JPH0930836A - 遮光膜付きガラス及びその製造法 - Google Patents

遮光膜付きガラス及びその製造法

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JPH0930836A
JPH0930836A JP3855695A JP3855695A JPH0930836A JP H0930836 A JPH0930836 A JP H0930836A JP 3855695 A JP3855695 A JP 3855695A JP 3855695 A JP3855695 A JP 3855695A JP H0930836 A JPH0930836 A JP H0930836A
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glass
light
coating
shielding film
film
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Takuya Tejima
卓也 手島
Katsuto Tanaka
勝人 田中
Kazuo Sakai
和夫 坂井
Tsutomu Ueda
勉 上田
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Central Glass Co Ltd
Fuji Pigment Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Fuji Pigment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐摩耗性に優れ、可視光反射率が低く、電波
透過型であって、グレー色系乃至黒色系の色調を呈す
る、ことに自動車用窓ガラスにも適用しうる遮光膜付き
ガラスを得る。 【構成】 ガラス基板上に少なくともCuO-Fe2O3-Mn2O3
系からなる無機顔料とシリカゾルでなした薄膜層を備え
たガラスであって、該薄膜層の膜厚が50nm以上1500nm以
下であり、しかも可視光反射率が2%以上10%以下、か
つヘーズ値が5.0%以下であり、さらにグレー色系もし
くは黒色系色調を呈する薄膜層を備えたものであること
を特徴とする遮光膜付きガラス。及びその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用および産業用の
遮光ガラス、ならびに自動車用のプライバシーガラスあ
るいはシェードバンド等に有用な遮光膜付きガラス及び
その製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ガラス製品の着色および遮光の方法
として、ガラス中にコロイドや遷移金属を含有させる方
法や種々の方法でガラス基板表面に機能性膜を形成する
方法などが行われてきた。
【0003】ところが、これらの着色および遮光方法の
うちガラス素地にコロイドや遷移金属を含有せしめる方
法は、ガラスを調製する原料の段階から着色剤を添加す
る必要があるため準備に予めフリットを作製するなど、
大がかりな装置、莫大な時間やエネルギーや資金が必要
となるという問題があった。
【0004】また、ガラス表面に塗料などを塗布するも
のは、シランカップリング剤などのプライマーが必要で
あり、コストが高くなるばかりでなく塗料が有機系樹脂
をベースとしているため、耐熱性が低く、また表面硬度
が低い、さらに太陽光の下での耐久性も充分あるとは言
い難いというものがあり、塗膜による遮光機能膜での多
くの場合は可視光反射率が高くぎらつき感があって人や
環境に優しいものとは言い難いというものであった。
【0005】例えば、特公昭54-40568号公報には、高反
射率高耐久性を有する熱線反射ガラスが記載されてお
り、金属比で鉄が64〜86重量%、クロムが5重量%以
上、コバルトが4〜30重量%の範囲内にある組成をもつ
鉄酸化物とクロム酸化物とコバルト酸化物とを含む金属
酸化物被膜がガラス表面に形成されたものであることが
開示されている。
【0006】また例えば、特開平4-219347号公報には、
薄膜付窓ガラスの製造方法及びこれにより製造された薄
膜付窓ガラスが記載されており,ガラス基板上に塗布液
をフレキソ印刷により塗布した後、焼成して薄膜を形成
することが記載され、例えば光によりゲル化する塗布液
をフレキソ印刷〔弾性物質(ゴム等)の版材(フレキソ
版)を用いた凸版輪転印刷〕により塗布した後、光照射
し、さらに焼成することで薄膜を形成すること等が開示
されている。
【0007】さらに例えば、特開平6-80441 号公報に
は、熱処理可能なスパッタ被覆されたガラス製品および
その形成方法が記載されており、a)ニッケルおよび少な
くとも約50重量%ニッケルを有するニッケル合金からな
るグループから選択された金属の酸化物または窒化物か
らなる第1の層と、b)ニッケルおよび少なくとも約50重
量%ニッケルを有するニッケル合金からなるグループか
ら選択された金属からなる第2の層と、c)ニッケルおよ
び少なくとも約50重量%ニッケルを有するニッケル合金
からなるグループから選択された金属の酸化物または窒
化物からなる第3の層と、およびd)スズ、亜鉛、チタン
およびそれらの合金からなるグループから選択された金
属の酸化物からなる第4の層と、を含むコーティングを
その上に有するガラス基板からなる熱処理可能なガラス
製品。
【0008】ならびにa)スズ、亜鉛、チタンおよびそれ
らの合金からなるグループから選択された金属の酸化物
からなる第1の層と、b)ニッケルおよび少なくとも約50
重量%ニッケルを有するニッケル合金からなるグループ
から選択された金属の酸化物または窒化物からなる第2
の層と、c)ニッケルおよび少なくとも約50重量%ニッケ
ルを有するニッケル合金からなるグループから選択され
た金属からなる第3の層と、d)ニッケルおよび少なくと
も約50重量%ニッケルを有するニッケル合金からなるグ
ループから選択された金属の酸化物または窒化物からな
る第4の層と、およびe)スズ、亜鉛、チタンおよびそれ
らの合金からなるグループから選択された金属の酸化物
からなる第4の層と、を含むコーティングをその上に有
するガラス基板からなる熱処理可能なガラス製品が開示
されている。
【0009】また、自動車窓ガラスに展着された遮光フ
イルムは、可視光反射率は比較的低いものの、遮光性能
の劣化等経時変化があるようなものである。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】前述した例えば特公
昭54-40568号公報に記載の高反射率高耐久性を有する熱
線反射ガラスでは、可視光透過率が約43%以上50%以下
程度と遮光性を備えたガラスであるものの、可視光反射
率が約35%以上43%以下程度と高く、ハーフミラー的機
能を有し、人や環境に優しいとは必ずしも言い難いもの
である。
【0011】また例えば特開平4-219347号公報に記載の
薄膜付窓ガラスの製造方法及びこれにより製造された薄
膜付窓ガラスでは、フレキソ印刷自体は簡便な手段とし
ても、それに用いる塗布液が必ずしも簡便なものとは言
い難く、しかも可視光透過率が例えば32〜85%程度で可
視光反射率が例えば10〜33%程度と高いものとなり、ハ
ーフミラー的機能を持つものになり易く、前述したと同
様に人や環境に優しいとは必ずしも言い難いものであ
る。
【0012】さらに例えば特開平6-80441 号公報に記載
の熱処理可能なスパッタ被覆されたガラス製品およびそ
の形成方法では、スパッタ法により多層膜を形成するた
め、必ずしも効率的であるものとは言い難く、しかも例
えば膜面側の可視光反射率が31〜33%で、ガラス面側の
可視光反射率が11〜12%であって必ずしも充分な低反射
積層膜と言えるものでもなく、シート抵抗が必ずしも高
くなく電波透過性とは言い難いものである。
【0013】
【問題点を解決するための手段】本発明は、従来のかか
る問題点に鑑みてなしたものであって、特定の無機顔料
と特定量の分散剤と溶媒でなる無機顔料分散液と、特定
割合のシリカゾルとを、特定量のトータル固形分濃度に
