JPH09310945A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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Publication number
JPH09310945A
JPH09310945A JP2565697A JP2565697A JPH09310945A JP H09310945 A JPH09310945 A JP H09310945A JP 2565697 A JP2565697 A JP 2565697A JP 2565697 A JP2565697 A JP 2565697A JP H09310945 A JPH09310945 A JP H09310945A
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JP
Japan
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water
ice
water level
ice making
detection device
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Pending
Application number
JP2565697A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Yuasa
治彦 湯浅
Hideyuki Katayanagi
英幸 片柳
Kazuhiro Takahashi
和弘 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2565697A priority Critical patent/JPH09310945A/ja
Publication of JPH09310945A publication Critical patent/JPH09310945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な運
転を極力防止することを目的とした。 【解決手段】 製氷を行なうため、冷却器を配設した製
氷部1と、この製氷部1に製氷用水を供給する貯水タン
ク6と、この貯水タンク6内の水位を検知する水位検知
装置WLSWとを備え、製氷を行なう製氷工程及び氷を
離脱させる離氷工程を繰り返し行なう製氷機Iにおい
て、離氷工程中に前記水位検知装置WLSWが満水を検
知した場合、水位検知装置WLSWが不良であると判断
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯水タンク内の製
氷用水を冷却器に循環して自動製氷を行う製氷機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種製氷機は、例えば実公平4−
52621号公報(F25C1/04)には、冷凍系に
接続する蒸発器を配設した製氷部と、この製氷部に製氷
水を供給する製氷水供給系と、前記製氷部に生成された
氷を離脱させる装置と、前記製氷水供給系における製氷
水貯溜部の水位を検知する水位検知装置とを備える自動
製氷機において、製氷開始後の所定時間内に前記製氷水
貯溜部内の水位が所定水位以下に低下しない場合に、そ
の製氷動作を停止させる保護装置を設けたことを特徴と
する自動製氷機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、水位検知装置自体の不良、例えば断線、コネクタ外
れが発生した場合、製氷水貯溜部内に製氷用水が所定水
位まで貯溜していなくとも満水であると判断して製氷を
開始する問題がある。従って、製氷開始後所定時間を経
過し、製氷水貯溜部内の水位が低下しても、水位検知装
置が製氷水貯溜部内の水位低下を検知できないため、製
氷水の製氷部への供給量が低下し、品質の悪い白濁氷、
虫食い状態の氷を製氷するばかりでなく、無駄な運転を
継続する問題がある。
【0004】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な運転
を極力防止することを目的とした製氷機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
の手段として、請求項1の発明では、製氷を行うため、
冷却器を配設した製氷部と、この製氷部に製氷用水を供
給する貯水タンクと、この貯水タンク内の水位を検知す
る水位検知装置とを備え、製氷を行う製氷工程及び氷を
離脱させる離氷工程を繰り返し行う製氷機において、離
氷工程中に前記水位検知装置が満水を検知した場合、水
位検知装置が不良であると判断する製氷機を提供する。
【0006】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができる。
【0007】また、請求項2の発明では、製氷を行うた
め、冷却器を配設し、下方に開口する製氷室を画成する
製氷部と、該製氷部の製氷室を下方から閉塞する回動可
能な水皿と、前記製氷部に製氷用水を供給する貯水タン
クと、該貯水タンク内の水位を検知する水位検知装置と
を備え、製氷を行う製氷工程及び氷を離脱させる離氷工
程を繰り返し行う製氷機において、
【0008】離氷工程中の水皿上昇開始から所定時間継
続して水位検知装置が満水を検知した場合、水位検知装
置が不良であると判断する製氷機を提供する。
【0009】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができる。
【0010】また、請求項3の発明では、水位検知装置
の不良を判断した場合、当該離氷工程終了後、運転を停
止する保護装置を備える請求項1又は請求項2記載の製
氷機を提供する。この様に、満水であるはずのない場合
に、満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断する
ことができると共に、離氷工程終了後、機器の運転を停
止するため、無駄な製氷工程を行わないものである。
