JPH09296513A - 異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造 - Google Patents

異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造

Info

Publication number
JPH09296513A
JPH09296513A JP13442696A JP13442696A JPH09296513A JP H09296513 A JPH09296513 A JP H09296513A JP 13442696 A JP13442696 A JP 13442696A JP 13442696 A JP13442696 A JP 13442696A JP H09296513 A JPH09296513 A JP H09296513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
steel pipe
pillar
fitting
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13442696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3621508B2 (ja
Inventor
Akira Fukuda
章 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAGAMI KOGYO KK
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
MIYAGAMI KOGYO KK
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIYAGAMI KOGYO KK, Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical MIYAGAMI KOGYO KK
Priority to JP13442696A priority Critical patent/JP3621508B2/ja
Publication of JPH09296513A publication Critical patent/JPH09296513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3621508B2 publication Critical patent/JP3621508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管径の異なる上下鋼管柱を、簡単な構造で容
易に接合でき、加工量も少なくて済み、品質管理も容易
に行える接合金物および接合構造を得る。 【解決手段】 鋳鋼製の下側金物3の上に、鋼管製の上
側金物2を溶接して異径鋼管柱の柱・柱接合金物1を構
成する。下側金物3は、直管部3aの上方に管径が上端
側へ次第に窄まる絞り部3bを有し、この絞り部3bの
上面の周囲に嵌合用突壁3cを有するものとする。上側
金物2は、下側金物3の嵌合用突壁3cの外周に下端を
嵌合させて下側金物3に突き合わせ溶接する。下側金物
3および上側金物2の周壁にはボルト挿通孔5,6を設
ける。下側金物3と同径の下側鋼管柱と、上側金物2と
同径の上側鋼管柱との間に柱・柱接合金物1を介在さ
せ、下側金物3と下側鋼管柱とを添え板と共にボルト接
合し、上側金物2と上側鋼管柱とを他の添え板と共にボ
ルト接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管径が異なる上
下の鋼管柱を接合するのに用いる柱・柱接合金物、およ
びその接合金物を用いた異径鋼管柱の柱・柱接合構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管径の異なる上下の鋼管柱を接合
する場合、柱の絞りは一般に図10に示すように、柱・
梁の接合部で行っている。すなわち、上下の鋼管柱10
1,102の間に、ダイヤフラム104,105を介し
てテーパ状筒103を溶接し、前記ダイヤフラム10
4,105に梁106の上下フランジ106a,106
bを溶接している。梁106は、テーパ状筒103の側
面に沿うように端部を斜めに切断し、かつ上下フランジ
106a,106bの先端を、上下の互いに大きさの異
なるダイヤフラム104,105の端面に突き合わせら
れる寸法に加工している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は上
下の鋼管柱101,102間に、ダイヤフラム104,
105を介してテーパ状筒103を溶接しているため、
