JPH0367450A - ウエハ移動時の自動焦点合わせ方法 - Google Patents

ウエハ移動時の自動焦点合わせ方法

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JPH0367450A
JPH0367450A JP20449589A JP20449589A JPH0367450A JP H0367450 A JPH0367450 A JP H0367450A JP 20449589 A JP20449589 A JP 20449589A JP 20449589 A JP20449589 A JP 20449589A JP H0367450 A JPH0367450 A JP H0367450A
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JP
Japan
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determined
wafer
points
plane
point
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JP20449589A
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Atsushi Yamada
篤 山田
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はウェハ移動時の自動焦点合わせ方法に関し、更
に詳しくは電子ビーム測長機等に用いて好適なウェハ移
動時の自動焦点合わせ方法に関する。
[従来の技術] 電子ビーム測長機によるパターン線幅測定は、−膜内に
1ウエハ上で各チップ内の任意の点をサンプルし、チッ
プ内の線幅を測長し、ウェハ内のパターン描画精度の検
査を行っている。この場合、各チップ内のパターンを測
長するために、ステージを移動し、測定位置を変えてい
る。
ウェハは通常、ステージ上に載置された状態で電子ビー
ム測長が行われる。従って、機械的精度等が原因となり
ステージ面乃至はホルダ面に対してウェハ面が傾くこと
が起こりつる。第8図はウェハが傾いた状態を示してい
る。図において、Bは電子ビーム、2は該電子ビームB
の焦点合せを行う対物レンズである。
4はウェハ、5は該ウェハ4を保持するホルダである。
該ホルダ5はステージ(図示せず)に取付けられている
。図に破線で示されたラインは基準面りを示している。
この基準面りに対してウェハ4が図に示すようにある角
度θで傾いている場合が生しうる。図に示す状態はウェ
ハ面が基準面りに一致しているが、この点よりも左右に
ホルダ5を移動すると基準面りから焦点位置がずれてく
る。
[発明が解決しようとする課題] 従って、ステージ移動により高さ方向が変化してしまう
ために、フォーカス地点がずれてしまい、ステージ移動
のたびに対物レンズ2を調節してフォーカスを合わせ直
すという手順(オートフォーカス制御)を繰返す必要が
あり、処理に時間がかかっていた。このような処理にお
いては、ウェハ4の傾きが大きくなればなるほど、オー
トフォーカスを使用する時間がかかってしまっていた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって
、ウェハ面が傾いている場合でも速やかにオートフォー
カスを行うことができるウェハ移動時の自動焦点合わせ
方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理ブロック図である。本発明は、 ステージ上に載置されたウェハの任意の3点をセレクト
し、当該3点が全て含まれる平面を決定しくステップ1
)、 決定された平面に対して前記3点の基準面からの高さを
求め(ステップ2)、 求めた高さと自動焦点用のフォーカス値を対応づけてお
き(ステップ3)、 前記平面の任意の点について、前記3点の基準面からの
高さを基に算出した平面の傾きから比例演算により当該
点の高さを求め(ステップ4)、求めた高さに応じたフ
ォーカス値でビームを駆動することにより任意の点の自
動焦点調節を可能にする(ステップ5)ようにしたこと
を特徴としている。
[作用] 傾いたウェハ上の任意の3点を決めるとこのウェハの平
面を一義的に決めることができる。平面が決まったら3
点の基準面からの高さを求め、平面の角度を求め、前記
3点からの比例演算により任意の点の基準面からの高さ
が求まるので、ステージ移動に対しオートフォーカス動
作を行なわせることができる。
