JPH09316144A - 共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物 - Google Patents

共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物

Info

Publication number
JPH09316144A
JPH09316144A JP13546096A JP13546096A JPH09316144A JP H09316144 A JPH09316144 A JP H09316144A JP 13546096 A JP13546096 A JP 13546096A JP 13546096 A JP13546096 A JP 13546096A JP H09316144 A JPH09316144 A JP H09316144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
copolymer
general formula
acid
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13546096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiyoshi Naniwa
公義 浪波
Yutaka Nakahara
豊 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP13546096A priority Critical patent/JPH09316144A/ja
Publication of JPH09316144A publication Critical patent/JPH09316144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煤煙や排気ガスによる汚染を受け付けない優
れた塗料を提供する。 【解決手段】 一般式(1): 【化1】 の単量体成分及びフルオロオレフィンを含有する共重合
体及びこれを使用する水性塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも界面活
性能を有する特定の化合物及びフルオロオレフィンを単
量体成分として含有する共重合体に関するものである。
又、本発明は、該共重合体を水に分散させた水性分散体
に関し、更に又本発明は、該水性分散体及び顔料を成分
とする水性塗料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車や建築物の壁面の汚れは、交通量
の少ない田園地帯では無機系成分が多く、雨水で洗い落
とされることにより除去され易いので問題となることは
少ない。しかし、自動車の多い大都市周辺では、煤煙や
排気ガスによる有機系の汚れが建築物の壁面に付着し易
く、これが雨水によって壁面上を運搬されてスジ状に定
着したいわゆる雨筋汚れが大きな問題となっている。こ
うした有機系、即ち親油性の汚れ物質の付着を防止する
ため、従来から撥水・撥油性の高いシリコン系塗料やフ
ッ素系塗料が使われてきた。
【0003】しかし、こうした塗料は撥油性が高いので
有機系の汚れの付着は防げるものの、撥水性が高いた
め、雨水はスジ状に流れ、汚れが付着するとやはり雨筋
汚れができてしまうことにかわりはなかった。このた
め、塗膜表面を親水性にして雨水を塗膜になじませるこ
とにより雨水がスジ状に流れることを防止し、雨水によ
るウォーターカーテンにより汚れを流し落とすべく、塗
料成分の試行がなされている。特に、フッ素系塗料はシ
リコン系塗料より化学的に安定で、耐候性に優れている
ため、検討が進んでおり、さまざまな提案がなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、クロロトリフ
ルオロエチレン、シクロヘキシルビニルエーテル及びヒ
ドロキシアルキルビニルエーテルからなる含フッ素重合
体(特開昭57−34107号公報)や、クロロトリフ
ルオロエチレン、脂肪族ビニルエステル及びヒドロキシ
基含有アリルエーテルからなる含フッ素重合体(特開昭
61−57609号公報)等では、有機溶剤型塗料用の
含フッ素重合体が提案されている。しかし、このような
有機溶剤型塗料は塗工及び硬化が容易で光沢の良い塗膜
が得られるが、有機溶剤を多量に使用するため人体に有
害であり、環境汚染の問題があり現在では使用しにくく
なっている。そこで水性の含フッ素樹脂塗料が求められ
ている。
【0005】水性の含フッ素樹脂塗料についても、既に
幾つかの提案がされている。特開平2−225550号
公報ではフルオロオレフィン、ポリオキシエチレン基含
有マクロモノマー及びヒドロキシ基含有モノマー類を乳
化重合により共重合することにより、乳化重合用乳化剤
を添加しなくても保存安定性の良好な水性分散体が得ら
れることが開示されている。しかし、乳化重合時、特に
重合の初期段階において重合安定が乏しいため凝集物量
が多くなるという難点がある。又、実用的には保存安定
性にも乏しい。
【0006】又、特開平6−256614号公報には、