【0011】また、請求項4の発明では、水位検知装置
の不良と判断した場合、当該離氷工程に続く製氷工程
は、予め設定した給水時間に基づいて貯水タンクに給水
動作を行う請求項1乃至請求項3いずれか記載の製氷機
を提供する。
【0012】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができると共に、不良と判断した場合には予め設定した
時間にて給水制御を行い、製氷運転を継続できる。
【0013】また、請求項5の発明では、水位検知装置
が不良でない状態で、貯水タンクへの給水の時間を計測
し、水位検知装置の不良を判断した場合、当該計測時間
に基づいて貯水タンクへの給水動作を行う請求項1乃至
請求項3いずれか記載の製氷機を提供する。
【0014】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができると共に、不良と判断した場合には予め計測して
いた計測時間にて給水制御を行い、製氷運転を継続でき
る。
【0015】また、請求項6の発明では、水位検知装置
が正常に戻った場合、水位検知装置にて貯水タンクへの
給水動作を行う請求項1乃至請求項5記載の製氷機を提
供する。
【0016】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができ、時間にて給水制御を行うと共に、正常に戻った
場合には、再び水位検知装置にて給水制御を行う。
【0017】また、請求項7の発明では、水位検知装置
を不良と判断した場合、警報を発する請求項1乃至請求
項6いずれか記載の製氷機を提供する。
【0018】この様に、水位検知装置が不良である場
合、使用者に不良であることを報知することができる。
【0019】また、請求項8の発明では、保護装置は、
所定時間経過後、再度水位検知装置の良否を検査し、水
位検知装置が正常に戻ったと判断した場合、保護装置を
解除する請求項3乃至請求項7いずれか記載の製氷機を
提供する。
【0020】この様に、水位検知装置が不良であると判
断した場合、機器の運転を一度停止し、所定時間経過
後、再び検査して水位検知装置が正常であれば、水位検
知装置にて給水制御を行う。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は逆セル型製氷機の水皿閉塞
時の側面図、図2は逆セル型製氷機の水皿傾斜開放時の
側面図、図3は本発明を具備する製氷機の回路構成図、
図4は正常時の基本行程のタイムチャート、図5は請求
項1のフローチャート、図6は請求項2のフローチャー
ト、図7は請求項3のフローチャート、図8は請求項4
のフローチャート、図9は請求項5のフローチャート、
図10は請求項6のフローチャート、図11は請求項7
のフローチャート、図12は請求項8のフローチャート
である。
【0022】図1及び図2において、実施の形態の製氷
機Iは所謂逆セル型製氷機と称されるものであり、内部
に下向きに開口した多数の製氷室1Aを有し、その上壁
外面に冷却装置Rの冷却器を備えた製氷部1と、図1の
如き所定の水平閉塞位置において各製氷室1Aを下方か
ら充分余裕をもって閉塞し、表面には各製氷室1Aに対
応する図示しない噴水孔及び戻り孔を形成した水皿5
と、この水皿5に固定され、前記戻り孔に連通する水タ
ンク6と、この水タンク6内の水を送水管7、更に図示
しない分配管を経て前記噴水孔から噴出し、各製氷室1
Aへ循環せしめる循環ポンプ9と、水皿5を傾動及び復
動せしめる正逆回転可能な高減速比の減速モータを含む
駆動装置と、給水電磁弁WVが開いたとき水皿5の表面
に散水する散水器13と、水タンク6の内に設けられた
フロートによって作動し、水タンク6の所定の満水位を
検出する水位検知装置WLSW等にて構成されている。
【0023】また、水皿5の傾動時に排水される水を受
ける排水受10が水タンク6の下方に設けられている。
そして、支持梁15に固定された取付板に支持させた前
記減速モータの出力軸には、相互に逆方向に延出した第
1及び第2のアーム17A及び17Bを有する駆動カム
17を連結し、この駆動カム17の第1のアーム17A
の端部に取り付けたコイルバネ18の他端を水皿5の側
部に連結すると共に、水皿5の後部は回動軸19に支持
させている。
【0024】次に図3に基づいて本発明の製氷機Iの電
気回路を説明する。Kはコントロール基板で、このコン
トロール基板Kには、貯氷検知基板20及び貯氷センサ
21、水位検知装置WLSW、製氷部(ET)センサ2
2、凝縮器(CT)センサ23、水温(WT)センサ2
4、オーバーロードリレー25を介して接続されたコン
プレッサモータCM、操作トランス26、アクチュエー
タスイッチ27、マグネットスイッチMGを介して接続
されたコンプレッサモータCM用スイッチKR1、給水
異常時のダイオード28、高温時のダイオード29とが
それぞれ接続されている。尚、コンプレッサモータ用ス
イッチKR1及びマグネットスイッチMGと直列に過熱
防止器32が接続されている。
【0025】また、前記コンプレッサモータCMには、
逆相防止リレーNPRが設けられており、このR端子に
は操作スイッチ30及び逆相防止リレースイッチ31が
接続されている。また、コンプレッサモータCMのT端
子には、ファンモータFMがファンモータ用スイッチK
R6を介して接続されており、このファンモータFMに
は運転コンデンサC3が接続されている。
【0026】更に、前記コントロール基板Kと並列に、
コンデンサC1が接続されたポンプモータPM及びポン
プモータ用スイッチKR7と、ノイズフィルタNFが接
続されたホットガスバルブHV及びホットガスバルブ用
スイッチKR2と、ノイズフィルタNFが接続された給
水弁WV及び給水弁用スイッチKR5と、コンデンサC
2及びスイッチKR3が接続されたギヤモータGM及び
ギヤモータ用スイッチKR4と、リキッドインジェクシ
ョンバルブサーモスタット33及びリキッドインジェク
ションバルブLIVとが夫々接続されている。
【0027】尚、操作トランス26にはノイズフィルタ
Fが接続されている。次に、製氷機Iの動作行程につい
て、図4のタイムチャートを参照して説明する。通常の
製氷サイクルの内、先ず離氷工程から入る事とする。先
ず、離氷工程で水皿5の傾動時、給水弁用スイッチKR
5がONし、給水弁WVが開いて給水される。この傾動
途中で、水位タンク6内の排水に伴い水位検知装置WL
SWがONし、水皿5開、及び水皿5の復動、製氷工程
の最初までONのままである。
【0028】尚、ホットガスは、離氷工程開始から水皿
5の復動まで流し、コンプレッサモータCMは運転を継
続する。また、ギヤモータGMは水皿5の傾動時と復動
時のみ駆動する。また給水弁WVは水皿5の開状態の途
中で閉として給水を停止する。尚、この給水時間は離氷
工程開始から90秒である。
【0029】更に、離氷工程の水皿5の復動途中、製氷
工程開始から15秒前に再び給水弁用スイッチKR5を
ONし、給水弁WVを開とする。また、ファンモータは
水皿5の復動時から運転し、製氷工程終了間際まで運転
し、ポンプモータPMは、製氷工程中ずっと運転してい
る。
【0030】以下に本発明を図5乃至図11のフローチ
ャートを参照して説明する。尚、これらのフローチャー
トは各請求項に対応しているため、各請求項毎に説明す
る。
【0031】図5は請求項1の発明を示し、ステップS
1では製氷工程を開始、そして、給水弁WVをON、給
水タイマー(給水タイマ)TMをスタート、ホットガス
バルブHGをONする(ステップS2)。次いでギヤモ
ータGMを正転させ(ステップS3)、水皿5が開状態
とする(ステップS4)。水皿5が開となったら
(Y)、ギヤモータGMをOFFし(ステップS5)、
給水タイマーTMが90秒を経過したか否か判断する
(ステップS6)。給水開始から90秒経過していない
場合(N)、氷落下完了か否か判断し(ステップS
8)、完了していない場合(N)、90秒経過するまで
給水を継続する。
【0032】ステップS6で給水時間が90秒経過した
場合(Y)、給水弁WVをOFFし、給水タイマーTM
をクリアする(ステップS7)。ここで、給水時間が9
0秒経過したが、氷が落下しない場合は給水を継続す
る。ステップS8にて氷落下が完了した場合(Y)、ホ
ットガス弁HGをOFFし(ステップS9)、ギヤモー
タGMを逆転させ、ギヤモータタイマーをスタートさせ
る(ステップS10)。ギヤモータタイマーが所定時間
(復動時間の35秒をカウント)経過したか否か判断し
(ステップS11)、経過した場合(Y)、給水弁WV
をONし、給水タイマーTMをスタートさせる(ステッ
プS12)。また、ステップS11で所定時間経過して
いない場合(N)、又はステップS12の次に、水位検
知装置WLSWが満水か否か判断する(ステップS1
3)。ここで、水位検知装置WLSWが満水を検知した
場合(Y)、水位検知装置WLSWが異常であると判断
してメモリする(ステップS14)。
【0033】また、水位検知装置WLSWが満水を検知
していない場合(N)、及びステップS14を行った
後、水皿5が閉か否か判断し(ステップS15)、閉で
ない場合(N)、ステップS10に戻り、閉である場合
(Y)、ギヤモータGMをOFF、GMタイマをクリア
する(ステップS16)。
【0034】即ち、請求項1の発明では、製氷を行うた
め、冷却器を配設した製氷部1と、この製氷部1に供給
する製氷用水を貯留する貯水タンク6と、この貯水タン
ク6内の水位を検知する水位検知装置WLSWとを備
え、製氷を行う製氷工程及び氷を離脱させる離氷工程を
繰り返し行う製氷機Iにおいて、離氷工程中に前記水位
検知装置WLSWが満水を検知した場合、水位検知装置
WLSWが不良であると判断する製氷機Iを提供する。
【0035】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置WLSWを不良と判断
することができる。図6は請求項2の発明を示し、ステ
ップS1では製氷工程を開始、そして、給水弁WVをO
N、給水タイマーTMをスタート、ホットガスバルブH
GをONする(ステップS2)。次いでギヤモータGM
を正転させ(ステップS3)、水皿5が開状態とする
(ステップS4)。水皿5が開となったら(Y)、ギヤ
モータGMをOFFし(ステップS5)、給水タイマー
TMが90秒を経過したか否か判断する(ステップS
6)。給水が90秒経過していない場合(N)、氷落下
完了か否か判断し(ステップS8)、完了していない場
合(N)、90秒経過するまで給水を継続する。
【0036】ステップS6で給水時間が90秒経過した
場合(Y)、給水弁WVをOFFし、給水タイマーTM
をクリアする(ステップS7)。ここで、給水時間が9
0秒経過したが、氷が落下しない場合は給水を継続す
る。
【0037】ステップS8にて氷落下が完了した場合
(Y)、ホットガス弁HGをOFFし(ステップS
9)、ギヤモータGMを逆転させ、ギヤモータタイマー
をスタートさせる(ステップS10)。ここで、水位検
知装置WLSWが満水を検知しているか否か判断し(ス
テップS11)、この水皿5が復動を開始した時点で満
水を検知していた場合(Y)、タイマーにて所定時間で
ある3秒を経過したか否かを判断する(ステップS1
2)。ステップS12で3秒間連続して満水検知してい
た場合(Y)、水位検知装置WLSWが異常と判断して
メモリに記憶する(ステップS13)。尚、ステップS
12では3秒経過していない場合(N)、ステップS1
1に戻り引き続き水位検知装置WLSWが満水を検知し
ているか否かの判断を行なう。
【0038】ギヤモータタイマーが所定時間(復動時間
の35秒をカウント)経過したか否か判断し(ステップ
S14)、経過した場合(Y)、給水弁WVをONし、
給水タイマーTMをスタートさせる(ステップS1
5)。次いで、水皿5が閉じたか否かを判断し(ステッ
プS16)、閉じていれば(Y)、ギヤモータGMを停
止してギヤモータタイマーをクリアする(ステップS1
7)。
【0039】また、ステップS11にて水位検知装置W
LSWが満水を検知していない場合(N)、ステップS
14に移行する。更に、ステップS14にてギヤモータ
