JPH0118122Y2 - - Google Patents

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JPH0118122Y2
JPH0118122Y2 JP1983151542U JP15154283U JPH0118122Y2 JP H0118122 Y2 JPH0118122 Y2 JP H0118122Y2 JP 1983151542 U JP1983151542 U JP 1983151542U JP 15154283 U JP15154283 U JP 15154283U JP H0118122 Y2 JPH0118122 Y2 JP H0118122Y2
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JP
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heat
sensitive
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spring
shield cover
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JP1983151542U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本案は感熱素子内蔵の感熱ケースを弾性的に支
持し、この感熱ケースの上部感熱面を鍋の外底面
に弾接させることにより鍋の温度変化を検出する
炊飯器の感熱装置に係り、特に感熱ケースの外周
を円筒状の遮熱カバーにより囲繞して、炊飯ヒー
タの熱影響を小さく抑えるようにした感熱装置に
関するものである。
(従来技術) 従来、この種の感熱装置にあつては、感熱ケー
スをスプリングを圧縮しながら外鍋等の取付板に
支持させ、又このような作業とは別の作業により
遮熱カバーを取付けるようにしていた為、炊飯器
の組立途中においてこれらの取付作業を順次行な
う必要があり、しかも何れの作業も炊飯器本体と
いう大きなものを取扱いながら行なう面倒な作業
で、組立作業上余り好ましいものではなかつた。
(目的) 本案はかかる点に鑑みてなされたもので、円筒
状の遮熱カバー内に感熱ケース及びスプリングを
組込みこれらを組品化することにより、組立作業
性の改善を計り、又部品管理面からも良好なもの
を提供できるようにしたものである。
(実施例) 以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。
感熱ケース1は円筒状のケース主体2と、該ケ
ース主体2の上端にかしめにより接合して上端開
口を閉塞する感熱板3とにより構成され、感熱板
3の内部には感熱素子としてサーミスタ4を内蔵
する。このサーミスタ4は感熱板3の内面に接着
剤5を以つて接着し、さらに感熱板3内にかしめ
等により固定するサーミスタ押え6を以つて取付
けており、後記内鍋の温度変化を感熱板3を介し
て検出する。又、サーミスタ4のリード線7はサ
ーミスタ押え5のリード線固定部8、及びケース
主体2の下部に突設したリード線固定脚9に絶縁
チユーブ10を介して挾着固定し、ケース主体2
の下端開口より下方に導出する。尚、ケース主体
2と感熱板3とは熱絶縁リング11を介して接合
し、該接合部12は外方に鍔状に突出する。
而して、上記感熱ケース1は円筒状の遮熱カバ
ー13内に上下動可能に組込まれる。上記遮熱カ
バー13の上端開口部には内側へのカーリングに
よりストツパー14を形成し、このストツパー1
4と接合部12との当接により感熱ケース1の上
動を規制する。感熱ケース1はストツパー14と
接合部12とが当接した状態で、感熱板3の上面
即ち感熱面を遮熱カバー13の上端及び後記炊飯
ヒータの上面より上方に突出位置する。一方、遮
熱カバー13の下端開口縁には例えば長さの異な
る2種類の爪15,16を交互に夫々複数個突設
し、これらの爪の内例えば長さの短かい爪15を
夫々内方に折曲して該爪15と感熱ケース1の接
合部12との間にスプリング17を介挿支持す
る。このスプリング17は感熱ケース1を常時上
方に付勢し該ケース1を弾性的に支持する。
このような構成により、遮熱カバー13内に下
端開口より感熱ケース1及びスプリング17を順
次挿入した後、爪15を折曲するという極簡単で
手軽な作業により三者を組品化して感熱部材を構
成する。
そして、組品化した感熱部材を取付板例えば外
鍋18の底部透孔19に爪16を挿通してその先
端を折曲することにより取付けるものである。従
つて、感熱ケース1、遮熱カバー13及びスプリ
ング17を予め感熱部材として組品化しておくこ
とにより、炊飯器の組立途中における面倒な作業
を削減でき、しかも組品化に要する作業は極簡単
なものである為全体として作業性の著しい改善が
計られ、又組品化によつて部品管理面からも良好
なものとなる。
尚、図中20は熱板式炊飯ヒータ、21は炊飯
ヒータ20上に載置され外底面に感熱ケース1の
感熱面が弾接する内鍋を示す。
本案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば輻射式炊飯ヒータを具備する炊飯器に
実施してもよく、又外鍋とは別の取付板に遮熱カ
バーを取付けてもよく、要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変形して実施することができる。
(効果) 以上明らかのように、本案によれば、遮熱カバ
ー内に感熱ケース及びスプリングを挿入し、該遮
熱カバーのスプリング係止用の爪を折曲するだけ
の簡単で手軽な作業で感熱部材として組品化する
ことができる。
また、上記遮熱カバー、感熱ケース、スプリン
グを組品化するのに、炊飯器の取付板への取付位
置に関係なく、上記三者のみで組品化することが
できので、作業効率を向上することができる。
そして、上記炊飯器の取付板への取り付け時の
空間が挟くても、該取付板の透孔に予め組品化し
た感熱部材の上記遮熱カバーの遮熱カバー取付用
の爪を挿通し、該爪を折曲するだけで取り付ける
ことができ、炊飯器の組立作業性を改善すること
ができる。
しかも、遮熱カバー、感熱ケース、スプリング
を感熱部材として組品化しているので、夫々の部
品を個々に管理する必要がなく、部品管理面から
も好都合なものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案感熱装置を示す概略断面構成図、
第2図は同上感熱ケース部を示す分解構成斜視
図、第3図は同上遮熱カバーの一部断面側面図で
ある。 1:感熱ケース、4:サーミスタ(感熱素子)、
13:遮熱カバー、14:ストツパー、15:
爪、17:スプリング、18:外鍋(取付板)、
20:炊飯ヒータ、21:内鍋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感熱素子内蔵の感熱ケースをスプリングを以つ
    て弾性的に支持すると共に該感熱ケースの外周を
    円筒状の遮熱カバーにより囲繞し、上記感熱ケー
    スを取付板に上下動可能に取り付け、該感熱ケー
    スの上部感熱面を鍋外底面に弾接させるものにお
    いて、 上記遮熱カバーの上端開口部に感熱ケースの上
    動を規制するストツパーを形成するとともに下端
    開口部にスプリング係止用の爪と遮熱カバー取付
    用の爪とを夫々複数個形成し、 該遮熱カバー内に上記感熱ケース、スプリング
    を挿入し、該遮熱カバーのスプリング係止用の爪
    を折曲することにより当該スプリングを係止して
    感熱部材を構成し、 該感熱部材を、上記取付板に設けられた透孔に
    上記遮熱カバーの遮熱カバー取付用の爪を挿通
    し、当該爪を折曲して上記取付板に取着してな
    る、 ことを特徴とする炊飯器の感熱装置。
JP15154283U 1983-09-28 1983-09-28 炊飯器の感熱装置 Granted JPS6057327U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15154283U JPS6057327U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 炊飯器の感熱装置

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JP15154283U JPS6057327U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 炊飯器の感熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057327U JPS6057327U (ja) 1985-04-22
JPH0118122Y2 true JPH0118122Y2 (ja) 1989-05-26

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ID=30335783

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JP15154283U Granted JPS6057327U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 炊飯器の感熱装置

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JP (1) JPS6057327U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822669Y2 (ja) * 1978-09-18 1983-05-14 株式会社東芝 煮炊器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6057327U (ja) 1985-04-22

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