JPH09296570A - 二重折板屋根構造 - Google Patents

二重折板屋根構造

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JPH09296570A
JPH09296570A JP8132582A JP13258296A JPH09296570A JP H09296570 A JPH09296570 A JP H09296570A JP 8132582 A JP8132582 A JP 8132582A JP 13258296 A JP13258296 A JP 13258296A JP H09296570 A JPH09296570 A JP H09296570A
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plate roof
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heat insulating
roof
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Gantan Funaki
元旦 舩木
Noboru Yamasaka
昇 山坂
Kazuyuki Nishizawa
和幸 西澤
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Gantan Beauty Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性能を低下させることなく、施工性に優
れ、屋根板の腐食を防止することができる二重折板屋根
構造を提供する。 【解決手段】 外側折板屋根と内側折板屋根の間に断熱
材を介在させた二重折板屋根構造にあって、前記外側折
板屋根は、面板部11の左右側縁を外側上方へ立ち上げ
た側部12を有する外側折板屋根板1からなり、施工状
態において左右方向に谷部と山部とが連続する構造であ
り、前記断熱材3は、非透水性の素材、又は少なくとも
上面側を非透水処理した素材からなり、外側折板屋根と
内側折板屋根との間の空間に近似する形状に成形すると
共に、谷部上面側に軒棟方向に連通する排水空隙31を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外側折板屋根と内
側折板屋根の間に断熱材を介在させた二重折板屋根構造
に関し、特に断熱性能を低下させることなく、施工性に
優れ、屋根板の腐食を防止することができる二重折板屋
根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高い断熱性が要求される体育館や
工場、倉庫等の中・大型建築物には、例えば特公平6−
84659号公報に示されるような上葺材と下葺材との
間に断熱材としてグラスウールを充填した断熱二重折板
屋根がある。このような二重折板屋根には当然高い断熱
性が期待されるが、以下のような問題を有していた。上
葺材(外側折板屋根板)に不測の漏水を生じたり、内部
結露が生じると、グラスウールが水潤する。このグラス
ウール等の繊維系断熱材は水潤により著しく断熱性能が
低下するという特性を有し、且つ高い保水性を有するの
で、一旦不測の漏水や内部結露が生ずると水潤、保水域
が拡大して経時と共に断熱性能の低下が促進される。通
常、二重折板屋根に用いられるグラスウールは、断熱性
能上の欠損箇所を生じさせないように低密度で、輸送時
にはロール状の柔軟性に富んだものが用いられるが、屋
根上の作業として所謂“コシのない”グラスウールを隙
間なく敷設することは極めて困難である。
【0003】また、前記施工性の問題を解決するため、
上・下葺折板間の空隙の断面形状に合致するように成形
された断熱ボード(発泡プラスチック成形品)を使用す
るものとして、実公平7−40571号公報に示される
二重折板屋根がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記断
熱ボードを使用する二重折板屋根は以下のような問題を
有していた。断面形状に合致するよう形成された断熱ボ
ードを上葺折板や下葺折板と隙間なく敷設(重合)させ
るので、不測の漏水や内部結露が生じた場合は、水分は
上葺折板又は下葺折板と隙間に保持され、毛細管現象に
より軒側に流下しづらく、むしろ広域に拡散して下葺折
板からの漏水を引き起こす危険性があった。さらに、毛
細管現象による保水は容易に解消されないので、直ちに
漏水事故に至らないまでも高湿度状態が長期間維持さ
れ、上葺折板の裏面及び下葺折板の表面の腐食を促進さ
せるものであった。また、上葺折板及び下葺折板は、一
般に建築物の軒棟長さに略等しい長尺材として現場でロ
ール成形されるが、このような長尺材は、材料特性や成
形上の特性及び荷揚げ作業等により、その長さ方向に反
り等の歪みが生じ易い。そのため、断面形状に合致する
ほどまで隙間のない形状に断熱材を成形すると、むしろ
施工性が低下したり、施工後の上葺折板の表面にポケッ
トウェーブが発生したりするといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記事情に鑑み
提案されたもので、外側折板屋根と内側折板屋根の間に
断熱材を介在させた二重折板屋根構造にあって、前記外
側折板屋根は、面板部の左右側縁を外側上方へ立ち上げ
た側部を有する外側折板屋根板からなり、施工状態にお
いて左右方向に谷部と山部とが連続する構造であり、前
記断熱材は、非透水性の素材、又は少なくとも上面側を
非透水処理した素材からなり、外側折板屋根と内側折板
屋根との間の空間に近似する形状に成形すると共に、谷
部上面側に軒棟方向に連通する排水空隙を形成したこと
を特徴とする二重折板屋根構造に関する。
【0006】また、本発明は、外側折板屋根と内側折板
屋根の間に断熱材を介在させた二重折板屋根構造にあっ
て、前記外側折板屋根は、面板部の左右側縁を外側上方
へ立ち上げた側部を有する外側折板屋根板からなり、施
工状態において左右方向に谷部と山部とが連続する構造
であり、前記断熱材は、非透水性の素材、又は表面を非
透水処理した素材からなり、外側折板屋根と内側折板屋
根との間の空間に近似する形状に成形すると共に、谷部
上面側及び谷部下面側に軒棟方向に連通する排水空隙を
それぞれ形成したことを特徴とする二重折板屋根構造を
も提案するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の二重折板屋根構造は、概
して外側折板屋根(1)と内側折板屋根(2)の間に特
定形状の断熱材(図1等の屋根構造に用いた谷部上面側
のみに排水空隙を形成させるものを断熱材3とし、図1
3等の屋根構造に用いた谷部上面側及び谷部下面側の両
方に排水空隙を形成させるものを断熱材8とした)を介
在させた構成である。
【0008】前記外側折板屋根に用いる外側折板屋根板
1は、基本的に中央に面板部11を、その左右側縁に外
側上方へ傾斜状に立ち上げた側部12を有する構成であ
り、表面化粧鋼板、ラミネート鋼板、メッキ鋼板、ステ
ンレス鋼板、アルミ合金板、チタン合金板、銅板、真鍮
板、鉛板等の公知の金属素材、炭素繊維積層板、硬質樹
脂板等より成形され、素材が金属板の場合にはロール成
形、或いはプレス成型、或いは両者の組合せにより成形
(成型)される。素材が非金属素材の場合には、主に型
成型により成型される。また、その素材厚は特に限定す
るものではないが、概ね0.4乃至1.6mm程度であ
る。この外側折板屋根板1は、3乃至10m程度の定尺
材に工場生産して現場に搬入し、重ね継ぎやシーリング
等公知の接続手段によって、接続、施工しても良い。こ
のように定尺材とした場合には工場内生産にて製品精度
を高く維持することができるので、強度、雨仕舞等屋根
板の要求性能を高レベルに発揮することができる。これ
に対し、現場成形による長尺材は、荷揚げや取り回しに
伴う変形要素が多い。また、搬送や据付けの関係上、現
場成形用の成形機は、工場据付け専用の成形機よりも簡
易タイプとならざるを得ないので、精度管理面で現場成
形機は工場据付けの成形機より劣る。尚、定尺材におけ
る軒棟方向の重合部(端縁)には、雨仕舞対策としてリ
ブやパッキン等の止水機能を付与しても良い。また、左
右の接合構造(葺き形式)については、特に限定するも
のではなく、例えば重ね式(重合ボルト締め式)、はぜ
締め式、嵌合式、或いはそれらの複合形式といった公知
の葺き形式を適宜に選択することができる。図1の二重
折板屋根構造に用いられる外側折板屋根板1は、側部1
2の先端を外側へ略水平状に折曲し、さらにその先端を
外側下方へ折曲した重合片121を形成し、左右に隣接
する外側折板屋根板1,1の重合片121,121を重
合してボルト締め(保持金具4A)することにより接合
している。尚、この外側折板屋根板1の裏面には、結露
