JP2672367B2 - コピークロスとその製造方法およびコピー方法 - Google Patents

コピークロスとその製造方法およびコピー方法

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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、得られる画像の濃度が濃くかつ鮮明で、耐
久性に富みしかもその画像が直接複写によって得られた
ものであるという特徴を有する電子複写によりコピー
(複写)された画像を表面に有しているクロス(繊維
布)(以下、本発明では、この複写された画像を有する
繊維布をコピークロスと言う)とその製造方法、さらに
そのような繊維布を良好に得るためのコピー方法に関す
るものである。
さらに詳しくは、例えば地図などが複写された本発明
のコピークロスを用いれば、風雨や水、日光などが当た
っても、破けたり字や図面がにじんだり、黄変劣化など
の現象がほとんど見られずに従来の紙に複写したものに
比較して耐久性が大きく、また、衣料などとして用いら
れる場合には、ファッション性が豊かであり感性や個性
の表現パワーも大きく、まさにこれからの生活文化様式
に大きなインパクトをもたらすコピークロスとその製造
方法に関するものである。
本発明において、コピーとは、着色粉末(トナー)ま
たは着色シートなど実質的に固体状の粉末を用いて、被
コピー体(従来は、紙とかフィルム)上に画像(原画
像)を印刷または転写させるか、または、原画像を他物
体に移すこと以外に、コンピューターからのデータ画像
や文字データを被コピー体上に印刷するなどの電子複写
のことを言うものであり、また、該電子複写とは、電子
写真方式、感熱転写方式、昇華転写方式などの各種の電
子的に印刷する印刷方式全てを含むものである。
本発明によれば、例えば、地図、旗、ポスター、ちら
し、雑誌、辞書、手芸布などの身の回り品、Tシャツ、
ポロシャツなどのカジュアルウエア、水着、テニスなど
のスポーツウエア、ブラウス、カッターシャツ、スー
ツ、ワンピースなどのフォーマルなウエア、さらにはレ
イコート、アノラック、ヤッケなどの雨具用布帛、その
ほかカーテン、壁装材などの室内外の装飾材や、また記
録材としても有効に使用することのできる新規なコピー
クロスが提供されるものである。
[従来の技術] 織編物などの布帛類に、文字、絵、写真などを複写す
ることは、既に提案されているところである。
例えば、特公昭57−59547号公報においては、布帛類
の非印捺面と転写用電極の間に表面平滑状シートを間挿
してトナー画像を布帛類へ直接転写印捺する方法、特公
昭58−36771号公報においては、昇華性染料を用いて、
紙に転写した後、転写面を布帛類に重ねて染料の昇華温
度以上に加熱して、昇華染料を布帛類に再転写する方
法、特開昭52−23939号公報では、キャリャシートと布
帛類に静電気を印加して、キャリャシートと布帛類とを
密着化させ印捺転写する方法、特開昭51−103433号公報
では、静電荷像用トナーを改良し、布帛類に良好に染着
できるようにしたもの、さらに実開昭60−128354号公
報、実開昭61−85465号公報では、複写しようとする布
の供給状態について検討をされた考案が提案されてい
る。すなわち、シワの発生や変形がない安定した状態で
布に複写されるよう、供給布帛に糊や、塗料を含浸させ
ておくという提案などである。
このように、これまで種々の提案がなされいるが、こ
れらは、転写方法を工夫したものであったり、着色剤に
関するもの、あるいは布帛類の供給状態に関するもので
あって、実際、被複写体となる布帛そのものの構造につ
いて検討をしているものは見られない。したがって、こ
のような従来技術では、非常に繁雑な工程が必要とされ
たり、布帛類へのコピーにおいて最も問題となるトナー
の布帛類への転写効率に自ずと限界が生じたりするの
で、得られる画像が不鮮明であったり、十分な画像濃度
が得られず、被複写体として現在最も多く用いられてい
