JPH09317595A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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- JPH09317595A JPH09317595A JP8140025A JP14002596A JPH09317595A JP H09317595 A JPH09317595 A JP H09317595A JP 8140025 A JP8140025 A JP 8140025A JP 14002596 A JP14002596 A JP 14002596A JP H09317595 A JPH09317595 A JP H09317595A
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- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/06—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
- F02M51/061—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
- F02M51/0614—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of electromagnets or fixed armature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M51/0664—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding
- F02M51/0671—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コアに対する磁路形成補助部材の位置決め作
業を簡素化し、磁路形成補助部材の組付け性を向上す
る。 【解決手段】 ソレノイドコイル６の通電によりバルブ
１２のアーマチュア１０を吸引する管状のコア３と、ソ
レノイドコイル６を部分的に取り囲みかつアーマチュア
１０及びコア３と共に磁路を構成する磁路形成補助部材
７とを備える。磁路形成補助部材７には取り付け孔８を
有する端板部７ｂを設け、またコア３には端板部７ｂと
当接する突起部３ａを設ける。磁路形成補助部材７の取
り付け孔８にコア３を挿入し、端板部７ｂとコア３の突
起部３ａとを当接することにより、コア３に磁路形成補
助部材７を簡単に位置決めすることができる。
業を簡素化し、磁路形成補助部材の組付け性を向上す
る。 【解決手段】 ソレノイドコイル６の通電によりバルブ
１２のアーマチュア１０を吸引する管状のコア３と、ソ
レノイドコイル６を部分的に取り囲みかつアーマチュア
１０及びコア３と共に磁路を構成する磁路形成補助部材
７とを備える。磁路形成補助部材７には取り付け孔８を
有する端板部７ｂを設け、またコア３には端板部７ｂと
当接する突起部３ａを設ける。磁路形成補助部材７の取
り付け孔８にコア３を挿入し、端板部７ｂとコア３の突
起部３ａとを当接することにより、コア３に磁路形成補
助部材７を簡単に位置決めすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両用エンジ
ンに使用する燃料噴射弁に関する。
ンに使用する燃料噴射弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃料噴射弁には例えば特開平２−
６６３８０号公報がある。その公開公報において第３実
施例として開示された燃料噴射弁についてその断面図を
示した図５及び図５のＡ−Ａ線断面図を示した図６を参
照して述べる。図５において、この燃料噴射弁は、強磁
性金属材料より成る管状の接続スリーブ１０１の下部に
電磁コイル１０３が配置されている。接続スリーブ１０
１の下端に強磁性金属よりなる中間部１０６を介して強
磁性材料からなる管状の接続部１３９が接続されてい
る。接続部１３９内には、管状の可動子１１２が摺動可
能に配置されている。
６６３８０号公報がある。その公開公報において第３実
施例として開示された燃料噴射弁についてその断面図を
示した図５及び図５のＡ−Ａ線断面図を示した図６を参
照して述べる。図５において、この燃料噴射弁は、強磁
性金属材料より成る管状の接続スリーブ１０１の下部に
電磁コイル１０３が配置されている。接続スリーブ１０