テーパ状筒103やダイヤフラム104,105の加工
量が多くなるばかりか、加工も容易でなく、コスト高に
なる。また、柱・柱接合は現在は同一サイズのものを、
治具を使用して現場溶接しているため、品質管理も容易
でない。さらに、柱の絞りを柱・梁接合部で行っている
ため、梁106の端部を柱の絞り形状に合うように加工
する必要があり、この点からも加工が複雑となりコスト
高になるという問題点があった。また、柱・梁の接合部
は大きな力が複雑に作用する箇所であるため、溶接の品
質を高品質に保つ必要があり、このことからも品質管理
が容易でない。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、管
径の異なる上下鋼管柱を、簡単な構造で容易に接合で
き、品質管理も容易な異径鋼管柱の柱・柱接合金物およ
び柱・柱接合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の異径鋼管柱の
柱・柱接合金物は、直管部の上方に管径が上端側へ次第
に窄まる絞り部を有し、この絞り部の上面の周囲に嵌合
用突壁を有する鋳鋼製の下側金物と、この下側金物の前
記嵌合用突壁の外周に下端が嵌合して前記下側金物に突
き合わせ溶接等で溶接された鋼管製の上側金物とからな
る。前記下側金物および上側金物の周壁にはボルト挿通
孔を設ける。この柱・柱接合金物によれば、管径の異な
る上下の鋼管柱を、添え板等と共にボルト接合すること
ができる。そのため、現場溶接が不要で、信頼性の高い
接合が行える。柱・柱接合金物の下側金物と上側金物と
は溶接で接合するが、工場溶接できるため、溶接品質の
管理が容易である。また、この柱・柱接合金物は、鋼管
と鋳造品とを組み合わせたものであるため、鋳造品の形
状が比較的簡素で簡単に鋳造が行え、また高価な鋳鋼の
使用量も少なくて済み、これらにより低コストで製造で
きる。
【0006】前記柱・柱接合金物において、前記下側金
物および上側金物を角筒状とし、前記絞り部を、上端の
一つの角部が直管部の角部と一致するように窄まるもの
としてもよい。この構成の場合、建物外周の角部の位置
における異径の角形鋼管柱の接合に使用して、建物の外
壁面を、上下の柱径の差にかかわらずに同一平面に仕上
げることが容易となる。また、前記下側金物および上側
金物を角筒状とし、前記絞り部を、上端の一辺が直管部
の断面の一辺と一致するように窄まるものとしてもよ
い。この構成の場合、建物外周の中間位置における異径
の角形鋼管柱の接合に使用して、建物の外壁面を、上下
の柱径の差にかかわらずに同一平面に仕上げることが容
易となる。また、前記下側金物の上端に、内周へ突出す
る補強フランジを設けてもよい。このように補強フラン
ジを設けることで、応力集中の生じ易い柱径の変化部分
の強度が増し、堅固な異径鋼管柱に仕上げることができ
る。また、下側金物の上端を閉鎖断面にするものと異な
り、補強フランジの内周に形成される開口がボルト接合
時に作業用開口に利用できる。
【0007】この発明の異径鋼管柱の柱・柱接合構造
は、前記柱・柱接合金物を用いた柱・柱接合構造であっ
て、前記下側金物と同径の下側鋼管柱と、前記上側金物
と同径の上側鋼管柱との間に前記柱・柱接合金物を介在
させ、前記下側金物と下側鋼管柱とを添え板と共にボル
ト接合し、前記上側金物と上側鋼管柱とを他の添え板と
共にボルト接合し、前記柱・柱接合金物の配置高さを、
前記上下の鋼管柱の継がれた異径鋼管柱に接合される梁
の位置から外したものである。この構成によれば、柱・
柱接合金物によって柱径を絞る位置を梁の接合位置から
外したため、梁端部の形状を柱の絞り形状に合わせて加
工する必要がなく、加工量が少なくて済む。また、前記
構成の柱・柱接合金物の使用により、現場溶接が不要
で、信頼性の高い柱・柱接合構造とできる。
【0008】この発明の請求項6記載の異径鋼管柱の柱
・柱接合金物は、上下面に環状の嵌合用突壁を有し、上
面の嵌合用突壁を下面の嵌合用突壁よりも小径とした鋳
鋼製の中間金物と、上端が前記中間金物の下面の嵌合用
突壁に嵌合してこの中間金物に溶接された鋼管製の下側
金物と、下端が前記中間金物の上面の嵌合用突壁に嵌合
してこの中間金物に溶接された鋼管製の上側金物とから
なる。下側金物および上側金物の周壁にはボルト挿通孔
を設ける。この構成の柱・柱接合金物も、管径の異なる
上下の鋼管柱を添え板等と共にボルト接合することがで
き、現場溶接が不要で、信頼性の高い接合が行える。ま
た、この柱・柱接合金物は、鋳鋼製の中間金物の上下に
鋼管製の上側金物および下側金物を設け、管径が変化す
る部分だけを鋳鋼製としたため、安価な鋼管を多く使用
することができて、さらに鋳鋼の使用量が少なくて済
み、材料コストが一層低減する。
【0009】前記柱・柱接合金物において、前記中間金
