JPH09317874A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH09317874A
JPH09317874A JP8154889A JP15488996A JPH09317874A JP H09317874 A JPH09317874 A JP H09317874A JP 8154889 A JP8154889 A JP 8154889A JP 15488996 A JP15488996 A JP 15488996A JP H09317874 A JPH09317874 A JP H09317874A
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JP
Japan
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pressure
solenoid valve
clutch
valve
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP8154889A
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English (en)
Inventor
Hideki Yasue
秀樹 安江
Hiromichi Kimura
弘道 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to DE19722144A priority patent/DE19722144A1/de
Publication of JPH09317874A publication Critical patent/JPH09317874A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/12Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速機における摩擦係合装置の変速過渡
時の油圧を正確に制御するとともに、制御用のソレノイ
ド弁の損傷を防止する。 【解決手段】 入力された信号圧に応じて油圧を出力す
る調圧弁24,45によって摩擦係合装置C2 ,B1 の
油圧を制御する自動変速機の油圧制御装置であって、電
気信号に応じて変化する信号圧を出力する第1ソレノイ
ド弁31,53と、該第1ソレノイド弁31,53より
抵抗値の大きいコイルを有し、通電されることにより前
記信号圧と同方向に前記調圧弁24,45に対して信号
圧を作用させる第2ソレノイド弁28,50とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動変速機にお
けるクラッチやブレーキなどの摩擦係合装置の油圧を制
御する油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の車両用の自動変速機は、クラッチ
やブレーキなどの摩擦係合装置を油圧によって動作さ
せ、所定の変速段を達成するように構成されている。そ
の摩擦係合装置に対する油圧の給排は、例えば切換弁を
ソレノイド弁によって制御し、あるいはその摩擦係合装
置の油圧をソレノイド弁によって直接制御している。そ
の一例が特開平4−362359号公報に記載されてお
り、これは、ソレノイド弁の出力圧によって摩擦係合装
置を係合させるよう構成した装置であり、摩擦係合装置
に1つのシャトルバルブを接続するとともに、そのシャ
トルバルブに2つのソレノイド弁を接続し、一方のソレ
ノイド弁がフェールした場合には、他方のソレノイド弁
によって摩擦係合装置に対して油圧を給排するよう構成
されている。すなわち1つの摩擦係合装置に2つのソレ
ノイド弁を接続することにより、各ソレノイド弁同士を
互いにバックアップさせるよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで自動変速機の
摩擦係合装置は、所定の変速段を達成するための係合状
態および解放状態の制御以外に、変速過渡時にトルク容
量を次第に変化させるいわゆるスリップ状態に制御する
必要がある。従来、この変速過渡時のスリップ状態をア
キュームレータによって制御することが広く行われてい
たが、最近では、出力圧を連続的に変化させることので
きるデューティソレノイド弁などを使用して制御するこ
とが行われるようになってきている。
【0004】出力圧を連続的に変化させることのできる
この種のソレノイド弁は、電気的に制御されて出力圧を
変化させるから、電気的な入力信号に対する応答性の高
