JPH09301704A - オゾン発生素子及びオゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生素子及びオゾン発生装置

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JPH09301704A
JPH09301704A JP8139591A JP13959196A JPH09301704A JP H09301704 A JPH09301704 A JP H09301704A JP 8139591 A JP8139591 A JP 8139591A JP 13959196 A JP13959196 A JP 13959196A JP H09301704 A JPH09301704 A JP H09301704A
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JP
Japan
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ozone
generating element
crack
discharge
crack detection
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JP8139591A
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English (en)
Inventor
Naotoshi Morita
直年 森田
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でオゾンの漏出を安定して防止し
得るオゾン発生素子及びオゾン発生装置を提供する。 【解決手段】 金属電極20を内蔵する誘電体層1
3、14からなる第1放電体12と、金属電極21を内
蔵する誘電体層17、18からなる第2放電体16とを
対向させたオゾン発生器において、誘電体層13、14
間、及び、誘電体層17、18に割れ検出用配線32、
34を配設する。ここで、誘電体層が割れてオゾンが漏
洩するようになると、割れ検出用配線32、34が断線
する。この割れ検出用配線32、34の断線を、検出回
路82が検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン発生素子及
びオゾン発生装置に関し、特に、公衆浴場或いは中水道
の水の処理、食品加工等に用いるオゾン発生器であっ
て、オゾンの漏洩防止装置を備えるオゾン発生素子及び
オゾン発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業用の大型のオゾン発生器としては、
円筒形の物が多く用いられている。円筒形のオゾン発生
器においては、裏面に金属電極の配設された円筒状のガ
ラス管と該ガラス管と同心状に形成されたステンレス管
との間に電圧を印加することにより、該ガラス管とステ
ンレス管との間に無声放電を発生させ、酸素からオゾン
を生成していた。
【0003】また、中型のオゾン発生器としては、金属
電極を埋設したセラミック板を対向させて、該両セラミ
ック板に電圧を印加することにより、無声放電を発生さ
せ、酸素からオゾンを生成するタイプが多く用いられて
いる。このセラミック板を用いるタイプは、廉価に構成
できるとともに、効率が高いという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の対向配置したセラミック板にて無声放電を発生させ
るオゾン発生器においては、ステンレス管を用いる円筒
型と異なり、セラミック板にクラックが入り、このクラ
ックから有害な高濃度のオゾンが漏出することがあっ
た。この対策として、オゾンセンサを配置してオゾン発
生器外部のオゾン濃度を監視することも考え得るが、オ
ゾンセンサに性能劣化が生ずるため長期間安定してオゾ
ンを検出することが困難で、また、構成が複雑となるた
め廉価に製造することできないことが予想された。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、簡易な
構成でオゾンの漏出を安定して防止し得るオゾン発生素
子及びオゾン発生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1では、金属電極を有し、その金属電極を放
電空間に対して絶縁するセラミック層からなる一対の放
電体を対向させて形成する無声放電方式のオゾン発生素
子であって、前記セラミック層に配設された割れ検出用
配線を備えたことを技術的特徴とする。
【0007】上記の目的を達成するため、請求項2で
は、セラミック層を介して線状放電電極と面状誘導電極
とを一体的に設けた沿面放電方式のオゾン発生素子であ
って、前記セラミック層に配設された割れ検出用配線を
備えたことを技術的特徴とする。
【0008】上記の目的を達成するため、請求項3で
は、金属電極を有し、その金属電極を放電空間に対して
絶縁するセラミック層からなる一対の放電体を対向させ
て形成する無声放電方式のオゾン発生装置であって、前
記セラミック層に配設された割れ検出用配線と、該割れ
検出用配線の断線により放電体の割れを検出する割れ検
出手段とを備えたことを技術的特徴とする。
【0009】上記の目的を達成するため、請求項4で
は、セラミック層を介して線状放電電極と面状誘導電極
とを一体的に設けた沿面放電方式のオゾン発生装置であ
って、前記セラミック層に配設された割れ検出用配線
と、該割れ検出用配線の断線により放電体の割れを検出
する割れ検出手段とを備えたことを技術的特徴とする。
【0010】請求項5のオゾン発生素子では、請求項1
又は2において、前記割れ検出用配線が前記金属電極を
ほぼ包囲するように、該金属電極と同じセラミック層の
間に配置されていることを技術的特徴とする。
【0011】請求項6のオゾン発生装置では、請求項3
又は4において、前記割れ検出用配線が前記金属電極を
ほぼ包囲するように、該金属電極と同じセラミック層の
間に配置されていることを技術的特徴とする。
【0012】請求項7のオゾン発生素子では、請求項1
又は2において、前記割れ検出用配線が前記金属電極と
異なるセラミック層の間に配置されていることを技術的
特徴とする。
【0013】請求項8のオゾン発生装置では、請求項3
又は4において、前記割れ検出用配線が前記金属電極と
異なるセラミック層の間に配置されていることを技術的
特徴とする。
【0014】請求項9のオゾン発生素子では、請求項1
又は2において、前記割れ検出用配線が前記セラミック
層の表面に配置されていることを技術的特徴とする。
【0015】請求項10のオゾン発生装置では、請求項
3又は4において、前記割れ検出用配線が前記セラミッ
ク層の表面に配置されていることを技術的特徴とする。
【0016】請求項11のオゾン発生装置では、請求項
3又は4において、1つの前記割れ検出手段が、直列に
結線された前記一対の放電体の該割れ検出用配線の断線
を検出することを技術的特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1又は2の構成では、セラミック層が割
れてオゾンが漏洩するようになると、このセラミック層
の割れに伴い、割れ検出用配線が断線し、外部機器等に
電気的な断線を認識させることができる。
【0018】請求項3又は4の構成では、セラミック層
が割れてオゾンが漏洩するようになると、このセラミッ
ク層の割れに伴い、割れ検出用配線が断線する。この割
れ検出用配線の断線を、割れ検出手段が検出する。
【0019】請求項5又は6の構成では、割れ検出用配
線と金属電極とを同じセラミック層の間に配置してある
ため、割れ検出用配線を収容するためのセラミック層を
設ける必要がない。このため、オゾン発生素子、オゾン
発生装置を廉価に構成することができる。
【0020】請求項7又は8の構成では、割れ検出用配
線が金属電極と異なるセラミック層の間に配置してある
ため、該割れ検出用配線を自由に配設することができ
る。
【0021】請求項9又は10の構成では、割れ検出用
配線が前記セラミック層の表面に配置されているため、
割れ検出用配線を埋設するためのセラミック層を設ける
必要がない。このため、オゾン発生素子、オゾン発生装
置を廉価に構成することができる。
【0022】請求項11の構成では、一対の放電体の該
割れ検出用配線が直列に接続されているため、1つの割
れ検出手段にて2枚の放電体の割れを検出することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1は、本発明の第
1実施態様に係るオゾン発生素子の組み立てを示してい
る。オゾン発生素子は、裏面にタングステンの金属電極
20が配置されたアルミナから成る板状の第1放電板
(放電体)12と、スペーサ25と、裏面にタングステ
ンの金属電極21が配置されたアルミナから成る板状の
第2放電板(放電体)16とから構成され、該金属電極
20の上面及び金属電極21の下面にはアルミニューム
から成る放熱フィン(ヒートシンク)22、24が半田
により取り付けられている。
【0024】この第1放電板12は、2枚のグリーンシ
ートを焼成した誘電体層13、14から成り、上方の誘
電体層13には開口部13aが設けられている。また、
下方の誘電体層14には、上記金属電極20と、この金
属電極20を包囲するようにタングステンの割れ検出用
配線32とが配置されている。第1放電板12には、後
述する電源回路と金属電極20とを接続するための端子
20aと、後述する検出回路と割れ検出用配線32とを
接続するための端子32a、32bとが配設されてい
る。
【0025】他方、第2放電板16は、2枚のグリーン
シートを焼成した誘電体層17、18から成り、下方の
誘電体層18には、開口部(図示せず)が設けられてい
る。また、上方の誘電体層17の下面には、上記金属電
極21と、この金属電極21を包囲するように割れ検出
用配線34とが配置されている。第2放電板16には、
電源回路と金属電極21とを接続するための図示しない
端子と、検出回路と割れ検出用配線34とを接続するた
めの端子34a、34bとが配設されている。また、こ
の第2放電板16には、外部から酸素を取り入れるため
の酸素導入孔26と、外部へオゾンを導き出すためのオ
ゾン導出孔28とが設けられている。この第1放電板1
2と第2放電板16との間に介在するスペーサ25は、
中心に開口部25aが形成されて放電空間Aを作り出
す。スペーサ25は、可撓性を有すると共に耐オゾン性
の高いフッ素ゴムから成り、該第1放電板12と第2放
電板16とに密着して開口部25aによって形成される
放電空間Aからオゾンが漏出する事を防ぐ。
【0026】次に、第1実施態様のオゾン発生素子の製
造方法について述べる。先ず、第1放電板12の製造方
法について説明する。アルミナ粉末にMgO2%(重量
比、以下同じ)、CaO2%、SiO2 4%を混合して
ボールミルで50〜80時間、湿式粉砕した後に脱水乾
燥する。この粉末にメタクリル酸イソブチルエステル3
%、ブチルエステル3%、ニトロセルロース1%、ジオ
クチルフタレート0.5%を加え、更に、溶剤としてト
リクロールエチレン、n−ブタノールを加えてボールミ
ルで混合して流動性のあるスラリーとする。これを減圧
脱泡後に平板状に流し出して徐冷し、溶剤を発散させ厚
さ0.8mmのアルミナグリーンシート13γ、14γを
形成する。そして、金属電極20及び割れ検出用配線3
2を形成するためにタングステン粉末をスラリー状にし
てメタライズインクを形成する。このタングステンメタ
ライズインクを下側のアルミナグリーンシート14γに
面状にスクリーン印刷して金属ペースト層20γ、32
γを形成する。そして、図2に示すように、金属ペース
ト層20γの周縁部20bを埋設させる大きさに、上側
のアルミナグリーンシート13γの中央部を打ち抜いて
開口部13aを形成し(即ち、開口部13aを金属ペー
スト層20γよりも小さく形成する)、上記アルミナグ
リーンシート14γの上に該アルミナグリーンシート1
3γを熱圧着する。この熱圧着したアルミナグリーンシ
ート13γ、14γの一方の端部に金属電極からの接続
用の端子20aを形成するためのスルーホール30を穿
設し、また、検出用配線32の端子32a、32bを形
成するためのスルーホール31a、31bを穿設して、
該スルーホール30、31a、31b内に、端子用のメ
タライズインクを充填し、このように積層したアルミナ
グリーンシート13γ、14γを1400°C〜160
0°Cの非酸素雰囲気下で同時焼成する。この同時焼成
により形成された第1放電板12の放電空間A側の放電
面(対向面側)は、表面粗度がRaで0.4〜0.5μ
mになっている。
【0027】この同時焼成により形成された第1放電板
12の放電空間A側の放電面(対向面側)をラッピング
研磨により表面粗度をRaで0.2μm以下にする。こ
こでは、加工機械として片面研磨機を用い、該片面研磨
機のディスク側に複数の第1放電板12を取り付ける。
このディスクと対向する側に、2〜3μmのダイヤモン
ドを研磨剤として用いる研磨部材を配置し、該ディスク
側に取り付けられた第1放電板12を該研磨部材に圧力
1kg/cm2 で押し当て、ディスクを1時間回転させるこ
とにより該第1放電板12のラッピング研磨を行う。
【0028】この表面研磨の完了した第1放電板12の
金属電極20側にニッケルメッキを施し、半田又は熱伝
導性接着剤にて放熱フィン22を直接取り付ける。な
お、同様にして第2放電板16を、2枚の積層されたア
ルミナグリーンシート17γ、18γに酸素導入孔26
を形成するためのスルーホールと、また、オゾン導出孔
28を形成するためのスルーホールとを穿設した後に、
同時焼成により形成する。そして、放電空間A側の放電
面(対向側)をラッピング研磨により表面粗度を0.2
μm以下にし、放電面の裏面側に放熱フィン24を取り
付ける。
【0029】ここで、後述する改変例のように金属電極
20、21と異なる誘電体層間に割れ検出用配線32、
34を配置する際には、金属電極20の上層の誘電体層
に割れ検出用配線32を配置し、金属電極21の下層の
誘電体層に割れ検出用配線34を配置する必要がある。
これに対して本実施態様では、同じ誘電体層14、17
上に金属電極20、21と割れ検出用配線32、34と
を配置しているため、第1、第2放電板12、16の裏
面の金属電極20、21に放熱フィン22、24を直接
取り付けることが可能となる。このため、該金属電極2
0、21が低温に保たれ、発生したオゾンが熱により酸
素に還元されることがなくなり、効率良くオゾンを発生
することができる。
【0030】このオゾン発生素子10を取り付けるため
の取り付け装置50について、該取り付け装置50の断
面を示す図3を参照して説明する。取り付け装置50
は、耐オゾン性の高いテフロンから形成され、略矩形状
から成り中央部に開口部54aが形成された周縁部54
と、この周縁部54の上部に載置される蓋体52とから
成り、該周縁部54の開口部54aにオゾン発生素子1
0を保持するように構成されている。該周縁部54に
は、オゾン発生素子10の周縁部を嵌入するための段部
54bが形成されている。オゾン発生素子10の酸素導
入孔26の下方位置には、凹部60が形成され、該凹部
60の略中央位置には上方を指向する凸部56bが形成
され、この凸部56bの中央には上記オゾン発生素子1
0の酸素導入孔26と連通させるための酸素導入孔56
が形成されている。この酸素導入孔56の下方には、図
示しない外部部材からのテフロンパイプを嵌入するため
のテーパ孔62が形成されている。該凹部60と凸部5
6bとの間には、オゾン発生素子10と接してオゾンの
漏出を防ぐための0リング66が配置されている。他
方、オゾン発生素子10のオゾン導出孔28の下方位置
には、凹部61が形成され、該凹部61の略中央位置に
は上方を指向する凸部58bが形成され、この凸部58
bの中央には上記オゾン発生素子10のオゾン導出孔2
8と連通させるためのオゾン導出孔58が形成されてい
る。このオゾン導出孔58の下方には、図示しない外部
部材からのテフロンパイプを嵌入するためのテーパ孔6
4が形成されている。
【0031】また、この実施態様では、図2に示すよう
に、金属ペースト層20γの周縁部20bを埋設させる
大きさに、上側のアルミナグリーンシート13γの開口
部13aを形成し、下側のアルミナグリーンシート14
γに取り付け同時焼成を行っている。即ち、第1放電板
12の裏面の金属電極20の周縁部分20bをセラミッ
クに埋設させている。このように構成しているのは、図
2に示すように、金属電極20の周縁部分20bと開口
部13aとが離れていると、特に金属電極20の4つの
隅部20c、20c、20c、20cと他方の金属電極
21との間で沿面放電が生じ、オゾンを発生することに
なるからである。金属電極20は、オゾン発生素子の外
側に配置されているためオゾンを発生することは望まし
くない。この理由から、金属電極20の周縁部分20b
をセラミックに埋設することによりオゾンの発生を防い
でいる。なお、第2放電板16側も同様にして金属電極
の周縁部分を埋設してオゾンの発生を防いでいる。
【0032】引き続き、本実施態様のオゾン発生素子の
割れを検出する割れ検出手段であるオゾン漏出検出回路
を有するオゾン発生装置について図4を参照して説明す
る。このオゾン漏出検出回路82は、ゲートA1と、抵
抗器R1とトランジスタTR1とからなり、TR1の出
力により電源回路80へのAC100Vの電力供給をオ
ン・オフするリレーRE1を制御するように構成されて
いる。電源回路80は、リレーRE1を介してAC10
0Vの商用電力が供給されると、これを数千Vの矩形波
に変換して第1放電板12の金属電極20と、第2放電
板16の金属電極21との間に印加し、図3に示す両放
電板12、16間のエアーギャップに無声放電を発生せ
しめて、図示しない酸素ガス源から供給された酸素から
オゾンを生成する。
【0033】一方、オゾン漏出検出回路82のゲートA
1の一方の入力端子A1aには、DC5Vが供給され、
この電位は、第1放電板12の割れ検出用配線32の端
子32aにも供給されている。第1放電板12の割れ検
出用配線32と第2放電板16の割れ検出用配線34と