物を、上面に嵌合用突壁よりも若干小径の開口を有する
ものとしてもよい。この構成の場合、ボルト接合時に、
前記中間金物の開口より手を入れてボルト接合できるの
で、その接合作業を容易に行うことができる。また、前
記下側金物および上側金物を角筒状とし、互いに一つの
角部の位置が一致するようにしてもよい。この構成の場
合、建物外周の角部の位置での異径の角形鋼管柱の接合
に使用して、建物の外壁面を同一平面に仕上げることが
容易となる。また、前記下側金物および上側金物を角筒
状とし、互いに一つの辺の位置が一致するようにしても
よい。この構成の場合、建物外周の中間位置での異径の
角形鋼管柱の接合に使用して、建物の外壁面を同一平面
に仕上げることが容易となる。
【0010】この発明の請求項10記載の異径鋼管柱の
柱・柱接合構造は、中間金物、上側金物および下側金物
からなる前記柱・柱接合金物を用いた柱・柱接合構造で
あって、前記下側金物と同径の下側鋼管柱と、前記上側
金物と同径の上側鋼管柱との間に前記柱・柱接合金物を
介在させ、前記下側金物と下側鋼管柱とを添え板と共に
ボルト接合し、前記上側金物と上側鋼管柱とを他の添え
板と共にボルト接合し、前記柱・柱接合金物の配置高さ
を、前記上下の鋼管柱の継がれた異径鋼管柱に接合され
る梁の位置から外したものである。この構成の場合も、
柱・柱接合金物によって柱径を絞る位置を梁の接合位置
から外したため、梁端部の形状を柱の絞り形状に合わせ
て加工する必要がなく、加工量が少なくて済む。また、
前記構成の柱・柱接合金物の使用により、現場溶接が不
要で、信頼性の高い柱・柱接合構造とできる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図5と共に説明する。この実施形態に係る異径鋼管柱
の柱・柱接合金物1は、図1のように鋳鋼製で角筒状の
下側金物3と、下端が前記下側金物3に突き合わせ溶接
された鋼管製で角筒状の上側金物2とからなる。下側金
物3は、直管部3aの上方に管径が上端側に次第に窄ま
る絞り部3bを有するものであり、絞り部3bの上面の
周囲に嵌合用突壁3cが形成されている。この絞り部3
bは、図1(A)で示すように上端の一つの角部が直管
部3aの角部と一致するように窄まる2方絞りの形状で
あり、その周壁は直管部3aの周壁より若干厚肉として
ある。また、絞り部3bの周壁の内面はテーパ面とさ
れ、外面のうち上側金物2からずれた部分も内面と略平
行なテーパ面とされている。下側金物3の上端には、中
心の円形の開口4を残して内側へ突出する補強フランジ
3dが設けられている。これにより、柱・柱接合金物1
の強度が一層向上する。開口4の形状は、円形に限ら
ず、種々の形状とでき、四角形等としてもよい。また、
開口4は、強度が確保できる範囲で大きいほどよい。す
なわち、補強フランジ3dは、最小限のものでよい。こ
れにより、コスト低下が図れる。また、絞り部3bの上
面の前記嵌合用突壁3cの外側部分は外側に向かって下
降傾斜する開先用テーパ面3b1 としてある。下側金物
3の直管部3aの周壁の四面には複数のボルト挿通孔6
が縦方向に2列に形成されている。前記上側金物2は、
その下端が前記下側金物3の前記嵌合用突壁3cに嵌合
して前記突き合わせ溶接が行われる。その溶接は、上側
金物2の下端と、下側金物3における前記絞り部3bの
開先用テーパ面3b1 とで囲まれる凹部を開先として行
われる。この上側金物2の周壁の四面にも複数のボルト
挿通孔5が形成されている。前記柱・柱接合金物1は、
図5に示す建物の外周において、その角部に位置する異
径鋼管柱の接合に使用され、建物内部側が窄まるように
配置される。これにより、異径鋼管柱の管径に変化にか
かわらずに、建物の外壁面を同一平面に仕上げることが
容易となる。
【0012】この柱・柱接合金物1は、鋼管と鋳鋼品を
組み合わせて溶接した構造であるため、鋳造部分の構成
が簡単で、また高価な鋳鋼の使用量が少なくて済む。こ
のため低コストで製造できる。この柱・柱接合金物1内
にはコンクリートを充填してもよく、その場合、補強フ
ランジ3dは、コスト的にも構造的にも小さい方がよ
い。
【0013】図2は、図1の柱・柱接合金物1を用いた
柱・柱接合構造を示す。この柱・柱接合構造は、下側金
物3と同径の角形の下側鋼管柱8と、前記柱・柱接合金
物1の上側金物2と同径の角形の上側鋼管柱7とを、前
記柱・柱接合金物1を介してボルト接合したものであ
る。下側鋼管柱8の上端および上側鋼管柱7の下端の各
四面には、予め複数のボルト挿通孔が各々形成されてい
る。前記柱・柱接合金物1の上側金物2と上側鋼管柱7
の下端、および柱・柱接合金物1の下側金物3と下側鋼
管柱8の上端とは、それぞれ添え板9,10を介してボ
ルト接合される。これにより上下鋼管柱7,8が継が
