JPH11166732A - レンジフード付き高周波加熱調理装置 - Google Patents

レンジフード付き高周波加熱調理装置

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Publication number
JPH11166732A
JPH11166732A JP33262397A JP33262397A JPH11166732A JP H11166732 A JPH11166732 A JP H11166732A JP 33262397 A JP33262397 A JP 33262397A JP 33262397 A JP33262397 A JP 33262397A JP H11166732 A JPH11166732 A JP H11166732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
frequency
main body
fan
ventilation fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33262397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Maeda
一憲 前田
Hisahiro Nishitani
久弘 西谷
Satoshi Kodama
智 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33262397A priority Critical patent/JPH11166732A/ja
Priority to US09/052,943 priority patent/US5981929A/en
Publication of JPH11166732A publication Critical patent/JPH11166732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子レンジなどのレンジフード付き
高周波加熱調理装置に関するものであり、換気ファンの
径を大きくして、排気風量を大きくし、且つ、調理物を
収納する加熱室の高さも確保でき大きな調理物を調理で
きることである。 【解決手段】 換気ファン10が設置されている部分の
加熱室5上部壁面が、加熱室5側に凹んでいるため、換
気ファン10の外径を凹みの分だけ大きくすることがで
き、排気風量を大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンジフード付き高
周波加熱調理装置、特にレンジフード付き電子レンジに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のレンジフード付き高周波加
熱調理装置は、図4に示されているように機器本体1は
壁面2に取り付けられていた。すなわち、その上部には
天井(図示せず)、下方には他の加熱調理装置3、左右
には例えば収納棚4が設けられており、非常に狭い限ら
れた空間に取付けられていた。以下図面によりその構成
を説明する。
【0003】食品を収納する加熱室5の上方に高周波発
生装置6から発生する高周波エネルギーを伝達する導波
管7を設けていた。加熱室5の上方壁面には導波管7か
ら加熱室5内に高周波エネルギーを供給する給電口8を
設けていた。一方、機器本体1の下部にはガスコンロな
どの第二の加熱調理装置3から発生する生成ガスを取り
込む機器本体の吸気口9a、9bがあり、取り入れた空
気は、加熱室5の上方に設けた換気ファン10から機器
本体の排気口11に排気されダクト等を通って屋外に排
気するようになっていた。換気ファン10の吸い込み側
には換気ファンの吸気口9a、9bがあり、吹き出し側
には換気ファンの排気口13を設けていた。加熱室5内
の高周波エネルギー分布を左右均一にし、調理物14を
均一加熱するため、加熱室5は左右ほぼ対称の形状をし
ており、給電口8は加熱室5の上方ほぼ中央部分に設け
ていた。また、機器本体1の設置状況により、機器本体
1から排気される方向が機器本体1の後方、あるいは上
方に変わるため、機器本体の排気口11は、機器本体1
の上方且つ後方の角部に設けるのが一般的であった。換
気ファン10も排気ファンの排気口13から、機器本体
の排気口11までの排気抵抗を最小限にし排気効率を確
保するため、機器本体の排気口11の近傍、即ち機器本
体1の上方且つ後方の角部に設けるのが一般的であっ
た。また、機器本体の吸気口9a、9bから吸い込む生
成ガスの量をほぼ均一にして吸気の効率をよくするた
め、換気ファン10は、機器本体の吸気口9a、9bか
らの距離がほぼ均等になる位置、即ち機器本体1の上方
ほぼ中央部分に導波管7と並べて設けるようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レンジフード付き高周波加熱調理装置では、排気風量を
大きくするために換気ファン10の外径を大きくしよう
とすれば、加熱室5の上部壁面の高さを換気ファン10
のスペースを確保するために低くしなければならないた
め、大きな調理物14を収納するためには加熱室5の底
部壁面も下に下げ、機器本体1の寸法を大きくしなけれ
ばならなかった。また、機器本体1の寸法を大きくする
と、ガスコンロなどの他の加熱調理装置3の上に大型の
なべ15をおくことができない。すなわち、設定空間が
限定されている場所では設計の自由度が少ないため設計
しにくいという問題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために換気ファンを設置している加熱室上部壁面の
一部を加熱室側に凹みを設けたものである。
【0006】上記発明によれば、調理物を取り入れる部
分の加熱室の上部壁面の高さを低くしなくても換気ファ
ンのスペースを確保でき、換気ファンの外径を大きくす
ることができるため、機器本体1の寸法を大きくしなく
ても排気風量を大きくし、且つ大きな調理物を加熱調理
