JPH0931220A - プリプレグの製造方法 - Google Patents
プリプレグの製造方法Info
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Abstract
と、無機充填材と非ハロゲン系溶媒を含む樹脂組成物を
基材に含浸させ、加熱乾燥して製造するプリプレグの製
造方法であって、安定して優れた性能の積層板が製造で
きるプリプレグの製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリフェニレンエーテル樹脂、架橋性樹
脂、架橋助剤及び開始剤を含む樹脂成分と、無機充填材
と、非ハロゲン系溶媒を含む樹脂組成物を基材に含浸さ
せ、加熱乾燥して製造するプリプレグの製造方法におい
て、前記樹脂組成物が無機充填材を除く樹脂成分と溶媒
を、一旦35℃以上に加温し、次に冷却して不透明な樹
脂分散液とした後、その樹脂分散液の温度が20〜30
℃の条件で無機充填材を添加し撹拌して得る。
Description
いられるXバンド(8〜12GHz)領域など、いわゆ
る超高周波領域における誘電特性の優れた積層板の製造
に用いられる、プリプレグの製造方法に関するものであ
る。
〜12GHz)領域、いわゆる超高周波領域で使用する
積層板には、優れた高周波特性、特に誘電特性において
優れていることが要求される。
湿度範囲で誘電率及び誘電正接がいずれも一定で、か
つ、望ましくは誘電正接が小さい材料でなければならな
い。従来、このような用途にはポリフェニレンエーテル
樹脂を含む積層板が使用されている。そして、回路の短
小化のために、誘電率が大きくかつ、誘電正接が小さい
材料が必要とされるようになり、誘電率を調整するため
に無機充填材を含有させた、ポリフェニレンエーテル樹
脂系積層板が使用されるようになってきた。
リフェニレンエーテル樹脂等の樹脂成分をトリクロルエ
チレン等の溶媒に溶解した透明な樹脂液を調整し、次い
でこの透明な樹脂液に無機充填材を分散させた樹脂組成
物を作成し、この樹脂組成物を基材に含浸させ、加熱乾
燥してプリプレグを製造し、このプリプレグを加熱積層
成形する方法が一般的であった。
ついてはポリフェニレンエーテル樹脂等の樹脂成分の溶
解性の点で選択の幅が大幅に限定され、具体的には環境
問題の点で好ましくないとされているトリクロルエチレ
ン等のハロゲン系溶媒が使用されており、ハロゲン系溶
媒を用いずに誘電特性等の優れた積層板を製造する方法
が求められている。
に記載されているような樹脂液を加熱保持してプリプレ
グを製造する方法が非ハロゲン系溶媒を使用可能にする
方法の一つとして考えられる。また、発明者らは樹脂組
成物として、ポリフェニレンエーテル樹脂等の樹脂成分
及び非ハロゲン系溶媒を含む液を一旦35℃以上に加熱
して混合した後、冷却して、不透明な樹脂成分の分散液
とし、次いで、この樹脂成分の分散液に無機充填材を添
加してなる樹脂組成物を用いる方法を検討し、この方法
であれば、非ハロゲン系溶媒を使用して、かつ、樹脂液
を加熱保持してプリプレグを製造することを必須条件と
せずに、外観の良好なプリプレグが得られ、その結果、
優れた性能の積層板が製造できることを見いだした(特
願平7−32045号)。
系溶媒を使用して樹脂組成物を作成する場合、その製造
条件によっては樹脂組成物の粘度が不安定となり、樹脂
成分の基材への密着状態や積層板の電気特性が大きく変
動し、安定して優れた性質を有する積層板を製造できな
い場合があることが判明した。
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、ポリフェニレンエーテル樹脂を含む樹脂成分と、
無機充填材と非ハロゲン系溶媒を含む樹脂組成物を基材
に含浸させ、加熱乾燥して製造するプリプレグの製造方
法であって、基材と付着樹脂の密着性の良好なプリプレ
グが安定して得られ、その結果、安定して優れた性能の
積層板が製造できるプリプレグの製造方法を提供するこ
とにある。
プリプレグの製造方法は、ポリフェニレンエーテル樹
脂、下記(a)の架橋性樹脂、下記(b)の架橋助剤及
び開始剤を含む樹脂成分と、無機充填材と、非ハロゲン
系溶媒を含む樹脂組成物を基材に含浸させ、加熱乾燥し
て製造するプリプレグの製造方法において、樹脂組成物
が無機充填材を除く樹脂成分と溶媒を、一旦35℃以上
に加温し、次に冷却して不透明な樹脂分散液とした後、
その樹脂分散液の温度が20〜30℃の条件で無機充填
材を添加し撹拌して得られる樹脂組成物であることを特
徴とする。 (a)1,2−ポリブタジエン、1,4−ポリブタジエ
ン、スチレンブタジエン、マレイン変性1,2−ポリブ
タジエン、アクリル変性1,2−ポリブタジエン、エポ
キシ変性1,2−ポリブタジエン及びゴム類からなる群
の中から選ばれた少なくとも1種。 (b)エステルアクリレート類、エポキシアクリレート
類、ウレタンアクリレート類、エーテルアクリレート
類、メラミンアクリレート類、アルキドアクリレート
類、シリコンアクリレート類、トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレ
ート、ビニルトルエン、エチルビニルベンゼン、スチレ
ン、ポリパラメチルスチレン及び多官能エポキシ類から
なる群の中から選ばれた少なくとも1種。
方法は、請求項1記載のプリプレグの製造方法におい
て、無機充填材を添加し撹拌するときの撹拌方法が、撹
拌羽根を使用して撹拌し、その剪断速度が10〜100
[1/秒]であることを特徴とする。
方法は、請求項1又は請求項2記載のプリプレグの製造
方法において、ポリフェニレンエーテル樹脂、前記
(a)の架橋性樹脂、及び前記(b)の架橋助剤の合計
100重量部に対し、無機充填材を1〜300重量部含
むことを特徴とする。
方法は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の
プリプレグの製造方法において、無機充填材が二酸化チ
タン系セラミック、チタン酸バリウム系セラミック、チ
タン酸鉛系セラミック、チタン酸ストロンチウム系セラ
ミック、チタン酸カルシウム系セラミック、チタン酸ビ
スマス系セラミック、チタン酸マグネシウム系セラミッ
ク、及びジルコン酸鉛系セラミックからなる群の中から
選ばれた少なくとも1種のセラミックであることを特徴
とする。
リフェニレンエーテル樹脂(以下PPEと記す)は、別
名ポリフェニレンオキサイド樹脂とも呼ばれ、例えば下
記の式化1で表されるものである。
〜3の炭化水素基を表し、各Rは同じであってもよく、
異なっていても良い。また、nは繰り返し数を表す正数
である。
メチル−1,4−フェニレンオキサイド)が挙げられ
る。このようなPPEは、例えば、USP405956
8号明細書に開示されている方法で合成することができ
る。特に限定するものではないが、例えば、重量平均分
子量が約5万、重量平均分子量/数平均分子量=4.2
のポリマーが好ましく使用される。
記(a)のものが使用され、架橋助剤としては上記
(b)のものが使用される。なお、架橋助剤としては上
記(b)中のトリアリルシアヌレート又はトリアリルイ
ソシアヌレートが、PPEと相溶性が良く、架橋性、耐
熱性及び誘電特性の面で好ましい。
ルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ−t−ブチルパーオキシヘキシン−3、2,
5−ジ−t−ブチルパーオキシヘキサン、α,α’−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼ
ン[1,4(又は1,3)−ビス(t−ブチルパーオキ
シイソプロピル)ベンゼンともいう。]などの過酸化物
が挙げられる。また、過酸化物ではないが市販の開始剤
である日本油脂(株)製の商品名「ビスクミル」(1分
半減期温度330℃)を使用することもできる。
ものではないが、PPE20〜90重量%、架橋性樹脂
5〜60重量%、架橋助剤1〜50重量%の割合とする
ことが好ましい。
は、加熱等の手段により除去できる溶媒であり、具体的
には、特に限定するものではないが、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ケトン類、アルコール類等が挙げられ
る。
酸化チタン系セラミック、チタン酸バリウム系セラミッ
ク、チタン酸鉛系セラミック、チタン酸ストロンチウム
系セラミック、チタン酸カルシウム系セラミック、チタ
ン酸ビスマス系セラミック、チタン酸マグネシウム系セ
ラミック、ジルコン酸鉛系セラミック等が挙げられる。
これらは1種に限定されるものではなく、2種以上組み
合わせても良い。無機充填材の粒径は、0.1〜50μ
mであることが望ましく、この範囲を外れると無機充填
材の分散が悪くなり、基材への含浸性が低下する。
密着性を向上させるため、樹脂組成物中にカップリング
剤を添加しても良い。
樹脂及び架橋助剤の合計100重量部に対し、無機充填
材が1〜300重量部の範囲内にあることが、誘電率を
制御する効果が十分に達成され、かつ、外観の良好なプ
リプレグを製造するには望ましい。
各原料を混合撹拌することによって樹脂組成物を得、そ
の樹脂組成物を基材に含浸させ、加熱乾燥して製造す
る。各原料を混合撹拌する場合、ポリフェニレンエーテ
ル樹脂、前記(a)の架橋性樹脂、前記(b)の架橋助
剤、開始剤、及び非ハロゲン系溶媒を含む液を一旦35
℃以上に加温して混合した後、冷却して不透明な樹脂分
散液とする。そして、無機充填材を添加するに当たって
は、樹脂分散液の温度が20〜30℃の条件で撹拌しな
がら添加することが重要であり、温度が20℃未満の場
合は、樹脂組成物中の析出成分が増加するため、樹脂組
成物粘度が上昇してしまい、また、樹脂組成物温度が3
0℃以上の場合は、冷却して作成した樹脂の析出成分が
再融解してしまい、樹脂組成物粘度が上昇する。このよ
うな樹脂組成物は、無機充填材の分散が悪くなり基材へ
の含浸性が大幅に低下する。基材への含浸性が低下する
と、この樹脂から得られたプリプレグは、基材と付着樹
脂の密着が十分でないために、プリプレグの取り扱いの
際、基材からの樹脂剥がれが発生する。このようなプリ
プレグを成形して得られた積層板は、銅箔引き剥がし強
さ、半田耐熱性が劣り、また、誘電率等の電気特性が不
安定な積層板となる。
は、充填材添加時と添加後の撹拌方法が、撹拌羽根を使
用して撹拌し、その剪断速度が10〜100[1/秒]
であることが望ましく、剪断速度が10未満の場合は、
無機充填材の分散が悪くなり、剪断速度が100を越え
る場合は、樹脂組成物中の析出成分の再融解、無機充填
材と析出成分の構造体の粗大化のために、樹脂組成物の
粘度が高くなり、基材への含浸性が低下し、得られたプ
リプレグは、基材と付着樹脂の密着が十分でないため
に、プリプレグの取り扱いの際、基材からの樹脂剥がれ
が発生しやすい。上記剪断速度は、次式より求めること
ができる値である。
転数[rpm]、t:撹拌羽根と反応容器との隙間長さ
[mm] 本発明では、上記樹脂組成物を基材に含浸させ、加熱乾
燥してプリプレグを製造する。基材としては、特には限
定しないが、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル
繊維、ナイロン繊維等の繊維を使用したクロス、マット
もしくは不織布又はクラフト紙、リンター紙等の紙など
を使用することができる。プリプレグの樹脂量は、特に
は限定しないが、30〜60重量%とするのが良好な性
質を得るのに好ましい。
っては、樹脂組成物の温度が20〜30℃の条件で撹拌
後保存されていたこと、及び含浸時の樹脂組成物の温度
が20〜30℃の条件であることが望ましく、温度が2
0℃未満の場合は、樹脂組成物中の析出成分が増加する
ため、樹脂組成物粘度が上昇してしまい、含浸時の粘度
が高い樹脂組成物となり、また、温度が30℃以上の場
合は、樹脂の析出成分が再融解してしまい、樹脂組成物
粘度が上昇し、含浸時の粘度が高い樹脂組成物となる。
このような樹脂組成物は、基材への含浸性が低下し、得
られたプリプレグは、基材と付着樹脂の密着が十分でな
いために、プリプレグの取り扱いの際、基材からの樹脂
剥がれが発生しやすい。
み合わせ、必要に応じて金属箔を組み合わせ、加熱加圧
積層して、積層板を得る。このようにして得られた積層
板は、PPEの特性が損なわれず、誘電特性等の高周波
特性や耐熱性が優れた積層板となる。
材料を使用した。表1に示す原材料は、PPEとしては
日本G.E.プラスチック(株)製、重量平均分子量が
54000のポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニ
レンオキサイド)を使用し、架橋性樹脂としては、スチ
レンブタジエンコポリマー(SBS)を使用し、架橋助
剤としては、トリアリルイソシアヌレート(TAIC)
を使用し、開始剤としてはジクミルパーオキサイド(D
CP)を使用し、無機充填材としては平均粒径0.3μ
mの二酸化チタンを使用し、非ハロゲン系溶媒としては
トルエンを使用した。そして、SBSは旭化成工業
(株)製のアサプレンを、TAICは日本化成(株)製
のものを、二酸化チタンは富士チタン工業(株)製の品
番TR−840を、トルエンは特級試薬を用いた。
50重量部、架橋性樹脂(SBS)を10重量部、架橋
助剤(TAIC)を40重量部、開始剤(DCP)を2
重量部、溶媒(トルエン)を238重量部の配合でセパ
ラブルフラスコに入れ、撹拌しながらオイルバスで80
℃まで加温した。80℃で2時間加温した後、空冷し
て、不透明な樹脂分散液を得た。表1に示す温度の樹脂
分散液に無機充填材である二酸化チタンを200重量部
添加し、表1に示す剪断速度で3時間撹拌して樹脂組成
物を得た。撹拌は、容量2リットル、胴体の内径170
mmのセパラブルフラスコ中で、特殊機化工業(株)製
T.K.ディスパー(羽根直径40mm)により行っ
た。撹拌を停止した後、その樹脂組成物を表1に示す保
存条件で3時間保存し、その後保存した温度で基材に含
浸した。
で25℃で測定することにより評価した。粘度は基材へ
の含浸性より400センチポイズ未満の場合を良好と
し、400センチポイズ以上の場合を不良とした。
mmのEガラスからなるガラスクロスに含浸し、120
℃で3分処理して樹脂含有率66%のプリプレグを得
た。得られたプリプレグについて、基材と付着樹脂の密
着性の評価として取り扱い性を評価し、その結果を表1
に示した。取り扱い性は、200mm角のプリプレグを
2つ折りにし、樹脂の剥がれの有無を評価した。
ね、その両側に厚み18μmの銅箔を重ね合わせ、次い
で210℃、圧力30Kg/cm2で60分圧締して両面
銅張り積層板を得た。得られた両面銅張り積層板の銅箔
引き剥し強さ、PCT半田耐熱性、誘電率、誘電正接を
評価し、その結果を表1に示した。なお、銅箔引き剥し
強さは、10mm×100mmの試験片を用いてクロス
ヘッドスピード50mm/分で測定し、PCT半田耐熱
性は、銅箔をエッチングにより除去した50mm×50
mmの試験片を134℃、3気圧の条件で、1時間処理
した後、260℃の半田槽に1分間フロートし膨れ等の
異常の有無を調べて評価し、誘電率、及び誘電正接は、
米国陸軍検査規格(MIL)の方法により評価した。
に比べ、樹脂組成物の粘度が良好で、また、得られたプ
リプレグの取り扱い性、すなわち基材と付着樹脂の密着
性が優れ、また、得られた積層板の銅箔引き剥がし強
さ、PCT半田耐熱性、誘電率が優れていることが確認
された。
の製造方法によれば、基材と付着樹脂の密着性の良好な
プリプレグが安定して得られ、その結果、銅箔引き剥が
し強さ、半田耐熱性、誘電率等の性能が優れた積層板を
安定して製造することが可能となる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリフェニレンエーテル樹脂、下記
(a)の架橋性樹脂、下記(b)の架橋助剤及び開始剤
を含む樹脂成分と、無機充填材と、非ハロゲン系溶媒を
含む樹脂組成物を基材に含浸させ、加熱乾燥して製造す
るプリプレグの製造方法において、前記樹脂組成物が無
機充填材を除く樹脂成分と溶媒を、一旦35℃以上に加
温し、次に冷却して不透明な樹脂分散液とした後、その
樹脂分散液の温度が20〜30℃の条件で無機充填材を
添加し撹拌して得られる樹脂組成物であることを特徴と
するプリプレグの製造方法。 (a)1,2−ポリブタジエン、1,4−ポリブタジエ
ン、スチレンブタジエン、マレイン変性1,2−ポリブ
タジエン、アクリル変性1,2−ポリブタジエン、エポ
キシ変性1,2−ポリブタジエン及びゴム類からなる群
の中から選ばれた少なくとも1種。 (b)エステルアクリレート類、エポキシアクリレート
類、ウレタンアクリレート類、エーテルアクリレート
類、メラミンアクリレート類、アルキドアクリレート
類、シリコンアクリレート類、トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレ
ート、ビニルトルエン、エチルビニルベンゼン、スチレ
ン、ポリパラメチルスチレン及び多官能エポキシ類から
なる群の中から選ばれた少なくとも1種。 - 【請求項2】 無機充填材を添加し撹拌するときの撹拌
方法が、撹拌羽根を使用して撹拌し、その剪断速度が1
0〜100[1/秒]であることを特徴とする請求項1
記載のプリプレグの製造方法。 - 【請求項3】 ポリフェニレンエーテル樹脂、前記
(a)の架橋性樹脂、及び前記(b)の架橋助剤の合計
100重量部に対し、無機充填材を1〜300重量部含
むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプリプ
レグの製造方法。 - 【請求項4】 無機充填材が二酸化チタン系セラミッ
ク、チタン酸バリウム系セラミック、チタン酸鉛系セラ
ミック、チタン酸ストロンチウム系セラミック、チタン
酸カルシウム系セラミック、チタン酸ビスマス系セラミ
ック、チタン酸マグネシウム系セラミック及びジルコン
酸鉛系セラミックからなる群の中から選ばれた少なくと
も1種のセラミックであることを特徴とする請求項1か
ら請求項3までのいずれかに記載のプリプレグの製造方
法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP18704795A JP3173333B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | プリプレグの製造方法 |
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