JPH09301003A - 作業車の走行伝動構造 - Google Patents

作業車の走行伝動構造

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JPH09301003A
JPH09301003A JP8119984A JP11998496A JPH09301003A JP H09301003 A JPH09301003 A JP H09301003A JP 8119984 A JP8119984 A JP 8119984A JP 11998496 A JP11998496 A JP 11998496A JP H09301003 A JPH09301003 A JP H09301003A
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Akihiro Asada
朝田  晃宏
Yuichi Kitao
裕一 北尾
Akio Inamori
稲森  秋男
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの動力を摩擦多板式の伝動クラッチ
から、複数段に変速可能な変速装置を介して走行装置に
伝達するように構成した作業車の走行伝動構造におい
て、伝動クラッチを伝動遮断側に操作した際に、機体を
確実に停止させることができるようにする。 【解決手段】 伝動クラッチ5,6が伝動遮断側に操作
されると、変速装置10において伝動比の異なる複数の
変速位置を共に伝動状態に操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走行用として複数段
に変速可能な変速装置を備えた作業車において、エンジ
ンと変速装置との間に摩擦多板式の伝動クラッチを主ク
ラッチとして配置した作業車の走行伝動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のように摩擦多板式の伝動クラッチ
を主クラッチをとして使用するのは、主クラッチをエン
ジンから離して配置する必要のある場合や、主クラッチ
の小径化を図る必要のある場合に対応する為である。こ
の場合、伝動クラッチを伝動遮断側に操作することによ
り、機体を停止させることができるのであるが、摩擦多
板式の伝動クラッチではこれを伝動遮断側に操作して
も、エンジンの動力が完全に遮断されると言う状態は少
なく、いわゆる摩擦板の連れ回り現象が生じて、エンジ
ンの動力が伝動クラッチから少しずつ下手側に流れ、伝
動クラッチを伝動遮断側に操作していても、機体がゆっ
くりと移動するような現象の生じることがある。
【0003】そこで、例えば実開平4‐54339号公
報に開示されているように、伝動クラッチを伝動遮断側
に操作すると、伝動クラッチにおける下手側の摩擦ブレ
ーキディスク(前記公報の第1図中の24)が、固定の
摩擦ブレーキ板(前記公報の第1図中の25)に押圧さ
れて、摩擦ブレーキディスクと摩擦ブレーキ板との摩擦
作用により、伝動クラッチの下手側の部材を止めて、エ
ンジンの動力が下手側に流れないように構成しているも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように伝動クラ
ッチを伝動遮断側に操作した際に、摩擦作用によってエ
ンジンの動力が下手側に流れないようにする構成では、
長期間の使用により摩擦ブレーキディスク及び摩擦ブレ
ーキ板の磨耗が大きくなったり、摩擦ブレーキディスク
の摩擦ブレーキ板への押圧力が小さくなったりすると、
伝動クラッチにおいてエンジンの動力を完全に遮断する
ことができずに、エンジンの動力がどうしても伝動クラ
ッチから下手側に流れてしまうような状態になることが
ある。このような状態において、特に下手側の変速装置
が低速側に変速操作されていると、エンジンの弱い動力
が伝動クラッチから流れてきた際に、機体がゆっくりと
移動するおそれがある。
【0005】以上のようにエンジンと変速装置との間に
伝動クラッチを配置する構成に代えて、摩擦多板式の前
進クラッチ及び後進クラッチを並列的に配置した前後進
切換装置を、エンジンと変速装置との間に配置した作業
車もある。これにより、前後進切換装置において前進ク
ラッチを伝動側に操作すると機体は前進し、後進クラッ
チを伝動側に操作すると機体は後進するのであり、前進
及び後進クラッチの両方が伝動遮断側に操作される中立
位置に、前後進切換装置を切換操作すると、前述の伝動
クラッチを伝動遮断側に操作した場合と同様に機体を停
