JPH09316838A - ワイヤ張設型フェンス - Google Patents

ワイヤ張設型フェンス

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JPH09316838A
JPH09316838A JP8159086A JP15908696A JPH09316838A JP H09316838 A JPH09316838 A JP H09316838A JP 8159086 A JP8159086 A JP 8159086A JP 15908696 A JP15908696 A JP 15908696A JP H09316838 A JPH09316838 A JP H09316838A
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JP
Japan
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wire
intermediate support
fixing
strut
fixed
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Application number
JP8159086A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Yamashita
浩一郎 山下
Ritsu Kimura
律 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤの端部支柱に対する取付け固定及び緊
張度合調整が容易にできるワイヤ張設型フェンスを提供
する。また、端部支柱と中間支柱の配置態様のいかんに
よらず、全ワイヤを中間支柱に対して一定の位置と方向
をもって固定することができるようにする。 【解決手段】 端部支柱1間にワイヤ3を端部支柱の高
さ方向に隔てて張架し、ワイヤの両端部にチャック機構
を有するワイヤ固定具4を取付け、そのワイヤ固定具を
端部支柱に形成したワイヤ固定具取付孔1dにワイヤ側
から納め、端部支柱にワイヤと反対側からボルト8を挿
入してボルトの頭を端部支柱1に係止するとともにワイ
ヤ固定具4にねじ込んで、ワイヤを緊張架設した。ワイ
ヤを挿通する溝10cを有する保護部10aと固定部1
0bとを一体に有する中間支持具10を、保護部を中間
支柱2に形成した切欠部2dに嵌合するとともに、固定
部において中間支柱にねじ止めして取付け、端部支柱間
に張設されるワイヤを中間支持具の溝10cに挿通して
支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱間に複数本の
ワイヤを張設してなるフェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】支柱間に複数本のワイヤを張設してなる
従来のフェンスは、ワイヤの両端部を両端の支柱に巻き
締めた後、撚り合わせるか、別の固定具を用いて締結す
るかして固定しており、また、中間支柱に対しては、同
様に巻き締めるか、別の締着具により締着するかして、
固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、両端部支柱及
び中間支柱に対して固定作業をしている間に、ワイヤの
緊張状態が緩むことが多く、ワイヤ固定後に緊張状態を
調整することが困難であった。とくに、端部支柱と中間
支柱が一直線上に配置されてなく、ワイヤを屈曲した状
態に張設する場合は、すべてのワイヤを完全に同一屈曲
角度をもって張架することが困難であり、フェンスの外
観に不具合があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ワイヤ両端部の端部支柱に対する
取付け固定が容易にでき、しかも、張設後の緊張状態の
調整が容易にできるワイヤ張設型フェンスを提供するこ
とにある。また、端部支柱と中間支柱が一直線上に配置
されている場合、屈曲線上に配置されている場合のいず
れにおいても、すべてのワイヤの中間支柱に対する固定
位置及び方向性を揃えて、所要の角度をもって固定する
ことができるワイヤ張設型フェンスを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るワイヤ張設型フェンスは、間隔を空け
