JPH09304703A - フォーカシング装置 - Google Patents

フォーカシング装置

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JPH09304703A
JPH09304703A JP12183896A JP12183896A JPH09304703A JP H09304703 A JPH09304703 A JP H09304703A JP 12183896 A JP12183896 A JP 12183896A JP 12183896 A JP12183896 A JP 12183896A JP H09304703 A JPH09304703 A JP H09304703A
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sample
stage
observation point
plane
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JP12183896A
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Naohisa Suyama
尚久 巣山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、試料面の観察点に対する合焦制御を
効率よく行うことができるフォーカシング装置を提供す
る。 【解決手段】ステージ11上の試料12面での任意の3
点121、122、123でのX、Y座標情報およびこ
れら各点121、122、123での合焦位置に相当す
るZ座標情報から試料12面の仮想平面を数式化した平
面式を演算部19により求め、その後、試料12面の観
察点に対するX、Y座標情報より、平面式に基づいて観
察点での試料12面の傾き成分を補正したZ座標情報を
求め、このZ座標情報に基づいて試料12面の観察点に
対する対物レンズ14による合焦を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェハなどの試料
面観察に用いられる顕微鏡のフォーカシング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ウェハなどの試料表面の観察には顕微鏡
が用いられているが、例えば、レーザ顕微鏡による共焦
点観察や焦点深度の非常に浅い高倍率の対物レンズを用
いて試料表面を観察するような場合、試料上の所定の位
置において合焦位置を探すには、観察者が対物レンズを
微小に上下させたり、試料を載置したステージを微小に
上下させながら合焦位置を求めるようにしている。
【0003】そして、このような操作により試料面上の
所定位置の合焦を求めた後、同じ試料について、今度は
別の位置を観察するような場合は、再び同じ操作を繰り
返して合焦位置を求めるようにしている。つまり、通
常、試料表面は、傾きを有していて、ステージの移動方
向と試料面が平行でないため、観察位置ごとに観察者は
合焦のための操作を行わなければならず、傾きが大きい
場合には、このための操作に多大の時間がかかるという
問題があった。
【0004】このため、従来、このような合焦位置を自
動的に求めるオートフォーカス装置が考えられている
が、このような装置を使用する場合でも、例えば、ステ
ージそのものの傾きが大きく、ステージの移動方向と試
料面が平行度が著しくずれていると、オートフォーカス
の動作許容範囲から外れてることがあり、このような場
合は自動焦点制御ができず、上述した手動による操作に
切り替えなければならなかった。
【0005】そこで、従来、ステージの傾きを調整する
ものとして、図5に示すように基台1上に複数のネジ3
を介してステージ2を載置し、これらネジ3の螺進量を
調整することで、ステージ2面の傾きを補正するように
したもの、あるいは、図6に示すように基台1上に複数
のボルト4を介してステージ2を取り付けるとともに、
このボルト4による取り付け状態を複数のネジ5の螺進
量により調整することでステージ2面の傾きを補正する
ようにしたものなどがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
ステージ2の面の傾き調整を精度よく実現するには、ス
テージ2全体の組み立て部品の高度な加工精度が要求さ
れるばかりか、組み立て技術、調整技術も必要とするた
めコスト的に高価なものになるという問題があった。ま