炭素数6〜24の炭化水素基を有する種々の反応性乳化
剤と、フルオロオレフィンを単量体として共重合するこ
とにより、長期の安定性に優れた水性分散体が得られる
旨開示されている。しかし、これらの乳化剤は乳化安定
性やフルオロオレフィンとの反応性が低いため、重合初
期の凝集物量が多く、長期の使用においては耐汚染性の
持続に劣るという問題があった。
【0007】
【課題を解決する手段】そこで発明者らは鋭意検討し、
界面活性能を有する特定の化合物をフルオロオレフィン
類と共重合させることにより、耐候性、耐汚染性に優れ
る塗料に好適な共重合体を得ることができる旨の知見を
得、本発明を完成させた。即ち、本発明は、少なくと
も、一般式(1)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R1及びR2は水素原子又はメチル
基を表わし、R3は−(CH2)m−、又は
【0010】
【化5】
【0011】で表される基を表し、R4及びR5は炭化水
素基を表し、Xは水素原子又は親水基を表わし、Yは水
素原子、水素原子がフッ素原子で置換されていてもよい
炭化水素基又はO−(R6−O)c−R7で表される基を
表す。R6は炭化水素基を表わし、R7は水素原子がフ
ッ素原子で置換されていてもよい、炭化水素基又はアシ
ル基を表わし、a、b及びcは0又は1〜1000の数
を表わし、m及びnは0又は1〜20の数を表す。)で
表わされる化合物及びフルオロオレフィンを単量体成分
として含有する共重合体である。又、本発明は該共重合
体を、水に分散させた水性分散体である。又、本発明は
該水性分散体及び顔料を成分とする水性塗料組成物であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の共重合体の単量体成分の
1つは、前記一般式(1)で表される化合物である。R
1及びR2は水素原子又はメチル基を表わす。R3は−
(CH2)m−、又は
【0013】
【化6】
【0014】で表される基を表し、m及びnは0又は1
〜20の数を表す。すなわち、一般式(1)で表される
化合物は、重合性置換基として例えばビニル基、メチル
ビニル基、プロペニル基、アリル基、メタリル基、アク
リル基、メタクリル基、クロトン酸エステル残基、クロ
トンエーテル残基、α−不飽和カルボン酸残基、α−オ
レフィンオキシド残基、β−不飽和カルボン酸残基、β
−オレフィンオキシド残基等を有する化合物である。
【0015】Yは水素原子又は水素原子がフッ素原子で
置換されていてもよい炭化水素基を表わす。炭化水素基
としては例えば、例えば、アルキル基、アルケニル基、
アリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基等
が挙げられる。アルキル基としては例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
ターシャリブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペン
チル、ターシャリペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、ミリスチ
ル、パルミチル、ステアリル、イコシル、ドコシル、テ
トラコシル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル、
2−ドデシルヘキサデシル、2−テトラデシルオクタデ
シル、モノメチル分岐−イソステアリル等が挙げられ
る。アルケニル基としては例えば、ビニル、アリル、プ
ロペニル、イソプロペニル、ブテニル、イソブテニル、
ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニ
ル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、
ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられ
る。
【0016】アリール基としては例えば、フェニル、ト
ルイル、キシリル、クメニル、メシチル、ベンジル、フ
ェネチル、スチリル、シンナミル、ベンズヒドリル、ト
リチル、エチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフ
ェニル、ペンチルフェニル、ヘキシルフェニル、ヘプチ
ルフェニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、デシ
ルフェニル、ウンデシルフェニル、ドデシルフェニル、
スチレン化フェニル、p−クミルフェニル、α−ナフチ
ル、β−ナフチル基等が挙げられる。シクロアルキル
基、シクロアルケニル基としては例えば、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、メチルシクロペ
ンチル、メチルシクロヘキシル、メチルシクロヘプチ
ル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプ
テニル、メチルシクロペンテニル、メチルシクロヘキセ
ニル、メチルシクロヘプテニル基等が挙げられる。又、
上記の炭化水素基の1つ以上の水素原子がフッ素原子で
置換されていてもよい。上記のなかでも、炭素数6〜3
6のアルキル基、アルケニル基、アリール基が安定した
疎水性を得る上で好ましい。
【0017】又、Yは−O−(R6−O)c−R7で表わ
される基でもよい。R7は水素原子がフッ素原子で置換
されていてもよい炭化水素基又はアシル基である。炭化
水素基としては前述の基が例示できる。アシル基として
は、前述の炭化水素基の結合末端にカルボニル基が結合
した基が挙げられる。例えば、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、ピバリル、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイ
ル、ステアロイル、アクリロイル、プロピオロイル、メ
タクロイル、クロトノイル、オレイロイル、ベンゾイ
ル、フタロイル、スクシニル等が挙げられる。アシル基
として好ましいものはオレイロイル基である。R4、R5
及びR6は1種又は2種以上の炭化水素基であればよ
く、直鎖、分岐鎖、環式、飽和、不飽和にかかわらない
が、好ましくは炭素数2〜4のアルキレン基又はスチレ
ンオキサイド残基(フェニルエチレン基)である。例え
ばエチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、ス
チレンオキサイド残基等である。R4、R5及びR6は互
いに同一であっても異なってもよい。
【0018】一般式(1)の(R4−O)a、(R5
O)b 及び(R6−O)c 部は、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピクロ
ルヒドリン等のアルキレンオキサイド、スチレンオキサ
イド等を付加重合することにより得ることができる。
又、付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサ
イド等により、R4、R5及びR6が決定され、付加させ
るアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等は単独
重合、2種類以上のランダム重合、ブロック重合又はラ
ンダム/ブロック重合であってよい。付加の方法は公知
の方法であってよい。R4、R5及びR6はエチレン基が
好ましく、2種以上のアルキレンオキサイド、スチレン
オキサイド等を用いる場合は、共重合体に親水性を十分
付与するため、その1種はエチレンオキサイドを用いる
ことが好ましい。
【0019】又、重合度a、b及びcは0〜1000で
あり、bは好ましくは0〜500、さらに好ましくは0
〜100、より好ましくは5〜50、a及びcは0が好
ましい。a、b及びcは同一であっても異なってもよ
い。一般式(1)において、Xは水素原子(水酸基)又
は親水基を表す。親水基としては例えば、−SO3M、
−R8−COOM、−PO32、−PO3H又は−CO−
9−COOM等が挙げられる。上記の親水基を表す式
中、Mは水素原子、リチウム、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属原子、マグネシウム、カルシウム等のア
ルカリ土類金属原子(但し、アルカリ土類金属原子は通
常2価であるから、1/2)、アンモニアの4級アンモ
ニウム、モノメチルアミン、ジプロピルアミン等のアル
キルアミンの4級アンモニウム又はモノエタノ−ルアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のア
ルカノールアミンの4級アンモニウムを表わす。
【0020】R8はメチレン、エチレン、プロピレン、
ブチレン、ペンテン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン
等のアルキレン基を表わす。なかでも原料の都合から、
メチレン、エチレン、プロピレン等の炭素数1〜3のア
ルキレン基が好ましい。R9は、二塩基酸又はその無水
物の残基である。二塩基酸としては、例えばシュウ酸、
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデ
カン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカ
ン二酸等の飽和脂肪族ジカルボン酸、シクロペンタンジ
カルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルヘキサヒド
ロフタル酸等の飽和脂環族ジカルボン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、トリレンジカルボン酸、キ
シリレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン
酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸、テトラヒドロフタル
酸、メチルテトラヒドロフタル酸、ナジック酸(エンド
メチレンテトラヒドロフタル酸)、メチルナジック酸、
メチルブテニルテトラヒドロフタル酸、メチルペンテニ