いことが必要であり、そのために低抵抗のコイルを有す
るものが使用される。一方、摩擦係合装置は、前述した
ように係合状態に維持する必要もあり、その係合状態を
ソレノイド弁に通電することによって保持するとすれ
ば、長い時間コイルに通電することになり、低抵抗のコ
イルを備えたソレノイド弁を使用していた場合には、コ
イルに大きい電流が長時間流れてソレノイド弁が損傷す
る可能性が高くなる。
【0005】上記の公報に記載されているように2つの
ソレノイド弁を1つの摩擦係合装置に対して使用し、バ
ックアップする場合には、一方のソレノイド弁の損傷に
よって直ちに摩擦係合装置を制御できなくなるなどの事
態は生じないが、ソレノイド弁の損傷が早期に生じる不
都合を防ぐことができない。
【0006】またコイルに流れる電流を抑制するため
に、ドロッピングレジスタを使用したり、給電電圧のチ
ョッパリング制御を行うなどのことが可能であるが、そ
のようにした場合には、部品点数や制御ソフトなどが増
大し、制御装置の全体としてのコストが上昇する不都合
がある。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであり、ソレノイド弁の損傷を生じることなく応答
性に優れた自動変速機の油圧制御装置を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載した発明は、入力
された信号圧に応じて油圧を出力する調圧弁によって摩
擦係合装置の油圧を制御する自動変速機の油圧制御装置
において、電気信号に応じて変化する信号圧を出力する
第1ソレノイド弁と、該第1ソレノイド弁より抵抗値の
大きいコイルを有し、通電されることにより前記信号圧
と同方向に前記調圧弁に対して信号圧を作用させる第2
ソレノイド弁とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0009】したがってこの発明によれば、デューティ
比を大小に替えるなど電気信号に応じた信号圧を第1ソ
レノイド弁が出力し、調圧弁がその信号圧に応じて摩擦
係合装置の油圧を制御する。一方、第2ソレノイド弁が
通電されることにより信号圧を出力し、その信号圧は、
第1ソレノイド弁の信号圧と同方向に調圧弁に対して作
用する。したがって第2ソレノイド弁に通電することに
より、調圧弁は第1ソレノイド弁からの信号圧を受けて
いるのと同様の動作状態になるから、第2ソレノイド弁
に対する通電を止めることができる。そしてこの第2ソ
レノイド弁は、第1ソレノイド弁より抵抗値の大きいも
のであるから、継続的に通電して信号圧を出力し続けて
も特に支障がなく、また第1ソレノイド弁は抵抗値の小
さいものとすることができるので、信号圧を連続的に変
化させて調圧弁の調圧レベルを替え、その応答性を向上
させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を図面を参照し
て具体的に説明する。先ずこの発明で対象とする自動変
速機のギヤトレーンの一例を説明すると、図6におい
て、ロックアップクラッチ1を備えたトルクコンバータ
2のタービランナ3に入力軸4が連結されている。この
入力軸4と同一軸線上に第1遊星歯車機構5と第2遊星
歯車機構6とが配列されている。これらの遊星歯車機構
5,6は、それぞれサンギヤ7,8と、サンギヤ7,8
に対して同心円上に配置された内歯歯車であるリングギ
ヤ9,10と、それらのサンギヤ7,8およびリングギ
ヤ9,10に噛合したピニオンを保持しているキャリヤ
11,12とを三要素とするシングルピニオン型の遊星
歯車機構である。
【0011】これらの遊星歯車機構5,6のうち図6の
右側の第1遊星歯車機構5のキャリヤ11と左側の第2
遊星歯車機構6のリングギヤ10とが、一体回転するよ
うに連結されており、また第1遊星歯車機構5のリング
ギヤ9と第2遊星歯車機構6のキャリヤ12とが一体回
転するように連結されている。したがってこれら第1遊
星歯車機構5および第2遊星歯車機構6のキャリヤ1
1,12とリングギヤ9,10とが上記のように連結さ
れていることにより、これら一体化されたキャリヤ11
およびリングギヤ10と、キャリヤ12およびリングギ
ヤ9と、2つのサンギヤ7,8との合計4つの回転要素
を有するように構成されている。
【0012】これらの回転要素のうち第1遊星歯車機構
5のサンギヤ7に入力軸4を選択的に連結する多板クラ
ッチ(以下、仮に第1クラッチとする。)C1 が設けら
れている。また第2遊星歯車機構6のサンギヤ8を入力
