JPH03104991A - 起毛布の製造方法 - Google Patents
起毛布の製造方法Info
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- JPH03104991A JPH03104991A JP1239109A JP23910989A JPH03104991A JP H03104991 A JPH03104991 A JP H03104991A JP 1239109 A JP1239109 A JP 1239109A JP 23910989 A JP23910989 A JP 23910989A JP H03104991 A JPH03104991 A JP H03104991A
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- Pending
Links
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Landscapes
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Coloring (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、片面が起毛され、他の片面に絵付けがされた
起毛布の製造方法に関するものである．（従来の技術） 絵付けがされた起毛布は従来から種々提案されており、
起毛された部分に転写によって絵付けしたもの、予め絵
付けしておいた布を後から起毛したもの、あるいは、特
開昭５４−１５６８８９号公報に記載されているように
部分的に起毛したもの等がある． しかしながら、既に起毛された布に転写する方法におい
ては、毛の根本まで完全に着色させるのが難しく、しか
も、絵柄がシャープにならない、毛に「へたり」を生じ
る、風合が堅くなる、といった問題があった． 又、後から起毛したものは、絵柄がボケたり、濃度が不
足したりするという問題があり、満足できる製品が得ら
れなかった． （発明が解決しようとする課題） 本発明は以上の様な従来技術の欠点を解消し、シャープ
で濃度の大なる絵柄が形成され、しかも、風合が良く毛
に「へたり」を生じることのない起毛布の製造方法を提
供しようとするものである．（！Ｉ題を解決するための
手段） すなわち本発明の方法は、使用する布を、ポリエステル
系繊維を主成分とする布と、起毛可能な耐熱性を有する
布とが一体的に積層された二層構造とし、まず昇華転写
法によってポリエステル系繊維を主成分とする布の面に
紛付けを行ない、その後に耐熱性を有する布の面を起毛
することを特徴とするものである． 本発明に使用する基布は前述の様に二層構造であり、そ
の一方はポリエステル系繊維を主成分とする．その理由
は、ポリエステル系繊維は昇華転写法によって最も良好
な絵付けが可能な繊維だからであり、柄がシャープで、
濃度が大きく、仕上りが良好となる．もちろん他の繊維
を混紡してもかまわない． 他方の布は起毛が可能で耐熱性を有するものである．す
なわち、起毛機によって起毛することができ、かつ、起
毛の前の昇華転写時に加えられる熱圧によって風合が悪
くならないようなものならば使用でき、ポリエステル系
繊維、ナイロン系繊維、アクリル系繊維、綿等を単独で
、あるいは二種類以上混紡して使用した布である． この二つの布は別々に織り上げた後に接着剤等を用いて
積層することもできるが、風合や耐久性を考慮すれば、
織る際に両者を一体に織り上げるのが好ましい． 本発明の昇華転写法に用いる転写紙は、上質紙、中質紙
、更祇、アート紙、コート紙、グラビア紙、和紙、合成
樹脂フィルム等を支持体とし、移行する瓜度が１７０〜
２４０゜Ｃの範囲の減圧転写用の染料を着色材とするも
のである．減圧転写用の染料を用いるのは、本発明によ
って得られる起毛布が、毛布等の用途に使用される際に
堅牢度が重要視されるためであり、このような染料とし
ては、ディスパースイエロー１０９、ディスバースレッ
ド１５２、ディスバースレッドｌ２７、ディスパースブ
ル−１４３、ディスバースブル−２５４、ディスパース
ブラウン９等の昇華性の分散染料が好ましい． （実施例） ポリエステル繊維から或る布と、綿とポリエステル繊維
とを１対１の比率で混紡した布とを、織り上げの段階で
一体的に織ることによって二Ｎ構造の基布を製造した． 次いでこの基布を２００゜Ｃで３０秒間加熱して充分に
収縮させた後、ポリエステル繊維から戒る布の側に、上
質紙を支持体とし、昇華性の分散染料を着色材とする転
写紙を重ね、連続式減圧転写機で、３０ｔｏｒｒ（トリ
チェリー）、２００”Ｃの条件で４０秒間加熱加圧して
絵柄を転写した．次に、起毛機によって混紡した布の側
を起毛し、絵柄を有する起毛布を得た． （発明の効果）
起毛布の製造方法に関するものである．（従来の技術） 絵付けがされた起毛布は従来から種々提案されており、
起毛された部分に転写によって絵付けしたもの、予め絵
付けしておいた布を後から起毛したもの、あるいは、特
開昭５４−１５６８８９号公報に記載されているように
部分的に起毛したもの等がある． しかしながら、既に起毛された布に転写する方法におい
ては、毛の根本まで完全に着色させるのが難しく、しか
も、絵柄がシャープにならない、毛に「へたり」を生じ
る、風合が堅くなる、といった問題があった． 又、後から起毛したものは、絵柄がボケたり、濃度が不
足したりするという問題があり、満足できる製品が得ら
れなかった． （発明が解決しようとする課題） 本発明は以上の様な従来技術の欠点を解消し、シャープ
で濃度の大なる絵柄が形成され、しかも、風合が良く毛
に「へたり」を生じることのない起毛布の製造方法を提
供しようとするものである．（！Ｉ題を解決するための
手段） すなわち本発明の方法は、使用する布を、ポリエステル