ルテトラヒドロフタル酸等の不飽和脂環族ジカルボン酸
等が挙げられる。これらは無水物の形で用いられてもよ
い。
【0021】一般式(1)で表される化合物の製造方法
は公知であるが、例えば、特公平5−75001号公
報、特公平5−75002号公報、特開昭63−319
035号公報、特開平7−18010号公報記載の方法
等により製造することができる。
【0022】本発明の共重合体の単量体成分であるフル
オロオレフィンは、不飽和結合を形成する炭素原子に1
つ以上のフッ素原子が結合している化合物であれば特に
限定されない。例えば、フッ化ビニル、フッ化ビニリデ
ン、クロロフルオロエチレン、クロロジフルオロエチレ
ン、ジクロロフルオロエチレン、ジクロロジフルオロエ
チレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエ
チレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロプロピ
レン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフルオロプロ
ピレン等が挙げられ、これらのうちでもヘキサフルオロ
プロピレン、クロロトリフルオロエチレン、フッ化ビニ
リデンが、共重合体を製造する重合時の反応制御の面か
ら好ましい。
【0023】本発明の共重合体には、前記の2種に加
え、一般式(2)で表される化合物を単量体成分として
含有してもよい。一般式(2)で表される化合物は一般
には親水性マクロモノマーと称される化合物である。一
般式(2)において、R10及びR11は水素原子又はメチ
ル基、R12はメチレン基又はカルボニル基を表す。すな
わち、一般式(2)で表される化合物は、重合性置換基
として例えばビニル基、アリル基、1−プロペニル基、
メタリル基、アクリル基、メタクリル基、クロトン酸残
基、クロトンアルコール残基等を有する。R13は、
4、R5及びR6と同様、炭素数2〜4のアルキレン基
又はスチレンオキサイド残基(フェニルエチレン基)が
好ましい。一般式(2)の化合物の単量体成分は、(メ
タ)アリルアルコール、(メタ)アクリル酸等に公知の
方法でアルキレンオキサイド等を付加させることにより
得ることができる。
【0024】又、本発明の共重合体は、一般式(1)の
化合物の単量体成分及びフルオロオレフィンに加え、あ
るいは一般式(1)の化合物の単量体成分、フルオロオ
レフィン及び一般式(2)の化合物の単量体成分に加
え、分子内に重合性炭素−炭素2重結合を有する化合物
を単量体成分として含有することができる。分子内に重
合性炭素−炭素2重結合を有する化合物とは、例えば一
般式(2)においてR12が存在しない化合物、すなわち
ポリオキシアルキレンビニルエーテル類や、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、(メタ)ア
クリル酸ビニル、メチルビニルエーテル、エチルビニル
エーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、フェニルビ
ニルエーテル、メトキシブタジエン、メチルビニルケト
ン、エチルビニルケトン、プロピルビニルケトン、フェ
ニルビニルケトン、ジビニルフタレート、アリルアセテ
ート、ジアリルフタレート等のビニル又はアリル化合
物、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸
グリシジル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシブチル、(メタ)アクリロニトリル、
(メタ)アクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド
等のアクリル化合物、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキサン、1−ヘプテン、1−
オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、
1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、ブ
タジエン、イソプレン等の脂肪族不飽和化合物、スチレ
ン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、ビニルトル
エン等の芳香族ビニル化合物、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、クロロプレン等のハロゲン化オレフィン化合物、
無水マレイン酸、マレイン酸エステル類、イタコン酸、
イタコン酸エステル類、クロトン酸、クロトン酸エステ
ル等の不飽和カルボン酸又はそのエステル類等が挙げら
れる。
【0025】本発明の共重合体の重合方法は特に限定さ
れない。すなわち、一般式(1)で表される化合物及び
フルオロオレフィン、更に必要に応じて一般式(2)で
表される化合物、分子内に重合性炭素−炭素2重結合を
有する化合物、又はその他の重合性化合物を単量体成分
として、公知の方法で重合させればよい。重合条件は特