た、このようにしてステージ面の傾き調整を精度よく行
ったとしても、試料面そのものに傾きがあるような場合
は、再度上述したステージの移動方向と試料面が平行に
なるような面倒な傾き調整を必要とする問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、試料面の観察点に対する合焦制御を効率よく行うこ
とができるフォーカシング装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
試料を載置するステージと、前記試料面またはステージ
面での複数の任意位置に対するX、Y座標情報およびこ
れら複数の任意位置での合焦位置に相当するZ座標情報
から前記試料面またはステージ面の仮想平面を数式化し
た平面式を求める第1の演算手段と、前記試料面の任意
の観察点に対するX、Y座標情報より前記平面式に基づ
いて前記観察点での試料面またはステージ面の傾き成分
を補正したZ座標情報を生成する第2の演算手段と、こ
の第2の演算手段で生成されたZ座標情報に基づいて前
記試料面の観察点に対する合焦を制御する制御手段によ
り構成している。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、制御手段は、前記第2の演算手段で生成されたZ
座標情報に前回の合焦制御の際のZ座標情報を考慮して
前記試料面の観察点に対する合焦を制御するようにして
いる。
【0010】請求項3記載の発明は、ステージと、この
ステージ上に載置される平行度、平面度が確保されたゲ
ージと、このゲージ面での複数の任意位置に対するX、
Y座標情報およびこれら複数の任意位置での合焦位置に
相当するZ座標情報から前記ゲージ面の仮想平面を数式
化した平面式を求める第1の演算手段と、前記ステージ
上に前記ゲージに代って載置される試料面の任意の観察
点に対するX、Y座標情報より前記平面式に基づいて前
記観察点でのステージ面の傾き成分を補正したZ座標情
報を生成する第2の演算手段と、この第2の演算手段で
生成されたZ座標情報に基づいて前記試料面の観察点に
対する合焦を制御する制御手段により構成している。
【0011】この結果、請求項1記載の発明によれば、
ステージまたは試料面での複数の任意位置に対するX、
Y座標情報およびこれら複数の任意位置での合焦位置に
相当するZ座標情報から試料面またはステージ面の仮想
平面を数式化した平面式を予め求めておき、試料面の任
意の観察点に対するX、Y座標情報より、予め用意され
ている平面式に基づいて観察点でのステージまたは試料
面の傾き成分を補正したZ座標情報をさらに求め、この
Z座標情報に基づいて試料面の観察点に対する合焦を制
御するようにしているので、試料面の観察点に対する合
焦制御を効率よく行うことができる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、今回
得られたZ座標情報に前回の合焦制御の際のZ座標情報
を考慮して試料面の観察点に対する合焦を制御するよう
にしているので、合焦のための動作をリセットすること
なく、連続して実行することができ、さらに効率のよい
合焦制御を実現できる。
【0013】また、請求項3記載の発明によれば、ステ
ージ上に載置される平行度、平面度が確保されたゲージ
面での複数の任意位置に対するX、Y座標情報およびこ
れら複数の任意位置での合焦位置に相当するZ座標情報
からゲージ面の仮想平面を数式化した平面式を予め求め
ておき、ステージ上にゲージに代って載置される試料面
の任意の観察点に対するX、Y座標情報より、予め用意
されている平面式に基づいてゲージ面に対応するステー
ジ面の傾き成分を補正したZ座標情報を求め、このZ座
標情報に基づいて試料面の観察点に対する合焦を制御す
るようにしているので、ステージ面に傾きがあっても、
これを補正して試料面の観察点に対する合焦制御を効率
よく行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明が適用されるフォ
ーカシング装置の概略構成を示している。図において、
11はステージで、このステージ11は、X方向に移動
するX方向ステージ111とY方向に移動するY方向ス
テード112からなっている。そして、このようなステ
ージ11上に試料12を載置し、X方向ステージ111
およびY方向ステード112をそれぞれX、Y方向に駆
動することで、試料12をX、Y方向に平行移動できる