止させることができる。しかしながら、このような前後
進切換装置に対して前述のような摩擦ブレーキディスク
及び摩擦ブレーキ板を備えて、前後進切換装置を中立位
置に切換操作した際に、エンジンの動力が前後進切換装
置から下手側に流れないように構成することも考えられ
るが、前述の伝動クラッチの場合と同様に、エンジンの
弱い動力が前後進切換装置から流れて、機体がゆっくり
と移動するおそれがある。
【0006】本発明は、エンジンの動力を摩擦多板式の
伝動クラッチ(摩擦多板式の前進クラッチ及び後進クラ
ッチを並列的に配置した前後進切換装置)から、複数段
に変速可能な変速装置を介して走行装置に伝達するよう
に構成した作業車の走行伝動構造において、伝動クラッ
チを伝動遮断側に操作した際に(前後進切換装置を中立
位置に切換操作した際に)、機体を確実に停止させるこ
とができるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔I〕請求項1又は5の特徴によれば、伝動クラッチが
伝動遮断側に操作されると(前進及び後進クラッチの両
方が伝動遮断側に操作される中立位置に前後進切換装置
が操作されると)、伝動クラッチ(前後進切換装置)の
下手側の変速装置において、伝動比の異なる複数の変速
位置が共に自動的に伝動状態に操作される。以上のよう
に複数段に変速可能な変速装置において伝動比の異なる
複数の変速位置が共に伝動状態に操作されると、伝動比
の異なる複数の動力が一つの変速装置内を同時に流れよ
うとして、いわゆる二重伝動状態(多重伝動状態)とな
り、前述の伝動比の異なる複数の動力が互いに伝動比を
合わせようと抑え合って、変速装置において動力が全く
流れない状態となる。
【0008】請求項1又は5の特徴によると、従来の技
術のように摩擦作用によってエンジンの動力を遮断する
のではなく、変速装置の二重伝動状態(多重伝動状態)
により、エンジンの動力を遮断するので、磨耗等に関係
なくエンジンの動力を確実に遮断できる。
【0009】〔II〕請求項3又は7の特徴によると、
請求項1の場合と同様に前項〔I〕に記載の「作用」を
備えており、これに加えて以下のような「作用」を備え
ている。請求項3又は7の特徴のように、エンジンの動
力を摩擦多板式の伝動クラッチ(前後進切換装置)、複
数段に変速可能な主変速装置及び副変速装置に伝達する
ように構成すると、伝動クラッチが伝動遮断側に操作さ
れた際に(前後進切換装置が中立位置に切換操作された
際に)、エンジンの弱い動力が伝動クラッチ(前後進切
換装置)から主及び副変速装置に流れても、機体の重量
や伝動系の機械的な抵抗により機体は移動しないが、こ
の状態で副変速装置が低速側に変速操作されていると、
前述の機体の重量や伝動系の機械的な抵抗に打ち勝っ
て、機体がゆっくりと移動することがある。
【0010】請求項3又は7の特徴によれば、副変速装
置が低速側に変速操作された状態で伝動クラッチが伝動
遮断側に操作されると(前後進切換装置が中立位置に切
換操作されると)、前項〔I〕の記載と同様に主変速装
置が自動的に二重伝動状態(多重伝動状態)に操作され
て、エンジンの動力が確実に遮断される。この場合、副
変速装置が低速側に変速操作されていないと言う不必要
と思われる状態では、伝動クラッチが伝動遮断側に操作
されても(前後進切換装置が中立位置に切換操作されて
も)、主変速装置は二重伝動状態(多重伝動状態)に操
作されない。
【0011】〔III〕請求項2,4,6,8の特徴に
よると、請求項1,5,3,7の場合と同様に前項
〔I〕又は〔II〕に記載の「作用」を備えており、こ
れに加えて以下のような「作用」を備えている。請求項
1,5,3,7の特徴のように、変速装置(主変速装
置)が二重伝動状態(多重伝動状態)に操作されると、
エンジンの動力が遮断されると同時に、走行装置(走行
用の車輪等)から変速装置(主変速装置)に伝えられる
回転も止められて、走行装置が停止状態にロックされた
ような状態になる。これにより、走行中に伝動クラッチ
を伝動遮断側に操作した際に(前後進切換装置を中立位
置に切換操作した際に)、変速装置(主変速装置)が二
重伝動状態(多重伝動状態)に操作されると、機体に急
制動が掛けられた状態になりショックの生じることがあ
る。
【0012】請求項2,4,6,8の特徴によると、伝
動クラッチを伝動遮断側に操作した際に(前後進切換装
置を中立位置に切換操作した際に)、変速装置(主変速
装置)が二重伝動状態(多重伝動状態)に操作される
と、変速装置(主変速装置)の下手側の伝動遮断装置が
