JP2003321909A - 竪樋支持具 - Google Patents

竪樋支持具

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JP2003321909A
JP2003321909A JP2002129235A JP2002129235A JP2003321909A JP 2003321909 A JP2003321909 A JP 2003321909A JP 2002129235 A JP2002129235 A JP 2002129235A JP 2002129235 A JP2002129235 A JP 2002129235A JP 2003321909 A JP2003321909 A JP 2003321909A
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JP
Japan
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bolt
vertical gutter
nut
insertion hole
pair
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Pending
Application number
JP2002129235A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsui
啓 松井
Eiichiro Kurioka
英一郎 栗岡
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Otis Inc
Original Assignee
Otis Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボルト挿通孔に特別な加工を施すことなく、ボ
ルトをボルト挿通孔に容易に貫通させることができ、し
かも貫通されたボルトにナットを容易に嵌め合わせでき
る。 【解決手段】 竪樋Tを抱持するバンド本体1の一対の
取付片部2、3の一方2には、ボルト挿通孔21を形成
すると共に、他方3には、上記ボルト挿通孔21に向け
てボルト31が一体的に突設されて成り、上記一対の取
付片部2、3で足部材42を挟み込み、上記ボルト31
を、上記足部材42の長孔43を通じてボルト挿通孔2
1に貫通させ、これにナット5を締め付けて上記竪樋T
を抱持支承する構造の竪樋支持具において、上記ボルト
31の先端には、その螺子部31aよりも小径な差込ガ
イド部31bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅やビルな
どの建築物の壁面等に沿って配設される竪樋を抱持支承
する竪樋支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の竪樋支持具の取付状態を
示す分解斜視図である。
【0003】この竪樋支持具100は、竪樋Tを抱持す
るバンド本体101の一対の取付片部102、103の
一方102には、ボルト挿通孔112を形成すると共
に、他方103には、ボルト挿通孔112に向けてボル
ト113が一体的に突設されて成り、一対の取付片部1
02、103で建物の壁面等に固定される足部材104
を挟み込み、ボルト113を、足部材104の長孔11
4を通じてボルト挿通孔112に貫通させ、これにナッ
ト105を締め付けて竪樋Tを抱持支承する構造にして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バンド
本体101の一対の取付片部102、103は、円弧軌
道を通って近接されるため、一体的に突設されたボルト
113をボルト挿通孔112に貫通させる作業はし難い
という問題があった。
【0005】そのため、ボルト挿通孔112をボルト1
13の軸径よりも大きく形成したり、或いは、図に示す
ような横長状に形成する加工が施されたものもあるが、
これでは、製造上の手間やコストアップを生じるという
問題があった。
【0006】また、このような作業は、竪樋Tを抱えな
がらの制約された条件下で行われるため、貫通されたボ
ルト113に、ナット105を嵌め合わせる作業が、し
難いという問題もあった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて、ボル
ト挿通孔に特別な加工を施すことなく、ボルトをボルト
挿通孔に容易に貫通させることができ、しかも貫通され
たボルトにナットを容易に嵌め合わせることのできる竪