することができる。また、ガスコンロなどの第二の加熱
調理装置の上に大型のなべもおくことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は台所等の限られた空間に
設けられ、かつ下方にガスコンロ等の他の加熱調理装置
の上部に設けられるレンジフード付き高周波調理装置に
おいて、機器本体と、機器本体内に設けられた食品を収
納する加熱室と、高周波発生装置と、前記加熱室内の高
周波エネルギー分布を左右均一にするため前記加熱室の
上方ほぼ中央部分に設けた給電口と、前記給電口に前記
高周波発生装置から発生する高周波エネルギーを伝達す
る導波管と、前記他の加熱調理装置から発生する生成ガ
スを取り込む機器本体の吸気口と、前記機器本体の吸気
口から取り入れた空気を排気する換気ファンと、機器本
体の排気口を有し前記換気ファンが設置されている部分
の前記加熱室上部壁面は、前記加熱室側に凹みを設けて
いるものである。
【0008】そして換気ファンが設置されている部分の
加熱室上部壁面が、加熱室側に凹んでいるため換気ファ
ンの外径を加熱室上部壁面の凹みの分だけ大きくするこ
とができ、機器本体の寸法を大きくしなくても排気風量
を大きくすることができかつ、調理物を収納する加熱室
の高さも実質的に確保でき大きな調理物を調理できる。
【0009】また、少なくとも2つ以上の機器本体の吸
気口と、換気ファンの吸い込み側に設けた少なくとも2
つ以上の換気ファンの吸気口とを有し、各々の前記機器
本体の吸気口は、各々の前記換気ファンの吸気口にそれ
ぞれ独立してつなげられているものである。
【0010】そして換気ファンの位置を加熱室上方中央
部分にしなくても、各々の機器本体の吸気口の間に吸気
の偏りが無く効率よく換気することができる。
【0011】また、加熱室上部壁面の凹みは、前記加熱
室に対してほぼ左右対称の形状のものである。
【0012】そして加熱室内の高周波エネルギー分布を
左右対称にすることができ、調理物を均一に加熱するこ
とができる。
【0013】また、導波管は、高周波発生装置と給電口
の間で少なくとも一カ所で曲がっているものである。
【0014】そして、導波管が換気ファンと干渉しない
ので換気ファンの径を大きくして排気風量を確保するこ
とができ、かつ、導波管の幅を大きくして高周波エネル
ギーの伝達効率を上げることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の一実施例のレ
ンジフード付き高周波加熱調理装置の外観斜視図であ
る。また図2及び図3はレンジフード付き高周波加熱調
理装置の要部断面図である。
【0017】図において、5は食品を収納する加熱室で
ある。加熱室5の上方に高周波発生装置6から発生する
高周波エネルギーを伝達する導波管7を設けている。8
は導波管7から加熱室5内に高周波エネルギーを供給す
る給電口であり、加熱室5内の高周波エネルギー分布を
左右均一にするため加熱室5の上方ほぼ中央部分に設け
ている。一方、機器本体1の下部にはガスコンロなどの
他の加熱調理装置3から発生する生成ガスを取り込む機
器本体の吸気口9a、9bがあり、取り入れた空気は、
換気ファン10から機器本体の排気口11に排気されダ
クト等を通って屋外に排気するようになっている。換気
ファン10は加熱室5上方ほぼ中央、かつ後方部分に設
置され、換気ファン10が設置されている部分の加熱室
5上部壁面は、加熱室5に対し左右対称に加熱室側に凹
み16を設けている。換気ファン10吸い込み側には換
気ファンの吸気口12a、12bが換気ファン10の左
右両端にあり、それぞれ機器本体の吸気口9a、9bと
独立してつなげられている。吹き出し側には換気ファン
の排気口13を設けている。導波管7は、換気ファン1
0から高周波発生装置6側によったところで曲がってい
る。
【0018】次に動作、作用について説明すると換気フ
ァン10が設置されている部分の加熱室5上部壁面が、
加熱室5側に凹んでいるため、換気ファン10の外径を
凹み16の分だけ大きくすることができる。従って機器
本体1の寸法を大きくしなくても排気風量を大きくする
ことができ、かつ調理物14を収納する部分の加熱室5
の高さも実質的に確保できる。機器本体1の寸法を大き
くしなくてよいのでガスコンロなどの加熱調理装置3の
上に大型のなべもおくことができる。
【0019】また、換気ファン10吸い込み側には換気
ファンの吸気口12a、12bが換気ファン10の左右
両端にあり、それぞれ独立した通風路により機器本体の
吸気口9a、9bとつなげられているため、機器本体1
の吸気口9aから吸気した空気は換気ファンの吸気口1
2aから、機器本体の吸気口9bから吸気した空気は換
気ファンの吸気口12bからと独立して吸気するため、
換気ファン10が機器本体1左右方向の中央部分に無く
ても、機器本体1の吸気口9a、9bの間に吸気の偏り
が無く効率よく換気することができる。
【0020】なお、換気ファン10が設置されている部
分の加熱室5上部壁面は、加熱室5に対し左右対称に凹
んでいるため、加熱室5内の高周波エネルギー分布を左
右対称にすることができ、調理物14の均一加熱をする
ことができるものである。
【0021】さらに、導波管7は、高周波発生装置6と
給電口8の間で曲がっているので、導波管7が換気ファ
ン10と干渉しないので換気ファン10の径を大きくし
て排気風量を確保することができ、かつ、導波管7の幅
を大きくして高周波エネルギーの伝達効率を上げること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば換気ファン
が設置されている部分の加熱室上部壁面が、加熱室側に
凹んでいるため換気ファンの外径を加熱室上部壁面の凹
みの分だけ大きくすることができ、機器本体の寸法を大
きくしなくても排気風量を大きくすることができかつ、
調理物を収納する加熱室の高さも実質的に確保でき大き
な調理物を調理できるいう有利な効果を有する。
【0023】また換気ファン吸い込み側には換気ファン
の吸気口が換気ファンの上下両端にあり、それぞれ少な