自動的に伝動遮断状態に切換操作される。従って、伝動
クラッチを伝動遮断側に操作した際に(前後進切換装置
を中立位置に切換操作した際に)、変速装置(主変速装
置)が二重伝動状態(多重伝動状態)に操作されても、
走行装置は自由に回転できる状態となるので、機体に急
制動が掛かるようなことはない。
【0013】〔IV〕請求項9の特徴によると、請求項
5〜8のうちのいずれか一つの場合と同様に前項〔I〕
又は〔II〕又は〔III〕に記載の「作用」を備えて
おり、これに加えて以下のような「作用」を備えてい
る。前後進切換装置を備えた作業車においては、前後進
切換装置を前進位置及び後進位置に交互に切換操作し
て、前進及び後進を繰り返しながら作業を行うような場
合がある。この場合、前進位置と後進位置との間に中立
位置が在るので、前述のような前進位置及び後進位置に
交互に切換操作すると、途中で通過する中立位置におい
て、前述のように変速装置(主変速装置)が不必要に二
重伝動状態(多重伝動状態)に操作されてしまう。
【0014】請求項9の特徴によると、前後進切換装置
を前進位置又は後進位置から中立位置に切換操作して、
この中立位置が設定時間以上に保持されると言うよう
に、本当に機体を停止させる場合にのみ、変速装置(主
変速装置)が二重伝動状態(多重伝動状態)に操作され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】
(1)図1は作業車の一例である四輪駆動型の農用トラ
クタのミッションケース8内を示しており、エンジン1
からの動力が伝動軸2及び油圧摩擦多板式のPTOクラ
ッチ3を介して、PTO軸4に伝達される。エンジン1
からの動力が前進クラッチ5又は後進クラッチ6、円筒
軸7、第1主変速装置10、第2主変速装置11、第1
副変速装置12、第2副変速装置63及び後輪デフ装置
13を介して左右の後輪14に伝達される。後輪デフ装
置13の直前から分岐した動力が、伝動軸15、油圧ク
ラッチ型式の前輪変速装置16、前輪伝動軸17及び前
輪デフ装置18を介して左右の前輪19に伝達される。
【0016】前進クラッチ5及び後進クラッチ6は、摩
擦板(図示せず)とピストン(図示せず)とを組み合わ
せた湿式油圧摩擦多板式で、作動油を供給することによ
り伝動側に操作される。前進クラッチ5を伝動側に操作
すると、エンジン1の動力が前進クラッチ5から円筒軸
7に直接流れて機体は前進する。後進クラッチ6を伝動
側に操作すると、エンジン1の動力が後進クラッチ6及
び伝動軸20を介して逆転状態で円筒軸7に伝達されて
機体は後進する。
【0017】第1主変速装置10は4個の湿式油圧摩擦
多板式の1速クラッチ21、2速クラッチ22、3速ク
ラッチ23及び4速クラッチ24を並列的に配置した油
圧クラッチ型式に構成されて4段に変速可能であり、1
速〜4速クラッチ21〜24のうちの一つを伝動側に操
作することにより、エンジン1側の円筒軸7からの動力
が4段に変速操作されて下手側の伝動軸25に伝達され
る。
【0018】第2主変速装置11も2個の湿式油圧摩擦
多板式の低速クラッチ26及び高速クラッチ27を並列
的に配置した油圧クラッチ型式に構成されており、低速
及び高速クラッチ26,27の一方を伝動側に操作する
ことにより、第1主変速装置10側の伝動軸25からの
動力が2段に変速操作されて下手側の第1副変速装置1
2に伝達される。第1副変速装置12はシフト部材53
をスライド操作するシンクロメッシュ型式に構成されて
高低2段に変速可能であり、図2に示す変速レバー28
によって機械的に変速操作される。第2副変速装置63
も同様に、シフト部材68をスライド操作するシンクロ
メッシュ型式に構成されて高低2段に変速可能であり、
図2に示す変速レバー69によって機械的に変速操作さ
れる。
【0019】(2)次に前進及び後進クラッチ5,6、
第1及び第2主変速装置10,11等用の油圧回路につ
いて説明する。図3に示すようにポンプ29からの油路
30に、前進及び後進クラッチ5,6に対する電磁比例
弁35及びパイロット操作式の切換弁36a,37a、
第1主変速装置10の1速〜4速クラッチ21〜24に
対するパイロット操作式の切換弁31a,32a,33
a,34a、第2主変速装置11の低速及び高速クラッ
チ26,27に対する電磁比例弁38,39が並列的に
接続されている。
【0020】油路30から分岐した油路40に、前輪デ
フ装置18におけるデフロック操作用の油圧クラッチ4
1に対するパイロット操作式の切換弁42a、後輪デフ
装置13におけるデフロック操作用の油圧クラッチ43
に対するパイロット操作式の切換弁44a、前輪変速装
置16の標準クラッチ45及び増速クラッチ46(図1
参照)に対するパイロット操作式の切換弁47a,48
aが並列的に接続されている。各切換弁31a〜34
a,36a,37a,42a,44a,47a,48a
は、バネで排油側(伝動遮断側)に付勢されており、後
述するようにパイロット作動油が供給されることで供給
側(伝動側)に操作される。
【0021】油路30から減圧弁49を介してパイロッ
ト油路50が分岐して、このパイロット油路50が切換
弁31a〜34a,36a,37a,42a,44a,
47a,48aの操作部に接続されており、各操作部に
電磁操作弁31b,32b,33b,34b,36b,
37b,42b,44b,47b,48bが接続されて
いる。各電磁操作弁31b〜34b,36b,37b,
42b,44b,47b,48bは、バネで排油側(伝
動遮断側)に付勢されており、これらを電気的に供給側
に操作すると、パイロット作動油が切換弁31a〜34
a,36a,37a,42a,44a,47a,48a
の操作部に供給されて、これらが供給側(伝動側)に操
作される。
【0022】(3)次に、前進及び後進クラッチ5,
6、第1及び第2主変速装置10,11等の操作部の構
成について説明する。図3及び図2に示すように前進及
び後進クラッチ5,6の切換弁36a,37aの操作部
からパイロット作動油を排油可能な開閉弁51が備えら
れ、開閉弁51がバネで閉側に付勢されており、開閉弁
51を機械的に開側に操作するクラッチペダル52が備
えられている。前輪19の操縦ハンドル58の基部に、
中立位置N、前進位置F及び後進位置Rの3位置に操作
自在で、電気的な中立信号、前進信号及び後進信号を発
信する前後進レバー59が備えられている。
【0023】図2に示すように、機体の操縦部の横軸芯
周りに変速レバー28が揺動操作自在に支持されて、第
1副変速装置12(図1参照)のシフト部材53をスラ
イド操作するシフトフォーク54と変速レバー28と
が、連係機構55により機械的に連動連結されており、
変速レバー28を中立停止位置N、低速位置L及び高速
位置Hの3位置に操作して第1副変速装置12を変速操
作する。変速レバー28の操作位置を検出する位置セン
サー9が備えられている。
【0024】変速レバー28の横側部に出退操作自在な
ロックピン56が備えられて、ロックピン56を出退操
作する操作ボタン57が変速レバー28の上部に備えら
れている。ロックピン56はバネ(図示せず)により突
出側に付勢されており(操作ボタン57も紙面左方の突
出側に付勢されている)、固定側のガイド板60にロッ
クピン56を係合させることにより、変速レバー28を
中立停止位置N、低速位置L及び高速位置Hの各々で保
持する。操作ボタン57を押し操作するとロックピン5
6が退入操作されて、変速レバー28を中立停止位置
N、低速位置L及び高速位置Hに操作できる。
【0025】変速レバー28の左横側面に、シフトアッ
プボタン61及びシフトダウンボタン62が上下に配置
されており、後述するようにシフトアップボタン61及
びシフトダウンボタン62を一度押し操作すると、一つ
のシフトアップ信号及びシフトダウン信号が発信され
て、図1に示す第1及び第2主変速装置10,11の変
速操作が行われる。
【0026】図2に示すように、第1及び第2主変速装
置10,11の変速位置(1速〜8速)を表示する7セ
グメントの変速表示部64、前後進レバー59により前
進及び後進クラッチ5,6のどちらが伝動側に操作され
ているかを表示する前進ランプ65及び後進ランプ6
6、変速レバー28が中立停止位置Nに操作されている
ことを示す中立停止ランプ67が操縦部に備えられてい
る。図3に示すように、前進及び後進クラッチ5,6の
作動圧が伝動状態の所定圧に達しているか否かを検出す
る圧力センサー74が備えられており、圧力センサー7
4の検出により前進及び後進ランプ65,66を点灯さ
せる。
【0027】(4)次に、変速レバー28のシフトアッ
プボタン61及びシフトダウンボタン62による変速操
作について、図4に基づいて説明する。図1に示すよう
に第1主変速装置10が4段に変速可能で、第2主変速
装置11が2段に変速可能であるから、第1及び第2主
変速装置10,11により8段の変速が可能である。こ
の場合、第2主変速装置11の低速クラッチ26が伝動
側に操作されている状態で、第1主変速装置10の1速
〜4速クラッチ21〜24が1速〜4速の変速位置に対
応するのであり、第2主変速装置11の高速クラッチ2
7が伝動側に操作されている状態で、第1主変速装置1
0の1速〜4速クラッチ21〜24が5速〜8速の変速
位置に対応する。
【0028】図3に示すように第1主変速装置10の1
速〜4速クラッチ21〜24、第2主変速装置11の低
速及び高速クラッチ26,27の各々に、作動圧が伝動
状態の所定圧に達しているか否かを検出する圧力センサ
ー74が備えられており、各圧力センサー74の検出に
より現在の第1及び第2主変速装置10,11の変速位
置(1速〜8速)が検出されて、この検出された変速位
置が変速表示部64に表示される(ステップS7)。
【0029】以上の状態で、変速レバー28のシフトア
ップボタン61又はシフトダウンボタン62を一度押し
操作したとする(ステップS8,S9)。この場合、図
6の実線A1(時点B1)に示すように、シフトアップ
ボタン61を押し操作した場合には、現在の変速位置よ
りも1段高速側の変速位置における第1主変速装置10
用の電磁操作弁31b〜34bに対して操作電流が供給
され始め、逆にシフトダウンボタン62を押し操作した
場合には、現在の変速位置よりも1段低速側の変速位置
における第1主変速装置10用の電磁操作弁31b〜3
4bに対して操作電流が供給され始める(ステップS1
0)。
【0030】これと同時に図6の実線A2(時点B1)
に示すように、第2主変速装置11において伝動側に操
作されている低速又は高速クラッチ26,27の電磁比
例弁38,39により、伝動側に操作されている低速又
は高速クラッチ26,27の作動圧が伝動状態の作動圧
P2から、所定低圧P3にまで減圧操作される(ステッ
プS11)。この場合、4速の変速位置から5速の変速
位置への変速操作時には第2主変速装置11の低速クラ
ッチ26の作動圧が零にまで落とされ、高速クラッチ2
7の作動圧が零から所定低圧P3にまで上昇操作され
る。逆に5速の変速位置から4速の変速位置への変速操
作時には、第2主変速装置11の高速クラッチ27の作
動圧が零にまで落とされ、低速クラッチ26の作動圧が
零から所定低圧P3にまで上昇操作される。
【0031】そして、図6の実線A1(時点B2から時
点B3)に示すように、第1主変速装置10における1
段高速側又は1段低速側の1速〜4速クラッチ21〜2
4の作動圧が、電磁操作弁31b〜34bにより伝動状
態の作動圧P1にまで上昇操作される。これと同時に、
図6の一点鎖線A3(時点B2から時点B3)に示すよ
うに、第1主変速装置10におけるシフトアップボタン
61又はシフトダウンボタン62の押し操作前の1速〜
4速クラッチ21〜24の作動圧が、電磁操作弁31b
〜34bにより伝動状態の作動圧P1から零にまで下降
操作される(ステップS12)。
【0032】次に、所定低圧P3に維持されていた第2
主変速装置11の低速又は高速クラッチ26,27の作
動圧が、図6の実線A2(時点B3から時点B4)に示
すように、電磁比例弁38,39により漸次的に上昇操
作されていき、低速又は高速クラッチ26,27の作動
圧が伝動状態の作動圧P2に達する(ステップS1
3)。この場合、図6に示す実線A2の時点B3から時
点B4において、低速又は高速クラッチ26,27の作
動圧の上昇特性が各変速位置に対して設定されており、
低速側(1速側)の変速位置ほど、時点B3から時点B
4の作動圧が短時間で急上昇操作される。
【0033】以上のようにして、シフトアップボタン6
1又はシフトダウンボタン62の押し操作による1回の
変速操作を終了するのであり、変速操作が終了すると変
速操作後の変速位置が変速表示部64に表示され(ステ
ップS14)、ブザー71が1回だけ作動して変速操作
の終了が作業者に報知される(ステップS15)。以上
のような変速操作は、シフトアップボタン61又はシフ
トダウンボタン62を押し続けていても連続的に行われ
ることはなく、シフトアップボタン61又はシフトダウ
ンボタン62を一度戻し操作して再び押し操作しない
と、次の一回の変速操作は行われない。
【0034】(5)次に前後進レバー59による前後進
の切換操作、及び変速レバー28による第1副変速装置
12に変速操作について説明する。図4に示すように、
図2に示す前後進レバー59が前進位置Fに操作される
と(ステップS1)、図3に示す電磁操作弁36bに操
作電流が供給され(ステップS2)、切換弁36aが供
給側に操作されて前進クラッチ5に作動油が供給され、
前進クラッチ5が伝動側に操作されて前進ランプ65が
