JP2023170338A - 駐輪装置 - Google Patents

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貴博 岩本
Takahiro Iwamoto
泰明 下部
Yasuaki Shimobe
孝登 田上
Takato Tagami
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Abstract

【課題】自動上昇機構が作動して、空の載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻る際に発生する接触音等を低減することが可能な駐輪装置を提供する。【解決手段】下部固定部に係脱自在な係合部材52が載台22に備えられ、係合部材52は、第1付勢部材55によって下部固定部に係合する係合方向56へ付勢され、下部固定部に係合することによって載台22を下降位置に固定可能であり、自動上昇機構は、下降位置において、自転車を載台22から出庫することにより、係合部材52を下部固定部から離脱させて載台22の固定を自動的に解除する自動解除装置を有し、下部固定部から離脱した係合部材52を離脱位置Eに維持する離脱状態維持装置78が載台22に設けられ、空の載台22が下降位置に下降した際、係合部材52が離脱状態維持装置78によって離脱位置Eに維持されている状態を解除する離脱状態解除装置88が備えられている。【選択図】図19

Description

本発明は、自転車を載台から出庫すると、空になった載台が自動的に上昇する自動上昇機能を有する駐輪装置に関する。
従来、この種の駐輪装置としては、例えば、図35~図37に示すように、床面に立設された支柱301と、支柱301に支持案内されて下降位置Aと上昇位置Bとの間で昇降自在な載台302(ラック)と、載台302に引上力を付加する引上ばね303と、下降位置Aにおいて自転車304を載台302から出庫することにより空になった載台302を下降位置Aから上昇位置Bへ自動的に上昇させる自動上昇機構305とを有するものがある。
載台302は自転車304を載置可能な載置部306を有している。図38,図39に示すように、下降位置Aに対応する下部固定部307と上昇位置Bに対応する上部固定部308とが支柱301に設けられている。
下部固定部307および上部固定部308に係脱自在な係合部材309が載台302に備えられている。図38に示すように、係合部材309が下部固定部307に係合することにより、載台302が下降位置Aに固定される。また、図39の仮想線で示すように、係合部材309が上部固定部308に係合することにより、載台302が上昇位置Bに固定される。係合部材309は付勢ばね310によって下部および上部固定部307,308に係合する係合方向311へ付勢されている。
自動上昇機構305は、下降位置Aにおいて、自転車304を載台302から出庫することにより、係合部材309を下部固定部307から離脱させて載台302の固定を自動的に解除する自動解除装置312を有している。図40に示すように、自動解除装置312は、載台302に起立傾倒自在に設けられた起立傾倒体313と、起立傾倒体313を起立姿勢に付勢する起立姿勢付勢ばね314等を有している。
これによると、図36,図37に示すように、自転車304を載せた載台302が上昇位置Bから下降位置Aに下降し、起立傾倒体313が起立姿勢に保たれている場合、図38に示すように、係合部材309が付勢ばね310によって係合方向311へ付勢され下部固定部307に係合し、載台302が下降位置Aに固定される。
その後、下降位置Aにおいて、自転車304を載台302から出庫する際、自転車304の前輪304aが起立傾倒体313に当接して起立傾倒体313を後方へ押し倒すため、図40に示すように、起立傾倒体313が起立姿勢(実線参照)から後傾姿勢(仮想線参照)に切り替えられ、係合部材309が付勢ばね310の付勢力に抗して下部固定部307から離脱し、載台302の固定が自動的に解除される。これにより、図35に示すように、自転車304を出庫して空になった載台302が自動的に下降位置Aから上昇し上昇位置Bに戻る。
尚、上記のような駐輪装置317は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2019-183535
しかしながら上記の従来形式では、図35に示すように、自動上昇機構305が作動することにより、自転車304を出庫して空になった載台302が自動的に下降位置Aから上昇し上昇位置Bに戻るが、この際、起立傾倒体313は起立姿勢付勢ばね314の付勢力によって後傾姿勢(図40の仮想線参照)から起立姿勢(図40の実線参照)に戻るため、係合部材309は付勢ばね310の付勢力によって係合方向311(図38参照)へ移動する。
これにより、図35に示すように、載台302が下降位置Aから上昇位置Bに向かって上昇している際、係合方向311へ移動した係合部材309の先端部が、支柱301に摺接したり、或いは、下方から上部固定部308(図39参照)に衝突して、上部固定部308の上方に乗り越える。このため、大きな接触音が発生する虞がある。
本発明は、自動上昇機構が作動して、空の載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻る際に発生する接触音等を低減することが可能な駐輪装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、設置面に立設される支柱と、
支柱に支持案内されて下降位置と上昇位置との間で昇降自在な載台と、
下降位置において自転車を載台から出庫することにより空になった載台を下降位置から上昇位置へ自動的に上昇させる自動上昇機構とを有する駐輪装置であって、
載台は自転車を載置可能な載置部を有し、
下部固定部と下部固定部よりも上方に位置する上部固定部とが支柱に設けられ、
下部および上部固定部に係脱自在な係合部材が載台に備えられ、
係合部材は、第1付勢部材によって下部および上部固定部に係合する係合方向へ付勢され、下部固定部に係合することによって載台を下降位置に固定可能であり、
自動上昇機構は、下降位置において、自転車を載台から出庫することにより、係合部材を下部固定部から離脱させて載台の固定を自動的に解除する自動解除装置を有し、
自動解除装置は載台に設けられ、
自動解除装置によって載台が固定解除された場合、下部固定部から離脱した係合部材を離脱位置に維持する離脱状態維持装置が載台に設けられ、
空の載台が上昇位置から下降位置に下降した際、係合部材が離脱状態維持装置によって離脱位置に維持されている状態を解除する離脱状態解除装置が備えられているものである。
これによると、自転車を出庫する場合、自転車を載せた載台を上昇位置から下降位置に向かって下降させる。これにより、下降位置において、係合部材が第1付勢部材によって係合方向へ付勢され下部固定部に係合し、載台が下降位置に固定される。
そして、自転車を載台から出庫する。この際、自動解除装置が作動して係合部材を下部固定部から離脱させるため、載台の固定が自動的に解除され、自転車を出庫して空になった載台が自動的に下降位置から上昇し上昇位置に戻る。
この際、離脱状態維持装置が作動して係合部材を離脱位置に維持するため、載台が下降位置から上昇位置に向かって上昇している時、係合部材の先端部が支柱に当接したり或いは下方から上部固定部に衝突するのを防ぐことができる。このように、係合部材が上部固定部に衝突せずに上部固定部の下方から上方へ通過するため、載台の上昇速度を遅くすることができ、自動上昇機構が作動して、空の載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻る際に発生する接触音等を低減することができる。
上記のようにして自転車を載台から出庫し、空になった載台が自動的に下降位置から上昇して上昇位置に戻った後、自転車を入庫するために、空の載台を上昇位置から下降位置に下降した際、離脱状態解除装置が作動して、係合部材が離脱位置に維持されている状態から解除される。これにより、下降位置において、係合部材は第1付勢部材によって係合方向へ付勢され下部固定部に係合し、空の載台が下降位置に固定される。
本第2発明における駐輪装置は、自動解除装置によって載台が固定解除された場合、離脱状態維持装置は、空の載台が下降位置から上昇して上昇位置に達した後に上昇位置から下降して下降位置に達するまでの間にわたって、係合部材を離脱位置に維持するものである。
これによると、空の載台を上昇位置から下降位置に向かって下降させる際、係合部材は離脱状態維持装置によって離脱位置に維持されているため、利用者が手動操作を行って係合部材を離脱方向へ移動させる必要は無く、利用者の面倒な手動操作を削減することができる。
本第3発明における駐輪装置は、自動解除装置は、自転車の入出庫方向に揺動自在な揺動部材と、揺動部材と係合部材とを連動させる第1連動機構とを有しており、
揺動部材は入出庫される自転車が当接することにより揺動するものである。
これによると、下降位置において、自転車を載台から出庫する際、自転車が自動解除装置の揺動部材に当接して、揺動部材が自転車の出庫方向に揺動し、これにより、係合部材は、第1連動機構を介して揺動部材に連動し、下部固定部から離脱する。
本第4発明における駐輪装置は、離脱状態維持装置は、係合部材に係脱自在なフックと、フックを係合部材に係合する方向へ付勢する第2付勢部材とを有し、
下降位置において自動解除装置によって載台が固定解除された場合、フックが係合部材に係合して係合部材が離脱位置に維持されるものである。
これによると、自転車を出庫して空になった載台が自動的に下降位置から上昇し上昇位置に戻る際、離脱状態維持装置のフックが係合部材に係合して係合部材が離脱位置に維持されている。これにより、係合部材が離脱位置に維持された状態で載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻るため、載台が下降位置から上昇位置に向かって上昇している時、係合部材の先端部が支柱に当接したり或いは下方から上部固定部に衝突するのを防ぐことができる。
本第5明における駐輪装置は、離脱状態解除装置は、載台に設けられた揺動片と、載台の下方に設けられた作動片とを有し、
空の載台が上昇位置から下降位置に下降した際、揺動片が上方から作動片に当接して一方向に揺動し、フックが第2付勢部材の付勢力に抗して係合部材から離脱するものである。
これによると、自転車を出庫して空になった載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻った際、離脱状態維持装置のフックが係合部材に係合した状態のままであるため、係合部材は離脱位置に維持されている。
その後、空の載台が上昇位置から下降位置に下降した際、揺動片が上方から作動片に当接して一方に揺動し、フックが第2付勢部材の付勢力に抗して係合部材から離脱するため、係合部材は、離脱位置に維持されている状態が解除され、第1付勢部材の付勢力により係合方向へ移動して下部固定部に係合する。これにより、空の載台が下降位置に固定される。
本第6明における駐輪装置は、載台を引き上げる引上力を載台に付加する引上力付加装置が支柱に設けられ、
引上力付加装置は、載台に連結された長尺の板ばねと、板ばねを巻き取る回転自在なドラムとを有し、
板ばねを巻き取る巻取速度を調節する調整式ロータリーダンパーが支柱に設けられ、
ドラムの回転軸と調整式ロータリーダンパーの回転軸とが歯車を介して連動し、
調整式ロータリーダンパーはドラムが板ばねを巻き取る際に発生する制動トルクを調節することができるものである。
これによると、自転車を載せた載台を下降位置に下降して、自転車を載台から出庫する際、自動解除装置が作動して下降位置における載台の固定を自動的に解除する。このとき、引上力付加装置により、引上力が自転車を出庫して空になった載台に付加されるため、空の載台が自動的に下降位置から上昇し上昇位置に戻る。
引上力付加装置の調整式ロータリーダンパーから発生する制動トルクを調節することにより、空の載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻る際の上昇速度を調節することができ、板ばねが経年劣化しても、空の載台の上昇速度を容易に最適な上昇速度に保つことができる。
本第7明における駐輪装置は、載台の載置部に搭載された自転車が入庫方向へ入り込み過ぎるのを防止するストッパ装置が載置部に設けられ、
ストッパ装置はストッパ板と支え板とを有し、
ストッパ板は、起立姿勢と、起立姿勢から入庫方向に傾斜して支え板で支えられる傾斜姿勢とに変形可能であり、傾斜姿勢から起立姿勢に戻るように付勢されており、
自転車を載台に入庫した際、自転車の車輪がストッパ装置のストッパ板に当接して、ストッパ板が起立姿勢から傾斜姿勢に変形するものである。
これによると、空の載台に自転車を入庫する際、自転車の車輪がストッパ装置のストッパ板に当接して、ストッパ板が起立姿勢から傾斜姿勢に変形する。これにより、小径の車輪を有する自転車であっても、自転車を載台の正規の位置に搭載することができる。
以上のように本発明によると、自転車を出庫して空になった載台が自動的に下降位置から上昇し上昇位置に戻る際、離脱状態維持装置が作動して係合部材を離脱位置に維持するため、係合部材の先端部が支柱に当接したり或いは下方から上部固定部に衝突するのを防ぐことができる。このように、係合部材が上部固定部に衝突せずに上部固定部の下方から上方へ通過するため、載台の上昇速度を遅くすることができ、自動上昇機構が作動して、空の載台が自動的に下降位置から上昇位置に戻る際に発生する接触音等を低減することができる。
さらに、空になった載台が自動的に下降位置から上昇して上昇位置に戻った後、自転車を入庫するために、空の載台を上昇位置から下降位置に下降した際、離脱状態解除装置が作動して、係合部材が離脱位置に維持されている状態から解除される。これにより、下降位置において、係合部材は第1付勢部材によって係合方向へ付勢され下部固定部に係合し、空の載台が下降位置に固定される。