る紙、フィルム類とは、明らかに得られる画像に差があ
るので、いまだかつて実用化に至っていないのが現状で
ある。
また、電子写真用画像転写材料として木綿布を用いる
ことが特開昭53−56033号公報で知られているが、木綿
は短繊維状であるため、布帛表面に毛羽が多数突出する
ほか、繊度が太いため、布帛表面は密度が粗く、凹凸の
激しいものとなり、このような布帛では着色材の転写効
率が不良となり、実用的な画像濃度が得られなかった
り、鮮明な画像が得られないという問題を有する。ま
た、これら毛羽が多数突出する布帛においては、こすら
れたときに、突出毛羽が移動するため、画像がぼけると
いう致命的な欠点を有する。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上述のような従来技術の問題点に鑑
み、例えば、本発明のコピークロスを衣料分野に用いた
際には、各自好みの絵、文字、写真、マーク、図面など
が鮮明にコピーされ、しかも非常にソフト性にも富んで
いるので、他人が着目していない個性的で、ファッショ
ン性豊かな衣料となし得る。また、地図、旗などのコピ
ーされたクロスを用いた場合、破れにくく、風雨にも強
く、耐久性に富んだものとなる。
本発明の目的は、このように機能性、個性、ファッシ
ョン性および耐久性の豊かな衣料、及び身の回り品、装
飾品類を実現する新規なコピークロスとその製造方法を
提供せんとするものである。
また、本発明の他の目的は、そのようなコピークロス
を得るためのコピー方法を提供せんとするものてある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述した目的を達成するために、次の構成
からなるものである。
すなわち、本発明のコピークロスは、1〜0.00001デ
ニールの極細合成繊維フィラメントを主体としてなる繊
維間隔が緻密な、電子複写により複写された画像を表面
に有する繊維布であることを特徴とするものである。
また、上述本発明のコピークロスの製造方法は、1〜
0.00001デニールの極細合成繊維フィラメントを主体と
してなる繊維間隔が緻密な繊維布と熱接着性フィルムと
を加熱圧着せしめて積層一体化して後、該積層一体化物
を前記繊維布面を複写画像形成面として電子複写装置に
かけて所望の画像を複写し、しかる後、前記繊維布と前
記フィルムとを剥離せしめることを特徴とするコピーク
ロスの製造方法である。
あるいはまた、上述本発明のコピークロスの製造方法
は、1〜0.00001デニールの極細合成繊維フィラメント
を主体としてなる繊維間隔が緻密な繊維布と紙および/
またはフィルムとを接着剤を用いて圧着せしめて積層一
体化して後、該積層一体化物を前記繊維布面を複写画像
形成面として電子複写装置にかけて所望の画像を複写
し、しかる後、前記接着剤を除去して繊維布と紙および
/またはフィルムとを分離せしめることを特徴とするコ
ピークロスの製造方法である。
あるいはまた、上述本発明のコピークロスの製造方法
は、1〜0.00001デニールの極細合成繊維フイラメント
からなりかつ低融点接着繊維を含んでなる繊維間隔が緻
密な繊維布と紙および/またはフィルムとを前記低融点
接着繊維の融点以下の温度で高温加圧することにより積
層一体化して後、該積層一体化物を前記繊維布面を複写
画像形成面として電子複写装置にかけて所望の画像を複
写し、しかる後、該繊維布と紙および/またはフィルム
とを剥離せしめることを特徴とするコピークロスの製造
方法である。
また、本発明のコピー方法は、1〜0.00001デニール
の極細合成繊維フィラメントを主体としてなる繊維間隔
が緻密な繊維布で構成された被コピー体を電子複写装置
にかけることを特徴とするコピー方法である。
本発明において極細合成繊維フィラメントとは、長繊
維糸のことをいい、木綿や羊毛などの短繊維、あるいは
合成繊維のステープルファイバー(短繊維)とは区別さ
れる。
[作用] 以下、図面などに基づいて本発明のオピークロスとそ
の製造方法さらにはコピー方法について、さらに詳しく