１の下端に強磁性金属よりなる中間部１０６を介して強
磁性材料からなる管状の接続部１３９が接続されてい
る。接続部１３９内には、管状の可動子１１２が摺動可
能に配置されている。
【０００３】可動子１１２は、球状の弁閉鎖体１１４を
先端部にもつ接続管１３６と接続されている。接続管１
３６の壁部には流入開口１３７が設けられている。前記
接続部１３９には、可動子１１２の摺動に伴う弁閉鎖体
１１４の移動によって開閉される噴射孔１１７をもつ弁
座体１０８が保持されている。弁座体１０８と接続部１
３９との間には中間リング１４４が介在されている。
先端部にもつ接続管１３６と接続されている。接続管１
３６の壁部には流入開口１３７が設けられている。前記
接続部１３９には、可動子１１２の摺動に伴う弁閉鎖体
１１４の移動によって開閉される噴射孔１１７をもつ弁
座体１０８が保持されている。弁座体１０８と接続部１
３９との間には中間リング１４４が介在されている。
【０００４】弁閉鎖体１１４は戻しばね１１８により閉
止方向へ付勢されている。接続スリーブ１０１の一部及
び電磁コイル１０３は、プラスチックジャケット１２４
によって取り囲まれている。プラスチックジャケット１
２４内には、強磁性材料からなる２個のガイドエレメン
ト１２８が図６に示すように互いに向き合って配置され
た状態で埋め込まれている。
止方向へ付勢されている。接続スリーブ１０１の一部及
び電磁コイル１０３は、プラスチックジャケット１２４
によって取り囲まれている。プラスチックジャケット１
２４内には、強磁性材料からなる２個のガイドエレメン
ト１２８が図６に示すように互いに向き合って配置され
た状態で埋め込まれている。
【０００５】図５に示すように、ガイドエレメント１２
８は電磁コイル１０３を軸方向及び半径方向でブリッジ
していて、各端部で磁束流を電磁コイル１０３を取り囲
むようにガイドする端面区分１３１を有している。その
両端面区分１３１は、軸方向に延びる端部１３２に移行
している。この上側の端部１３２は接続スリーブ１０１
に当接し、また下側の端部１３２は接続部１３９に当接
している。なお接続スリーブ１０１は本発明でいうコア
に相当し、またガイドエレメント１２８は同じく磁路形
成補助部材に相当し、また電磁コイル１０３は同じソレ
ノイドコイルに相当し、また可動子１１２は同じくアー
マチュアに相当し、また弁閉鎖体１１４をもつ接続管１
３６は同じくバルブに相当している。
８は電磁コイル１０３を軸方向及び半径方向でブリッジ
していて、各端部で磁束流を電磁コイル１０３を取り囲
むようにガイドする端面区分１３１を有している。その
両端面区分１３１は、軸方向に延びる端部１３２に移行
している。この上側の端部１３２は接続スリーブ１０１
に当接し、また下側の端部１３２は接続部１３９に当接
している。なお接続スリーブ１０１は本発明でいうコア
に相当し、またガイドエレメント１２８は同じく磁路形
成補助部材に相当し、また電磁コイル１０３は同じソレ
ノイドコイルに相当し、また可動子１１２は同じくアー
マチュアに相当し、また弁閉鎖体１１４をもつ接続管１
３６は同じくバルブに相当している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の燃料噴射弁
によると、２個１組をなす各ガイドエレメント１２８が
帯板材からなりその両端部をほぼＺ字状に折曲してなる
形状をなしている。このため、ガイドエレメント１２８
（磁路形成補助部材）を接続スリーブ１０１（コア）に
軸方向の位置決めと周方向の位置決めをした後、溶接等
により固定する必要があり、その組付けが繁雑になると
いった問題がある。
によると、２個１組をなす各ガイドエレメント１２８が
帯板材からなりその両端部をほぼＺ字状に折曲してなる
形状をなしている。このため、ガイドエレメント１２８
（磁路形成補助部材）を接続スリーブ１０１（コア）に
軸方向の位置決めと周方向の位置決めをした後、溶接等
により固定する必要があり、その組付けが繁雑になると
いった問題がある。
【０００７】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、コアに対する磁路形成補助部材の位置決め作業を簡
素化し、磁路形成補助部材の組付け性を向上することの
できる燃料噴射弁を提供することにある。
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、コアに対する磁路形成補助部材の位置決め作業を簡
素化し、磁路形成補助部材の組付け性を向上することの
できる燃料噴射弁を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項１の発明は、ソレノイドコイル内に挿通されかつその
ソレノイドコイルの通電によりバルブのアーマチュアを
吸引する管状のコアと、前記ソレノイドコイルを部分的
に取り囲みかつ前記アーマチュア及びコアと共に磁路を
構成する磁路形成補助部材とを備えている燃料噴射弁で
あって、前記磁路形成補助部材にはコアを挿通する取り
付け孔を有する端板部を設け、また前記コアには前記端
板部と当接し磁路形成補助部材を位置決めする突起部を
設けたことを特徴とする燃料噴射弁である。この請求項
１記載の燃料噴射弁によると、磁路形成補助部材の端板
部の取り付け孔にコアを挿入し、その端板部とコアの突
起部とを当接させることにより、コアに磁路形成補助部
材を簡単に位置決めすることができる。従って、コアに
対する磁路形成補助部材の位置決め作業を簡素化し、磁
路形成補助部材の組付け性を向上することができる。
項１の発明は、ソレノイドコイル内に挿通されかつその
ソレノイドコイルの通電によりバルブのアーマチュアを
吸引する管状のコアと、前記ソレノイドコイルを部分的
に取り囲みかつ前記アーマチュア及びコアと共に磁路を
構成する磁路形成補助部材とを備えている燃料噴射弁で
あって、前記磁路形成補助部材にはコアを挿通する取り
付け孔を有する端板部を設け、また前記コアには前記端
板部と当接し磁路形成補助部材を位置決めする突起部を
設けたことを特徴とする燃料噴射弁である。この請求項
１記載の燃料噴射弁によると、磁路形成補助部材の端板
部の取り付け孔にコアを挿入し、その端板部とコアの突
起部とを当接させることにより、コアに磁路形成補助部
材を簡単に位置決めすることができる。従って、コアに
対する磁路形成補助部材の位置決め作業を簡素化し、磁
路形成補助部材の組付け性を向上することができる。
【０００９】請求項２の発明は、請求項１記載の燃料噴
射弁であって、磁路形成補助部材の取り付け孔にコアを
圧入したことを特徴とする燃料噴射弁である。この請求
項２記載の燃料噴射弁によると、磁路形成補助部材の取
り付け孔にコアを圧入することで、磁路形成補助部材の
位置決めと固定を同時に果たすことができ、磁路形成補
助部材の組付け性を一層向上し得る。
射弁であって、磁路形成補助部材の取り付け孔にコアを
圧入したことを特徴とする燃料噴射弁である。この請求
項２記載の燃料噴射弁によると、磁路形成補助部材の取
り付け孔にコアを圧入することで、磁路形成補助部材の
位置決めと固定を同時に果たすことができ、磁路形成補
助部材の組付け性を一層向上し得る。
【００１０】請求項３の発明は、請求項１記載の燃料噴
射弁であって、磁路形成補助部材が深絞り成形品からな
ることを特徴とする燃料噴射弁である。この請求項３記
載の燃料噴射弁によると、磁路形成補助部材を深絞り成
形といった簡単な成形加工によって安価に得ることがで
きる。
射弁であって、磁路形成補助部材が深絞り成形品からな
ることを特徴とする燃料噴射弁である。この請求項３記
載の燃料噴射弁によると、磁路形成補助部材を深絞り成
形といった簡単な成形加工によって安価に得ることがで
きる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１〜図
４を参照して説明する。まず構成部材についてその組付
け順序に準じながら述べる。車両用エンジンに使用され
る燃料噴射弁の断面図を示した図１において、燃料噴射
弁のボデー１は、磁性材により管状に形成されている。
ボデー１の上端部内には、非磁性体からなるリング体２
が圧入後溶接されている。リング体２の上半部内には、
磁性材からなる管状のコア３の先端部が圧入後溶接され
ている。コア３のほぼ中央部には、フランジ状の突起部
３ａが形成されている。この突起部３ａは、後述する磁
路形成補助部材７を位置決めしている。
４を参照して説明する。まず構成部材についてその組付
け順序に準じながら述べる。車両用エンジンに使用され
る燃料噴射弁の断面図を示した図１において、燃料噴射
弁のボデー１は、磁性材により管状に形成されている。
ボデー１の上端部内には、非磁性体からなるリング体２
が圧入後溶接されている。リング体２の上半部内には、
磁性材からなる管状のコア３の先端部が圧入後溶接され
ている。コア３のほぼ中央部には、フランジ状の突起部
３ａが形成されている。この突起部３ａは、後述する磁
路形成補助部材７を位置決めしている。
【００１２】前記ボデー１とコア３の突起部３ａとの間
に位置するリング体２及びコア３の外周部分には、合成
