JPH08319007A - 箱運搬車 - Google Patents

箱運搬車

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Publication number
JPH08319007A
JPH08319007A JP8151617A JP15161796A JPH08319007A JP H08319007 A JPH08319007 A JP H08319007A JP 8151617 A JP8151617 A JP 8151617A JP 15161796 A JP15161796 A JP 15161796A JP H08319007 A JPH08319007 A JP H08319007A
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JP
Japan
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frame
box
lifting
elevating
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8151617A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakade
出 健 市 中
Tomomasa Hirao
尾 友 正 平
Kikuo Nitta
田 喜 久 男 新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okudaya Giken KK
Original Assignee
Okudaya Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降フレーム(11)を緩やかに下降
させて箱(1)の着地衝撃を低減させる。 【解決手段】 前後輪(19)(20)を装設させる
車体フレーム(17)に押引操作ハンドル(21)を前
後揺動自在に立設させ、箱(1)を支持させる昇降フレ
ーム(11)を車体フレーム(17)に昇降自在に取付
け、前記押引操作ハンドル(21)と昇降フレーム(1
1)を昇降アーム(43)によって連結させると共に、
昇降フレーム(11)を上昇位置で係脱自在に固定させ
るロック機構(14)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばパチンコ屋で
出玉(パチンコ玉)を入れた箱を景品交換カウンターま
で持って行く作業などを行う箱運搬車に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、台車に箱を積ん
で運搬する場合、台車から重い箱を降すときに、大きな
着地衝撃が箱に加えられ、箱を損傷させ易い不具合があ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、前後
輪を装設させる車体フレームに押引操作ハンドルを前後
揺動自在に立設させ、箱を支持させる昇降フレームを車
体フレームに昇降自在に取付け、前記押引操作ハンドル
と昇降フレームを昇降アームによって連結させると共
に、昇降フレームを上昇位置で係脱自在に固定させるロ
ック機構を設けたもので、押引操作ハンドルを作業者が
手前に引いてロック機構を係合解除させることにより、
昇降フレームを緩やかに下降させて箱の着地衝撃を容易
に低減し得、重い箱を運搬しても箱に加えられる衝撃を
小さくし、箱が損傷したり、積重ねた箱が転倒する等の
不具合を容易になくし得るものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。本実施例ではパチンコ玉を入れる箱の
箱運搬車を示し、図1は箱運搬車の正面図、図2は同背
面図、図3は同平面図、図4は同底面図、図5は同左側
面図、図6は同右側面図、図7は同A−A線断面図、図
8は同B−B線断面図、図9は同C−C線断面図、図1
0は箱の斜視図である。
【0005】図10に示す如く、パチンコ玉を入れる箱
(1)は上面を開放した四角形の容器状に成形された樹
脂成形品であり、長方形の底板(2)と、底板(2)の
各側縁から立上げる四つの側壁(3)(4)(5)
(6)と、各側壁(3)(4)(5)(6)の上縁から
外側に水平に延び、その先端を下方に折曲げた箱上縁
(7)と、短尺側の前後側壁(3)(4)から外側に一
体延出する一対の取手(8)(9)とを有するもので、
この箱(1)はパチンコ玉が約3000個入る容積を有