て立設した端部支柱間に、複数本のワイヤを前記端部支
柱の高さ方向に隔てて張架し、前記ワイヤの両端部にチ
ャック機構を有するワイヤ固定具を取付け、そのワイヤ
固定具を前記端部支柱に形成したワイヤ固定具取付孔に
ワイヤ側から納め、前記端部支柱のワイヤと反対側から
ボルトを前記端部支柱に挿入して前記ボルトの頭を前記
端部支柱に係止するとともに前記ワイヤ固定具にねじ込
んで、前記ワイヤを緊張架設してなることを特徴として
いる。上記の構成により、端部支柱間距離にほぼ等しい
長さを有するワイヤの両端部にワイヤ固定具を装着し、
そのワイヤ固定具を端部支柱の固定具取付孔に、ワイヤ
側から挿入し、その端部支柱のワイヤと反対側からボル
トを挿入して、ワイヤ固定具にねじ込むことにより、そ
のワイヤ固定具を端部支柱に固定すると同時に、ワイヤ
の緊張状態を調節することができる。
【0006】上記ワイヤ張設型フェンスは、ワイヤの両
端部を固定する端部支柱の間に設けられる中間支柱に、
前記端部支柱に固定されるワイヤの間隔と等しい間隔を
もって切欠部を形成し、前記切欠部に、所要の角度をも
ってワイヤを挿通する溝を有する保護部と、その保護部
を前記中間支柱に固定する固定部とを一体に有する中間
支持具を、前記保護部を前記切欠部に嵌合するととも
に、前記固定部において前記中間支柱にねじ止めして取
付け、前記端部支柱間に張設されるワイヤの中間部を前
記中間支持具の溝に挿通して支持することが望ましい。
上記の構成により、中間支持具の溝にワイヤを挿通する
ので、すべてのワイヤの中間支柱に対する固定位置及び
方向が一定になり、フェンスの外観が向上する。また、
溝の屈曲角度を任意に設定することにより、中間支柱と
端部支柱を結ぶ角度がいかなる場合にも容易に、すべて
のワイヤを中間支柱に対して同一の角度位置において固
定することができる。
【0007】支柱及び中間支柱は、周面に高さ方向に連
続し、かつ、外方に開口する溝が形成された同一断面形
状を有することが望ましい。上記の構成により、端部支
柱と中間支柱に同一の柱材を共用することができ、前記
溝を、端部支柱においてはボルトの頭を収容するために
用い、中間支柱においては中間支持具の固定部を嵌合す
るために用いることができる。従って、フェンスの価格
の低減を図ることができる。
【0008】中間支持具に、挿通された後のワイヤの脱
出を防止する塞ぎ部材を固定することが望ましい。塞ぎ
部材は、中間支持具の固定部の外側面を被覆する、同固
定部の外輪郭にほぼ等しい形状の板状部材とし、その板
状部材に貫通され、かつ、前記中間支持具の固定部に設
けてある孔に貫通されて、中間支柱にねじ込まれるねじ
により固定することが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図示の実施例に基づいて説明する。図1は、本発明
に係るワイヤ張設型フェンスの一例の正面図、図2は端
部支柱の上部の正面図、図3は図2のA−A線断面図、
図4は端部支柱のワイヤ固定部分の横断面図である。
【0010】図1において、GLは地面、1は端部支
柱、2は中間支柱、3は両端部が端部支柱1に固定さ
れ、中間部が中間支柱2に支持されているワイヤ、4は
ワイヤの端部を端部支柱に固定しているワイヤ固定具、
10はワイヤの中間部を中間支柱2に固定している中間
支持具である。以下に、上記各構成要素について、詳述
する。
【0011】端部支柱1は、図3に示すように、断面ほ
ぼ円形又は多角形の筒状に形成され、その周面の一部に
高さ方向に連続し、かつ、外側に開口する溝1aが形成
されている。そして、溝1aの底部には、端部支柱の上
端部付近において、後述されるキャップ6を固定するた
めの上下一対のねじ孔1bが設けられ、また、その溝の
底部には、支柱の高さ方向に所定の間隔をもった複数の
位置にボルト挿通孔1cが形成されており、さらに、端
部支柱1のボルト挿通孔1cと反対側に、そのボルト挿
通孔1cに対応する位置において、後述されるワイヤ固
定具を挿入する孔1dが形成されている。このワイヤ固
定具挿入孔1dが、ワイヤ固定具取付部を構成してい
る。
【0012】端部支柱のワイヤ固定具取付部1dには、
図4に示すように、ワイヤ3の一端部を挿入して固定し
たワイヤ固定具4を挿入することができる。ワイヤ固定
具4は、一端部にフランジ4aを有する筒4bと、その
筒4bを長手方向に貫通する孔4cに挿入されたチャッ
ク機構とから構成されている。
