JP4005736B2 - 柱の接合構造及びユニット建物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は柱の接合構造及びユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上下の柱を剛接合する接合構造として、特開昭57−169148号公報に記載の如く、上下の柱の外面に嵌合部材を設けて上下の柱を仮止めした状態で、それら上下の柱を現場溶接するものが提案されている。
【0003】
また従来、特開平3−166442号公報に記載の如く、上下の柱のそれぞれにテーパ雄体とテーパ雌体を設け、それらのテーパ雄体とテーパ雌体とを嵌合させ、両テーパ体のそれぞれに設けてある締結部を柱外で締結してなるものが提案されている。
【0004】
上記特開昭57−169148号公報に記載のものにあっては、現場溶接を必要とするため天候に左右される等、作業性が悪い。また、柱の外面に嵌合部材を設けているため、工場から現地への輸送性が悪く、外観も悪い。
【0005】
また、特開平3−166442号公報に記載のものにあっては、テーパ雄体とテーパ雌体のテーパ精度により柱長さが変動し易い。また、柱の外面に両テーパ体の締結部を設けているため、工場から現地への輸送性が悪く、外観も悪い。
【0006】
上記のように、柱の外面に締結部を設けるものは外観が悪かったり、その締結部が輸送や保管の邪魔になるなどの問題があるため、柱の内部で締結する技術が提案されている。
【0007】
特開平7−4572号公報には、つば付き継手金具と段付き継手金具を用いて上下の柱を螺合連結する技術が記載されている。また、特開昭61−186645号公報には、上下の柱に端板を溶接し、柱内で大径のボルトで締結する技術が記載されている。
【0008】
また、ユニット建物を構築するに際し、特開昭50−147113号公報に記載の如く、上下の建物ユニットの柱同士を締結する方法として、上柱の下端部に設けた底端板と、下柱の上端部に設けた頭端板とを、柱内でボルト締結するものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−4572号公報のつば付き継手金具を用いて螺合連結する技術は、円柱以外では、やはりそのつば部が螺合する際に回転位置がずれると外に突出する難点がある。
【0010】
また、特開昭61−186645号公報の柱内で大径のボルトで締結する技術は、ただ単に大径のボルトで締結するのみであるから、上下の柱の位置が正確に合わず、構造的強度が小さくなり、外観を損ねる恐れがあった。
【0011】
また、特開昭50−147113号公報の上下の建物ユニットの柱同士をその柱内でボルト締結する技術は、ただ単に、上下の柱をボルトによりピン接合するに過ぎず、剛接合に近い強固な接合状態にすることに多大な困難がある。このため、構築されたユニット建物の強度を確保するためには、高強度の柱を高強度のボルトで強力に締め付ける等の必要があり、コストが高くなり、施工工数がかかる問題があった。
【0012】
そこで、本発明の目的は、上下の柱をその柱内で簡易に剛接合に近い強固な接合状態にできる柱の接合構造、及び上下の建物ユニットが強固に接合され強度の大きなユニット建物を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、上柱と下柱とをその内部でボルトにより上下に接合する柱の接合構造において、上柱の下部に底接合部を備え、下柱の上部に頭接合部を備え、底接合部にはその中央にボルト挿通孔が設けられるとともにこのボルト挿通孔の周囲にボルト挿通孔に向かうテーパからなる案内部が設けられ、頭接合部には下柱の外径の半分以上の径のねじ孔が設けられ、ボルトにはその頭部の裏面周囲に上記案内部をボルトの軸芯に向け案内するテーパからなる導入部が設けられており、上記案内部のテーパと上記導入部のテーパは、その傾斜角度が同じにされており、上記ボルトが上記底接合部のボルト挿通孔を通して頭接合部のねじ孔に螺入されるとともにその導入部が上記案内部を案内して位置決めして底接合部と頭接合部の周囲に締め付け力がかかるようにして締結されてなることを特徴とする柱の接合構造である。
【0014】
請求項2記載の本発明は、四隅に柱が設けられた箱形状の建物ユニットが上下に積み重ねられ、その上下の柱が、請求項1記載の柱の接合構造により接合されてなることを特徴とするユニット建物である。
【0015】
本発明において下柱の外径の半分以上のねじ孔とは、谷径が上記以上のねじ孔のことであり、下柱が角柱の場合はその対角径でなく短径の半分以上のねじ孔をを言う。