樹脂等の電気絶縁素材からなるボビン４が樹脂成形され
ている。ボビン４の上端部に設けられた図示しないター
ミナル取り付け部には、ターミナル５の接続端が圧入さ
れている。ボビン４にはソレノイドコイル６が巻線され
ている。なおソレノイドコイル６はターミナル５の接続
端と電気的に接続されている。
に位置するリング体２及びコア３の外周部分には、合成
樹脂等の電気絶縁素材からなるボビン４が樹脂成形され
ている。ボビン４の上端部に設けられた図示しないター
ミナル取り付け部には、ターミナル５の接続端が圧入さ
れている。ボビン４にはソレノイドコイル６が巻線され
ている。なおソレノイドコイル６はターミナル５の接続
端と電気的に接続されている。
【００１３】前記ソレノイドコイル６の外周部は磁性材
からなる磁路形成補助部材７によって部分的に取り囲ま
れている。磁路形成補助部材７の断面図が図２にまた図
２の側面図が図３にまた図２の底面図が図４にそれぞれ
示されている。図２〜図４において、磁路形成補助部材
７は、ソレノイドコイル６を周方向に部分的に取り囲む
断面円弧状をした２個一対のカバー板部７ａと、その両
カバー板部７ａをその一端部にて相互に連結しかつ前記
コア３を挿通する円形の取り付け孔８を有する端板部７
ｂとからなる。また磁路形成補助部材７は、板状材を深
絞り成形して成る一体成形品からなる。また端板部７ｂ
の取り付け孔８は打ち抜き加工によって形成されてい
る。
からなる磁路形成補助部材７によって部分的に取り囲ま
れている。磁路形成補助部材７の断面図が図２にまた図
２の側面図が図３にまた図２の底面図が図４にそれぞれ
示されている。図２〜図４において、磁路形成補助部材
７は、ソレノイドコイル６を周方向に部分的に取り囲む
断面円弧状をした２個一対のカバー板部７ａと、その両
カバー板部７ａをその一端部にて相互に連結しかつ前記
コア３を挿通する円形の取り付け孔８を有する端板部７
ｂとからなる。また磁路形成補助部材７は、板状材を深
絞り成形して成る一体成形品からなる。また端板部７ｂ
の取り付け孔８は打ち抜き加工によって形成されてい
る。
【００１４】図１に示すように、磁路形成補助部材７は
前記取り付け孔８をコア３の上端より圧入するとともに
端板部７ｂをコア３の突起部３ａに当接させることによ
ってコア３に位置決めされた状態で取り付けられてい
る。この取り付けとともに、磁路形成補助部材７のカバ
ー板部７ａの先端部が前記ボデー１の外側面に圧入状態
で結合されている。なお説明の都合上、磁路形成補助部
材７は前記ボデー１と一体状となすためアッパボデーと
もいう。これに伴いボデー１はロアボデーともいう。
前記取り付け孔８をコア３の上端より圧入するとともに
端板部７ｂをコア３の突起部３ａに当接させることによ
ってコア３に位置決めされた状態で取り付けられてい
る。この取り付けとともに、磁路形成補助部材７のカバ
ー板部７ａの先端部が前記ボデー１の外側面に圧入状態
で結合されている。なお説明の都合上、磁路形成補助部
材７は前記ボデー１と一体状となすためアッパボデーと
もいう。これに伴いボデー１はロアボデーともいう。
【００１５】ロアボデー１の上半部からコア３の上端部
に至る部分にはその部分を取り巻くように樹脂モールド
成形が施されている。この樹脂モールド成形によってタ
ーミナル５のコネクタ９が形成されている。このコネク
タ９には図示されない電子制御装置の給電用コネクタが
接続され、その電子制御装置からの入力を受けて前記ソ
レノイドコイル６の通電及びその解除がなされる。
に至る部分にはその部分を取り巻くように樹脂モールド
成形が施されている。この樹脂モールド成形によってタ
ーミナル５のコネクタ９が形成されている。このコネク
タ９には図示されない電子制御装置の給電用コネクタが
接続され、その電子制御装置からの入力を受けて前記ソ
レノイドコイル６の通電及びその解除がなされる。
【００１６】前記ソレノイドコイル６の通電時において
コア３から吸引力を受ける磁性材からなる筒状アーマチ
ュア１０は、軸状バルブ１２の上端部に圧入後溶接され
ている。アーマチュア１０の内壁には燃料の流路を形成
する溝部１０ａが形成されている。
コア３から吸引力を受ける磁性材からなる筒状アーマチ
ュア１０は、軸状バルブ１２の上端部に圧入後溶接され
ている。アーマチュア１０の内壁には燃料の流路を形成
する溝部１０ａが形成されている。
【００１７】一方、前記バルブ１２によって開閉される
噴射口（符号省略）を下端面に有する有底円筒状のバル
ブシート１３は、その下端面にレーザ溶接により取り付
けられたプレートオリフィス１４を有している。プレー
