JPH09310468A - 畳 縁 - Google Patents
畳 縁Info
- Publication number
- JPH09310468A JPH09310468A JP15178996A JP15178996A JPH09310468A JP H09310468 A JPH09310468 A JP H09310468A JP 15178996 A JP15178996 A JP 15178996A JP 15178996 A JP15178996 A JP 15178996A JP H09310468 A JPH09310468 A JP H09310468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- tatami
- printing
- cloth
- screen printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 色彩が豊かで細かい図柄やカラー写真等も容
易に表出することができる畳縁を提供する。 【解決手段】 ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維あ
るいはポリプロピレン繊維等の合成繊維からなる縦糸お
よび横糸により織成され、その表面に熱転写印刷あるい
はスクリーン印刷により図柄を表出して成る畳縁。
易に表出することができる畳縁を提供する。 【解決手段】 ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維あ
るいはポリプロピレン繊維等の合成繊維からなる縦糸お
よび横糸により織成され、その表面に熱転写印刷あるい
はスクリーン印刷により図柄を表出して成る畳縁。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写印刷あるい
はスクリーン印刷により図柄を表出した畳縁に関する。
はスクリーン印刷により図柄を表出した畳縁に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の畳縁は、適宜彩色を施した縦糸
（浮糸を含む）および横糸を平織り或いはジャガード織
りして、図柄を織成して表出していた。
（浮糸を含む）および横糸を平織り或いはジャガード織
りして、図柄を織成して表出していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記織
成により図柄を表出した従来の畳縁は、染料で染色した
り又は顔料を練り込んだりした織糸を使用するため、色
数に限界があるだけでなく、縦糸（浮糸）および横糸の
織成により表現していたため、その図柄の変化にも限界
があり、細かい図柄や色彩の豊かな図柄の畳縁の製造は
困難であった。
成により図柄を表出した従来の畳縁は、染料で染色した
り又は顔料を練り込んだりした織糸を使用するため、色
数に限界があるだけでなく、縦糸（浮糸）および横糸の
織成により表現していたため、その図柄の変化にも限界
があり、細かい図柄や色彩の豊かな図柄の畳縁の製造は
困難であった。
【０００４】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、色彩が豊
かで細かい図柄やカラー写真等も容易に表出することが
できる畳縁を提供することにある。
になされたもので、その目的とするところは、色彩が豊
かで細かい図柄やカラー写真等も容易に表出することが
できる畳縁を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の畳縁は、ポリエ
ステル繊維、ポリエチレン繊維あるいはポリプロピレン
繊維等の合成繊維からなる縦糸および横糸により織成さ
れ、その表面に熱転写印刷あるいはスクリーン印刷によ
り図柄を表出して成ることを特徴とする。なお、本発明
において、図柄には模様、絵柄、図形、文字、記号、写
真等を含む。また、畳縁には本来の畳の畳縁の他に、ゴ
ザや敷物の畳縁、置物・敷物・薄畳の畳縁も含む。
ステル繊維、ポリエチレン繊維あるいはポリプロピレン
繊維等の合成繊維からなる縦糸および横糸により織成さ
れ、その表面に熱転写印刷あるいはスクリーン印刷によ
り図柄を表出して成ることを特徴とする。なお、本発明
において、図柄には模様、絵柄、図形、文字、記号、写
真等を含む。また、畳縁には本来の畳の畳縁の他に、ゴ
ザや敷物の畳縁、置物・敷物・薄畳の畳縁も含む。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。本発明の畳縁用の織物に使用する縦糸および横
糸は、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維あるいはポ
リプロピレン繊維等の合成繊維からなる。天然の綿糸等
の撚糸は、その表面に無数の羽毛が起立しているため、
プリントによるインクが付着し難いだけでなく、繊細な
図柄をプリントすることが不可能であり、羽毛を除去す
る必要がある。
明する。本発明の畳縁用の織物に使用する縦糸および横
糸は、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維あるいはポ
リプロピレン繊維等の合成繊維からなる。天然の綿糸等
の撚糸は、その表面に無数の羽毛が起立しているため、
プリントによるインクが付着し難いだけでなく、繊細な
図柄をプリントすることが不可能であり、羽毛を除去す
る必要がある。
【０００７】上記合成繊維からなる縦糸および横糸によ
り平織あるいはジャガード織により畳縁地としての細幅
織物を織成する。なお、幅広の織物を織成してから、畳
縁地用の細幅に裁断してもよい。
り平織あるいはジャガード織により畳縁地としての細幅
織物を織成する。なお、幅広の織物を織成してから、畳
縁地用の細幅に裁断してもよい。
【０００８】本合成繊維糸により織成された織物は、プ
リント地として基本的には単色（透明・半透明も含む）
の地織物として織成される。その場合、縦糸および／ま
たは横糸の一部あるいは全部を透明または半透明として
もよい。なお、上記地織物は単色に限定するものではな
く、図柄を織成したものであってもよい。この場合、織
成した図柄は、後述する熱転写印刷あるいはスクリーン
印刷によるプリント図柄と調和させることが好ましい。
リント地として基本的には単色（透明・半透明も含む）
の地織物として織成される。その場合、縦糸および／ま
たは横糸の一部あるいは全部を透明または半透明として
もよい。なお、上記地織物は単色に限定するものではな
く、図柄を織成したものであってもよい。この場合、織
成した図柄は、後述する熱転写印刷あるいはスクリーン
印刷によるプリント図柄と調和させることが好ましい。
【０００９】以上のように織成された畳縁地としての細
幅織物の表面には、熱転写印刷あるいはスクリーン印刷
が行なわれる。まず、熱転写印刷としては、転写すべき
図柄を印刷した転写紙を、上記地織物に圧着し、２００