樋支持具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る竪樋支持具は、竪樋を抱持するバン
ド本体の一対の取付片部の一方には、ボルト挿通孔を形
成すると共に、他方には、上記ボルト挿通孔に向けてボ
ルトが一体的に突設されて成り、上記一対の取付片部で
足部材を挟み込み、上記ボルトを、上記足部材の長孔を
通じてボルト挿通孔に貫通させ、これにナットを締め付
けて上記竪樋を抱持支承する構造の竪樋支持具におい
て、上記ボルトの先端には、その螺子部よりも小径な差
込ガイド部を形成したことを特徴とする。
【0009】ここで、「一体的に」とは、ボルトが完全
に固定されたもの、ボルトが抜けないように貫通され
て、緩やかに取付されているものの双方を含む意味であ
る。
【0010】このものでは、取付片部の他方に突設され
たボルトを、足部材の長孔を通じて一方のボルト挿通孔
に貫通する際、差込ガイド部がボルト全体を誘導しなが
ら上記長孔及びボルト挿通孔に貫通された後、これにナ
ットを締め付ける。
【0011】そのため、ボルト挿通孔を大きく形成した
り、或いは横長状に形成する等の加工を施す必要はな
く、ボルトを長孔及びボルト挿通孔にスムーズ且つ容易
に貫通させることができる。
【0012】しかも、貫通されたボルトの先端には、差
込ガイド部が突設されるため、この差込ガイド部にナッ
トを嵌挿するだけで、ナットが差込ガイド部に誘導され
てボルトに嵌め合わせできるため、ナットの締め付け作
業もスムーズ且つ容易にできる。
【0013】請求項2に係る竪樋支持具は、請求項1に
おいて、上記ボルトの螺子部先端と、上記差込ガイド部
との境界には、上記ナットが係止される段部を形成した
ことを特徴とする。
【0014】このものでは、ボルトにナットを嵌め合わ
せる際、ナットがボルトに対して略直交された状態で、
段部に一旦係止されるので、ナットを螺子部に対して、
よりスムーズに螺合することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る竪樋支持具A
を図面とともに説明する。
【0016】図1は、本発明に係る竪樋支持具の一実施
例を示す取付状態の分解斜視図である。
【0017】この竪樋支持具Aは、竪樋Tを抱持するバ
ンド本体1の基端に一対の取付片部2、3が延設され、
一方の取付片部2には、円形のボルト挿通孔21を形成
すると共に、他方の取付片部3には、ボルト挿通孔21
に向けてボルト31を一体的に突設している。
【0018】ここで、一体的とは、ボルト31が他方の
取付片部3に対して完全に固着されているもの、或い
は、ボルト31が取付片部3に対して抜けないように貫
通されて、緩やかに取付されているものを意味する。
【0019】図中4は、バンド本体1を建物の壁面等に
固定するための取付部材であり、壁面等に埋設される固
定部41と、これに突設される足部材42とより成り、
この足部材42には、長孔43を形成している。
【0020】また、長孔43に替えて、ボルト挿通孔2
1に重合される開孔(不図示)を形成しても構わない。
【0021】なお、図中5は、ボルト31に螺合される
ナットである。
【0022】本発明は、これらのボルト31の先端に、
その螺子部31aよりも小径な差込ガイド部31bを形
成したことを特徴にしている。
【0023】図2(a)〜(d)は、図1の要部を拡大
した取付状態を示す動作説明図である。
【0024】ここで、図1と共通する部位には、共通の
番号を付し、その説明は省略する。
【0025】以下、これら図1、図2に基づき、本発明
の竪樋支持具Aの施工例を説明する。
【0026】先ず、バンド本体1で竪樋Tを抱持し、こ
の状態で、壁面等に固定された取付部材4の足部材42
を挟むようにして、一対の取付片部2、3を配置する。
【0027】次いで、他方の取付片部3のボルト31
を、足部材42の長孔43に貫通させた後、一対の取付
片部2、3を閉め付けると、ボルト31先端の差込ガイ
ド部31bが、一方の取付片部2のボルト挿通孔21に
貫通される〔図2(a)、(b)ご参照〕。
【0028】更に、一対の取付片部2、3を閉め付ける
と、差込ガイド部31bに誘導されながら、ボルト31
の螺子部31aもボルト挿通孔21にスムーズに貫通さ
れる〔図2(c)ご参照〕。
【0029】この螺子部31aがボルト挿通孔21に貫
通された状態で、ナット5を嵌め合わせて、手指で螺合
すれば、一対の取付片部2、3が離れようとする方向へ
の付勢が規制され、足部材42を挟み込んだ状態で、一
対の取付片部2、3が連結された仮止め状態にできる。
【0030】また、本実施例では、ボルト31の螺子部
31a先端と、差込ガイド部31bとの境界に、ナット
5が係止される段部32を形成しており、ボルト31に