トオリフィス１４は、複数の噴射孔（符号省略）を有す
る円形プレート材からなる。
噴射口（符号省略）を下端面に有する有底円筒状のバル
ブシート１３は、その下端面にレーザ溶接により取り付
けられたプレートオリフィス１４を有している。プレー
トオリフィス１４は、複数の噴射孔（符号省略）を有す
る円形プレート材からなる。
【００１８】前記バルブ１２は、それに形成されている
首部にプレート状ストッパ１５のＵ字溝（符号省略）を
係合した後、バルブシート１３に挿入されている。この
バルブ１２を組付けたバルブシート１３は、ロアボデー
１内に挿入されかつかしめによって固定されている。前
記ストッパ１５は、バルブシート１３の取り付けに伴い
ロアボデー１の段差部とバルブシート１３の端面との間
に挟着される。前記バルブ１２はバルブシート１３内で
軸方向にスライドすることによりその噴射口を開閉し、
ストッパ１５はバルブ１２の後退位置（上昇位置）を規
制する。
首部にプレート状ストッパ１５のＵ字溝（符号省略）を
係合した後、バルブシート１３に挿入されている。この
バルブ１２を組付けたバルブシート１３は、ロアボデー
１内に挿入されかつかしめによって固定されている。前
記ストッパ１５は、バルブシート１３の取り付けに伴い
ロアボデー１の段差部とバルブシート１３の端面との間
に挟着される。前記バルブ１２はバルブシート１３内で
軸方向にスライドすることによりその噴射口を開閉し、
ストッパ１５はバルブ１２の後退位置（上昇位置）を規
制する。
【００１９】前記コア３内には、コイルスプリング製バ
ルブスプリング１６が挿入され、続いて断面Ｃ字状のパ
イプ材からなるスプリングピン１７が圧入されている。
バルブスプリング１６は、常にはバルブ１２を閉弁方向
に付勢している。また、スプリングピン１７の位置調整
によってバルブスプリング１６の荷重が調整されてい
る。
ルブスプリング１６が挿入され、続いて断面Ｃ字状のパ
イプ材からなるスプリングピン１７が圧入されている。
バルブスプリング１６は、常にはバルブ１２を閉弁方向
に付勢している。また、スプリングピン１７の位置調整
によってバルブスプリング１６の荷重が調整されてい
る。
【００２０】コア３の上端からバルブシート１３の噴射
口までの間に形成される燃料通路１８の入口に相当する
コア３の上端部内には、ストレーナ１９が圧入されてい
る。またコア３の上端部には前記コネクタ９の樹脂モー
ルド時に環状溝（符号省略）が形成されており、その環
状溝にＯリング２０が嵌着されている。このＯリング２
０は、コア３と図示しないデリバリパイプとの間のシー
ル作用を果たす。また前記バルブシート１３の下端部に
は、その端面外周部を覆う樹脂製のプレートオリフィス
保護用キャップ２１が嵌着されている。
口までの間に形成される燃料通路１８の入口に相当する
コア３の上端部内には、ストレーナ１９が圧入されてい
る。またコア３の上端部には前記コネクタ９の樹脂モー
ルド時に環状溝（符号省略）が形成されており、その環
状溝にＯリング２０が嵌着されている。このＯリング２
０は、コア３と図示しないデリバリパイプとの間のシー
ル作用を果たす。また前記バルブシート１３の下端部に
は、その端面外周部を覆う樹脂製のプレートオリフィス
保護用キャップ２１が嵌着されている。
【００２１】なお前記燃料噴射弁の主な構成部品の具体
的な材質の一例を記しておくと、ロアボデー１は電磁Ｓ
ＵＳ、リング体２はＳＵＳ３０４、コア３は電磁ＳＵ
Ｓ、アッパボデー７は電磁ＳＵＳ、アーマチュア１０は
電磁ＳＵＳ、ストッパ１５はＳＵＳ４４０Ａ、バルブシ
ート１３はＳＵＳ４４０Ｃ、プレートオリフィス１４は
ＳＵＳ３０４である。
的な材質の一例を記しておくと、ロアボデー１は電磁Ｓ
ＵＳ、リング体２はＳＵＳ３０４、コア３は電磁ＳＵ
Ｓ、アッパボデー７は電磁ＳＵＳ、アーマチュア１０は
電磁ＳＵＳ、ストッパ１５はＳＵＳ４４０Ａ、バルブシ
ート１３はＳＵＳ４４０Ｃ、プレートオリフィス１４は
ＳＵＳ３０４である。
【００２２】上記のように構成された燃料噴射弁の作動
を説明すると、図示しない燃料タンクから所定の圧力を
付与された状態で供給される燃料は、ストレーナ１９に
よってろ過された後、燃料通路１８を通ってバルブシー
ト１３の内部まで至っている。しかしながら、バルブ１
２はバルブスプリング１６の弾性によってバルブシート
１３の噴射口を閉じた状態に保持されているため、この
噴射口からの燃料噴射は生じない。
を説明すると、図示しない燃料タンクから所定の圧力を
付与された状態で供給される燃料は、ストレーナ１９に
よってろ過された後、燃料通路１８を通ってバルブシー