[実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第2図は本発明方法を実施するためのシステム構成例を
示す図である。第8図と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、6は電子銃、Bは該電子銃6か
ら照射される電子ビーム、2は電子ビームBを集束させ
る対物レンズである。
該対物レンズ2は励磁コイルに流す電流を調節して電子
ビームBを集束するようになっている。10はステージ
、5は該ステージ10上に載置されたホルダ、4は該ホ
ルダ5によって保持されたウェハである。電子ビームB
は、ウェハ4上に焦点(フォーカス)が合うように照射
される。
11はステージ10を移動させるためのモータ、12は
該モータ11を駆動することによってステージ10を任
意の量だけX、Y2次元方向に移動させるステージ駆動
ユニットである。13は各種演算制御を行うと共に、ス
テージ駆動ユニット12にステージ移動信号を与えるC
PU、14は該CPU13から出力される対物レンズ制
御データをアナログ信号に変換するD/A変換器、15
は照射点における自動焦点調節を行うためのオートフォ
ーカス回路で、その出力は対物レンズ2に与えられ、所
定の電流を流すようになっている。
16はCPU13から与えられる照射点位置の基準面か
らのずれを示すデータを受けて任意の照射点の位置にお
けるフォーカス値を設定するフォーカス電流設定ユニッ
ト、17は該フォーカス電流設定ユニット16の出力を
アナログ信号に変換するD/A変換器である。該D/A
変換器17の出力はオートフォーカス回路15の出力に
加算され、対物レンズ2を駆動する。20はCPU13
と接続されたデータ格納用のメモリである。このように
構成された装置を用いて本発明を説明すれば、以下のと
おりである。
先ず、ウェハ4上で任意の3点を決定する。第3図はウ
ェハ4上の決定された3点を示す図で、P、 Q、 H
の3点が決定されている。3点を決定すると、P、 Q
、 Rのx、 y、 z座標が決定される。これら座標
系のうちX、Y座標はステージ10に設けられているス
テージ位置測定器(図示せず)により求まり、2座標は
オートフォーカス動作時に求まる。
決定された座標はメモリ20に格納しておく。
3点を決定することにより、これら3点を全て含む平面
が決定される。平面が決定されたら、その平面に対して
前記3点の基準面からの高さを求める。具体的には、C
PU13の制御によりオートフォーカス回路15を差動
させる。3点P、Q。
Rの焦点が合ったら、その時点において各点における基
準面からの高さが求まるので、各点における基準面から
の高さをメモリ20に格納しておく。
前記オートフォーカス動作において、基準面からの高さ
が分かると、その時のフォーカス値(対物レンズ2の電
流値)を対応づけておく。この対応関係もメモリ20に
格納しておく。
次に、CPU13は決定された平面の各座標軸に対する
傾きを算出する。第4図は決定された平面と座標軸との
関係を示す図である。図のP、Q。
Rを結んでできた面が当該平面である。ここでは、点P
を座標原点にとり、P点の座標を(0,0゜0)として
いる。図ではX、Y軸のみ示しているが、Z軸は紙面に
垂直な方向にとっている。Q点の座標は(x+、Or 
b)、R点の座標は(x2゜Y21  a)であるもの
とする。このような座標系において、平面の各軸に対す
る傾きを計算する。
第5図はQ点のX軸に対するZ軸方向の傾きを計算する
ための図である。図において、tan  θ +  −
b/Xt が成立するから、b / x 、を求めることにより、
傾きθ、が求まる。
次に、第4図において、R点から線分PQへ下ろした垂
線の線分PQとの交点の座標をSとすると、8点の座標
は(X2.0.c)で表される。
そこで、R点のY軸に対するZ軸方向の傾きを求めるた
めに、第6図を用いる。図において、tanθ2■(a
−C)/y2 (但しc−x2 tanθ1) が成立するから、(a −c ) / y 2を求める
ことにより、傾きθ2が求まる。
このようにして、求めた傾きをメモリ20に格納してお
く。以上の手続きにより、メモリ20には、平面を特定
するための3点P、Q、Rの座標、フォーカス値及び傾
きが格納される。
この結果、CPU13はメモリ20から読出したデータ
を基に、平面の傾きからfF意の照射点の高さを求める
。例えば任意の点Tの高さは、Zt = (XT t 
a nθ1+Y7tanθ2)で表わされる。求めた照
射点の高さデータはフォーカス電流設定ユニット16に
与えられる。フォーカス電流設定ユニット16は、照射
