
口シールと現像スリーブの両端部からのトナーやキャリ
アーの飛散を防止するサイドシールを固定するようにし
て，カバーの着脱が容易になり入り口シールやサイドシ
ールを１個の部品に接着するだけにして，組立性や分解
性がさらに優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性
もさらに良い現像装置を提供することが出来るようにす
る。
【００１４】請求項３においては，ドクターから潜像担
持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリーブの
両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体と略
同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びたカバーのみ
に，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入り口
シール部と現像スリーブの両端部からのトナーやキャリ
アーの飛散を防止するサイドシール部を一体化したシー
ル部材を固定するようにして，シール部材だけを１個の
部品に接着するだけにして，組立性や分解性が優れ，部
品等の再使用が可能なリサイクル性も良く，さらに部品
点数も少なくなりコストの安い現像装置を提供すること
が出来るようにする。
持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリーブの
両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体と略
同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びたカバーのみ
に，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入り口
シール部と現像スリーブの両端部からのトナーやキャリ
アーの飛散を防止するサイドシール部を一体化したシー
ル部材を固定するようにして，シール部材だけを１個の
部品に接着するだけにして，組立性や分解性が優れ，部
品等の再使用が可能なリサイクル性も良く，さらに部品
点数も少なくなりコストの安い現像装置を提供すること
が出来るようにする。
【００１５】
【実施の形態】つぎに，本発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図１乃至図３において，本発明
の現像装置の潜像担持体１は，図示しない駆動手段によ
って，図示の矢印Ａ方向に回転可能に支持されて，図示
しない帯電器により均一に帯電された表面１ａに図示し
ない露光手段によって潜像が形成されるようになってい
る感光体ドラムである。
面を参照して説明する。図１乃至図３において，本発明
の現像装置の潜像担持体１は，図示しない駆動手段によ
って，図示の矢印Ａ方向に回転可能に支持されて，図示
しない帯電器により均一に帯電された表面１ａに図示し
ない露光手段によって潜像が形成されるようになってい
る感光体ドラムである。
【００１６】現像ケース２は，現像上ケース２ａと現像
下ケース２ｂ等からなり，キャリアとトナーを混合した
２成分現像剤を収容するようになっている。磁石３は，
上記現像ケース２に対して固定されている。現像スリ−
ブ４は，上記磁石３を内蔵して，上記磁石３の外周を図
示の矢印Ｂ方向に回転するようになっている。
下ケース２ｂ等からなり，キャリアとトナーを混合した
２成分現像剤を収容するようになっている。磁石３は，
上記現像ケース２に対して固定されている。現像スリ−
ブ４は，上記磁石３を内蔵して，上記磁石３の外周を図
示の矢印Ｂ方向に回転するようになっている。
【００１７】２成分現像剤のトナー濃度が低下すると，
トナーが収容されたホッパー１１内のアジテータ１２
が，図示しない駆動手段によって，図示の矢印Ｃ方向に
回転し，トナーがトナー補給ローラ１３に搬送される。
上記トナー補給ローラ１３は，長手方向に複数個の溝１
３ａが形成されており，上記トナー補給ローラ１３の回
転時間によって，適性量のトナーが上記現像ケース２内
に供給されるようにっている。
トナーが収容されたホッパー１１内のアジテータ１２
が，図示しない駆動手段によって，図示の矢印Ｃ方向に
回転し，トナーがトナー補給ローラ１３に搬送される。
上記トナー補給ローラ１３は，長手方向に複数個の溝１
３ａが形成されており，上記トナー補給ローラ１３の回
転時間によって，適性量のトナーが上記現像ケース２内
に供給されるようにっている。
【００１８】上記現像ケース２内に収容された２成分現
像剤は，撹拌パドル１４によって混合撹拌され，上記現
像スリ−ブ４に内蔵された上記磁石３の磁力により，２
成分現像剤は上記現像スリ−ブ４に運ばれる。上記磁石
３の磁力と上記現像スリ−ブ４の回転により，２成分現
像剤は上記現像スリ−ブ４の周面に担持されつつ，搬送
されるようになっている。上記現像スリ−ブ４周面の２
成分現像剤は，上記現像スリ−ブ４に対向して設置され
たドクター６によって，上記潜像担持体１と上記現像ス
リーブ４の表面が対向して形成される現像領域５へ供給
される量を一定量に規制されて搬送され，上記潜像担持
体１の上記表面１ａに形成された静電潜像を現像して可
視像化されるようになっている。
像剤は，撹拌パドル１４によって混合撹拌され，上記現
像スリ−ブ４に内蔵された上記磁石３の磁力により，２
成分現像剤は上記現像スリ−ブ４に運ばれる。上記磁石
３の磁力と上記現像スリ−ブ４の回転により，２成分現
像剤は上記現像スリ−ブ４の周面に担持されつつ，搬送
されるようになっている。上記現像スリ−ブ４周面の２
成分現像剤は，上記現像スリ−ブ４に対向して設置され