【0016】
本発明における四隅に柱が設けられた箱形状の建物ユニットとは、四隅に柱を有しこれに梁などが接合されて箱形状になされその複数個を上下あるいは更に左右に連結して建物を構成するものであり、例えば図3から図7に示すような形状のものが用いられる。図3の建物ユニット4、5は四隅に柱1、2を有し、柱1、2の下部に床(と天井と)が取り付けられた梁41、51を有し、上方が開口している。図4〜図7は四隅の柱の上部に天井を有し、柱の下部に床を有している。柱や梁は鋼材、ステンレス鋼材、その他の合金鋼材、或いはこれらとコンクリートや合成樹脂など他の材料との複合材が用いられる。
【0017】
【作用】
請求項1記載の本発明の柱の接合構造は、上柱の底接合部にその中央にボルト挿通孔が設けられるとともにこのボルト挿通孔の周囲にボルト挿通孔に向かうテーパからなる案内部が設けられ、下柱の頭接合部に下柱の外径の半分以上の径のねじ孔が設けられ、ボルトにその頭部の裏面周囲に上記案内部をその軸芯に向け案内するテーパからなる導入部が設けられており、上記ボルトが上記底接合部のボルト挿通孔を通して頭接合部のねじ孔に螺入されるとともにその導入部が上記案内部を案内して位置決めして底接合部と頭接合部の周囲に締め付け力がかかるようにして締結されるから、上柱と下柱の事前の位置合せ精度を高精度化しなくても、上柱と下柱を簡易に正確な位置に合わせられるとともに、上下の柱の接合部の周囲に締め付け力が働き剛接合に近い強固な接合が得られる。
【0018】
請求項2記載の本発明のユニット建物は、四隅に柱が設けられた箱形状の建物ユニットが上下に積み重ねられ、その上下の柱が、請求項1記載の柱の接合構造により接合されてなるから、上下の建物ユニットの四隅において強固にしかも位置精度よく接合連結され、建物全体の設計強度が確実に発現でき、強度の大きなものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の柱の接合構造及びユニット建物の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例である柱の接合構造の一部切欠き説明図、図2は本発明に用いるボルトの縦断面図、図3は本発明の実施例であるユニット建物の説明図、図4〜図7は本発明に用いる建物ユニットの斜視図及び正面図である。
【0020】
図1において、上柱1と下柱2とをその内部でボルト3により上下に接合している。上柱1はステンレス鋼製の直径(外径)140mmの円柱からなり、その下部に同じくステンレス鋼製の底接合部11が溶接されている。下柱2はステンレス鋼製の直径140mmの円柱からなり、その上部に同じくステンレス鋼製の頭接合部21が溶接されている。
【0021】
底接合部11にはその中央にボルト挿通孔12が設けられるともにこのボルト挿通孔12の周囲にボルト挿通孔12に向かうテーパからなる案内部13が設けられている。
【0022】
頭接合部21には下柱2の外径の半分以上の径である谷径が約96mmのねじ孔22が設けられている。上記底接合部11のボルト挿通孔12の径は、上記ねじ孔22より若干大きい約98mmになっている。
【0023】
ボルト3はステンレス鋼製で略筒形状になっており、ボルト部31の山径が約95mmになっており、その先端に案内用のテーパ32が設けられている。ボルト3の頭部33は外径が115mmになっており、その裏面周囲にテーパからなる導入部34が設けられ、表面部には、図2に示すように、回転工具の嵌合孔35が設けられている。導入部34は、上記案内部13をボルトの軸芯に向け案内し位置決めするように、両者のテーパの傾斜角度を同じにしている。
【0024】
上柱1と下柱2との接合手順は、下柱2の頭接合部21の上に上柱1の底接合部11を載置し、ボルト3を長尺の締結工具で保持しながら上柱1の上方からその内部を下降させてボルト挿通孔12を通して頭接合部21のねじ孔22に螺入するのである。そうすると、ボルト3がねじ孔22に螺入下降するにしたがい、その導入部34が底接合部12の案内部13に接触し、案内部13をボルト3の軸芯に向け案内して、下柱2と上柱1の柱芯を一致させる。
【0025】
ボルト3の締め付けが完了すると、案内部13のテーパ面と導入部34のテーパ面とが一致し、ボルト3の頭部33とねじ部31による締め付け力が、底接合部21と頭接合部11の周囲にかかるようになり、剛接合に近い強固な接合が得られる。なぜなら、頭接合部21のねじ孔21の径が大きいから頭接合部21の周囲に締め付け力が働き、更に、底接合部11の案内部13のテーパ面とボルト3の導入部34のテーパ面によって外側に締め付け力が働くからである。したがって、この上下に接合された柱1、2に曲げや引っ張りやせん断の荷重がかかっても、接合部のボルト3の接触部(導入部34のテーパ面やボルト部31のねじ山面)が抵抗し荷重に耐える大きな強度を発揮するのである。
【0026】
次に上記の柱の接合構造を用いたユニット建物について説明する。
図3において、ユニット建物Uは、2階の建物ユニット4、4が1階の建物ユニット5、5の上に載置連結されている。
【0027】
2階の建物ユニット4は、箱形状になっており、その四隅に上柱1、1…が設けられ、上柱1、1の下部間にはステンレス鋼製の梁41が溶接により連結されている。梁41の上部には床が設けられ、下部には天井が設けられている。上柱1、1間には外壁や間仕切が設けられ、箱形状の上方開口の居室空間が形成されている。
【0028】
1階の建物ユニット5も、同様に箱形状になっており、その四隅に下柱2、2…が設けられ、下柱2、2の下部間にはステンレス鋼製の梁51が溶接により連結されている。梁51の上部には床が設けられている。下柱2、2間には外壁や間仕切が設けられ、箱形状の上方開口の居室空間が形成されている。
【0029】
上下左右の建物ユニット4、4、5、5の接合は次のようにして行われる。
1階の建物ユニット5、5の隣接する下柱2、2の頭接合部21、21の上に両者に渡る連結プレート6を設置する。連結プレート6はステンレス鋼製で前記ボルト挿通孔12と対応する位置に同径のボルト挿通孔が設けられている。独立した下柱2の頭接合部21の上にも、ボルト挿通孔が設けられた同じ厚みの連結プレート6aを設置する。
【0030】
これらの上に2階の建物ユニット4、4をクレーンで吊って設置する。それから、ボルト3を長尺の締結工具で磁力等で保持しながら上柱1の上方からその内部を下降させてボルト挿通孔12及び連結プレート6のボルト挿通孔を通して頭接合部21のねじ孔22に螺入して締め付けるのである。そうすると、前記と同様に、ボルト3がねじ孔22に螺入下降し、その導入部34が底接合部12の案内部13に接触し、案内部13をボルト3の軸芯に向け案内して、下柱2と上柱1の柱芯を一致させ、強固に接合する。
【0031】
ボルト3の締め付けが完了すると、同様に案内部13のテーパ面と導入部34のテーパ面とが一致し、ボルト3の頭部33とねじ部31による締め付け力が、底接合部21と頭接合部11の周囲にかかるようになり、剛接合に近い強固な接合が得られる。したがって、ユニット建物Uは上下の建物ユニット4、4、5、5の各上柱1と下柱2とが強固に接合連結されたものとなり、全体として、建物の設計強度が確実に発現でき、強度の大きなものになる。
【0032】
図3のユニット建物Uは、2階の建物ユニット4、4の上に、更に、傾斜屋根ユニット7、7を接合している。傾斜屋根ユニット7、7もその四隅部に柱71、71…を設けておけば、同様に接合することができる。この場合は、1階の建物ユニット5と2階の建物ユニット4との接合用のボルト3を、予め2階の建物ユニット4の上柱1内に内蔵させておけばよい。
【0033】
他の建物ユニットの実施例を次に説明する。
図4の建物ユニット4aは、四隅部の角鋼管からなる柱1の下端間に跨がる溝形鋼の床梁41、41…が溶接により取付けられ、柱1の上端には取付片42aを介して天井面支持材43aが取付けられて構成されている。床梁41には床板が取り付けられ、柱1、1間には外壁や間仕切が取り付けられ、箱形状の居室空間が形成される。
【0034】
図5の建物ユニット4bは、四隅部の角鋼管からなる柱1の上下間に短い溝形のジョイントピース42bが溶接により取付けられ、上下間のジョイントピース42b、42b間に跨がる溝形の天井梁43及び床梁41が取付けられ、ほぼ平行な2本の長い天井梁43の間に複数本の木製小梁45が架設され、ほぼ平行な2本の長い床梁41の間に角鋼管からなる複数本の小梁46が架設されて構成されている。小梁45の下面には天井板が取り付けられ、小梁46の上面には床板が取り付けられる。柱1、1…間には外壁や間仕切が取り付けられ、箱形状の居室空間が形成される。
【0035】
図6の建物ユニット4cは、柱1、1と床梁41とを接合した骨組構造体からなるものであり、4本の床梁41を矩形状に枠組してなる床梁フレームのコーナー部である柱接合部に外ダイヤフラム42を溶接し、各外ダイヤフラム42に円形断面の柱1を挿入し、柱1の任意の高さ位置に外ダイヤフラム42を溶接し、天井梁を有さずに構成したものである。柱1としては、円形断面の丸鋼管等を採用し、床梁41としてはC形鋼等を採用できる。尚、建物ユニット4cにあっては、床梁フレームの上に床面材41cが取着され、柱1の上端部に天井面材43cが取着されて用いられる。柱1、1間には外壁や間仕切が取り付けられ、箱形状の居室空間が形成される。