点の高さに対応するフォーカス値を求めて、続<D/A
変換器17によりアナログ信号に変換した後、オートフ
ォーカス回路15の出力に加算乃至は減算する。
第7図はビーム照射の様子を示す図である。平面が図に
示すように傾いているものとする。例えば、K点におけ
るオートフォーカス時のフォーカス値が求まっていたら
、K点からL点に至る照射時のフォーカス時の補正は、
Δ1.Δ2・・・Δ6を比例演算により求めて行うこと
ができる。Z軸方向の基準面からの高さとフォーカス値
の関係はメモリ20に格納されている。従って、これら
Δ1(i−1〜6)のフォーカス補正値はフォーカス電
流設定ユニット16の演算により求めることができる。
例えば、K点におけるフォーカス値をDF S sΔi
に相当するフォーカス補正値をDΔiとすると、任意の
点におけるフォーカス値はDF、+DΔi で表わすことができる。
逆にL点のフォーカス値が求まっていたら、上式は DF、−DΔi と表わすことができる。つまり、この場合には、DFS
が最大値となるので、K点に至る任意の点のフォーカス
値は小さくなっていく。従って、本発明によれば予め求
めである点(例えばに点、L点等)のフォーカス値にフ
ォーカス補正値を加算又は減算することでビーム照射を
行うことができ、いちいち照射点でオートフォーカス動
作を行う必要がなくなる。この結果、第7図に゛示すよ
うに任意の点の電子ビーム照射時の焦点合わせをオート
フォーカス動作を要することなく行うことができる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明によればウェハ上
の任意の3点の座標をセレクトすることによりウェハ面
を特定し、特定した平面の傾きを求めることにより、任
意の照射点のフォーカス値を演算により求めることがで
きる。従って、本発明によればウェハ面が傾いている場
合でも速やかにオートフォーカスを行うことができるウ
ェハ移動時の自動焦点合わせ方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の原理を示すフローチャート、第2
図は本発明方法を実施するためのシステム構成例を示す
図、第3図はウェハ上の決定された3点を示す図、第4
図は決定された平面と座標軸との関係を示す図、第5図
はQ点のX軸におけるZ軸方向の傾きを計算するための
図、第6図はR点のY軸におけるZ軸方向の傾きを計算
するための図、第7図はビーム照射の様子を示す図、第
8図はウェハが傾いた状態を示す図である。 2・・・対物レンズ   4・・・ウェハ5・・・ホル
ダ     6・・・電子銃10ステージ    11
・・・モータ12・・・ステージ駆動ユニット 13・・・CPU     14.17・・・D/A変
換器15・・・オートフォーカス回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ステージ上に載置されたウェハの任意の3点をセレクト
    し、当該3点が全て含まれる平面を決定し(ステップ1
    )、 決定された平面に対して前記3点の基準面からの高さを
    求め(ステップ2)、 求めた高さと自動焦点用のフォーカス値を対応づけてお
    き(ステップ3)、 前記平面の任意の点について、前記3点の基準面からの
    高さを基に算出した平面の傾きから比例演算により当該
    点の高さを求め(ステップ4)、求めた高さに応じたフ
    ォーカス値でビームを駆動することにより任意の点の自
    動焦点調節を可能にする(ステップ5)ようにしたこと
    を特徴とするウェハ移動時の自動焦点合わせ方法。
JP20449589A 1989-08-07 1989-08-07 ウエハ移動時の自動焦点合わせ方法 Pending JPH0367450A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62254925A (ja) * 1986-04-28 1987-11-06 Hitachi Ltd 金属管の熱間曲げ加工法
KR100416200B1 (ko) * 1995-03-30 2004-05-10 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 주사형전자현미경
JP2010135335A (ja) * 2004-04-16 2010-06-17 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置

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