JPH0930423A - 搬送台車における荷物リフターのロック機構 - Google Patents

搬送台車における荷物リフターのロック機構

Info

Publication number
JPH0930423A
JPH0930423A JP20646595A JP20646595A JPH0930423A JP H0930423 A JPH0930423 A JP H0930423A JP 20646595 A JP20646595 A JP 20646595A JP 20646595 A JP20646595 A JP 20646595A JP H0930423 A JPH0930423 A JP H0930423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock plate
lock
lever
stop shaft
foot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20646595A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kaneko
明裕 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI HANSO KIKI KK
KOBAYASHI HANSOU KIKI KK
Original Assignee
KOBAYASHI HANSO KIKI KK
KOBAYASHI HANSOU KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI HANSO KIKI KK, KOBAYASHI HANSOU KIKI KK filed Critical KOBAYASHI HANSO KIKI KK
Priority to JP20646595A priority Critical patent/JPH0930423A/ja
Publication of JPH0930423A publication Critical patent/JPH0930423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 荷物リフター付搬送台車の荷受台を上昇状態
にロックしておくロック機構を構造簡単にして低コスト
で製作し得るようにする。 【解決手段】 鉛直面内で回転可能に軸支されたレバー
14に足踏部17を設け、足踏部を押下操作することに
より荷受台12を上昇し得る荷物リフター付運搬台車に
おいて鉛直面内で回転自在なるようにロック板20を軸
支し、ロック板20の下縁部に鉤状の引掛部22が形成
されるように蟻孔状の係合孔21を切欠形成する。レバ
ー14と一体に止軸16を設け、ロック板20が回転角
度に従い開放側または係合側のいずれかの方向に付勢さ
れるようバネ23を張設し、ロック板20が開放側に付
勢されているとき足踏部が深く押下操作されると止軸が
係合孔に遊嵌してロック板20がさらに係合側に回転し
て止軸に係合孔内の引掛部22が掛止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物リフター付運
搬台車において、その荷受台を昇降させる足踏操作式の
レバーをロックする機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧作動式のリフターを具備し、ペダル
を足踏操作することにより荷受台を昇降動でき重量物の
運搬を容易ならしめるようにした運搬台車は従来から知
られている。
【0003】ところが、油圧作動式リフターは概して製
作コストが高くなり、また台車重量を重くするという問
題があるため、例えば手押式の小型の運搬台車には適し
ないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、構造
簡単にして低コストで製作し得る搬送台車における荷物
リフターのロック機構を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、鉛
直面内で回転可能に軸支されたレバーに足踏部が設けら
れ、該足踏部を押下操作することにより荷受台を上昇し
得るように構成された荷物リフター付運搬台車におい
て、レバーの近くに鉛直面内で回転自在なるようにロッ
ク板を軸支し、該ロック板の下縁部に鉤状の引掛部が形
成されるように蟻孔状の係合孔を切欠形成すると共に、
該レバーと一体に止軸を設け、該ロック板が回転角度に
従い開放側または係合側のいずれかの方向に付勢される
ようバネを張設し、該ロック板が開放側に付勢されてい
るとき足踏部が深く押下操作されると前記止軸が係合孔
に遊嵌して該ロック板がさらに係合側に回転して該止軸
に該係合孔内の引掛部が掛止し、その後に該足踏部の押
下操作が解除されて該ロック板が該止軸につれて開放側
に回転しても該止軸と引掛部との摩擦によりその掛止状
態が保持され、その後該足踏部が浅く押下操作されると
該止軸が引掛部から離脱して掛止状態が解除されるよう
にしたことを特徴とする。ロック板を設けるだけで足踏
押圧操作により簡単にレバーをロック状態としたりその
解除ができるようになり、製作コストが掛からないと共
に軽量化も可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明に係る運搬
台車の構成を説明する。この具体例に示した運搬台車
は、パチンコ店において遊技客が獲得した多数の景品球
を収納するための球箱を店内で移動させるのに使用する
もので、図中、1は平面コ字形のフレーム、2,2は該
フレーム1の前部にブラケット3により固設された一対
の固定車輪、4,4は該フレーム1の後部にブラケット
5により指向方向自由なるように設けられた一対の自在
車輪、6は該フレーム1の後部上面に固設されたT字形
のハンドルである。
【0007】フレーム1の両内壁面には支軸7,7によ
りリンク8,8が鉛直面内で回転自在に支持され、該リ
ンク8,8の一端に夫々コロローラ9,9が設けられ、
他端にはピン10,10を介して連結杆11が連結され
ている。12は平面コ字形の荷受台で、該荷受台12は
その両外側面に固設されたレール13を前記コロローラ
9,9上に支持させることによりフレーム1の内側に水
