JPH038889Y2 - - Google Patents

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JPH038889Y2
JPH038889Y2 JP1982149625U JP14962582U JPH038889Y2 JP H038889 Y2 JPH038889 Y2 JP H038889Y2 JP 1982149625 U JP1982149625 U JP 1982149625U JP 14962582 U JP14962582 U JP 14962582U JP H038889 Y2 JPH038889 Y2 JP H038889Y2
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JP
Japan
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hole
heater
hook
ring
support frame
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JP1982149625U
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JPS5954003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気こんろに関し、更に詳しくはヒ
ータを載承保持した支持枠の固定構造に関する。
一般にこの種電気こんろに於けるヒータは汁受
皿等とこの関係で天板に対し上方へ回動し得るよ
うに取付けられている。
このヒータを載承保持した支持枠の固定構造と
しては実公昭57−26086号公報に開示のものがあ
る。
上記公報に開示の構造は、ヒータ固定金具の先
端部を、天板に開設した孔の周囲に取付けたヒー
タ取付金具に付勢係止しているもので、ヒータ上
に載せられる鍋、フライパン等の動き(振動、衝
撃等)によつてヒータ固定金具が移動し、ヒータ
取付金具から外れるといつた不具合を有してい
る。
そして、上記構成にあつて、上述したような事
態が起きた場合、鍋等がヒータ面上にあると吹き
溢れ、転倒等を生じ非常に危険な状態となる。
本考案は上述したような従来の事情に鑑みてな
したもので、天板に開設した孔の周縁部にヒータ
を載承した支持枠に形成した掛止フツクが嵌入掛
合する掛合孔を設け、それにより支持枠が上方へ
跳ね上がるのを止め、支持枠を外そうとして外力
を加えた時以外は外れることのない安全性の富ん
だ固定構造を提供せんとするものである。
斯る目的を達成せんとする本考案の電気こんろ
は、天板に開穿した孔の周囲にリング状隆起を形
成し、上記孔の周縁部一側にヒータの基部側を上
方に回転可能に取付けると共に、ヒータを載承保
持した支持枠の先端部下端に掛止フツクを突設
し、その掛止フツクと対応した周縁部には掛合孔
を開穿し、且掛合孔部分に汁受皿及びリング装着
用の位置決め片を取付けたことを要旨とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、第1図は電気こんろの斜視図であつて、
1は筐体、2は天板、3はヒータ、4は支持枠、
5はリング、6は汁受皿である。
筐体1の天板2には孔7が開穿され、その孔7
の周囲にリング状隆起8が膨出形成されると共
に、該隆起8には通気孔9が開穿してあり、この
通気孔9を塞がぬようにリング5が孔7の周縁部
上に嵌合載置され、且つリング5の内側周縁に有
底の汁受皿6が載承され、汁受皿6の直上位置に
はヒータ3が上方に回動可能に取付けられてい
る。
ヒータ3はシーズヒータを渦巻状に巻いたもの
であつて、そのヒータ3は平面形状を略三角形と
した支持枠4上面に一体的に載置固定され、その
ヒータ3の電気接続部は孔7の一部に回動自在に
枢支してある。
その構造は、孔7の周縁部7′を貫通してリン
グ状隆起8にヒータ保持具10がビス止め固定さ
れている。
そのヒータ保持具10は第7図に示す如く、金
属製薄板を用い門形に折曲して一対の脚部11を
形成し、且つその脚部11を連結した連結部の中
央部より上方に取付部10′を突設してなり、そ
の取付部10′を周縁部7′に開穿した孔を下方よ
り貫通してリング状隆起8にビス止め固定し、一
対の脚部11は周縁部7′の下方に位置させる。
上記一対の脚部11には透孔12が開穿され、
その透孔12に、ヒータ3の電気接続部に固着し
た取付板13両側の突起14を嵌合して上方に回
動可能に支持されている。それによつて取付板1
3を回動可能に保持したヒータ保持具10は、ヒ
ータ3を固着保持した支持枠4をヒータ保持具1
0方向へ押動することにより取付部10′が撓ん
でバネ性を発揮し、支持枠4を常に前方、即ちヒ
ータ保持具10と相対した位置決め片17側へ付
勢する力が働くことになる。
ヒータ3を載承した支持枠4の先端部下端に掛
止フツク15が形成され、その掛止フツク15と
対応した周縁部7′には上記掛止フツク15の板
厚及び幅より稍々大きめの掛合孔16が開穿され
ると共に、その掛合孔16部分には前記したリン
グ5及び汁受皿6装着用の位置決め片17がリン
グ状隆起8にビス止め固定されている。