【0013】チャック機構は、孔4cの中間部の内径を
拡大し、フランジ4a方向に徐々に細くなるようにテー
パ状に形成し、その孔4cに筒4bのフランジ4aと反
対側から、後端部に微小フランジを備えた小さい筒状の
捕捉解除部材5を挿入した後、同じ側から孔4cに3個
の鋼球6を収容して、円周方向に3個配置し、さらにそ
の後にコイルバネ7を挿入し、そのコイルバネの後端部
を孔4cの後端部に突設されたストッパにより係止して
構成されている。捕捉解除部材5は筒4bに対して進退
自在である。
【0014】こうして、鋼球6は、コイルバネ7により
孔4cのテーパに向けて常時付勢されている。従って、
ワイヤ3の一端部を捕捉解除部材5の中に挿通し、さら
に押し込むと、そのワイヤ3が鋼球6をテーパから離れ
る方向に移動する結果、鋼球間の隙間がワイヤの径より
大きくなるため、ワイヤは鋼球の間及びコイルバネ7の
中を進入することができる。しかし、そのワイヤを挿入
時と反対方向に引く時は、そのワイヤにより同一方向に
移動される鋼球6がテーパにより互いに接近されて、ワ
イヤを3方向から強く押すため、ワイヤを引き出すこと
ができない。これに対して、ワイヤ3を押し込む方向に
力を加えた状態で手指の爪先で捕捉解除部材5に同一方
向の力を加えると、鋼球6がテーパの広い側に移動され
て、捕捉していたワイヤを解放するため、その捕捉解除
部材5を押したまま、ワイヤ3を挿入方向と逆の方向に
引き出すことができる。
【0015】ワイヤ固定具4の孔4cのフランジ4aと
反対側部分には、めねじ4dが切られている。そして、
ワイヤ3を挿入したワイヤ固定具4を端部支柱1のワイ
ヤ固定具取付部である挿入孔1dに挿入し、端部支柱の
溝1aの底部のボルト挿通孔1cにボルト8を挿通し、
そのボルトをワイヤ固定具4のめねじ4dにねじ込むこ
とにより、ワイヤ固定具4を端部支柱1に固定すること
ができる。つまり、ワイヤ3の一端部を一方の端部支柱
に固定することができる。
【0016】上記と同様にして、ワイヤ3の他端部も他
方の端部支柱1に固定した後、ボルト8の締め量の加減
により、又は、ワイヤ3のワイヤ固定具4に対する進入
量の調節により、ワイヤの緊張度合を調整することがで
きる。ボルト8の締め量の加減は、ボルト8とワイヤ固
定具4のいずれか一方の他方に対する回転量を加減する
ことにより可能である。また、ワイヤ3のワイヤ固定具
4に対する進入量の調節は、上述したように、捕捉解除
部材5の操作とワイヤ3の進退作業により行うことがで
きる。
【0017】端部支柱1の上端部には、装飾と怪我防止
の目的で、図5及び図6に例示するようなキャップ9が
装着される。図5はキャップの側面図、図6は同キャッ
プの下側から見た斜視図である。キャップ9はカバー部
9aと挿入部9bを一体に有し、材料節減のために中空
状に、プラスチック又は鋳物で成形される。挿入部9b
を端部支柱1の孔1eに挿入した後、端部支柱の上部の
ねじ孔1bからねじを貫通し、挿入部9bに形成した孔
9cにねじ込むことにより、固定される。
【0018】続いて、中間支柱2の構造及び中間支柱に
取付けられる中間支持具10について、図7ないし図1
0に基づいて説明する。中間支柱2は、図7,図8に示
すように、外観統一の目的で、端部支柱1と同一断面形
状のものが使用されている。そして、周面の一部に外側
に開口する溝2aを有するとともに、上部にキャップ9
を固定するための孔2bが設けられている。キャップ9
は、端部支柱1のキャップ9と同一であり、同様にし
て、中間支柱2の中空部2cに挿入し、孔2bからねじ
をねじ込んで固定される。中間支柱の高さ方向に、端部
支柱のワイヤ固定具取付部である孔1dにそれぞれ対応
する位置に、中間支柱の側面に開口する切欠部2dが形
成されている。この切欠部2dは、ここに、後に詳述さ
れる中間支持具10を嵌合するためのものである。ま
た、切欠部2dの上下両側において、溝2aの底部に中
間支持具10を固定するねじをねじ込むための孔2eが
形成されている。
【0019】中間支持具10は、図9に示すように、ワ
イヤ保護部10aと、固定部10bとを一体に有してい
る。ワイヤ保護部10aは、ワイヤを挿通し、かつ、ワ
イヤの延長方向を案内する溝10cを構成し、かつ、そ
のワイヤが直接に中間支柱の切欠部2dの切断面の鋭利
なエッジに接触することを阻止してワイヤの損傷を防止
する働きをする。固定部10bは、溝10aの開口端部