点灯する(ステップS3)。逆に前後進レバー59が後
進位置Rに操作されると(ステップS1)、図3に示す
電磁操作弁37bに操作電流が供給され(ステップS
4)、切換弁37aが供給側に操作されて後進クラッチ
6に作動油が供給され、後進クラッチ6が伝動側に操作
されて後進ランプ66が点灯し(ステップS5)、ブザ
ー71が間欠的に作動する(ステップS6)。
【0035】例えば前後進レバー59を前進位置Fに操
作し(前進クラッチ5が伝動側に操作され、後進クラッ
チ6が伝動遮断側に操作されている状態)、変速レバー
28を低速位置Lに操作している状態において(操作ボ
タン57及びロックピン56により変速レバー28を低
速位置Lに保持している状態)、操作ボタン57を押し
操作してロックピン56をガイド板60から下方に退入
操作すると、図3に示す電磁操作弁36bにより切換弁
36aが排油側に操作されて、前進クラッチ5が伝動遮
断側に自動的に操作される。
【0036】これにより、操作ボタン57を押し操作し
た状態で変速レバー28を低速位置Lから中立停止位置
N又は高速位置Hに操作し、操作ボタン57を戻し操作
してロックピン56により変速レバー28を中立停止位
置N又は高速位置Hに保持する。この場合、中立停止位
置Nにおいて操作ボタン57を戻し操作すると、電磁操
作弁36bにより切換弁36aが供給側に操作されて、
電磁比例弁35により前進クラッチ5が直ちに伝動側に
自動的に操作される。高速位置Hにおいて操作ボタン5
7を戻し操作すると、電磁操作弁36bにより切換弁3
6aが供給側に操作されて、電磁比例弁35により前進
クラッチ5が漸次的に伝動側に自動的に操作される。
【0037】前後進レバー59を後進位置Rに操作した
状態において(後進クラッチ6が伝動側に操作され、前
進クラッチ5が伝動遮断側に操作されている状態)、前
述のように変速レバー28の操作ボタン57を押し及び
戻し操作すると、後進クラッチ6が自動的に伝動遮断側
及び伝動側に操作される。
【0038】(6)次に前後進レバー59を中立位置N
に操作した場合について、図5に基づいて説明する。前
後進レバー59が中立位置Nに操作されると(図4のス
テップS1)、前進及び後進クラッチ5,6の両方の電
磁操作弁36b,37bの操作電流が遮断されて(ステ
ップS16)、前進及び後進クラッチ5,6から作動油
が排出され、前進及び後進クラッチ5,6の両方が伝動
遮断側に操作されて、中立停止ランプ67が点灯する
(ステップS17)。
【0039】この場合、タイマーのカウントが開始され
て(ステップS18)、設定時間Tが経過するまでに
(ステップS20)、前後進レバー59が中立位置Nか
ら前進位置F又は後進位置Rに操作されると、ステップ
S19から図4のステップS1に移行する(例えば前後
進レバー59を前進位置Fから後進位置R、又は後進位
置Rから前進位置Fに一気に操作した際に、途中で中立
位置Nを通過するような状態)。
【0040】逆に前後進レバー59が中立位置Nに操作
されてから、前後進レバー59が設定時間T以上に亘っ
て中立位置Nに操作された状態のままであったとする
(ステップS18,S19,S20)。この場合、図1
に示す第2副変速装置63が低速位置Lに操作されてい
ると(図2に示すように、第2副変速装置63の変速レ
バー69が低速位置Lに操作されていることを検出する
リミットスイッチ70による)(ステップS21)、図
3に示す電磁操作弁31b,34bの両方に操作電流が
供給されて、電磁操作弁31b,34bの両方が供給側
に操作され、図1に示す第1主変速装置10の1速クラ
ッチ21及び4速クラッチ24の両方が伝動側に操作さ
れる(ステップS22)。
【0041】これと同時に、図3に示す電磁比例弁3
8,39の両方の操作電流が遮断されて、図1に示す第
2主変速装11の低速クラッチ26及び高速クラッチ2
7の両方が伝動遮断側に操作される(ステップS2
3)。以上のように、第2主変速装11の低速クラッチ
26及び高速クラッチ27の両方が伝動遮断側に操作さ
れると、前輪19及び後輪14が自由に回転できる状態
になるので、前後進レバー59を中立位置Nに操作した
際に機体が慣性でまだ走行している場合には、ブレーキ
ペダル(図示せず)を踏み操作し前輪19及び後輪14
に制動を掛けて、機体を停止させればよい。
【0042】前述の状態において前後進レバー59が中
立位置Nから前進位置F又は後進位置Rに操作されたり
(ステップS24)、第2副変速装置63が低速位置L
から高速位置Hに変速操作されると(ステップS2