くとも2つ以上の機器本体の吸気口に独立してつなげら
れているため、換気ファンの位置が機器本体の左右方向
の中央部分でなくても、それぞれの機器本体の吸気口の
間に吸気の偏りが無く効率よく換気することができる。
【0024】さらに、加熱室上部壁面の凹みは、前記加
熱室に対してほぼ左右対称の形状であるので加熱室内の
高周波エネルギー分布を左右対称にすることができ、調
理物を均一に加熱することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレンジフード付き高周波加
熱調理装置の外観斜視図
【図2】同レンジフード付き高周波加熱調理装置の要部
断面図
【図3】同レンジフード付き高周波加熱調理装置の要部
断面図
【図4】従来のレンジフード付き高周波加熱調理装置の
外観斜視図
【符号の説明】
3 第二の加熱調理装置 5 加熱室 6 高周波発生装置 7 導波管 8 給電口 9a,9b 機器本体の吸気口 10 換気ファン 11 機器本体の排気口 12a,12b 換気ファンの吸気口 13 換気ファンの排気口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台所等の限られた空間に設けられ、かつ下
    方にガスコンロ等の他の加熱調理装置の上部に設けられ
    るレンジフード付き高周波調理装置において、機器本体
    と、機器本体内に設けられた食品を収納する加熱室と、
    高周波発生装置と、前記加熱室内の高周波エネルギー分
    布を左右均一にするため前記加熱室の上方ほぼ中央部分
    に設けた給電口と、前記給電口に前記高周波発生装置か
    ら発生する高周波エネルギーを伝達する導波管と、前記
    他の加熱調理装置から発生する生成ガスを取り込む機器
    本体の吸気口と、前記機器本体の吸気口から取り入れた
    空気を排気する換気ファンと、機器本体の排気口を備
    え、前記換気ファンが設置されている部分の前記加熱室
    上部壁面は、前記加熱室側に凹みを設けたことを特徴と
    するレンジフード付き高周波加熱調理装置。
  2. 【請求項2】少なくとも2つ以上の機器本体の吸気口
    と、換気ファンの吸い込み側に設けた少なくとも2つ以
    上の換気ファンの吸気口とを有し、各々の前記機器本体
    の吸気口は、各々の前記換気ファンの吸気口にそれぞれ
    独立して結合する構成とした請求項1記載のレンジフー
    ド付き高周波加熱調理装置。
  3. 【請求項3】加熱室上部壁面の凹みは、前記加熱室に対
    してほぼ左右対称の形状とすることを特徴とした請求項
    1または2記載のレンジフード付き高周波加熱調理装
    置。
  4. 【請求項4】導波管は、高周波発生装置と給電口との間
    で少なくとも一カ所で曲折していることを特徴とした請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載のレンジフード付
    き高周波加熱調理装置。
JP33262397A 1996-12-20 1997-12-03 レンジフード付き高周波加熱調理装置 Pending JPH11166732A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33262397A JPH11166732A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 レンジフード付き高周波加熱調理装置
US09/052,943 US5981929A (en) 1996-12-20 1998-04-01 Heating cooker with a space-efficient ventilating arrangement

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33262397A JPH11166732A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 レンジフード付き高周波加熱調理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11166732A true JPH11166732A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18257028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33262397A Pending JPH11166732A (ja) 1996-12-20 1997-12-03 レンジフード付き高周波加熱調理装置

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JP (1) JPH11166732A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974936B2 (en) 2001-09-11 2005-12-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High frequency heating apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974936B2 (en) 2001-09-11 2005-12-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High frequency heating apparatus
US7022958B2 (en) 2001-09-11 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High frequency heating apparatus

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