JPH063217U - 調理器の温度センサ取付装置 - Google Patents

調理器の温度センサ取付装置

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JPH063217U
JPH063217U JP4294492U JP4294492U JPH063217U JP H063217 U JPH063217 U JP H063217U JP 4294492 U JP4294492 U JP 4294492U JP 4294492 U JP4294492 U JP 4294492U JP H063217 U JPH063217 U JP H063217U
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metal fitting
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temperature sensor
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幸治 徳田
浩幸 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持金具と取付金具とからなる温度センサ取
付装置において、保持金具の取付金具に対する結合構造
を改良して、作業性の向上を図ることである。 【構成】 温度センサ保持金具26の係止爪29を取付
金具27の垂直壁31の係合穴29に係止し、取付金具
27の水平壁32に沿って設けたばね片35の先端屈曲
部37に上記保持金具26の下端を載せ、そのばね力に
より係止爪29の外れを阻止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は炊飯器等の調理器における温度センサの取付装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
炊飯器においては、加熱装置の温度過昇防止のために温度ヒューズが取付けら れ、またその温度ヒューズと併せて自動温度調節器(以下TRSと略称する。) を取付ける場合もある。
【0003】 図11及び図12は温度ヒューズ1の取付装置の一例であり、この装置は、温 度ヒューズ1の保持金具2と取付金具3により構成される。保持金具2には、L 形の係止爪4が設けられ、その係止爪4を取付金具3の係合穴5に挿入すると共 に、両者をビス6とナット7により締結一体化する。取付金具3の取付基部7に はばね性が付与され、その取付基部7を炊飯器の遮熱板にねじ止めし、温度ヒュ ーズ1を外容器の外周面に押圧するようにしている。
【0004】 図13及び図14は他の例であり、この場合の取付金具3’はハット形をなし 、その両側の取付基部7’を外容器にスポット溶接するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記いずれの場合も保持金具2とその取付金具3、3’はビス6等によりねじ 止めされる。このため、温度ヒューズ1を交換する際はそのねじ止めを外し、温 度ヒューズ1の交換後は再びその保持金具2を取付金具3、3’にねじ止めしな ければならず、温度ヒューズ取付装置の製作時、或いは温度ヒューズの交換時の 作業性が悪いという問題があった。
【0006】 そこで、この考案は、保持金具と取付金具の結合構造に工夫を加えることによ り、温度ヒューズ、自動温度調節器等の温度センサの取付け取外しの作業性を向 上させることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は取付金具の片面に温度センサ保持金具を結合し、その取付金具の取 付基部に上記温度センサを温度測定対象物に押圧せしめるばね性を付与してなる 調理器の温度センサ取付装置において、上記温度センサ保持金具に、取付金具側 に突出して上向きに屈曲した係止爪を設け、上記取付金具の上端の垂直壁の下端 をL形に屈曲して水平壁を設け、その垂直壁に上記係止爪を受入れる係合穴を設 け、上記水平壁に沿って設けたばね片の先端を上記垂直壁より保持金具の厚さ分 だけ突出させ、その突出端に上向きの屈曲部を設け、上記係止爪を係合穴に係合 させた状態で、上記保持金具の下端を上記屈曲部上に載せ、ばね片のばね力によ り係止爪の外れを阻止した構成としたものである。
【0008】
【作用】
取付金具を適宜な対象物に取付けた状態で、保持金具の下端をばね片先端の屈 曲部に掛け、これを下方に押し下げて撓め、係止爪を係合穴に通したのちばね片 の押し下げ力を解放すると、保持金具はばね片のばね力で押し上げられ、係止爪 の外れを防止すると共に、がたつきを防止する。
【0009】
【実施例】
図1は実施例の炊飯ジャーを示す。図中11は胴、12は底、13は蓋、14 は操作パネル、15はヒンジを兼ねた把手、15’は他方の把手である。また、 図2は上記炊飯ジャーの一部を示すものであり、16は肩、17は内容器、18 は外容器、19は加熱装置、21は遮熱板である。
【0010】 前記の把手15’によって隠れた胴11の一部には窓孔22が設けられており (図3参照)、その窓孔22の内側において、遮熱板21の上端縁に切欠き23 が設けられ、その切欠き23の部分に温度ヒューズ24の取付装置25が取付け られ、温度ヒューズ24が外容器18の外周面に押圧される。
【0011】 上記の取付装置25は、図4から図6に示すように、温度ヒューズ24の保持 金具26と、取付金具27とにより構成される。
【0012】 保持金具26の上端縁は内方(外容器18側)に巻締められ、その巻締め部2 8において温度ヒューズ24を保持する。また、巻締め部28の下方において、 外方へ切り起され上向きに屈曲された一対の係止爪29が同じ高さに設けられる 。
【0013】 取付金具27は、上端の垂直壁31の下端を外方にL形に屈曲して水平壁32 を形成し、その水平壁32の外端にばね性ある取付基部33を設けたものである 。
【0014】 上記の垂直壁31には、前記の係止爪29と対向して一対の係合穴34が設け られている。この垂直壁31の下半部は幅が狭くなっており、その下半部の下端 に上述の水平壁32が設けられる。
【0015】 水平壁32の両側には、これと同一面に一対のばね片35が設けられる。各ば ね片35は、垂直壁31の下端両側から水平壁32の両側に沿って設けられた切 込み溝36により、水平壁32と隔てられ、各ばね片35の自由端は垂直壁31 よりも内方に突出している。その突出寸法は、図6に示すように保持金具26の 厚さ分だけであり、その先端に上向きの屈曲部37が設けられる。
【0016】 また、前記の取付基部33は水平壁32の外端から下向きに屈曲され、その中 程を斜め下方に屈曲して、下端部に取付穴38及び一対の係止爪39が設けられ る。
【0017】 温度ヒューズ24の保持金具26は、図5に示すように、その下端をばね片3 5の屈曲部37の内側に掛け、下方に押下げてばね片35を撓ませ、次に保持金 具26を垂直壁31の内面に沿わせ、その係止爪29を係合穴34に嵌める。し かるのちに、保持金具26を押えていた力を除くと、図6に示すように、保持金 具26の下端が垂直壁の下端と揃い、係止爪39が係合穴34の上端縁に係合さ れ、保持金具26と取付金具27ががたつき無く一体化される。
【0018】 上記のようにして、一体化された温度ヒューズ取付装置は、図2及び図3に示 すように、取付金具27の取付基部33の係止爪39を遮熱板21の切欠き23 の下方の外周面に形成された穴に挿入して位置決めを行うと共に、取付穴38に 挿入したビス41によりにねじ止めする。
【0019】 このようにして取付けると、取付金具27の垂直壁31及び保持金具26が切 欠き23の内側に嵌り、その保持金具26に保持された温度ヒューズ24が取付 基部33のばね性により外容器18の外周面に押圧され、その外容器18の温度 を感知する。
【0020】 上記の取付装置25を使用中に温度ヒューズ24を交換する必要が生じた際は 、把手15’を外し、胴11の窓孔22を露出させる(図3参照)。窓孔22内 方の遮熱板21の切欠き23の下方には、取付金具27の取付基部33が現われ るため、窓孔22から挿入した工具によりビス41を抜いて取付装置25の全体 を窓孔22から抜き出す。そのうえで、保持金具26の係止爪29を取付金具2 7の係合穴34から外し、温度ヒューズ24を交換する。温度ヒューズ24を交 換したのちは再び同様の要領で取付ける。
【0021】 次に、図7から図10に示す他の実施例は、温度ヒューズ24と共にTRS4 2を1つの取付金具27に取付けるようにしたものである。TRS42の保持金 具43は、温度ヒューズ24の保持金具26’より若干背が低く形成され、上端 の巻締め部44にTRS42が保持される。またその保持金具43には一対の係 合穴45が設けられる。
【0022】 温度ヒューズ24の保持金具26’の内面には、上記の係合穴45と対向した 係止爪46が内向きに突設され、上向きに屈曲されている。前記のTRS42の 保持金具43はその係合穴45に上記の係止爪46を係止することにより、温度 ヒューズ24の保持金具26’の内面に沿って取付けられ、TRS42は温度ヒ ューズ24の下方に並ぶ。
【0023】 取付金具27の構造は前述の場合と同様であるが、ばね片35の垂直壁31か らの突出寸法が両方の保持金具26’、43の厚さを合わせた寸法に形成される ので、若干長くなる。その他の構成及び取付け取外しの要領は前述の場合と同様 である。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、この考案は温度ヒューズ、TRS等の温度センサの保持金具を 取付金具に係止すると共に、取付金具に設けたばね片によりその係止が外れない ようにしたので、保持金具を取付金具に結合するに際して従来のごときビス等が 不要であり、保持金具をワンタッチで着脱でき、作業性が向上する。
【0025】 また、結合のためのビスやナットなどが不要であるので、コストの低減も図る ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の炊飯器の斜視図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の一部縦断分解斜視図
【図4】同上の温度ヒューズ取付装置の分解斜視図
【図5】同上の温度ヒューズの保持金具取付途中の断面
【図6】同上の温度ヒューズ取付装置の断面図
【図7】他の実施例の炊飯器の一部縦断分解斜視図
【図8】同上の温度ヒューズの分解斜視図
【図9】同上の温度ヒューズの保持金具取付途中の断面
【図10】同上の温度ヒューズ取付装置の断面図
【図11】従来例の斜視図
【図12】同上の断面図
【図13】他の従来例の斜視図
【図14】同上の断面図
【符号の説明】
11 胴 12 底 13 蓋 14 操作パネル 15、15’ 把手 16 肩 17 内容器 18 外容器 19 加熱装置 21 遮熱板 22 窓孔 23 切欠き 24 温度ヒューズ 25 取付装置 26、26’ 保持金具 27 取付金具 28 巻締め部 29 係止爪 31 垂直壁 32 水平壁 33 取付基部 34 係合穴 35 ばね片 36 切込み溝 37 屈曲部 38 取付穴 39 係止爪 41 ビス 42 TRS 43 保持金具 44 巻締め部 45 係合穴 46 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付金具の片面に温度センサ保持金具を
    結合し、その取付金具の取付基部に上記温度センサを温
    度測定対象物に押圧せしめるばね性を付与してなる調理
    器の温度センサ取付装置において、上記温度センサ保持
    金具に、取付金具側に突出して上向きに屈曲した係止爪
    を設け、上記取付金具の上端の垂直壁の下端をL形に屈
    曲して水平壁を設け、その垂直壁に上記係止爪を受入れ
    る係合穴を設け、上記水平壁に沿って設けたばね片の先
    端を上記垂直壁より保持金具の厚さ分だけ突出させ、そ
    の突出端に上向きの屈曲部を設け、上記係止爪を係合穴
    に係合させた状態で、上記保持金具の下端を上記屈曲部
    上に載せ、ばね片のばね力により係止爪の外れを阻止し
    たことを特徴とする調理器の温度センサ取付装置。
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