JPH09317722A - 棒状器具の取付具 - Google Patents
棒状器具の取付具Info
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- JPH09317722A JPH09317722A JP13838396A JP13838396A JPH09317722A JP H09317722 A JPH09317722 A JP H09317722A JP 13838396 A JP13838396 A JP 13838396A JP 13838396 A JP13838396 A JP 13838396A JP H09317722 A JPH09317722 A JP H09317722A
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Abstract
棒状器具の板バネ製取付具の提供。 【解決手段】 同軸的に設けられた先側および後側の穴
37に、棒状器具としての熱電対2を着脱可能に嵌着す
るための板バネ製取付具3であって、棒状器具の先端部
を保持する穴を有する連結部4と、該連結部4から同方
向に延設された一対の帯板部5、5とを有し、各帯板部
5は、外側へ膨出するとともに内側に弾性変形する可変
凸部51、該可変凸部51の後方に位置し外側へ膨出し
た後側凸部52、および内側へ膨出し、前記棒状器具の
後部を保持する凹部53を備える。
Description
に開けた穴にセンサなど棒状器具を差し込んで取り付け
るための板バネ製取付具に関する。
サなどの棒状器具を差し込んで着脱可能に取り付ける場
合は、ハウジングにブラケットを締結し、このブラケッ
トに線状バネまたは板バネを用いて棒状器具を固定する
方法が取られている。この方法では、ブラケットの機器
への締結と、ブラケットへのセンサおよびバネの組み付
けとの作業が必要であった。このため、部品数の増大と
組み付け作業の効率が悪い問題があった。
品数の低減と着脱作業の単純化とができる棒状器具の板
バネ製取付具の提供にある。
けられた先側および後側の穴に、棒状器具を着脱可能に
嵌着するための板バネ製取付具であって、前記棒状器具
の先端部を保持する穴を有する連結部と、該連結部から
同方向に延設された一対の帯板部とを有し、各帯板部
は、外側へ膨出するとともに内側に弾性変形する可変凸
部、および内側または外側へ突出し、前記棒状器具の後
部を保持する軸方向係止手段を備えたことを特徴とす
る。
形成された取付具に棒状器具を保持させて、機器に設け
た同軸芯を有する2つの穴に差し込むことにより、棒状
体の取り付けが可能である。このため、部品数の低減が
可能であるとともに、着脱作業が容易にできる。
円環板状を呈し、前記帯板部は円弧状断面を有すること
を特徴とする。これにより、帯板部の強度が大きくでき
るとともに、棒状器具の保持が確実にできる。
具は、軸方向の欠落部を有する開環状の筒体からなり、
外側へ膨出するとともに内側に弾性変形する可変凸部、
および内側または外側へ突出した前記棒状器具の後部を
保持する軸方向係止手段を設けたことを特徴とする。こ
の構成においても、請求項1に記載の発明と同様な効果
を有する。
は、前記板バネに略コ字形の切込みを設け、切込みの内
側部を略ヘ字形に曲げて形成されていることを特徴とす
る。この構成により、可変凸部の弾性変形が容易にで
き、着脱作業が容易になる。請求項5に記載の構成で
は、軸方向係止手段を、板バネ製取付具に設けた内側に
膨出する凹部と棒状器具に設けた周溝により構成し、簡
単な構造で確実な位置決めを達成している。
かかる板バネ製取付具1を示す。板バネ製取付具1は板
バネ材で一体プレス成形されており、棒状器具である温
度センサ(燃焼センサ)としての熱電対2を、図3、図
4に示すガス燃焼式の焼物用グリルのハウジング3の上
部に着脱可能に取り付けるために使用される。
パー部22、胴部23からなるシーズチューブ20と、
胴部23に外嵌された套管24を有し、シーズチューブ
20の後端からリード線25が引き出されている。套管
24の後部には先側周溝26、後側周溝27が並設され
ている。この套管24に設けた周溝20、27は、板バ
ネ製取付具1と熱電対2との間で軸方向に係止する作用
を有する。なお、溝以外の突起、穴などの係止手段であ
ってもよい。
が嵌合する穴41が形成された円環板状の連結部4と、
該連結部4の上部および下部から連結部4と直交的で、
かつ同方向に延設され、1/4円弧状の断面を有する一
対の帯板部5、5とからなる。なお、一対の帯板部5、
5は、必ずしも円弧断面形状を有する必要はなく、多角
形の筒面であっても平板であってもよいが、内包する棒
状器具が円柱状を呈する場合は、円筒面を採用すると保
持性がよい。
内側に弾性変形する可変凸部51、該可変凸部51の後
方に位置し外側へ膨出した後側凸部52、および内側へ
膨出し、前記熱電対2の後部に設けた前記周溝26に係
合する軸方向係止手段である凹部53を設けている。
2の後方に設けているが、熱電対2の套管24に設けた
周溝26が套管24の先端側に位置するときは、可変凸
部51より先側に形成してもよく、また、周溝27に係
合するように設けてもよい。なお、図2に鎖線で示す如
く、熱電対2の胴部23の最後端に係合する突片53a
を設けて、軸方向係止手段としてもよい。
込みを設け、切込みの内側部54を略ヘ字形に曲げて外
側へ膨出させて形成されている。内側部54は、30度
の傾斜を有する後側部55と、15度の逆傾斜を有する
先側部56からなり、先側部56の先端57は、帯板部
5の内側に入り込んでいる。
に膨出した凸条からなり、可変凸部51の後側部55の
後方に微小距離を隔てて形成されている。凹部53は、
円弧状断面を有する内側に膨出した凸条からなり、套管
24の先側周溝26に嵌まり込む位置および寸法に形成
されている。帯板部5の後端には、着脱の際に把手とし
て作用する鍔部58が設けられている。
金属板製箱状の構造を有し、内部が焼物調理室30とな
っている。蓋32の天井には、窓縁34付きの窓35が
開けられており、窓35には燃焼板式バーナ33が嵌め
込まれている。右側の窓縁34には、その一部を下方に
延長した延長部36が形成され、延長部36には支持穴
37が設けられている。蓋32の右縁板38には、支持
穴37と同軸的に取付穴39が設けられている。