説明する。
本発明のコピークロスおよびその製造方法において、
1デニール以下の繊維を製造する方法は特に限定される
ものではなく、従来から知られている各種の極細合成繊
維フィラメント(以下単に極細繊維という)の製造技術
などをそのまま使用することができる。すなわち、たと
えば、一般に、海島型複合繊維と言われる高分子相互配
列体繊維による方法で作ってもよく、また、その島成分
がさらに海島型複合繊維と言われる高分子相互配列体繊
維になっているものから作ってもよい。この場合の海成
分は溶剤や分解剤で分離してもよいし、A、B2成分から
なる剥離型の分割繊維のように分離してもよい。また、
直接紡糸する方法において、紡糸条件を極細繊維を紡糸
する条件に設定して作ってもよいし、また、あるいは、
A、B2成分からなる剥離型の分割繊維を使用することに
より、1デニール以下の繊維となす方法等を使用しても
よい。
このような、1〜0.00001デニールの繊維を製造する
方法は幾つかの方法が知られており、例えば、「化学と
工業、第36巻第521〜523頁」(1983年、日本化学会発
行)にも説明されている通りであり、本発明ではそれの
方法のうち適宜のものを使用できるものである。
本発明のコピークロスは、繊維布からなるものであれ
ばよく、該繊維布は、織編物や不織布のいずれであって
もよいが、所謂従来のコピー用紙のような硬くてパリパ
リとしたものではない。
織編物となす方法は従来のいかなる方法によってもよ
い。組織も織物であるならば、平織り、斜文織、朱子
織、これらの二重織りあるいは変化組織であってもよ
く、また、織物であるならば、ヨコ編、タテ編など全て
の編(広義)が含まれ得る。また、不織布においては、
一般的なスパンボンド法あるいはフラッシュ紡糸法、メ
ルトブロー法などによって得られるもののいずれを使用
してもよい。
本発明のコピークロスを織編物によって構成させる場
合、タテ糸、ヨコ糸の構成糸本数及び密度は、本発明の
所期の効果を得る上において重要な要素を占める。すな
わち、タテ糸、ヨコ糸の構成糸本数の積が5,000,000本/
cm2以上であることが好ましく、また、タテ糸、ヨコ糸
の織、編密度の積が1、000本/cm2以上であることが好
ましく、かかる数値を満足しない場合には、着色剤の織
編物への転写効率が不良となる傾向にあり、実用的な画
像濃度が得られなかったり、図柄の境界が不鮮明となり
鮮明な画像が得られなくなる傾向にある。
同様に、不織布においても、非常に緻密でかつなるべ
く平坦な表面構造であることが好ましい。具体的には、
必ずしも限定されるものではないが、本発明者らの知見
によれば、見掛け密度で0.15g/cm3以上のものが好まし
く、たとえば、通常のスパンポンド不織布にカレンダー
加工を施したものや、ウォータージェットパンチを施し
たものは好適に使用することができるものである。特に
極端なエンボス加工を施された表面凹凸の激しいもの
は、一般的には本発明には適さないと言える。ただし、
そのような表面凹凸を生かした商品展開が特に歓迎され
るような分野では、該表面凹凸の激しい不織布を使用し
てもむろん差支えない。
なお、見掛け密度とは、次式によって表される値であ
る。
これらの理由を、織物を例にとり図面を用いながらさ
らに詳しく説明する。
第1図は、本発明の単糸繊度が1デニール以下の極細
糸からなる高密度織物よりなるコピークロスの縦断面概
略モデル図であり、極細糸の多数が緻密に集合し、かつ
織物の表面状態が非常にフラットである状態をモデル的
に示したものである。
第2図は、通常の単糸繊度が太い糸使いのしかも密度
が粗い織物の縦断面概略モデル図であり、織物の表面が
凹凸の激しい状態をモデル的に示したものである。
第3図は、被複写体として一般的に用いられる紙(複
写紙)の断面概略図を示したものであり、むろん表面は
繊維布に比べて平滑性は一般に非常に高い。
第4図、第5図、第6図は、それぞれ、第1図、第2
図、第3図に対応する平面図であり、一定面積において
得られる着色(転写)部分を示した概略平面図である。
なお、図中1は織物を構成するタテ糸、2はヨコ糸で
あり、3は紙を示すものである。また、a1、a1′、
a1″、a2、a2′、a2″、a3、a3′、a3″、a4、a4′、
a4″、a5、a5′、a5″、…は、着色(転写)部を示すも
のである。
本発明のコピークロスは、極細繊維を使用しているこ
とにより第1図にモデルを示したような特異なフラット
状構造を呈し得ることにより、第3図で示す一般的によ
く用いられる紙(コピー用紙)に近い、非常にフラット
な状態となるのである。
すなわち、1〜0.00001デニールの極細繊維を主体と
して用いて製布することにより、繊維間隔が非常に緻密
となり、ほぼ隙間のみられない断面構造となる。さら
に、繊維布表面に適宜な外圧処理(例えばプレス処理な
ど)を加えることにより、より一層各極細単繊維の配列
がフラット化されて緻密となり、繊維布表面構造がフラ
ットな最密充填構造となり、着色剤が有効に転写される
表面状態になるのである。
本発明において、極細繊維を使用することは必須であ
るが、本発明の目的を阻害しない範囲において上記繊度
以外の他の繊度を有する繊維を使用することを妨げない
ものであり、上記『主体として』との言葉も、上記阻害
しない範囲内を意味するものである。
したがって、第4図、第5図、第6図の3つのモデル
図に示したように本発明の織物は、着色剤の転写される
有効面積が非常に多く、紙(複写紙)に近い実用的な画
像濃度及び境界の明瞭な図柄を得ることができる。
また、上述のように織編物または不織布の緻密性を高
めるために、たとえば、熱収縮の高い糸を用いて製布
後、ニードルパンチ処理あるいはウォータジェットパン
チ処理等を加えることにより、構造をより緻密化させる
ことも有効な手段である。
さらに、製布後、該繊維布の上または上下から加圧プ
レス処理を施すことも、前述したようにより一層表面を
フラットな状態となし得るので好ましい。加圧プレス処
理は、たとえばアイロンを用いた処理であってもよく、
あるいはカレンダーロール装置を用いた処理などであっ
てもよい。また、プレス処理を有効に行うためには、繊
維布に使用されている素材の融点以下の温度で、加熱処
理するのもより好ましい。たとえば、素材がポリエステ
ル繊維であるならば、200℃以下の温度で処理すること
が好ましい。
また、該プレス処理は、繊維布を後述するフィルムま
たは紙などと積層し一体化するのと同時に行うのも工程
が簡略化できるので好ましい方法である。ただし、この
とき注意しなければならないことは、コピー後、該フィ
ルムまたは紙を繊維布から剥離しなければならないの
で、該フィルムまたは紙などと該繊維布を接着するのに
用いる接着剤の通常の接着剤使用条件(温度、圧力)よ
りは弱い条件で、接着処理を行うことが肝要な点であ
る。
積層されるフィルムまたは紙などは、その厚さは6μ
〜400μ程度、また、繊維布の厚さの1/40〜3倍程度の
厚さのものを使用するのがよい。フィルムとしては、ポ
リエステル系のものやポリプロピレン系のものなどの比
較的硬めのものを使用することが肝要である。一般的に
言うと、電子複写機にかけることのできる紙やフィルム
は大概のものが使用できるし、また、その紙やフィルム
の単体では強度的な問題などから複写機にかけることの
できないようなものであっても、繊維布と合体されれば
電子複写機にかけ得る強度や可撓性を有するようになる
ものも使用することができる。
繊維布を被複写体に用いた場合、得られる画像の鮮明
性、濃度の他に、いかにシワの発生や変形を抑制し安定
した状態で複写機などに供給することができるかの点も
重要である。この対策としてき、繊維布とフィルム類お
よび/または紙類とを積層一体化して複写機などに供給
し、複写後の適宜の時点で分離すればよい。
該積層一体化の方法の好ましい方法は、表面に熱接着
性樹脂がラミネートされたフィルムを用い、該接着樹脂
の通常の完全接着処理温度よりも30〜50℃低い温度で、
加熱圧着処理を行えばよい。通常の完全接着処理温度近
辺もしくはそれ以上の温度で接着処理を行うと、複写後
において繊維布と該フィルム、紙との分離が困難となる
ので、好ましくない。
フィルムにラミネートをされる接着剤(接着樹脂)と
しては、たとえば、ポリエステル2軸延伸フィルムを用
いた場合、共重合ポリエステルとポリエチレンとが適宜
の割合いでブレンドされたものが一般的である。
加熱圧着処理条件において、温度は、接着樹脂の組成
により異なるが、前述したごとく、各々樹脂の完全接着
処理温度よりも低い条件で行うことが肝要である。たと
えば、前記樹脂組成からなる接着剤のラミネートされた
フィルムを用いる場合、完全接着処理温度は、一般に16
0〜180℃であるから、これよりも30〜50℃低い温度、す
なわち110〜130℃程度が適正な処理温度範囲となる。処
理圧力は、繊維布の表面をフラット化することにも関係
するが、おおよそ60kg/cm2以下の圧力であるのが好まし
い。あまり高圧力で処理すると、繊維布が目ズレ現象、
表面のテカリ現象、風合の粗硬化が懸念されるので好ま
しくない。
このような方法とは別に、次のような方法を用いても
よい。
その一つは、紙および/またはフィルム上に接着剤を
塗布し、加圧接着により繊維布と一体化し、コピー処理
後、接着剤の溶出処理によりフィルムおよび/または紙
と、該繊維布を分離させる方法である。該方法において
接着剤としては、アクリル系またはPVA系からなる水溶
性糊剤が代表的である。このときの溶出処理は、熱水で
行えばよい。
また、他の方法としては、極細繊維を用いて繊維布を
製布する際に、低融点接着繊維を混繊しておき、製布
後、低融点接着繊維よりも低い温度で、紙および/また
はフィルムと加圧接着する方法である。低融点接着繊維
としては、ナイロン6、66、610、12が適宜の割合いで
共重合されたもの、あるいは、ポリブチレンテレフタレ
ートと、イソフタル酸の共重合品が一般的である。低融
点繊維の混織比率は、繊維布全重量に対し50重量%以
下、好ましくは30重量%以下であり、50重量%を越える
ものになると繊維布の風合が粗硬となったり、表面のフ
ラットな繊維布が得られなかったり、接着力が過大とな
り、コピー後、繊維布を剥がすのが困難となる。
本発明は、構成繊維の繊度を充分に小さくし、しかも
高密度で緻密な繊維布とすることにより、更に、好まし
くは表面を軽くプレス処理をすることにより、表面構造
が均一で、かつ非常にフラットで、しかも非常に緻密で
コピー用の繊維布として最適条件の備わったものになる
という新規な知見に基づき得られたものである。
このように、本発明のコピークロスは、従来被複写体
として多用される紙と同様に、高濃度でしかも型ぎわの
鮮明な画像が直接得られるに大きな効果を持つものであ
り、さらに、極細繊維を主体として使用されていること
から風合の非常に軟らかい繊維布でもあるので、身の回
り品質をもちろんのこと、一般衣料分野への展開も可能
となり、今後の生活文化、衣料文化に大きな影響をもた
らすものである。
さらに、異なる色相の着色剤を含有するトナーを順次
一枚の繊維布に複写していくことにより多色にカラーコ
ピーされた繊維布も得られることは言うまでもない。
本発明によれば、上述のように高濃度なコピー画像が
得られるが、本発明者らの各種知見によれば、たとえ
ば、L値を用いて表現するならば、原画像のL値と比べ
て、一般的に言って、本発明による複写画像のL値は8
以内ないし10以内程度の濃度ダウン(L値数値のダウン
(L値が大きくなる))程度でおさまり、原画像の再現
性が良好なものと言えるものである。なお、もちろん、
後述実施例1に記載されるコピー専用紙による如く、原
画像のL値よりも低い値の複写画像、すなわち原画像よ
りも濃い色となった複写画像繊維布を得ることも可能で
ある。
本発明のコピークロスは、さらに複写前または後にお
いて、シリコーン系あるいはフッソ系などの撥水撥油処
理、染色仕上げ処理、コーティングや貼り合わせ処理、
含浸処理、縫製加工、極細繊維を生かした吸水や親水加
工処理などを、そろぞれ単独または組合わせて行っても
もちろんよいものである。
[実施例] 以下に本発明を実施例にて詳細に説明するが、これら
の実施例によって、本発明が特別に制約、限定されるも
のではない。
なお、実施例中の濃色性、型ぎわの鮮明性、風合、耐
久性フィルムとの一本化性の測定は、次の方法によるも
のである。
濃色性:多光源分光測色型(スガ試験機(株)製)にて
L値を測定。
型ぎわの鮮明性:5名の専門パネラーの視覚判定。
風合:5名の専門パネラーの触覚判定。
耐久性:手で軽く引っ張ったり、水中に浸したときの状
態の視覚判定。
◎:耐久性が非常に優れている ○:耐久性が優れている ×:耐久性が劣る 実施例1、比較例 高分子相互配列体繊維であって海成分としてポリスチ
レン、島成分としてポリエチレンテレフタレートからな
り、島/海比90/10で、トータルデニール50デニール、
9フィラメント、島成分本数が70本からなるフィラメン
トヤーンをタテ糸、ヨコ糸とし、生機密度のタネ、ヨコ
が各々57本/cm、43本/cmのタフタを得た。
このものを180℃で乾熱セット後、トリクロールエチ
レンで洗浄して乾燥し、単糸繊維0.07デニールの極細繊
維織物を得た。このときの密度はタテ、ヨコ各々61本/c
m、45本/cmであった。したがって、タテ、ヨコ密度の積
が2、745本/cm2であり、構成糸本数の積が1,089,490,5
00本/cm2であった。また、ポリエステル2軸延伸フィル
ム(厚さ:70μ)の片面上に、接着剤として低融点共重
合ポリエステル(融点112℃)80重量%とポリスチレン2
0重量%とのブレンド物を240℃にて20μ厚みに溶融押出
しラミネートをして熱接着性フィルムを準備した。
次に、上記織物をこのフィルムの接着剤ラミネート面
に115℃の熱アイロンを用いて熱プレス処理(プレス圧3
kg/cm2)を施し、織物とフィルムを接着により積層一体
化した。(なお、参考までに、織物とフィルムを完全接
着させるためには、160℃以上の温度が必要であっ
た。) さらに、比較例1用として、タテ糸が50デニール、18
フイラメント(単糸繊度2.8デニール)、ヨコ糸が75デ
ニール36フイラメント(単糸繊度2.1デニール)、仕上
げ密度がタテ43本/cm、ヨコ32本/cmのポリエチレンテレ
フタレートからなるフイラメント織物(タフタ)を準備
した。
該織物のタネ、ヨコ密度の積は1,376本/cm2であり、
構成糸本数の積は891,648本/cm2であった。
さらに、比較例2用として通常被複写体として常用さ
れている複写紙(富士ゼロックス(株)製商品コードZ6
91)をも準備した。
こうして得られた3点の被複写体において、織物とフ
ィルムの積層体においては織物面を被コピー面とし、原
画像としてカラーポスター写真を用いカラーコピー機
(富士ゼロックス(株)製EC−10型)にて全て同条件で
複写を行った。なお、積層体は、複写後簡単な手もみ作
用により、フィルムと織物を分離した。
ポスター写真を複写した織物および紙の複写性と一般
特性を第1表に示す。
なお、L値の測定箇所は、ポスター写真の人物画にお
える髪の毛の部分(黒色部)を測色した値であり、原画
像でのL値は22.27であったものである。
実施例2 実施例1で得られた極細繊維織物を用い、接着剤とし
て水溶性ポリビニールアルコール糊剤の16%水溶液を、
別途準備したフィルム上に塗布し、極細繊維織物をシワ
が入らないようにタテ、ヨコ方向に張力を加えつつ均一
に貼り合わせた。
次いで、実施例1と同条件で極細繊維織物上にカラー
ポスター写真を複写した後、80℃の熱水中に静置しつ
つ、ゆっくりと上記フィルムと織物とを剥離し乾燥し
た。
こうして得られた布帛は、実施例と同様に良好な複写
画像と一般特性を有するコピークロスであった。
実施例3 タテ糸に50デニール、24フィラメントのポリエステル
フィラメント糸、表ヨコ糸に245デニール、40フィラメ
ントの海島型合成繊維(海成分:ポリスチレン、島成
分:ポリエチレンテレフタレート、島/海比率=78/2
2、島成分本数:36本(単繊維繊度=0.13デニール)、の
フィラメント糸を用い、裏ヨコ糸に50デニール、24フィ
ラメントのポリエステルフィラメント糸と、50デニー
ル、10フィラメントの低融点共重合ナイロンフィラメン
ト糸(融点130℃)を1本交互に配列し、仕上げ密度が
タテ糸54本/cm、ヨコ糸64本/cmからなる表組織が5枚朱
子で裏組織が2/3ツイルのヨコ二重織物を得た。しかる
後、該織物を乾熱セットした後、トリクロルエチレンで
海成分を除去し、表面が0.13デニールの極細繊維から構
成され、かつ、裏面が低融点接着繊維が配設されて一体
化した複合構造の布帛を得た。なお、共重合ナイロンフ
ィラメント糸は、低融点接着繊維の役目を果たすもので
あり、該繊維は、布帛全重量に対して6.9重量%の混織
比率であった。
該織物の、タテ、ヨコ糸の織密度積は1,296本/cm2
あり、構成糸本数の積は60,424,704本/cm2であった。
次いで、該織物を、100℃に加熱されたアイロンを用
いて手で強く押さえながら織物の裏面とフィルムとを熱
圧着した。
さらに、織物面に実施例1と同条件でカラーポスター
写真を複写した後、手で織物とフィルムとを剥離し、良
好に複写されかつ一般特性の良好なコピークロスを得る
ことができた。
かかる第1表から明らかなごとく、本発明によって得
られたものは、通常多用されている複写紙(比較例3)
の近い複写性能を有し、風合、耐久性にも非常に優れた
コピーされた織物が得られた。
[発明の効果] 以上述べた通りの本発明によれば、以下の列記するよ
うな優れた作用、効果を奏する新規な電子複写により複
写された画像を表面に持つ繊維布(コピークロス)を得
ることができる。
(1) 紙、フィルム類と同様、直接複写が可能で、し
かも複写性も非常に良好であるコピークロスである。
(2) 製造方法が容易であり、しかも直接複写が可能
であるので、コスト低減効果が大である。
(3) 画像濃度、図柄、文字などの境界が明瞭で型ぎ
わのしっかりした画像が付与されたコピークロスであ
る。
(4) 個々の要求に応じた、すなわち非常に個性的な
図柄、写真、文字の入った繊維布が、すばやく、しかも
容易に得られる。
(5) 風雨、水、破れなどに対し強い抵抗を有し、こ
れらの風雨などに対して従来の紙と比較して、非常に耐
久性において優れている。
(6) 非常に柔らかく、しかも通常のコピー用紙程度
のサイズのものであれば、ポケットにでも簡単に入って
しまうような繊維布でもあって、かさ張らず、携帯に便
利なコピークロスが得られる。
(7) シワや、折り目がついても、伸ばすことにより
容易に該シワや折り目を除去することができるものであ
り、シワや折り目による弱くなることを心配することな
く、また、書類カバンや書類入れなどがなくとも、また
保管時に折り目をつけざるを得ないようなときでも、該
シワや折り目を心配することなく保管や携帯に便利なも
のである。
本発明によるコピークロスは、以上のような数多くの
特徴と効果を有しており該特徴を生かして、地図、旗、
ポスター、カレンダー、ちらし、雑誌、辞書、手芸布、
壁掛け、座布団側地、ハンカチ、ネッカチーフ、スカー
フ、マフラー、手拭、ネクタイ、ゼッケン、本のカバ
ー、傘などの各種の身の回り品質、Tシャツ、ブラウ
ス、コート、ヤッケ、ウインドブレイカー、アノラック
などの衣料用分野、そのほか記録材分野、あるいは電気
スタンドのシェード、カーテン、室内外の壁装材、装飾
用のディスプレイやテント地分野などにおいて、幅広く
無限に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の単糸繊度が1デニール以下の極細糸
からなる高密度織物よりなるコピークロスの縦断面概略
モデル図であり、極細糸の多数が緻密に集合し、かつ織
物の表面状態が非常にフラットである状態をモデル的に
示したものである。 第2図は、通常の単糸繊度が太い糸使いのしかも密度が
粗い織物の縦断面概略モデル図であり、織物の表面が凹
凸の激しい状態をモデル的に示したものである。 第3図は、被複写体として一般的に用いられる紙(複写
紙)の断面概略図を示したものであり、むろん表面は、
完璧にフラットである。 第4図、第5図、第6図は、それぞれ、第1図、第2
図、第3図に対応する平面図であり、一定面積において
得られる着色(転写)部分を示した概略平面図である。 1:織物を構成するタテ糸、 2:ヨコ糸、 3:紙 a1、a1′、a1″、a2、a2′、a2″、a3、a3′、a3″、
a4、a4′、a4″、a5、a5′、a5″、…:トナー着色(転
写)部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 小澤 菊雄 審判官 多喜 鉄雄 審判官 鐘尾 みや子 (56)参考文献 特開 昭51−40134(JP,A) 特開 昭53−56033(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1〜0.00001デニールの極細合成繊維フィ
    ラメントを主体としてなる繊維間隔が緻密な、電子複写
    により複写された画像を表面に有する繊維布であること
    を特徴とするコピークロス。
  2. 【請求項2】繊維布が、織編物であることを特徴とする
    請求項第(1)項記載のコピークロス。
  3. 【請求項3】繊維布が、不織布であることを特徴とする
    請求項第(1)項記載のコピークロス。
  4. 【請求項4】織編物が、1〜0.00001デニールの極細合
    成繊維フィラメントからなる糸が主体に用いられてなる
    織編物であって、該織編物のタテ、ヨコ密度積が1,000
    本/cm2以上であり、かつ構成糸本数積が5,000,000本/cm
    2以上であることを特徴とする請求項第(2)項記載の
    コピークロス。
  5. 【請求項5】不織布が、1〜0.00001デニールの極細合
    成繊維フィラメントを主体としてなり、かつ該不織布の
    見掛け密度が0.15g/cm3以上であることを特徴とする請
    求項第(3)項記載のコピークロス。
  6. 【請求項6】1〜0.00001デニールの極細合成繊維フィ
    ラメントを主体としてなる繊維間隔が緻密な繊維布と熱
    接着性フィルムとを加熱圧着せしめて積層一体化して
    後、該積層一体化物を前記繊維布面を複写画像形成面と
    して電子複写装置にかけて所望の画像を複写し、しかる
    後、前記繊維布と前記フィルムとを剥離せしめることを
    特徴とするコピークロスの製造方法。
  7. 【請求項7】1〜0.00001デニールの極細合成繊維フィ
    ラメントを主体としてなる繊維間隔が緻密な繊維布と紙
    および/またはフィルムとを接着剤を用いて圧着せしめ
    て積層一体化して後、該積層一体化物を前記繊維布面を
    複写画像形成面として電子複写装置にかけて所望の画像
    を複写し、しかる後、前記接着剤を除去して繊維布と紙
    および/またはフィルムとを分離せしめることを特徴と
    するコピークロスの製造方法。
  8. 【請求項8】1〜0.00001デニールの極細合成繊維フィ
    ラメントからなりかつ抵融点接着繊維を含んでなる繊維
    間隔が緻密な繊維布と紙および/またはフィルムとを前
    記低融点接着繊維の融点以下の温度で高温加圧すること
    により積層一体化して後、該積層一体化物を前記繊維布
    面を複写画像形成面として電子複写装置にかけて所望の
    画像を複写し、しかる後、該繊維布と紙および/または
    フィルムとを剥離せしめることを特徴とするコピークロ
    スの製造方法。
  9. 【請求項9】1〜0.00001デニールの極細合成繊維フィ
    ラメントを主体としてなる繊維間隔が緻密な繊維布で構
    成された被コピー体を電子複写装置にかけることを特徴
    とするコピー方法。
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