なるよう混合し調製した無機顔料分散塗布溶液を用いて
塗布成膜した遮光膜付きガラスを製造し、特異な無機顔
料をシリカゾル膜中に均一または均一状に分散せしめた
特定膜厚の膜で、特定の可視光反射率で特定のヘーズ値
となるものとし、しかも特定の色調とした遮光膜付きガ
ラスとしたことにより、自動車窓ガラスにおいて運転者
のより広い視野で遮光性を確保できかつ高い反射低減性
能を確保できることとなって、より広い範囲で防眩性能
を発揮しギラツキ感を抑え、誤認や違和感が発現しない
ようになし得、耐摩耗性等に優れるものとなり、さらに
電波透過性となしうる等の有用な遮光膜付きガラス及び
その製造法を提供するものである。
【0014】すなわち、本発明は、ガラス基板上に少な
くともCuO-Fe2O3-Mn2O3 系からなる無機顔料とシリカゾ
ルでなした薄膜層を備えたガラスであって、該薄膜層の
膜厚が50nm以上1500nm以下であり、しかも可視光反射率
が2以上10%以下、かつヘーズ値が5.0 %以下であり、
さらにグレー色系もしくは黒色系色調を呈する薄膜層を
備えたものであることを特徴とする遮光膜付きガラス。
【0015】また、前記遮光膜付きガラスの可視光透過
率が、4%以上65%以下である上述した遮光膜付きガラ
ス。ならびに、遮光膜付きガラスを製造するに当たり、
(a) ガラス基板を用意する工程と、(b) 少なくともCuO-
Fe2O3-Mn2O3 系からなる無機顔料に対し1〜100wt %の
分散剤を加えて無機顔料をアルコール系有機溶媒中に均
一ないしは均一状に分散せしめた無機顔料分散液とシリ
カゾルを、無機顔料の重量とシリカゾルのSiO2換算量の
比が0.2 〜2.0 となるように混合し、かつトータルの固
形分濃度が1〜20wt%になるよう無機顔料分散塗布溶液
を調製する調製工程と、(c) 前記した無機顔料分散塗布
溶液を、前記ガラス基板上に塗膜層として300〜700 ℃
の温度で加熱焼成した後の膜厚が50〜1500nmになるよう
な塗膜条件で塗膜を形成する塗膜工程と、(d) 前記した
塗膜工程で得られた塗膜付きガラス基板を、少なくとも
300 〜700 ℃の温度で加熱焼成する加熱焼成工程と、に
よって少なくともガラス基板上に遮光膜を形成すること
を特徴とする遮光膜付きガラスの製造法。
【0016】また、前記塗膜形成法が、ガラス基板を前
記無機顔料分散塗布溶液中に浸漬し引き上げる所謂ディ
ッピング法であることを特徴とする上述した遮光膜付き
ガラスの製造法。さらに、前記ディッピング法においる
塗膜条件の調整を、少なくとも引き上げ速度のコントロ
ールで行うことを特徴とする上述した遮光膜付きガラス
の製造法。
【0017】また、前記塗膜形成法が、前記無機顔料分
散塗布溶液が付着したロールをガラス基板上で回転させ
て行う所謂ロールコート法あるいはリバースコート法で
あることを特徴とする上述した遮光膜付きガラスの製造
法。さらに、前記ロールコート法あるいはリバースコー
ト法における塗膜条件の調整を、ガラス基板の搬送速度
または/およびロールの回転速度で行うことを特徴とす
る上述した遮光膜付きガラスの製造法。
【0018】また、前記塗膜形成法が、前記無機顔料分
散塗布溶液を少なくとも均一状に流下させた溶液のカー
テン様下をガラス基板を所定の搬送速度で通過せしめて
行う所謂カーテンフロー法であることを特徴とする上述
した遮光膜付きガラスの製造法。さらに、前記カーテン
フロー法における塗膜条件の調整を、ガラス基板の通過
速度または/およびカーテン様の厚みで行うことを特徴
とする上述した遮光膜付きガラスの製造法。
【0019】また、前記塗膜形成法が、前記無機顔料分
散塗布溶液をガラス基板の上部分から該基板表面にした
がって流下させて行う所謂ノズルフロートコート法であ
ることを特徴とする上述した遮光膜付きガラスの製造
法。さらに、前記ノズルフロートコート法における塗膜
条件の調整を、ガラス基板の傾斜角度または/および無
機顔料分散塗布溶液の流下量で行うことを特徴とする上
述した遮光膜付きガラスの製造法。
【0020】また、前記塗膜形成法が、所謂スプレー法