れ、異径鋼管柱14とされる。上側鋼管柱7の下端の各
表面から柱・柱接合金物1の上側金物2の各表面に跨が
って配置される4枚の上側添え板9には、上側鋼管柱7
のボルト挿通孔(図示せず)に整合する複数のボルト挿
通孔(図示せず)と、柱・柱接合金物1の上側金物2の
ボルト挿通孔5に整合する複数のボルト挿通孔(図示せ
ず)とが形成されている。また、前記柱・柱接合金物1
の下側金物3の各表面から下側鋼管柱8の上端の各表面
に跨がって配置される4枚の下側添え板10にも、下側
金物3のボルト挿通孔6に整合する複数のボルト挿通孔
(図示せず)と、下側鋼管柱8の上端のボルト挿通孔
(図示せず)に整合する複数のボルト挿通孔(図示せ
ず)とが形成されている。なお、添え板9,10は、こ
の例では鋼管柱8,9の外面のみに配置する1面剪断の
摩擦ボルト接合とする場合につき説明したが、内外両面
に添え板を配置する2面剪断の摩擦ボルト接合としても
良い。これにより、ボルト本数を少なくでき、また部品
の高さを低くできて、部品コストが削減できる。
【0014】下側鋼管柱8の上端と柱・柱接合金物1の
下側金物3とを先にボルト接合する場合には、作業者が
柱・柱接合金物1の下側金物3の円形開口4から下側金
物3内に手を差し込んで、下側金物3のボルト挿通孔6
から下側添え板10のボルト挿通孔にわたって、さらに
下側鋼管柱8のボルト挿通孔から下側添え板10のボル
ト挿通孔にわたって、それぞれトルシア型の高力ボルト
11を挿通させ、この高力ボルト11により下側添え板
10を柱・柱接合金物1の下側金物3に締め付け固定す
ると共に、下側添え板10を下側鋼管柱8の上端に締め
付け固定する。これにより、下側鋼管柱8の上端と、柱
・柱接合金物1の下側金物3とのボルト接合が行われ
る。
【0015】上側鋼管柱7の下端と柱・柱接合金物1の
上側金物2とのボルト接合は、上側添え板9のボルト挿
通孔から上側鋼管柱7の対応するボルト挿通孔にわたっ
てワンサイドボルト12を貫通させ、上側添え板9を上
側鋼管柱7の下端に締め付け固定すると共に、上側添え
板9のボルト挿通孔から柱・柱接合金物1の上側金物2
の対応するボルト挿通孔5にわたってワンサイドボルト
12を貫通させ、上側添え板9を柱・柱接合金物1の上
側金物2に締め付け固定することにより行われる。前記
ワンサイドボルト12は、一端側の操作で他端に頭部が
拡径状態に塑性変形されて締め付けが行える軸状締め付
け具であり、ブラインドボルトとも呼ばれる。
【0016】上側鋼管柱7の下端と、柱・柱接合金物1
の上側金物2とのボルト接合を先に行う場合には、その
ボルト接合にトルシア型の高力ボルト11を使用し、そ
の作業において上側金物2内に手を差し込むのに下側金
物3の円形開口4を利用する。下側鋼管柱8の上端と、
柱・柱接合金物1の下側金物3とのボルト接合にはワン
サイドボルト13を使用する。また、上側鋼管柱7の下
端と柱・柱接合金物1の上側金物2とのボルト接合、お
よび下側鋼管柱8の上端と柱・柱接合金物1の下側金物
3とのボルト接合を、共にワンサイドボルト13で行っ
てもよい。また、鋼管柱内面等に溶接ナット等を使用す
ることにより、全て通常の高力ボルトを使用して接合す
ることもできる。
【0017】柱・柱接合金物1の配置高さは、前記上下
の鋼管柱7,8の継がれた異径鋼管柱14に接合される
梁15の位置から外した位置とされる。これにより、梁
15の端部を特殊な形状に加工することなく、均一口径
の例えば下側鋼管柱8に簡単に接合できる。ここでは、
下側鋼管柱8の途中に設けた上下のダイヤフラム16
a,16bに、梁15の端部を構成するブラケットの上
下フランジ15a,15bを突き合わせ溶接するように
している。梁15はエンドプレートを設けてボルト接合
し、またはスプリットティー等の金具等を用いてボルト
接合しても良い。
【0018】この柱・柱接合構造によると、現場では溶
接作業が要らず、ボルト接合作業だけで異径鋼管柱14
を接合できる。柱・柱接合金物1の製作時には溶接が必
要であるが、工場で行うので、溶接作業や溶接品質の管
理が容易に行える。これらにより、信頼性の高い柱・柱
接合が行える。なお、異径鋼管柱14内の全体または柱
・柱接合金物1内に、コンクリートを充填してもよい。
【0019】図3は、図1の構成において、前記下側金
物3の絞り部3bを、上端の一辺が直管部3aの断面の
一辺と一致するように窄まる3方絞り形状とした柱・柱
接合金物1Aの例を示す。その他の構成は図1の例と同
様である。この構成の柱・柱接合金物1Aは、図5に示
す建物外周の中間位置での異径鋼管柱の接合に使用す
る。これにより、柱径の変形部の上下の建物外壁面を、
同一平面に仕上げることが容易となる。
【0020】図4は、図1の構成において、前記下側金
物3の絞り部3bを、その下端開口と上端開口とが同心