たドクター６によって，上記潜像担持体１と上記現像ス
リーブ４の表面が対向して形成される現像領域５へ供給
される量を一定量に規制されて搬送され，上記潜像担持
体１の上記表面１ａに形成された静電潜像を現像して可
視像化されるようになっている。
【００１９】上記ドクター６によって規制された余りの
２成分現像剤はセパレータ１５の上面に搬送され，上記
撹拌パドル１４の後側に落されるようになっている。こ
の時，セパレータ１５に長手方向に対して斜めに固定さ
れているフイン１６によって，２成分現像剤は一方向に
寄るように搬送されるようになっている。これと逆方向
に２成分現像剤を搬送するようにスクリュー１７が回転
し，長手方向に対する２成分現像剤の循環と撹拌を行っ
ている。
２成分現像剤はセパレータ１５の上面に搬送され，上記
撹拌パドル１４の後側に落されるようになっている。こ
の時，セパレータ１５に長手方向に対して斜めに固定さ
れているフイン１６によって，２成分現像剤は一方向に
寄るように搬送されるようになっている。これと逆方向
に２成分現像剤を搬送するようにスクリュー１７が回転
し，長手方向に対する２成分現像剤の循環と撹拌を行っ
ている。
【００２０】カバー７は，着脱手段１０の止め螺子また
図示しない簡易止め部品によって，上記現像上ケース２
ａに着脱可能に固定され，上記ドクター６から上記潜像
担持体１までの２成分現像剤の搬送経路を覆うと共に上
記現像スリーブ４の両端部の外側で上記潜像担持体１と
の対向面が上記潜像担持体１と略同心状の円弧部が上記
現像領域５の下流の現像下ケース２ｂまで延びていて，
上記ドクター６を通過後，上記現像領域５に搬送される
２成分現像剤のトナー飛散を防止するために設けられて
いる。
図示しない簡易止め部品によって，上記現像上ケース２
ａに着脱可能に固定され，上記ドクター６から上記潜像
担持体１までの２成分現像剤の搬送経路を覆うと共に上
記現像スリーブ４の両端部の外側で上記潜像担持体１と
の対向面が上記潜像担持体１と略同心状の円弧部が上記
現像領域５の下流の現像下ケース２ｂまで延びていて，
上記ドクター６を通過後，上記現像領域５に搬送される
２成分現像剤のトナー飛散を防止するために設けられて
いる。
【００２１】入り口シール８は，一端を上記カバー７の
上記ドクター６側に接着剤８ａで固定し，他端を自由状
態で上記潜像担持体１まで延びた，ポリエステルフイル
ムやポリウレタン等の可塑性のシート材であって，上記
潜像担持体１と上記カバー７との隙間を密閉するように
して，上記現像領域５の上流側へのトナー飛散を防止し
ている。
上記ドクター６側に接着剤８ａで固定し，他端を自由状
態で上記潜像担持体１まで延びた，ポリエステルフイル
ムやポリウレタン等の可塑性のシート材であって，上記
潜像担持体１と上記カバー７との隙間を密閉するように
して，上記現像領域５の上流側へのトナー飛散を防止し
ている。
【００２２】サイドシール９は，一端の外側を上記カバ
ー７の両端部に接着剤９ａで固定されて，他端の内側を
自由状態で上記現像スリーブ４の両端部を覆い被さるよ
うに延びた，ポリエステルフイルムやポリウレタン等の
可塑性のシート材であって，上記現像スリーブ４の両端
部からのトナーやキャリアーの飛散を防止している。
ー７の両端部に接着剤９ａで固定されて，他端の内側を
自由状態で上記現像スリーブ４の両端部を覆い被さるよ
うに延びた，ポリエステルフイルムやポリウレタン等の
可塑性のシート材であって，上記現像スリーブ４の両端
部からのトナーやキャリアーの飛散を防止している。
【００２３】図４において，シール部材１０８は，上記
入り口シール８と上記サイドシール９を一体化したポリ
エステルフイルムやポリウレタン等の可塑性のシート材
であって，一端を上記現像ケース１０２の上記現像上ケ
ース１０２ａに上記着脱手段１１０によって着脱可能に
固定されると共に上記現像スリーブ１０４の両端部の外
側で上記潜像担持体１０１との対向面が上記潜像担持体
１０１と略同心状の円弧部が上記現像領域１０５の下流
の上記現像ケース１０２の上記現像下ケース１０２ｂま
で延びている上記カバー１０７の上記ドクター１０６側
に接着剤１０８ａで固定し，他端を自由状態で上記潜像
担持体１０１まで延びて，上記現像領域１０５の上流側
へのトナー飛散を防止している上記入り口シール８部
と，外側を上記カバー１０７の両端部に接着剤１０８ａ
で固定されて，内側を自由状態で上記現像スリーブ１０
４の両端部を覆い被さるように延びて，上記現像スリー
ブ１０４の両端部からのトナーやキャリアーの飛散を防
止している上記サイドシール９部とからならるものであ
る。
入り口シール８と上記サイドシール９を一体化したポリ
エステルフイルムやポリウレタン等の可塑性のシート材
であって，一端を上記現像ケース１０２の上記現像上ケ
ース１０２ａに上記着脱手段１１０によって着脱可能に
固定されると共に上記現像スリーブ１０４の両端部の外
側で上記潜像担持体１０１との対向面が上記潜像担持体
１０１と略同心状の円弧部が上記現像領域１０５の下流
の上記現像ケース１０２の上記現像下ケース１０２ｂま
で延びている上記カバー１０７の上記ドクター１０６側
に接着剤１０８ａで固定し，他端を自由状態で上記潜像
担持体１０１まで延びて，上記現像領域１０５の上流側
へのトナー飛散を防止している上記入り口シール８部
と，外側を上記カバー１０７の両端部に接着剤１０８ａ
で固定されて，内側を自由状態で上記現像スリーブ１０
４の両端部を覆い被さるように延びて，上記現像スリー
ブ１０４の両端部からのトナーやキャリアーの飛散を防
止している上記サイドシール９部とからならるものであ
る。
【００２４】
【発明の効果】本発明は，以上説明したように構成され
ているので，請求項１の発明によれば，ドクターから潜