ようにしている。
【0015】ステージ11上の試料12に対向して対物
レンズ保持部13を配置している。この対物レンズ保持
部13には、倍率の異なる複数の対物レンズ14を設け
ていて、これら対物レンズ14を選択的に光軸上に位置
させることができるようになっている。
【0016】また、対物レンズ保持部13には、Z方向
駆動部15を接続し、このZ方向駆動部15に動作制御
部16を接続していて、この動作制御部16の制御指令
によりZ方向駆動部15を介して対物レンズ14をステ
ージ11に対向するZ方向に垂直移動できるようにして
いる。
【0017】一方、ステージ11のX方向ステージ11
1には、X座標検出部17を接続し、Y方向ステージ1
12には、Y座標検出部18を接続している。X座標検
出部17は、試料12上の観察位置に対するX座標検出
を、Y座標検出部18は、試料12上の観察位置に対す
るY座標検出をそれぞれ検出するものである。そして、
これらX座標検出部17およびY座標検出部18には、
演算部19を接続し、これらX座標検出部17およびY
座標検出部18からのX、Y座標情報を演算部19に与
えるようにしている。
【0018】また、演算部19には、Z座標検出部20
を接続している。このZ座標検出部20は、動作制御部
16に接続していて、対物レンズ保持部13をZ軸方向
に移動した際の試料12面に対する対物レンズ14の合
焦位置に相当するZ座標を検出し、この座標情報を演算
部19に与えるようにしている。
【0019】また、演算部19は、試料12面の複数の
任意位置を対物レンズ14に対応させた時のX座標検出
部17、Y座標検出部18からのX、Y座標情報と、こ
れら複数の任意位置に対応するX、Y座標での対物レン
ズ14の合焦位置に相当するZ座標検出部20のZ座標
情報から仮想平面を数式化した平面式を求めるようにし
ている。ここでのZ座標情報を得るための対物レンズ1
4の合焦位置は、手動操作、またはオートフォーカス機
能により求めるようにしている。
【0020】具体的には、試料12面の観測位置は、最
低3箇所で、それぞれが互いに離れていることが望まし
い。そして、図2に示すように試料12面上の任意の3
点121、122、123を対物レンズ14に対応させ
た際の、それぞれの座標情報が 点121(X0 ,Y0 ,Z0 ) 点122(X1 ,Y1 ,Z1 ) 点123(X2 ,Y2 ,Z2 ) で与えられたとすると、これら3点から仮想平面の数式
化により、下記の平面式を求め、この数式をメモリ19
1に記憶するようにしている。
【0021】 ax+by+cz+d=0 …(1) ここで、a、b、cのうち少なくとも1つは0でない。
また、演算部19は、任意の観測点でのX座標検出部1
7、Y座標検出部18からX、Y座標情報が与えられる
と、上述の平面式から、観測点での試料12面の傾き成
分を補正したZ軸方向の座標位置を一義的に決定する。
そして、このZ軸方向の座標情報を動作制御部16に与
え、Z方向駆動部15により対物レンズ14をステージ
11面に対向するZ方向に所定の座標位置まで移動する
ようにしている。
【0022】なお、上述では、試料12面での測定位置
を3箇所としたが、この時十分多くの位置を測定すれ
ば、最小自乗法などの統計的手段により、さらに実際に
近い平面式を決定することができる。
【0023】次に、このように構成したフォーカシング
装置の動作を図3のフローチャートにより説明する。ま
ず、ステップ301で、予め図2に示すように試料12
面上の任意の3点121、122、123において、そ
れぞれの座標(X0 ,Y0 ,Z0 )(X1 ,Y1 ,Z1
)(X2 ,Y2 ,Z2 )を測定し、ステップ302
で、これら3点から仮想平面の数式化により(1)式の
平面式を求め、ステップ303で、この平面式をメモリ
191に記憶する。
【0024】そして、ステップ304で、ステージ11
のX、Y座標を初期位置にリセットするとともに、Z座
標も対物レンズ14を合焦位置付近まで移動させ、Z座
標の基準を設定する。
【0025】この状態から、図2に示す試料12面の観
察点124を対物レンズ14に対応する位置まで移動す
ると、この時の観察点124でのX3 、Y3 座標情報が
X座標検出部17、Y座標検出部18から演算部19に
与えられる。すると、ステップ305で、演算部19で
は、メモリ191に記憶した(1)式の平面式から、観
察点124での試料12面の傾き成分を補正したZ3 座
標を一義的に決定する。