5)、第1及び第2主変速装置10,11が、元の変速
位置(前後進レバー59を中立位置Nに操作する直前の
変速位置)に自動的に復帰操作されて(ステップS2
6)、図4のステップS1に移行する。
【0043】〔発明の実施の別形態〕図5に示すステッ
プS22において、第1主変速装置10の1速クラッチ
21及び4速クラッチ24の両方が伝動側に操作される
のではなく、2速クラッチ22及び3速クラッチ23の
両方が伝動側に操作されるように構成してもよく、1
速,2速及び3速クラッチ21,22,23の3つが伝
動側に操作されるように構成してもよい。
【0044】図1に示す第1及び第2主変速装置10,
11を10段や6段に変速可能に構成したり、第1及び
第2主変速装置10,11を第1副変速装置12のよう
にシフト部材をスライド操作するギヤ変速型式に構成
し、このシフト部材を油圧シリンダによりスライド操作
して変速操作するように構成してもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1又は5の特徴によると、エンジ
ンの動力を摩擦多板式の伝動クラッチ(摩擦多板式の前
進クラッチ及び後進クラッチを並列的に配置した前後進
切換装置)から、複数段に変速可能な変速装置を介して
走行装置に伝達するように構成した作業車の走行伝動構
造において、伝動クラッチを伝動遮断側に操作した際に
(前後進切換装置を中立位置に切換操作した際に)、変
速装置を二重伝動状態(多重伝動状態)に操作すること
より、エンジンの動力を確実に遮断して、機体を確実に
停止させることができるようになり、作業車の安定性を
向上させることができた。摩擦作用によってエンジンの
動力を遮断するのではなく、変速装置の二重伝動状態
(多重伝動状態)により、磨耗等に関係なくエンジンの
動力を確実に遮断できるので、作業車の安定性をさらに
向上させることができた。
【0046】請求項3又は7の特徴によると、請求項1
又は5の場合と同様に前述の請求項1又は5の「発明の
効果」を備えている。請求項3又は7の特徴によると、
伝動クラッチが伝動遮断側に操作された際に(前後進切
換装置が中立位置に切換操作された際に)、副変速装置
が低速側に変速操作されていると言う必要な場合にの
み、主変速装置が二重伝動状態(多重伝動状態)に操作
されるので、主変速装置を二重伝動状態(多重伝動状
態)に操作するための動力や電力の節約と言う面で有利
である。
【0047】請求項2,4,6,8の特徴によると、請
求項1,5,3,7の場合と同様に前述の請求項1,
5,3,7の「発明の効果」を備えている。請求項2,
4,6,8の特徴によると、走行中に伝動クラッチを伝
動遮断側に操作した際において(前後進切換装置を中立
位置に切換操作した際において)、変速装置(主変速装
置)の下手側の伝動遮断装置が自動的に伝動遮断状態に
切換操作されるので、変速装置(主変速装置)が二重伝
動状態(多重伝動状態)に操作された際に機体に急制動
が掛かる状態を未然に回避できるようになり、作業車の
乗り心地を向上させることができた。
【0048】請求項9の特徴によると、請求項5〜8の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項5〜8のうち
のいずれか一つの「発明の効果」を備えている。請求項
9の特徴によると、前後進切換装置が前進位置又は後進
位置から中立位置に切換操作され、この中立位置が設定
時間以上に保持されると言うような本当に機体を停止さ
せる場合にのみ、変速装置(主変速装置)が二重伝動状
態(多重伝動状態)に操作されるので、主変速装置を二
重伝動状態(多重伝動状態)に操作するための動力や電
力の節約と言う面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケース内の伝動系を示す概略図
【図2】変速レバーと副変速装置との連係状態、変速表
示部及び各部の連係状態を示す図
【図3】第1及び第2主変速装置等の油圧回路図
【図4】前後進レバーによる前進位置及び後進位置への
切換操作、変速レバーのシフトアップボタン及びシフト
ダウンボタンによる変速操作の流れを示す図
【図5】前後進レバーを中立位置に切換操作した際の流
れを示す図
【図6】変速レバーのシフトアップボタン及びシフトダ
ウンボタンによる変速操作時における各部の状態を示す
【符号の説明】
1 エンジン 5 伝動クラッチ、前進クラッチ 6 伝動クラッチ、後進クラッチ 10 変速装置、主変速装置 11 伝動切換装置 14,19 走行装置 63 副変速装置 F 前後進切換装置の前進位置 R 前後進切換装置の後進位置 N 前後進切換装置の中立位置 T 設定時間