防止及び防音対策上、ポリエチレンフォーム等の裏貼り
材を添装しても良い。
【0009】前記内側折板屋根は既設の折板屋根を含む
が、この内側折板屋根に用いる内側折板屋根板2は、前
記外側折板屋根板1と同様に基本的に中央に面板部21
を、その左右側縁に外側上方へ傾斜状に立ち上げた側部
22を有する構成であって、前記外側折板屋根板1の説
明に記載したものと同様の素材にて同様に成形すること
ができる。図1の二重折板屋根構造に用いられる内側折
板屋根板2は、同図における外側折板屋根板1と全く同
一であって、左右の接合についても同様で、左右に隣接
する内側折板屋根板2,2の重合片221,221を重
合してボルト締め(保持金具4B)することにより接合
している。尚、この内側折板屋根板2の裏面には、防火
対策上、ガラス繊維系の防火用裏張り材を添装しても良
い。
【0010】前記断熱材3,8は、前記外側折板屋根板
1と前記内側折板屋根板2との間の空間に近似する形状
に成形すると共に、断熱材3は谷部上面側に軒棟方向に
連通する排水空隙31を形成した構成、断熱材8は谷部
上面側及び谷部下面側にそれぞれ排水空隙81A,81
Bを形成した構成であって、スチレン、ウレタン、フェ
ノール等の発泡樹脂による非透水性の素材、又は公知の
繊維系断熱材等の表面をポリエチレンや塩ビ等のフィル
ムで被覆(断熱材3では少なくとも上面側を被覆、断熱
材8では表面全部を被覆)する等の非透水処理を施した
素材からなる。尚、前記発泡樹脂系の断熱材3,8は、
防火・耐熱性の見地から、自己消火性を有するか、それ
以上の性能を有するポリマーであることが望ましい。図
1の二重折板屋根構造には谷部上面側のみに排水空隙が
形成される断熱材3が用いられているが、この断熱材3
は谷部以外では外側折板屋根板1と内側折板屋根板2と
の間の空間に近似する形状であって、谷部に相当する部
分が空間幅よりも薄肉に成形されることにより、排水空
隙31が形成される構成である。
【0011】図1の二重折板屋根構造の施工は、概ね以
下の手順で行われる。まず、梁や母屋等の鉄骨下地5上
に、連続する角波状の内側折板受け金具(タイトフレー
ム)4Cを取付けて、これに内側折板屋根板2を敷設
し、内側保持金具4Bで内側折板受け金具4Cに一体に
固定する。次に、形成された内側折板屋根の山部に位置
する内側保持金具4Bに外側保持金具4Aを一体に固定
する。そして、前記断熱材3を内側折板屋根上に敷設
し、前記内側折板屋根板2と同様に外側折板屋根板1を
敷設固定する。外側保持金具4Aの頭部はパッキングや
シール材を介在させる等して非透水処理する。尚、この
図1の二重折板屋根構造には、折板屋根を保持するため
の保持具として、内側折板受け金具4C、内側保持金具
4B、外側保持金具4Aを用いたが、従来公知のタイト
フレームや断熱ボルト、断熱保持金具等を折板屋根の葺
き形式に併せて使用すれば良く、特にその構成を限定す
るものではない。これらの保持具としては、通常1.2
乃至2.3mm程度のステンレス鋼板やメッキ鋼板等の
プレス加工品が用いられる。また、下地5は、前記のよ
うに梁や母屋等の鉄骨が一般的であるが、これに限定さ
れるものではなく、例えばコンクリート造の躯体上に鉄
骨や木材の小屋組をする場合もあるし、下地調整された
コンクリート面に直接内側折板受け金具4Cを取付ける
場合もある。したがって、釘、ビス、アンカー、溶接等
の固定手段によって前記内側折板受け金具4Cが取付可
能な全ての建築躯体を用いることができ、躯体上に断熱
その他の必要に応じて木毛セメント板等のボード類を敷
設した全ての下地を含む。
【0012】この図1の二重折板屋根構造において、断
熱材3は水を吸収することがないので、外側折板屋根に
不測の漏水や結露が生じても断熱性能の低下を招くこと
がない。しかも、屋根表面に作用する暴風雨等の直接的
な外部圧力を殆ど受けない排水空隙31が形成されてい
るので、速やかに漏水や結露水を軒側に流下させること
ができ、毛細管現象によるさらなる漏水や外側折板屋根
板1の腐食を防止することができる。したがって、漏水
や腐食の可能性のない二重の雨仕舞が可能な屋根構造と
することができる。また、断熱材3は、内側折板屋根と
外側折板屋根との間の空間の近似形状に形成されている
が、前記従来技術のように隙間なく敷設するものではな
いので、外側折板屋根板1や内側折板屋根板2に成形歪
みや躯体誤差等があっても、断熱材3の敷設作業を容易
に行うことができ、さらには前記要因によって外側折板
屋根の意匠性を低下させることがない。
【0013】さらに、前記の排水空隙31は自然対流に
よる空気流通が可能な大きさであるから、棟側に適宜サ
イズの排気口を設ければ、屋根構造内の湿気を早期に取
り除く流通空間として利用することもできる。また、断
熱材3を、外側折板屋根板1の裏面か内側折板屋根板2
の表面と予め一体化しておくと、敷設作業の工数が減ぜ
られるので、施工性が向上する。さらに、断熱材3の裏
面側へ水が侵入することがないため、内側折板屋根には
必ずしも雨仕舞機能を必要としないので、例えば内側折
板屋根板2に適宜間隔で吸音用の孔を多数設けるように
しても良い。この場合の二重折板屋根構造には、高い吸
音性が期待できる。
【0014】図2,3に示す二重折板屋根構造は、外側
折板屋根板1、内側折板屋根板2、及び断熱材3が軒棟
方向に連続する長尺材ではなく、それぞれ定尺材であっ
て、谷部(面板部11,21)が幅広に形成されている
以外の構成は前記図1と同一であるから同一符号を付し
て説明を省略する。この屋根構造では、図3に示すよう
に棟側の外側折板屋根板1の軒端(重合部13)を軒側
の外側折板屋根板1の棟端(被重合部14)に重合さ
せ、内側折板屋根板2についても同様に重合(重合部2
3,被重合部24)し、棟側の断熱材3の軒端に形成し
た重合継ぎ目片32を軒側の断熱材3の棟端に形成した
被重合継ぎ目部33に重合させる構成である。尚、重合
継ぎ目片32の軒端の厚肉部分と被重合継ぎ目部33の
棟端の突起部分とは毛細管現象による侵水を防止する空
間部を介して鈎状に組み合わせられているので、この断
熱材3の上面を結露水などが棟側から軒側へ流下するこ
とがあっても前記の継ぎ目において逆流したり断熱材3
の裏面に水分が侵入することがなく、実質的にこの継ぎ
目は非透水処理されている。
【0015】この図2の二重折板屋根構造においては、
外側折板屋根板1も内側折板屋根板2も断熱材3も定尺
材としたので、少人数での敷設作業が可能となり、施工
性、作業性の安全性が共に向上する。また、外側折板屋
根板1の重合部と断熱材3の継ぎ目とを軒棟方向に離反
させたので、屋根表面に作用する暴風雨等の直接的な外
部圧力の影響による漏水危険性を確実に減少させること
ができる。この場合、内側折板屋根板2の重合部と断熱
材3の継ぎ目も軒棟方向に離反させているので、同様の
効果が奏され、このような三重の構成においては、事実
上、外部圧力の影響を受けることがない。
【0016】図4,5に示す二重折板屋根構造は、前記
図2と同様に外側折板屋根板1、内側折板屋根板2、及
び断熱材3が定尺材であって谷部が幅広に形成されてい
るが、断熱材3の谷部における断面形状が異なる。ま
た、図5に示すように外側折板屋根板1の重合部にはシ
ール材6を介在させている。この屋根構造では、図5に
示すように断熱材3の谷部に上端が外側折板屋根板1の
裏面に近接する支持条部34を複数設けた構成であり、
これら支持条部34の配設間隔が排水空隙31となる。
【0017】この図4の二重折板屋根構造においては、
支持条部34が外側折板屋根板1の面板部11に作用す
る正荷重を受け止めるので、排水空隙31が潰されて排
水機能が消失することがなく、面板部11の変形を抑制
する機能をも果たす。
【0018】図6に示す二重折板屋根構造に用いられる
断熱材3は、複数の素材を積層してなるものであって、
圧縮可能な素材を含む構成である。即ち、同図における
断熱材3は、スチレン、ウレタン、フェノール等の発泡
樹脂による非透水性の素材、又は公知の繊維系断熱材等
の表面をポリエチレンや塩ビ等のフィルムで被覆する等
の非透水処理を施した素材からなる上層材3Aと、圧縮
可能な素材である下層材3Bとからなり、この下層材3
Bとしてはグラスウール等の繊維系断熱材やクッション
性の高い発泡樹脂等を用いることができる。尚、前記断
熱材3の樹脂系材料部分は、防火・耐熱性の見地から、
自己消火性を有するか、それ以上の性能を有するポリマ
ーであることが望ましい。
【0019】この図6の屋根構造に用いた断熱材3は、
図7(b)に示すように輸送時等に積み重ねた場合には
下層材3Bが圧縮変形され、図7(a)に示すような単
独時における容積より小さくすることができるものであ
り、それにより輸送コストを抑制することができる。
【0020】図8は断熱材3を定尺材にした場合の継ぎ
目における防水処理のバリエーションを示すものであ
り、断熱材3,3の端面どうしを突き合わせて接続する
場合は同図(a),(b)のように防水テープ6Aを上
面に貼着させれば良い。また、断熱材3,3の端部どう
しを一部重合させて接続する場合にあって、溜まり溝が
形成される際には、同図(c),(d)のように水膨張
性シール6Bを介在させることにより非透水処理すれば
良い。
【0021】図9,10に示す二重折板屋根構造は、完
全嵌合タイプの折板葺形式であること以外は、それぞれ
前記図1,4の二重折板屋根構造と同様の構成である。
そして、外側折板屋根板1及び内側折板屋根板2の各側
部12,22の上方に外側へく字状に折曲された嵌合部
122,222が形成され、その上方にはへ字状に折曲
され、且つ先端が下方へ折曲された被着部が形成された
構成である。また、これらの外側折板屋根板1及び内側
折板屋根板2を保持する保持具として、下地5上に取付
けられる連続角波状のタイトフレーム4D、該タイトフ
レームDに固定される断面U字状の内側受け金具4E、
該受け金具4Eに弾性嵌合して固定されるフレーム4
F、該フレーム4Fに固定される外側受け金具4Gが用
いられ、最上部にはカバー7が弾性嵌合により取付けら
れている。前記内側受け金具4Eは、左右に前記内側折
板屋根板2の嵌合部222が弾性的に嵌合する被嵌合部
41,41が形成され、前記被着部を裏面から支持する
構成である。前記外側受け金具4Gは前記内側受け金具
4Eとほぼ同様の構成で外側折板屋根板1を保持する構
成である(被嵌合部42)。また、フレーム4Fは、前
記内側受け金具4Eと前記外側受け金具4Gとを上下に
接続すると共に、その脚部42が嵌合部222の外面側
に弾性嵌合することにより嵌合部222を内側受け金具
4E側へ押圧するので、内側折板屋根板2の弾性保持が
より確実なものとなる。カバー7も外側折板屋根板1,
1間を覆うと共に、その左右側縁に形成された係合部7
1,71が嵌合部122の外面側に弾性嵌合することに
より嵌合部122を外側受け金具4G側へ押圧するの
で、外側折板屋根板1の弾性保持がより確実なものとな
る。尚、このカバー7は、一般的には外側折板屋根板1
と同一素材により成形される。但し、テーマパークやイ
ベント施設のように塗色や素材を変えることで意識的且
つ積極的に外装面意匠のアクセントとして用いる場合は
この限りではない。また、カバー7は、前記外側折板屋
根板1と同様に3乃至10m程度の定尺材に工場生産し
て現場に搬入し、重ね継ぎやシーリング等公知の接続手
段によって、接続、施工しても良い。
【0022】この図9,10の二重折板屋根構造におい
ては、順に弾性嵌合するだけで施工することができ、し
かも殆ど上方から押圧して嵌合させることができるの
で、施工性に優れ、作業の安全性も高い。また、保持具
が外部に露出することがないので、意匠性にも優れてい
る。しかもボルト締め部分やビス止め部分がないのでシ
ール材を介在させる等の非透水処理を施す必要がない
が、雨仕舞性が高いものとなる。
【0023】また、折板葺形式は、前記のものに限定す
るものではなく、図11(a)に示すようなはぜ締めタ
イプ(はぜ15,25)、同図(b)に示すようなはぜ
・嵌合複合タイプのもの等、どのような形式のものに適
用しても良く、それら折板葺形式に適応する保持具(4
H,4I,4J)を用いれば良い。尚、4Hは下地5上
に取付けられるタイトフレーム、4Iはタイトフレーム
4Hに固定されて内側折板屋根板2,2と共にはぜ締め
されるはぜ締め用金具、4Jは内側のはぜ25に固定さ
れて上方に延在し、外側折板屋根板1を支持すると共に
はぜ締めされる支持はぜ締め用金具である。また、4
E’,4G’は、中央上部に嵌合溝が形成されない以外
は前記図9,10における受け金具4E,4Gとそれぞ
れ同一の構成である。また、外側折板屋根板1と内側折
板屋根板2は、同図(c)に示すように側縁の山部16
に加えて中間山部17を形成する構成のものでも良い
し、また中間山部を複数形成する構成のものでも良い。
【0024】また、断熱材3の形状についても特に限定
するものではなく、例えば図12(a)〜(c)に示す
ようにどのように形成しても良く、その支持条部34の
形状についても特に限定するものではない。
【0025】図13に示す二重折板屋根構造は、前記図
1の屋根構造において用いた谷部上面側のみに排水空隙
31を形成する断熱材3に代えて、谷部上面側及び谷部
下面側の両方に排水空隙を形成する断熱材8を用いた以
外は同一構成であるから同一符号を付して説明を省略す
る。この断熱材8は谷部以外では外側折板屋根板1と内
側折板屋根板2との間の空間に近似する形状であるが、
谷部に相当する部分が空間幅よりも薄肉に成形されるこ
とにより、上面側に排水空隙81Aが、下面側に排水空
隙81Bが形成される構成である。
【0026】この図13の二重折板屋根構造において
は、前記図1の屋根構造の説明で示した同様の効果を奏
することができる。加えて上面側の排水空隙81Aばか
りでなく、断熱材8と内側折板屋根との間に排水空隙8
1Bが形成される構成であるため、外側折板屋根、断熱
材、内側折板屋根のそれぞれが屋根機能を奏する三重の
雨仕舞構造となり、且つ速やかに水を軒側に流下させる
ことができ、雨仕舞の安全性が極めて高いものとなる。
【0027】図14,15に示す二重折板屋根構造は、
前記図2,3の屋根構造において用いた定尺材タイプの
断熱材3に代えて谷部上面側及び谷部下面側の両方に排
水空隙を形成する定尺材タイプの断熱材8を用いた以外
は同一構成であるから同一符号を付して説明を省略す
る。また、図15に示すように内側折板屋根板2の重合
部にはシール材6を介在させている。この断熱材8は、
谷部に下端が内側折板屋根板2の表面に近接する下側支
持条部84を複数設けた構成であり、これら下側支持条
部84の配設間隔が排水空隙81Bとなる。尚、図示実
施例においては、断熱材8の継ぎ目が非透水処理されて
いるが、前記のように内側折板屋根が排水機能を有する
ので、断熱材8の継ぎ目を非透水処理することは必ずし
も必要ではない。勿論、断熱材8の継ぎ目を非透水処理
して内側折板屋根への水の流れを防止又は抑制するよう
にしても良い。
【0028】この図14,15に示す二重折板屋根構造
においては、前記図2の屋根構造と同様に、外側折板屋
根板1及び内側折板屋根板2の各重合部と断熱材3の継
ぎ目とを軒棟方向に離反させたので、屋根表面に作用す
る暴風雨等の直接的な外部圧力の影響による漏水危険性
を確実に減少させることができ、このような三重の構成
においては、事実上、外部圧力の影響を受けることがな
い。
【0029】図16,17に示す二重折板屋根構造は、
前記図4,5の屋根構造において用いた定尺材タイプの
断熱材3に代えて谷部上面側及び谷部下面側の両方に排
水空隙を形成する定尺材タイプの断熱材8を用いた以外
は同一構成であるから同一符号を付して説明を省略す
る。また、図17に示すように外側折板屋根板1及び内
側折板屋根板2の各重合部にはシール材6を介在させて
いる。この断熱材8は、谷部に、上端が外側折板屋根板
1の裏面に近接する上側支持条部84A、下端が内側折
板屋根板2の表面に近接する支持条部84を複数設けた
構成であり、上側支持条部84Aの配設間隔が排水空隙
81A、下側支持条部84Bの配設間隔が排水空隙81
Bとなる。尚、図示実施例では、谷部以外(傾斜部分)
にも上端が外側折板屋根板1の裏面に近接する支持条部
84Cを複数設けることにより、その配設間隔に毛細管
現象を防止する排水空隙81Cを形成している。この排
水空隙81Cも前記排水空隙81Aなどと同様な機能を
果たし、即ち傾斜部分に漏水や内部結露水が生じても毛
細管現象で水域を拡大させることがなく、排水空隙81
Cにより速やかに軒側に流下させることができる。
【0030】このように、谷部上面側及び谷部下面側の
両方に排水空隙を形成する断熱材8は、前記図1〜5に
示した各屋根構造における谷部上面側のみに排水空隙を
形成する前記断熱材3に代えて用いることができ、同様
に前記図9,10の完全嵌合タイプの折板葺形式や図1
1(a),(b)のはぜ締めタイプ、はぜ・嵌合複合タ
イプのもの等、どのような形式のものに適用することが
できる。
【0031】また、断熱材8の形状についても前記断熱
材3と同様に特に限定するものではなく、例えば図18
(a)〜(c)に示すようにどのように形成しても良
く、その上側支持条部84A,下側支持条部84Bの形
状についても特に限定するものではない。
【0032】以上本発明を図面の実施の形態に基づいて
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。例えば各実施
形態の図面ではアスファルトルーフィングやアスファル
トフェルト等の公知の防水材を図示していないが、これ
らの使用を妨げるものではない。外装下地に繊維系断熱
材等が敷設されている場合には、それらの養生の観点か
ら張設することが好ましい。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明の二重折板屋根構造
は、外側折板屋根と内側折板屋根との間に介在させる断
熱材を、非透水性の素材、又は少なくとも上面側を非透
水処理した素材からなり、外側折板屋根と内側折板屋根
との間の空間に近似する形状に成形すると共に、谷部上
面側に軒棟方向に連通する排水空隙を形成させるものと
したので、外側折板屋根に不測の漏水や結露が生じても
断熱材が水を吸収することがなく、断熱性能の低下を招
くことがない。また、排水空隙が形成されているので、
速やかに漏水や結露水を軒側に流下させることができ、
毛細管現象によるさらなる漏水や屋根板の腐食を防止す
ることができる。さらに、断熱材は、内側折板屋根と外
側折板屋根との間の空間の近似形状に形成されている
が、屋根板との隙間なく敷設する構成ではないので、屋
根板の成形歪みや躯体誤差等があっても、断熱材の敷設
作業が容易に行えると共に、前記要因により外側折板屋
根の意匠性の低下を低下させることがない。
【0034】また、外側折板屋根板及び断熱材を定尺材
とし、断熱材の継ぎ目を防水処理すると共に外側折板屋
根板の重合部と断熱材の継ぎ目とを軒棟方向に離反させ
て配設する場合、外側折板屋根板と断熱材の定尺化によ
り、少人数での各敷設作業が可能となるので、当該作業
における施工性と作業の安全性が向上する。さらに、断
熱材は、直接外圧の影響を受けない内部空間で防水継ぎ
目処理されるので、排水性を維持し、高い雨仕舞性能を
有する。加えて、この場合、外側折板屋根板の重合部と
断熱材の継ぎ目とを軒棟方向において離反させたことに
より、屋根表面に作用する暴風雨等の直接的な外部圧力
の影響を著しく減少させることができる。
【0035】さらに、断熱材の裏面側へ水が侵入するこ
とがないため、内側折板屋根には必ずしも雨仕舞機能を
必要としないので、内側折板屋根板に適宜間隔で吸音用
の孔を多数設ける態様を採ることもできる。この場合の
二重折板屋根構造には、高い吸音性が期待できる。
【0036】また、外側折板屋根と内側折板屋根との間
に介在させる断熱材を、非透水性の素材、又は表面を非
透水処理した素材からなり、外側折板屋根と内側折板屋
根との間の空間に近似する形状に成形すると共に、谷部
上面側及び谷部下面側に軒棟方向に連通する排水空隙を
それぞれ形成させるものとした二重折板屋根構造は、断
熱材と内側折板屋根との間に排水空隙が形成される構成
であるため、外側折板屋根、断熱材、内側折板屋根のそ
れぞれが屋根機能を奏する三重の雨仕舞構造となり、且
つ速やかに水を軒側に流下させることができ、雨仕舞の
安全性が極めて高いものとなる。この場合も、外側折板
屋根板及び断熱材を定尺化すると、施工性と作業の安全
性とを向上でき、外側折板屋根板の重合部と断熱材の継
ぎ目とを軒棟方向において離反させると、屋根表面に作
用する暴風雨等の直接的な外部圧力の影響による漏水危
険性を確実に減少させることができ、このような三重の
構成においては、事実上、外部圧力の影響を受けること
がない。また、断熱材の継ぎ目は必ずしも非透水処理す
る必要がないが、非透水処理して内側折板屋根への水の
流れを防止又は抑制するようにしても良い。
【0037】さらに、断熱材を、外側折板屋根板又は内
側折板屋根板の何れか一方と予め一体化させると、敷設
作業の工数が減ぜられるので、施工性が向上する。
【0038】また、複数の素材を積層してなるものであ
って、圧縮可能な素材を含んでなるように構成させる
と、断熱材輸送時における断熱材の容積を抑制できるの
で、輸送コストを抑制することができる。
【0039】さらに、排水空隙を空気が自然流動可能な
大きさとした場合、棟側に適宜サイズの排気口を設ける
と、屋根構造内の湿気を早期に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重折板屋根構造の一実施態様を示す
断面図である。
【図2】本発明の二重折板屋根構造の他の一実施態様を
示す断面図である。
【図3】図2のア−ア線における断面図である。
【図4】本発明の二重折板屋根構造の他の一実施態様を
示す断面図である。
【図5】図4のイ−イ線における断面図である。
【図6】本発明の二重折板屋根構造の他の一実施態様を
示す断面図である。
【図7】図6の二重折板屋根構造に用いた断熱材の運送
時等における積み重ね状態を示す断面図である。
【図8】断熱材の防水継ぎ目処理のバリエーションを例
示する断面図である。
【図9】完全嵌合タイプの折板葺形式における二重折板
屋根構造の一実施形態を示す断面図である。
【図10】完全嵌合タイプの折板葺形式における二重折
板屋根構造の他の一実施形態を示す断面図である。
【図11】本発明に適用可能な折板葺形式或いは外側折
板屋根板のバリエーションを示す断面図である。
【図12】本発明に用いる断熱材のバリエーションを例
示する断面図である。
【図13】本発明の二重折板屋根構造の他の一実施態様
を示す断面図である。
【図14】本発明の二重折板屋根構造の他の一実施態様
を示す断面図である。
【図15】図14のウ−ウ線における断面図である。
【図16】本発明の二重折板屋根構造の他の一実施態様
を示す断面図である。
【図17】図16のエ−エ線における断面図である。
【図18】本発明に用いる断熱材のバリエーションを例
示する断面図である。
【符号の説明】
1 外側折板屋根板 11 面板部 12 側面部 2 内側折板屋根板 21 面板部 22 側面部 3,8 断熱材 31,81 排水空隙 5 下地

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側折板屋根と内側折板屋根の間に断熱
    材を介在させた二重折板屋根構造にあって、 前記外側折板屋根は、面板部の左右側縁を外側上方へ立
    ち上げた側部を有する外側折板屋根板からなり、施工状
    態において左右方向に谷部と山部とが連続する構造であ
    り、 前記断熱材は、非透水性の素材、又は少なくとも上面側
    を非透水処理した素材からなり、外側折板屋根と内側折
    板屋根との間の空間に近似する形状に成形すると共に、
    谷部上面側に軒棟方向に連通する排水空隙を形成したこ
    とを特徴とする二重折板屋根構造。
  2. 【請求項2】 外側折板屋根板は、軒棟方向に重合して
    接続する定尺材とし、断熱材は、軒棟方向に重合又は突
    き合わせて接続すると定尺材とし、 断熱材の継ぎ目を防水処理すると共に外側折板屋根板の
    重合部と断熱材の継ぎ目とを軒棟方向に離反させて配設
    したことを特徴とする請求項1に記載の二重折板屋根構
    造。
  3. 【請求項3】 内側折板屋根板は、適宜間隔で吸音用の
    孔を多数設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の二重折板屋根構造。
  4. 【請求項4】 外側折板屋根と内側折板屋根の間に断熱
    材を介在させた二重折板屋根構造にあって、 前記外側折板屋根は、面板部の左右側縁を外側上方へ立
    ち上げた側部を有する外側折板屋根板からなり、施工状
    態において左右方向に谷部と山部とが連続する構造であ
    り、 前記断熱材は、非透水性の素材、又は表面を非透水処理
    した素材からなり、外側折板屋根と内側折板屋根との間
    の空間に近似する形状に成形すると共に、谷部上面側及
    び谷部下面側に軒棟方向に連通する排水空隙をそれぞれ
    形成したことを特徴とする二重折板屋根構造。
  5. 【請求項5】 外側折板屋根板及び内側折板屋根板は、
    軒棟方向に重合して接続する定尺材とし、断熱材は、軒
    棟方向に重合又は突き合わせて接続する定尺材とし、 外側折板屋根板及び内側折板屋根板の各重合部と断熱材
    の継ぎ目とを軒棟方向に離反させて配設したことを特徴
    とする請求項4に記載の二重折板屋根構造。
  6. 【請求項6】 断熱材の継ぎ目は、防水処理したことを
    特徴とする請求項5に記載の二重折板屋根構造。
  7. 【請求項7】 断熱材は、外側折板屋根板又は内側折板
    屋根板の何れか一方と予め一体化したことを特徴とする
    請求項1〜6の何れか一項に記載の二重折板屋根構造。
  8. 【請求項8】 断熱材は、複数の素材を積層してなるも
    のであって、圧縮可能な素材を含んでなることを特徴と
    する請求項1〜7の何れか一項に記載の二重折板屋根構
    造。
  9. 【請求項9】 排水空隙は、空気が自然流動可能な大き
    さとしたことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に
    記載の二重折板屋根構造。
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