【0026】そして、このZ3 座標情報を動作制御部1
6に与えると、ステップ306で、対物レンズ14の開
口径(WD)を考慮した移動情報を生成し、さらに、ス
テップ307で、動作制御部16からの移動情報を対物
レンズ駆動部15に与え、ステップ308で、対物レン
ズ保持部13を駆動することにより、ステップ309
で、対物レンズ14をZ3 座標情報に相当する観察点1
24の合焦位置付近まで移動する。
【0027】次いでステップ310で、観察者は、観察
像を見ながら対物レンズ14を試料12面に対し垂直方
向に微小な移動操作を行い、合焦位置を得るようにな
る。この時、オートフォーカス機能を使用すれば、容易
に合焦を得られる。
【0028】また、対物レンズ14の微小移動操作によ
るZ3'座標情報は、Z座標検出部20にフィードバック
されている。次に、連続して図2に示す試料12面の観
察点125を対物レンズ14に対応する位置まで移動す
ると、この時の観察点125でのX4 、Y4 座標情報が
X座標検出部17、Y座標検出部18から演算部19に
与えられ、この演算部19によりメモリ191に記憶し
た(1)式の平面式から観測点125での試料12面の
傾き成分を補正したZ4 座標を一義的に決定する。する
と、今度は、動作制御部16では、Z4 座標情報に、さ
らに上述の対物レンズ14の微小移動操作によるZ3'座
標情報を考慮して対物レンズ14の移動に必要な移動情
報を生成し、この移動情報を対物レンズ駆動部15に与
えて、対物レンズ保持部13を駆動することにより、対
物レンズ14を観察点125の合焦位置まで移動する。
【0029】従って、このようにすれば、ステージ11
上の試料12面での任意の3点121、122、123
でのX、Y座標情報およびこれら各点121、122、
123での合焦位置に相当するZ座標情報から試料12
面の仮想平面を数式化した平面式を演算部19により求
め、その後、試料12面の観察点124に対するX、Y
座標情報より、平面式に基づいて観察点124での試料
12面の傾き成分を補正したZ座標情報を求め、このZ
座標情報に基づいて試料12面の観察点に対する対物レ
ンズ14による合焦を制御するようにしているので、試
料12面の観察点124に対する合焦制御を効率よく行
うことができる。
【0030】また、2回目からは今回のZ座標情報と前
回の対物レンズ14の微小移動による座標情報を考慮し
て対物レンズ14の移動に必要な移動情報を決定するよ
うにしているので、対物レンズ14を原点位置に戻すこ
となく、つまり、リセット動作することなく、次の合焦
位置に移動させることができ、連続しての試料観察を効
率よく行うことができる。 (第2の実施の形態)第1の実施の形態では、試料12
面の傾き成分を補正する場合を述べたが、この第2の実
施の形態では、ステージ11面の傾き成分を補正するよ
うにしている。
【0031】この場合、第1の実施の形態に用いた図1
は、そのまま援用するものとする。このような構成にお
いて、ステージ11上に図4に示すようなゲージ21を
載置する。このゲージ21は、高精度で平行度、平面度
が確保されていて、このようなゲージ21面上の任意の
3点221、222、223において、それぞれの座標
情報が 点221(X10,Y10,Z10) 点222(X11,Y11,Z11) 点223(X12,Y12,Z12) で与えられたとすると、これら3点から仮想平面の数式
化により、(1)式の平面式を求め、この数式をメモリ
191に記憶する。
【0032】この場合、ゲージ21は、高精度で平行
度、平面度が確保されているので、ゲージ21面の3点
から求められた平面式は、ステージ11面での平面式を
表すことにもなる。
【0033】これにより、その後は、この時の平面式か
ら、任意の観測点でのステージ11面の傾き成分を補正
したZ軸方向の座標位置が一義的に決定されるようにな
るので、ステージ11上のゲージ21を試料12に置き
換えることにより、第1の実施の形態で述べたと同様に
して試料12面の任意の観察位置での合焦を効率よく制
御できるようになる。
【0034】従って、このようにすれば、ステージ11
上に載置した、高精度で平行度、平面度が確保されたゲ
ージ21面での任意の各点221、222、223での
X、Y座標情報およびこれら各点221、222、22
3での合焦位置に相当するZ座標情報からゲージ21面
の仮想平面を数式化した平面式を求め、その後、ステー
ジ11上にゲージ21に代って載置される試料12面の