する3000個用の小さい箱とパチンコ玉が約4000
個入る容積を有する4000個用の大きい箱が一般的に
用意されている。
【0006】図1乃至図9に示す如く、箱運搬車は台車
(10)と、昇降フレーム(11)と、一対の箱ホルダ
ー(12)とから成ると共に、昇降フレーム(11)の
昇降機構(13)及びロック機構(14)とを備えてい
る。
【0007】台車(10)は、断面四角筒形の左右一対
の縦フレーム(15)の後端を断面四角形の横フレーム
(16)で一体連結した平面視門形の車体フレーム(1
7)を備え、左右縦フレーム(15)の前端に車軸と直
交する縦軸(18)回りで旋回可能な左右前輪である自
在車輪(19)を取付けると共に、横フレーム(16)
に左右後輪(20)を取付けている。また車体フレーム
(17)の後端に立設させる背面視門形の丸パイプ製の
取手フレーム(21)を備え、取手フレーム(21)の
両端を横フレーム(16)の上面両側に固着したブラケ
ット(22)に支軸(23)を介して前後に揺動自在に
取付けている。この取手フレーム(21)の上部には正
面及び背面に取扱い説明やパチンコ屋の名称等を表示す
る銘板(24)が一体に横架され、取手フレーム(2
1)の下部にはこの取手フレーム(21)の前後揺動動
作を昇降機構(13)に伝えるための伝動パイプ(2
5)が一体に横架されている。
【0008】昇降フレーム(11)は、断面逆L形の左
右一対の縦フレーム(26)の後端を断面逆L形の横フ
レーム(27)で一体連結して平面視門形に形成したも
ので、車体フレーム(17)と同様に前側を開放するよ
うに車体フレーム(17)と同じ向きで車体フレーム
(17)の内側に配設されている。また車体フレーム
(17)の左右縦フレーム(15)と昇降フレーム(1
1)の左右縦フレーム(26)を左右の平行リンク機構
を介して連結し、車体フレーム(17)に対し昇降フレ
ーム(11)を昇降自在に取付けている。平行リンク機
構は車体フレーム(17)の縦フレーム(15)の下面
から内側に突出固定させる前後の下部支軸(28)と、
昇降フレーム(11)の縦フレーム(26)の外面から
外側に突出固定させる前後の上部支軸(29)と、前側
の上下支軸(28)(29)間と後側の上下支軸(2
8)(29)間に設ける2本の平行な前後のリンク(3
0)とから成り、左右の平行リンク機構のリンク(3
0)が前後方向に揺動することで昇降フレーム(11)
が昇降する。この昇降フレーム(11)の昇降量を規制
する上昇用の左右ストッパー(31)と下降用の左右ス
トッパー(32)が車体フレーム(17)に設けられて
いる。左右の下降ストッパー(32)は前側の支軸(2
8)より前方で縦フレーム(15)の前端側内面に固着
され、この下降ストッパー(32)に平行リンク機構の
前側のリンク(30)が上方から当接し、それ以上の前
方への揺動が規制され、前後のリンク(30)が傾斜姿
勢で保持され、昇降フレーム(11)を下降位置に保持
する一方、左右の上昇ストッパー(31)は横フレーム
(16)の前面両側に固着され、平行リンク機構の前後
のリンク(30)が傾斜姿勢から後方へ揺動して垂直に
起立して昇降フレーム(11)が最上昇位置に上昇され
たとき、この昇降フレーム(11)の左右縦フレーム
(26)の後端が前方から当接し、それ以上の昇降フレ
ーム(11)の後退が規制され、即ち前後のリンク(3
0)の後方への揺動が規制され、昇降フレーム(11)
の最上昇位置以上の動作を規制している。尚、昇降フレ
ーム(11)の横フレーム(27)の前面中央部には箱
(1)の衝撃緩和用のゴム板(33)を固着している。
【0009】箱ホルダー(12)は、断面コ形のフレー
ムから成り、コ形内面を昇降フレーム(11)の縦フレ
ーム(26)内面と対向させるようにこの縦フレーム
(26)の内側に平行に配設されており、箱ホルダー
(12)の後端と昇降フレーム(11)の横フレーム
(27)の間には若干の隙間が設けられ、箱ホルダー
(12)の前端内面は外側に向いて傾斜するガイド面
(34)に形成し、このガイド面(34)が昇降フレー
ム(11)の縦フレーム(26)の前端より前方に突出
するように設けられる。また箱ホルダー(12)にこの
上面内側縁から上方に突出する係合片(38)を固着
し、大小各箱(1a)(1b)の上縁(7)の先端下方
折曲げ長さより若干短い長さ係合片(38)を箱ホルダ
ー(12)の上面から突出している。また左右の箱ホル
ダー(12)はこの下面側を前後の蝶番(35)を介し
て昇降フレーム(11)の縦フレーム(26)に内側に