23が差し込まれる寸法の直径に設定され、後側の取付
穴39は套管24を挟んだ一対の帯板部5、5が差し込
まれる寸法の直径に形成されている。また、取付穴39
は、可変凸部51が内側に変位した状態で、且つ、一対
の帯板部5、5が内側に弾性変形した状態で通過を許容
し、通過後は帯板部5の弾性力が外側に働いた状態に保
持する寸法に設定されている。
く、熱電対2の先端の胴部23を穴41に差し込むとと
もに、帯板部5、5により套管24を挟んで、図3、図
4に示す如く、支持穴37および取付穴39に差し込
む。可変凸部51、51は、取付穴39を通過する際に
内側に弾性変形し、通過後に外側に戻って、ハウジング
3の右縁板38は可変凸部51と後側凸部52との間に
保持され、板バネ製取付具1はハウジング3に対して軸
方向に位置決め、固定される。
む際には、套管24の直径より凹部53の内径の方が大
きく、挿入作業は容易に行えるようになっている。帯板
部5、5を取付穴39に差し込んだ後には、帯板部5、
5が内側に弾性変形し、凹部53が周溝26に係合され
る。
は、板バネ製取付具6は、先端に切り欠き円環板部7を
備え、軸方向に欠落部60を有する筒状を呈している。
円環板部7には、欠落部60に対応する扇状の切り欠き
71と、該切り欠き71の反対側に形成されたスリット
状切り欠き72が設けられている。
膨出するとともに内側に弾性変形する可変凸部51、5
1、該可変凸部51の後方に位置し外側へ膨出した後側
凸部52、および内側へ膨出し、取付穴39に差し込ん
だときに、該板バネ取付具6が内側に弾性変形すること
により、前記熱電対2の後部の周溝26に係合する凹部
53を設けている。この実施例においても、第一実施例
と同様の作用効果を奏する。
付具1、6に後側凸部52を設け板バネ製取付具1、6
の焼物調理室30側の軸方向の位置決め(ストッパーと
しての作用)を行ったが、連結部4または切り欠き円環
板部7がハウジング3の延長部36に当接することによ
って、前記位置決めを行うことも可能である。この場合
は、後側凸部52を設ける必要はない。
ある。
る。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 同軸的に設けられた先側および後側の穴
に、棒状器具を着脱可能に嵌着するための板バネ製取付
具であって、 前記棒状器具の先端部を保持する穴を有する連結部と、
該連結部から同方向に延設された一対の帯板部とを有
し、 各帯板部は、外側へ膨出するとともに内側に弾性変形す
る可変凸部、および内側または外側へ突出し、前記棒状
器具の後部を保持する軸方向係止手段を備えたことを特
徴とする棒状器具の取付具。 - 【請求項2】 請求項1において、前記連結部は円環板
状を呈し、前記帯板部は円弧状断面を有することを特徴
とする棒状器具の取付具。 - 【請求項3】 同軸的に設けられた先側および後側の穴
に、棒状器具を着脱可能に嵌着するための板バネ製取付
具であって、 軸方向の欠落部を有する開環状の筒体からなり、外側へ
膨出するとともに内側に弾性変形する可変凸部、および
内側または外側へ突出した前記棒状器具の後部を保持す
る軸方向係止手段を設けたことを特徴とする棒状器具の
取付具。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
可変凸部は、前記板バネに略コ字形の切込みを設け、切
込みの内側部を略ヘ字形に曲げて形成されていることを
特徴とする棒状器具の取付具。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
板バネ製取付具に設けた軸方向係止手段は、内側に膨出
した凹部であり、該凹部は前記棒状器具に設けた周溝に
係合することを特徴とする棒状器具の取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13838396A JP3953547B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 棒状器具の取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13838396A JP3953547B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 棒状器具の取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317722A true JPH09317722A (ja) | 1997-12-09 |
JP3953547B2 JP3953547B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=15220665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13838396A Expired - Fee Related JP3953547B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 棒状器具の取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3953547B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108071396A (zh) * | 2017-12-17 | 2018-05-25 | 北京昊华能源股份有限公司 | 一种综掘机泡沫降尘装置安装机构 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13838396A patent/JP3953547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108071396A (zh) * | 2017-12-17 | 2018-05-25 | 北京昊华能源股份有限公司 | 一种综掘机泡沫降尘装置安装机构 |
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JP3953547B2 (ja) | 2007-08-08 |
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