に限定されず、塊状重合、溶液重合、乳化重合又は懸濁
重合等のいずれでもよいが、乳化重合又は懸濁重合が好
ましい。使用できる重合開始剤は、例えば過酸化水素、
過硫酸アンモニウム、ラウロイルパーオキサイド、過硫
酸ナトリウム、過硫酸カリウム、アゾビスイソブチロニ
トリル、ベンゾイルパーオキサイド、クメンヒドロパー
オキサイド等が挙げられる。又、亜硫酸塩とパーオキサ
イド化合物、過酸化水素とFe2+塩等のレドックス開始
剤等も使用できる。又、重合促進剤としては、亜硫酸水
素ナトリウム、硫酸第一鉄アンモニウム等が挙げられ
る。重合調節剤としては、例えばドデシルメルカプタン
等を加えることができる。重合時の温度はポリマーによ
り異なるが、一般に室温〜200℃程度である。又、乳
化重合の場合には、例えばドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、ラウリル硫酸エステルナトリウム、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリアルキレ
ングリコールモノアルキルエーテル等の公知の乳化重合
用乳化剤を加えることができる。
【0026】又、重合の際に媒体を必要に応じて加える
ことができる。例えば、水、メタノール、2−プロパノ
ール、アセトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシド、塩化亜鉛水溶液等が
挙げられる。本発明の共重合体は、水に分散させてエマ
ルジョンとし、更に顔料を加えて水性塗料組成物として
使用することができる。又、本発明の共重合体を乳化重
合等水性媒体中で製造した場合は、特に本発明の共重合
体を媒体から分離することなく、そのまま共重合体エマ
ルジョンとして適当な用途、例えば水性塗料に使用して
よい。顔料としては例えば、酸化チタン、マイカ、タル
ク、クレー、沈降性硫酸バリウム、シリカ末、炭酸カル
シウム、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミ末、カーボンブラッ
ク、フタロシアニン等が挙げられる。又、その他の添加
剤、例えば、分散剤、消泡剤、増粘剤、湿潤剤、チクソ
化剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、撥水剤、凍結防止
剤、防腐剤、熱安定剤、レベリング剤、滑剤、ゲル化防
止剤、可塑剤、ハジキ防止剤、造膜剤、造膜助剤等を含
んでもよい。
【0027】本発明の水性塗料組成物は、コンクリー
ト、壁材、屋根材、金属板等のような一般建築用基材な
らば特に制限なく使用できる。又、塗工方法もはけ塗
り、ローラー塗装、スプレー塗装、ロールコーター塗装
又はシャワリング塗装等特に限定されない。又、基材上
に本発明の水性塗料組成物を直接一回塗工しても、重ね
塗りしてもよく、又、アクリル系、アクリル−スチレン
系、アクリル−ウレタン系、シリコン−アクリル系、エ
ポキシ系、ウレタン系又はシリコン系等のバインダーを
下塗りとしたその上にトップコートとして塗工するので
あってもよい。本発明の共重合体は、乳化重合用乳化剤
としての機能も有する一般式(1)で表される化合物を
単量体としているため、製造の際の重合初期の凝集物量
が少なく、従って一般式(1)で表される化合物が共重
合体中に多量に取り込まれることによって、共重合体に
十分な親水性を付与することができる。又、本発明の共
重合体を塗料として使用した場合に塗膜に親水性を十分
付与することができ、長期の耐汚染性に優れる水性塗料
を得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。以下の方法により一般式(1)に該当する化合物
を製造した。 (合成例1)3リットルの撹拌機付き耐圧反応容器にビ
ニルグリシジルエーテル100g(1モル)、ノニルフ
ェノール220g(1モル)及び水酸化ナトリウム2g
(0.05モル)を仕込み、窒素雰囲気下、100℃で
3時間撹拌した。この後、120℃でエチレンオキシド
800g(20モル)を5時間かけて圧送後、3時間撹
拌して化合物Aを得た。
【0029】(合成例2)3リットルの撹拌機付き耐圧
反応容器にアリルグリシジルエーテル114g(1モ
ル)、t−オクチルフェノール206g(1モル)及び
水酸化ナトリウム2g(0.05モル)を仕込み、窒素
雰囲気下、100℃で3時間撹拌した。この後、120
℃でプロピレンオキシド174g(3モル)とエチレン
オキシド660g(15モル)の混合物を5時間かけて
圧送後、3時間撹拌し、更に150℃で10時間撹拌し
てアリル基をプロペニル基に転移させ化合物Bを得た。
【0030】(合成例3)3リットルの撹拌機付き耐圧
反応容器にアリルグリシジルエーテル114g(1モ
ル)、ノニルフェノール220g(1モル)及び水酸化
ナトリウム2g(0.05モル)を仕込み、窒素雰囲気
下、100℃で3時間撹拌した。この後、120℃でエ
チレンオキシド440g(10モル)を5時間かけて圧
送後、3時間撹拌した。その後100℃に冷却し、スル
ファミン酸100g(1.03モル)を加え5時間撹拌
して化合物Cを得た。
【0031】(合成例4)3リットルの撹拌機付き耐圧