位置に並ぶ形状として柱・柱接合金物1Bとした例を示
す。その他の構成は図1の例と同様である。この構成の
柱・柱接合金物1Bは、図5に示す建物の内部位置での
異径鋼管柱の接合に使用する。
【0021】図6は、この発明の他の実施形態に係る異
径鋼管柱の柱・柱接合金物を示す。この柱・柱接合金物
21は、鋳鋼製または鍛造品からなる板状の中間金物2
3と、この中間金物23に上端を溶接した鋼管製で角筒
状の下側金物24と、前記中間金物23に下端を溶接し
た鋼管製で角筒状の上側金物22とからなる。前記中間
金物23は上側金物22および下側金物24の周壁より
も十分厚い肉厚であって、下側金物24の上端に丁度重
なる寸法に形成されている。中間金物23は、上下面に
方形環状の嵌合用突壁23a,23bを有し、上面の嵌
合用突壁23aは下面の嵌合用突壁23bよりも小径と
してある。中間金物23の上面には、嵌合用突壁23a
よりも若干小径の円形開口25が形成してある。その円
形開口25の周面は外側に向けて上昇傾斜するテーパ面
としてある。また、中間金物23の上面の前記嵌合用突
壁23aより外側部分には外側に向け下降傾斜する開先
用テーパ面23cが形成され、中間金物23の下面の前
記嵌合用突壁23bより外側部分には外側に向け上昇傾
斜する開先用テーパ面23dが形成されている。下側金
物24は、上端が前記中間金物23の下面の嵌合用突壁
23bに嵌合して、この中間金物23に突き合わせ溶接
される。この溶接には、下側金物24の上端と中間金物
23の前記開先用テーパ面23dとで構成される凹部が
開先として利用される。この下側金物24の周壁の四面
には、それぞれ複数のボルト挿通孔27が形成されてい
る。上側金物22は、前記中間金物23の上面の嵌合用
突壁23aに嵌合して、この中間金物23に突き合わせ
溶接される。この溶接には、上側金物22の下端と中間
金物23の前記開先用テーパ面23cとで構成される凹
部が開先として利用される。この上側金物22の周壁の
四面にも、それぞれ複数のボルト挿通孔26が形成され
ている。前記下側金物24および上側金物22は、互い
に一つの角部の位置が一致する配置とされる。この柱・
柱接合金物21は、図5に示す建物の外周において、そ
の角部に位置する異径鋼管柱の接合に使用される。これ
により、建物の外壁面を同一平面に仕上げることが容易
となる。
【0022】この柱・柱接合金物21の場合、鋳鋼製の
中間金物23の上下に鋼管製の上側金物22および下側
金物24を溶接して構成されるため、鋳造品の形状が図
1の場合に比べてさらに簡単になると共に、高価な鋳鋼
の使用量もより少なくなり、鋳造がより簡単で材料コス
トが一層安くなる。
【0023】図7は、前記柱・柱接合金物21を用いた
柱・柱接合構造を示す。この柱・柱接合構造は、前記柱
・柱接合金物21の下側金物24と同径の角形の下側鋼
管柱8と、前記柱・柱接合金物21の上側金物22と同
径の角形の上側鋼管柱7とを、前記柱・柱接合金物21
を介してボルト接合したものである。下側鋼管柱8の上
端および上側鋼管柱7の下端の各四面に、複数のボルト
挿通孔(図示せず)をそれぞれ形成しておくことは、図
2の場合と同様である。前記柱・柱接合金物21の上側
金物22と上側鋼管柱7の下端、および柱・柱接合金物
21の下側金物24と下側鋼管柱8の上端とは、それぞ
れ添え板29,30を介してボルト接合される。これに
より上下鋼管柱7,8が継がれ、異径鋼管柱14Aとさ
れる。上側鋼管柱7の下端の各表面から柱・柱接合金物
21の上側金物22の各表面に跨がって配置される4枚
の上側添え板29には、上側鋼管柱7のボルト挿通孔に
整合する複数のボルト挿通孔(図示せず)と、柱・柱接
合金物21の上側金物22のボルト挿通孔26に整合す
る複数のボルト挿通孔(図示せず)とが形成されてい
る。また、前記柱・柱接合金物21の下側金物24の各
表面から下側鋼管柱8の上端の各表面に跨がって配置さ
れる4枚の下側添え板30には、下側金物24のボルト
挿通孔27に整合する複数のボルト挿通孔(図示せず)
と、下側鋼管柱8の上端のボルト挿通孔に整合する複数
のボルト挿通孔(図示せず)とが形成されている。
【0024】下側鋼管柱8の上端と柱・柱接合金物21
の下側金物24とを先にボルト接合する場合には、作業
者が柱・柱接合金物21の中間金物23の円形開口25
から下側金物24内に手を差し込んで、下側金物24の
ボルト挿通孔27から下側添え板30のボルト挿通孔に
わたって、さらに下側鋼管柱8のボルト挿通孔から下側
添え板30のボルト挿通孔にわたって、それぞれトルシ
ア型の高力ボルト11を挿通させ、この高力ボルト11
により下側添え板30を柱・柱接合金物21の下側金物
24に締め付け固定すると共に、下側添え板30を下側
鋼管柱8の上端に締め付け固定する。これにより、下側
鋼管柱8の上端と、柱・柱接合金物21の下側金物24
とのボルト接合が行われる。
【0025】上側鋼管柱7の下端と柱・柱接合金物21
の上側金物22とのボルト接合は、上側添え板29のボ
ルト挿通孔から上側鋼管柱7の対応するボルト挿通孔に
わたってワンサイドボルト13を貫通させ、上側添え板
29を上側鋼管柱7の下端に締め付け固定すると共に、
上側添え板29のボルト挿通孔から柱・柱接合金物21
の上側金物21の対応するボルト挿通孔にわたってワン
サイドボルト13を貫通させ、上側添え板29を柱・柱
接合金物21の上側金物22に締め付け固定することに
より行われる。
【0026】上側鋼管柱6の下端と、柱・柱接合金物2
1の上側金物22とのボルト接合を先に行う場合には、
そのボルト接合にトルシア型の高力ボルト11を使用
し、その作業において上側金物22内に手を差し込むの
に中間金物23の円形開口25を利用する。下側鋼管柱
8の上端と、柱・柱接合金物21の下側金物24とのボ
ルト接合にはワンサイドボルト13を使用する。また、
上側鋼管柱6の下端と上側金物22のボルト接合、およ
び下側鋼管柱8の上端と下側金物24のボルト接合を、
共にワンサイドボルト13で行ってもよい。また、添え
板29,30は、それぞれ片面だけに使用する場合に限
らず、表裏両面に設けて2面剪断の摩擦ボルト接合とし
ても良い。柱・柱接合金物21の配置高さを、前記上下
の鋼管柱7,8の継がれた異径鋼管柱14Aに接合され
る梁15の位置から外した位置とすることは、図2の柱
・柱接合構造の場合と同様である。
【0027】この柱・柱接合構造の場合も、現場では溶
接作業が要らず、ボルト接合作業だけで異径鋼管柱14
Aを接合でき、溶接作業は前記柱・柱接合金物21の製
作時に工場で行うので、品質管理も容易になる。
【0028】図8は、図6の構成において、前記下側金
物24および上側金物22を、互いに一つの辺の位置が
一致するように配置して柱・柱接合金物21Aとした例
を示す。その他の構成は図6の例と同様である。この構
成の柱・柱接合金物21Aは、図5に示す建物外周の中
間位置での異径鋼管柱の接合に使用する。これにより建
物の外壁面を同一平面に仕上げることが容易となる。
【0029】図9は、図6の構成において、前記下側金
物24と上側金物22とが同心位置に並ぶように配置し
て柱・柱接合金物21Bとした例を示す。その他の構成
は図6の例と同様である。この構成の柱・柱接合金物2
1Bは、図5に示す建物の内部位置での異径鋼管柱の接
合に使用する。
【0030】
【発明の効果】この発明の異径鋼管柱の柱・柱接合金物
によれば、上下鋼管柱をボルト接合できて、現場溶接が
不要であり、管径の異なる上下鋼管柱の接合を、簡単な
作業で信頼性高く行える。しかも、鋳鋼製の金物に鋼管
製の金物を組み合わせたものであるため、管径の絞り部
を堅固なものとでき、また鋳鋼の使用量を少なくして安
価な鋼管を使用でき、安価に製造できる。また、この発
明の異径鋼管柱の柱・柱接合構造は、管径を絞る位置を
梁の接合位置から外すため、梁の端部に管径の絞りに対
応した加工を行うことが不要で、加工量が少なくて済
む。また、上記の柱・柱接合金物を用いるため、このよ
うな梁位置を外した上下柱の接合が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態に係る異径鋼管
柱の柱・柱接合金物の平面図、(B)は同柱・柱接合金
物の縦断面図である。
【図2】同柱・柱接合金物を用いた柱・柱接合金物の正
面図である。
【図3】(A)は前記実施形態に係る柱・柱接合金物の
他の例の平面図、(B)は同柱・柱接合金物の縦断面図
である。
【図4】(A)は前記実施形態に係る柱・柱接合金物の
さらに他の例の平面図、(B)は同柱・柱接合金物の縦
断面図である。
【図5】前記柱・柱接合金物の各例を使い分けた建物の
鉄骨架構の部分平面図である。
【図6】(A)はこの発明の他の実施形態に係る異径鋼
管柱の柱・柱接合金物の平面図、(B)は同柱・柱接合
金物の縦断面図である。
【図7】同柱・柱接合金物を用いた柱・柱接合金物の正
面図である。
【図8】(A)は前記実施形態に係る柱・柱接合金物の
他の例の平面図、(B)は同柱・柱接合金物の縦断面図
である。
【図9】(A)は前記実施形態に係るさらに他の例の平
面図、(B)は同柱・柱接合金物の縦断面図である。
【図10】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B…柱・柱接合金物、2…上側金物、3…
下側金物、3a…直管部、3b…絞り部、3c…嵌合用
突壁、3d…補強フランジ、5,6…ボルト挿通孔、7
…上側鋼管柱、8…下側鋼管柱、9,10…添え板、1
1…高力ボルト、13…ワンサイドボルト、14,14
A…異径鋼管柱、15…梁、21,21A,21B…柱
・柱接合金物、22…上側金物、23…中間金物、23
a,23b…嵌合用突壁、24…下側金物、25…円形
開口、26,27…ボルト挿通孔、29,30…添え板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直管部の上方に管径が上端側へ次第に窄
    まる絞り部を有し、この絞り部の上面の周囲に嵌合用突
    壁を有する鋳鋼製の下側金物と、この下側金物の前記嵌
    合用突壁の外周に下端が嵌合して前記下側金物に溶接さ
    れた鋼管製の上側金物とでなり、前記下側金物および上
    側金物の周壁にボルト挿通孔を有する異径鋼管柱の柱・
    柱接合金物。
  2. 【請求項2】 前記下側金物および上側金物が角筒状で
    あって、前記絞り部は、上端の一つの角部が直管部の角
    部と一致するように窄まるものである請求項1記載の異
    径鋼管柱の柱・柱接合金物。
  3. 【請求項3】 前記下側金物および上側金物が角筒状で
    あって、前記絞り部は、上端の一辺が直管部の断面の一
    辺と一致するように窄まるものである請求項1記載の異
    径鋼管柱の柱・柱接合金物。
  4. 【請求項4】 前記下側金物の上端に、内周へ突出する
    補強フランジを設けた請求項1または請求項2または請
    求項3記載の異径鋼管柱の柱・柱接合金物。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4記載の異径鋼管柱の柱・柱接合金物を用
    いた柱・柱接合構造であって、前記下側金物と同径の下
    側鋼管柱と、前記上側金物と同径の上側鋼管柱との間に
    前記柱・柱接合金物を介在させ、前記下側金物と下側鋼
    管柱とを添え板と共にボルト接合し、前記上側金物と上
    側鋼管柱とを他の添え板と共にボルト接合し、前記柱・
    柱接合金物の配置高さを、前記上下の鋼管柱の継がれた
    異径鋼管柱に接合される梁の位置から外した異径鋼管柱
    の柱・柱接合構造。
  6. 【請求項6】 上下面に環状の嵌合用突壁を有し、上面
    の嵌合用突壁を下面の嵌合用突壁よりも小径とした鋳鋼
    製の中間金物と、上端が前記中間金物の下面の嵌合用突
    壁に嵌合してこの中間金物に溶接された鋼管製の下側金
    物と、下端が前記中間金物の上面の嵌合用突壁に嵌合し
    てこの中間金物に溶接された鋼管製の上側金物とでな
    り、下側金物および上側金物の周壁にボルト挿通孔を有
    する異径鋼管柱の柱・柱接合金物。
  7. 【請求項7】 前記中間金物は、上面に嵌合用突壁より
    も若干小径の開口を有する請求項6記載の異径鋼管柱の
    柱・柱接合金物。
  8. 【請求項8】 前記下側金物および上側金物が角筒状で
    あって、互いに一つの角部の位置が一致する請求項6ま
    たは請求項7記載の異径鋼管柱の柱・柱接合金物。
  9. 【請求項9】 前記下側金物および上側金物が角筒状で
    あって、互いに一つの辺の位置が一致する請求項6また
    は請求項7記載の異径鋼管柱の柱・柱接合金物。
  10. 【請求項10】 請求項6または請求項7または請求項
    8または請求項9記載の異径鋼管柱の柱・柱接合金物を
    用いた柱・柱接合構造であって、前記下側金物と同径の
    下側鋼管柱と、前記上側金物と同径の上側鋼管柱との間
    に前記柱・柱接合金物を介在させ、前記下側金物と下側
    鋼管柱とを添え板と共にボルト接合し、前記上側金物と
    上側鋼管柱とを他の添え板と共にボルト接合し、前記柱
    ・柱接合金物の配置高さを、前記上下の鋼管柱の継がれ
    た異径鋼管柱に接合される梁の位置から外した異径鋼管
    柱の柱・柱接合構造。
JP13442696A 1996-04-30 1996-04-30 異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造 Expired - Fee Related JP3621508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13442696A JP3621508B2 (ja) 1996-04-30 1996-04-30 異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13442696A JP3621508B2 (ja) 1996-04-30 1996-04-30 異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09296513A true JPH09296513A (ja) 1997-11-18