において保護部から上下方向にそれぞれ延長している。
固定部10bは、これを中間支柱の溝2a内に嵌合し
て、その溝底部に当接することができる幅とされてい
る。また、固定部10bには、中間支柱2の溝2aの底
部の孔2eにねじ込むねじを貫通させるための孔10d
が形成してある。
【0020】こうして、中間支持具10は、保護部10
aを中間支柱2の切欠部2dに嵌合し、固定部10bの
孔10dにねじ11を貫通し、中間支柱の孔2eにねじ
込むことにより、中間支柱に固定される。保護部10a
の平面形状は、中間支持具10が中間支柱の切欠部2d
に嵌合固定された状態において、溝10cの底部が中間
支柱2のほぼ中心に位置するように、切欠部2dの平面
輪郭とほぼ等しい形状を有している。
【0021】保護部10aの平面形状は、ワイヤが両端
部支柱1と中間支柱2とによって直線状に張架される
か、曲線状に張架されるかによって、異なる。図8ない
し図10は、端部支柱1と中間支柱2とを結ぶ角度が1
80°の場合の中間支持具10の横断面図である。すな
わち、溝10cの底部が直線状に連続して、ワイヤ3を
180°の方向に案内している。図8〜図10は、端部
支柱1と中間支柱2とを結ぶ線が図1に示されている例
のように直線状である場合の、中間支持具10の保護部
10a、従って、溝10cの形状を示しており、保護部
10aは平面形状がほぼ半円状であり、溝10cの底部
10eが直線状である。こうして、張設される前のワイ
ヤ3を中間支持具10の溝10c内に挿通し、その両端
のワイヤに上記ワイヤ固定具4を装着した後、端部支柱
1のワイヤ固定具取付孔1dに挿入し、そのワイヤ固定
具にボルト8をねじ込んでワイヤの緊張度合の調整を行
い、ワイヤを張設する。
【0022】図11は、端部支柱と中間支柱とを結ぶ角
度が直角である場合の中間支持具10の横断面図であ
る。この場合は、図示のように、保護部10aの溝10
cの底部10eが湾曲され、又は直角に屈曲されて、ワ
イヤ3の張設方向を90°転換している。
【0023】上記の例のように、中間支持具の溝10c
の底部10eは、中間支柱2において支持されるワイヤ
のなす張設角度に対応する形状を備えることとなる。ま
た、ワイヤの張設態様により、中間支柱2の切欠部2d
の開口方向及び中間支持具の装着位置が選択されること
はいうまでもない。
【0024】中間支持具10の溝10cに挿通された各
ワイヤが両端部支柱のワイヤ固定具及びボルトによる張
設作業が終わって固定されたときは、ワイヤが何等かの
理由により(例えば、自動車や人畜により加えられる外
力により)緩められた場合に、中間支持部から外れ出る
ことを防ぐため、図9に示すように、溝10cの開口部
にワイヤの脱出を防止する手段として塞ぎ部材が固定さ
れる。
【0025】図9の11は、塞ぎ部材の一例であるねじ
であり、溝10cの開口部にねじ込んで固定される。塞
ぎ部材は、図9に13で示すように、中間支持具の固定
部10bの輪部と等しい形状を有する板状部材であるこ
とが好ましい。この塞ぎ部材13は、固定部10bの孔
10dと位置的に合致する孔13aを有しており、塞ぎ
部材13で固定部10bを被覆し、孔13aと10dに
中間支持具固定用ねじ11を貫通して、中間支柱2の孔
2eにねじ込むことにより、中間支持具10と塞ぎ部材
13とを一挙に固定している。
【0026】このように、塞ぎ部材13を切欠部2dの
上部と下部にまたがらせ、両方にねじ止めされるねじに
より、塞ぎ部材と中間支持具10を中間支柱に固定する
場合は、切欠部2dを設けたことに基づいて、中間支柱
の強度低下及び中間支持具の形状からくる強度不足を十
分に補うことができる利点がある。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、チャック機能
を有するワイヤ固定具を端部支柱のワイヤ固定具取付部
にワイヤ側から納め、同支柱のワイヤと反対側から挿入
したボルトをそのワイヤ固定具にねじ込むことにより、
ワイヤを張設固定することができるので、ワイヤ両端部
の端部支柱に対する取付け固定が容易にできる。しか
も、各ワイヤの緊張度合を容易に調整することができ
る。
【0028】また、請求項2の発明によれば、端部支柱
と中間支柱の配置態様のいかんによらず、全てのワイヤ
の中間部を中間支柱に対して一定の位置で同じ方向性を
もって支持させることができ、フェンスの外観が格段に