反応容器に10−ウンデセン酸184g(1モル)、ブ
チレンオキシド72g(1モル)及び水酸化ナトリウム
2g(0.05モル)を仕込み、窒素雰囲気下、100
℃で3時間撹拌した。この後、120℃でエチレンオキ
シド440g(10モル)を5時間かけて圧送後、3時
間撹拌した。その後100℃に冷却し、スルファミン酸
100g(1.03モル)を加え5時間撹拌して化合物
Dを得た。
【0032】(合成例5)3リットルの撹拌機付き耐圧
容器にメタリルグリシジルエステル142g(1モ
ル)、p−クミルフェノール212g(1モル)及び水
酸化ナトリウム2g(0.05モル)を仕込み、窒素雰
囲気下、100℃で3時間撹拌した。この後、120℃
でエチレンオキシド440g(10モル)を5時間かけ
て圧送後、3時間撹拌した。その後60℃に冷却し、無
水フタル酸148g(1モル)を加え2時間撹拌後、水
酸化カリウムで中和して化合物Eを得た。
【0033】(合成例6)3リットルの撹拌機付き耐圧
容器にアリルグリシジルエーテル114g(1モル)、
2−(パーフルオロオクチル)エタノール420g(1
モル)及び水酸化ナトリウム2g(0.05モル)を仕
込み、窒素雰囲気下、100℃で3時間撹拌した。この
後、120℃でブチレンオキシド216g(3モル)を
1時間かけて圧送後、1時間撹拌した。その後エチレン
オキシド660g(15モル)を5時間かけて圧送しそ
の後3時間撹拌した。その後60℃に冷却して水酸化ナ
トリウム40g(1モル)を加えて減圧し、10mmH
g以下になってから100℃で3時間撹拌した。この
後、モノクロロ酢酸ナトリウム123g(1.05モ
ル)を加え2時間撹拌して化合物Fを得た。
【0034】(合成例7)3リットルの撹拌機付き耐圧
容器に炭素数16のα−オレフィンオキシド240g
(1モル)、クロトン酸70g(1モル)及び水酸化ナ
トリウム2g(0.05モル)を仕込み、窒素雰囲気
下、100℃で3時間撹拌した。この後、120℃でス
チレンオキシド120g(3モル)を1時間かけて圧送
後、5時間撹拌した。その後エチレンオキシド660g
(15モル)を5時間かけて圧送し3時間撹拌し、生成
した塩をろ過して化合物Gを得た。
【0035】(合成例8)1リットルの撹拌機付きガラ
ス製反応容器にブチルグリシジルエーテル130g(2
モル)、10−ウンデセン−1−オール170g(2モ
ル)及び水酸化ナトリウム4g(0.1モル)を仕込
み、窒素雰囲気下、100℃で3時間撹拌した。この
後、40℃に冷却し、五酸化二リン142g(1モル)
を5時間かけて添加後、80℃で3時間撹拌し、水酸化
ナトリウムで中和して化合物Hを得た。上記合成例で合
成された化合物は、以下に列記するとおりである。な
お、以下の表記のうち、略号はそれぞれ次の内容を表
す。
【0036】
【化7】
【0037】
【化8】
【0038】
【化9】
【0039】(共重合体の合成)1リットルの撹拌機付
き耐圧反応容器に上記化合物(A)15g、エチルビニ
ルエーテル35g、2−ヒドロキシエチルアリルエーテ
ル30g、下記のマクロモノマー50g、炭酸カリウム
0.60g、亜硫酸水素ナトリウム0.05g及び過硫酸
アンモニウム0.25gを仕込み、撹拌しながら氷冷し
て10mmHgまで減圧して溶存酸素を除いた。その後
クロロトリフルオロエチレン120gを仕込み、30℃
で12時間反応させ、本発明の共重合体のエマルジョン
を得た。なお、用いたマクロモノマーの構造は以下のと
おりである。 CH2=CH−CH2−O−(EO)10−H 以下、同様にして表1の配合にて本発明の共重合体のエ
マルジョン、及び表2の配合にて比較品の共重合体のエ
マルジョンを得た。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】(実施例1)上記で得られた共重合体のエ
マルジョンについて、凝集物量の測定及び機械安定性試
験を行なった。試験法は以下のとおり。 (凝集物量)反応後の上記エマルジョンを325メッシ
ュのステンレス製金網でろ過後十分水洗し、ろ過残を1
20℃で2時間乾燥した後重量を測定し、エマルジョン
の固形分に対する重量比で表した。 (機械安定性)上記エマルジョン50gをマーロン式試
験機で圧力10kg/cm2、撹拌速度1000rp
s、5分間の条件下撹拌し、撹拌後のエマルジョンを1
00メッシュのステンレス製金網でろ過後十分水洗し、
ろ過残を十分水洗した後120℃で2時間乾燥した後重
量を測定し、エマルジョンの固形分に対する重量比で表
した。結果を以下に示す。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】上記の表3及び表4の対比から判るよう
に、本発明の共重合体のエマルジョンは、機械的撹拌下
におかれた後でも、凝集物の生成が少なく、安定性に優
れている。
【0046】(実施例2)以下の組成にて水性塗料組成
物を得た。酸化チタン(TCR−10、東邦化学製)1
00重量部、水道水25重量部、消泡剤(アデカネート
B−940、旭電化工業製)0.8重量部及び分散剤
(アデカコールW−304、旭電化工業製)0.4重量
部をボールミルにて15時間混合し、白色の顔料ペース
トを作った。この顔料ペースト50重量部、本発明の共
重合体のエマルジョン100重量部、消泡剤(アデカネ
ートB−940、旭電化工業製)2重量部及び造膜剤
(チッソサイザーCS−12、チッソ製)2重量部をデ
ィスパーで混合し、本発明の水性塗料組成物を得た。上
記配合の水性塗料組成物について、貯蔵安定性試験を行
なった。又、上記水性塗料組成物を、150mm×70
mm×0.8mmのアルミニウム板に塗膜厚さ10ミル
のバーコーターで塗布し、常温で1週間乾燥させたもの
を60°光沢、耐候性、耐汚染性試験に用いた。 (貯蔵安定性)上記水性塗料組成物50gを100ml
ガラス瓶中で50℃恒温槽で50日間放置後、樹脂様物
質の沈降の有無を測定した。 (60°光沢)JIS K−5400に準拠して行なっ
た。 (耐候性)サンシャインウエザーメーターを使用し、塗
装した上記アルミニウム板に紫外線を照射しながら8時
間おきに4時間イオン交換水をスプレーするサイクルを
繰り返し、500時間照射後の60°光沢保持率を測定
した。 (耐汚染性A)塗装した上記アルミニウム板を南に向
け、地面に対して60°の角度に保持して6ヶ月間屋外
暴露し、暴露前後の色差(ΔE:JIS Z−8730
準拠)を測定した。(試験場所:東京都荒川区) (耐汚染性B)塗装した上記アルミニウム板を60℃の
温水に5日間浸漬した後耐汚染性Aと同様の試験を行な
った。以上の結果を以下の表に示す。
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】上記の表5及び表6の対比から判るよう
に、本発明の水性塗料組成物は、貯蔵安定性、60度光
沢、耐候性、耐汚染性に極めて優れている。
【0050】
【発明の効果】本発明においては、界面活性能を有する
特定の化合物及びフルオロオレフィンを単量体成分とす
る共重合体及びその水性分散体を提供し、これらを使用
した塗料組成物は、煤煙や排気ガスによる汚染を受け付
けない優れた塗料を提供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、一般式(1): 【化1】 (式中、R1及びR2は水素原子又はメチル基を表わし、
    3は−(CH2)m−、又は 【化2】 で示される基を表し、R4及びR5は炭化水素基を表し、
    Xは水素原子又は親水基を表わし、Yは水素原子、水素
    原子がフッ素原子で置換されていてもよい炭化水素基又
    は−O−(R6−O)c−R7で表される基を表し、R6
    炭化水素基を表わし、R7は水素原子がフッ素原子で置
    換されていてもよい、炭化水素基又はアシル基を表わ
    し、a、b及びcは0又は1〜1000の数を表わし、
    m及びnは0又は1〜20の数を表す)で表わされる化
    合物、及びフルオロオレフィンを単量体成分として含有
    する共重合体。
  2. 【請求項2】 一般式(1)において、Xが−SO
    3M、−R8−COOM、−PO32、−PO3MH又は
    −CO−R9−COOM(式中、Mは水素原子、アルカ
    リ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、ア
    ルキルアミンのアンモニウム又はアルカノールアミンの
    アンモニウム(但し、アルカリ土類金属原子は1/2)
    を表わし、R8はアルキレン基を表わし、R9は2塩基酸
    又はその無水物の残基を表わす)で表わされる親水基で
    ある請求項1記載の共重合体。
  3. 【請求項3】 一般式(1)において、R4、R5及びR
    6が、互いに同一でも異なってもよい1種又は2種以上
    の炭素数2〜4のアルキレン基、フェニルエチレン基の
    いずれかである請求項1又は2記載の共重合体。
  4. 【請求項4】 下記の一般式(2): 【化3】 (式中、R10及びR11は水素原子又はメチル基、R12
    メチレン基又はカルボニル基、R13は炭化水素基、pは
    1〜1000の数を表す)で表される化合物を更に単量
    体成分として含有する、請求項1乃至3のいずれか1項
    記載の共重合体。
  5. 【請求項5】 一般式(2)で表される化合物以外の、
    分子内に重合性炭素−炭素2重結合を有する化合物を更
    に単量体成分として含有する請求項1乃至4のいずれか
    1項記載の共重合体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の共
    重合体を、水に分散させた水性分散体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の水性分散体及び顔料を成
    分とする水性塗料組成物。