軸4に選択的に連結する多板クラッチ(以下、仮に第2
クラッチとする。)C2 が設けられている。
【0013】ブレーキ手段として、第2遊星歯車機構6
のサンギヤ8の回転を選択的に止める多板ブレーキ(以
下、仮に第1ブレーキとする。)B1 が、そのサンギヤ
8とケーシング13との間に設けられている。また、互
いに一体化された第1遊星歯車機構5のリングギヤ9お
よび第2遊星歯車機構6のキャリヤ12の回転を選択的
に止める多板ブレーキ(以下、仮に第2ブレーキとす
る。)B2 が、これらリングギヤ9およびキャリヤ12
とケーシング13との間に設けられている。そしてこの
第2ブレーキB2 と並列に一方向クラッチF1 が設けら
れている。
【0014】さらに、他の回転要素である互いに一体化
された第1遊星歯車機構5のキャリヤ11および第2遊
星歯車機構6のリングギヤ10には、カウンタドライブ
ギヤ14が取り付けられている。
【0015】なお、上述した構成部材の配列について説
明すると、第1遊星歯車機構5と第2遊星歯車機構6と
は互いに隣接して配置され、その第1遊星歯車機構5と
トルクコンバータ2との間に第1クラッチC1 が配置さ
れ、その第1クラッチC1 と第1遊星歯車機構5との間
にカウンタドライブギヤ14が配置されている。これに
対して第2クラッチC2 は、各遊星歯車機構5,6を挟
んで第1クラッチC1とは反対側に配置されており、そ
の第2クラッチC2 と第2遊星歯車機構6との間に一方
向クラッチF1 が配置されている。
【0016】上述した入力軸4と平行に、すなわち各遊
星歯車機構5,6の中心軸線と平行に、カウンタ軸15
が配置されている。このカウンタ軸15と同一軸線上に
第3遊星歯車機構16が配置されている。この第3遊星
歯車機構16は、サンギヤ17と、サンギヤ17に対し
て同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤ18
と、これらサンギヤ17とリングギヤ18とに噛合した
ピニオンを保持しているキャリヤ19とを三要素とする
シングルピニオン型の遊星歯車機構である。
【0017】この第3遊星歯車機構16に隣接してカウ
ンタドリブンギヤ20が、カウンタ軸15に対して回転
自在にかつ同一軸線上に配置されており、このカウンタ
ドリブンギヤ20は、前記カウンタドライブギヤ14に
噛合している。そしてこのカウンタドリブンギヤ20に
第3遊星歯車機構16のリングギヤ18が一体回転する
ように連結され、またキャリヤ19がカウンタ軸15に
一体回転するよう連結されている。
【0018】第3遊星歯車機構16の三要素のうちサン
ギヤ17とキャリヤ19とを選択的に連結する多板クラ
ッチ(以下、仮に第3クラッチとする。)C3 が、これ
ら両者の間に設けられている。またそのサンギヤ17の
回転を選択的に止める多板ブレーキ(以下、仮に第3ブ
レーキとする。)B3 が、このサンギヤ17とケーシン
グ13との間に配置されている。さらにこの第3ブレー
キB3 と並列に一方向クラッチF2 が、サンギヤ17と
ケーシング13との間に配置されている。
【0019】そしてカウンタ軸15の図6における右側
の端部、すなわちトルクコンバータ2側の端部に出力ギ
ヤ21が取り付けられており、この出力ギヤ21は、デ
ィファレンシャル22におけるリングギヤ23に噛合し
ている。
【0020】上述したギヤトレーンを備えた自動変速機
では、前進4段・後進1段の変速段を設定することがで
き、これら各変速段は前述した各摩擦係合装置を図7の
作動表に示すように係合・解放することによって達成さ
れる。なお、図7において○印は係合状態を示し、空欄
は解放状態を示し、△印は駆動時に係合状態となること
を示す。またPはパーキングレンジ、Nはニュートラル
レンジ、Rはリバースリンジ、Dはドライブレンジ、
“2”は第2速までのアップシフトを行うエンジンブレ
ーキレンジである“2”レンジ、Lはエンジンブレーキ
の効く第1速を設定するローレンジをそれぞれ示し、こ
れらの各レンジは、図示しないシフト装置によって選択
される。
【0021】上述した自動変速機は、少なくとも第2ク
ラッチC2 と第1ブレーキB1 との油圧をソレノイド弁
によって直接制御するよう構成されており、その油圧回
路の一例を示せば、図1のとおりである。
【0022】図1において符号24は、第2クラッチC
2 の油圧を制御する調圧弁であるC2 油圧制御弁を示し
ており、このC2 油圧制御弁24は、三つのランドを有
するスプール25を備え、その一端側にプランジャ26
が配置されている。そのスプール25におけるプランジ