平に支持される。14はフレーム1に止着された支軸1
5により鉛直面内で回転可能に支持されたく字形のレバ
ーで、該レバー14の一端をピン26により前記連結杆
11の一端に連結している。そしてレバー14の先端に
は水平に止軸16が設けられ該止軸16に足踏部17が
延設されている。このため足踏部17を押下操作すると
レバー14が図示矢印で示したように回転し連結杆11
を押し出すのでリンク8,8が同方向に回転しコロロー
ラ9,9を介して荷受台12を上昇させ得る。なお、2
7は荷受台12の後部にボルト28により止着された摺
動子、29はフレーム1内に垂下された仕切板31に形
成された上下方向の長孔で、該長孔29中に摺動子27
が摺動自在に遊嵌していることで荷受台12を昇降可能
に支持している。32は足踏部17が当接するストッパ
である。
【0008】次にこの荷受台12を上昇状態にて保持す
るための本発明に係るロック機構の構成を説明する。フ
レーム1の天壁面からブラケット18を垂下状に固設
し、該ブラケット18に支軸19を突設しロック板20
を前記レバー14の近くに鉛直面内で回転自在なるよう
に軸支する。該ロック板20は下縁部に蟻孔状の係合孔
21を切欠形成することにより鉤状の引掛部22をその
片縁に形成してなる。23はブラケット18に突設され
たストッパピン24に一端を止着し他端をロック板20
に突設されたピン25に止着したねじりコイルバネで、
該バネ23は図2に示したように弾性により該ロック板
20を上向に付勢しているとき(即ち開放側に付勢して
いるとき)その係合孔21が前記止軸16と相対向す
る。また、該バネ23はピン25が後述する図6のよう
に支軸19とストッパピン24とを結ぶ直線よりも後方
にあるとき該ロック板20を下向きに付勢(即ち係合側
に付勢)し得る。このようにバネ23はロック板20の
回転角度により付勢方向が開放側から係合側に反転する
ように設けられている。
【0009】図4〜図8にこのロック機構の作動を順に
示す。図4は荷受台12が下降状態にありロック機構の
非作動時を示す。また、図5は足踏部17が押下操作さ
れたとき、図6はさらに足踏部17がさらに深く押下さ
れたとき、図7はその押圧操作が解除されロック状態に
あるとき、図8はそのロック状態を解除するため足踏部
17を再び浅く押下操作したときを夫々示す。
【0010】しかしてこの運搬台車では、図1に示した
球箱30の上端開口縁に形成されたフランジ31の下に
荷受台12が位置するように荷受台12を下降状態とし
てこの運搬台車を図示矢印のように移動させる。そして
足踏部17を押下操作すると図4の状態から図5の状態
になって止軸16はロック板20の係合孔21中に遊嵌
しロック板20をバネ23の弾性に抗して下向(係合
側)に回転させる。そしてロック板20のピン25が図
6に示したように支軸19とストッパピン24とを結ぶ
直線を超すとバネ23はロック板20をそれまでとは反
対に付勢し該ロック板20をさらに矢印の方向に回転さ
せるため止軸16が係合孔21内の引掛部22に掛止す
る。このとき荷受台12は上昇し球箱30を床面から浮
上させている。そこで足踏部17の押下操作を解除する
と荷受台12は重量により少し下降しレバー14には図
7に示したように元に戻ろうとする力が働くが、引掛部
22は鉤状を呈しているので止軸16の動きにつれて開
放側に少しは回転しても該止軸16と引掛部22との摩
擦によりその掛止状態にロックされる。このため球箱3
0は床面から浮上させた状況に保持され、ハンドル6を
もって該運搬台車を移動させれば重量物である球箱30
を所望場所に格別の労力を要さず移動できる。
【0011】そして足踏部17を浅く押下操作し止軸1
6を動かし該止軸16と引掛部22との接触部の摩擦を
一瞬的にも解除させれば、図8に示したようにロック板
20はバネ23の弾性により開放側に回転するため、図
4に示した元の状態に復帰し荷受台12を下降させて球
箱30を床面上に降すことができる。
【0012】
【発明の効果】このように本発明の搬送台車における荷
物リフターのロック機構は、ロック板をバネにより付勢
して設けるだけのメカニックな簡単な構造であるので軽
量に構成でき製作コストも軽減できる。しかも、足踏部
の押下操作だけで簡単にロックまたはその解除ができる
ので操作性が良い。従って手押式運搬台車に付設するロ
ック機構として好適のものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運搬台車の外観斜視図。
【図2】図1の運搬台車の縦断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明に係るロック機構の側面図。
【図5】図4のロック機構の作動状態図。
【図6】図4のロック機構の作動状態図。
【図7】図4のロック機構の作動状態図。
【図8】図4のロック機構の作動状態図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 固定車輪 4 自在車輪 6 ハンドル 7 支軸 8 リンク 9 コロローラ 12 荷受台 13 レール 14 レバー 15 支軸 16 止軸 17 足踏部 18 ブラケット 19 支軸 20 ロック板 21 係合孔 22 引掛部 23 バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直面内で回転可能に軸支されたレバー
    に足踏部が設けられ、該足踏部を押下操作することによ
    り荷受台を上昇し得るように構成された荷物リフター付
    運搬台車において、レバーの近くに鉛直面内で回転自在
    なるようにロック板を軸支し、該ロック板の下縁部に鉤
    状の引掛部が形成されるように蟻孔状の係合孔を切欠形
    成すると共に、該レバーと一体に止軸を設け、該ロック
    板が回転角度に従い開放側または係合側のいずれかの方
    向に付勢されるようバネを張設し、該ロック板が開放側
    に付勢されているとき足踏部が深く押下操作されると前
    記止軸が係合孔に遊嵌して該ロック板がさらに係合側に
    回転して該止軸に該係合孔内の引掛部が掛止し、その後
    に該足踏部の押下操作が解除されて該ロック板が該止軸
    につれて開放側に回転しても該止軸と引掛部との摩擦に
    よりその掛止状態が保持され、その後該足踏部が浅く押