JP13546096A 1996-05-29 1996-05-29 共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物 Pending JPH09316144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13546096A JPH09316144A (ja) 1996-05-29 1996-05-29 共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13546096A JPH09316144A (ja) 1996-05-29 1996-05-29 共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09316144A true JPH09316144A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15152238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13546096A Pending JPH09316144A (ja) 1996-05-29 1996-05-29 共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09316144A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012797A (ja) * 2000-04-27 2002-01-15 Dainippon Ink & Chem Inc 活性エネルギー線硬化性水性塗料組成物、該組成物の硬化塗膜を有する塗装金属材料、製造方法および塗装金属材料の接合方法
JP2008001901A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Bayer Material Science Llc ペンダントアクリレート−及び/又はメタクリレート含有ポリエーテルモノオール及びポリオール
US7446233B1 (en) * 1999-06-16 2008-11-04 Kao Corporation Surface modifier

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7446233B1 (en) * 1999-06-16 2008-11-04 Kao Corporation Surface modifier
JP2002012797A (ja) * 2000-04-27 2002-01-15 Dainippon Ink & Chem Inc 活性エネルギー線硬化性水性塗料組成物、該組成物の硬化塗膜を有する塗装金属材料、製造方法および塗装金属材料の接合方法
JP2008001901A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Bayer Material Science Llc ペンダントアクリレート−及び/又はメタクリレート含有ポリエーテルモノオール及びポリオール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1340416C (en) Process for preparing an aqueous dispersion, aqueous dispersion and aqueous coating composition
WO2000061691A1 (fr) Composition a base de resine pour matiere d'enduction aqueuse
JP4522659B2 (ja) 水性低汚染被覆材
JP3883255B2 (ja) 塗料用樹脂改質剤
JPH09316144A (ja) 共重合体、水性分散体及び水性塗料組成物
JPH11217480A (ja) 耐汚染性に優れる硬化性エマルション
WO2017017128A1 (en) Coating compositions
JP2601648B2 (ja) 架橋性樹脂組成物
JP3212696B2 (ja) 水分散型組成物
JP3254503B2 (ja) 水性塗料用組成物
JP2017179322A (ja) 塗料組成物および塗装物品
WO2013180236A1 (ja) 含フッ素ポリマー水性分散液の製造方法
JP3723886B2 (ja) 分散剤
JPH1161028A (ja) 水性含フッ素樹脂塗料用組成物
JP2954600B2 (ja) 水性塗料用組成物
US5726235A (en) Aqueous coating composition and its preparation
JP3390796B2 (ja) 水性分散型組成物、及びその製造方法
JPH1017817A (ja) 耐汚染性に優れた水性塗料用樹脂組成物
JP3355618B2 (ja) 硬化性エマルジョンおよび該エマルジョンからなる被覆剤
JPH07179809A (ja) 含フッ素水性分散液
JP2600550B2 (ja) アニオン電着塗料の製造方法
JPH0362810A (ja) ポリシロキサン含有水分散型樹脂組成物
JPH07268273A (ja) 水性分散液組成物
JPH07268272A (ja) 改良した水性分散液組成物
JP2022059146A (ja) 塗料及び塗膜付き基材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050802