ャ26側のランドの外径が他のランドの外径より大きく
形成され、さらにプランジャ26の外径がスプール25
の大径ランドの外径により大きく形成されている。
【0023】そのプランジャ26の端部(図1の上端
部)に開口するロックポート27が形成され、ここに第
1ソレノイド弁28が、オリフィス29を介して接続さ
れている。またプランジャ26とスプール25との間に
制御ポート30が形成され、ここに第2ソレノイド弁3
1が、オリフィス32を介して接続されている。
【0024】これらのソレノイド弁28,31は、ソレ
ノイドモジュレータ圧を元圧とする電磁弁であって、第
1ソレノイド弁28は、通電されることにより信号圧を
出力するオン・オフ弁である。また第2ソレノイド弁3
1は、デューティ制御されて信号圧を出力する電磁弁で
あって、デューティ比が100%の場合すなわちオン状
態で最も高圧の信号圧を出力する弁である。そして第2
ソレノイド弁31は、電気信号(デューティ信号)に対
する出力圧の応答性を高くするために電気抵抗値の小さ
いコイルを備えた電磁弁が使用され、これに対して第1
ソレノイド弁28には電流が少なくなるよう第2ソレノ
イド弁31よりも抵抗値の大きいコイルを備えたものが
使用されている。
【0025】前記スプール25を挟んでプランジャ26
とは反対側すなわち図1の下端部には、スプール25を
軸線方向に押圧するスプリング33が配置されるととも
に、このスプリング33を配置した箇所に開口するフィ
ードバックポート34が形成されている。またC2 油圧
制御弁24の軸線方向での中間部に、スプール25の位
置に拘わらず常時開口されている出力ポート35が形成
されており、ここに第2クラッチC2 が油路36を介し
て接続されている。なお、この油路36には、互いに並
列に配置したオリフィス37とチェックボール付オリフ
ィス38とが介装されるとともに、これらのオリフィス
37,38より第2クラッチC2 側にダンパー39が接
続されている。このダンパー39は、スプリングで付勢
したピストンを有し、スプリングを圧縮しつつピストン
が後退することにより油圧を吸収するものであり、第2
クラッチC2 に供給される油圧を平準化するように作用
する。
【0026】この出力ポート35を挟んだ両側に入力ポ
ート40とドレーンポート41とが形成されている。す
なわち出力ポート35より図1での下側に、スプール2
5における図での下側のランドで開閉されて出力ポート
35に選択的に連通される入力ポート40が形成されて
いる。この入力ポート40にライン油圧油路42が接続
されており、油圧制御装置の全体の元圧であってスロッ
トル開度に応じて調圧されたライン圧PL が供給されて
いる。
【0027】さらに第2クラッチC2 の油圧をスプール
25に作用させるように前記フィードバックポート34
がオリフィス43を介して第2クラッチC2 に接続され
ている。なお、図1の符号44は、Lレンジを選択した
場合にマニュアルバルブ(図示せず)から出力されるL
レンジ圧の作用するLレンジポートを示す。
【0028】したがって上記のC2 油圧制御弁24は、
そのフィードバックポート34に出力圧である第2クラ
ッチC2 の油圧が作用するので、スプール25を挟んで
軸線方向に作用する荷重がバランスするように出力圧が
調整される。そしてスプール25を図1の下向きに押圧
する荷重は、第2ソレノイド弁31によって制御ポート
30に供給される信号圧に応じて増大するので、すなわ
ち調圧値が第2ソレノイド弁31の信号圧に応じて変化
するので、第2クラッチC2 に供給される油圧が第2ソ
レノイド弁31の出力する信号圧に応じて増大する。そ
の第2ソレノイド弁31の信号圧はデューティ比が10
0%あるいはこれに近い比率の場合に最大となり、その
場合にライン圧がそのまま第2クラッチC2 に供給され
る。また、第1ソレノイド弁28に通電してその信号圧
をロックポート27に作用させると、プランジャ26の
受圧面積が大きいためにスプール25が図1の下側に押
圧されたままとなる。
【0029】これは、第2ソレノイド弁31のオン状態
と同様な状態であり、したがって第2クラッチC2 を完
全に係合させる状態は、第2ソレノイド弁31に替わっ
て第1ソレノイド弁28が信号圧を出力することにより
設定される。そして第1ソレノイド弁28の抵抗値が大
きいから、第2クラッチC2 を係合状態に維持するべく
長時間に亘って通電しても第1ソレノイド弁28が損傷
するなどのことはない。
【0030】つぎに第1ブレーキB1 の油圧を制御する
ための構成について説明する。第1ブレーキB1 の油圧