は直列に接続されており、ゲートA1の他方の入力端子
A1bには、抵抗R2にて降圧した電位が印加されるよ
うになっている。
【0034】ここで、オゾン発生素子が正常に動作して
いるとき、即ち、第1放電板12及び第2放電板16に
クラックが入らず、割れ検出用配線32及び34が断線
していないときには、ゲートA1の入力端子A1bに
は、入力端子A1aと比較して低い電位が入力され、該
ゲートA1はハイレベルを出力する。これにより、トラ
ンジスタTR1が通電され、リレーRE1がオンとな
り、電源回路80にAC100Vの電力が供給される。
【0035】他方、保守作業者が誤って工具をオゾン発
生素子10にぶつけ、放電板12、16のいずれかにク
ラックを入れてしまった場合、或いは、酸素源からの酸
素の供給が何らかの原因により滞り、オゾン発生素子1
0の放電板12、16が異常発熱し、熱衝撃によりクラ
ックを入れてしまった場合、動作を継続するとオゾンを
外部に漏出させることになる。ここで、放電板12、1
6にクラックが入った際には、該クラックは周縁部まで
達する。言い換えるなら、セラミックからなる放電板1
2、16の中央部分にクラックが発生したなら、このク
ラックは周縁部までほぼ確実に延びて行く。ここで、ク
ラックが周縁部まで延びると、割れ検出用配線32又は
34に断線を生ぜしめる。この割れ検出用配線32又は
34の断線により、ゲートA1の入力端子A1bにはD
C5Vが加わるようになる。これにより、該ゲートA1
の出力はロウレベルとなり、トランジスタTR1の通電
が停止され、リレーRE1がオフとなり、電源回路80
への電力の供給が中断される。
【0036】この実施態様では、1台のオゾン漏出検出
回路82にて、一対の放電板12、16のひび割れを監
視した。即ち、1台のオゾン漏出検出回路82にて1台
のオゾン発生素子10のひび割れを監視したが、1台の
オゾン漏出検出回路82にて複数台のオゾン発生素子1
0のひび割れを監視することもできる。2台のオゾン発
生素子10、10’の放電板12、16、12’、1
6’を監視するオゾン発生装置の構成例について図5を
参照して説明する。
【0037】この回路構成においては、2台のオゾン発
生素子10、10’の放電板12、16、12’、1
6’に備えられた割れ検出用配線32、34、32’、
34’が直列に接続され、抵抗R2により降圧した電位
がゲートA1の入力端子A1bに印加されている。ここ
で、オゾン発生素子10、10’の放電板12、16、
12’、16’のいずれかにひび割れが生じると、当該
放電板に備えられた割れ検出用配線が断線して、ゲート
A1の入力端子A1bにDC5Vが加わるようになる。
これにより、該ゲートA1の出力はロウレベルとなり、
トランジスタTR1の通電が停止され、リレーRE1が
オフとなり、電源回路80への電力の供給が中断され
る。
【0038】引き続き、第1実施態様の改変例について
図6及び図7を参照して説明する。図1を参照して上述
した構成例では、割れ検出用配線32が金属電極20と
共に、誘電体層14、13の間に配置され、また、割れ
検出用配線34が金属電極21と共に、誘電体層17、
18の間に配置されたが、この改変例においては、割れ
検出用配線32と金属電極20とが異なる誘電体層間に
配置される。
【0039】図6は、当該改変例に係るオゾン発生素子
の組み立てを示している。オゾン発生素子は、金属電極
20を収容するアルミナから成る板状の第1放電板12
と、スペーサ25と、金属電極21を収容する板状の第
2放電板16とから構成され、該第1放電板12の上面
及び第2放電板16の下面にはヒートシンク22、24
が取り付けられている。
【0040】この第1放電板12は、3枚のグリーンシ
ートを焼成した誘電体層13、14、15から成り、誘
電体層13、14間には金属電極20が配置され、ま
た、誘電体層13、15間にはタングステンの割れ検出
用配線32が配置されている。当該第1放電板12に
は、電源回路80と金属電極20とを接続するための端
子20aと、検出回路82と割れ検出用配線32とを接
続するための端子32a、32bとが配設されている。
同様に、第2放電板16は、3枚のグリーンシートを焼
成した誘電体層17、18、19から成り、誘電体層1
7、18間には金属電極21が配置され、また、誘電体
層18、19間には割れ検出用配線34が配置されてい
る。
【0041】図7(A)に、図6に示す第1放電板12
の平面図を示す。誘電体層13の上には、割れ検出用配
線32が該第1放電板12の長手方向と平行になるよう
に、折り返しながら隈なく配置されている。この改変例
は、製造が容易であるとともに、第1、第2放電板1
2、16の中央に、周縁まで延在しない微小なクラック
が入った時点で、割れ検出用配線32、34が断線する
ため、オゾンの漏出が発生する以前に、オゾン発生素子
10を停止できるという利点がある。
【0042】図7(B)に別の改変例に係る第1放電板
12の平面図を示す。図7(A)に示した第1放電板で
は、割れ検出用配線32が誘電体層15の下に配設され
ていたが、図7(B)に示す例では、割れ検出用配線3
2が誘電体層13の上に露出している。この図7(B)
に示す例は、製造コストが廉価であるという特徴を有す
る。
【0043】図8に更に別の改変例に係るオゾン発生素
子10’の組み立てを示している。図1に示す構成で
は、第1放電板12と第2放電板16とに、開口部13
aを設け金属電極20、21に直接ヒートシンク22、
24を取り付けたが、図8に示すオゾン発生素子では、
該金属電極20、21が、それぞれ誘電体層13、18
内に埋設されている。該誘電体層13、18の表面にヒ
ートシンク22、24が取り付けられる。この構成は、
オゾン発生素子を廉価に構成できる利点がある。
【0044】引き続き、本発明の第2実施態様について
図9乃至図12を参照して説明する。上述した第1実施
態様では、無声放電型のオゾン発生素子に本発明を適用
した例を挙げたが、第2実施態様では、沿面放電型のオ
ゾン発生素子に本発明を適用している。図9は、第2実
施態様に係るオゾン発生素子110を示している。この
オゾン発生素子110は、セラミックから成る第1の誘
電体層113と第2の誘電体層114とからなり、第1
誘電体層113と第2誘電体層114との間には、面状
誘導電極121が配置され、第1誘電体層113の上面
には、線状放電電極120が配置されている。この線状
放電電極120の上には、磨耗防止のための図示しない
グレーズ層が配設されている。図7(B)には、図7
(A)に示すオゾン発生素子110を下方から見た状態
を示している。第1誘電体層113と第2誘電体層11
4との間には、第1誘電体層113と第2誘電体層11
4の割れを検出するための割れ検出電極132が、面状
誘導電極121と共に配置されている。即ち、割れ検出
電極132は、該面状誘導電極121を包囲するよう
に、オゾン発生素子110の周縁部に配置されている。
この第2誘電体層114側には、面状誘導電極121と
接続された端子121aと、また、割れ検出電極132
と接続された端子132a、132bとが露出してい
る。なお、面状誘導電極121は、図中に示すようにベ
タ塗りにする他、メッシュ状にも形成でき、更に、太い
線状に形成することも可能である。太い線状に形成する
際には、線状放電電極120の外端よりも5mm以上外側
に延在するように形成すればよい。
【0045】このオゾン発生素子110を取り付けるた
めの取り付け装置150について、該取り付け装置15
0の断面を示す図10を参照して説明する。取り付け装
置150は、耐オゾン性の高いテフロンから形成され、
略矩形状から成り中央部に凹部154aが形成された周
縁部154と、この周縁部154の上部に載置される蓋
体152とから成り、該周縁部154の凹部154a上
にオゾン発生素子110を保持するように構成されてい
る。該周縁部154には、オゾン発生素子110の周縁
部を支持するための段部154bが形成されている。な
お、オゾン発生素子110は、図9(B)に示すよう
に、線状放電電極120を下側に向けて取り付けられて
いる。
【0046】周縁部154の凹部154aには、酸素導
入孔156及びオゾン導出孔158が形成されている。
この酸素導入孔156の下方には、図示しない外部部材
からのテフロンパイプを嵌入するためのテーパ孔162
が形成され、他方、オゾン導出孔158の下方には、図
示しない外部部材からのテフロンパイプを嵌入するため
のテーパ孔164が形成されている。
【0047】この第2実施態様においても、割れ検出配
線132の断線を検出する検出回路の構成及び、オゾン
発生素子110に電力を供給する電源回路の構成は、図
4を参照して上述した第1実施態様と同様であるため、
図示を省略する。この第2実施態様のオゾン発生素子1
10において、第1、第2誘電体層113、114のい
ずれかにクラックが入った場合、動作を継続するとオゾ
ンを外部に漏出させることになる。ここで、誘電体層1
13、114にクラックが入った際には、該クラックは
周縁部まで達する。言い換えるなら、セラミックからな
る誘電体層113、114の中央部分にクラックが発生
したなら、このクラックは周縁部までほぼ確実に延びて
行く。ここで、クラックが周縁部まで延びると、割れ検
出用配線132に断線を生じぜしめる。この割れ検出用
配線132の断線を図示しない検出回路が検出すると、
電源回路への電力の供給を中断させる。
【0048】なお、上述した第2実施態様のオゾン発生
素子110においては、図10に示すよう誘電体層11
4に放熱フィン22が取り付けられているが、図1を参
照した上述した第1実施態様と同様に、誘電体層114
に開口部を設けて、面状誘導電極121に直接放熱フィ
ン22を取り付けることも可能である。
【0049】引き続き、第2実施態様の改変例について
図11を参照して説明する。図9を参照して上述した構
成例では、割れ検出用配線132が面状誘導電極121
と共に、誘電体層113、114の間に配置されたが、
この改変例においては、割れ検出用配線132と面状誘
導電極121とが異なる誘電体層間に配置されている。
【0050】図11(A)は、当該改変例に係るオゾン
発生素子を示している。オゾン発生素子110は、アル
ミナから成る3枚の板状誘電体層113、114、11
5から構成され、面状誘導電極121を誘電体層11
3、114の間に、また、割れ検出用配線132を誘電
体層114、115の間に収容している。
【0051】図11(B)に、図11(A)に示すオゾ
ン発生素子110を下側から見た状態を示す。誘電体層
115の下には、割れ検出用配線132が該オゾン発生
素子110の長手方向と平行になるように、折り返しな
がら隈なく配置されている。この改変例は、製造が容易
であるとともに、オゾン発生素子110の中央に、周縁
まで延在しない微小なクラックが入った時点で、割れ検
出用配線132が断線するため、オゾンが漏出する以前
に、オゾン発生素子110を停止できるという利点があ
る。
【0052】図12(A)、図12(B)に別の改変例
に係るオゾン発生素子110を示す。図11(A)に示
したオゾン発生素子では、割れ検出用配線132が誘電
体層115の下に配設されていたが、図12(A)、図
12(B)に示す例では、割れ検出用配線132が誘電
体層114の上に露出している。この図12(A)、図
12(B)に示す例は、製造コストが廉価であるという
特徴を有する。
【0053】引き続き、本発明の第3実施態様について
図13を参照して説明する。第3実施態様では、本発明
の構成を円筒形のオゾン発生素子に適用している。オゾ
ン発生素子210は、裏面に金属電極94の蒸着された
円筒状のガラス管92と該ガラス管92と同心状に形成
されたステンレス管96との間に電圧を印加することに
より、該ガラス管92とステンレス管96との間に無声
放電を発生させ、酸素からオゾンを生成する。
【0054】このガラス管92の金属電極94の上に
は、蒸着により形成れされた絶縁層98を介して、蒸着
により割れ検出用配線99が配設されている。この第3
実施態様においても、なんらかの理由によりガラス管9
2にひびが入ると、割れ検出用配線99が断線し、この
断線を図4を参照して上述した検出回路が検出して、オ
ゾン発生素子210の動作を停止させる。
【0055】なお、上述した実施態様では、誘電体層を
構成するセラミックとして、アルミナを主成分とするセ
ラミック材料を用いたが、AlN、ガラスセラミック、
SiC、ムライト、ガラスセラミック等、種々のセラミ
ック材料を採用することができる。また、電極、割れ検
出用配線を形成する金属ペースト層の材料はセラミック
材料に応じて適宜選択すればよく、例えば、タングステ
ン、モリブデン、銅、銀等を用いることができる。ま
た、上述した実施態様では、純酸素からオゾンを生成す
る例を挙げたが、空気を乾燥させてオゾンを生成するタ
イプのオゾン発生装置にも本発明は好適に適用できる。
なお、上記実施態様では、検出回路をディスクリートな
回路により構成したが、IC等種々の装置により割れ検
出用配線の断線を検出することが可能である。
【0056】
【効果】以上記述したように本発明のオゾン発生素子及
びオゾン発生装置によれば、オゾンセンサと異なり経年
変化が生じないため、安定して長期に渡りオゾンの漏出
を防止することが可能となる。また、オゾン漏出の防止
を簡易で廉価な構成で実現ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るオゾン発生素子の製
造工程を示す斜視図である。
【図2】図1に示すオゾン発生素子の放電板の平面図で
ある。
【図3】第1実施例に係るオゾン発生素子が取り付け装
置に保持された状態を示す断面図である。
【図4】第1実施態様に係るオゾン発生素子の電源回路
と検出回路との回路図である。
【図5】第1実施態様の改変例に係るオゾン発生素子の
電源回路と検出回路との回路図である。
【図6】本発明の第1実施例の改変例に係るオゾン発生
素子の製造工程を示す斜視図である。
【図7】図7(A)は、図6に示すオゾン発生素子の放
電板の平面図であり、図7(B)は、図7(A)に示す
オゾン発生素子の改変例に係る放電板の平面図である。
【図8】本発明の第1実施例の別改変例に係るオゾン発
生素子の製造工程を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るオゾン発生素子の斜
視図である。
【図10】第2実施例に係るオゾン発生素子が取り付け
装置に保持された状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第2実施例の改変例に係るオゾン発
生素子の斜視図である。
【図12】本発明の第2実施例の改変例に係るオゾン発
生素子の斜視図である。
【図13】本発明の第3実施例係るオゾン発生素子の断
面図である。
【符号の説明】
10 オゾン発生素子 12 第1放電板(セラミック層) 16 第2放電板(セラミック層) 20 金属電極 21 金属電極 80 電源回路 82 検出回路(割れ検出手段) 32 割れ検出用配線 34 割れ検出用配線 110 オゾン発生素子 134 割れ検出用配線 A 放電空間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属電極を有し、その金属電極を放電空
    間に対して絶縁するセラミック層からなる一対の放電体
    を対向させて形成する無声放電方式のオゾン発生素子で
    あって、 前記セラミック層に配設された割れ検出用配線を備えた
    ことを特徴とするオゾン発生素子。
  2. 【請求項2】 セラミック層を介して線状放電電極と面
    状誘導電極とを一体的に設けた沿面放電方式のオゾン発
    生素子であって、 前記セラミック層に配設された割れ検出用配線を備えた
    ことを特徴とするオゾン発生素子。
  3. 【請求項3】 金属電極を有し、その金属電極を放電空
    間に対して絶縁するセラミック層からなる一対の放電体
    を対向させて形成する無声放電方式のオゾン発生装置で
    あって、 前記セラミック層に配設された割れ検出用配線と、 該割れ検出用配線の断線により放電体の割れを検出する
    割れ検出手段とを備えたことを特徴とするオゾン発生装
    置。
  4. 【請求項4】 セラミック層を介して線状放電電極と面
    状誘導電極とを一体的に設けた沿面放電方式のオゾン発
    生装置であって、 前記セラミック層に配設された割れ検出用配線と、 該割れ検出用配線の断線により放電体の割れを検出する
    割れ検出手段とを備えたことを特徴とするオゾン発生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記割れ検出用配線が前記金属電極をほ
    ぼ包囲するように、該金属電極と同じセラミック層の間
    に配置されていることを特徴とする請求項1又は2のオ
    ゾン発生素子。
  6. 【請求項6】 前記割れ検出用配線が前記金属電極をほ
    ぼ包囲するように、該金属電極と同じセラミック層の間
    に配置されていることを特徴とする請求項3又は4のオ
    ゾン発生装置。
  7. 【請求項7】 前記割れ検出用配線が前記金属電極と異
    なるセラミック層の間に配置されていることを特徴とす
    る請求項1又は2のオゾン発生素子。
  8. 【請求項8】 前記割れ検出用配線が前記金属電極と異
    なるセラミック層の間に配置されていることを特徴とす
    る請求項3又は4のオゾン発生装置。
  9. 【請求項9】 前記割れ検出用配線が前記セラミック層
    の表面に配置されていることを特徴とする請求項1又は
    2のオゾン発生素子。
  10. 【請求項10】 前記割れ検出用配線が前記セラミック
    層の表面に配置されていることを特徴とする請求項3又
    は4のオゾン発生装置。
  11. 【請求項11】 1つの前記割れ検出手段が、直列に結
    線された前記一対の放電体の該割れ検出用配線の断線を
    検出することを特徴とする請求項3又は4のオゾン発生
    装置。
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