JP3506987B2 - 加熱機器の温度センサ取付け構造 - Google Patents

加熱機器の温度センサ取付け構造

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JP3506987B2 JP2000000943A JP2000000943A JP3506987B2 JP 3506987 B2 JP3506987 B2 JP 3506987B2 JP 2000000943 A JP2000000943 A JP 2000000943A JP 2000000943 A JP2000000943 A JP 2000000943A JP 3506987 B2 JP3506987 B2 JP 3506987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気ポット等の
加熱機器における温度センサの取付け構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電気ポット等の加熱機器において、その
加熱対象の温度を検知するために、温度センサが用いら
れる。図1は電気ポットの例であり、この場合は内容器
1の底面部の下方において遮熱板2に板ばね部材3の一
端部をビス4により固定し、その板ばね部材3に温度セ
ンサ5を取付けている。温度センサ5はその外周面につ
ば6が設けられる。
【0003】上記の板ばね部材3は、図4(a)に示す
ように、一端部にビス穴7を有する固定部8が形成さ
れ、中央部分にコの字型の屈曲部9が形成される。屈曲
部9の上記固定部8と平行な面に、前記の温度センサ5
のつば6より小さい長穴でなる係合穴11が設けられ
る。
【0004】温度センサ5は、図1に示すように、その
下半分が係合穴11に挿通され、そのつば6が係合穴1
1周囲の屈曲部9に保持される。板ばね部材3の一端部
がビス4により遮熱板2に固定されることにより、温度
センサ5は内容器1の下面に所定の押圧力で押しつけら
れ、その温度を感知する。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】上記の温度センサ5に
は、図4(b)に示すようにリード線12が予め接続さ
れており、そのリード線12の他端は制御基板13の一
部に接続されるが、板ばね部材3の係合穴11は温度セ
ンサ5のつば6の直径より小さいため、リード線12を
制御基板13に接続する前にそのリード線12に板ばね
部材3を挿通しておく必要がある。このため温度センサ
5と制御基板13をユニット化しようとすると、必然的
に板ばね部材3が付随し、そのため輸送等の途中におい
て板ばね部材3が他の部品を傷付ける等不良品発生の一
原因となっていた。
【0006】また、工場における組立工程の途中におい
ては、図4(b)に図示するように、制御基板13を蓋
セット14に取付けた状態で次工程に送られる場合があ
るが、その場合においても、蓋セット14から垂れたリ
ード線12に板ばね部材3が付きまとう不便があった。
【0007】そこで、この発明は温度センサを取付るた
めの板ばね部材を後付けできるようにして前記のような
不都合を解消することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段とその作用】上記の課題を
達成するために、この発明は、板ばね部材に温度センサ
に係合する係合穴を設け、上記板ばね部材を加熱機器の
一部に固定し、上記係合穴に係合された温度センサを上
記板ばね部材のばね力で該加熱機器の所定位置に押し当
てるようにした加熱機器の温度センサ取付け構造におい
て、上記の係合穴に上記温度センサのリード線を通過さ
せる溝の一端を連通せしめ、該溝の他端を上記板ばね部
材の外部に開放した構成を採用したものである。
【0009】上記の構成によると、温度センサとリード
線及び制御基板がユニット化されたた後に、そのリード
線を上記の板ばね部材の溝に通すことにより該板ばね部
材を取付けることができる。
【0010】なお、上記の板ばね部材に固定部、中央部
分にコの字型の屈曲部分を設け、該コの字型屈曲部の上
記固定部と平行な面に上記の係合穴と溝とを設けた構成
をとることができる。
【0011】また、その他の構成として、上記の板ばね
部材に上記温度センサのつばより大径の挿通穴を設け、
該挿通穴と上記係合穴の間を上記温度センサのリード線
を通過させる溝により連通させた構成をとることができ
る。
【0012】上記の構成によっても、板ばね部材を後か
ら取付けることができるが、この場合はリード線を通過
させる溝の両端部が閉塞されているので、温度センサを
均一に安定して押し付けることができる。また、取付け
後においてリード線が外れることがない。
【0013】なお、この場合も、上記の板ばね部材に固
定部、中央部分にコの字型の屈曲部分を設け、該コの字
型屈曲部の上記固定部と平行な面と垂直な面に、それぞ
れ上記の係合穴と挿通穴とを設けた構成をとることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示した電気ポットにおい
て、その内容器1の下面に押し当てる温度センサ5を取
付ける板ばね部材3として、この発明の場合は、図2又
は図3に示すような板ばね部材3を採用した。これらの
板ばね部材3は金属又は耐熱性プラスチックにより形成
されるが、その基本形状は従来の場合と同様に、一端部
にビス穴7を有する固定部8が設けられ、また中央部分
にコの字型の屈曲部9が設けられる。
【0015】屈曲部9は、固定部8と平行な上面部15
とその両端において下向きに形成された側面部16、1
6’を有し、一方の側面部16の下端と前記の固定部8
との間に中間部17が形成される。また、他方の側面部
16’の下端に先端部18が形成される。上記の中間部
17と先端部18は、図3(c)に示すように、それぞ
れ内側に若干下降傾斜しているが、これは先端部18を
遮熱板2に設けた爪に係合させて、温度センサ5を内容
器1の下面に押し当てた場合に中間部17と先端部18
に適当な弾性を発生させるためである。
【0016】上記の屈曲部9の上面部15において、図
1に示した実施態様では長穴でなる係合穴11が設けら
れる。この係合穴11は従来の場合と同様に、温度セン
サ5のつば6の直径より小さく形成される。
【0017】以上述べた構成は従来と同様であるが、図
2に示した実施形態の場合は、屈曲部9の上面部15に
おいて、係合穴11に連通した溝19が設けられ、その
溝19の他端は上面部15の一側辺に開放されている。
この溝19は温度センサ5のリード線12が通過できる
幅に形成される。
【0018】また、図3に示した他の実施態様の場合
は、屈曲部9の上面に前記と同様の係合穴11が設けら
れるほか、一方の側面部16に温度センサ5のつば6の
直径より大きい径をもった挿通穴20が設けられ、それ
らの係合穴11と挿通穴20の間を連通する溝19’が
上面部15と側面部16に渡り設けられる。この溝1
9’も温度センサ5のリード線12が通過できる幅に形
成される。
【0019】実施形態の板ばね部材3は以上のようなも
のであるから、図2の場合はその溝19を通してリード
線12を係合穴11に挿通することができる。また、図
3の場合は、温度センサ5の全体を挿通穴20に挿通し
た後、リード線12を溝19’に通し、同図(c)に示
すように、係合穴11の部分まで移動させることによ
り、リード線12を係合穴11の挿通させることができ
る。
【0020】
【発明の効果】この発明に係る温度センサ取付け構造は
以上のようなものであるから、板ばね部材を温度センサ
又はそのリード線から分離した状態で取り扱うことがで
き、製品組立工程の任意の時点でその板ばね部材を取付
けることができる。このため、輸送途中や組立途中にお
いて板ばね部材に起因する取扱いの不便や不良発生等の
不都合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気ポットの一部省略断面図
【図2】実施形態の板ばね部材の斜視図
【図3】(a)他の実施形態の板ばね部材の斜視図 (b)同上の平面図 (c)同上の断面図
【図4】(a)従来例の板ばね部材の斜視図 (b)同上の組立途中における斜視図
【符号の説明】
1 内容器 2 遮熱板 3 板ばね部材 4 ビス 5 温度センサ 6 つば 7 ビス穴 8 固定部 9 屈曲部 11 係合穴 12 リード線 13 制御基板 14 蓋セット 15 上面部 16、16’ 側面部 17 中間部 18 先端部 19、19’ 溝 20 挿通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 F24H 9/20 F24C 7/00 - 7/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ばね部材に温度センサに係合する係合
    穴を設け、上記板ばね部材を加熱機器の一部に固定し、
    上記係合穴に係合された温度センサを上記板ばね部材の
    ばね力で該加熱機器の所定位置に押し当てるようにした
    加熱機器の温度センサ取付け構造において、上記の係合
    穴に上記温度センサのリード線を通過させる溝の一端を
    連通せしめ、該溝の他端を上記板ばね部材の外部に開放
    したことを特徴とする加熱機器の温度センサ取付け構
    造。
  2. 【請求項2】 上記の板ばね部材に固定部、中央部分に
    コの字型の屈曲部分を設け、該コの字型屈曲部の上記固
    定部と平行な面に上記の係合穴と溝とを設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の加熱機器の温度センサ取付け
    構造。
  3. 【請求項3】板ばね部材に温度センサに係合する係合穴
    を設け、上記板ばね部材の一端を加熱機器の一部に固定
    し、上記係合穴に係合された温度センサーを上記板ばね
    部材のばね力で該加熱機器の所定位置に押し当てるよう
    にした加熱機器の温度センサ取付け構造において、上記
    の板ばね部材に上記温度センサのつばより大径の挿通穴
    を設け、該挿通穴と上記係合穴の間を上記温度センサの
    リード線を通過させる溝により連通させたことを特徴と
    する加熱機器の温度センサ取付け構造。
  4. 【請求項4】 上記の板ばね部材に固定部、中央部分に
    コの字型の屈曲部分を設け、該コの字型屈曲部の上記固
    定部と平行な面と垂直な面に、それぞれ上記の係合穴と
    挿通穴とを設けたことを特徴とする請求項3に記載の加
    熱機器の温度センサ取付け構造。
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