を調圧する調圧弁であるブレーキ圧制御弁45は、図1
に示すように、実質上、上記のC2 油圧制御弁24と同
様な構成である。すなわち三つのランドのうち図での上
側のランドを大径としたスプール46を挟んで、大径ラ
ンドより大径のプランジャ47およびスプリング48が
配置されている。そのプランジャ47側に開口したロッ
クポート49にコイルの抵抗値の大きい第3ソレノイド
弁50が、オリフィス51を介して接続されている。ま
たプランジャ47とスプール46との間に開口した制御
ポート52に、コイルの抵抗値の小さい第4ソレノイド
弁53が、オリフィス54を介して接続されている。な
お、これらの第3および第4のソレノイド弁50,53
は、ソレノイドモジュレータ圧を元圧とする電磁弁であ
り、第3ソレノイド弁50は、オン・オフ制御され、ま
た第4ソレノイド弁53はデューティ制御される。
【0031】このブレーキ圧制御弁45における軸線方
向での中間部に、スプール46の位置に拘わらず常時開
口している出力ポート55が形成されており、互いに並
列に配置したオリフィス56およびチェックボール付オ
リフィス57を備えた油路58およびフェールセーフ弁
59を介して第1ブレーキB1 が出力ポート55に接続
されている。
【0032】この出力ポート55を挟んだ両側に入力ポ
ート60とドレーンポート61とが形成されている。す
なわち出力ポート55より図1での下側に、スプール4
6における図での下側のランドで開閉されて出力ポート
55に選択的に連通される入力ポート60が形成されて
いる。この入力ポート60には、Dレンジおよび“2”
レンジならびにLレンジのそれぞれでマニュアルバルブ
から出力されるDレンジ圧が供給されている。さらに前
記スプリング48を配置してある箇所に開口したフィー
ドバックポート62が形成され、ここに前記油路58が
オリフィス63を介して接続されている。
【0033】そしてフェールセーフ弁59の第1ブレー
キポート64に第1ブレーキB1 がダンパー65と共に
接続されている。なお、このフェールセーフ弁59は、
第2クラッチC2 が係合しているときに第1ブレーキB
1 もしくは第2ブレーキB2に油圧が供給されることを
防止するためのバルブであり、その制御ポート66に第
2クラッチC2 の油圧が供給されている。したがって第
2ブレーキB2 にもこのフェールセーフ弁59を介して
油圧を供給するようになっている。
【0034】したがって上記のブレーキ圧制御弁45
は、そのフィードバックポート62に出力圧である第1
ブレーキB1 の油圧が作用するので、スプール46を挟
んで軸線方向に作用する荷重がバランスするように出力
圧が調整される。そしてスプール46を図1の下向きに
押圧する荷重は、第4ソレノイド弁53によって制御ポ
ート52に供給される信号圧に応じて増大するので、す
なわち調圧値が第4ソレノイド弁53の信号圧に応じて
変化するので、第1ブレーキB1 に供給される油圧が第
4ソレノイド弁53の出力する信号圧に応じて増大す
る。その第4ソレノイド弁53の信号圧はデューティ比
が100%あるいはこれに近い比率の場合に最大とな
り、その場合にライン圧PL がそのまま第1ブレーキB
1 に供給される。また、第3ソレノイド弁50に通電し
てその信号圧をロックポート49に作用させると、プラ
ンジャ47の受圧面積が大きいためにスプール46が図
1の下側に押圧されたままとなる。
【0035】これは、第4ソレノイド弁53のオン状態
と同様な状態であり、したがって第1ブレーキB1 を完
全に係合させる状態は、第4ソレノイド弁53に替わっ
て第3ソレノイド弁50に信号圧を出力することにより
設定される。そして第3ソレノイド弁50の抵抗値が大
きいから、第1ブレーキB1 を係合状態に維持するべく
長時間に亘って通電しても第3ソレノイド弁50が損傷
するなどのことはない。
【0036】なお、上記の各ソレノイド弁28,31,
50,53は、図示しない電子制御装置に電気的に接続
され、車両の走行状態に基づいて適宜にオン・オフ制御
もしくはデューティ制御される。
【0037】つぎに、図6に示した自動変速機で第2速
から第3速へアップシフトする際の制御例を、図2のフ
ローチャートを参照しながら説明する。駆動状態におけ
る第2速での各摩擦係合装置の状態は、図7に示すよう
に、第1クラッチC1 、第1ブレーキB1 、第3ブレー
キB3 、一方向クラッチF2 がそれぞれ係合している。
これに対して、駆動状態における第3速では、第1クラ
ッチC1 、第2クラッチC2 、第3ブレーキB3 、一方
向クラッチF2 がそれぞれ係合する。したがって、第2