タイマーが所定時間経過していない場合(N)、ステッ
プS16に移行し水皿5が閉塞したか否かの判断を行な
い、水皿5が閉塞していない場合(N)、ステップS1
4に移行し、経過していた場合(Y)、前述した如くス
テップS17に移行する。
【0040】即ち、請求項2の発明では、製氷を行うた
め、冷却器を配設し、下方に開口する製氷室を画成する
製氷部1と、該製氷部1の製氷室1Aを下方から閉塞す
る回動可能な水皿5と、前記製氷部1に製氷用水を供給
する貯水タンク6と、該貯水タンク6内の水位を検知す
る水位検知装置WLSWとを備え、製氷を行う製氷工程
及び氷を離脱させる離氷工程を繰り返し行う製氷機Iに
おいて、
【0041】離氷工程中の水皿5上昇開始から所定時間
継続して水位検知装置WLSWが満水を検知した場合、
水位検知装置WLSWが不良であると判断する製氷機I
を提供する。
【0042】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置WLSWを不良と判断
することができる。
【0043】図7は請求項3の発明を示し、ステップS
1では製氷工程を開始、そして、給水弁WVをON、給
水タイマーTMをスタート、ホットガスバルブHGをO
Nする(ステップS2)。次いでギヤモータGMを正転
させ(ステップS3)、水皿5が開状態とする(ステッ
プS4)。水皿5が開となったら(Y)、ギヤモータG
MをOFFし(ステップS5)、給水タイマーTMが9
0秒を経過したか否か判断する(ステップS6)。給水
が90秒経過していない場合(N)、氷落下完了か否か
判断し(ステップS8)、完了していない場合(N)、
90秒経過するまで給水を継続する。
【0044】ステップS6で給水時間が90秒経過した
場合(Y)、給水弁WVをOFFし、給水タイマーTM
をクリアする(ステップS7)。ここで、給水時間が9
0秒経過したが、氷が落下しない場合は給水を継続す
る。ステップS8にて氷落下が完了した場合(Y)、ホ
ットガス弁HGをOFFし(ステップS9)、ギヤモー
タGMを逆転させ、ギヤモータタイマーをスタートさせ
る(ステップS10)。ギヤモータタイマーが所定時間
(復動時間の35秒をカウント)経過したか否か判断し
(ステップS11)、経過した場合(Y)、給水弁WV
をONし、給水タイマーTMをスタートさせる(ステッ
プS12)。また、ステップS11で所定時間経過して
いない場合(N)、又はステップS12の次に、水位検
知装置WLSWが満水か否か判断する(ステップS1
3)。ここで、水位検知装置WLSWが満水を検知した
場合(Y)、水位検知装置WLSWが異常であると判断
してメモリする(ステップS14)。
【0045】また、水位検知装置WLSWが満水を検知
していない場合(N)、及びステップS14を行った
後、水皿5が閉か否か判断し(ステップS15)、閉で
ない場合(N)、ステップS10に戻り、閉である場合
(Y)、ギヤモータGMをOFF、GMタイマをクリア
する(ステップS16)。また、水位検知装置WLSW
が異常であるか否か判断し(ステップS17)、異常で
なければ(N)、製氷工程に戻り、異常であれば
(Y)、運転を停止し(ステップS18)、警報手段
(ブザー、ランプ等)を動作させて使用者に報知する
(ステップS19)。
【0046】即ち、請求項3の発明では、水位検知装置
WLSWの不良を判断した場合、当該離氷工程終了後、
運転を停止する保護装置を備える請求項1又は請求項2
記載の製氷機Iを提供する。この様に、満水であるはず
のない場合に、満水を検知した時、水位検知装置WLS
Wを不良と判断することができると共に、離氷工程終了
後、機器の運転を停止するため、無駄な製氷工程を行わ
ないものである。
【0047】図8は請求項4の発明を示し、先ず、コン
プレッサモータCM、ファンモータFM、ポンプモータ
PMをONし(ステップS1)、水位検知装置WLSW
の異常メモリの有無を判断する(ステップS2)。異常
メモリ有りの場合(Y)、予め設定しておいた初期設定
給水時間が経過したか否か判断し(ステップS3)、経
過していない場合(N)、経過するまで待つ。また、経
過した場合(Y)、給水弁WVをOFF、給水タイマー
TMをクリアする(ステップS4)。
【0048】また、ステップS2で異常メモリ無しの場
合(N)、水位検知装置WLSWが満水か否か判断し
(ステップS5)、満水を検知するまで待つ。水位検知
装置WLSWが満水を検知した場合(Y)、ステップS
4に移行する。次いで、水温センサー24が3℃を検知
するまで待ち(ステップS6)、3℃を検知した場合
(Y)、製氷タイマーをスタートさせ(ステップS
7)、製氷タイマーがタイムアップするまで待つ(ステ
ップS8)。製氷タイマーがタイムアップした場合
(Y)、ファンモータFM、ポンプモータPMをOFF
し(ステップS9)、給水弁WVをONし、給水タイマ
ーTMをスタートさせる(ステップS10)。
【0049】次いで、ギヤモータGMを正転させ(ステ
ップS11)、水皿5が開となるまで待つ(ステップS
12)。水皿5が開となった場合(Y)、ギヤモータG
MをOFFし(ステップS13)、製氷タイマーが90
秒経過したか否か判断する(ステップS14)。90秒
経過した場合(Y)、給水弁WVをOFF、給水タイマ
ーTMをクリアし(ステップS15)、氷落下完了か否
か判断する(ステップS16)。
【0050】また、ステップS14で90秒経過してい
ない場合(N)、ステップS16に移行し、ステップS
16にて氷落下が完了していない場合(N)、ステップ
S14に移行する。ステップS16にて氷の落下が完了
した場合(Y)、ホットガス弁HGをOFFし(ステッ
プS17)、ギヤモータGMを逆転、ギヤモータタイマ
ーをスタートさせる(ステップS18)。次いで、ギヤ
モータタイマーが所定時間経過したか否か判断し(ステ
ップS19)、経過した場合(Y)、給水弁WVをO
N、給水タイマーTMをスタートさせる(ステップS2
0)。そして、水位検知装置WLSWが満水か否か判断
する(ステップS21)。
【0051】ここで、ステップS19にて、ギヤモータ
タイマーが所定時間経過していない場合、ステップS2
1に移行する。ステップS21にて水位検知装置WLS
Wが満水を検知した場合(Y)、水位検知装置WLSW
を異常と判断してメモリし(ステップS22)、水皿5
が閉か否か判断する(ステップS23)。
【0052】また、ステップS21にて水位検知装置W
LSWが満水を検知しない場合(N)、ステップS23
に移行する。ステップS23にて水皿5が閉でない場合
(N)、ステップS18に移行し、水皿5が閉である場
合(Y)、ギヤモータGMをOFFし、ギヤモータタイ
マーをクリアする(ステップS24)。
【0053】即ち、請求項4の発明では、水位検知装置
WLSWの不良と判断した場合、当該離氷工程に続く製
氷工程は、予め設定した給水時間に基づいて貯水タンク
6に給水動作を行う請求項1乃至請求項3いずれか記載
の製氷機Iを提供する。この様に、満水であるはずのな
い場合に、満水を検知した時、水位検知装置WLSWを
不良と判断することができると共に、不良と判断した場
合には予め設定した時間にて給水制御を行い、製氷運転
を継続できる。
【0054】図9は請求項5の発明を示し、先ず、コン
プレッサモータCM、ファンモータFM、ポンプモータ
PMをONし(ステップS1)、水位検知装置WLSW
の異常メモリの有無を判断する(ステップS2)。異常
メモリ有りの場合(Y)、予め給水タイマーで計測して
おいた時間、即ち、正常時の給水時間が経過したか否か
判断し(ステップS3)、経過していない場合(N)、
経過するまで待つ。また、経過した場合(Y)、給水弁
WVをOFF、給水タイマーTMをクリアする(ステッ
プS4)。
【0055】また、ステップS2で異常メモリ無しの場
合(N)、水位検知装置WLSWが満水か否か判断し
(ステップS5)、満水を検知するまで待つ。水位検知
装置WLSWが満水を検知した場合(Y)、給水タイマ
ーにて計測時間をメモリし(ステップS6)、ステップ
S4に移行する。次いで、水温センサー24が3℃を検
知するまで待ち(ステップS7)、3℃を検知した場合
(Y)、製氷タイマーをスタートさせ(ステップS
8)、製氷タイマーがタイムアップするまで待つ(ステ
ップS9)。製氷タイマーがタイムアップした場合
(Y)、ファンモータFM、ポンプモータPMをOFF
し(ステップS10)、給水弁WVをONし、給水タイ
マーTMをスタートさせる(ステップS11)。
【0056】次いで、ギヤモータGMを正転させ(ステ
ップS12)、水皿5が開となるまで待つ(ステップS
13)。水皿5が開となった場合(Y)、ギヤモータG
MをOFFし(ステップS14)、製氷タイマーが90
秒経過したか否か判断する(ステップS15)。90秒
経過した場合(Y)、給水弁WVをOFF、給水タイマ
ーTMをクリアし(ステップS16)、氷落下完了か否
か判断する(ステップS17)。
【0057】また、ステップS15で90秒経過してい
ない場合(N)、ステップS17に移行し、ステップS
17にて氷落下が完了していない場合(N)、ステップ
S15に移行する。ステップS17にて氷の落下が完了
した場合(Y)、ホットガス弁HGをOFFし(ステッ
プS18)、ギヤモータGMを逆転、ギヤモータタイマ
ーをスタートさせる(ステップS19)。次いで、ギヤ
モータタイマーが所定時間経過したか否か判断し(ステ
ップS20)、経過した場合(Y)、給水弁WVをO
N、給水タイマーTMをスタートさせる(ステップS2
1)。そして、水位検知装置WLSWが満水か否か判断
する(ステップS22)。
【0058】ここで、ステップS20にて、ギヤモータ
タイマーが所定時間経過していない場合、ステップS2
2に移行する。ステップS22にて水位検知装置WLS
Wが満水を検知した場合(Y)、水位検知装置WLSW
を異常と判断してメモリし(ステップS23)、水皿5
が閉か否か判断する(ステップS24)。
【0059】また、ステップS22にて水位検知装置W
LSWが満水を検知しない場合(N)、ステップS24
に移行する。ステップS24にて水皿5が閉でない場合
(N)、ステップS19に移行し、水皿5が閉である場
合(Y)、ギヤモータGMをOFFし、ギヤモータタイ
マーをクリアする(ステップS25)。
【0060】即ち、請求項5の発明では、水位検知装置
WLSWが不良でない状態で、貯水タンク6への給水の
時間を計測し、水位検知装置WLSWの不良を判断した
場合、当該計測時間に基づいて貯水タンク6への給水動
作を行う請求項1乃至請求項3いずれか記載の製氷機I
を提供する。この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置WLSWを不良と判断
することができると共に、不良と判断した場合には予め
計測していた計測時間にて給水制御を行い、製氷運転を
継続できる。
【0061】図10は請求項6の発明を示し、先ず、コ
ンプレッサモータCM、ファンモータFM、ポンプモー
タPMをONし(ステップS1)、水位検知装置WLS
Wの異常メモリの有無を判断する(ステップS2)。異
常メモリ有りの場合(Y)、予め設定しておいた給水時
間、又は予め給水タイマーで計測しておいた時間、即
ち、正常時の給水時間が経過したか否か判断し(ステッ
プS3)、経過していない場合(N)、経過するまで待
つ。また、経過した場合(Y)、給水弁WVをOFF、
給水タイマーTMをクリアする(ステップS4)。
【0062】また、ステップS2で異常メモリ無しの場
合(N)、水位検知装置WLSWが満水か否か判断し
(ステップS5)、満水を検知するまで待つ。水位検知
装置WLSWが満水を検知した場合(Y)、給水タイマ
ーにて計測時間をメモリし(ステップS6)、ステップ
S4に移行する。次いで、水温センサー24が3℃を検
知するまで待ち(ステップS7)、3℃を検知した場合
(Y)、製氷タイマーをスタートさせ(ステップS
8)、製氷タイマーがタイムアップするまで待つ(ステ
ップS9)。製氷タイマーがタイムアップした場合
(Y)、ファンモータFM、ポンプモータPMをOFF
し(ステップS10)、給水弁WVをONし、給水タイ
マーTMをスタートさせる(ステップS11)。
【0063】次いで、ギヤモータGMを正転させ(ステ
ップS12)、水皿5が開となるまで待つ(ステップS
13)。水皿5が開となった場合(Y)、ギヤモータG
MをOFFし(ステップS14)、製氷タイマーが90
秒経過したか否か判断する(ステップS15)。90秒
経過した場合(Y)、給水弁WVをOFF、給水タイマ
ーTMをクリアし(ステップS16)、氷落下完了か否
か判断する(ステップS17)。
【0064】また、ステップS15で90秒経過してい
ない場合(N)、ステップS17に移行し、ステップS
17にて氷落下が完了していない場合(N)、ステップ
S15に移行する。ステップS17にて氷の落下が完了
した場合(Y)、ホットガス弁HGをOFFし(ステッ
プS18)、ギヤモータGMを逆転、ギヤモータタイマ
ーをスタートさせる(ステップS19)。次いで、ギヤ
モータタイマーが所定時間経過したか否か判断し(ステ
ップS20)、経過した場合(Y)、給水弁WVをO
N、給水タイマーTMをスタートさせる(ステップS2
1)。そして、水位検知装置WLSWが満水か否か判断
する(ステップS22)。
【0065】ここで、ステップS20にて、ギヤモータ
タイマーが所定時間経過していない場合、ステップS2
2に移行する。ステップS22にて水位検知装置WLS
Wが満水を検知した場合(Y)、水位検知装置WLSW
を異常と判断してメモリし(ステップS23)、水皿5
が閉か否か判断する(ステップS24)。
【0066】また、ステップS22にて水位検知装置W
LSWが満水を検知しない場合(N)、ステップS24
に移行する。ステップS24にて水皿5が閉でない場合
(N)、ステップS19に移行し、水皿5が閉である場
合(Y)、ギヤモータGMをOFFし、ギヤモータタイ
マーをクリアする(ステップS25)。
【0067】即ち、請求項6の発明では、水位検知装置
WLSWが正常に戻った場合、水位検知装置WLSWに
て貯水タンク6への給水動作を行う請求項1乃至請求項
5いずれか記載の製氷機Iを提供する。この様に、満水
であるはずのない場合に、満水を検知した時、水位検知
装置WLSWを不良と判断することができ、時間にて給
水制御を行うと共に、正常に戻った場合には、再び水位
検知装置WLSWにて給水制御を行う。
【0068】図11は請求項7の発明を示し、先ず、コ
ンプレッサモータCM、ファンモータFM、ポンプモー
タPMをONし(ステップS1)、水位検知装置WLS
Wの異常メモリの有無を判断する(ステップS2)。異
常メモリ有りの場合(Y)、警報手段(ブザー、ランプ
等)にて警報を発し(ステップS3)、予め設定してお
いた給水時間、又は予め給水タイマーで計測しておいた
時間、即ち、正常時の給水時間が経過したか否か判断し
(ステップS4)、経過していない場合(N)、経過す
るまで待つ。また、経過した場合(Y)、給水弁WVを
OFF、給水タイマーTMをクリアする(ステップS
5)。
【0069】また、ステップS2で異常メモリ無しの場
合(N)、水位検知装置WLSWが満水か否か判断し
(ステップS6)、満水を検知するまで待つ。水位検知
装置WLSWが満水を検知した場合(Y)、給水タイマ
ーにて計測時間をメモリし(ステップS7)、ステップ
S5に移行する。次いで、水温センサー24が3℃を検
知するまで待ち(ステップS8)、3℃を検知した場合
(Y)、製氷タイマーをスタートさせ(ステップS
9)、製氷タイマーがタイムアップするまで待つ(ステ
ップS10)。製氷タイマーがタイムアップした場合
(Y)、ファンモータFM、ポンプモータPMをOFF
し(ステップS11)、給水弁WVをONし、給水タイ
マーTMをスタートさせる(ステップS12)。
【0070】次いで、ギヤモータGMを正転させ(ステ
ップS13)、水皿5が開となるまで待つ(ステップS
14)。水皿5が開となった場合(Y)、ギヤモータG
MをOFFし(ステップS15)、製氷タイマーが90
秒経過したか否か判断する(ステップS16)。90秒
経過した場合(Y)、給水弁WVをOFF、給水タイマ
ーTMをクリアし(ステップS17)、氷落下完了か否
か判断する(ステップS18)。
【0071】また、ステップS16で90秒経過してい
ない場合(N)、ステップS18に移行し、ステップS
18にて氷落下が完了していない場合(N)、ステップ
S16に移行する。ステップS18にて氷の落下が完了
した場合(Y)、ホットガス弁HGをOFFし(ステッ
プS19)、ギヤモータGMを逆転、ギヤモータタイマ
ーをスタートさせる(ステップS20)。次いで、ギヤ
モータタイマーが所定時間経過したか否か判断し(ステ
ップS21)、経過した場合(Y)、給水弁WVをO
N、給水タイマーTMをスタートさせる(ステップS2
2)。そして、水位検知装置WLSWが満水か否か判断
する(ステップS23)。
【0072】ここで、ステップS21にて、ギヤモータ
タイマーが所定時間経過していない場合、ステップS2
3に移行する。ステップS23にて水位検知装置WLS
Wが満水を検知した場合(Y)、水位検知装置WLSW
を異常と判断してメモリし(ステップS24)、水皿5
が閉か否か判断する(ステップS25)。
【0073】また、ステップS23にて水位検知装置W
LSWが満水を検知しない場合(N)、ステップS25
に移行する。ステップS25にて水皿5が閉でない場合
(N)、ステップS20に移行し、水皿5が閉である場
合(Y)、ギヤモータGMをOFFし、ギヤモータタイ
マーをクリアする(ステップS26)。
【0074】即ち、請求項7の発明では、水位検知装置
WLSWを不良と判断した場合、警報を発する請求項1
乃至請求項6いずれか記載の製氷機Iを提供する。この
様に、水位検知装置WLSWが不良である場合、使用者
に不良であることを報知することができる。図12は請
求項8の発明を示し、ステップS1では製氷工程を開
始、そして、給水弁WVをON、給水タイマーTMをス
タート、ホットガスバルブHGをONする(ステップS
2)。次いでギヤモータGMを正転させ(ステップS
3)、水皿5が開状態とする(ステップS4)。水皿5
が開となったら(Y)、ギヤモータGMをOFFし(ス