ナット5を嵌め合わせる際、ナット5がボルト31に対
して略直交された状態で、段部32に一旦係止されるの
で、ナット5を螺子部31aに対して、よりスムーズに
螺合することができる。
【0031】そして、この仮止め状態のままで、壁面等
からの竪樋Tの出具合を調節しながら、ナット5を完全
に締め付けすれば、竪樋Tはバンド本体1で抱持支承さ
れ、その施工を終えるである〔図2(d)ご参照〕。
【0032】図3、図4は、本発明に係る竪樋支持具の
他の実施例を示す取付状態の分解斜視図である。
【0033】ここで、図1、図2と共通する部位には、
共通の番号を付し、その説明は省略する。
【0034】これらの竪樋支持具Aは、いずれもバンド
本体1が2つ割の構造にされたものを示しており、図3
の竪樋支持具Aでは、2つ割されたバンド本体1を軸部
材6を用いて蝶番式にした構造のものを示し、図4の竪
樋支持具Aは、図3で示すような軸部材6を使用しない
連結部7によって、2つ割されたバンド本体1を開閉式
にした構造のものを各々示している。
【0035】これらの構造の2つ割されたバンド本体1
による竪樋支持具Aであっても、図1、図2と同様の効
果を発揮することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
【0037】請求項1に係る竪樋支持具によれば、取付
片部の他方に突設されたボルトを、足部材の長孔を通じ
て一方のボルト挿通孔に貫通する際、差込ガイド部がボ
ルト全体を誘導しながら上記長孔及びボルト挿通孔に貫
通されるため、ボルト挿通孔を大きく形成したり、或い
は横長状に形成する等の加工を施す必要はなく、ボルト
を長孔及びボルト挿通孔にスムーズ且つ容易に貫通させ
ることができる。
【0038】しかも、貫通されたボルトの先端には、差
込ガイド部が突設されるため、この差込ガイド部にナッ
トを嵌挿するだけで、ナットが差込ガイド部に誘導され
てボルトに嵌め合わせできるため、ナットの締め付け作
業もスムーズ且つ容易にできる。
【0039】請求項2に係る竪樋支持具によれば、ボル
トにナットを嵌め合わせる際、ナットがボルトに対して
略直交された状態で、段部に一旦係止されるので、ナッ
トを螺子部に対して、よりスムーズに螺合することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る竪樋支持具の一実施例を示す取付
状態の分解斜視図
【図2】(a)〜(d)は、図1の要部を拡大した取付
状態を示す動作説明図
【図3】本発明に係る竪樋支持具の他の実施例(蝶番
式)を示す取付状態の分解斜視図
【図4】本発明に係る竪樋支持具の他の実施例(開閉
式)を示す取付状態の分解斜視図
【図5】従来の竪樋支持具の取付状態を示す分解斜視図
【符号の説明】
A 竪樋支持具 T 竪樋 1 バンド本体 2 一方の取付片部 21 ボルト挿通孔 3 他方の取付片部 31 ボルト 31a 螺子部 31b 差込ガイド部 32 段部 42 足部材 43 長孔 5 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竪樋を抱持するバンド本体の一対の取付片
    部の一方には、ボルト挿通孔を形成すると共に、他方に
    は、上記ボルト挿通孔に向けてボルトが一体的に突設さ
    れて成り、上記一対の取付片部で足部材を挟み込み、上
    記ボルトを、上記足部材の長孔を通じてボルト挿通孔に
    貫通させ、これにナットを締め付けて上記竪樋を抱持支
    承する構造の竪樋支持具において、 上記ボルトの先端には、その螺子部よりも小径な差込ガ
    イド部を形成したことを特徴とする竪樋支持具。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記ボルトの螺子部先端と、上記差込ガイド部との境界
    には、上記ナットが係止される段部を形成したことを特
    徴とする竪樋支持具。
JP2002129235A 2002-04-30 2002-04-30 竪樋支持具 Pending JP2003321909A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014058848A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Hiroshima Kanagu Seisakusho:Kk 竪樋支持金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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