速と第3速との相互の変速は、第2クラッチC2 と第1
ブレーキB1 との係合・解放状態を切り換えるクラッチ
・ツウ・クラッチ変速になる。
【0038】第2速が設定されている場合、第1ソレノ
イド弁28および第2ソレノイド弁31が非通電状態に
制御されている。すなわちロックポート27および制御
ポート30には信号圧が供給されない。そのため、C2
油圧制御弁24のスプール25は、図3の右半分に示す
位置に保持され、ライン油圧油路42に接続された入力
ポート40がスプール25によって遮断されている。ま
た、出力ポート35とドレンポート41とが連通してい
るため、第2クラッチC2 から排圧され、第2クラッチ
C2 は解放状態となっている。
【0039】一方、第3ソレノイド弁50が通電状態に
制御され、その信号圧がソレノイドモジュレータ圧とな
っている。そのため、ブレーキ圧制御弁45の出力圧
(第1ブレーキB1 に供給される油圧)はDレンジ圧と
同じ高い圧力になっている。すなわち第1ブレーキB1
が完全に係合している。
【0040】この第2速で走行中に第3速へのアップシ
フトを行う状態か否かが判断される(ステップ1)。こ
れは、例えばスロットル開度および車速ならびに予め記
憶している変速マップに基づいて電子制御装置で演算し
て行うことができる。そしてステップ1で否定判断され
た場合、つまり第2速から第3速への変速を行う走行状
態でなければ、特に制御を行うことなくこの制御ルーチ
ンを抜ける。またステップ1で肯定判断された場合に
は、第2速から第3速へ変速段を切り換えるために以下
のようにして、第2クラッチC2 と第1ブレーキB1 と
の係合・解放の制御が実行される(ステップ2)。
【0041】まず、前述した低抵抗値の第2ソレノイド
弁31のデューティ比が次第に高くなるように制御さ
れ、第2ソレノイド弁31から、制御ポート30に作用
する信号圧が次第に高くなる。すると、C2 油圧制御弁
24の調圧レベルが次第に高くなり、スプール25が図
1において下側に移動し、左半分に示す状態になる。そ
の結果、入力ポート40と出力ポート35とが連通し、
その出力圧が油路36を介してフィードバックポート3
4に作用し、このフィードバックポート34での油圧が
スプール25を押し上げる程度に高くなると、スプール
25が図1での上側に移動して出力ポート35がドレー
ンポート41に連通する。すると、フィードバックポー
ト34に作用する油圧が低下するために、スプール25
が再度押し下げられ、入力ポート40が出力ポート35
に連通する。このようにスプール25が上下に繰り返し
移動して出力ポート35には、制御ポート30に作用す
る信号圧に応じた油圧が発生する。
【0042】このC2 油圧制御弁24から出力される油
圧は、スプール25の上下動によって振動した圧力とな
るが、第2クラッチC2 に至る油路36にダンパー39
が接続されているので、このダンパー39の緩衝作用に
よって第2クラッチC2 の油圧が平準化され、第2クラ
ッチC2 は安定した係合状態もしくはいわゆる半係合状
態に設定される。
【0043】一方、第1ブレーキB1 については、第3
ソレノイド弁50をオフ制御するとともに、第4ソレノ
イド弁53のデューティ比を低下させることにより、係
合圧を次第に低下させる制御が実行される。すなわち変
速信号の出力と同時に第4ソレノイド弁53のデューテ
ィ比が100%より小さい所定の値に設定されるととも
に、第3ソレノイド弁50がオフ制御されてその信号圧
の出力を停止する。したがってブレーキ圧制御弁45の
ロックポート49に油圧が作用しない状態で制御ポート
52に信号圧が作用するので、ブレーキ圧制御弁45の
調圧レベルが第4ソレノイド弁53の出力する信号圧に
応じたレベルに設定される。その結果、このブレーキ圧
制御弁45の出力圧すなわち出力ポート55に接続され
ている第1ブレーキB1 の油圧が、スプール46を挟ん
で軸線方向に作用する荷重がバランスする圧力に調圧さ
れる。
【0044】なお、このブレーキ圧制御弁45で行われ
る調圧作用は、上述したC2 油圧制御弁24における作
用と同様であり、また第1ブレーキB1 の油圧がダンパ
ー65によって平準化されることは、上記の第2クラッ
チC2 における場合同様である。
【0045】このようにして第2クラッチC2 および第
1ブレーキB1 の油圧をある程度の油圧(棚圧)に維持
しつつ変速を進行させて、入力回転数(タービン回転
数)を第3速の同期回転数に向けて低下させ、しかる
後、第2ソレノイド弁31のデューティ比を増大させて
第2クラッチC2 の係合圧を高くし、また第4ソレノイ