【0036】
図7の建物ユニット4dは、図6の建物ユニット4cに比して、柱1の上部に天井梁43を備えたものである。即ち、この建物ユニット4dでは、4本の天井梁43を矩形状もしくは台形状等に枠組してなる天井梁フレームのコーナー部である柱接合部に外ダイヤフラム42を溶接し、各外ダイヤフラム42に円形断面の柱1を挿入し、柱1の任意の高さ位置に外ダイヤフラム42を溶接し、前述の床梁41に加え、天井梁43を有するようにしたものである。尚、この建物ユニット4dにあっては、床梁フレームの上に床面材41dが取着されることに加え、天井梁フレームの下に天井面材43dが取着されて用いられる。柱1、1間には外壁や間仕切が取り付けられ、箱形状の居室空間が形成される。
【0037】
これらの建物ユニット4a、4b、4c、4dは、図3に示したユニット建物Uと同様にして、上下左右に積み重ねて設置し、上下の柱1、1を前記柱の接合構造により接合連結し、ユニット建物を構築するのである。
【0038】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の柱の接合構造は、ユニット建物を構成する建物ユニットの柱の締結に限らず、広く一般の柱の締結に適用できる。また、本発明の柱を横に使ってもよいのはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の柱の接合構造は、上柱の底接合部のボルト挿通孔の周囲にテーパからなる案内部が設けられ、下柱の頭接合部に下柱の外径の半分以上の径のねじ孔が設けられ、ボルトにその頭部の裏面周囲にテーパからなる導入部が設けられており、上記ボルトがその導入部が上記案内部を案内して位置決めして底接合部と頭接合部の周囲に締め付け力がかかるようにして締結されるから、上柱と下柱の事前の位置合せ精度を高精度化しなくても、上柱と下柱を簡易に正確な位置に合わせられるとともに、上下の柱の接合部を剛接合に近い強固な接合にできる。
【0040】
請求項2記載の本発明のユニット建物は、四隅に柱が設けられた箱形状の建物ユニットが上下に積み重ねられ、その上下の柱が、請求項1記載の柱の接合構造により接合されてなるから、上下の建物ユニットの四隅において強固にしかも位置精度よく接合連結され、建物全体の設計強度が確実に発現でき、強度が大きなものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である柱の接合構造の一部切欠き説明図である。
【図2】本発明に用いるボルトの縦断面図である。
【図3】本発明の実施例であるユニット建物の説明図である。
【図4】本発明に用いる建物ユニットの斜視図である。
【図5】本発明に用いる建物ユニットの斜視図である。
【図6】本発明に用いる建物ユニットの正面図である。
【図7】本発明に用いる建物ユニットの正面図である。
【符号の説明】
U ユニット建物
1 上柱
11 底接合部
12 ボルト挿通孔
13 案内部
2 下柱
21 頭接合部
22 ねじ孔
3 ボルト
34 導入部
4、4a、4b、4c、4d、5 建物ユニット
6 連結プレート

Claims (2)

  1. 上柱と下柱とをその内部でボルトにより上下に接合する柱の接合構造において、
    上柱の下部に底接合部を備え、下柱の上部に頭接合部を備え、
    底接合部にはその中央にボルト挿通孔が設けられるとともにこのボルト挿通孔の周囲にボルト挿通孔に向かうテーパからなる案内部が設けられ、
    頭接合部には下柱の外径の半分以上の径のねじ孔が設けられ、
    ボルトにはその頭部の裏面周囲に上記案内部をボルトの軸芯に向け案内するテーパからなる導入部が設けられており、
    上記案内部のテーパと上記導入部のテーパは、その傾斜角度が同じにされており、
    上記ボルトが上記底接合部のボルト挿通孔を通して頭接合部のねじ孔に螺入されるとともにその導入部が上記案内部を案内して位置決めして底接合部と頭接合部の周囲に締め付け力がかかるようにして締結されてなることを特徴とする柱の接合構造。
  2. 四隅に柱が設けられた箱形状の建物ユニットが上下に積み重ねられ、その上下の柱が、請求項1記載の柱の接合構造により接合されてなることを特徴とするユニット建物。
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