であることを特徴とする上述した遮光膜付きガラスの製
造法。さらに、前記スプレー法における塗膜条件の調整
を、無機顔料分散塗布溶液の吐出量、吐出圧またはスプ
レーノズルとガラス基板との距離、あるいはこれらの組
み合わせによって行うことを特徴とする上述した遮光膜
付きガラスの製造法。
【0021】またさらに、前記した加熱焼成を、ガラス
基板の曲げ処理加工または/および強化処理加工する際
に同時に行うことを特徴とする上述した遮光膜付きガラ
スの製造法。
【0022】またさらに、前記遮光膜付きガラスの製造
法において、遮光膜の膜厚が50〜1500nmになるように
し、可視光透過率が4%以上65%以下で、かつ可視光反
射率が2%以上10%以下であり、さらにグレー色系もし
くは黒色系色調を呈するようにすることを特徴とする上
述した遮光膜付きガラスの製造法をそれぞれ提供するも
のである。
【0023】ここで、前記CuO-Fe2O3-Mn2O3 系からなる
無機顔料を用いることとしたのは、グレー色系ないしは
黒色系の色調を確実かつ安定して発色し、かつ酸化物系
無機顔料であるから可視光反射率を高めることもなく、
安全性、安定性、耐候性、耐熱性、耐アルカリ性等の耐
薬品性等を有するからである。
【0024】また、前記分散剤としては、例えばポリビ
ニルブチラール樹脂、具体的にはエスレックBL-1、ポリ
ビニルアルコール樹脂、具体的にはゴーセランL-0301、
アクリル樹脂、具体的にはハイテック532 、エチルセル
ロース、具体的にはエトセル、不飽和ポリカルボン酸、
具体的にはビック104S、リン酸エステル系活性剤、具体
的にはデスコールA-200 、ポリエステル樹脂、具体的に
はポリエスターWR-901、シランカップリング剤、具体的
にはKBM-502 等が挙げられ、これら分散剤を適宜単独も
しくは複合して用い、その分散剤の添加量は無機顔料に
対して1〜100wt%程度が好ましい。
【0025】また、前記アルコール系有機溶媒として
は、例えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール
等が挙げられる。また、前記した分散剤を加えて無機顔
料をアルコール系有機溶媒中に均一ないしは均一状に分
散せしめた無機顔料分散液を得る混合分散機としては、
例えば2本ロール、3本ロール、バンバリーミキサー、
SGミル、アトライター等が挙げられる。
【0026】さらに、前記シリカゾルは、所謂ゾルゲル
法で使用され、ガラス基板上に塗布して加熱することに
よりゲル化して極めて高強度で耐摩耗性に優れた被覆膜
を形成することができ、上記CuO-Fe2O3-Mn2O3 系からな
る無機顔料分散液と該シリカゾルを混合することによ
り、グレー色系ないしは黒色系の色調を有し、かつ遮光
性と防眩性でギラツキ感がない、例えば可視光反射率が
2%以上10%以下となり、しかも耐摩耗性に優れた遮光
膜を形成することができ、自動車用窓ガラスでのプライ
バシーガラスあるいはシエードバンド等に充分採用で
き、加えてさらに電波透過型ガラスとなって到来する電
波等を通し、ガラスアンテナ付き自動車用窓ガラスでも
同様に採用できるものとなる。
【0027】さらにまた、無機顔料の重量とシリカゾル
のSiO2換算量の比が0.2 〜2.0 となるようにしたのは、
該比が0.2 未満であれば、膜中の無機顔料の濃度が低く
遮光膜としての機能を持たせるためには膜厚を厚くする
必要が生じ、成膜時あるいは膜自体に不安定や不都合を
もたらし、該比が2.0 を超えると無機顔料の量が多いた
め、膜の耐摩耗性が劣ることとなる。また該重量比をコ
ントロールすることで膜厚も考慮しつつ遮光膜付きガラ
スの可視光透過率を適宜所望の値に変えることができ、
該比が小さいと透過率の高い膜、例えば65%を超えるも
のとなり、該比が大きいと透過率の低い膜、例えば4%
未満となるものができる。
【0028】また、前記したトータルの固形分濃度が1
〜20wt%になるよう無機顔料分散塗布溶液を調製するこ
ととしたのは、ガラス基板上に該分散塗布溶液を塗布す
る際の前記無機顔料の分散状態とシリカゾルの状態を加