位置決め片17は金属平板をL字状に折曲し、
その折曲部をまたいで水平辺と垂直辺とに渉り掛
止フツク15が通り得る案内孔18を開設したも
ので、垂直辺部は掛合孔16と十字状に交叉する
如く刻設された差込溝19に差し込まれ保持され
ている。
従つて、周縁部7′上には位置決め片17が位
置することになり、そのため周縁部7′上にに載
置するリング5及び汁受皿6の周縁には位置決め
片17が嵌入する切欠20,21が形成されてい
る。
以上の如き構成により、ヒータ3の固定は先づ
ヒータ3を上方に回動しておき、その状態で周縁
部7′上にリング5及び汁受皿6の順で切欠20,
21を位置決め片17に合わせて嵌合載置する。
次いで、ヒータ3を下方に回動すると共に、基
部側に押圧した状態で支持枠4先端の掛止フツク
15を位置決め片17の案内溝18を通して周縁
部7′に開設せる掛合孔16に嵌合すると、ヒー
タ3を載承した支持枠4は矢印方向に弾発付勢さ
れているため掛止フツク15の段部15′は掛合
孔16の孔縁下面に当接係合し、支持枠4が上方
へ跳ね上がる動きは確実に阻止される。
本考案の電気こんろは以上詳記したようにヒー
タを載承した支持枠の先端に掛止フツクを突設
し、孔周縁部に掛合孔を開設したものであるか
ら、支持枠の掛止フツクを掛合孔に嵌合すると、
該フツクは弾発付勢力で嵌合孔の孔縁に係着し、
縦方向への移動、ガタ付きは確実に阻止される。
従つて、ヒータ面上の鍋、フライパン等を動か
してもヒータを載承した支持枠が一緒に動いて掛
合孔より外れるといつた危険は全くないもので、
安心して使用することが出来る。
又、孔の周縁部に装着されるリング及び汁受皿
は位置決め片によつて簡単に位置決めセツトする
ことが出来ると共に、位置決め片によつてリング
及び汁受皿は周方向への回動を阻止され、特に汁
受皿の周壁に形成した切欠部を貫通するヒータの
基部に汁受皿が接触するといつた危険を確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は第1図(2)−(2)線に沿
える拡大断面図、第3図は要部の拡大図、第4図
は支持枠の正面図、第5図は掛合孔部分の斜視
図、第6図は位置決め片の斜視図、第7図はヒー
タ保持具の斜視図である。 図中、2:天板、3:ヒータ、4:支持枠、
5:リング、6:汁受皿、7:孔、8:リング状
隆起、15:掛止フツク、16:掛合孔、17:
位置決め片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板に開穿した孔の周囲にリング状隆起を形成
    し、上記孔の周縁部一側にヒータの基部側を上方
    に回動可能に取付けると共に、ヒータを載承保持
    した支持枠の先端部下端に掛止フツクを突設し、
    その掛止フツクと対応した周縁部には掛合孔を開
    穿し、その掛合孔部分に、L字形に折曲し、且つ
    折曲部をまたいで水平辺と垂直辺とに渉り掛止フ
    ツクが取り得る案内孔を開設した位置決め片を、
    その垂直辺部が掛合孔と十字状に交叉する如く取
    付け、更に汁受皿及びリングに位置決め片と対応
    させて切欠を形成した電気こんろ。
JP14962582U 1982-09-30 1982-09-30 電気こんろ Granted JPS5954003U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14962582U JPS5954003U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 電気こんろ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14962582U JPS5954003U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 電気こんろ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5954003U JPS5954003U (ja) 1984-04-09
JPH038889Y2 true JPH038889Y2 (ja) 1991-03-06

Family

ID=30332085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14962582U Granted JPS5954003U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 電気こんろ

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JP (1) JPS5954003U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112486Y2 (ja) * 1979-05-16 1986-04-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5954003U (ja) 1984-04-09

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