傾倒自在に取付けられている。また縦フレーム(26)
と箱ホルダー(12)の間にはこの箱ホルダー(12)
を内側に弾圧するバネ部材(36)が設けられると共
に、昇降フレーム(11)に左右の箱ホルダー(12)
の内側への左右の傾倒ストッパー(37)が設けられて
いる。この傾倒ストッパー(37)は昇降フレーム(1
1)の横フレーム(27)の前面内側上部から前方に突
出して固着され、この左右の傾倒ストッパー(37)の
外側面にバネ部材(36)によって左右の箱ホルダー
(12)の後端上部を圧着させて、左右の箱ホルダー
(12)を内側に傾倒した姿勢で保持する。このとき左
右の箱ホルダー(12)の係合片(38)上端縁の間隔
は小さい箱(1a)の左右側壁(5)(6)外面間の外
形寸法と略同じになるように設定される。また左右の箱
ホルダー(12)はバネ部材(36)に抗して外側に揺
動し外側が昇降フレーム(11)の左右縦フレーム(2
6)の内面と密着して略垂直に格納できる。このとき左
右の箱ホルダー(12)の垂直な係合片(38)の間隔
は大きい箱(1b)の左右側壁(5)(6)外面間の外
形寸法と略同じになるように設定される。即ち、左右の
箱ホルダー(12)は大小の箱(1a)(1b)の左右
幅に対応すべくその間隔を調節できるように昇降フレー
ム(11)の縦フレーム(26)の内側に揺動自在に取
付けられている。
【0010】前記昇降フレーム(11)は左右の箱ホル
ダー(12)を小さい箱(1a)の上縁(7)左右側縁
部の下側に差し込み可能な位置まで下降させ、且つ、大
きい箱(1b)を箱ホルダー(12)を介して床から持
上げる高さまで上昇させるように、昇降ストロークが設
定されている。
【0011】前記左右の傾倒ストッパー(37)は小さ
い箱(1a)の左右位置決め部材として兼用するもの
で、この左右の傾倒ストッパー(37)の内側面の間隔
を小さい箱(1a)の取手(8)(9)幅と略同じに形
成すると共に、左右の傾倒ストッパー(37)の内側面
前部を外側に向って傾斜するガイド面(39)に形成
し、このストッパー(37)間に小さい箱(1a)の一
方の取手(9)を嵌合させ、昇降フレーム(11)に対
し小さい箱(1a)の左右位置決めを行い、左右の箱ホ
ルダー(12)の係合片(38)を確実に小さい箱(1
a)の上縁(7)の下面内側に掛けるようにしている。
【0012】昇降フレーム(11)の昇降機構(13)
は、車体フレーム(17)の横フレーム(16)の上面
中央に立設固定させる固定アーム(40)と、昇降フレ
ーム(11)の横フレーム(27)の上面中央に固着す
るブラケット(41)に支軸(42)を介して下端を回
動自在に連結する昇降アーム(43)と、取手フレーム
(21)の伝動パイプ(25)の中央部に嵌合させるU
字状の溝(44)を上縁に有する板状カムであって、後
側下部を固定アーム(40)の上端と支軸(45)を介
して回動自在に連結し、且つ、前側下部を昇降アーム
(43)の上部に支軸(46)を介して回動自在に連結
する昇降カム(47)から成り、取手フレーム(21)
を垂直姿勢より若干後方に傾倒させることにより、伝動
パイプ(25)を介して昇降カム(47)が支軸(4
5)中心に後方に回動し、この昇降カム(47)の回動
によって昇降アーム(43)を引上げ、昇降フレーム
(11)を上昇用ストッパー(31)に当接するまで上
昇させる一方、取手フレーム(21)を垂直姿勢より若
干前方に傾倒させることにより、伝動パイプ(25)を
介して昇降カム(47)が支軸(45)中心に前方に回
動し、この昇降カム(47)の回動によって昇降アーム
(43)を下げ、昇降フレーム(11)を下降ストッパ
ー(32)に当接するまで下降させるようにしている。
【0013】尚、昇降機構(13)は上記構成の他、油
圧シリンダを利用する構成にししてもよい。
【0014】昇降フレーム(11)のロック機構(1
4)は、車体フレーム(17)の横フレーム(16)の
上面一側に固着するブラケット(48)に中間部を支軸
(49)を介して上下揺動自在に取付けられ、横フレー
ム(16)の後方に突出させる後部上縁に足踏みペダル
(50)を固着し、且つ、横フレーム(16)の前方に
突出させる前部下縁に逆U字状の係合溝(51)を有す
るロックアーム(52)と、昇降フレーム(11)の横
フレーム(27)の上面一側に固着するブラケット(5
3)に固着するロックピン(54)と、ロックアーム
(52)と車体フレーム(17)の横フレーム(16)
間に張設され、ロックアーム(52)を下向きに弾圧付
勢しこのロックアーム(52)の下縁をブラケット(4
8)の内底面に当接させてこれを略水平姿勢に保持する
引張りバネ(60)とから成り、昇降フレーム(11)
の上昇時、昇降フレーム(11)に設けたロックピン
(54)がロックアーム(52)の係合溝(51)に嵌
合し、昇降フレーム(11)の前方への移動を規制する
ことによって、昇降フレーム(11)及び昇降機構(1
3)及び取付フレーム(21)が上昇姿勢で固定される
一方、台車(10)後側の作業者が取手フレーム(2
1)を手前に引き乍ら足踏みペダル(50)を踏み込ん
でロックアーム(52)を支軸(49)を介して上方に
回動させ、ロックピン(54)と係合溝(51)との係
合を解くことによって、昇降フレーム(11)の前方へ
の移動規制を解除し、昇降フレーム(11)を下降可能
にするようにしている。なお、取手フレーム(21)を
手前に引かないときは、足踏みペダル(50)の踏み込
み力が極めて大きくなり、ロックアーム(52)がロッ
クピン(54)から容易に外れることがない。このよう
に取手フレーム(21)を手前に引いてロック解除する
ことにより、小さい衝撃で昇降フレーム(11)を下降
させて箱(1)を着地させることができる。
【0015】上記から明らかなように、前後輪(19)
(20)を装設させる車体フレーム(17)に押引操作
ハンドルである取手フレーム(21)を前後揺動自在に
立設させ、箱(1)を支持させる昇降フレーム(11)
を車体フレーム(17)に昇降自在に取付け、前記取手
フレーム(21)と昇降フレーム(11)を昇降アーム
(43)によって連結させると共に、昇降フレーム(1
1)を上昇位置で係脱自在に固定させるロック機構(1
4)を設け、取手フレーム(21)を作業者が手前に引
いてロック機構(14)を係合解除させ、昇降フレーム
(11)を緩やかに下降させて箱(1)の着地衝撃を低
減させ、箱(1)が損傷したり、積重ねた箱(1)が転
倒する等の不具合を容易になくしている。
【0016】車体フレーム(17)の横フレーム(1
6)後面中央部から後方に突出する平面視門形の枠フレ
ーム(55)を固着し、昇降フレーム(11)の上昇操
作時に、枠フレーム(55)に一方の足を掛けて台車
(10)を前方に押しながら、取手フレーム(21)を
後方に傾倒操作するようにしている。
【0017】ロックアーム(52)の前端下部を後方に
傾斜するガイド面(56)に形成し、昇降フレーム(1
1)を上昇時ロックピン(54)をガイド面(56)に
当接させ、ロックアーム(52)を一旦持上げて上昇位
置でロックピン(54)に係合溝(51)を嵌合させ、
昇降フレーム(11)の上昇動作で自動的にロックする
ようにしている。
【0018】本実施例は上記の如く構成するもので、昇
降フレーム(11)を上昇支持した状態で台車(10)
を出玉を入れた箱(1)の近傍まで移動させ、足踏みペ
ダル(50)を踏み込んで昇降フレーム(11)の上昇
位置でのロックを解除し、取手フレーム(21)を前方
に傾倒操作して昇降フレーム(11)を下降させ、この
状態で台車(10)を移動させて昇降フレーム(11)
の前方からこの内側に箱(1)を位置させる。
【0019】図11、図12の右側に示す如く、小さい
箱(1a)の場合には、バネ(36)とストッパー(3
7)により左右の箱ホルダー(12)は内側に傾倒保持
され、間隔が狭められ、小さい箱(1a)の左右幅に対
応し、図11、図12の左側に示す如く、大きい箱(1
b)の場合には、左右の箱ホルダー(12)はバネ(3
6)に抗し箱(1b)の左右側壁(5)(6)の外面で
外側に押され、間隔が拡げられ、大きい箱(1b)の左
右幅に対応する。このように箱ホルダー(12)は箱
(1)の大小によってその左右幅に対応した位置に移動
することができる。また箱ホルダー(12)の前端のガ
イド面(34)により箱(1)の左右外側への箱ホルダ
ー(12)の差込みがスムーズに行える。また大きい箱
(1b)の場合には左右の箱ホルダー(12)が共に昇
降フレーム(11)の左右縦フレーム(26)に接近し
てほとんど隙間がなくなるため、昇降フレーム(11)
の中央に箱(1b)が位置し左右のずれがなくなり、昇
降フレーム(11)の上昇時、左右の箱ホルダー(1
2)の係合片(38)を箱(1b)の上縁(7)の左右
側縁部に下方から確実に差し込むことができるが、小さ
い箱(1a)の場合には左右の箱ホルダー(12)が共
に傾倒状態にあって外側に逃げることができるので、昇
降フレーム(11)に対し左右の位置がずれた状態で箱
(1a)が嵌込まれ、その状態で昇降フレーム(11)
を上昇させると、箱(1a)の上縁(7)の一方の側縁
部だけに一方の箱ホルダー(12)の係合片(38)が
下方から差し込まれ、箱(1)の一側だけを持上げてし
まい、中の出玉をこぼしてしまう恐れがあるが、小さい
箱(1a)の場合には箱(1a)の一方の取手(9)を
昇降フレーム(11)の内奥の左右ストッパー(37)
(37)間に嵌合し、箱(1a)の左右の位置決めを行
うことで、昇降フレーム(11)の中央に箱(1b)が
位置するので、小さい箱(1a)の場合でも大きい箱
(1b)と同様に左右の箱ホルダー(12)の係合片
(38)を箱(1a)の上縁(7)の左右側縁部に下方
から確実に差し込むことができ、上記のような不都合を
解消できる。また左右ストッパー(37)の内側前部の
ガイド面(39)により、左右ストッパー(37)間へ
の箱(1a)の取手(9)の差し込みがスムーズに行え
る。
【0020】そして、図11、図12の左側に示す如
く、昇降フレーム(11)の内側に箱(1)を位置させ
た状態で、取手フレーム(21)を後方に傾倒操作して
昇降フレーム(10)を上昇させることにより、左右の
箱ホルダー(12)も共に上昇し、箱(1)の上縁
(7)の左右側縁内側に係合片(38)を嵌込んだ状態
で箱ホルダー(12)の上面で箱(1)を床より持上げ
る。昇降フレーム(11)及び昇降機構(13)及び取
手フレーム(21)は上昇位置で自動的にロック機構
(14)によりロックされ、箱(1)を床より持上げ支
持した状態で台車(10)を移動させ、箱(1)を景品
カウンターまで持運ぶものである。
【0021】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、前後輪(19)(20)を装設させる車体フレーム
(17)に押引操作ハンドル(21)を前後揺動自在に
立設させ、箱(1)を支持させる昇降フレーム(11)
を車体フレーム(17)に昇降自在に取付け、前記押引
操作ハンドル(21)と昇降フレーム(11)を昇降ア
ーム(43)によって連結させると共に、昇降フレーム
(11)を上昇位置で係脱自在に固定させるロック機構
(14)を設けたもので、押引操作ハンドル(21)を
作業者が手前に引いてロック機構(14)を係合解除さ
せることにより、昇降フレーム(11)を緩やかに下降
させて箱(1)の着地衝撃を容易に低減でき、重い箱
(1)を運搬しても箱(1)に加えられる衝撃を小さく
し、箱(1)が損傷したり、積重ねた箱(1)が転倒す
る等の不具合を容易になくすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱運搬車の正面図。
【図2】箱運搬車の背面図。
【図3】箱運搬車の平面図。
【図4】箱運搬車の底面図。
【図5】箱運搬車の左側面図。
【図6】箱運搬車の右側面図。
【図7】箱運搬車のA−A線断面図。
【図8】箱運搬車のB−B線断面図。
【図9】箱運搬車のC−C線断面図。
【図10】箱の斜視図。
【図11】箱ホルダーの作用説明する断面図。
【図12】箱ホルダーの作用説明する平面図。
【図13】昇降フレームの上昇状態を示す断面図。
【図14】昇降フレームの下降状態を示す断面図。
【符号の説明】
(1) 箱 (11) 昇降フレーム (14) ロック機構 (17) 車体フレーム (19) 前輪 (20) 後輪 (21) 取手フレーム(押引操作ハンドル)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪を装設させる車体フレームに押引
    操作ハンドルを前後揺動自在に立設させ、箱を支持させ
    る昇降フレームを車体フレームに昇降自在に取付け、前
    記押引操作ハンドルと昇降フレームを昇降アームによっ
    て連結させると共に、昇降フレームを上昇位置で係脱自
    在に固定させるロック機構を設けたことを特徴とする箱
    運搬車。
JP8151617A 1996-05-22 1996-05-22 箱運搬車 Pending JPH08319007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100436288C (zh) * 2005-02-03 2008-11-26 徐峰 可转向的承重物车架

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100436288C (zh) * 2005-02-03 2008-11-26 徐峰 可转向的承重物车架

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