テップS5)、給水タイマーTMが90秒を経過したか
否か判断する(ステップS6)。給水が90秒経過して
いない場合(N)、氷落下完了か否か判断し(ステップ
S8)、完了していない場合(N)、90秒経過するま
で給水を継続する。
【0075】ステップS6で給水時間が90秒経過した
場合(Y)、給水弁WVをOFFし、給水タイマーTM
をクリアする(ステップS7)。ここで、給水時間が9
0秒経過したが、氷が落下しない場合は給水を継続す
る。ステップS8にて氷落下が完了した場合(Y)、ホ
ットガス弁HGをOFFし(ステップS9)、ギヤモー
タGMを逆転させ、ギヤモータタイマーをスタートさせ
る(ステップS10)。ギヤモータタイマーが所定時間
(復動時間の35秒をカウント)経過したか否か判断し
(ステップS11)、経過した場合(Y)、給水弁WV
をONし、給水タイマーTMをスタートさせる(ステッ
プS12)。また、ステップS11で所定時間経過して
いない場合(N)、又はステップS12の次に、水位検
知装置WLSWが満水か否か判断する(ステップS1
3)。ここで、水位検知装置WLSWが満水を検知した
場合(Y)、水位検知装置WLSWが異常であると判断
してメモリする(ステップS14)。
【0076】また、水位検知装置WLSWが満水を検知
していない場合(N)、及びステップS14を行った
後、水皿5が閉か否か判断し(ステップS15)、閉で
ない場合(N)、ステップS10に戻り、閉である場合
(Y)、ギヤモータGMをOFF、GMタイマをクリア
する(ステップS16)。また、水位検知装置WLSW
が異常であるか否か判断し(ステップS17)、異常で
なければ(N)、製氷工程に戻り、異常であれば
(Y)、運転を停止し(ステップS18)、警報手段
(ブザー、ランプ等)を動作させて使用者に報知すると
共に、保護タイマーをスタートさせる(ステップS1
9)。次いで、保護タイマーが30分経過したか否か判
断し(ステップS20)、経過していない場合(N)経
過するまで待ち、経過した場合(Y)、異常判断メモリ
をクリアし(ステップS21)、ステップS2に戻る。
そして、ステップS12からステップS13にて再度水
位検知装置WLSWを検査して良否の判断を行なう。
【0077】即ち、請求項8の発明では、保護装置は、
所定時間経過後、再度水位検知装置WLSWを検査し、
水位検知装置WLSWが正常に戻ったと判断した場合、
保護装置を解除する請求項3乃至請求項7いずれか記載
の製氷機Iを提供する。この様に、水位検知装置WLS
Wが不良であると判断した場合、機器の運転を一度停止
し、所定時間経過後、再び検査して水位検知装置WLS
Wが正常であれば、水位検知装置WLSWにて給水制御
を行う。
【0078】
【発明の効果】請求項1の発明によると、製氷を行うた
め、冷却器を配設した製氷部と、この製氷部に供給する
製氷用水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンク内の
水位を検知する水位検知装置とを備え、製氷を行う製氷
工程及び氷を離脱させる離氷工程を繰り返し行う製氷機
において、離氷工程中に前記水位検知装置が満水を検知
した場合、水位検知装置が不良であると判断する製氷機
を提供する。
【0079】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができる。従って、品質の良好な氷を製氷すると共に、
無駄な運転を極力防止することができる。
【0080】また、請求項2の発明では、製氷を行うた
め、冷却器を配設し、下方に開口する製氷室を画成する
製氷部と、該製氷部の製氷室を下方から閉塞する回動可
能な水皿と、前記製氷部に製氷用水を供給する貯水タン
クと、該貯水タンク内の水位を検知する水位検知装置と
を備え、製氷を行う製氷工程及び氷を離脱させる離氷工
程を繰り返し行う製氷機において、
【0081】離氷工程中の水皿上昇開始から所定時間継
続して水位検知装置が満水を検知した場合、水位検知装
置が不良であると判断する製氷機を提供する。
【0082】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができる。従って、品質の良好な氷を製氷すると共に、
無駄な運転を極力防止することができる。
【0083】また、請求項3の発明では、水位検知装置
の不良を判断した場合、当該離氷工程終了後、運転を停
止する保護装置を備える請求項1又は請求項2記載の製
氷機を提供する。この様に、満水であるはずのない場合
に、満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断する
ことができると共に、離氷工程終了後、機器の運転を停
止するため、無駄な製氷工程を行わないものである。従
って、品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な運転を
極力防止することができる。
【0084】また、請求項4の発明では、水位検知装置
の不良と判断した場合、当該離氷工程に続く製氷工程
は、予め設定した給水時間に基づいて貯水タンクに給水
動作を行う請求項1乃至請求項3いずれか記載の製氷機
を提供する。
【0085】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができると共に、不良と判断した場合には予め設定した
時間にて給水制御を行い、製氷運転を継続できる。従っ
て、品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な運転を極
力防止することができる。
【0086】また、請求項5の発明では、水位検知装置
が不良でない状態で、貯水タンクへの給水の時間を計測
し、水位検知装置の不良を判断した場合、当該計測時間
に基づいて貯水タンクへの給水動作を行う請求項1乃至
請求項3いずれか記載の製氷機を提供する。
【0087】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができると共に、不良と判断した場合には予め計測して
いた計測時間にて給水制御を行い、製氷運転を継続でき
る。従って、品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な
運転を極力防止することができる。
【0088】また、請求項6の発明では、水位検知装置
が正常に戻った場合、水位検知装置にて貯水タンクへの
給水動作を行う請求項1乃至請求項5記載の製氷機を提
供する。
【0089】この様に、満水であるはずのない場合に、
満水を検知した時、水位検知装置を不良と判断すること
ができ、時間にて給水制御を行うと共に、正常に戻った
場合には、再び水位検知装置にて給水制御を行う。従っ
て、品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な運転を極
力防止することができる。
【0090】また、請求項7の発明では、水位検知装置
を不良と判断した場合、警報を発する請求項1乃至請求
項6いずれか記載の製氷機を提供する。
【0091】この様に、水位検知装置が不良である場
合、使用者に不良であることを報知することができる。
従って、品質の良好な氷を製氷すると共に、無駄な運転
を極力防止することができる。
【0092】また、請求項8の発明では、保護装置は、
所定時間経過後、再度水位検知装置を検査し、水位検知
装置が正常に戻ったと判断した場合、保護装置を解除す
る請求項3乃至請求項7いずれか記載の製氷機を提供す
る。
【0093】この様に、水位検知装置が不良であると判
断した場合、機器の運転を一度停止し、所定時間経過
後、再び検査して水位検知装置が正常であれば、水位検
知装置にて給水制御を行う。従って、品質の良好な氷を
製氷すると共に、無駄な運転を極力防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】逆セル型製氷機の水皿閉塞時の側面図である。
【図2】逆セル型製氷機の水皿傾斜開放時の側面図であ
る。
【図3】本発明を具備する製氷機の回路構成図である。
【図4】正常時の基本行程のタイムチャートである。
【図5】請求項1のフローチャートである。
【図6】請求項2のフローチャートである。
【図7】請求項3のフローチャートである。
【図8】請求項4のフローチャートである。
【図9】請求項5のフローチャートである。
【図10】請求項6のフローチャートである。
【図11】請求項7のフローチャートである。
【図12】請求項8のフローチャートである。
【符号の説明】
1 製氷部 6 貯水タンク I 製氷機 WLSW 水位検知装置 ?

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷を行うため、冷却器を配設した製氷
    部と、該製氷部に供給する製氷用水を貯留する貯水タン
    クと、該貯水タンク内の水位を検知する水位検知装置と
    を備え、製氷を行う製氷工程及び氷を離脱させる離氷工
    程を繰り返し行う製氷機において、離氷工程中に前記水
    位検知装置が満水を検知した場合、水位検知装置が不良
    であると判断することを特徴とする製氷機。
  2. 【請求項2】 製氷を行うため、冷却器を配設し、下方
    に開口する製氷室を画成する製氷部と、該製氷部の製氷
    室を下方から閉塞する回動可能な水皿と、前記製氷部に
    供給する製氷用水を貯留する貯水タンクと、該貯水タン
    ク内の水位を検知する水位検知装置とを備え、製氷を行
    う製氷工程及び氷を離脱させる離氷工程を繰り返し行う
    製氷機において、離氷工程中の水皿上昇開始から所定時
    間継続して水位検知装置が満水を検知した場合、水位検
    知装置が不良であると判断することを特徴とする製氷
    機。
  3. 【請求項3】 水位検知装置の不良を判断した場合、当
    該離氷工程終了後、運転を停止する保護装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の製氷機。
  4. 【請求項4】 水位検知装置の不良と判断した場合、当
    該離氷工程に続く製氷工程は、予め設定した給水時間に
    基づいて貯水タンクに給水動作を行うことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか記載の製氷機。
  5. 【請求項5】 水位検知装置が不良でない状態で、貯水
    タンクへの給水の時間を計測し、水位検知装置の不良を
    判断した場合、当該計測時間に基づいて貯水タンクへの
    給水動作を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    いずれか記載の製氷機。
  6. 【請求項6】 水位検知装置が正常に戻った場合、水位
    検知装置にて貯水タンクへの給水動作を行うことを特徴
    とする請求項1乃至請求項5いずれか記載の製氷機。
  7. 【請求項7】 水位検知装置を不良と判断した場合、警
    報を発することを特徴とする請求項1乃至請求項6いず
    れか記載の製氷機。
  8. 【請求項8】 保護装置は、所定時間経過後、再度水位
    検知装置の良否を検査し、水位検知装置が正常に戻った
    と判断した場合、保護装置を解除することを特徴とする
    請求項3乃至請求項7いずれか記載の製氷機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014504718A (ja) * 2011-01-31 2014-02-24 マニトワック・フードサービス・カンパニーズ・エルエルシー 製氷機のセーフモードでの冷凍及び収穫制御並びにその方法
JP2016505128A (ja) * 2013-01-29 2016-02-18 トゥルー・マニュファクチュアリング・カンパニー・インコーポレイテッドTrue Manufacturing Co., Inc. 製氷機の氷厚を検知する装置及び方法

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