ド弁53のデューティ比を更に低下させて第1ブレーキ
B1 の係合圧を低下させる。そして最終的には、第1ブ
レーキB1 が解放され、かつ第2クラッチC2 が係合さ
せられる。
【0046】上述のようにして変速を実行し、その過程
で第2速から第3速へのアップシフトの終了を判断する
(ステップ3)。これは、通常の自動変速機の制御で行
われているように、タービン回転数および出力軸回転数
ならびに変速比から演算して判断することができる。そ
のアップシフトの終了が判断されると、第2ソレノイド
弁31の出力圧が最高圧になるよう指示信号を出力する
(ステップ4)。具体的には、第2ソレノイド弁31の
デューティ比を100%に設定する。この第2ソレノイ
ド弁31の信号圧と第2クラッチC2 の油圧との特性を
図3に示してあり、デューティ比の増大に伴って第2ソ
レノイド弁31の信号圧および第2クラッチC2 の油圧
が次第に増大し、デューティ比がほぼ100%になる
と、第2クラッチC2 の油圧がライン圧PL に達し、完
全に係合する。
【0047】その状態で第1ソレノイド弁28をオン制
御し、その信号圧をC2 油圧制御弁24のロックポート
27に作用させる。その結果、C2 油圧制御弁24のス
プール25がプランジャ26に押されて図1の左半分に
示す位置に押し下げられたままとなり、ライン圧PL が
そのまま第2クラッチC2 に供給され、第2クラッチC
2 が完全に係合した状態に維持される。そして第2ソレ
ノイド弁31をオフ制御する(ステップ6)。
【0048】すなわち上記の制御では、デューティ制御
される低抵抗値の第2ソレノイド弁31は、変速途中に
おいてのみ通電され、変速の終了に伴ってオフ状態にな
る。そのため第2ソレノイド弁31は、低抵抗値である
ことにより応答性よく第2クラッチC2 の油圧を制御
し、また変速の終了の後は、通電されないので、低抵抗
値であっても発熱による損傷などが生じることはない。
これに対して抵抗値の大きい第1ソレノイド弁28は、
第2クラッチC2 を係合状態に維持する間、オン状態に
設定されるが、抵抗値が大きいことにより、電流が抑制
されて過度の発熱などの不都合を生じることがない。
【0049】また上記の制御によれば、変速過渡時の第
2クラッチC2 の油圧を第2ソレノイド弁31によって
制御し、第2クラッチC2 の係合状態を第1ソレノイド
弁28によって維持することになるから、第2クラッチ
C2 の油圧を図4に示すように変化する特性とすること
ができる。すなわち図4の実線で示すように、変速中に
必要な圧力範囲を第2ソレノイド弁31のデューティ比
を変化させて制御し、それ以上の係合状態を保持するに
必要な圧力を第1ソレノイド弁28によって制御する。
このようにすれば、第2クラッチC2 の油圧の変化勾配
が緩やかになり、第2ソレノイド弁31の信号圧のばら
つきなどの制御の微小な乱れに起因する圧力変動が小さ
くなり、その結果、変速に関与する摩擦係合装置のトル
ク容量の変動に起因するショックを未然に防止すること
ができる。
【0050】これに対して従来のように、一つのソレノ
イド弁によって第2クラッチC2 の圧力範囲の全てを制
御するとすれば、図4に破線で示すように、解放状態か
ら完全に係合する最高圧までを制御することになるの
で、第2クラッチC2 の油圧の変化勾配が急になり、制
御のばらつきに起因する油圧の変動が大きく、変速ショ
ックが悪化する可能性が高くなる。
【0051】なお、上述した例では、C2 油圧制御弁2
4にロック用のプランジャ26を設け、オン・オフ制御
される第1ソレノイド弁28の信号圧をそのプランジャ
26に作用させてC2 油圧制御弁24を、第2ソレノイ
ド弁31がオン状態の場合と同様な状態に制御するよう
に構成したが、この発明では、要は、オン・オフ制御さ
れる第1ソレノイド弁28をオンにした場合の制御状態
と、デューティ制御される第2ソレノイド弁31をオン
にした場合の制御状態とが同じになればよいのであり、
したがって図5に示すように構成してもよい。すなわち
図5に示すC2油圧制御弁24は、前述したスプール2
5のみを備えており、その大径のランド側の制御ポート
30に第1ソレノイド弁28と第2ソレノイド弁31と
が並列に接続されている。
【0052】この図5に示す構成では、第2クラッチC
2 を係合させる変速途中では、第2ソレノイド弁31を
デューティ制御して第2クラッチC2 の油圧を制御し、
第2クラッチC2 を係合状態に維持する場合には、第1
ソレノイド弁28をオン制御する。したがってこのよう
な構成であっても、上述した例と同様に、応答性のよい