味しつつ、場合によってはアルコール系溶媒で希釈し調
整しつつ、トータルの固形分濃度が1〜20wt%になるよ
う調製し、分散状態の悪化による高いヘーズ値、例えば
該値が5.0 %を超えるようになって自動車用窓ガラスと
して不合格になること、あるいは高い透過率、例えば可
視光透過率が65%を超え遮光効果が劣る膜を形成するこ
ととなる等を防ぎ、均一かつ均質でしかも欠陥がない優
れた塗膜を形成せしめるためである。
【0029】なお、無機顔料分散液とシリカゾルとアル
コール系有機溶媒による無機顔料分散塗布溶液の混合分
散調製については通常のものでよい。また、該塗布溶液
の粘度は例えば0.1 〜100cP 程度であり、面内の膜厚分
布、塗膜の乾燥の仕方、あるいは膜の白濁やクラック現
象の発現や剥離をしたりし易いからである。より好まし
い粘度としては約1〜10cP程度である。なお増粘剤の使
用もある。
【0030】またさらに、前記膜厚が50nm以上1500nm以
下になるようにしたのは、該膜厚によって透過率をコン
トロールすることができ、しかも膜厚によって膜の強度
も左右され、膜強度が強く耐摩耗性に優れるものとする
ためであり、特に300 〜700℃の温度で焼成した後の膜
厚が50nm以上1500nm以下となるようにすることが好まし
い。
【0031】またさらに、前記300 〜700 ℃の温度で加
熱焼成することとしたのは、高強度の膜を得るためであ
り、特に急熱すると膜にクラックが生じることもあり、
場合によっては厳密な時間管理が必要となる。前記した
加熱焼成を、ガラス基板の曲げ処理加工または/および
強化処理加工する際に同時に行うこともできる。
【0032】またさらに、前記可視光反射率が2以上10
%以下、かつヘーズ値が5.0 %以下であるもの、または
該両条件に可視光透過率が4%以上65%以下としたの
は、例えば自動車用窓ガラスにおいて採用した際に、透
視性と誤認防止を充分確保して運転者や搭乗者の安全上
や疲労防止上等確保し、ならびに車外の人や環境に優し
くかつ対向車等にも安全であるようにするために必要で
あるからである。好ましい可視光透過率としては5%以
上60%以下、最も好ましいのは15%以上40%以下であ
る。
【0033】また、前記塗膜形成法としては、ガラス基
板を前記無機顔料分散塗布溶液中に浸漬し引き上げる所
謂ディッピング法であって、その塗膜条件の調整を、少
なくとも引き上げ速度のコントロールで行う。
【0034】またさらに、前記無機顔料分散塗布溶液が
付着したロールをガラス基板上で回転させて行う所謂ロ
ールコート法あるいはリバースコート法であって、その
塗膜条件の調整を、ガラス基板の搬送速度または/およ
びロールの回転速度で行う。
【0035】またさらに、前記無機顔料分散塗布溶液を
少なくとも均一状に流下させた溶液のカーテン様下をガ
ラス基板を所定の搬送速度で通過せしめて行う所謂カー
テンフロー法であって、その塗膜条件の調整を、ガラス
基板の通過速度または/およびカーテン様の厚みで行
う。
【0036】またさらに、前記無機顔料分散塗布溶液を
ガラス基板の上部分から該基板表面にしたがって流下さ
せて行う所謂ノズルフロートコート法であって、その塗
膜条件の調整を、ガラス基板の傾斜角度または/および
無機顔料分散塗布溶液の流下量で行う。
【0037】またさらに、所謂スプレー法であって、そ
の塗膜条件の調整を、無機顔料分散塗布溶液の吐出量、
吐出圧またはスプレーノズルとガラス基板との距離、あ
るいはこれらの組み合わせによって行う等、ならびに印
刷法等も挙げられる。
【0038】さらにまた、ガラス板状体としては、透明
ガラスであれば無色あるいは有色のどちらでもよい、す
なわち例えばブルー、ブロンズ、グレーあるいはグリー
ンガラス等でもよく、特に自動車用窓材ではブルー色系
あるいはゴールド色系、グリーン色系、なかでもグリー
ン色系、ゴールド色系色調で熱線・紫外線吸収性能を得
やすいものであればより好ましいものである。また単板
で使用できることはもとより、紫外線遮断ガラスや熱線
反射ガラス等機能性膜付きガラス、また複層あるいは合