本発明の第1の実施の形態における駐輪設備の図である。 同、駐輪設備の第2駐輪装置の図であり、下降位置において自転車を載台に搭載した様子を示す。 同、第2駐輪装置の図であり、自転車を搭載した載台を上昇位置まで上昇させた様子を示す。 同、第2駐輪装置の図であり、下降位置における空の載台を示す。 同、第2駐輪装置の図であり、上昇位置における空の載台を示す。 同、第2駐輪装置の引上力付加装置の図である。 図6におけるX-X矢視図である。 同、第2駐輪装置の載台の断面図であり、第1係合部材が係合位置まで突出した様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、第1係合部材が係合位置まで突出した様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の底面図である。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大底面図である。 同、第2駐輪装置の載台の手動式解除装置の一部拡大斜視図である。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、第1係合部材が第1離脱位置まで退入した様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の自動上昇機構の一部拡大斜視図である。 同、第2駐輪装置の載台の断面図であり、第1係合部材が第2離脱位置まで退入した様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、第1係合部材が第2離脱位置まで退入した様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の断面図であり、下降位置Aにおいて第2係合部材が第2下部固定部に係合している様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、下降位置Aにおいて第2係合部材が第2下部固定部に係合している様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、第1係合部材が離脱位置に維持されている状態を離脱状態解除装置によって解除するときの動作を示す。 同、第2駐輪装置の下部昇降装置の下ロック台の平面図である。 同、第2駐輪装置の載台の断面図であり、下降位置Aにおいて第2係合部材が第2下部固定部から離脱している様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、下降位置Aにおいて第2係合部材が第2下部固定部から離脱している様子を示す。 同、第2駐輪装置の載台の固定解除装置の斜視図である。 同、第2駐輪装置の空の載台に自転車を入庫するときの動作を説明する概略図であり、空の載台が上昇位置にあるときの様子を示す。 同、第2駐輪装置の空の載台に自転車を入庫するときの動作を説明する概略図であり、空の載台を上昇位置から下降位置まで降ろしたときの様子を示す。 同、第2駐輪装置の空の載台に自転車を入庫するときの動作を説明する概略図であり、空の載台に自転車を搭載したときの様子を示す。 同、入庫した自転車を第2駐輪装置の載台から出庫するときの動作を説明する概略図であり、自転車を搭載した載台を上昇位置から下降位置まで降ろしたときの様子を示す。 同、入庫した自転車を第2駐輪装置の載台から出庫するときの動作を説明する概略図であり、下降位置において自転車を載台から下した直後の載台の様子を示す。 本発明の第2の実施の形態における第2駐輪装置の載台の一部切欠き拡大図であり、自転車を入庫していない空の状態を示す。 同、第2駐輪装置の載台の一部切欠き拡大図であり、自転車を入庫した状態を示す。 同、第2駐輪装置の載台に設けられたストッパ装置の側面図である。 同、第2駐輪装置の載台に設けられたストッパ装置の平面図である。 図31におけるX-X矢視図である。 本発明の第3の実施の形態における第2駐輪装置の載台に設けられたストッパ装置の側面図である。 従来の駐輪装置の図であり、空の載台を示す。 同、駐輪装置の図であり、自転車を搭載した載台を上昇位置まで上昇させた様子を示す。 同、駐輪装置の図であり、自転車を搭載した載台を下降位置まで下降させた様子を示す。 同、駐輪装置の載台の一部拡大断面図であり、係合部材が下部固定部に係合している様子を示す。 同、駐輪装置の支柱の上部の拡大図である。 同、駐輪装置の載台の自動解除装置の拡大図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は自転車2を上下2段で収納可能な駐輪設備であり、駐輪設備1は、自転車2を下段に収納する第1駐輪装置3と、自転車2を上段に収納する複数の第2駐輪装置4(駐輪装置の一例)とを有している。
自転車2の入庫方向5を前方とし、出庫方向6を後方とし、これら入出庫方向5,6に直交する方向を左右方向とすると、第1駐輪装置3は、床面等の設置面8に敷設されて左右方向に延びる前後一対のスライドレール10と、スライドレール10に支持案内されて移動自在な複数のスライドラック11とを有している。これらスライドラック11に対して自転車2を入出庫することができる。
図2~図5に示すように、第2駐輪装置4は、設置面8に立設される支柱21と、支柱21に支持案内されて下降位置Aと上昇位置Bとの間で昇降自在な載台22と、載台22の下方に配置され且つ支柱21に支持案内されて昇降自在な下部昇降装置23と、載台22を引き上げる引上力を載台22に付加する第1引上力付加装置24(引上力付加装置の一例)と、下部昇降装置23を引き上げる引上力を下部昇降装置23に付加する第2引上力付加装置25と、下降位置Aにおいて自転車2を載台22から出庫することにより空になった載台22を下降位置Aから上昇位置Bへ自動的に上昇させる自動上昇機構26等を有している。
載台22は、自転車2を載置可能な支持フレーム29(載置部の一例)と、上部昇降装置30とを有している。支持フレーム29は上部昇降装置30に取り付けられている。
上部昇降装置30は、平面視において略四角枠状の本体33と、支柱21に沿って上下方向へ摺動する複数のガイドローラ34等を有している。
下部昇降装置23は、平面視において略四角枠状の本体36と、支柱21に沿って上下方向へ摺動する複数のガイドローラ37と、本体36の後部に設けられた下ロック台38等を有している。
図6,図7に示すように、第1引上力付加装置24と第2引上力付加装置25とは支柱21の上端に設けられている。第1引上力付加装置24は、載台22の上部昇降装置30に連結された長尺の板状の第1定荷重ばね39(板ばねの一例)と、第1定荷重ばね39を巻き取る回転自在な第1ドラム40(ドラムの一例)とを有している。
第2引上力付加装置25は、下部昇降装置23に連結された2本の長尺の板状の第2定荷重ばね42(板ばねの一例)と、これら第2定荷重ばね42を巻き取る2個の回転自在な第2ドラム43とを有している。第1および第2ドラム40,43はそれぞれ回転軸44を介して支柱21の内部に設けられている。尚、第2定荷重ばね42および第2ドラム43はそれぞれ、2本(2個)以外の複数本(複数個)設けてもよいし、或いは単数本(単数個)設けてもよい。
図6,図8,図9に示すように、支柱21には、下降位置Aに対応する第1下部固定部46(下部固定部の一例)と、第1下部固定部46よりも下方に位置する第2下部固定部47と、第1下部固定部46よりも上方にあって上昇位置Bに対応する上部固定部49とが設けられている。これら第1および第2下部固定部46,47と上部固定部49とはそれぞれ支柱21の表面から突出した突部であり、第1および第2下部固定部46,47はそれぞれ斜め上向きに傾斜する傾斜面46a,47aを有し、上部固定部49は斜め下向きに傾斜する傾斜面49aを有している。
載台22の支持フレーム29の前端部には、第1下部固定部46および上部固定部49に係脱自在な第1係合部材52(係合部材の一例)が設けられている。第1係合部材52は、図9の仮想線(イ)で示すように下方から第1下部固定部46に係合することによって載台22を下降位置Aに固定可能であり、また、図9の仮想線(ロ)で示すように上方から上部固定部49に係合した場合には載台22の下降を阻止する。
図8~図11に示すように、第1係合部材52は第1コイルばね55(第1付勢部材の一例)によって第1下部固定部46および上部固定部49に係合する係合方向56(前方)へ付勢されている。
第1係合部材52を第1下部固定部46および上部固定部49から離脱させて載台22の固定を手動操作で解除する手動式解除装置58が載台22に設けられている。
図2,図10~図12に示すように、手動式解除装置58は、操作レバー59と、操作レバー59と第1係合部材52とを連動させる第2連動機構60とを有している。操作レバー59は、左右方向に挿通された支軸61を中心にして前後へ揺動自在であり、載台22の支持フレーム29の後端部に設けられている。
第2連動機構60は、支軸61を介して操作レバー59と一体に揺動自在な揺動アーム62と、揺動アーム62と第1係合部材52との間に連結される前後移動自在な連動軸63とを有している。連動軸63は第1コイルばね55に挿通されている。
操作レバー59を操作していない場合、第1係合部材52は、第1コイルばね55によって係合方向56へ付勢されて、係合位置Cまで突出する。また、図2の仮想線で示すように、操作レバー59を操作して後方へ揺動させることにより、連動軸63が後方へ移動し、図13に示すように、第1係合部材52は、第1コイルばね55の付勢力に抗して離脱方向57(後方)へ移動し、第1下部固定部46および上部固定部49から離脱する第1離脱位置Dまで退入する。
図4に示すように、自動上昇機構26は、下降位置Aにおいて、自転車2を載台22から出庫することにより、第1係合部材52を第1下部固定部46から離脱させて載台22の固定を自動的に解除する自動解除装置67を有している。
自動解除装置67は、載台22に設けられており、自転車2の入出庫方向5,6(前後方向)に揺動自在な揺動ペダル68(揺動部材の一例)と、揺動ペダル68と第1係合部材52とを連動させる第1連動機構69とを有している。
図8,図14,図15に示すように、揺動ペダル68は、左右方向に挿通された支軸70を介して載台22の支持フレーム29に設けられており、入出庫される自転車2の前輪13が当接することにより支軸70を中心にして前方傾倒姿勢(図8の仮想線参照)と後方傾倒姿勢(図15の実線参照)との範囲で前後揺動可能であり、ばね71によって起立姿勢(図14の実線参照)に付勢されている。
第1連動機構69は、連動軸63を第2連動機構60と共有しているとともに、連動軸63と揺動ペダル68とを結合する結合部材73を有している。
図8~図11に示すように、揺動ペダル68が起立姿勢である場合、第1係合部材52は第1コイルばね55によって係合方向56へ付勢されて係合位置Cまで突出する。同様に、図8の仮想線で示すように、揺動ペダル68が前方傾倒姿勢である場合、連動軸63が前方へ移動するだけであり、第1係合部材52は第1コイルばね55によって係合方向56へ付勢されて係合位置Cまで突出したままになる。
また、図15,図16に示すように、揺動ペダル68が後方傾倒姿勢である場合、連動軸63が後方へ移動して、第1係合部材52は、第1コイルばね55の付勢力に抗して離脱方向57へ移動し、第1下部固定部46および上部固定部49から離脱する第2離脱位置E(離脱位置の一例)まで退入する。
尚、第2離脱位置E(図16参照)は第1離脱位置D(図13参照)よりも後方に設定されており、図19に示すように、係合位置Cから第2離脱位置EまでのストロークS2は係合位置Cから第1離脱位置DまでのストロークS1よりも長い。
自動解除装置67によって載台22が固定解除された場合、第1下部固定部46から離脱した第1係合部材52を第2離脱位置Eに維持する離脱状態維持装置78が載台22に設けられている。
図9,図11,図13,図16に示すように、離脱状態維持装置78は、第1係合部材52の後端52aに係脱自在なフック79と、フック79を第1係合部材52の後端52aに係合する方向80(例えば上方向)へ付勢する第2コイルばね81(第2付勢部材の一例)とを有している。
載台22の支持フレーム29の前端部下面には取付フレーム83が取り付けられている。フック79は、左右方向に挿通された支軸82を中心に上下回動自在であり、支軸82を介して取付フレーム83に設けられており、先端部に前方へ突出する突起84を有している。また、第2コイルばね81は、下端が取付フレーム83に接続され、上端がフック79に接続されている。
図15,図16に示すように、下降位置Aにおいて自動解除装置67によって載台22が固定解除された場合、フック79が第1係合部材52の後端52aに係合して第1係合部材52が第2離脱位置Eに維持される。
空の載台22が上昇位置Bから下降位置Aに下降した際、第1係合部材52が離脱状態維持装置78によって第2離脱位置Eに維持されている状態を解除する離脱状態解除装置88が備えられている。
離脱状態解除装置88は、図9,図11,図13,図16に示すように載台22に設けられた揺動片89と、図17~図19に示すように載台22の下方すなわち下部昇降装置23に設けられた作動片90とを有している。
載台22の支持フレーム29の前端部には下向きに突出した左右一対の取付板92が設けられている。揺動片89は、中空構造を有する円筒状の部材であり、一端部が開口し、他端部89aが平板状に閉塞しており、両取付板92間に挿通された支軸93を中心に上下揺動自在であり、支軸93を介して両取付板92間に設けられている。また、作動片90は、金属の薄板をC形状に湾曲した弾性変形可能な部材であり、下部昇降装置23の下ロック台38に取り付けられている。
離脱状態維持装置78のフック79の突起84が離脱状態解除装置88の揺動片89の一端開口部から揺動片89の内部に挿入されている。空の載台22が上昇位置Bから下降位置Aに下降した際、図19の実線で示すように、揺動片89の他端部89aが上方から作動片90に当接して、揺動片89が一方向94に揺動し、フック79が、第2コイルばね81の付勢力に抗して下向きに揺動し、第1係合部材52の後端52aから離脱する。これにより、図19の仮想線で示すように、第1係合部材52は第1コイルばね55の付勢力によって第2離脱位置Eから係合方向56へ突出する。
図18,図20,図22に示すように、下部昇降装置23には、下部昇降装置23を支柱21の下端部に固定する固定装置97が備えられている。固定装置97は、下部昇降装置23の下ロック台38の内部に設けられた出退自在な第2係合部材98と、第2係合部材98を係合方向99(前方)へ付勢する第3コイルばね100とを有している。
図17,図18に示すように、第2係合部材98は、下方から第2下部固定部47に係合することによって、下部昇降装置23を支柱21の下端部に固定可能である。
図18,図20に示すように、下ロック台38の天井部には、上下方向に貫通し且つ前後方向に長い上部長孔117が形成されている。また、第2係合部材98の天井部には、上下方向に貫通した上部丸孔118が形成されている。上部丸孔118は上部長孔117の直下に重なっている。
図17,図18,図21~図23に示すように、載台22には、固定装置97による下部昇降装置23の固定を解除するための固定解除装置102が設けられている。固定解除装置102は、載台22の支持フレーム29に回動自在に設けられた回動載体103と、回動載体103と固定装置97の第2係合部材98とを連動させる第3連動機構104とを有している。
回動載体103は、前延部103aと後延部103bとを有するくの字状に屈曲した部材であり、支軸105を介して支持フレーム29に設けられ、支軸105を中心に前後方向へ回動することにより、第1姿勢119と第2姿勢120とに切り替えられる。
第1姿勢119とは前延部103aが斜め上を向くとともに後延部103bが横倒する姿勢であり、第2姿勢120とは前延部103aが横倒するとともに後延部103bが斜め上を向く姿勢である。
第3連動機構104は、回動載体103に取り付けられたアーム106と、載台22の支持フレーム29の前端部に設けられたスライド部材108と、アーム106とスライド部材108との間に連結された連動軸109と、スライド部材108に設けられた連動ピン110と、スライド部材108を係合方向99(前方)へ付勢する第4コイルばね111とを有している。
図10,図11に示すように、第1係合部材52とスライド部材108とは左右方向において互いに隣り合って配置されている。図18,図20,図22に示すように、連動ピン110はスライド部材108から下方へ突出しており、連動ピン110の下端部が上方から下ロック台38の上部長孔117と第2係合部材98の上部丸孔118に挿入されている。
図17の実線および図18に示すように、下降位置Aまで下降した載台22に自転車2が搭載されず、載台22が空の状態では、スライド部材108が第4コイルばね111によって係合方向99(前方)へ付勢されて移動するため、回動載体103が第1姿勢119に切り替えられ、連動ピン110がスライド部材108と共に係合方向99へ移動し、連動ピン110に連動して第2係合部材98が係合方向99へ移動して突出し、下方から第2下部固定部47に係合する。これにより、下部昇降装置23が支柱21の下端部に固定される。
また、図21の実線および図22に示すように、下降位置Aまで下降した載台22に自転車2を入庫して搭載した場合、回動載体103が、自転車2の前輪13で押されて回動し、第1姿勢119から第2姿勢120に切り替わる。これにより、回動載体103と共にアーム106が回動し、連動軸109が後方へ引っ張られ、スライド部材108が第4コイルばね111の付勢力に抗して後方(係合方向99の反対方向)へ移動する。
このため、連動ピン110がスライド部材108と共に後方へ移動し、連動ピン110に連動して第2係合部材98が離脱方向101へ移動して退入し第2下部固定部47から離脱する。これにより、下部昇降装置23の固定が解除される。
図6,図7に示すように、第1引上力付加装置24の第1定荷重ばね39を第1ドラム40で巻き取る際の巻取速度を調節する調整式ロータリーダンパー123が支柱21の上端部に設けられている。
第1ドラム40の回転軸44に一方の歯車124が設けられ、調整式ロータリーダンパー123の回転軸123aに他方の歯車125が設けられ、一方の歯車124と他方の歯車125とが歯合している。
調整式ロータリーダンパー123は、本体ケース123b内にローターとシリコンオイルを備え、シリコンオイルの粘性抵抗により発生する制動力を利用した回転系のダンパーであって、摘み123cを回すことにより、第1ドラム40が第1定荷重ばね39を巻き取る際に発生する制動トルクを調節することができ、さらに、ワンウェイクラッチを内蔵した一方向性のロータリーダンパーである。これにより、調整式ロータリーダンパー123は、一方向の回転に対して制動トルクを発生し、逆方向の回転に対してワンウェイクラッチが空転して制動トルクを発生しない。
また、図1~図6に示すように、支柱21の上部には上部ストッパー127が設けられ、載台22の上部昇降装置30の上端が下方から上部ストッパー127に当接することにより、載台22が上昇位置Bに停止する。
以下、上記構成における作用を説明する。
第2駐輪装置4の載台22から自転車2を出庫した後の空になった載台22は、図5に示すように自動上昇機構26によって自動的に下降位置Aから上昇位置Bまで上昇する。この際、図24に示すように、空の載台22の離脱状態維持装置78のフック79が第1係合部材52の後端52aに係合し、第1係合部材52が第2離脱位置Eに維持されて上部固定部49から離脱している。
また、下ロック台38の固定装置97の第2係合部材98が第2下部固定部47に係合することにより、下部昇降装置23が支柱21の下端部に固定されている。
以下に、第2駐輪装置4に自転車2を入庫する場合の手順を説明する。
先ず、図4に示すように、空の載台22を手動にて上昇位置Bから下降位置Aへ下す。この際、図24に示すように、第1係合部材52が第2離脱位置Eに維持されて上部固定部49から離脱しているため、容易に空の載台22を下降位置Aへ下すことができる。
下降位置Aにおいて、図19に示すように、空の載台22の離脱状態解除装置88の揺動片89の他端部89aが上方から下ロック台38の作動片90に当接し、揺動片89が一方向94に揺動し、フック79が下向きに揺動して第1係合部材52の後端52aから離脱する。これにより、図25に示すように、第1係合部材52が、第1コイルばね55の付勢力によって第2離脱位置Eから係合方向56へ移動し、係合位置Cまで突出して第1下部固定部46に係合する。これにより、空の載台22が下降位置Aに固定される。
尚、作動片90が下降する揺動片89の他端部89aに押されて変形することにより、下降位置Aにおいて、揺動片89の他端部89aは作動片90の上方から下方へ通過する。
次に、図2に示すように、自転車2を下降位置Aの空の載台22に入庫する。この際、先ず、自転車2の前輪13が自動解除装置67の揺動ペダル68を前方へ押すため、図25の仮想線で示すように、揺動ペダル68が入庫方向5(前方)へ揺動して起立姿勢から前方傾斜姿勢に変わり、揺動ペダル68に連動して連動軸63が前方へ移動するが、図25の実線で示すように第1係合部材52は係合位置Cまで突出して第1下部固定部46に係合している状態に保たれる。
その直後、自転車2の前輪13が前方傾斜姿勢の揺動ペダル68の上方を後方から前方へ通過することにより、図2,図25の実線で示すように、揺動ペダル68は、自転車2の前輪13と後輪14との間で、ばね71(図14参照)の付勢力によって前方傾斜姿勢から起立姿勢に復帰する。起立姿勢においても、引き続き、図25に示すように、第1係合部材52が係合位置Cまで突出して第1下部固定部46に係合している状態に保たれる。
その後、図17に示すように、自転車2の前輪13が固定解除装置102の回動載体103を前方へ押すことにより、図21に示すように、回動載体103が回動して第1姿勢119(仮想線)から第2姿勢120(実線)へ切り替えられる。
これにより、図21,図22に示すように、回動載体103と共にアーム106が回動し、連動軸109が後方へ引っ張られ、スライド部材108が第4コイルばね111の付勢力に抗して後方へ移動し、連動ピン110がスライド部材108と共に後方へ移動し、連動ピン110に連動して、第2係合部材98が、離脱方向101へ移動して退入し、第2下部固定部47から離脱する。これにより、下部昇降装置23の固定が解除される。
このようにして図2に示すように自転車2を載台22の支持フレーム29上に搭載した後、図26に示すように、利用者は手動式解除装置58の操作レバー59を操作して後方へ揺動させる。これにより、操作レバー59と共に揺動アーム62が揺動し、連動軸63が後方へ移動し、第1係合部材52が、第1コイルばね55の付勢力に抗して離脱方向57へ移動して第1離脱位置Dまで退入し、第1下部固定部46から離脱する。これにより、下降位置Aにおける載台22の固定が解除される。
この際、第1離脱位置Dは第2離脱位置Eよりも前方に設定されているため、第1係合部材52が第1離脱位置Dまで退入して第1下部固定部46から離脱しても、フック79は第1係合部材52の後端52aに係合せず、第1係合部材52は第1および第2離脱位置D,Eのいずれにも維持されない。
このようにして下部昇降装置23の固定および載台22の固定を解除した状態で、利用者は載台22を下降位置Aから図3に示すように上昇位置Bへ持ち上げる。この際、第1および第2引上力付加装置24,25の第1および第2ドラム40,43が一方向に回転して第1および第2定荷重ばね39,42が巻き取られ、載台22と下部昇降装置23とに引上力が付加されているため、僅かな力で載台22を持ち上げることができ、下部昇降装置23は載台22と共に上昇する。
このようにして載台22を持ち上げているとき、利用者が操作レバー59から手を放すことにより、図9に示すように、第1係合部材52は、第1コイルばね55の付勢力によって第1離脱位置Dから係合方向56へ移動し、係合位置Cまで突出する。
載台22が上昇位置Bに達する直前において、第1係合部材52は、下方から上部固定部49の傾斜面49aに摺接しながら上昇するため、一旦、係合位置Cから離脱方向57へ退入し、上部固定部49の上方へ通過した時点で、図9の仮想線(ロ)で示すように係合方向56へ移動して係合位置Cまで突出する。
このようにして自転車2を搭載した載台22を上昇位置Bまで上昇させると、図3に示すように自転車2の入庫が完了する。
この際、自転車2が所定重量以下であれば、第1および第2定荷重ばね39,42の引上力が十分であるため、図6に示すように、上昇位置Bにおいて、第1係合部材52が上部固定部49よりも僅かに上方で停止する。しかしながら、自転車2が所定重量を超えていれば、第1および第2定荷重ばね39,42の引上力に抗して、自転車2の自重により載台22が上昇位置Bから僅かに下降するが、第1係合部材52が上方から上部固定部49に係合することで、載台22が固定されるため、載台22が上昇位置Bから下降位置Aへ不用意に下降してしまうといった不具合を防止することができる。
次に、入庫した自転車2を出庫する場合の手順を説明する。
先ず、利用者は、図3の仮想線で示すように、手動式解除装置58の操作レバー59を操作して後方へ揺動させ、図13に示すように第1係合部材52を係合位置Cから第1離脱位置Dへ退入させる。これにより、第1係合部材52は上部固定部49に係合せず、利用者は手で載台22を上昇位置B(図3参照)から下降位置A(図2参照)へ下降させることができる。この際、下部昇降装置23は載台22と共に下降する。
このようにして自転車2を搭載した載台22を下降させているとき、図13に示すように、フック79は第1係合部材52の後端52aに係合しないため、第1係合部材52は第1および第2離脱位置D,Eのいずれにも維持されず、利用者が操作レバー59から手を放すことにより、第1係合部材52は、第1コイルばね55の付勢力によって、第1離脱位置Dから係合方向56へ移動し、係合位置Cまで突出する。
自転車2を搭載した載台22が下降位置Aに達する直前において、第1係合部材52は、上方から第1下部固定部46の傾斜面46aに摺接しながら下降するため、一旦、係合位置Cから離脱方向57へ退入し、第1下部固定部46の下方へ通過した時点で、係合方向56へ移動して係合位置Cまで突出する。これにより、図27に示すように、自転車2を搭載した載台22が下降位置Aに達したとき、第1係合部材52が自動的に下方から第1下部固定部46に係合し、自転車2を搭載した載台22が下降位置Aに固定されるとともに、下部昇降装置23が支柱21の下端部に達する。
その後、利用者は自転車2を後方へ移動して載台22から設置面8に下す。この際、先ず、自転車2の前輪13が固定解除装置102の回動載体103を後方へ押すことにより、図17の実線で示すように回動載体103が回動して第2姿勢120から第1姿勢119へ切り替えられる。
これにより、回動載体103と共にアーム106が回動し、連動軸109が前方へ押され、スライド部材108が前方へ移動し、連動ピン110がスライド部材108と共に前方へ移動し、連動ピン110に連動して、図18に示すように、第2係合部材98が、係合方向99へ移動して突出し、下方から第2下部固定部47に係合する。これにより、下部昇降装置23が支柱21の下端部に固定される。
次に、図15に示すように、自転車2の前輪13が自動解除装置67の揺動ペダル68を後方へ押すため、揺動ペダル68が出庫方向6(後方)に揺動して起立姿勢から後方傾斜姿勢に変わる。
これにより、連動軸63が揺動ペダル68に連動して後方へ移動し、図16に示すように、第1係合部材52が、第1コイルばね55の付勢力に抗して係合位置Cから離脱方向57へ移動し、第2離脱位置Eまで退入する。
これにより、図28に示すように、第1係合部材52が第1下部固定部46から離脱し、下降位置Aにおける載台22の固定が自動的に解除されるとともに、離脱状態維持装置78のフック79が第1係合部材52の後端52aに係合し、第1係合部材52が第2離脱位置Eに維持される。
その直後、自転車2の前輪13が後方傾斜姿勢の揺動ペダル68の上方を前方から後方へ通過することにより、図28の仮想線で示すように、揺動ペダル68はばね71(図14参照)の付勢力によって後方傾斜姿勢から起立姿勢に復帰するが、フック79が第1係合部材52に係合したままの状態であるため、第1係合部材52は引き続いて第2離脱位置Eに維持されており、自転車2を出庫して空になった載台22は固定解除された状態に保たれる。
この際、図28に示すように下部昇降装置23は支柱21の下端部に固定されており、第1引上力付加装置24の第1ドラム40が一方向に回転して第1定荷重ばね39が巻き取られ、空の載台22に引上力が付加されているため、図5に示すように、空の載台22は、下部昇降装置23を支柱21の下端部に残したまま、自動的に下降位置Aから上昇位置Bに上昇する。これにより、自転車2の出庫が完了する。
上記のように自転車2を出庫して空になった載台22が自動的に下降位置Aから上昇して上昇位置Bに戻る際、図28に示すように、フック79が第1係合部材52の後端52aに係合したままの状態で、第1係合部材52が第2離脱位置Eに維持されているため、第1係合部材52の先端部が支柱21に当接したり或いは下方から上部固定部49(図6,図24参照)に衝突するのを防ぐことができる。
このように、第1係合部材52が、上部固定部49に衝突せずに上部固定部49の下方から上方へ通過するため(図24参照)、載台22の上昇速度を遅くすることができ、自動上昇機構26が作動して、空の載台22が自動的に下降位置A(図4参照)から上昇位置B(図5参照)に戻る際に発生する接触音等を低減することができる。
また、出庫時に下降位置Aまで下降した載台22が自動解除装置67によって固定解除された場合、図16,図28に示すように、離脱状態維持装置78は、自転車2を出庫して空になった載台22が自動的に下降位置A(図4参照)から上昇して上昇位置B(図5参照)に復帰し、その後、自転車2を入庫するために空の載台22が上昇位置B(図5参照)から下降して下降位置A(図4参照)に達するまでの間にわたって、第1係合部材52を第2離脱位置Eに維持している。
これにより、入庫時に、空の載台22を上昇位置Bから下降位置Aに向かって下降させる際、第1係合部材52は離脱状態維持装置78によって第2離脱位置Eに維持されているため、利用者が手動式解除装置58の操作レバー59を操作して、第1係合部材52を離脱方向57へ移動させる必要は無く、利用者の面倒な手動操作を削減することができる。
また、図7に示すように、調整式ロータリーダンパー123の摘み123cを回すことにより、第1引上力付加装置24の第1ドラム40が第1定荷重ばね39を巻き取る際に発生する制動トルクを調節することができる。
これにより、自転車2を出庫した際、空になった載台22が自動上昇機構26によって自動的に下降位置A(図4参照)から上昇位置B(図5参照)に戻る際の上昇速度を調節することができ、第1定荷重ばね39が経年劣化しても、空の載台22の上昇速度を容易に最適な上昇速度に保つことができる。
また、空の載台22を上昇位置B(図5参照)から下降位置A(図4参照)に下降させて、自転車2を入庫する際、第1引上力付加装置24の第1定荷重ばね39が第1ドラム40から引き出されるが、この時、調整式ロータリーダンパー123に内蔵されたワンウェイクラッチが空転することにより、調整式ロータリーダンパー123から制動トルクが発生しない。これにより、利用者が手動にて空の載台22を軽い力で容易に上昇位置Bから下降位置Aに下降させることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図29,図30に示すように、載台22の支持フレーム29上に搭載された自転車2が前方(すなわち入庫方向5)へ入り込み過ぎるのを防止するためのストッパ装置131が、載台22の支持フレーム29の前端部(すなわち入庫方向5側の端部)に設けられている。
尚、図30において、自転車2の前輪13は、実線で描いたものが小径の前輪13を示し、仮想線で描いたものが大径の前輪13を示す。
図31~図33に示すように、ストッパ装置131は、ボルト、ナット(図示省略)等によって支持フレーム29の底部に取り付けられる底板132と、底板132の後端部から立ち上がるストッパ板133と、底板132の前端部からストッパ板133に向かって上方へ傾斜する支え板134とを有している。ストッパ板133は後方(すなわち出庫方向6)へ切り起された左右一対のガイド片135を有している。
ストッパ装置131は板ばね材から成り、ストッパ板133は、起立姿勢136(図29,図31の実線参照)と、起立姿勢136から前方(すなわち入庫方向5)へ傾斜して支え板134で支えられる傾斜姿勢137(図30,図31の仮想線参照)とに弾性変形可能であり、傾斜姿勢137から起立姿勢136に戻るように付勢されている。
図29,図30に示すように、ストッパ装置131は回動載体103よりも前方に配置されており、自転車2を支持フレーム29上に入庫した際、自転車2の前輪13(車輪の一例)が回動載体103とストッパ装置131との間に載置される。
また、図29,図30,図33に示すように、支持フレーム29上に搭載された自転車2が左右に倒れるのを防止する左右一対のステー部材139が載台22に設けられている。両ステー部材139は、前端が載台22の上部昇降装置30の本体33の上端部に取り付けられ、後端が支持フレーム29に取り付けられ、後端から前端に向かって上方へ傾斜している。
以下、上記構成における作用を説明する。
図29に示すように、空の載台22を上昇位置Bから下降位置Aへ下し、下降位置Aにおいて、自転車2を空の載台22に入庫する際、自転車2の前輪13が両ステー部材139間に案内されて固定解除装置102の回動載体103を前方へ押すことにより、回動載体103が回動して第1姿勢119(図29参照)から第2姿勢120(図30参照)へ切り替えられ、その直後、自転車2の前輪13がストッパ装置131の両ガイド片135間に案内されてストッパ板133に当接し、ストッパ板133が起立姿勢136から傾斜姿勢137に変形する。
この際、図30,図31の仮想線で示すように、支え板134が前方からストッパ板133を支えるため、ストッパ板133が前方へ倒れ込んでしまうことはない。
これにより、図30に示すように、自転車2の前輪13が回動載体103とストッパ装置131との間に載置され、自転車2が載台22の正規の位置に搭載される。この際、ストッパ板133は傾斜姿勢137から起立姿勢136に戻るように付勢されているため、前輪13はストッパ板133によって後方へ押されている。これにより、図30の実線で示すように、前輪13の径が小さい自転車2を入庫した場合であっても、前輪13が回動載体103の前延部103a上に確実に位置するため、回動載体103が確実に第2姿勢120へ切り替えられる。
また、前輪13がストッパ板133に当接することにより、前輪13が前方(すなわち入庫方向5)へ入り込み過ぎるのを防止することができるため、図30の実線で示すように入庫した自転車2の小径の前輪13の中心部15(すなわちハブ部)がステー部材139よりも上方に位置し、これにより、図33に示すように、前輪13のスポーク16がステー部材139に接触するのを防止することができる。
尚、スポーク16は前輪13の中心部15に近い箇所ほど自転車2の左右両側方に拡がって設けられているため、前輪13の中心部15の位置がステー部材139の位置に接近すると、前輪13のスポーク16がステー部材139に干渉する虞がある。これに対して、図30の実線で示すように、小径の前輪13の中心部15の位置とステー部材139の位置とに上下方向の所定間隔140が保たれるので、上述したように前輪13のスポーク16がステー部材139に干渉するのを防止することができる。
また、自転車2を入庫した後、下降位置Aにおいて自転車2を載台22から出庫した際、自転車2の前輪13がストッパ装置131のストッパ板133から離間し、ストッパ板133が傾斜姿勢137から起立姿勢136に戻る。
(第3の実施の形態)
上記第2の実施の形態では、ストッパ装置131を製作する際、板ばね材を折り曲げて、底板132とストッパ板133と支え板134とを一体的に構成しているが、以下に説明する第3の実施の形態として、図34に示すように、底板132とストッパ板133とを個別に製作して接合してもよい。
ストッパ板133は、ガイド片135が形成された本体板部133aと、L形状に湾曲した板ばね部133bとを有している。本体板部133aの下部がねじ142等の連結具で板ばね部133bの一端部に接合されており、板ばね部133bの他端部がねじ143等の連結具で底板132に接合されている。
尚、この場合、板ばね部133bはばね材で製作されており、板ばね部133b以外は、ばね材ではなく、通常の鋼板材等で製作されている。
これによると、上記第2の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記第2の実施の形態では、ストッパ装置131を製作する際、板ばね材を折り曲げて、底板132とストッパ板133と支え板134とを一体的に構成しているが、板ばね材を使用しないストッパ装置131であってもよい。この場合、底板132とストッパ板133とを個別に製作し、ヒンジ等を介してストッパ板133を底板132に取り付け、ストッパ板133と支え板134との間にばねを設け、ストッパ板133が、ヒンジを中心に揺動して起立姿勢136と傾斜姿勢137とに変形可能であるとともに、ばねによって傾斜姿勢137から起立姿勢136に戻るように付勢されているものであってもよい。
上記各実施の形態では、第1駐輪装置3と第2駐輪装置4とを有する駐輪設備1を挙げたが、第1駐輪装置3を有さず、第2駐輪装置4のみを有する駐輪設備1であってもよい。
上記各実施の形態では、自転車2を前輪13から載台22に入庫し、後輪14から出庫しているが、自転車2の前後を逆にして、後輪14から載台22に入庫し、前輪13から出庫してもよい。
2 自転車
4 第2駐輪装置(駐輪装置)
5 入庫方向
6 出庫方向
8 設置面
13 前輪(車輪)
21 支柱
22 載台
24 第1引上力付加装置(引上力付加装置)
26 自動上昇機構
29 支持フレーム(載置部)
39 第1定荷重ばね(板ばね)
40 第1ドラム(ドラム)
44 回転軸
46 第1下部固定部(下部固定部)
49 上部固定部
52 第1係合部材(係合部材)
55 第1コイルばね(第1付勢部材)
56 係合方向
58 手動式解除装置
59 操作レバー
60 第2連動機構
67 自動解除装置
68 揺動ペダル(揺動部材)
69 第1連動機構
78 離脱状態維持装置
79 フック
80 係合する方向
81 第2コイルばね(第2付勢部材)
88 離脱状態解除装置
89 揺動片
90 作動片
94 一方向
123 調整式ロータリーダンパー
123a 回転軸
124,125 歯車
131 ストッパ装置
133 ストッパ板
134 支え板
136 起立姿勢
137 傾斜姿勢
A 下降位置
B 上昇位置
E 第2離脱位置(離脱位置)

Claims (7)

  1. 設置面に立設される支柱と、
    支柱に支持案内されて下降位置と上昇位置との間で昇降自在な載台と、
    下降位置において自転車を載台から出庫することにより空になった載台を下降位置から上昇位置へ自動的に上昇させる自動上昇機構とを有する駐輪装置であって、
    載台は自転車を載置可能な載置部を有し、
    下部固定部と下部固定部よりも上方に位置する上部固定部とが支柱に設けられ、
    下部および上部固定部に係脱自在な係合部材が載台に備えられ、
    係合部材は、第1付勢部材によって下部および上部固定部に係合する係合方向へ付勢され、下部固定部に係合することによって載台を下降位置に固定可能であり、
    自動上昇機構は、下降位置において、自転車を載台から出庫することにより、係合部材を下部固定部から離脱させて載台の固定を自動的に解除する自動解除装置を有し、
    自動解除装置は載台に設けられ、
    自動解除装置によって載台が固定解除された場合、下部固定部から離脱した係合部材を離脱位置に維持する離脱状態維持装置が載台に設けられ、
    空の載台が上昇位置から下降位置に下降した際、係合部材が離脱状態維持装置によって離脱位置に維持されている状態を解除する離脱状態解除装置が備えられていることを特徴とする駐輪装置。
  2. 自動解除装置によって載台が固定解除された場合、離脱状態維持装置は、空の載台が下降位置から上昇して上昇位置に達した後に上昇位置から下降して下降位置に達するまでの間にわたって、係合部材を離脱位置に維持することを特徴とする請求項1に記載の駐輪装置。
  3. 自動解除装置は、自転車の入出庫方向に揺動自在な揺動部材と、揺動部材と係合部材とを連動させる第1連動機構とを有しており、
    揺動部材は入出庫される自転車が当接することにより揺動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐輪装置。
  4. 離脱状態維持装置は、係合部材に係脱自在なフックと、フックを係合部材に係合する方向へ付勢する第2付勢部材とを有し、
    下降位置において自動解除装置によって載台が固定解除された場合、フックが係合部材に係合して係合部材が離脱位置に維持されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐輪装置。
  5. 離脱状態解除装置は、載台に設けられた揺動片と、載台の下方に設けられた作動片とを有し、
    空の載台が上昇位置から下降位置に下降した際、揺動片が上方から作動片に当接して一方向に揺動し、フックが第2付勢部材の付勢力に抗して係合部材から離脱することを特徴とする請求項4記載の駐輪装置。
  6. 載台を引き上げる引上力を載台に付加する引上力付加装置が支柱に設けられ、
    引上力付加装置は、載台に連結された長尺の板ばねと、板ばねを巻き取る回転自在なドラムとを有し、
    板ばねを巻き取る巻取速度を調節する調節式ロータリーダンパーが支柱に設けられ、
    ドラムの回転軸と調節式ロータリーダンパーの回転軸とが歯車を介して連動し、
    調節式ロータリーダンパーはドラムが板ばねを巻き取る際に発生する制動トルクを調節することができることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐輪装置。
  7. 載台の載置部に搭載された自転車が入庫方向へ入り込み過ぎるのを防止するストッパ装置が載置部に設けられ、
    ストッパ装置はストッパ板と支え板とを有し、
    ストッパ板は、起立姿勢と、起立姿勢から入庫方向に傾斜して支え板で支えられる傾斜姿勢とに変形可能であり、傾斜姿勢から起立姿勢に戻るように付勢されており、
    自転車を載台に入庫した際、自転車の車輪がストッパ装置のストッパ板に当接して、ストッパ板が起立姿勢から傾斜姿勢に変形することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐輪装置。
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