油圧制御が可能になり、またデューティ制御されるソレ
ノイド弁の損傷などを未然に防止することができる。
【0053】また上述した各例では、第2クラッチC2
の油圧を制御する場合について説明したが、第1ブレー
キB1 についてもオン・オフ制御される第3ソレノイド
弁50とこれより低抵抗値のコイルを備えたデューティ
制御される第4ソレノイド弁53とを設けてあるので、
この第1ブレーキB1 を係合させる変速の場合にも、第
2クラッチC2 についての制御と同様に、第4ソレノイ
ド弁53による応答性のよい変速過渡油圧の制御を実行
でき、また係合状態は第3ソレノイド弁50によって保
持させることができる。そしてこの第1ブレーキB1 に
ついて第2クラッチC2 と同様に、第3ソレノイド弁5
0および第4ソレノイド弁53を同一の制御ポートに並
列に接続することもできる。
【0054】さらにこの発明は、上述したギヤトレーン
以外のギヤトレーンを備えた自動変速機を対象とする制
御装置にも適用できるのであり、したがって第2速と第
3速との間の変速に関与する摩擦係合装置以外の摩擦係
合装置を対象とする油圧制御にも同様に適用できる。要
は、この発明は、ソレノイド弁によって油圧を直接制御
する摩擦係合装置の制御に適用することができる。また
信号圧を出力して開放状態に維持する摩擦係合装置を対
象とする制御装置に適用することができる。
【0055】そして、高抵抗値のオン・オフソレノイド
弁を摩擦係合装置の係合保持のみとして使用する場合に
は、他の制御に用いられているソレノイド弁を共用する
ことで、さらにコストの低減が図れる。例えばロックア
ップクラッチの制御およびオリフィス制御のために使用
されているソレノイド弁を、上述したブレーキ圧制御弁
45のロック用のソレノイド弁として共用してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の油圧制
御装置によれば、摩擦係合装置の調圧を行う調圧弁に対
して、オン・オフ制御されるソレノイド弁とデューティ
制御など連続的に電気的に制御されるソレノイド弁と
を、それぞれの信号圧が同方向に作用するよう接続し、
その摩擦係合装置の油圧の調圧をデューティソレノイド
弁によって行い、かつその摩擦係合装置を係合もしくは
解放状態に維持する制御をオン・オフソレノイド弁によ
って行い、そしてオン・オフソレノイド弁の電気抵抗値
をデューティソレノイド弁よりも大きくしたので、前記
摩擦係合装置の調圧を正確かつ応答性よく制御すること
ができ、変速ショックの良好な自動変速機とすることが
できる。また抵抗値の小さいソレノイド弁に長時間電流
を流すことがないので、その発熱やそれに起因する損傷
を未然に防止できるうえに、電流を制限する装置やシス
テムを設ける必要がないので、コストの低廉化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる油圧回路の一例を示す部分油
圧回路図である。
【図2】この発明の実施例における油圧制御装置の制御
ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例におけるデューティソレノイ
ド弁のデューティ比と第2クラッチの油圧との特性線図
である。
【図4】この発明による第2クラッチの油圧特性と従来
の装置による第2クラッチの油圧特性とを示す線図であ
る。
【図5】この発明の他の例を示す部分油圧回路図であ
る。
【図6】この発明の実施例におけるギヤトレーンを示す
概略図である。
【図7】図6の自動変速機のシフトポジションおよび各
変速段に対応する摩擦係合装置の係合・解放状態を示す
作動図表である。
【符号の説明】
24 C2 油圧制御弁 45 ブレーキ油圧制御弁 28,31,50,53 ソレノイド弁 B1 第1ブレーキ C2 第2ブレーキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された信号圧に応じて油圧を出力す
    る調圧弁によって摩擦係合装置の油圧を制御する自動変
    速機の油圧制御装置において、 電気信号に応じて変化する信号圧を出力する第1ソレノ
    イド弁と、該第1ソレノイド弁より抵抗値の大きいコイ
    ルを有し、通電されることにより前記信号圧と同方向に
    前記調圧弁に対して信号圧を作用させる第2ソレノイド
    弁とを備えていることを特徴とする自動変速機の油圧制
    御装置。
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