℃前後で１０〜２０秒間の加熱を行い、図柄を描いたイ
ンキ中に含まれている染料が昇華して織物に転写され
る。該インキとしては、アゾ基を有するモノアゾ染料
（黄色から赤の色相）やアントラキノン系（青から紫の
色相）染料の昇華性インキを使用する。なお、本熱転写
印刷される地織物の縦糸および横糸用の合成繊維として
は、熱収縮しないポリエステル繊維が好ましい。
幅織物の表面には、熱転写印刷あるいはスクリーン印刷
が行なわれる。まず、熱転写印刷としては、転写すべき
図柄を印刷した転写紙を、上記地織物に圧着し、２００
℃前後で１０〜２０秒間の加熱を行い、図柄を描いたイ
ンキ中に含まれている染料が昇華して織物に転写され
る。該インキとしては、アゾ基を有するモノアゾ染料
（黄色から赤の色相）やアントラキノン系（青から紫の
色相）染料の昇華性インキを使用する。なお、本熱転写
印刷される地織物の縦糸および横糸用の合成繊維として
は、熱収縮しないポリエステル繊維が好ましい。
【００１０】上記転写紙としては、インキの極端な含浸
を防ぐために澱粉やＣＭＣなどの糊料が塗布された紙を
用い、その表面に上記昇華性染料を含む水性あるいは油
性のインキで図柄を印刷する。この転写紙の図柄印刷
は、主としてグラビア印刷、スクリーン印刷やフレキソ
印刷で行われる。
を防ぐために澱粉やＣＭＣなどの糊料が塗布された紙を
用い、その表面に上記昇華性染料を含む水性あるいは油
性のインキで図柄を印刷する。この転写紙の図柄印刷
は、主としてグラビア印刷、スクリーン印刷やフレキソ
印刷で行われる。
【００１１】次に、地織物に直接印刷するスクリーン印
刷による場合には、インキの乾燥方法が自然乾燥あるい
は４０℃程度の温風乾燥であれば、ポリエステル繊維の
他にポリエチレン繊維あるいはポリプロピレン繊維の糸
を使用することも可能であるが、１００〜１５０℃の加
熱乾燥では、熱収縮のないポリエステル繊維糸を使用す
る。
刷による場合には、インキの乾燥方法が自然乾燥あるい
は４０℃程度の温風乾燥であれば、ポリエステル繊維の
他にポリエチレン繊維あるいはポリプロピレン繊維の糸
を使用することも可能であるが、１００〜１５０℃の加
熱乾燥では、熱収縮のないポリエステル繊維糸を使用す
る。
【００１２】
【発明の効果】１）自由で繊細な色や図柄（カラー写真
も含む）の表現が可能となり、本来の畳だけでなく、置
物、敷畳、薄畳、ゴザ、敷物等にも広く適用することが
できる。 ２）ポリエステル繊維の縦糸および横糸から織成された
織物に熱転写印刷や加熱乾燥のスクリーン印刷により図
柄をプリントする場合、熱により畳縁地が収縮する恐れ
がない。
も含む）の表現が可能となり、本来の畳だけでなく、置
物、敷畳、薄畳、ゴザ、敷物等にも広く適用することが
できる。 ２）ポリエステル繊維の縦糸および横糸から織成された
織物に熱転写印刷や加熱乾燥のスクリーン印刷により図
柄をプリントする場合、熱により畳縁地が収縮する恐れ
がない。
Claims (1)
- 【請求項１】ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維ある
いはポリプロピレン繊維等の合成繊維からなる縦糸およ
び横糸により織成され、その表面に熱転写印刷あるいは
スクリーン印刷により図柄を表出して成ることを特徴と
する畳縁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15178996A JPH09310468A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 畳 縁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15178996A JPH09310468A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 畳 縁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09310468A true JPH09310468A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15526335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15178996A Pending JPH09310468A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 畳 縁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09310468A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150096A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Moori Kk | 耐候性に優れた畳縁地及び畳縁 |
| US7600473B2 (en) * | 2000-12-22 | 2009-10-13 | James M. Sheppard, Jr. | Method of making jacquard woven textile with graphic impression |
| JP2016056499A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 西中織物有限会社 | 畳縁 |
| JP2022145856A (ja) * | 2021-02-02 | 2022-10-04 | 株式会社コクショウ | 畳 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP15178996A patent/JPH09310468A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7600473B2 (en) * | 2000-12-22 | 2009-10-13 | James M. Sheppard, Jr. | Method of making jacquard woven textile with graphic impression |
| JP2009150096A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Moori Kk | 耐候性に優れた畳縁地及び畳縁 |
| JP2016056499A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 西中織物有限会社 | 畳縁 |
| JP2022145856A (ja) * | 2021-02-02 | 2022-10-04 | 株式会社コクショウ | 畳 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |