JPS62296660A - ビ−ム走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （技術分野） 本発明はディジタル複写機、レーザープリンタ等におけ
るビーム走査装置に関する。

（従来技術） まず、第１図、第２図に従ってレーザーカラープリンタ
について説明する。

一般にフルカラーの画像出力が可能なカラープリンタは
、出力しようとする画像をイエロー（Ｙと略記）、マゼ
ンタ（Ｍと略記）、シアン（Ｃと略記）に色分解し、そ
れぞれの画像信号を適当なインターフェースを介して受
は取り、その信号に基づいてＹ、Ｍ、Ｃの単色画像を生
成し、それらを重ね合わせてフルカラー画像を得る。ま
たＹ。

Ｍ、Ｃの他にブラック（ＢＫと略記）を用いることがあ
る。

これは印刷業界で行われる、すみ版に対応するブラック
の出力を行うためである。Ｙ、　Ｍ、　　Ｃの３色を用
いて表現する色は、等量分のＹ、Ｍ、Ｃに対応するＢに
を含んでいるので、同し色をＢＸとＹ、Ｍ、Ｃの何れか
２色によって表現できる。

Ｂイに対応する等量のＹ、　Ｍ、　　Ｃを取り去ること
が下色除去（ＵＣＲ）であり、置き換えられるＢＭがす
み版である。レーザーカラープリンタでは、色再現とは
別のメリットとしてＵＣＲを行うとトナーの消費量が減
り、出力画像の厚みが軽減され、定着負荷も軽減される
利点がある。従って、一般にはトナー像は４回形成され
４回転写される。

図において画像信号で変調されたレーザー光は、レーザ
ー光源１７Ｂ、より発せられ、回転モータＩＢｇで回転
されている回転多面鏡１８Ｂｘで偏向される。偏向され
たレーザー光は結像レンズ２０８ｗを開始、感光ドラム
８ＢＫ上の所定位置を走査する。このビーム走査は主走
査と呼ばれ、その方向は主走査方向と呼ばれる。回転多
面鏡１８Ｂｘの回転によってレーザー光は感光ドラム８
Ｂ、上の一直線上を同一方向に繰り返し走査される。

感光ドラム８８Ｋが矢印の方向に回転することにより、
感光ドラム８Ｂ８上の周方向にもレーザー光が走査され
（この走査は副走査と呼ばれ、この方向（反回転方向）
は副走査方向と呼ばれる）レーザー光は感光ドラム８Ｂ
Ｋ上をラスクスキャンする。コロナ放電器７８ｘにより
初期帯電された感光ドラム８ＢＫは、レーザー光が画像
信号に従って走査されると、所定の露光エネルギーを受
けた部分の電荷が除去され、ドラム８ＢＫ上に静電潜像
が形成される。現像器２Ｂｘにより、帯電したトナーを
感光ドラム８Ｂイ上の露光部分に付着させ、静電潜像を
現像する。この顕画像は転写紙に転写される。８Ｖ、８
Ｎ＋　　ａｃについても同様の工程が行われる。

一方、給紙コロ４によってトレイ５から給紙された転写
紙は、搬送ベルトＩ３により矢印方向に搬送される。搬
送ベルト１３は、例えば、マイラで形成され、いくつか
のローラで回転駆動されている。感光ドラムと搬送ベル
ト１３との接触点が転写位置であり、転写放電器９　（
ＢＫ、Ｙ、Ｍ。

Ｃ）によって、各色トナーが転写紙上に吸引される。各
色のトナー像が転写された転写紙は、分離爪２０により
搬送ベルト１３から分離され、熱ロールを用いた定着ユ
ニット１１を通過し、それにより色重ねしたトナー像が
定着され、排紙ローラ１２によりトレイ１６に排紙され
る。

上記の構成の他に、第３図のような１つまたは２つの偏
向器で複数のレーザ光を走査するものであっても良い。

次に、第７図を用いてレーザープリンタの書き出し位置
の設定方法について説明する。一般に各ライン（主走査
方向）毎に書き出し位置を一定にするため、画像記録の
前走査の段階でレーザー光が特定位置に到来したことを
検出して、検出信号を形成するビーム検出手段１９（例
えばＰＩＮフォトダイオード）を設け、ビーム検出手段
１９からの出力信号を基準とし、所定の時間（画像クロ
ックを所定数だけカウントすることにより計数する）経
過後、感光ドラム８へのレーザー光の画像記録開始を行
う方法が行われている。

第４図は画像記録開始のタイミングを示す図であり、（
ａ）は画像クロック、（ｂ）はビーム検出手段からの出
力信号、（Ｃ１は画像記録開始タイミングパルスをそれ
ぞれ示している。ビーム検出手段１９からの出力信号の
立ち上がる時刻と画像クロックとは非同期であるので、
最大１クロック分の書き込みタイミングずれが生じる。

しかし、このずれは種々の方法（特開昭５６−１６２６
７３号公報。

特開昭５８−３２８４３号公報、特開昭６０−１５３２
５９号公報等に開示の技術）が考えられており、はぼ補
正させることが出来る。よって各ライン毎に書き出し位
置を一定にすることが出来る。

尚、第４図においてＡはビーム検出手段位置、Ｂは所定
の書き出し位置、Ｃは実際の書き出し位置、Ｎはクロッ
クのカウント数、ｔはビーム検出手段からの出力信号と
画像クロックとの時間のすれ、又所定の書き出し時期（
位置）と実際の書き　　　　　−出し時期（位置）との
ずれ、Ｔ′はビーム検出手段からの出力信号から実際の
書き出し時期までの時間である。一般に書き出し位置の
設定は、画像クロックのカウント数Ｎ　（Ｎは整数）を
設定することによ□り行われているので、その調整はカ
ウント数Ｎを変えても１クロック単位の調整しか出来な
い。よって第５図のように、所望の書き出し位置Ｅ　（
ｌを設定しても、ビーム検出手段１９からの出力信号か
ら画像記録開始までの時間Ｒ（ｔｌ〔ビーム検出手段１
９の位置から書き出し位ｒＩｔ、Ｅ（Ｉりまでの距１ｉ
１Ｒ（７り　）は常に画像クロックの整数倍となるわけ
ではないので、最大エフロツク分の位置ずれｒ　（１）
が生じる〔ここで、文字の後ろにつく（ｔ）は時間、タ
イミングを表し、（１）は距離１位置を表している〕。

尚、第５図において（ｄｌはビーム検出手段からの出力
信号、（ｅｌは出力信号＋ｄ）に同期した画像クロック
、（ｆｌは画像記録開始タイミングパルスを示し、また
、Ｄはビー１、検出手段位置（時期）、Ｅは所定の書き
出し位置（時期）、Ｆば実際の書き出し位置（時期）、
Ｓは画像クロックの周期（１ドツト間）、Ｎはクロック
のカウント数、Ｒは所望のビーム検出手段からの出力信
号から画像記録開始までの時間（距離）、Ｒ′は実際の
ビーム検出子　一段からの出力信号から画像記録開始ま
での時間（距離）、ｒはＲとＲ′との時間差くずれ）を
示す。　前述のような構成のレーザーカラープリンタで
は、各色の書き出し位置の設定、調整を各色毎に上記の
方法を行うことにより行われている。

よって、各色の書き出し位置は、１クロック単位の調整
しか出来ないため、最大１クロック分の位置ずれが生じ
る。この位置ずれは、転写紙上において、画像の色すれ
となって現れ、画質は著しく低下する。

（目的） 本発明はこの様な従来例の欠点を解消［７、レーザープ
リンタ等のビーム走査装置にｊ５いて、１ドツト以内の
レジスト調整を可能とすることを目的とする。

（構成） この目的のために本発明はビーム検出手段からの出力信
号を任意の時間、遅延させ、これによって画像古き出し
位置を任意に設定可能としたちのである。

本発明を第６図を以て説明する。第６図はビーム検出手
段出力信号と画像記録開始タイミングとの関係を示した
図である。図において（Ｉ；）はビーム検出手段からの
出力信号、（ｈｌは１時間遅延させた出力信−号、＋ｉ
１は（ｈｌに同期した画像りじ１ツク、（Ｊｌは画像記
録開始タイミングパルスである。前述のような調整方法
で調整された書き出し位置がＦ（ｇであるとする。ビー
ム検出手段位置Ｄ　（１２＞とＦ　（ｌまでの距離をＲ
’　　（Ｉりとする。Ｆ（Ｊ）から所望の書き出し開始
位！Ｅ　（Ｊ）までのずれをｒ　　（＃）とする。（こ
こでｒ（４）は１ドツト間距離Ｓ　（ｊりよりも小さい
値である）このずれｒ　（Ｉ２）を時間ｒ　（ｔ）に換
算する（ここでｒ（ｔｌは画像クロックの周期ｓ　（ｔ
ｌよりも小さい値である）。ビーム検出手段１９からの
出力信号を遅延時間設定手段および遅延手段によりｒ　
（ｔ１時間遅延させる（この信号を（ｈ）とする）。よ
って、この操作を行うことにより、画像クロックは（ｈ
ｌに同期し、ビーム検出手段１９からの出力信号から画
像記録開始タイミングまでの時間はＲ（ｔ）　（＝　Ｒ
’　（ｔｌ＋　ｒ（ｔ）〕となり、所定の書き出し位Ｍ
Ｅ　（ｉ！”）の位置で書き出しを開始させることが出
来る。

第８図は本発明の構成を示すブロック図である。

同において、１９はビーム検出手段、２３はビーム検出
手段からの出力信号の遅延時間を設定する遅延時間設定
手段、２２はビーム検出器からの出力信号を、遅延時間
設定手段２３により設定された時間だけ遅延させる遅延
手段である。またＨ３はビーム検出手段からの出力信号
、Ｈｓ　′は遅延出力信号を示す。

第９図に本発明の回路構成の一実施例を示す。

図において２４番よＰＩＮフ第１〜ダイメート、２５は
信号増幅部、２６は波形整形部、２７は遅延回路（ディ
レィライン）、２８はデータセレクタである。

ビームを検知したＰＩＮフォトダイオード２４からの出
力信号は、信号増幅部２５で増幅され、波形整形部２６
で波形整形され、デ・イレイライン２７に入力し、各種
の遅延時間をもった信号をデータセレクタ２８に入力す
る。データセレクタ２８のデータ選択信号を、例えばデ
ジタルスイッチ２９で所望の値に設定することにより、
フーータセレクタ２８から、所望の遅延時間に遅延され
た信号が出力される。画像クロックはこの信号に同期し
、所望の書き出し位置から書き出しが行われる。

前述のようなレーザーカラープリンタにおいて、各色に
ついて上記の書ぎ出し位置調整を行うことにより、各色
の主走査方向の位置ずれは補正され、転写紙上において
は画像の色ずれは少なくなり、画質の良好な鮮明な画像
を得られる。

尚、本文において、主に本発明をレーザーカラープリン
タに適用した例について述べたが、本発明はレーザーカ
ラープリンタに限るものではなく、ビーム検出手段の出
力信号を基準とし、所定の時間が経過した後、画像記録
を開始するビーム走査装置（例えば、単色のレーザープ
リンタ、銀塩本式の記録装置等）に適用することが出来
、１ドツト以内の画像記録開始位置調整を行うごとが出
来るものである。また、本発明の回路構成は第９図に限
らず、同様の作用をもつものであれば他の構成であって
も構わない。

（効果） 本発明は以上述べた通りのものであり、本発明に係るビ
ーム走査装置によれば１ドツト以内の画像記録位置調整
が可能となるので画像ずれのない良好な画質が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるレーザーカラープリンタの
概略構成図、第２図はその要部の外観図、第３図は第２
図と同様の要部の他の例を示す外観図、第４図は画像記
録開始のタイミングチャート、第５図は同、所望の書き
出し位置を設定したタイミングチャート、第６図は本発
明による書き出し位置のタイミングチャート、第７図は
レーザープリンタの書き出し位置の設定を説明するため
の光学系を示す外観図、第８図は本発明の要部ブロック
図、第９図はその具体的回路例を示す図である。 １７・・・ビーム発生手段、１８・・・偏向手段、１９
・・・ビーム検出手段、２２・・・遅延手段、２３・・
・遅延時間設定手段。 第１区 ＋７Ｃ１７Ｍ　　＋７Ｙ　　　１７８に第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ビームを発生するビーム発生手段と、前記ビーム発生手
   段で発生したビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手
   段で偏向したビームが特定位置に到来したことを検出し
   て検出信号を出力するビーム検出手段を備え、前記ビー
   ム検出手段の出力信号を基準とし、所定の時間が経過し
   た後、画像信号によるビームの変調を開始するビーム走
   査装置において、ビーム検出手段の出力信号の遅延時間
   を任意の値に設定する、遅延時間設定手段と、前記ビー
   ム検出手段からの信号を前記遅延設定手段により設定さ
   れた時間だけ遅延させる遅延手段を備え、画像書き出し
   位置を任意に設定可能としたことを特徴とするビーム走
   査装置。