ト１３の内部まで至っている。しかしながら、バルブ１
２はバルブスプリング１６の弾性によってバルブシート
１３の噴射口を閉じた状態に保持されているため、この
噴射口からの燃料噴射は生じない。
【００２３】ここで、電子制御装置からの電気信号の入
力によってソレノイドコイル６が通電状態になると、ア
ーマチュア１０、コア３、アッパボデー７、ロアボデー
１を通る磁路（図１中、矢印Ｍ参照）が構成され、これ
によるコア３の吸引力によって、アーマチュア１０がバ
ルブ１２と共に後退する。この結果、バルブ１２がバル
ブシート１３の噴射口を開き、ここから燃料が噴射さ
れ、プレートオリフィス１４の噴射孔を通じて噴出され
る。そして、ソレノイドコイル６に対する電気信号がオ
フになり、アーマチュア１０に作用していたコア３の吸
引力が解除されると、バルブスプリング１６の弾性によ
ってバルブ１２が再び噴射口を閉じた状態に保持され、
この噴射口からの燃料噴射は停止する。
力によってソレノイドコイル６が通電状態になると、ア
ーマチュア１０、コア３、アッパボデー７、ロアボデー
１を通る磁路（図１中、矢印Ｍ参照）が構成され、これ
によるコア３の吸引力によって、アーマチュア１０がバ
ルブ１２と共に後退する。この結果、バルブ１２がバル
ブシート１３の噴射口を開き、ここから燃料が噴射さ
れ、プレートオリフィス１４の噴射孔を通じて噴出され
る。そして、ソレノイドコイル６に対する電気信号がオ
フになり、アーマチュア１０に作用していたコア３の吸
引力が解除されると、バルブスプリング１６の弾性によ
ってバルブ１２が再び噴射口を閉じた状態に保持され、
この噴射口からの燃料噴射は停止する。
【００２４】上記の燃料噴射弁によると、アッパボデー
（磁路形成補助部材）７の端板部７ｂの取り付け孔８に
コア３を挿入し、その端板部７ｂとコア３の突起部３ａ
とを当接させることにより、コア３にアッパボデー７を
簡単に位置決めすることができる。従って、コア３に対
するアッパボデー７の位置決め作業を簡素化し、アッパ
ボデー７の組付け性を向上することができる。
（磁路形成補助部材）７の端板部７ｂの取り付け孔８に
コア３を挿入し、その端板部７ｂとコア３の突起部３ａ
とを当接させることにより、コア３にアッパボデー７を
簡単に位置決めすることができる。従って、コア３に対
するアッパボデー７の位置決め作業を簡素化し、アッパ
ボデー７の組付け性を向上することができる。
【００２５】また、両カバー板部７ａが端板部７ｂでつ
ながれるため、各カバー板部７ａをコア３の周方向に位
置決めして固定する必要もなくなる。また、コア３の突
起部３ａを磁路として使用できるので、磁路面積を大き
くとることができる。従って、アッパボデー７の端板部
７ｂに従来例におけるガイドエレメント１２８の端部１
３２（図５参照）に相当する接合片を設けなくてもよ
く、そのアッパボデー７の形状をシンプルにして磁気飽
和を防止することができる。
ながれるため、各カバー板部７ａをコア３の周方向に位
置決めして固定する必要もなくなる。また、コア３の突
起部３ａを磁路として使用できるので、磁路面積を大き
くとることができる。従って、アッパボデー７の端板部
７ｂに従来例におけるガイドエレメント１２８の端部１
３２（図５参照）に相当する接合片を設けなくてもよ
く、そのアッパボデー７の形状をシンプルにして磁気飽
和を防止することができる。
【００２６】また、アッパボデー７の取り付け孔８にコ
ア３を圧入したことで、アッパボデー７の位置決めと固
定を同時に果たすことができ、アッパボデー７の組付け
性を一層向上し得る。
ア３を圧入したことで、アッパボデー７の位置決めと固
定を同時に果たすことができ、アッパボデー７の組付け
性を一層向上し得る。
【００２７】また、アッパボデー７が深絞り成形品から
なるので、アッパボデー７を深絞り成形といった簡単な
成形加工によって安価に得ることができる。なおアッパ
ボデー７は、ストレート形状のカバー板部７ａとそれを
つなぐ平板状の端板部７ｂとからなるシンプルな形状を
なしていることにより、深絞り成形によって成形するこ
とができるもので、従来例におけるガイドエレメント１
２８（図５参照）のような形状では深絞り成形すること
は困難である。
なるので、アッパボデー７を深絞り成形といった簡単な
成形加工によって安価に得ることができる。なおアッパ
ボデー７は、ストレート形状のカバー板部７ａとそれを
つなぐ平板状の端板部７ｂとからなるシンプルな形状を
なしていることにより、深絞り成形によって成形するこ
とができるもので、従来例におけるガイドエレメント１