JP3621508B2 JP3621508B2 (ja) 2005-02-16

Family

ID=15128109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13442696A Expired - Fee Related JP3621508B2 (ja) 1996-04-30 1996-04-30 異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3621508B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002106065A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Daiwa House Ind Co Ltd 横断面サイズの異なる鉄骨柱材同士の接合構造
JP2002327494A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Daiwa House Ind Co Ltd 鉄骨造建物における躯体構造
JP2014190045A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 建築物の異径柱接合用柱梁接合構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5558071B2 (ja) * 2009-10-02 2014-07-23 旭化成ホームズ株式会社 架構の補強構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002106065A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Daiwa House Ind Co Ltd 横断面サイズの異なる鉄骨柱材同士の接合構造
JP2002327494A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Daiwa House Ind Co Ltd 鉄骨造建物における躯体構造
JP2014190045A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 建築物の異径柱接合用柱梁接合構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3621508B2 (ja) 2005-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09256461A (ja) 柱頭部の柱梁無溶接接合構造
JP2000110236A (ja) 梁フランジ接合用金物、およびこれを用いた柱梁接合部構造、および柱梁接合部施工法
JPH09296513A (ja) 異径鋼管柱の柱・柱接合金物および接合構造
JP7061822B1 (ja) 建築部材
JP7015592B1 (ja) 建築物の柱梁構造、建築物、及び建築物の施工方法
JPH04366247A (ja) 角形鋼管柱とはりの接合部及び接合金物
JPH07331746A (ja) ワンサイドボルト使用柱・梁接合構造
JP2531262B2 (ja) 柱・梁接合部構造
JP3096723B2 (ja) 柱・梁の接合装置
JP2526738B2 (ja) 柱・梁接合部構造
JPH0390760A (ja) 閉鎖断面形鉄骨柱と鉄骨梁との接合方法
JPH0449340A (ja) 柱と梁の嵌込み接合構造
JP3018179U (ja) 建築用角形鋼管柱と梁の接合用取付部材
JPH01275818A (ja) 閉鎖形断面の鉄骨柱と梁との接合部構造
JP2001152551A (ja) 柱梁接合部
JPH07189347A (ja) 建築・土木構造用継手
JPH07331744A (ja) ワンサイドボルト使用柱・梁接合構造
JPH0527608Y2 (ja)
JPH0376948A (ja) 閉鎖形断面材からなる鉄骨柱と鉄骨梁との接合装置
JPH09221831A (ja) 鋼管柱の梁,柱,柱脚部の接合構造
JPH031565Y2 (ja)
JPH05263468A (ja) 角鋼管柱とはりとの接合構造
JPH0396543A (ja) 柱・梁接合金物
JPH0598704A (ja) 柱梁接合構造
JPH0460037A (ja) 柱と梁の嵌込み接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041118

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees