JPH09298643A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09298643A
JPH09298643A JP8109497A JP10949796A JPH09298643A JP H09298643 A JPH09298643 A JP H09298643A JP 8109497 A JP8109497 A JP 8109497A JP 10949796 A JP10949796 A JP 10949796A JP H09298643 A JPH09298643 A JP H09298643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pattern
correction
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8109497A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoichiro Inoue
元一朗 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8109497A priority Critical patent/JPH09298643A/ja
Publication of JPH09298643A publication Critical patent/JPH09298643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像位置合わせを簡単な操作で容易に実施す
ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複数の感光体51上に略同時に静電潜像
を作るための帯電チャージャ53、各感光体51上の静
電潜像を顕像化するための現像ユニット54、顕像化さ
れた像を転写紙に順次重ねて転写するため転写ベルト5
2と、転写紙に転写された像を固定するための定着部7
とを有する画像形成装置1において、転写ベルト52に
少なくとも2本の間隔をおいて位置する位置検出用の画
像パターン57を形成するとともに、転写ベルト42上
の画像パターン57を画像の進行方向に対して角度をも
って読取るように配設されたCCDセンサ56と、この
CCDセンサ56からの画像位置情報に基づいて露光タ
イミングを調整する位置補正部48とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の感光体を有
し、多色の画像形成が可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の感光体を有する画像形成装置は、
例えば電子写真装置、レーザビームプリンタあるいは印
刷装置等に広く使用されている。このような画像形成装
置にあっては、複数の感光体の画像形成部で形成された
画像を転写紙に順次転写する際、画像の転写位置が画像
形成部毎に所定の位置よりずれると、色味が原稿と異な
ったり、色ずれのある画像となったりして、良好な画質
を得ることができなくなってしまう。
【0003】そこで、例えば特開平1−281468号
公報に見られるように、画像形成部により透明な転写ベ
ルトの搬送方向両側に位置検知用マークを転写し、これ
をマーク読取装置により検出し、その検出信号に基づい
て画像のずれを補正することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術は、透明な転写ベルト上に位置検知用のマーク
を設けており、マークが読出し難い欠点がある。また、
位置検知用のマークは略十字形状をしており、正確に読
取るためにはマーク読取装置に高分解能が要求され、効
果で複雑な構成にならざるを得ない。
【0005】本発明はこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、画像位置合わせを簡単
な操作で容易に実施することができる画像形成装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、複数の感光体上にほぼ同時に静電潜
像を作るための帯電および露光手段、前記各感光体上の
静電潜像を顕像化するための現像手段、顕像化された像
を転写紙に順次重ねて転写するため転写ベルトを備えた
転写紙搬送および転写手段、並びに前記転写紙に転写さ
れた像を固定するための定着手段を有する画像形成装置
において、前記転写ベルトにあらかじめ設定された画像
パターンを形成する手段と、前記転写ベルト上の前記画
像パターンを画像の進行方向に対してあらかじめ設定さ
れた角度で読み取る手段と、この読み取る手段から読み
取られた前記画像パターン情報に基づいて前記露光手段
の露光タイミングを補正する手段とを備えていることを
特徴としている。
【0007】第2の手段は、前記第1の手段における画
像パターンが、第1の感光体上の露光開始位置の近傍に
作成される基準用パターンと、その他の感光体上で前記
基準用パターンと所定の位置関係を保持するように作成
される比較用パターンとから構成され、当該画像パター
ンは前記転写ベルトの転写紙への複写領域外に位置して
いることを特徴としている。
【0008】第3の手段は、前記第1の手段における読
み取る手段が光センサアレイからなり、当該光センサア
レイの並び方向と、前記画像パターンの長手方向との間
の角度は略1〜5度の範囲に設定されていることを特徴
としている。
【0009】第4の手段は、前記第1の手段における画
像パターンが、第1の感光体上の露光開始位置の近傍に
作成される基準用パターンと、その他の感光体上で前記
基準用パターンと所定の位置関係を保持するように作成
される比較用パターンとから構成され、前記補正する手
段は読み取った前記基準用パターンと比較用パターンの
画像位置情報とあらかじめ設定されている画像位置情報
とを比較し、その比較結果に基づいて前記その他の感光
体の露光タイミングを補正することを特徴としている。
【0010】第5の手段は、前記第4の手段における補
正する手段による主走査側の露光タイミングの補正が、
ビーム位置検出信号から画像信号を出力するまでのあら
かじめ設定された時間を前記比較結果に基づいて行われ
ることを特徴としている。
【0011】第6の手段は、前記第4の手段における補
正する手段による副走査側の露光タイミングの補正が、
第1の感光体の露光開始から次の感光体の露光開始まで
のあらかじめ設定されている時間を前記比較結果に基づ
いて行われることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態をカラー画像形成装置を例にとって説明する。
【0013】このカラー画像形成装置は、ブラック(b
k)、イエロー(y)、マゼンタ(m)およびシアン
(c)の作像系を備え、各色毎のトナー像を1枚の記録
紙に重ね転写するカラープリンタである。図1は本発明
の画像形成装置の一実施の形態を示す概略構成図であ
る。同図において、画像形成装置1は、原稿読取部であ
るスキャナ部2、画像処理部であるIPU部3、プリン
タ部を構成する書込み部4と転写部5、そして転写紙を
供給する給紙部6そして定着部7とから基本的に構成さ
れている。
【0014】スキャナ部2は、プラテン21上に置かれ
た原稿7(図2)を照明するランプ22と、リンス23
を通して原稿の画像を撮像するカラー等倍CCDライン
センサ等で構成された撮像素子24と、この撮像素子2
4の出力信号を処理して光の3原色(R,G,B)信号
であるRGBアナログ信号に分解し、かつA/D変換に
よりデジタル信号に変換するスキャナユニット25(図
2)とを有している。これらランプ22や撮像素子24
等は、キャリッジ26に納められ、プラテン21の下方
を移動しながら原稿7の画像情報を読取っていく。
【0015】画像処理部3は、スキャナ部2からのデジ
タル信号を書込み部4の特性に合わせて各色同時に補正
・変換処理する。また、文字部と絵柄部とを認識分離し
それぞれに適した画像処理が施こす。画像処理部3は、
後述するように複数のメモリ板を有し、各色の感光体間
のタイミング調整と多彩な編集機能を実行するために使
用されている。この画像処理部3で生成されたbk、
y、mおよびc成分の各画像信号は、書込み部4に備わ
るレーザドライバ(図示しない)に与えられる。書込み
部4のレーザドライバは、各色成分毎の半導体レーザ
(図示しない)を駆動する。これにより各半導体レーザ
は対応する色成分の画信号で変調されたレーザビーム4
1bk、41y、41mおよび41cを出力する。
【0016】書込み部4において、各レーザビームは、
図示していないコリメートレンズ、シリンドリカルレン
ズ等を介して、ポリゴンミラー42に入力され、4方向
に振り分けられる。振り分けられたレーザビーム41b
kは、fθレンズ43bkを通過した後、第1ミラー4
4bk1 、第2ミラー44bk2 そして第3ミラー44
bk3 により転写部5の感光体51bkに導かれる。レ
ーザビーム41yは、fθレンズ43yを通過した後、
第1ミラー44y1 、第2ミラー44y2 そして第3ミ
ラー44y3 により感光体51yに導かれる。レーザビ
ーム41mは、fθレンズ43mを通過した後、第1ミ
ラー44m1 、第2ミラー44m2 そして第3ミラー4
4m3 により感光体51mに導かれる。レーザビーム4
1cも前記3つのレーザビーム41bk、41yそして
41mと同様に、fθレンズ43cを通過した後、第1
ミラー44c1 、第2ミラー44c2 そして第3ミラー
44c3 により感光体51cに導かれる。このように振
り分けられたレーザビーム41はそれぞれの感光体51
を露光走査する。
【0017】転写部5には、上述した4つの感光体51
と、転写ベルト52とを有している。また、感光体51
bkの周囲には、帯電チャージャ53bk、現像ユニッ
ト54bkおよび転写チャージャ55bk等が配置さ
れ、感光体51yの周囲には、帯電チャージャ53y、
現像ユニット54yおよび転写チャージャ55y等が配
置されている。同様に、感光体51mの周囲には、帯電
チャージャ53m、現像ユニット54mおよび転写チャ
ージャ55m等が配置され、感光体51cの周囲には、
帯電チャージャ53c、現像ユニット54cおよび転写
チャージャ55c等がそれぞれ配置されている。
【0018】一様に帯電された各感光体51に、各色成
分の画信号で変調されたレーザビーム41が照射される
と、各感光体51に対応する静電潜像が形成される。こ
れらの静電潜像は各現像ユニット54により各色成分の
トナーで可視化される。
【0019】これら各色の画像を記録する転写紙は、給
紙部6のトレー61あるいは62から送りローラ63に
より所定のタイミングで転写ベルト52に供給される。
転写ベルト52により搬送された転写紙の先端と、転写
部5の最初の感光体である感光体51bk上の画像の先
端は、感光体51bkの最下点の転写ポイントで一致す
るように紙送りタイミングや画像書込みタイミングが決
められている。転写ベルト52に載置された転写紙が感
光体51bk、51m、51yそして51cの最下点を
通る時、それぞれ転写チャージャ55bk、55m、5
5yそして55cにより各色成分のトナー像が転写され
る。その後、転写紙は定着部6において定着処理を受け
て、外部に排出される。
【0020】なお、転写ベルト52の感光体51cの下
流側には、転写ベルト52に転写された位置検出用画像
パターン57を読取るため、CCDのような撮像素子の
アレイにより補正画像センサを構成するCCDセンサ5
6が配設されている。
【0021】ここで、位置検出用画像パターンと補正画
像センサであるCCDセンサ56との関係を図2と図3
により説明する。図2は、反転ベルト52と補正画像セ
ンサとの関係を説明するための説明図、図3は位置検出
用画像パターンと補正画像センサとの位置関係を説明す
るための説明図である。
【0022】位置検出用画像パターン57は、図2に示
すように、反転ベルト52の搬送方向の片側に、且つ転
写紙への転写領域58の外側に各感光体51によって転
写される。位置検出用画像パターン57は、図3に示す
ように、最初に転写されるブラック色のbkを基準用パ
ターンとし、その横に次に転写されるマゼンタのm、m
も横にその後のイエローのyそしてその横に転写された
シアンのcが比較用のパターンとなる。これら4つのパ
ターンを斜めに横切るように補正画像センサ56が位置
する。補正画像センサ56の傾斜角度は1〜5度の範囲
が好ましく、これにより検出部分が見かけ上拡大される
ことになる。5度以上になると、転写ベルト52におけ
る補正画像センサ56の走査領域が大きくなり、転写紙
への転写領域58が小さくなってしまう。各々の比較用
パターンは補正画像センサ56の読取り範囲内に入るよ
うに近接したレイアウトになっている。
【0023】なお、位置検出用画像パターンは図4に示
すように、基準用パターンであるbkの隣りに比較用パ
ターンであるm、y、cのパターンを一列に並べてもよ
い。これにより、補正画像センサ56の傾斜角度を更に
小さくできるので、検出精度を向上させることができる
が、その処理は若干複雑になる。また、図2にはX方向
の検出のみしか示していないが、XYの2方向を検出す
る場合においても、同様な手段をX方向とY方向にそれ
ぞれもうければよい。
【0024】図5は、全体の電気的な構成の要部を示す
ブロック図で、スキャナユニット25と、IPU部3そ
して書込み部4の構成の要部を示している。スキャナユ
ニット25は、CCD駆動板27と、アナログ処理基板
28そして光学制御板29とを有している。CCD駆動
板27は、撮像素子24を駆動するとともに、タイミン
グ変換や低インピーダンス化および直流成分の除去を行
うための回路等を有する回路基板である。アナログ処理
基板28は、撮像阻素子24の出力を増幅する前段アン
プや、ゼロクランプ/サンプルホールド回路、AGC回
路、暗電流補正やRGBレベル合わせそしてライン間補
正等の種々の補正や1ライン化、更にA/D変換等の変
換処理を行う回路等を有する回路基板であり、そして光
学制御板29はシェーディング補正やドッド補正等の光
学系のための補正回路とインターフェイス回路等を有す
る回路基板である。
【0025】IPU部3は、3つのIPU板31,3
2,33とIPU板メモリ34とを有している。第1の
IPU板31は、主走査変倍、クリエイト、斜体、カラ
ーバッチ、ミラー、色検知、影つけ、ペイント、モザイ
クやOHP等の処理、そしてタイミング制御を行うため
の回路を有する回路基板である。第2のIPU板32は
像域分離やMTF補正を行う回路等を有する回路基板で
ある。第3のIPU板33は、RGBγ、RGB信号変
換、UCR/UCAそしてYMCBγ等を行う回路や、
原稿サイズ検知回路、MTF補正回路、そしてディザ処
理を行う回路等を有する回路基板である。IPU板メモ
リ34は、メモリコントロール1と2を有し、メモリコ
ントロール1は各色の成分により4枚の黒現像コピーを
出力する分色版のための機能や、諧調パターンや格子を
制御する内部パターンのための機能等を記憶するメモリ
を有している。メモリコントロール2は、タイミングの
ズレを補正する副走査方向ディレイの機能や、白黒原稿
へ複数のカラーエリアを編集合成するはめこみ合成や重
ね合成等の各種編集機能等を記憶するメモリを有してい
る。副走査方向ディレイは、GBRの全色を1回のスキ
ャンで行い処理するが、書込みにはbk成分、m成分、
y成分そしてc成分と独立した作像ユニットを有するた
め、1枚の転写紙上に各色のカラートナーを転写する場
合に、タイミングのズレが生じてしまう。そこで、、各
感光体51に画像を書込むタイミングを予めずらし、す
なわち遅らせて、転写タイミング時のずれを0にするの
がこの機構である。
【0026】書込み部4は、同期検知回路や主走査シー
ケンス回路、そしてラインバッファ回路等を回路を有す
る書込制御板45と、レーザダイオード(LD)のパワ
ー制御回路やパルス変調回路等を有するLD制御板46
とを有している。
【0027】書込み部4の書込制御板45には、図6の
ブロック図に示すように、補正画像センサ56のための
画像検出部47と位置補正部48とからなる補正手段が
接続される。これらの構成は、基本的には小型のCPU
等を含む一般的な演算装置とCCDセンサである。すな
わち、画像検出部47は、補正画像センサを構成するC
CDセンサ56の駆動し、このCCDセンサ56の出力
を2値に変換して出力するものである。位置補正部48
は、画像検出部47の出力から転写ベルト51上の画像
情報を読取って内部のメモリに一時記憶するとともに、
その絶対値やデータ間の相対置を予め記憶してある予定
値と比較し、その差分を抽出して加工し、補正値として
書込制御板45に出力するものである。なお、位置検出
用画像パターン57については、IPU板メモリ34
に、図6に示すように、内部パターン35として記憶す
るようにしている。
【0028】上記の位置補正部48の具体的な構成の一
例が図7のブロック図で示されている。すなわち、位置
補正部48はI/Oポート401と、CPU402と、
メモリとしてのROM403とRAM404とから構成
されている。この位置補正部48では、CCDセンサ5
6からの位置検出用画像パターン57の位置情報をRA
M404に一時記憶させる。一方、ROM403には位
置補正部48を動作させるためのプログラムとともに、
位置検出用画像パターン57の本来あるべき基準位置情
報が記憶されている。CPU402はこれらの情報を比
較し、その差分を検出する。
【0029】図8は、基準位置データと読み出された位
置データとの差の発生状況の一例を説明するための図、
図9は図8の場合のCCDセンサ56の出力波形を示す
波形図である。すなわち、図8に示すように、bkパタ
ーンに対して本来mパターンが位置すべき場所は点線で
示されるmの位置であり、CCDセンサ56が読み取り
計算されたmパターンの位置が実線で示されるm′の位
置であるとすると、図9のCCDセンサ56の出力波形
図で説明するように、その間に差X1が存在することに
なる。このX1のデータを後述する書出位置の補正(横
レジスト調整)に利用する。Y方向のデータを検出する
場合も同様である。
【0030】図10は、主走査側の補正を行う主走査補
正装置の一例における電気的な構成を示すブロック図で
ある。この主走査補正装置は、書出位置をマニュアルに
より設定するためのマニュアル設定スイッチ71と、こ
のマニュアル設定スイッチ71からの設定位置データ
と、位置補正部48からの補正位置データとを加算する
加算回路72と、加算回路72からのデータに基づいて
主走査のシーケンスを実実行させるための主走査シーケ
ンス発生回路73とを有している。主走査シーケンス発
生回路73は、書込み系全体のタイミング信号を発生さ
せて、主走査の書込みタイミングを決定するものであ
り、クロック選択回路74を介してクロック発生回路7
5から印加されるクロックパルスによりその動作が制御
される。クロック選択回路74は、クロック発生回路7
5からのクロックと1ライン毎の主走査書込みの直前を
検知した同期信号との同期をとるものである。クロック
発生回路75は、図示しない操作部からのデジタル信号
をアナログ信号に変換するDAコンバータ76および比
較器77を介して制御信号が印加される。VRはマニュ
アルで周波数を設定するためのボリュームである。な
お、同期検知信号は、その構成は図示していないが、同
期シリンダレンズで集光されたビームを光ファイバで書
込制御板に送り、制御板内のフォトダイオードで検知
し、主走査の書込みタイミングを取る公知の信号であ
る。
【0031】主走査側の書出位置の補正は、加算回路7
2により主走査シーケンス発生回路73にマニュアル設
定スイッチ71の情報と合わせて加えられる。マニュア
ル設定スイッチ71は工場での初期設定やサービスマン
の設定に用いられるものである。主走査シーケンス発生
回路73では、同期信号の入力から画像信号の出力まで
の標準クロック数に上記の補正クロック数を加えてシー
ケンスタイミングを生成する。
【0032】図11は、副走査側の補正を行う副走査補
正装置の一例における電気的な構成を示すブロック図で
ある。この副走査補正装置は、IPU板メモリ34内の
副走査方向ディレイを用いて実施する。この副走査方向
ディレイである副走査補正装置は、m成分を記憶するM
メモリ81mと、y成分を記憶するYメモリ81yそし
てc成分を記憶するCメモリ81cの3つのメモリを有
している。これら3つのメモリ81m,81y,81c
の読出しは、それぞれ読出制御回路82m,82y,8
2cを介してbk成分の書出開始によりトリガパルスが
印加され、遅れ行数分をカウントするラインカウンタ8
3m,83y,83cにより制御される。各ラインカウ
ンタ83m,83y,83cは、例えばc成分の場合、
ラインカウンタ83cはc成分の色成分の副走査方向に
おける書出位置をマニュアルにより設定するためのマニ
ュアル設定スイッチ83cと、位置補正部48からの副
走査方向における補正位置データとを加算する加算回路
84cにより基準となるbk成分の画像に対するディレ
イをカウントしている。ラインカウンタ83m,83y
については、図示していなが、c成分の場合と全く同じ
構成になっている。このように副走査の補正は、上記の
主走査の補正と略同様であるが、副走査の場合、書出位
置の補正は、第2の感光体である感光体51m以降のデ
ィレイをカウントしているラインカウンタ83m,83
y,83cのカウント値を補正すればよいことになる。
【0033】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、本
発明によれば、上述のように構成されているので、下記
にような効果を奏する。
【0034】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
位置合わせの自動化が可能になり、品質の良い画像を得
ることができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、画像パター
ンの読出しが正確に行え、制御精度を向上させることが
できる。また、画像パターンが転写ベルトの転写紙への
複写領域外に位置しているので、転写紙に対しては何等
影響がなく、転写紙領域から画像パターンを削除するよ
うな操作も必要がない。
【0036】請求項3記載の発明によれば、検出部分が
見かけ上拡大されたことになり、処理が容易になる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、転写すべき
画像データがなくても位置調整が可能になり、常に安定
した状態を保持することができる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、既存の画像
形成装置の構成を利用でき、安価に提供することができ
る。
【0039】請求項6記載の発明によれば、既存の画像
形成装置の構成を利用でき、副走査側の位置補正も行え
る画像形成装置を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施の形態を示す概
略構成図である。
【図2】反転ベルトと補正画像センサとの関係を説明す
るための説明図である。
【図3】位置検出用画像パターンと補正画像センサとの
位置関係を説明するための説明図である。
【図4】位置検出用画像パターンの変形例を説明するた
めの説明図である。
【図5】実施の形態における全体の電気的な構成の要部
を示すブロック図である。
【図6】図5の構成に接続される自己補正手段の構成を
示すブロック図である。
【図7】位置補正部の具体的な構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図8】基準位置データと読み出された位置データとの
差の一例を説明するための図である。
【図9】図8の場合のCCDセンサ56の出力波形を示
す波形図である。
【図10】主走査側の補正を行う主走査補正装置の一例
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図11】副走査側の補正を行う副走査補正装置の一例
の電気的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 スキャナ部 3 IPU部 4 書込み部 5 転写部 6 給紙部 7 定着部 34 IPU板メモリ 45 書込制御板 47 画像検出部 48 位置補正部 51 感光体 52 転写ベルト 53 帯電チャージャ 54 現像ユニット 55 転写チャージャ 56 CCDセンサ 57 位置検出用画像パターン 73 主走査シーケンス発生回路 75 クロック発生回路 74 クロック選択回路 83 ラインカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の感光体上にほぼ同時に静電潜像を
    作るための帯電手段および露光手段、前記各感光体上の
    静電潜像を顕像化するための現像手段、顕像化された像
    を転写紙に順次重ねて転写するため転写ベルトを備えた
    転写紙搬送手段および転写手段、並びに前記転写紙に転
    写された像を固定するための定着手段を有する画像形成
    装置において、 前記転写ベルトにあらかじめ設定された画像パターンを
    形成する手段と、 前記転写ベルト上の前記画像パターンを画像の進行方向
    に対してあらかじめ設定された角度で読み取る手段と、 この読み取る手段から読み取られた前記画像パターン情
    報に基づいて前記露光手段の露光タイミングを補正する
    手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像パターンは、第1の感光体上の
    露光開始位置の近傍に作成される基準用パターンと、そ
    の他の感光体上で前記基準用パターンと所定の位置関係
    を保持するように作成される比較用パターンとから構成
    され、前記転写ベルトの転写紙への複写領域外に位置し
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取る手段は光センサアレイから
    なり、当該光センサアレイの並び方向と、前記画像パタ
    ーンの長手方向との間の角度は略1〜5度の範囲に設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像パターンは、第1の感光体上の
    露光開始位置の近傍に作成される基準用パターンと、そ
    の他の感光体上で前記基準用パターンと所定の位置関係
    を保持するように作成される比較用パターンとから構成
    され、前記補正する手段は読み取った前記基準用パター
    ンと比較用パターンの画像位置情報とあらかじめ設定さ
    れている画像位置情報とを比較し、その比較結果に基づ
    いて前記その他の感光体の露光タイミングを補正するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記補正する手段による主走査側の露光
    タイミングの補正は、ビーム位置検出信号から画像信号
    を出力するまでのあらかじめ設定された時間を前記比較
    結果に基づいて補正することを特徴とする請求項4記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記補正する手段による副走査側の露光
    タイミングの補正は、第1の感光体の露光開始から次の
    感光体の露光開始までのあらかじめ設定されている時間
    を前記比較結果に基づいて補正することを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
JP8109497A 1996-04-30 1996-04-30 画像形成装置 Pending JPH09298643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8109497A JPH09298643A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8109497A JPH09298643A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09298643A true JPH09298643A (ja) 1997-11-18

Family

ID=14511762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8109497A Pending JPH09298643A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09298643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103120A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103120A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4503411B2 (ja) * 2004-10-05 2010-07-14 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5576753A (en) Image forming apparatus which performs registration correction for plural image
JP4379508B2 (ja) 画像形成装置、階調補正方法、及び階調補正プログラム
US7071957B2 (en) Image forming apparatus and color-misregistration correcting method
JP4988261B2 (ja) 画像形成装置
JPH0635287A (ja) 多重画像形成装置におけるカラーレジずれの補正方法
JPH0250176A (ja) レーザプリンタの記録歪補正装置
JPH0927879A (ja) 画像形成装置、画像処理装置及び方法
JP2007049338A (ja) カラー画像処理装置、カラー画像処理方法ならびにカラー画像処理プログラム
JPH05333652A (ja) 画像形成装置
JPH09298643A (ja) 画像形成装置
US5852461A (en) Image formation system and color misregistration correction system
JP2000258972A (ja) カラー画像形成装置
JP2748971B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH09314911A (ja) 画像形成装置
JP2002029085A (ja) 画像形成装置
JPH01207764A (ja) 画像形成装置
JPH04317247A (ja) デジタルカラー複写機
JPS62296660A (ja) ビ−ム走査装置
JP7472695B2 (ja) 画像形成装置
US6486973B1 (en) Image forming apparatus and method for correcting density level of pixel data corresponding to each dot in a dot image
JP3998856B2 (ja) 画像形成装置
JP2011145687A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2543508B2 (ja) カラ−画像形成装置
JPS62148268A (ja) デジタルカラ−記録装置
JPH0752468A (ja) 多重画像サイズ補正装置