せガラスあるいは強化ガラスまたは強度アップガラス、
曲げガラス、ガラスアンテナ付きガラス等としても使用
できることは言うまでもない。さらに、ガラス基板が無
機質でも有機質でもよいことは言うに及ばない。
【0039】
【作用】前述したとおり、本発明の遮光膜付きガラス及
びその製造法は、透明ガラス基板の表面に、特定の無機
顔料をシリカゾル膜中に均一または均一状に分散せし
め、特定した膜厚で成膜し、特定した可視光反射率差と
で特定のヘーズ値となるものとし、しかも特定の色調と
した遮光膜付きガラス、ならびに特定の無機顔料と特定
量の分散剤と溶媒でなる無機顔料分散液と、特定割合の
シリカゾルとを、特定量のトータル固形分濃度になるよ
う混合し調製した無機顔料分散塗布溶液を用いて塗布成
膜した遮光膜付きガラスを製造するようにしたので、自
動車窓ガラスにおいて運転者や搭乗車により広い視野で
遮光性を確保できかつ高い反射低減性能を確保できて安
全性を高めかつ疲労感を抑え、より広い範囲で防眩性能
を発揮しギラツキ感を抑え、誤認や違和感が発現しない
ようになし得ることで人や環境にも優しいものとなり、
耐摩耗性に優れる等耐久性が充分にあり、さらに電波透
過性となしうる等の有用な遮光膜付きガラス及びその製
造法を提供するものである。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし本発明は係る実施例に限定されるものではな
い。
【0041】実施例1 CuO-Fe2O3-Mn2O3 系無機顔料が18.5%の濃度でエタノー
ルに分散されている無機顔料分散溶液と、SiO2換算量1
6.0wt%でメタノールとエタノールに分散されたシリカ
ゾル溶液を混合し、CuO-Fe2O3-Mn2O3 系無機顔料の重量
とシリカゾルのSiO2換算量の比が1.00でかつ固形分トー
タル量が17.3wt%の溶液を調製した。
【0042】次に、ディッピング法により成膜速度を1.
00mm/秒として片面全面に塗膜し、約620 ℃で焼成し成
膜した。得られた遮光膜付きガラスについて、該遮光膜
の膜厚としては、表面形状測定機(スローン社製、Dekt
ak3030)を用い、成膜直後にカッターで膜の一部を削り
取り、その段差部分を針が接触走査することで測定し
た。その結果、膜厚が約330 nmであった。
【0043】また光学特性としては、分光光度計(340
型自記、日立製作所)で波長340 〜1800nmの間の透過率
および反射率を測定し、JIS Z 8722およびJIS R 3106ま
たはJIS Z 8701に準拠し、可視光透過率Tv(380〜780n
m)、日射透過率Ts(340〜1800nm) 、刺激純度(%)、色
調等を求めた。その結果、可視光透過率Tvが約39.3%程
度で、可視光反射率Rfが約4.73%程度であった。
【0044】さらにくもり度としては、ヘーズメーター
(日本電色工業社製、 NDH-20D)によって測定した。ヘ
ーズ(曇り具合)値をJIS K 6714に準拠して行い求め
た。その結果、ヘーズ値は約 3.3%程度であった。
【0045】さらにまた電波透過性としては、表面抵抗
値(105 Ω/口以上105MΩ/口以下程度のもの)を表面
高抵抗計(三菱油化社製、HIRESTA HT-210)によって測
定した。その結果、表面抵抗値が無限大であると言って
も過言でなく、充分高抵抗であって電波透過性であっ
た。
【0046】さらにまた耐久性(耐摩耗性、耐酸性、耐
アルカリ性)、耐光性、耐湿性、耐熱性等はJIS R 322
1、JIS R 3212に準拠して行った。その結果、所期のも
のであった。
【0047】実施例2 CuO-Fe2O3-Mn2O3 系無機顔料が18.5%の濃度でイソプロ
ピルアルコールに分散されている無機顔料分散溶液と、
SiO2換算量16.0wt%でメタノールとエタノールに分散さ
れたシリカゾル溶液を混合し、CuO-Fe2O3-Mn2O3 系無機
顔料の重量とシリカゾルのSiO2換算量の比が1.50でかつ
固形分トータル量が17.5wt%の溶液を調製した。
【0048】次に、ディッピング法により塗膜速度を0.
25、0.50、1.00、1.50、2.00、3.00、4.00mm/秒と変化
させ、それぞれ片面全面に塗膜を形成した後、約620 ℃
で焼成し成膜した。
【0049】得られた遮光膜付きガラスについて実施例
1と同様な測定と評価を行った。その結果について、塗
膜速度(mm/秒)に対する、膜厚(nm)、可視光透過率
Tv(%)、可視光反射率Rf(%)、ヘーズ値(%)の遮
光膜の特性を表1に示す。また、塗膜速度が1.00mm/秒
で行った際において、分光光度計で測定した光学特性の
うち、光の波長350nm から800nm に対する光の透過率
(%)および反射率(%)を図1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
比較的簡便に遮光膜付きガラスを製造でき、得られた遮
光膜付きガラスは、グレー色系ないしは黒色系の色調で
所望する遮光程度でかつ低い可視光反射率と低いヘーズ
値であり、耐摩耗性等耐久性に優れ、電波透過型ガラス
とすることができ、大面積でも高グレード品質を確保で
き、建築用窓材はもちろん、自動車用窓ガラス、ことに
プライバシーガラスやシェードパンド等に採用した際、
ドライバーに対しより広域で透視性の向上、目の疲労等
を防いで安全性を向上し、人的物的の両面に対してもま
たその環境に対しても優しいものとなり、しかもガラス
アンテナ付きガラスにも採用し得る等、幅広い分野にお
いて有用な遮光膜付きガラス及びその製造法を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例2に示した塗膜速度1.00mm/秒で行った
際における本発明の遮光膜付きガラスについて、測定し
た光学特性のうち、光の波長350nm から800nm に対する
光の透過率(%)および反射率(%)を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 1/10 G02B 5/20 5/20 1/10 Z (72)発明者 坂井 和夫 兵庫県川西市小花2丁目23ー2 冨士色素 株式会社内 (72)発明者 上田 勉 兵庫県川西市小花2丁目23ー2 冨士色素 株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に少なくともCuO-Fe2O3-Mn
    2O3 系からなる無機顔料とシリカゾルでなした薄膜層を
    備えたガラスであって、該薄膜層の膜厚が50nm以上1500
    nm以下であり、しかも可視光反射率が2%以上10%以
    下、かつヘーズ値が5.0 %以下であり、さらにグレー色
    系もしくは黒色系色調を呈する薄膜層を備えたものであ
    ることを特徴とする遮光膜付きガラス。
  2. 【請求項2】 前記遮光膜付きガラスの可視光透過率
    が、4%以上65%以下である請求項1記載の遮光膜付き
    ガラス。
  3. 【請求項3】 遮光膜付きガラスを製造するに当たり、 (a) ガラス基板を用意する工程と、 (b) 少なくともCuO-Fe2O3-Mn2O3 系からなる無機顔料に
    対し1〜100wt %の分散剤を加えて無機顔料をアルコー
    ル系有機溶媒中に均一ないしは均一状に分散せしめた無
    機顔料分散液とシリカゾルを、無機顔料の重量とシリカ
    ゾルのSiO2換算量の比が0.2 〜2.0 となるように混合
    し、かつトータルの固形分濃度が1〜20wt%になるよう
    無機顔料分散塗布溶液を調製する調製工程と、 (c) 前記した無機顔料分散塗布溶液を、前記ガラス基板
    上に塗膜層として300〜700 ℃の温度で加熱焼成した後
    の膜厚が、50〜1500nmになるような塗膜条件で塗膜を形