像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリー
ブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体
と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びたカバー
のみに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入
り口シールと現像スリーブの両端部からのトナーやキャ
リアーの飛散を防止するサイドシールを固定するように
したので，入り口シールやサイドシールを１個の部品に
接着するだけにしたから組立性や分解性が優れ，部品等
の再使用が可能なリサイクル性も良い現像装置を提供す
ることができる。
ているので，請求項１の発明によれば，ドクターから潜
像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリー
ブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体
と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びたカバー
のみに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入
り口シールと現像スリーブの両端部からのトナーやキャ
リアーの飛散を防止するサイドシールを固定するように
したので，入り口シールやサイドシールを１個の部品に
接着するだけにしたから組立性や分解性が優れ，部品等
の再使用が可能なリサイクル性も良い現像装置を提供す
ることができる。
【００２５】請求項２の発明によれば，固定ドクターか
ら潜像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像ス
リーブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担
持体と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びて着
脱手段によって現像ケースに着脱可能に固定されたカバ
ーのみに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する
入り口シールと現像スリーブの両端部からのトナーやキ
ャリアーの飛散を防止するサイドシールを固定するよう
にしたので，カバーの着脱が容易になり入り口シールや
サイドシールを１個の部品に接着するだけにしたから組
立性や分解性がさらに優れ，部品等の再使用が可能なリ
サイクル性もさらに良い現像装置を提供することができ
る。
ら潜像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像ス
リーブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担
持体と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びて着
脱手段によって現像ケースに着脱可能に固定されたカバ
ーのみに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する
入り口シールと現像スリーブの両端部からのトナーやキ
ャリアーの飛散を防止するサイドシールを固定するよう
にしたので，カバーの着脱が容易になり入り口シールや
サイドシールを１個の部品に接着するだけにしたから組
立性や分解性がさらに優れ，部品等の再使用が可能なリ
サイクル性もさらに良い現像装置を提供することができ
る。
【００２６】請求項３の発明によれば，ドクターから潜
像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリー
ブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体
と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びたカバー
のみに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入
り口シール部と現像スリーブの両端部からのトナーやキ
ャリアーの飛散を防止するサイドシール部を一体化した
シール部材を固定するようにしたので，シール部材だけ
を１個の部品に接着するだけにしたから組立性や分解性
が優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性も良く，
さらに部品点数も少なくなりコストの安い現像装置を提
供することができる。
像担持体までの現像剤搬送経路を覆うと共に現像スリー
ブの両端部の外側で潜像担持体との対向面が潜像担持体
と略同心状の円弧部が現像領域の下流まで延びたカバー
のみに，現像領域の上流側へのトナー飛散を防止する入
り口シール部と現像スリーブの両端部からのトナーやキ
ャリアーの飛散を防止するサイドシール部を一体化した
シール部材を固定するようにしたので，シール部材だけ
を１個の部品に接着するだけにしたから組立性や分解性
が優れ，部品等の再使用が可能なリサイクル性も良く，
さらに部品点数も少なくなりコストの安い現像装置を提
供することができる。
【図１】本発明の実施の形態例を示す現像装置の概略を
説明する説明図である。
説明する説明図である。
【図２】本発明の実施の形態例を示す現像装置の要部を
説明する説明図である。
説明する説明図である。
【図３】本発明の実施の形態例を示す現像装置の他の要
部を説明す展開図である。
部を説明す展開図である。
【図４】本発明の他の実施の形態例を示す現像装置の要
部を説明す展開図である。
部を説明す展開図である。
１ 潜像担持体 １ａ 表面 ２ 現像ケース ２ａ 現像上ケース ２ｂ 現像下ケース ３ 磁石 ４ 現像スリ−ブ ５ 現像領域 ６ ドクター ７ カバー ８ 入り口シール ８ａ 接着剤 ９ サイドシール ９ａ 接着剤 １０ 着脱手段 １１ ホッパー １２ アジテータ １３ トナー補給ローラ １３ａ 溝 １４ 撹拌パドル １５ セパレータ １６ フイン １７ スクリュー １０１ 潜像担持体 １０１ａ 表面 １０２ 現像ケース １０２ａ 現像上ケース １０２ｂ 現像下ケース １０３ 磁石 １０４ 現像スリ−ブ １０５ 現像領域 １０６ ドクター １０７ カバー １０８ シール部材 １０８ａ 接着剤 １１０ 着脱手段
Claims (3)
- 【請求項１】 現像スリーブの周面に現像剤を担持しつ
つ，潜像担持体と現像スリーブとの間に形成される現像
領域に搬送し，搬送した現像剤のトナーによって潜像担
持体に形成された静電潜像を可視像化する現像装置にお
いて，回転可能に支持されて表面に潜像が形成される潜
像担持体と，現像剤を収容する現像ケースと，前記現像
ケースに対して固定された磁石と，前記磁石を内蔵して
回転する現像スリ−ブと，前記像担持体と前記現像スリ
ーブの表面が対向して形成される現像領域と，前記現像
領域へ供給する現像剤を一定量に規制するドクターと，
前記ドクターから前記潜像担持体までの現像剤搬送経路
を覆うと共に前記現像スリーブの両端部の外側で前記潜
像担持体との対向面が前記潜像担持体と略同心状の円弧
部が前記現像領域の下流まで延びたカバーと，一端を前
記カバーの前記ドクター側に固定し他端を自由状態で前
記潜像担持体まで延びた入り口シールと，一端の外側を
前記カバーの両端部に固定されて他端の内側を自由状態
で前記現像スリーブの両端部を覆い被さるように延びて
いるサイドシールとからなることを特徴とする現像装
置。 - 【請求項２】 請求項１記載の現像装置において，前記
現像ケースに，着脱手段によって前記カバーを着脱可能
に固定したことを特徴とする現像装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の現像装置におい
て，前記カバーには，前記入り口シールと前記サイドシ
ールを一体化したシール部材を固定したことを特徴とす
る現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13730196A JPH09319215A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13730196A JPH09319215A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319215A true JPH09319215A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15195493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13730196A Pending JPH09319215A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09319215A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006145815A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
| JP2006145921A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
| JP2011242450A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Canon Inc | 現像装置 |
| JP2016206647A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP13730196A patent/JPH09319215A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006145815A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
| JP4522235B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2010-08-11 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
| JP2006145921A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
| JP4535852B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2010-09-01 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
| JP2011242450A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Canon Inc | 現像装置 |
| JP2016206647A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
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