JPH04366247A - 角形鋼管柱とはりの接合部及び接合金物 - Google Patents

角形鋼管柱とはりの接合部及び接合金物

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JPH04366247A
JPH04366247A JP14341691A JP14341691A JPH04366247A JP H04366247 A JPH04366247 A JP H04366247A JP 14341691 A JP14341691 A JP 14341691A JP 14341691 A JP14341691 A JP 14341691A JP H04366247 A JPH04366247 A JP H04366247A
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JP
Japan
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steel pipe
pipe column
shaped
square steel
hardware
Prior art date
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Pending
Application number
JP14341691A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Uno
智 宇野
Sunao Takagi
直 高木
Hirooki Terasawa
太沖 寺沢
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は角形鋼管柱とH形鋼はり
等の鉄骨はりとの接合に用いる柱はり接合部及び該接合
部に適した接合金物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角形鋼管柱にH形鋼はりを接合する従来
技術としては、例えば図5〜図7に示すような方法が挙
げられる。
【0003】図5は溶接接合による鋼管柱とH形鋼はり
の接合部の一例であり、上下階で切断した角形鋼管柱2
1をダイアフラム23を介して溶接することにより一体
化し、ダイアフラム23と接合部の短いはり22’のフ
ランジ、並びに柱21とはり22’のウェブを溶接する
ことにより、柱21とはり22’の接合を行い、スプラ
イスプレート24と高力ボルト25により接合部の短い
はり22’と柱間の長いはり22を接合したものである
【0004】図6は高力ボルト接合を用いた内挿ダイア
フラム形式の柱はり接合部の一例であり、T形金物34
と角形鋼管柱31の各隅角部に挿入したL形断面の接合
金物33を介して鋼管柱31とはりを高力ボルトで結合
させるものである(特開昭59−18833号公報参照
)。
【0005】図7も高力ボルト接合を用いた内挿ダイア
フラム形式の柱はり接合部の一例であり、T形金物44
と水平な板の4辺にボルト孔を有する起立壁を設けた鉛
直断面がH字状の接合金物を介して角形鋼管柱41とは
りを結合させるものである(特公昭62−2087号公
報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような溶接
接合の場合、工場での加工において多くの溶接を必要と
するため、製造コストがかかる。また、溶接時の溶接熱
によってひずみ、ねじれが生じるため、製作精度が悪く
なる。また、溶接時に生じる溶接欠陥を発見するために
行う検査には多大な労力と費用がかかる。さらに、工場
で加工された柱には突出部ができるが、これが運搬時の
妨げとなる。
【0007】図6に示すような内挿金物形式の場合、接
合金物がL形断面であり、水平方向に力を伝達する要素
がないため、補強効果が小さい。
【0008】図7に示すような内挿金物形式の場合、接
合金物の水平部分が鋼管柱内で隔壁を形成しているため
、ボルトの挿入が困難である。また、角形鋼管の内径寸
法誤差への対応も困難である。
【0009】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたものであり、角形鋼管柱とはりの接合を簡便にし
、作業性を向上させるとともに、力を円滑に伝達できる
構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の第1のタイプの角
形鋼管柱とはりの接合部では、水平断面がL字状の鉛直
方向のL形鋼板と、L形鋼板の内側に設けられた水平リ
ブとからなる接合金物を用いる。接合金物は角形鋼管柱
内の各隅角部に挿入し、接合金物どうしの水平リブ間に
は所定の大きさの空隙を形成する。水平リブははりから
の力の伝達を円滑にするためのものであり、また空隙を
形成することでボルト接合を内外から行なえるようにす
る。また空隙を形成したことで、鋼管柱内にコンクリー
トを充填する場合の充填も容易となる。
【0011】角形鋼管柱の外周面には鉛直方向のフラン
ジと水平方向のウェブを有する鉛直断面がT字状のT形
金物(以下、単にT形金物という)のフランジを当接さ
せ、フランジと角形鋼管柱の内部に挿入した接合金物の
L形鋼板部分を高力ボルト等によりボルト接合する。ま
た、はりはT形金物のウェブに対しボルト接合する。
【0012】接合金物のL形鋼板部分は一体のものでも
よいが、互いに直交する鉛直方向の2枚の鋼板を水平リ
ブを介して連結したものでもよい。
【0013】また、接合金物のL形鋼板部分にはボルト
接合用の複数のボルト孔が形成されるが、ボルト孔は単
なる貫通孔の他、ボルト螺合用の雌ねじを設けたねじ孔
や、あるいは予めナットを装着した孔等とすることもで
きる。
【0014】本願の第2のタイプの角形鋼管柱とはりの
接合部では、水平断面が十字状のウェブと、前記ウェブ
の各先端に該ウェブに対し直角に設けたフランジとから
なる接合金物を用いる。接合金物は角形鋼管柱内に挿入
した状態で十字状のウェブ間に空隙が形成され、またウ
ェブがはりからの力を円滑に伝達する。
【0015】第1のタイプと同様、角形鋼管柱の外周面
にはT形金物のフランジを当接させ、フランジと角形鋼
管柱の内部に挿入した接合金物のフランジ部分を高力ボ
ルト等によりボルト接合し、はりはT形金物のウェブに
対しボルト接合する。
【0016】接合金物のフランジ部分にはボルト接合用
の複数のボルト孔が形成され、単なる貫通孔の他、ボル
ト螺合用の雌ねじを設けたねじ孔や、あるいは予めナッ
トを装着した孔等でもよい。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0018】図1は本願の第1のタイプの発明の角形鋼
管柱とはりの接合部の一実施例を示したもので、図2は
図1の実施例に用いた接合金物を示したものである。
【0019】図2の接合金物3は直交する2枚の鉛直方
向の鋼板3aと水平リブ3bを一体化したもので、本実
施例においては鋼板3aどうしを離間させ、角形鋼管柱
1内面隅角部のアール部分を避けている。鋼板3a部分
には、高力ボルト5でT形金物4と接合するためのボル
ト孔6としての貫通孔が設けられている。
【0020】図1に示すように、鋼管柱1内には内径を
一定にするためのフィラープレート7と上述した接合金
物3を挿入し、高力ボルト5を用いて鋼管柱1の外周面
に当接させたT形金物4と接合する。接合金物3はL字
状の水平断面を形成する鋼板3aを鋼管柱1の各隅角部
に、フィラープレート7を介した状態で当接させており
、上下のT形金物4を介して鋼管柱1とH形鋼はり2を
高力ボルト5で接合している。
【0021】接合金物3に水平リブ3bがあることで、
H形鋼はり2からの力が円滑に伝達され、また水平リブ
3b間に大きな空隙が形成されていることで、例えは高
力ボルト5を鋼管柱1の内側から挿入し、外側からボル
ト締め作業を行うことができる。また、フィラープレー
ト7を用いることで、角形鋼管柱1の内径寸法の誤差に
も対応できる。
【0022】図3は本願の第2のタイプの発明の角形鋼
管柱とはりの接合部の一実施例を示したもので、図4は
図3の実施例に用いた接合金物を示したものである。
【0023】図4の接合金物13は水平断面が十字状の
ウェブ13aと、ウェブ13aの各先端に直角に設けた
フランジ13bとからなり、フランジ13b部分には、
高力ボルト15でT形金物14と接合するためのボルト
孔16としての貫通孔が設けられている。
【0024】図3に示すように、鋼管柱11内に接合金
物13を挿入し、高力ボルト15を用いて鋼管柱11の
外周面に当接させたT形金物14と接合する。また、H
形鋼はり12はその上下フランジを上下のT形金物14
のウェブに高力ボルト15で接合する。
【0025】
【発明の効果】■  本出願の第1のタイプの発明の接
合部および接合金物では角形鋼管内に挿入する接合金物
に水平リブが設けられているため、はりからの力を円滑
に伝達することができる。
【0026】■  本出願の第2のタイプの発明の接合
部および接合金物では角形鋼管内に挿入する接合金物が
十字状のウェブを有しているため、はりからの力を円滑
に伝達することができる。
【0027】■  接合金物の水平リブ間または十字状
のウェブ間に空隙があるため、ボルト接合を内外から行
うことができ、施工性に優れる。
【0028】■  高力ボルト等のボルトを用いた現場
施工が主であるため、工場からの運搬時に大きな突出部
もなく、運搬性にも優れる。
【0029】■  角形鋼管柱内にコンクリートを充填
する場合にも、空隙が形成されていることで充填性に優
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願の第1のタイプの発明の接合部の一実施
例を示したもので、(a) は平面図、(b) は鉛直
断面図である。
【図2】図1の接合部に用いる接合金物の一実施例を示
したもので、(a) は平面図、(b) は正面図であ
る。
【図3】本出願の第2のタイプの発明の接合部の一実施
例を示したもので、(a) は平面図、(b) は鉛直
断面図である。
【図4】図2の接合部に用いる接合金物の一実施例を示
したもので、(a) は平面図、(b) は正面図であ
る。
【図5】従来例を示す正面図である。
【図6】他の従来例を示す分解斜視図である。
【図7】他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,11…柱、2,12…はり、3,13…接合金物、
4,14…T形金物、5,15…高力ボルト、6,16
…ボルト孔、7…フィラープレート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鉛直方向のフランジと水平方向のウェ
    ブを有する鉛直断面がT字状のT形金物の前記フランジ
    を角形鋼管柱の外周面に当接させ、前記フランジを前記
    角形鋼管柱の内部に挿入した接合金物に対しボルト接合
    するとともに、前記ウェブに対しはりをボルト接合する
    角形鋼管柱とはりの接合部において、前記接合金物とし
    て、角形鋼管柱の内面隅角部に当接する水平断面がL字
    状の鉛直方向のL形鋼板と、前記L形鋼板の内側に設け
    た水平リブとからなる接合金物を用い、該接合金物を前
    記角形鋼管柱の各隅角部に挿入し、前記接合金物どうし
    の前記水平リブ間に所定の大きさの空隙を形成した状態
    で、前記T形金物の前記フランジを前記接合金物にボル
    ト接合してあることを特徴とする角形鋼管柱とはりの接
    合部。
  2. 【請求項2】  角形鋼管柱の内面隅角部に当接する水
    平断面がL字状のL形鋼板と、前記L形鋼板の内側に設
    けた水平リブとからなり、前記L形鋼板に複数のボルト
    孔を設けたことを特徴とする角形鋼管柱はり接合金物。
  3. 【請求項3】  前記L形鋼板は互いに直交する鉛直方
    向の2枚の鋼板からなる請求項2記載の角形鋼管柱はり
    接合金物。
  4. 【請求項4】  鉛直方向のフランジと水平方向のウェ
    ブを有する鉛直断面がT字状のT形金物の前記フランジ
    を角形鋼管柱の外周面に当接させ、前記フランジを前記
    角形鋼管柱の内部に挿入した接合金物に対しボルト接合
    するとともに、前記ウェブに対しはりをボルト接合する
    角形鋼管柱とはりの接合部において、前記接合金物とし
    て、水平断面が十字状のウェブと、前記ウェブの各先端
    に該ウェブに対し直角に設けたフランジとからなる接合
    金物を用い、該接合金物を前記角形鋼管柱内に挿入し、
    前記T形金物のフランジを前記接合金物のフランジにボ
    ルト接合してあることを特徴とする角形鋼管柱とはりの
    接合部。
  5. 【請求項5】  水平断面が十字状のウェブと、前記ウ
    ェブの各先端に該ウェブに対し直角に設けたフランジと
    からなり、前記フランジに複数のボルト孔を設けたこと
    を特徴とする角形鋼管柱はり接合金物。
JP14341691A 1991-06-14 1991-06-14 角形鋼管柱とはりの接合部及び接合金物 Pending JPH04366247A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06322823A (ja) * 1993-05-19 1994-11-22 Kajima Corp 柱・梁接合部
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CN106400958A (zh) * 2016-10-10 2017-02-15 山东大学 一种用于钢梁与钢管柱的单面连接螺栓

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