観察点に対するX、Y座標情報より、平面式に基づいて
ゲージ21面に対応するステージ11面の傾き成分を補
正したZ座標情報を求め、このZ座標情報に基づいて試
料12面の観察点に対する合焦を制御するようにしてい
るので、ステージ11面に傾きがあっても、これを補正
して試料12面の観察点に対する合焦制御を効率よく行
うことができる。
【0035】なお、第2の実施の形態では、ステージ1
1面の傾き成分を補正するのに、高精度で平行度、平面
度のゲージ21を用いるようにしたが、このようなゲー
ジ21を使用することなく、ステージ11面上を直接観
察して平面式を求め、ステージ11面上の傾き成分を補
正するようにもできる。この時、ステージ11面はゲー
ジ21に比べて平行度、平面度が低いので、実際に近い
平面式を決定するために、十分多くの位置を観測点とし
て設定することが好ましい。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、試
料面の観察点に対する合焦制御を効率よく行うことがで
きる。また、複数の観察点に対する合焦を制御を動作の
リセットを行うことなく、連続して実行できる。さら
に、ステージ面に傾きがあったような場合も、この傾き
を補正して合焦制御を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】第1の実施の形態の試料上の任意の点を示す
図。
【図3】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態に用いられるゲージ
上の任意の点を示す図。
【図5】従来のステージの傾き調整機構の一例の概略構
成を示す図。
【図6】従来のステージの傾き調整機構の他の例の概略
構成を示す図。
【符号の説明】
11…ステージ、 111…X方向ステージ、 112…Y方向ステード、 12…試料、 121〜125、221〜223…観察点、 13…対物レンズ保持部、 14…対物レンズ、 15…Z方向駆動部、 16…動作制御部、 17…X座標検出部、 18…Y座標検出部、 19…演算部、 191…メモリ、 20…Z座標検出部、 21…ゲージ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を載置するステージと、 前記試料面またはステージ面での複数の任意位置に対す
    るX、Y座標情報およびこれら複数の任意位置での合焦
    位置に相当するZ座標情報から前記試料面またはステー
    ジ面の仮想平面を数式化した平面式を求める第1の演算
    手段と、 前記試料面の任意の観察点に対するX、Y座標情報より
    前記平面式に基づいて前記観察点での試料面またはステ
    ージ面の傾き成分を補正したZ座標情報を生成する第2
    の演算手段と、 この第2の演算手段で生成されたZ座標情報に基づいて
    前記試料面の観察点に対する合焦を制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とするフォーカシング装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、前記第2の演算手段で生成
    されたZ座標情報に前回の合焦制御の際のZ座標情報を
    考慮して前記試料面の観察点に対する合焦を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のフォーカシング装置。
  3. 【請求項3】 ステージと、 このステージ上に載置される平行度、平面度が確保され
    たゲージと、 このゲージ面での複数の任意位置に対するX、Y座標情
    報およびこれら複数の任意位置での合焦位置に相当する
    Z座標情報から前記ゲージ面の仮想平面を数式化した平
    面式を求める第1の演算手段と、 前記ステージ上に前記ゲージに代って載置される試料面
    の任意の観察点に対するX、Y座標情報より前記平面式
    に基づいて前記観察点でのステージ面の傾き成分を補正
    したZ座標情報を生成する第2の演算手段と、 この第2の演算手段で生成されたZ座標情報に基づいて
    前記試料面の観察点に対する合焦を制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とするフォーカシング装置。
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