系繊維を主成分とする布と、起毛可能な耐熱性を有する
布とが一体的に積層された二層構造とし、まず昇華転写
法によってポリエステル系繊維を主成分とする布の面に
紛付けを行ない、その後に耐熱性を有する布の面を起毛
することを特徴とするものである． 本発明に使用する基布は前述の様に二層構造であり、そ
の一方はポリエステル系繊維を主成分とする．その理由
は、ポリエステル系繊維は昇華転写法によって最も良好
な絵付けが可能な繊維だからであり、柄がシャープで、
濃度が大きく、仕上りが良好となる．もちろん他の繊維
を混紡してもかまわない． 他方の布は起毛が可能で耐熱性を有するものである．す
なわち、起毛機によって起毛することができ、かつ、起
毛の前の昇華転写時に加えられる熱圧によって風合が悪
くならないようなものならば使用でき、ポリエステル系
繊維、ナイロン系繊維、アクリル系繊維、綿等を単独で
、あるいは二種類以上混紡して使用した布である． この二つの布は別々に織り上げた後に接着剤等を用いて
積層することもできるが、風合や耐久性を考慮すれば、
織る際に両者を一体に織り上げるのが好ましい． 本発明の昇華転写法に用いる転写紙は、上質紙、中質紙
、更祇、アート紙、コート紙、グラビア紙、和紙、合成
樹脂フィルム等を支持体とし、移行する瓜度が１７０〜
２４０゜Ｃの範囲の減圧転写用の染料を着色材とするも
のである．減圧転写用の染料を用いるのは、本発明によ
って得られる起毛布が、毛布等の用途に使用される際に
堅牢度が重要視されるためであり、このような染料とし
ては、ディスパースイエロー１０９、ディスバースレッ
ド１５２、ディスバースレッドｌ２７、ディスパースブ
ル−１４３、ディスバースブル−２５４、ディスパース
ブラウン９等の昇華性の分散染料が好ましい． （実施例） ポリエステル繊維から或る布と、綿とポリエステル繊維
とを１対１の比率で混紡した布とを、織り上げの段階で
一体的に織ることによって二Ｎ構造の基布を製造した． 次いでこの基布を２００゜Ｃで３０秒間加熱して充分に
収縮させた後、ポリエステル繊維から戒る布の側に、上
質紙を支持体とし、昇華性の分散染料を着色材とする転
写紙を重ね、連続式減圧転写機で、３０ｔｏｒｒ（トリ
チェリー）、２００”Ｃの条件で４０秒間加熱加圧して
絵柄を転写した．次に、起毛機によって混紡した布の側
を起毛し、絵柄を有する起毛布を得た． （発明の効果）
Claims (1)
- ポリエステル系繊維を主成分とする布と起毛が可能な耐
熱性を有する布とが一体的に積層された二層構造の基布
の、ポリエステル系繊維を主成分とする布の面に昇華転
写法によつて絵付けを行ない、その後に耐熱性を有する
布の面を起毛することを特徴とする起毛布の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239109A JPH03104991A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 起毛布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239109A JPH03104991A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 起毛布の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03104991A true JPH03104991A (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=17039936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1239109A Pending JPH03104991A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 起毛布の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03104991A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7459052B2 (en) * | 2002-06-27 | 2008-12-02 | Tweel Home Furnishings | Printed placemat, potholder, and oven mitt and methods for making same |
| CN104476865A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-04-01 | 常熟市华森织造有限公司 | 涤纶超细旦长毛绒复合面料的加工方法 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1239109A patent/JPH03104991A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7459052B2 (en) * | 2002-06-27 | 2008-12-02 | Tweel Home Furnishings | Printed placemat, potholder, and oven mitt and methods for making same |
| CN104476865A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-04-01 | 常熟市华森织造有限公司 | 涤纶超细旦长毛绒复合面料的加工方法 |
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