    下操作されると該止軸が引掛部から離脱して掛止状態が
    解除されるようにしたことを特徴とする搬送台車におけ
    る荷物リフターのロック機構。
JP20646595A 1995-07-19 1995-07-19 搬送台車における荷物リフターのロック機構 Pending JPH0930423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20646595A JPH0930423A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 搬送台車における荷物リフターのロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20646595A JPH0930423A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 搬送台車における荷物リフターのロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0930423A true JPH0930423A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16523834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20646595A Pending JPH0930423A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 搬送台車における荷物リフターのロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0930423A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040595A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Sugiyasu Corp 荷物搬送用昇降機
CN101781694A (zh) * 2010-03-23 2010-07-21 中冶宝钢技术服务有限公司 拆装倒运小车
JP2012105745A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Iura Co Ltd ストレッチャー等における車体フレームのブレーキ機構
CN104229678A (zh) * 2014-08-22 2014-12-24 安庆市天润工程机械有限责任公司 一种大型油缸搬运小推车
JP2017115949A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社ニフコ 管状体のロック機構
CN109383578A (zh) * 2018-11-01 2019-02-26 芜湖顺成电子有限公司 电线搬运箱

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040595A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Sugiyasu Corp 荷物搬送用昇降機
CN101781694A (zh) * 2010-03-23 2010-07-21 中冶宝钢技术服务有限公司 拆装倒运小车
JP2012105745A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Iura Co Ltd ストレッチャー等における車体フレームのブレーキ機構
CN104229678A (zh) * 2014-08-22 2014-12-24 安庆市天润工程机械有限责任公司 一种大型油缸搬运小推车
JP2017115949A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社ニフコ 管状体のロック機構
WO2017110915A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社ニフコ 管状体のロック機構
CN109383578A (zh) * 2018-11-01 2019-02-26 芜湖顺成电子有限公司 电线搬运箱
CN109383578B (zh) * 2018-11-01 2021-08-10 芜湖顺成电子有限公司 电线搬运箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4737065A (en) Truck
JPH02296504A (ja) キャスターロック組立体とホイールキャリッジ
JPH0930423A (ja) 搬送台車における荷物リフターのロック機構
JP3823099B2 (ja) キャリーカート
US8262105B2 (en) Lock and release mechanisms for interconnecting devices
US4050672A (en) Trapezoidal lifter
JP5657926B2 (ja) 運搬車のブレーキ装置
KR200411721Y1 (ko) 리프팅 기능을 갖는 화물 운반용 손수레
US5713716A (en) Lifter for bowling lane maintenance machine and method of using the same
JP2002104195A (ja) ブレーキ手段
JPH1035840A (ja) 重量物移動用支持装置及び該装置付き家具
JP2696165B2 (ja) 箱運搬車
JPH08319007A (ja) 箱運搬車
JPH0721473U (ja) 電動式コンテナキャリヤ
JPS6312039Y2 (ja)
JP2008002177A (ja) 駐輪施設
JP3520755B2 (ja) 車輪装置付き物品搬送具
JP2023170338A (ja) 駐輪装置
JPH0114184Y2 (ja)
JPS6316720Y2 (ja)
JPS6261482B2 (ja)
JP3020484U (ja) リフター
JP2003341521A (ja) キャリーカート
JP2001095851A (ja) フラップ開閉装置
JPH0938334A (ja) パチンコ玉が収容された玉箱の搬送システム