２８（図５参照）のような形状では深絞り成形すること
は困難である。
【００２８】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、磁路形成補助部材（アッパボデ
ー）７の取り付け孔８にコア３を圧入せず、挿入後溶接
して固定してもよい。また磁路形成補助部材（アッパボ
デー）７は深絞り成形に限らず、他の成形加工、鋳造等
によって形成することも可能である。また磁路形成補助
部材（アッパボデー）７のカバー板部７ａの数は２個に
限定されない。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、磁路形成補助部材（アッパボデ
ー）７の取り付け孔８にコア３を圧入せず、挿入後溶接
して固定してもよい。また磁路形成補助部材（アッパボ
デー）７は深絞り成形に限らず、他の成形加工、鋳造等
によって形成することも可能である。また磁路形成補助
部材（アッパボデー）７のカバー板部７ａの数は２個に
限定されない。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、ロアボデーに対する磁
路形成補助部材の位置決め作業を簡素化し、磁路形成補
助部材の組付け性を向上することができる。
路形成補助部材の位置決め作業を簡素化し、磁路形成補
助部材の組付け性を向上することができる。
【図１】本発明の一実施の形態に係る燃料噴射弁の断面
図である。
図である。
【図２】アッパボデーの断面図である。
【図３】図２の右側面図である。
【図４】図２の底面図である。
【図５】従来の燃料噴射弁の断面図である。
【図６】図５のＡ−Ａ線断面図である。
３ コア ３ａ 突起部 ６ ソレノイドコイル ７ アッパボデー（磁路形成補助部材） ７ｂ 端板部 ８ 取り付け孔 １０ アーマチュア １２ バルブ
Claims (3)
- 【請求項１】 ソレノイドコイル内に挿通されかつその
ソレノイドコイルの通電によりバルブのアーマチュアを
吸引する管状のコアと、前記ソレノイドコイルを部分的
に取り囲みかつ前記アーマチュア及びコアと共に磁路を
構成する磁路形成補助部材とを備えている燃料噴射弁で
あって、前記磁路形成補助部材にはコアを挿通する取り
付け孔を有する端板部を設け、また前記コアには前記端
板部と当接し磁路形成補助部材を位置決めする突起部を
設けたことを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項２】 請求項１記載の燃料噴射弁であって、磁
路形成補助部材の取り付け孔にコアを圧入したことを特
徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項３】 請求項１記載の燃料噴射弁であって、磁
路形成補助部材が深絞り成形品からなることを特徴とす
る燃料噴射弁。
Priority Applications (3)
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14002596A JP3338614B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 燃料噴射弁 |
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|---|---|
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ID=15259205
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| JP14002596A Expired - Fee Related JP3338614B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 燃料噴射弁 |
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| US6568609B2 (en) | 2000-12-29 | 2003-05-27 | Siemens Automotive Corporation | Modular fuel injector having an integral or interchangeable inlet tube and having an integral filter and o-ring retainer assembly |
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