向上する。
【0029】請求項3の発明によれば、同一断面形状の
柱材を端部支柱と中間支柱に共用することができるか
ら、コスト低減になる。
【0030】請求項4の発明によれば、ワイヤが万一緩
んだ場合にも、ワイヤが外れることが防止されるので、
安全性が高い。
【0031】請求項5の発明によれば、中間支柱に切欠
部を形成したことによる強度低下及び溝を有する中間支
持具の強度不足が補われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤ張設型フェンスの一例の正
面図
【図2】端部支柱の上部の正面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】端部支柱のワイヤ固定部分の横断面図である。
【図5】キャップの側面図
【図6】同キャップの下側から見た斜視図である。
【図7】中間支柱の上部の正面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】中間支柱に取付けられる、キャップ、中間支持
具及び塞ぎ部材の位置関係を示す分解斜視図である。
【図10】中間支柱に中間支持具を介してワイヤが支持
されている状態を示す横断面図である。
【図11】ワイヤの中間支柱による張設方向が180°
以外の場合の一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 端部支柱 2 中間支柱 3 ワイヤ 4 ワイヤ固定具 5,6,7 チャック機構 8 ボルト 10 中間支持具 10a ワイヤ保護部 10b 固定部 10c 溝 13 塞ぎ部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を空けて立設した端部支柱間に、複数
    本のワイヤを支柱の高さ方向に隔てて張架し、前記ワイ
    ヤの両端部にチャック機構を有するワイヤ固定具を取付
    け、そのワイヤ固定具を前記端部支柱に形成したワイヤ
    固定具取付孔にワイヤ側から納め、前記端部支柱のワイ
    ヤと反対側からボルトを前記端部支柱に挿入して前記ボ
    ルトの頭を前記端部支柱に係止するとともに前記ワイヤ
    固定具にねじ込んで、前記ワイヤを緊張架設してなるワ
    イヤ張設型フェンス。
  2. 【請求項2】ワイヤの両端部を固定する端部支柱間に設
    けられる中間支柱に、前記端部支柱に固定されるワイヤ
    の間隔と等しい間隔をもって切欠部を形成し、前記切欠
    部に、所要の角度をもってワイヤを挿通する溝を有する
    保護部と、その保護部を前記中間支柱に固定する固定部
    とを一体に有する中間支持具を、前記保護部を前記切欠
    部に嵌合するとともに、前記固定部において前記中間支
    柱にねじ止めして取付け、前記端部支柱間に張設される
    ワイヤの中間部を前記中間支持具の溝に挿通して支持し
    たことを特徴とする請求項1記載のワイヤ張設型フェン
    ス。
  3. 【請求項3】端部支柱及び中間支柱は、周面に高さ方向
    に連続し、かつ、外方に開口する溝が形成された同一断
    面形状を有し、前記溝は、端部支柱においてはボルトの
    頭を収容するために用いられ、中間支柱においては中間
    支持具の固定部を嵌合するために用いられていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のワイヤ張設型フェン
    ス。
  4. 【請求項4】中間支持具に、挿通された後のワイヤの脱
    出を防止する塞ぎ部材を固定したことを特徴とする請求
    項2又は3記載のワイヤ張設型フェンス。
  5. 【請求項5】塞ぎ部材は、中間支持具の固定部の外側面
    を被覆する、同固定部の外輪郭にほぼ等しい形状の板状
    部材であり、その板状部材に貫通され、かつ、前記中間
    支持具の固定部に設けてある孔に貫通されて、中間支柱
    にねじ込まれるねじにより固定されることを特徴とする
    請求項4記載の記載のワイヤ張設型フェンス。
JP8159086A 1996-05-30 1996-05-30 ワイヤ張設型フェンス Pending JPH09316838A (ja)

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