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの動力を摩擦多板式の伝動クラ
    ッチから、複数段に変速可能な変速装置を介して、走行
    装置に伝達するように構成し、 前記伝動クラッチが伝動遮断側に操作されると、前記変
    速装置において伝動比の異なる複数の変速位置を共に伝
    動状態に操作する操作手段を備えてある作業車の走行伝
    動構造。
  2. 【請求項2】 前記変速装置の下手側に、動力の伝動状
    態及び伝動遮断状態に切換操作自在な伝動切換装置を備
    えて、 前記操作手段により前記変速装置における伝動比の異な
    る複数の変速位置が共に伝動状態に操作されると、前記
    伝動切換装置を伝動遮断状態に切換操作する補助操作手
    段を備えてある請求項1記載の作業車の走行伝動構造。
  3. 【請求項3】 エンジンの動力を摩擦多板式の伝動クラ
    ッチから、複数段に変速可能な主変速装置、及び複数段
    に変速可能な副変速装置を介して、走行装置に伝達する
    ように構成し、 前記副変速装置が低速側に変速操作された状態で、前記
    伝動クラッチが伝動遮断側に操作されると、前記主変速
    装置において伝動比の異なる複数の変速位置を共に伝動
    状態に操作する操作手段を備えてある作業車の走行伝動
    構造。
  4. 【請求項4】 前記主変速装置の下手側に、動力の伝動
    状態及び伝動遮断状態に切換操作自在な伝動切換装置を
    備えて、 前記操作手段により前記主変速装置における伝動比の異
    なる複数の変速位置が共に伝動状態に操作されると、前
    記伝動切換装置を伝動遮断状態に切換操作する補助操作
    手段を備えてある請求項3記載の作業車の走行伝動構
    造。
  5. 【請求項5】 エンジンの動力を、摩擦多板式の前進ク
    ラッチ及び後進クラッチを並列的に配置した前後進切換
    装置から、複数段に変速可能な変速装置を介して、走行
    装置に伝達するように構成し、 前記前後進切換装置が、前記前進及び後進クラッチの両
    方が伝動遮断側に操作される中立位置に切換操作される
    と、前記変速装置において伝動比の異なる複数の変速位
    置を共に伝動状態に操作する操作手段を備えてある作業
    車の走行伝動構造。
  6. 【請求項6】 前記変速装置の下手側に、動力の伝動状
    態及び伝動遮断状態に切換操作自在な伝動切換装置を備
    えて、 前記操作手段により前記変速装置における伝動比の異な
    る複数の変速位置が共に伝動状態に操作されると、前記
    伝動切換装置を伝動遮断状態に切換操作する補助操作手
    段を備えてある請求項5記載の作業車の走行伝動構造。
  7. 【請求項7】 エンジンの動力を、摩擦多板式の前進ク
    ラッチ及び後進クラッチを並列的に配置した前後進切換
    装置から、複数段に変速可能な主変速装置、及び複数段
    に変速可能な副変速装置を介して、走行装置に伝達する
    ように構成し、 前記副変速装置が低速側に変速操作された状態で前記前
    後進切換装置が、前記前進及び後進クラッチの両方が伝
    動遮断側に操作される中立位置に切換操作されると、前
    記主変速装置において伝動比の異なる複数の変速位置を
    共に伝動状態に操作する操作手段を備えてある作業車の
    走行伝動構造。
  8. 【請求項8】 前記主変速装置の下手側に、動力の伝動
    状態及び伝動遮断状態に切換操作自在な伝動切換装置を
    備えて、 前記操作手段により前記主変速装置における伝動比の異
    なる複数の変速位置が共に伝動状態に操作されると、前
    記伝動切換装置を伝動遮断状態に切換操作する補助操作
    手段を備えてある請求項7記載の作業車の走行伝動構
    造。
  9. 【請求項9】 前記前後進切換装置が前進位置又は後進
    位置から前記中立位置に切換操作されてから、設定時間
    以上に亘って前記前後進切換装置が前記中立位置に保持
    されると、前記操作手段の作動を許す牽制手段を備えて
    ある請求項5〜8のうちのいずれか一つに記載の作業車
    の走行伝動構造。
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