JPH09318066A - 高周波加熱調理器 - Google Patents

高周波加熱調理器

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JPH09318066A
JPH09318066A JP8138080A JP13808096A JPH09318066A JP H09318066 A JPH09318066 A JP H09318066A JP 8138080 A JP8138080 A JP 8138080A JP 13808096 A JP13808096 A JP 13808096A JP H09318066 A JPH09318066 A JP H09318066A
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JP
Japan
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heating chamber
heating
high frequency
heater
port
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JP8138080A
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English (en)
Inventor
Yuji Hayakawa
雄二 早川
Ichiro Hori
一郎 堀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6426Aspects relating to the exterior of the microwave heating apparatus, e.g. metal casing, power cord

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は高周波加熱調理器に関し、特に加熱
室の構成を変えることにより大巾なコストダウンをはか
ることを目的としたものである。 【解決手段】 加熱室側壁1にあたる3面を1体で構成
したコ字形とし、給電口7や吸気孔5や排気口6を上面
3に設けたことにより側壁1に孔をいっさい設けない構
成としたことにより、側壁1をコストの安いステンレス
以外のメッキ鋼板を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータ付電子レン
ジの加熱室の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波加熱調理器の加熱室の構成
は、いくつかあった。以下その一実施例を図3および図
4を参照しながら説明する。
【0003】図3に示すように加熱室は、左右側面1と
上面3が一体となった部品と、底板2と裏板4の5面で
構成されており、各部品の接合は、溶接もしくは、かし
めにより結合されていた。
【0004】側壁1には、マグネトロンより発生した高
周波電磁波を加熱室内に給電する給電口7と、換気のた
めの吸気孔5が設けられていた。また、裏板4には、排
気のための排気孔6が設けられていた。さらに、加熱室
底板2の外側には下ヒータ11が、加熱室上面3の外側
には、上ヒータ12が設けられていた。また、加熱室底
板2の接合部端には、接合部9より漏れた水が下ヒータ
11の方へ伝わらないようにフランジ11が設けられて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱室構成では、ヒータが設けられている壁面は、温度
が高いために耐熱のすぐれたステンレス材を必要として
いた。しかしながら側壁は温度が低いためにコストの高
いステンレス材を必要としないが、従来構成では、側面
と上面が一体構成のため、ステンレス材を使用しなけれ
ばならずコストアップとなっていた。
【0006】さらに、側壁に給電口や吸気孔、排気孔を
設けているために、ステンレス以外のメッキ鋼板を使用
した場合、孔端面部分のメッキ層がない部分より錆が発
生するという課題を有していた。
【0007】また、従来例の構成では、加熱室側壁1と
加熱室底板2の接合部9よりの水漏れが下ヒータ11へ
伝わり絶縁不良にならないようにするためのフランジ1
0を設けているが、その分材料費が高くなるという問題
も有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱室側面に
あたる左右および裏面を一体で構成したコ字形とし、上
面に給電口、吸気孔、排気口を設け側壁にいっさい孔を
設けない構成としたことにより側面3面をステンレスよ
りコストの安いメッキ鋼板が使用可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、加熱室側壁にあたる3
面を一体で構成したコ字形とし、その材料をステンレス
以外のメッキ鋼板で構成したものである。そのため、コ
ストの低減をはかることができる。
【0010】また、上面に給電口、吸気孔、排気口を設
けることにより側壁にいっさい孔を設けない構成とした
ことによりコスト的に安いメッキ鋼板を使用しても、サ
ビに対しても問題なく使用可能としたものである。
【0011】そして、底部の側面との接合部近傍にビー
ド状の絞りを設けたことにより、簡単な構成で下ヒータ
の絶縁を確保することができる。
【0012】以下本発明の実施例を図1および図2を参
照しながら説明する。図1は本発明の実施例の構成図で
ある。また図2は正面断面図である。
【0013】図において、食品を加熱する加熱室は、左
右側面と奥側面と上面と下面の5面と扉部とを有する直
方体で構成されている。加熱室底板2の外側には、下ヒ
ータ11と加熱室上面3の外側には上ヒータ(図示せ
ず)が設けられている。加熱室上面3にはマグネトロン
8より発生した高周波電磁波を加熱室に給電する給電口
7と、加熱室内を換気するための空気の取入れ口である
吸気孔5と、その空気を排気するための排気孔6を設け
ている。加熱室側壁1は、左右側面と奥側面の3面を1
体で構成したコ字形となっており、吸気孔や排気孔など
の孔は設けない構成としている。
【0014】また、加熱室側壁1と加熱室底板2と加熱
室上面3は溶接あるいはかしめることにより接合する。
その加熱室底板2の接合部9の近傍には、ビード状の絞
り13を設けている。加熱室内の食品等から出た水分
や、加熱室内を掃除した際の水などが接合部9より漏れ
た場合は、絞り13を設けているために下ヒータ11に
伝っていくことはない。
【0015】上記構成において、ヒータのある加熱室底
板2と加熱室上面3は、温度が非常に高温となるために
コストの高いステンレス材を使用しているが、加熱室側
壁1は、温度的に低いためにコストの安いたとえばアル
ミニウムメッキ鋼板等を使用する。
【0016】また、メッキ鋼板は、孔を設けると孔端面
のメッキ層がない部分からの錆が問題となるが、上記構
成によれば、孔を設けない構成のため、錆が発生しにく
くなる。
【0017】また、近年加熱室内壁を手入れ性向上のた
めにフッ素等の塗装を施こすことが主流となっている
が、上記構成であれば、加熱室側壁1に塗装鋼板を使用
することも容易にできる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱室側
面を一体のコ字形で構成し、給電口や吸気孔や排気孔を
上面に設け側面にはいっさい孔を設けない構成としたた
めに、側面にコストの高いステンレスを使用する必要が
なく、孔端面からのサビに対しても心配がないことから
コスト的に安いメッキ鋼板を使用することができるため
に大巾なコストダウンとなる。
【0019】また、加熱室底板の接合部近傍にビード状
の締りを設けることにより接合部より漏れた水が伝わら
ず、簡単な構成でヒータの絶縁確保ができるといった、
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高周波加熱調理器の構成を
示す図
【図2】同高周波加熱調理器の正面断面図
【図3】従来例の高周波加熱調理器の構成図
【図4】同高周波加熱調理器の正面断面図
【符号の説明】
1 側壁 2 底板(下面) 3 上面 5 吸気孔 6 排気孔 7 給電口 8 マグネトロン 11 ヒータ 13 ビード状の絞り

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を加熱する加熱室と、高周波電力を
    発生するマグネトロンと、前記高周波電力を前記加熱室
    に導く導波管と、前記加熱室の上面あるいは下面の外側
    に設けたヒータと、前記加熱室の前面に開閉自在に設け
    た扉と、3側面をコ字形に一体構成とした前記加熱室の
    側壁とを備え、前記側壁はメッキ鋼板で構成した高周波
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記加熱室の上面に吸気孔と排気孔とマ
    グネトロンから発生した高周波電磁波を加熱室に給電す
    る給電口を設けることにより、側壁にいっさい孔を設け
    ない構成とした請求項1記載の高周波加熱調理器。
  3. 【請求項3】 加熱室の下面にあたる底部の側面との接
    合部近傍に、ビード状の絞りを構成した請求項1または
    請求項2記載の高周波加熱調理器。
JP8138080A 1996-05-31 1996-05-31 高周波加熱調理器 Pending JPH09318066A (ja)

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