JPH09299504A - 固定式消火設備の散水方法及び消火用散水ノズル - Google Patents

固定式消火設備の散水方法及び消火用散水ノズル

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JPH09299504A
JPH09299504A JP12430696A JP12430696A JPH09299504A JP H09299504 A JPH09299504 A JP H09299504A JP 12430696 A JP12430696 A JP 12430696A JP 12430696 A JP12430696 A JP 12430696A JP H09299504 A JPH09299504 A JP H09299504A
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JP
Japan
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water
fire
nozzle
extinguishing
spray
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JP12430696A
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English (en)
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Toshihide Tsuji
利秀 辻
Toshiaki Tonomura
賢昭 外村
Takashi Shimokawa
傑 下川
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火用散水ノズルにおいて、消火能力を高
め、放射量を小さくして水害の被害を小さくし、ポンプ
などの容量を小容量としてコストを低減する。 【解決手段】 消火液または消火用水が圧送される消火
用配管に消火用散水ノズル1を接続し、火災時に消火液
または消火用水を散水する際、ノズル部15は所定の防
護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パターンを
形成し、消火液または消火用水を散水する際の水流を駆
動源として駆動軸7を回転駆動させ、このときノズル部
15の回転を所定の減速比にしたがって減速させて、散
布パターンを走査し、防護範囲全域に散水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラー消
火設備などの固定式消火設備に使用される固定式消火設
備の散水方法及び消火用散水ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスプリンクラー消火設備
に使用される消火用散水ノズルとしては、防護範囲全体
に均一に散水させるため、水をデフレクタで分散させて
粒状態に散水しており、例えば図11に示すようなもの
がある(特開平5−69730号)。
【0003】図11はヒュージブルリンク式の消火用散
水ノズルを示し、ノズル本体101に放水口102が形
成され、放水口102に設けた栓103とデフレクター
104との間に一対のレバー105A,105Bを接触
点106a,106b,106cによって係止し、栓1
03を閉鎖状態に支持している。レバー105Aとレバ
ー105Bは感熱体としてのヒューズ107aで固着さ
れた一対のリンク108a,108bが装着され、栓1
03の閉鎖状態を維持している。
【0004】火災の発生による温度上昇でヒューズ10
7が溶けると、一対のリンク108a,108bが矢印
で示すように分解し、レバー105A,105Bの係止
が解除され、水圧によってレバー105A,105Bが
はじけ、放水口102から栓103が脱落して加圧水が
放水口102から噴出し、散水が開始される。このとき
放水口102から噴出した水は、デクレクタ104に当
って防護範囲全体に均一に散水される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の消火用散水ノズルにあっては、1個のノズル
当り例えば80リットル/分以上という所定流量の連続
放射となっていたため、火災消火能力に対して比較的多
くの消火液あるいは水の量が必要であり、当然消火する
対象物以外のものにも放射されるため、放射した消火液
あるいは水による二次災害、いわゆる水損が大きくなる
という問題点があった。また設備的には、水槽、ポンプ
が大容量となる上、配管サイズも大きくなり、設備全体
の費用が高くなるという問題点もあった。
【0006】また従来の散水ノズルでは、防護範囲全体
に均一に散水させるため、水をデフレクターで分散させ
て粒状にして散水している。そのため、火災の勢いが強
い場合には、分散された水は粒子径が小さいため、火災
の気流に負けて火災の深部に達する前に蒸発し、火災の
抑制に時間がかかり、また全く消火できないこともあ
る。このため水の量も多くなり、水損による被害も大き
くなる。
【0007】更に、防護範囲内のある一点から見ると、
粒状の水により、一瞬その一点の火災の炎が弱まったと
しても、その地点の付近の炎により一度かかった水が蒸
発し、付近の炎によって再び燃え始める。このため完全
に消火するまでに時間がかかる。本発明は、このような
問題点に鑑みてなされたものであって、火災消火能力を
確保しながら、消火用散水ノズル1個あたりの放射量を
低減することで水損を少なくし、水槽、ポンプなどの容
量を小容量とし設置費用を低減することができる固定式
消火設備の散水方法及び消火用散水ノズルを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は次のように構成する。まず、本発明は、火
災時に消火配管に接続された消火用散水ノズルのノズル
部から消火液または消火用水を散水して消火を行う固定
式消火設備の散水方法を対象とする。
【0009】このような散水方法について本発明は、一
つの消火用散水ノズルのノズル部から消火用散水ノズル
の所定の防護範囲内の特定部分に消火液または消火用水
を集中的に散水して所定の散布パターンを形成し、ノズ
ル部を散水時の水流を駆動源として駆動軸を回転させ、
駆動軸の回転を所定の減速比に従って減速させてノズル
部を回転させて、散布パターンを所定の防護範囲内を走
査して所定の防護範囲内全域に散水させる。
【0010】また、本発明は、消火液または消火用水が
圧送される消火用配管に接続され火災時に消火液または
消火用水を散水する固定式消火設備の消火用散水ノズル
を対象とする。このような消火用散水ノズルについて本
発明は、所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水す
る散布パターンを形成する旋回自在なノズル部と、ノズ
ル部から消火液又は消火用水を散水する際の水流を駆動
源として駆動軸を回転させる駆動部と、駆動部の駆動軸
の回転を入力し所定の減速比に従って減速してノズル部
を回転させ、散布パターンを所定の防護範囲内を走査し
て所定の防護範囲内全域に散水させる減速部と、を備え
る。
【0011】駆動部は、ノズル部に供給される消火液又
は消火用水の水流により駆動軸を回転させる水車機構よ
りなる。減速部は減速ギア機構またはベルト減速機構よ
りなる。ノズル部は、内部に開口した流入路を定常監視
状態で閉鎖状態に支持し火災により所定温度に達したら
離脱して流入路を開放させる感熱分解機構を備える。こ
のような構成を備えた本発明の消火用散水ノズルによれ
ば、防護範囲内にある部分を集中的に散水するように散
布パターンを形成し、防護範囲内を走査するようにした
ので、火災に対して瞬間的には従来の散水ノズルより大
量の消火液が放射されるため、従来の80リットル/分
の防護範囲全域放射の散水ノズルと例えば40リットル
/分の回転走査で1rpm程度の場合と比較すると、防
護範囲内全体でみて少ない水量にもかかわらず、より高
い消火能力が得られる。
【0012】また、本発明は、瞬時的には散水量が増え
ると同時に、消火対象物にあたる水の打力及び粒子径も
増すので、消火能力が増加する。即ち、本発明において
は、水は分散された粒状ではなく、特定の部分に集中的
に散水される打力の強い水の塊として消火対象物に散水
されるため、火災気流に負けることなく火災の深部まで
到達して消火能力が高くなり、火災抑制までの時間が短
くて済み、従って鎮火までの水量も少なくて済む。また
塊状態の水で消火するため、一度消火した部分が再び燃
え上がることを抑制し、一度消火された場所を継続して
鎮火状態にできる。
【0013】また、少ない放射量で消火できるため、い
わゆる水損の被害を小さくすることができる。更に、放
射水の水槽が小さくなり、ポンプが小容量となり、自家
発電設備等バックアップ設備も小容量となり、配管サイ
ズも小さくなるため、低コストとなる。また、防護範囲
を従来の散水ノズルと比較して大きくした場合でも、走
査時間を調整することにより、火災に対しては瞬間的に
は大量の水を放射することができ、同等以上の消火性能
が得られることから、従来の散水ノズルと比較して、ノ
ズルの設置個数を減らすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の消火用散水ノズル
の第1実施形態を示す説明図である。図1において、2
は消火用散水ノズル1のノズル本体であり、ノズル本体
2上には消火液または消火用水(以下、消火用水とい
う)が圧送される消火用配管に接続される接続ネジ部3
が設けられている。
【0015】接続ネジ部3には消火用水が流入する流入
路4が形成され、流入路4は通常の監視時には駆動軸7
の先端に固定されたバルブ5により閉鎖されている。駆
動軸7のバルブ5の下部にはバルブ5が流入路4を開放
したとき消火用水の水流を駆動源として駆動軸7を回転
させる駆動部としてのプロペラ6が取り付けられてい
る。
【0016】ノズル本体2内には所定の防護範囲内の特
定部分に対して集中的に散水する散布パターンを形成し
て消火用水を散水するノズル部15が収納されている。
ノズル部15の上端にはフランジ部15aが形成され、
また、ノズル部15の下側には所定の棒状の散水パター
ンで消火用水を水の塊として防護範囲の特定の部分に集
中的に散水する複数のノズル穴17が形成されている。
ノズル穴17は所定の間隔をおいて上下方向に複数個形
成され、また、横方向に所定の間隔をおいて3列となる
ように形成されている。
【0017】また、ノズル本体2内には減速部としての
減速ギア機構8を収納するケーシング9が設けられてい
る。減速ギア機構8は、プロペラ6の回転による駆動軸
7の回転を入力し、所定の減速比で減速させて出力し、
ノズル部15を回転させる。このノズル部15の回転に
より、所定の防護範囲内の特定の部分に集中的に散水す
る散布パターンを走査して所定の防護範囲内全域に消火
用水を散水して消火を行う。
【0018】減速ギア機構8は、駆動軸7に固定された
ウォームギア7aと、ウォームギア7aに噛合しギアシ
ャフト11に固定されたウォームホイールギア10と、
ギアシャフト11上に設けられたウォームギア12と、
ウォームギア12に噛合しギアシャフト14上に固定さ
れたウォームホイールギア13と、ギアシャフト14に
固定されたドリブンギア14aと、ドリブンギア14a
に噛合し、ノズル部15の内壁に形成されたインターナ
ルギア16とにより構成される。
【0019】駆動軸7の回転はウォームギア7a、ウォ
ームホイールギア10、ギアシャフト11、ウォームギ
ア12、ウォームホイールギア13、ギアシャフト1
4、ドリブンギア14a、インターナルギア16を経て
ノズル部15に伝達され、ノズル部15の回転を所定の
減速比で減速させる。このような減速部としての減速ギ
ア機構8を設けたのは、ノズル部15をプロペラ6のみ
で回転させると、かなりの高速でノズル部15が回転し
てしまい、ノズル部15から散水された消火用水は塊状
から粒状に分散してしまい、防護範囲内の特定の部分に
集中的に散水する散布パターンを形成できなくなり、防
護範囲のある一点からみると、一回の走査で到達する消
火用水の水量が少なくなり、粒子径も小さくなり、また
打力も低減して消火能力が低下してしまうからである。
これを防止し、集中的に散水する散布パターンを形成す
るため、散布パターンの走査の速度を散布パターンの形
状が維持できる程度の比較的低速度にする必要があるた
めに減速ギア機構8を設けている。
【0020】この減速ギア機構8においては、プロペラ
6が例えば2400rpmで回転する場合、ウォームギ
ア7aとウォームホイールギア10からなる1段目で1
/20、ウォームギア12とウォームホイールギア13
からなる2段目で1/20、ドリブンギア14aとイン
ターナルギア16からなる3段目で1/6に減速させる
と、ノズル部15の回転を1rpm程度に減速させるこ
とができる。
【0021】ケーシング9とノズル本体2の内壁との間
にはOリング20が介装され、火災の発生でノズル部1
5が下降するとき、ケーシング9とともにOリング20
も一体になって下方に移動する。ノズル本体2の下端に
は内方に突出する鍔部29が形成され、鍔部29により
開口部2bが形成されている。駆動軸7はノズル部15
の底部の内側中央部まで突出し、ノズル部15の底部の
中央部からは下方に軸15bが突出している。この軸1
5bは通常の監視時には支持プレート23に形成された
円筒部23a内に挿入されている。
【0022】ノズル本体2の開口部2bには感熱分解部
18が組み込まれ、ノズル部15およびケーシング9を
押圧、支持し、通常の監視時にはバルブ5により流入路
4を閉止してる。19a,19bは半田で接合されたリ
ンクプレートであり、リンクプレート19a,19bの
各端部にはリンク21の一端がそれぞれ連結され、アー
ム21の他端はノズル本体2に形成した係止穴22にそ
れぞれ係止している。
【0023】アーム21上には支持プレート23が配置
され、支持プレート23の円筒部23a内にノズル部1
5の軸15bが挿入された状態で支持プレート23はノ
ズル部15を押圧、支持している。次に、動作を説明す
る。通常の監視時においては、図1に示すように、ノズ
ル本体2の開口部2bに組み込まれた感熱分解部18の
支持プレート23によりノズル部15を押圧、支持して
おり、接続ネジ部3の流入路4は駆動軸7に設けたバル
ブ4により閉鎖されている。
【0024】火災が発生すると、リンクプレート19a
とリンクプレート19bとを接合していた半田が火災に
よる熱で熔解して、図2に示すように、リンクプレート
19a,19bが2つに分解して、さらにリンク21の
係止穴22に対する係止が解除されて落下し、リンク2
1により支持されていた支持プレート23も分解して落
下する。
【0025】このため、ノズル部15と減速ギア機構8
を収納したケーシング9はノズル本体2内で下降し、ノ
ズル本体2の下端部に形成した鍔部29にノズル部15
のフランジ部15aが係合し、バルブ5は接続ネジ部3
の流入路4を開放する。流入路4が開放されると、流入
路4まで供給されていた矢印Aで示す消火用水は、流入
路4を通ってノズル本体2内に入り、プロペラ6を回転
させる。
【0026】プロペラ6の回転によりプロペラ6が取り
付けられている駆動軸7を回転駆動させる。駆動軸7の
回転はウォームギア7a、ウォームホイールギア10、
ギアシャフト11、ウォームギア12、ウォームホイー
ルギア13、ギアシャフト14、ドリブンギア14a、
インターナルギア16を経てノズル部15に伝達され、
駆動軸7の回転を所定の減速比で減速させて、ノズル部
15を回転させる。
【0027】また、流入路4、ノズル本体2からノズル
部15に流入した消火用水は、ノズル部15に形成した
3列のノズル穴17から図示のような棒状の放水パター
ン24aで放水が行われる。この放水パターン24aに
より、図3に示すような帯状の散布パターン24が得ら
れる。この帯状の散布パターン24は防護範囲25内で
半径方向に伸びる3本の散布パターンを形成し、ノズル
部15の回転により中心部を中心として矢印Bで示す方
向に回転し、所定の防護範囲25を走査する。
【0028】すなわち、天井面には消火用散水ノズル1
が設置されており、消火用散水ノズル1のノズル部15
にはノズル穴17が所定の間隔をおいて半径部となる周
方向に3列に形成されている。これらの3列のノズル穴
17からそれぞれ図示のような棒状の放水パターン24
aで消火用水が放水される。ノズル穴17の並びは放水
パターン24aが防護範囲に当った際に飛散して隣接し
た放水パターン24aの消火用水とくっつくように設定
してある。その結果、複数の放水パターン24aは防護
範囲25内で半径方向に伸びる3本の帯状の散布パター
ンを形成する。そして、ノズル部15の回転により、散
布パターン24は防護範囲25内を走査する。なお、こ
のノズル穴17は帯状の散布パターン24を形成するよ
うにしたが、放水パターン24aがくっつかず、スポッ
ト状の散布パターンが並んでも良い。
【0029】図4(A),(B)は所定の防護範囲25
内にある一箇所から見た散水量の時間的変化を示したグ
ラフであり、図4(A)は従来の消火用散水ノズルの散
水量であり、図4(B)は本実施形態の消火用散水ノズ
ルの散水量の時間的変化を示している。図4(A)に示
すように、従来は一定水量の水が放射されるが、本発明
においては図4(B)に示すように防護範囲25内の特
定の部分に集中的に放射して走査するため、防護範囲2
5内のある一箇所から見れば間欠的に大量の水が放射さ
れる。
【0030】このように本発明の消火用散水ノズルを用
いると、防護範囲25のある一部分から見ると火災に対
して瞬間的には従来の散水ノズルより大量の消火液が放
射されるため、一定水量を継続して散水するよりも瞬間
的に集中して大量の水を散水したほうが高い消火能力が
得られる。このため、従来の80リットル/分の防護範
囲25全域放射の散水ノズルと例えば40リットル/分
の走査で1rpm程度の場合と比較すると、防護範囲2
5の全体的にみて少ない水量にもかかわらず、より高い
消火能力が得られる。
【0031】また、少ない放射量で消火できるため、い
わゆる水損の被害を小さくすることができる。このこと
から、消火用水の水槽を小さくすることができる。ま
た、従来の消火能力と同等にした場合には、従来よりも
配管内の水圧を押さえることができるためポンプが小容
量となり、さらには自家発電設備等バックアップ設備も
小容量となり、配管サイズも小さくなるため、低コスト
となる。
【0032】また防護範囲25内のある一箇所からみれ
ば、従来のように防護範囲25内全体に散水するのと比
べ、本発明は、瞬時的には散水量が増えると同時に、消
火対象物に到達する水の打力および粒子径も増すので、
消火能力が増大する。すなわち、本発明においては、水
は分散された粒状ではなく、特定の部分に集中的に散水
される打力の強い水の塊として消火対象物に散水される
ため、火災気流に負けることなく火災に深部まで到達し
て消火能力が高くなり、火災抑制までの時間が短くて済
み、従って鎮火までの水量も少なくて済む。また塊状態
の水で消火するため、一度消火した部分が再び燃え上が
ることがなくなり、一度消火された場所を継続して鎮火
状態にできる。
【0033】図5は本発明の散水を従来と対比して示し
ている。図5(C)は従来の散布パターンであり、従来
の散水ノズルでは、防護範囲全体に均一に散水させるた
め、消火用水をデフレクターで分散させて粒状にして散
水しており、防護範囲25内に、比較的粒子径の小さい
様々な大きさを持った粒状の水によるスポット状散布パ
ターン28が得られる。
【0034】そのため、火災の勢いが強い場合には、分
散された水は粒子径が小さいため、火災の気流に負けて
炎26の深部に達する前に蒸発し、火災の抑制に時間が
かかり、また全く消火できないこともある。このため消
火用水の量も多くなり、水損による被害も大きくなる。
さらに、防護範囲25内のある一点から見ると、粒状の
水により一瞬その一点の火災の炎26が弱まったとして
も、その地点の付近の炎26により一度かかった水が蒸
発し、付近の炎によって再び燃え始める。このため完全
に消火するまでに時間がかかる。
【0035】図5(A),(B)は本発明の帯状の散布
パターンの散水であり、防護範囲25内のある部分に集
中的に大量の消火用水を放水する散布パターン24を形
成している。このため瞬時的には散水量が増えると同時
に、消火対象物にあたる消火用水の打力および粒子径も
増すので、消火能力が増す。すなわち、本発明の散布パ
ターン24においては、消火用水は図5(C)のように
分散された粒状ではなく、特定の部分に集中的に散水さ
れる打力の強い水の塊として消火対象物に散水される。
このため火災気流に負けることなく炎26の深部まで到
達して消火能力が高くなり、火災抑制までの時間が短く
て済み、従って鎮火までの水量も少なくて済む。
【0036】また図5(B)のように散布パターン24
で防護範囲25内の全域を走査して塊状の水で消火する
ため、一度消火した鎮火部分27が再び燃え上がること
を抑え、一度消火された場所を継続して鎮火状態にでき
る。また、防護範囲25内のある部分に大量の水を放水
するようにノズル部15を形成したため、防護範囲25
を従来の散水ノズルと比較して大きくした場合でも、走
査時間を調整することにより、火災に対しては瞬間的に
は大量の水を放射することができ、従来と同等以上の消
火性能が得られることから、従来の散水ノズルと比較し
て、ノズルの設置個数を減らすことができる。
【0037】例えば、取付ピッチ2.3mで所定の防護
範囲25に8個の散水ノズル1が設置されていた場合と
比べ、取付ピッチが2.6mとすることができ、設定す
る散水ノズル1の個数を4個に減少することができる。
図6はノズル部15から散水される散布パターン24の
別の形態を示す。ノズル部15に周方向に90度の間隔
をおいて4個の半径部となるスリット穴を形成すると、
図6(A)に示すような防護範囲25において帯状の散
布パターン24をクロスさせた十字形状の散布パターン
が得られる。また、ノズル部15に180度の間隔をお
いて2つの半径部となるスリット穴を形成すると、図6
(B)に示すように、防護範囲25において、直径方向
に帯状の散布パターン24が得られる。
【0038】また、ノズル部15に半径部となるスリッ
ト穴を1個形成すると、図6(C)に示すように防護範
囲25において半径方向に帯状の散布パターン24が得
られる。また、ノズル部15に半径方向に2列の丸穴2
9a,29bを形成し、2列の丸穴29a,29bの位
置を互いにずらせるようにすると、図6(D)に示すよ
うに、防護範囲25において、半径方向に帯状の散布パ
ターン24と同等のスポット状の二列の散布パターンが
得られる。このような散布パターンを所定の防護範囲2
5内で走査しても図1の実施形態と同様な効果が得られ
る。散布パターンはこれらに限らず、これらの組み合わ
せでも、複数のスポット状パターンを設けた構成でも打
力の強い塊状の散水ができる。
【0039】図7は図1の実施形態の変形例を示す説明
図である。本変形例においては、ノズル部15の外壁と
ノズル本体2の内壁の間にベアリングを設けている。ベ
アリング30のアウターレース30aはノズル本体2の
内壁に接触して摺動自在に設けられ、ノズル部15の外
壁15cにはベアリング30のインナーレース30bが
固定され、アウターレース30aとインナーレース30
bとの間にはボール30cが介装されている。
【0040】火災の発生でノズル部15およびケーシン
グ9が下降するときは、ベアリング30もノズル部15
と一体で下降する。このベアリング30を設けることに
よりノズル部15の円滑な回転を保証している。その他
の構成および効果は図1と同様になっている。図8は本
発明の消火用散水ノズルの第3実施形態を示す説明図で
ある。
【0041】本実施形態は、ノズル部15の回転を減速
させる減速部としてベルト減速機構を備えたことを特徴
とする。図8において、33はノズル本体2内の下方に
移動可能に収納されたケーシングであり、ケーシング3
3内には減速部としてのベルト減速機構32が設けられ
ている。ベルト減速機構32は、駆動部としてのプロペ
ラ6の回転により回転駆動する駆動軸7の回転を入力
し、所定の減速比で減速して出力し、ノズル部15を回
転させる。
【0042】ベルト減速機構32は、駆動軸7に固定し
た小径のプーリ34と、駆動軸7と平行して垂直方向に
設けたシャフト45aに固定した大径のプーリ36と、
これらのプーリ34,36間に架設されるベルト35
と、シャフト45bに固定した小径のプーリ37と、駆
動軸7とベアリング40aを介して同軸となるシャフト
41に固定した大径のプーリ39と、これらのプーリ3
7,39間に架設されるベルト38と、シャフト41に
固定した小径のプーリ42と、シャフト45aとベアリ
ング40bを介して同軸となるシャフト45bに固定さ
れた大径のプーリ44と、これらのプーリ42,44間
に架設されるベルト43と、シャフト41とベアリング
40cを介して同軸となり、かつノズル部15に連結さ
れている出力シャフト49に固定された大径のプーリ4
7と、シャフト45bに固定された小径のプーリ46
と、これらのプーリ47,46間に架設されたベルト4
8とにより構成される。ベアリング40aは上方の駆動
軸7と下方のシャフト41を自由に別々に回転させるた
めに設けられている。
【0043】ベアリング40bは上方のシャフト45a
と下方のシャフト45bを自由に別々に回転させるため
に設けられている。またベアリング40cは上方のシャ
フト41と下方の出力シャフト49を自由に別々に回転
させるために設けられている。プロペラ6の回転による
駆動軸7の回転は、プーリ34、ベルト35、プーリ3
6、シャフト45a、プーリ37、ベルト38、プーリ
39、シャフト41、プーリ42、ベルト43、プーリ
44、シャフト45b、プーリ46、ベルト48、プー
リ47、出力シャフト49を経て出力シャフト49が連
結されているノズル部15に伝達され、所定の減速比で
減速した回転速度でノズル部15を回転させる。
【0044】次に動作を説明する。通常の監視時におい
ては、感熱分解部18は支持プレート23によりノズル
部15を押圧、支持しており、接続ネジ部3の流入路4
はバルブ5により閉鎖されている。火災が発生すると、
リンクプレート19a,19bを接続している半田が溶
融し、感熱分解部18は熱分解して落下し、感熱分解部
18によって押圧、支持されていたノズル部15および
ケーシング9は下降してノズル部15のフランジ部15
aがノズル本体2の鍔部29に係合する。このため、接
続ネジ部3の流入路4はバルブ5により開放される。こ
の作動状態は、図8に示され、接続ネジ部3の流入路4
からノズル本体2に流入する消火用水の水流により、プ
ロペラ6が回転し、駆動軸7を回転駆動させる。
【0045】プロペラ6の回転による駆動軸7の回転
は、ベルト減速機構32で所定の減速比で減速されノズ
ル部15を回転させる。また、流入路4からノズル本体
2を通ってノズル部15に入り、3列のノズル穴17か
ら放水が行われる。すなわち、図3に示すように、ノズ
ル部15は矢印Cで示す方向に減速して回転し、3つの
ノズル穴17からは3つの放水パターン24aで放水が
行われる。この放水パターン24aにより半径方向に伸
びる3本の帯状の散水パターン24が得られる。本実施
形態においても前記実施形態と同様な効果が得られる。
【0046】図9は本発明の消火用散水ノズルの第3実
施形態を示す説明図である。本実施形態は、図1の実施
形態の減速部を用いた開放型消火用散水ノズルである。
図9において、接続ネジ部3の流入路4は常時開放され
ている。図1に示すよな流入路4を閉鎖するバルブ5は
駆動軸7には設けられていない。ノズル部15のフラン
ジ部15aはノズル本体2の下端に常時係合している。
また、本実施形態においては、図1に示すように感熱分
解部18は設けられていない。他の構成は図1と同様に
なっている。
【0047】この消火用散水ノズル1は、消火用配管の
途中に電動弁が設けられ、火災感知器の発報で電動弁を
開弁させて、消火用配管から消火用水を供給する開放型
消火設備に装着されている。次に、図9の動作を説明す
る。通常監視時においては、電動弁は閉弁しており、消
火用水はノズル部15には供給されない。したがって、
ノズル部15から放水は行われない。図示しない火災感
知器は監視状態にある。火災が発生すると、火災感知器
はこれを検知し、火災検出信号を図示しない防災制御盤
に出力する。防災制御盤は火災検出信号を受信すると、
電動弁に開制御信号を出力して、電動弁を開弁させる。
【0048】このため、消火用水は、流入路4、ノズル
本体2に入り、プロペラ6を回転させる。プロペラ6の
回転により、駆動軸7は回転駆動され、その回転は減速
ギア機構8を介してノズル部15に伝達され、ノズル部
15は減速ギア機構8により所定の減速比で減速して回
転する。一方、ノズル部15の3列のノズル穴17から
は、図3に示すような放水パターン24aで放水が行わ
れ、半径方向に伸びる3本に散布パターン25が形成さ
れ、散布パターン25が防護範囲内を走査して、全域に
散水する。
【0049】このような走査により、消火が完了した場
合、火災感知器は復旧信号を防災制御盤に出力し、防災
制御盤は電動弁に閉制御信号を出力して、電動弁を閉弁
させる。電動弁の閉弁により散水を終了する。なお、火
災感知器からの復旧信号によらず、監視員が手動弁の操
作で散水の停止を行っても良い。なお、電動弁の代り
に、消火配管に一斉開放弁を接続し、感知ヘッドの作動
により、一斉開放弁を開放して、ノズル部15を放水さ
せるようにしても良い。
【0050】本実施形態においても前記実施形態と同様
な効果が得られる。図10は本発明の消火用散水ノズル
の第4実施形態を示す説明図である。本実施形態は、ベ
ルト減速機構を使った開放型消火用散水ノズルである。
図10において、接続ネジ部3の流入路4は常時開放さ
れている。図8に示すような流入路4を閉鎖するバルブ
5は駆動軸7には設けられていない。また、図8に示す
ような感熱分解部18は設けられていない。ノズル部1
5のフランジ部15aはノズル本体2の下端に常時係合
している。他の構成は図8と同様である。本実施形態に
おいても前記実施形態と同様な効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、防護範囲内にある部分を集中的に散水するように散
布パターンを形成し、防護範囲内を走査するようにした
ので火災に対して瞬間的には大量の消火液が放射される
ため、より高い消火能力が得られ、水損の被害も小さく
なる。
【0052】また、従来と同等程度の消火能力にした場
合には、配管内の水圧を抑えることができ、水槽、ポン
プなど消火容量となり、配管サイズも小さくなり、さら
に防護範囲内のある部分に集中的に散水するようノズル
部を形成したため、防護範囲を従来より広くしても従来
と同程度の消火能力は維持できるため、ノズルの設置個
数も減らすことができ、その結果、コストを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である消火用散水ノズル
の説明図
【図2】図1の作動状態の説明図
【図3】図1の消火用散水ノズルの設置状態と火災時の
散水動作の説明図
【図4】防護範囲の一箇所から見た本発明の散水量を従
来と対比して示したタイムチャート
【図5】本発明の散布パターンによる消火の様子を従来
と対比して示した説明図
【図6】本発明による散布パターンの他の形態を示した
説明図
【図7】図1の実施形態の変形例の説明図
【図8】本発明の第2実施形態である消火用散水ノズル
の説明図
【図9】本発明の第3実施形態である消火用散水ノズル
の説明図
【図10】本発明の第4実施形態である消火用散水ノズ
ルの説明図
【図11】従来例を示した説明図
【符号の説明】
1:消火用散水ノズル 4:流入路 6:プロペラ(駆動部) 7:駆動軸 8:減速ギア機構(減速部) 15:ノズル部 18:感熱分解部 24:散布パターン 25:防護範囲 32:ベルト減速機構(減速部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災時に消火配管に接続された消火用散水
    ノズルのノズル部から消火液または消火用水を散水して
    消火を行う固定式消火設備の散水方法において、 一つの消火用散水ノズルのノズル部から前記消火用散水
    ノズルの所定の防護範囲内の特定部分に消火液または消
    火用水を集中的に散水して所定の散布パターンを形成
    し、前記ノズル部を散水時の水流を駆動源として駆動軸
    を回転させ、前記駆動軸の回転を所定の減速比に従って
    減速させて前記ノズル部を回転させて、前記散布パター
    ンを前記所定の防護範囲内を走査して前記所定の防護範
    囲内全域に散水させることを特徴とする固定式消火設備
    の散水方法。
  2. 【請求項2】消火液または消火用水が圧送される消火用
    配管に接続され火災時に消火液または消火用水を散水す
    る固定式消火設備の消火用散水ノズルに於いて、 所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パ
    ターンを形成する旋回自在なノズル部と、 前記ノズル部から前記消火液又は消火用水を散水する際
    の水流を駆動源として駆動軸を回転させる駆動部と、 前記駆動部の駆動軸の回転を入力し所定の減速比に従っ
    て減速して前記ノズル部を回転させ、前記散布パターン
    を前記所定の防護範囲内を走査して前記所定の防護範囲
    内全域に散水させる減速部と、を備えたことを特徴とす
    る消火用散水ノズル。
  3. 【請求項3】請求項1記載の消火用散水ノズルに於い
    て、 前記駆動部は、前記ノズル部に供給される前記消火液又
    は消火用水の水流により前記駆動軸を回転させる水車機
    構であることを特徴とする消火用散水ノズル。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の消火用散水ノズル
    に於いて、 前記減速部は減速ギア機構であることを特徴とする消火
    用散水ノズル。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載の消火用散水ノズル
    に於いて、 前記減速部はベルト減速機構であることを特徴とする消
    火用散水ノズル。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5のいずれかに記載の消火用
    散水ノズルに於いて、 前記ノズル部は、内部に開口した流入路を定常監視状態
    で閉鎖状態に支持し火災により所定温度に達したら離脱
    して前記流入路を開放させる感熱分解機構を備えたこと
    を特徴とする消火用散水ノズル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11285547A (ja) * 1998-02-04 1999-10-19 Yokoi Seisakusho:Kk スプリンクラ―ヘッド
JP2000033129A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Hochiki Corp フラッシュ型スプリンクラーヘッド
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JP2001137378A (ja) * 2000-09-29 2001-05-22 Hochiki Corp 消火用散水ノズル
JP2022124832A (ja) * 2021-02-16 2022-08-26 寳坂 昭博 回転式放水ノズル構造による家屋火災の消火方法

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