    成する塗膜工程と、 (d) 前記した塗膜工程で得られた塗膜付きガラス基板
    を、少なくとも300 〜700 ℃の温度で加熱焼成する加熱
    焼成工程と、 によって少なくともガラス基板上に遮光膜を形成するこ
    とを特徴とする遮光膜付きガラスの製造法。
  4. 【請求項4】 前記塗膜形成法が、ガラス基板を前記無
    機顔料分散塗布溶液中に浸漬し引き上げるディッピング
    法であることを特徴とする請求項3記載の遮光膜付きガ
    ラスの製造法。
  5. 【請求項5】 前記ディッピング法においる塗膜条件の
    調整を、少なくとも引き上げ速度のコントロールで行う
    ことを特徴とする請求項3乃至4記載の遮光膜付きガラ
    スの製造法。
  6. 【請求項6】 前記塗膜形成法が、前記無機顔料分散塗
    布溶液が付着したロールをガラス基板上で回転させて行
    うロールコート法あるいはリバースコート法であること
    を特徴とする請求項3記載の遮光膜付きガラスの製造
    法。
  7. 【請求項7】 前記ロールコート法あるいはリバースコ
    ート法における塗膜条件の調整を、ガラス基板の搬送速
    度または/およびロールの回転速度で行うことを特徴と
    する請求項3あるいは6記載の遮光膜付きガラスの製造
    法。
  8. 【請求項8】 前記塗膜形成法が、前記無機顔料分散塗
    布溶液を少なくとも均一状に流下させた溶液のカーテン
    様下をガラス基板を所定の搬送速度で通過せしめて行う
    カーテンフロー法であることを特徴とする請求項3記載
    の遮光膜付きガラスの製造法。
  9. 【請求項9】 前記カーテンフロー法における塗膜条件
    の調整を、ガラス基板の通過速度または/およびカーテ
    ン様の厚みで行うことを特徴とする請求項3あるいは8
    記載の遮光膜付きガラスの製造法。
  10. 【請求項10】 前記塗膜形成法が、前記無機顔料分散塗
    布溶液をガラス基板の上部分から該基板表面にしたがっ
    て流下させて行うノズルフロートコート法であることを
    特徴とする請求項3記載の遮光膜付きガラスの製造法。
  11. 【請求項11】 前記ノズルフロートコート法における塗
    膜条件の調整を、ガラス基板の傾斜角度または/および
    無機顔料分散塗布溶液の流下量で行うことを特徴とする
    請求項3あるいは10記載の遮光膜付きガラスの製造法。
  12. 【請求項12】 前記塗膜形成法が、スプレー法であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の遮光膜付きガラスの製造
    法。
  13. 【請求項13】 前記スプレー法における塗膜条件の調整
    を、無機顔料分散塗布溶液の吐出量、吐出圧またはスプ
    レーノズルとガラス基板との距離、あるいはこれらの組
    み合わせによって行うことを特徴とする請求項3あるい
    は12記載の遮光膜付きガラスの製造法。
  14. 【請求項14】 前記した加熱焼成を、ガラス基板の曲げ
    処理加工または/および強化処理加工する際に同時に行
    うことを特徴とする請求項3乃至13記載の遮光膜付きガ
    ラスの製造法。
  15. 【請求項15】 前記遮光膜付きガラスにおいて、遮光膜
    の膜厚が50〜1500nmになるようにし、可視光透過率が4
    %以上65%以下で、かつ可視光反射率が2%以上10%以
    下であり、さらにグレー色系もしくは黒色系色調を呈す
    るようにすることを特徴とする請求項3乃至14記載の遮
    光膜付きガラスの製造法。
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