JPH09221831A - 鋼管柱の梁,柱,柱脚部の接合構造 - Google Patents

鋼管柱の梁,柱,柱脚部の接合構造

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JPH09221831A
JPH09221831A JP5667996A JP5667996A JPH09221831A JP H09221831 A JPH09221831 A JP H09221831A JP 5667996 A JP5667996 A JP 5667996A JP 5667996 A JP5667996 A JP 5667996A JP H09221831 A JPH09221831 A JP H09221831A
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Akira Fukuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、剛性を確保しながら、無溶接で
接合できる構造とする。 【解決手段】 鋼管柱1の長手方向の一部に加熱圧縮で
増肉させた厚肉部1aを設ける。この厚肉部1aに作業
者の手を差し込み可能なハンドホール6を設け、厚肉部
1aに梁2の端部を高力ボルト7で接合する。上下柱の
接合の場合、上下柱の対向端部を厚肉部とし、いずれか
の厚肉部にハンドホールを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、角形鋼管や丸形
鋼管等の鋼管柱における柱・梁の接合、柱中間の接合、
および柱脚部の接合を現場溶接無しで行う接合構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管柱にH形鋼製の梁を接合する
場合、図12に示す溶接による接合構造が一般に採用さ
れている。すなわち、鋼管柱51を梁52のフランジ高
さで切断し、この切断部に補強用のダイヤフラム53を
溶接して梁接合仕口とし、梁52の端部を溶接する。し
かし、前記構成では、工場や現場で多くの溶接が必要な
ため、手間がかかるうえ、品質管理が難しい。
【0003】このような問題点を解決する接合構造とし
て、図13に示すように、高周波加熱などの技術を応用
した増肉加工により管壁の一部を厚肉部51aとした鋼
管柱51を使用し、梁52のエンドプレート54をワン
サイドボルト55で接合するものを開発した。これによ
れぱ、溶接を用いずに、厚肉部51aによって鋼管柱5
1の剛性が確保できる。また、ワンサイドボルト55の
使用により、閉鎖断面の鋼管柱51に対するボルト接合
が容易に行える。ワンサイドボルト55には、強い締付
力が得られるものが開発されており、締付力の管理も行
い易い。
【0004】図14は、鋼管柱51の中間部の接合構造
の例であり、上下の鋼管51A,51Bに連結プレート
56を重ね、ワンサイドボルト55で接合している。図
15は、鋼管柱51の柱脚部の接合構造の例である。こ
の例では、鋼管柱51の下端に増肉加工による厚肉部5
1bを設け、柱脚金物57の短筒部59に連結プレート
60を添えてワンサイドボルト55で接合している。柱
脚金物57はベースプレート部58と短筒部59とを一
体に成形した鋳造品等からなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の各接合
構造は、いずれもワンサイドボルト55を多数使用して
おり、ワンサイドボルト55は、通常の高力ボルトに比
べると非常に高価な部品であるため、これを多数用いる
とコスト高になる。このような課題を解消するため、ハ
ンドホールを設けて柱内からのボルトの差し込み作業を
可能とし、通常の高力ボルトを用いることを考えたが、
ハンドホールの形成に伴う断面欠損のため、必要な剛性
を得ることができない。接合後にハンドホールを溶接で
塞ぐ方法はあるが、現場溶接となるため、溶接品質の問
題があり、信頼性の確保が難しい。
【0006】この発明は、このような課題を解消し、低
コストで、剛性を確保しながら、無溶接で接合できる鋼
管柱の梁,柱,柱脚部の接合構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の鋼管柱の柱・
梁接合構造は、鋼管柱の長手方向の一部に加熱圧縮で増
肉させた厚肉部を設け、この厚肉部に作業者の手を差し
込み可能なハンドホールを設け、前記厚肉部に梁の端部
を高力ボルトで接合したものである。この構成によれ
ば、ハンドホールから柱内に手を差し込むことにより、
鋼管柱の内部から梁の端部へ高力ボルトを挿通すること
ができる。このため、閉鎖断面の鋼管柱に対して、高力
ボルトによる接合が可能となる。ハンドホールは鋼管柱
の厚肉部に設けるため、断面欠損を生じても鋼管柱は素
管の断面積を上回る断面積を得ることができ、必要な剛
性が確保できる。
【0008】前記柱・梁接合構造において、厚肉部のハ
ンドホールは、梁との接合範囲の上方位置または下方位
置に設けてもよい。この構成の場合、梁が邪魔となるこ
となく、ハンドホールからの高力ボルトの差し込み作業
が行える。前記梁がH形鋼からなる場合、厚肉部のハン
ドホールを梁成の中間高さに設けても良い。この場合、
前記梁の厚肉部への高力ボルトによる接合は、上下に離
れた接合金物、または上下に離れたエンドプレート、ま
たは中間高さ部分が幅狭となったエンドプレートを介し
て行うことが好ましい。このようにハンドホールを梁成
の中間高さに配置することで、厚肉部の長さにハンドホ
ールの形成のための長さ分を追加する必要が無くなり、
厚肉部が短くて済む。また、前記のように接合金物やエ
ンドプレートを上下に離すことなどによって、ハンドホ
ールからの高力ボルトの差し込み作業を梁が邪魔となる
ことなく行える。また、前記柱・梁接合構造において、
前記鋼管柱の厚肉部を、加熱圧縮で増肉させた厚肉部に
代えて、鋼管柱の外周に補強用鋼管を重ねた厚肉部とし
ても良い。補強用鋼管は上下端を鋼管柱に溶接する。こ
の構成の場合も、ハンドホールの形成に伴う断面欠損を
厚肉部で補うことができる。また、厚肉部の形成が容易
で、一層のコスト低下が図れる。
【0009】この発明の第1の鋼管柱の接合構造は、互
いに略突き合わせ状態に配置される一対の鋼管の対向端
部を、各々加熱圧縮により増肉した厚肉部とし、少なく
とも一方の鋼管の厚肉部に、作業者の手を差し込み可能
なハンドホールを設け、前記両鋼管の厚肉部間にわたっ
て重なる連結プレートを設け、この連結プレートと前記
両厚肉部とを、これら連結プレートと厚肉部とに形成し
た孔間に挿通された高力ボルトで締結したものである。
この構成によれば、ハンドホールから柱内に手を差し込
むことにより、鋼管柱の内部から高力ボルトを挿通でき
る。また、ハンドホールは鋼管の厚肉部に設けてあるの
で、鋼管柱の断面欠損を補い、剛性を確保することがで
きる。
【0010】この発明の第2の鋼管柱の接合構造は、互
いに略突き合わせ状態に配置される一対の鋼管の対向端
部のうち、片方の鋼管の前記対向端部を加熱圧縮により
増肉した厚肉部とし、この厚肉部に作業者の手を差し込
み可能なハンドホールを設け、他方の対向端部にライナ
プレートを重ね、前記両鋼管の厚肉部とライナプレート
の重なり部とにわたって重なる連結プレートを設け、こ
の連結プレートと前記厚肉部、および前記連結プレート
とライナプレートと鋼管端部とを、これらの部材に形成
した孔間に挿通される高力ボルトで接合したものであ
る。この構成の場合も、ハンドホールを用いて鋼管柱内
から高力ボルトの挿通が行え、またハンドホールの形成
に伴う断面欠損の問題が無くせる。片方の鋼管の端部は
厚肉部とせず、ライナプレートを重ねるので、鋼管柱の
加工コストが低減できる。
【0011】この発明の第3の鋼管柱の接合構造は、互
いに略突き合わせ状態に配置される一対の鋼管の対向端
部にわたり、連結プレートを重ね、この連結プレートと
両鋼管の対向端部とを、これら連結プレートと鋼管とに
形成した孔間に挿通された高力ボルトで締結し、前記少
なくとも一方の鋼管に、前記連結プレートによる接合部
の近傍で、加熱圧縮により増肉させた厚肉部を設け、こ
の厚肉部に作業者の手を差し込み可能なハンドホールを
設けたものである。この構成の場合も、ハンドホールを
用いて鋼管柱内から高力ボルトの挿通が行え、またハン
ドホールの形成に伴う断面欠損の問題が無くせる。鋼管
柱の厚肉部はハンドホールの形成部分だけで良いため、
短い幅に形成すれば足りる。上下の鋼管の接合は、通常
の肉厚部分で行うため、厚肉部による補強効果は得られ
ないが、上下層の中間に接合部を配置した場合、大きな
曲げ荷重は作用しないため、必要な接合部強度が得られ
る。
【0012】この発明の鋼管柱の柱脚構造は、鋼管柱の
下端に加熱圧縮で増肉させた厚肉部を設け、この厚肉部
と略突き合わせ状態となる短筒部がベースプレートの上
面に突設された柱脚金物を設け、これら厚肉部と短筒部
とにわたり連結プレートを重ね、この連結プレートと前
記厚肉部および短筒部とを、これらの部材に設けた孔に
挿通された高力ボルトで接合し、前記鋼管柱の厚肉部に
おける前記連結プレートよりも上方位置に、作業者の手
を差し込み可能なハンドホールを設けたものである。こ
の構成の場合も、ハンドホールから柱内に手を入れて柱
内部からの高力ボルトの挿通が行え、またハンドホール
の形成に伴う断面欠損の問題が無くせる。これにより、
堅固で施工性も良く、低コストの柱脚構造となる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態を図1
と共に説明する。この実施形態は鋼管柱の柱・梁接合構
造であって、鋼管柱1は角形鋼管からなり、梁2はH形
鋼からなる。鋼管柱1の長手方向の一部には、加熱圧縮
で増肉させた厚肉部1aが設けてある。梁2の端部には
方形の一枚のエンドプレート3を溶接し、エンドプレー
ト3には複数個のボルト挿通孔4を梁2の上下フランジ
の上下に各々位置させて設けておく。鋼管柱1の厚肉部
1aのうち、前記梁2との接合範囲には、前記エンドプ
レート3のボルト挿通孔4に整合する複数個のボルト挿
通孔5を設ける。また、前記厚肉部1aのうち、前記梁
2との接合範囲の上方位置または下方位置には、作業者
の手を差し込むことのできるハンドホール6を設ける。
この例では、対向配置される一対の梁2,2に対する接
合範囲のうち、片方については接合範囲の上方に、もう
片方については接合範囲の下方にハンドホール6を設け
ている。なお、このような厚肉部1aを有する鋼管の製
造については、均一な肉厚の素管を局部的に高周波加熱
しながら軸方向に加圧することによって任意長さの厚肉
部1aを形成する製法が実用化されている。
【0014】この柱・梁接合構造の現場での組立ては以
下の手順による。鋼管柱1の建込み完了後、梁2を吊り
上げて、その端部のエンドプレート3をそのボルト挿通
孔4が前記鋼管柱1の厚肉部1aのボルト挿通孔5に整
合するように厚肉部1aに重ねる。この支持状態で、鋼
管柱1の厚肉部1aのハンドホール6から作業者が鋼管
柱1内に手を差し込んで、厚肉部1aのボルト挿通孔5
からエンドプレート3のボルト挿通孔4にわたってトル
シア型(せん断型)の高力ボルト7を挿通させる。この
高力ボルト7により鋼管柱1の厚肉部1aと梁2のエン
ドプレート3とを締結する。トルシア型の高力ボルト7
は、ナット8側を回り止めした状態で、ボルト先端のピ
ンテールをトルクレンテ等でつかんで締め付け方向に回
すことにより、適正軸力に達した時点でつかみ部が破断
するものである。このため、高力ボルト7を鋼管柱1内
からそのボルト先端が外側に突出するように前記ボルト
挿通孔5,4に挿通させることにより、締付け作業を鋼
管柱1の外側から容易に行うことができる。また、ハン
ドホール6は、鋼管柱1の厚肉部1aに設けているの
で、ハンドホール6のために生じる断面欠損によっても
鋼管柱1の強度を十分確保できる。
【0015】図2はこの発明の第2の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であるが、ここ
では図1における方形のエンドプレート3に代えて、中
間部を幅狭部としたエンドプレート3Aを梁2の端部に
溶接すると共に、前記ハンドホール6を、厚肉部1aに
おけるエンドプレート3Aの幅狭部に近い部分、すなわ
ち梁成の中間高さ位置に設けている。この場合、エンド
プレート3Aの中間部が幅狭部となっているため、エン
ドプレート3Aに邪魔されることなく、梁成の中間高さ
位置にハンドホール6を設けることができる。このよう
に中間高さ位置にハンドホール6を設けることにより、
厚肉部1aの上下長さが短くて済む。その他の構成は図
1の実施形態と同様である。
【0016】図3はこの発明の第3の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であるが、ここ
では図1における方形の一枚のエンドプレート3に代え
て、2枚のエンドプレート3B,3Bを梁2の端部の上
下に分離して溶接すると共に、前記ハンドホール6を、
前記厚肉部1aにおける梁成の中間高さ位置に設けてい
る。この場合、エンドプレート3Bが上下に離れている
ので、エンドプレート3Bに邪魔されることなく、梁成
の中間高さ位置にハンドホール6を設けることができ
る。その他の構成は図1の実施形態と同様である。
【0017】図4はこの発明の第4の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であるが、ここ
では図1における方形の一枚のエンドプレート3に代え
て、上下に離れた2つの接合金物9を梁2の端部の上下
のフランジ2a,2bに高力ボルト10でそれぞれ接合
し、この両接合金物8を介して梁2を前記鋼管柱1の厚
肉部1aに前記高力ボルト7で接合している。前記接合
金物9はスプリットティーからなり、その縦片9aに
は、前記厚肉部1aのボルト挿通孔5に整合する複数個
のボルト挿通孔11が設けられている。横片9bには梁
2の上下フランジ2a,2bに接合するための複数個の
ボルト挿通孔(図示せず)が設けられている。この構成
の場合も、接合金物9が上下に離れているので、接合金
物9に邪魔されることなく、梁成の中間高さ位置にハン
ドホール6を設けることができる。その他の構成は図1
の実施形態と同様である。
【0018】図5はこの発明の第5の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であるが、ここ
では図1における鋼管柱1に代えて、加熱圧縮しない通
常の鋼管柱1Aを用い、その長さ方向の一部の外周に補
強用鋼管12を重ね、その上下端を鋼管柱1Aに溶接し
て厚肉部1Aaとしている。その他の構成は図1の実施
形態と同様である。この場合、加熱圧縮によらず、溶接
により厚肉部1Aaを有する鋼管柱1Aを容易に構成す
ることがきる。ボルト接合作業を容易に行えることは、
図1の実施形態の場合と同様である。
【0019】図6はこの発明の第6の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であり、ここで
は図2の実施形態において、その鋼管柱1に代えて、図
5に示す構成により厚肉部1Aaを設けた鋼管柱1Aを
用いている。その他の構成は図2の実施形態と同様であ
る。
【0020】図7はこの発明の第7の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であり、ここで
は図3の実施形態において、その鋼管柱1に代えて、図
5に示す構成により厚肉部1Aaを形成した鋼管柱1A
を用いている。その他の構成は図3の実施形態と同様で
ある。
【0021】図8はこの発明の第8の実施形態を示す。
この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であり、ここで
は図4の実施形態において、その鋼管柱1に代えて、図
5に示す構成により厚肉部1Aaを設けた鋼管柱1Aを
用いている。その他の構成は図4の実施形態と同様であ
る。
【0022】図9(A)はこの発明の第9の実施形態を
示す。この実施形態も鋼管柱の柱・梁接合構造であり、
ここでは図4実施形態において、その鋼管柱1の厚肉部
1aの外周に、厚肉部1aと密着状態に補強用鋼管13
を付加している。この補強用鋼管13の付加構造は、加
熱圧縮前の鋼管柱1の外側に補強用鋼管13を通して準
備しておき、この状態で鋼管柱1に加熱圧縮を行うこと
により構成できる。ボルト挿通孔5およびハンドホール
6は厚肉部1aから補強用鋼管13にわたって貫通させ
る。ハンドホール6は梁接合範囲の上方位置に設けてい
るが、梁接合範囲の下方位置でもよく、図4の場合のよ
うに梁成の中間高さ位置に設けてもよい。その他の構成
は図4の実施形態と同様である。なお、補強用鋼管13
は、鋼管柱1の内径面に設けても良い。この他に、図9
(B)に示すように、上下の鋼管41、41間に、これ
らよりも厚肉の鋼管42を溶接部43で突合せ溶接し
て、鋼管柱40の厚肉部としてもよい。この厚肉鋼管4
2からなる厚肉部にハンドホール46を設け、前記各例
と同様に鉄骨梁の高力ボルトによる接合が行える。ま
た、耐力的(構造的)に問題がない場合は、単に素管か
らなる鋼管柱にハンドホールを設けて梁の高力ボルトに
よる接合を行ってもよい。例えば、鋼管柱に蓋をして内
部にコンクリートを充填するような場合は、ハンドホー
ルが設けてあっても耐力的に問題がない。勿論、各実施
形態にかかる柱梁接合構造や鋼管柱の接合構造、鋼管柱
の橋脚構造において、鋼管柱内にコンクリートを充填し
てもよい。
【0023】図10(A)はこの発明の第10の実施形
態を示す。この実施形態は互いに突き合わせ状態に配置
される一対の鋼管を接合してなる鋼管柱の接合構造であ
って、上下の鋼管21,21は角形鋼管からなり、それ
らの対向端部には各々加熱圧縮により増肉した厚肉部2
1aを設ける。これら両鋼管21の各厚肉部21aには
複数個のボルト挿通孔23を設ける。前記両鋼管21の
対向端部の内外には、両鋼管21の厚肉部21a間にわ
たって重なる連結プレート22を各々配置し、これら連
結プレート22には前記厚肉部21aのボルト挿通孔2
3に整合する複数個のボルト挿通孔24を設ける。前記
両鋼管21の厚肉部21aのうち、前記連結プレート2
2の重なり部の上方位置または下方位置には、鋼管21
内に作業者が手を差し込むことのできるハンドホール6
を設ける。このハンドホール6に手を差し込んで前記厚
肉部21aと連結プレート22のボルト挿通孔23,2
4にトルシア型の高力ボルト7を挿通し、連結プレート
22と両鋼管21の厚肉部21aとを締結する。連結プ
レート22は、鋼管柱1Bの内外いずれか一方だけに設
けても良い。
【0024】この鋼管柱の接合構造の場合も、作業者が
前記ハンドホール6から鋼管21内に手を差し込むこと
により、ワンサイドボルト等によらず安価な高力ボルト
7で一対の鋼管21,21間を容易に接合して鋼管柱1
Bとすることができる。また、ハンドホール6を鋼管2
1の厚肉部21aに設けているので、ハンドホール6の
ために生じる断面欠損によっても鋼管柱1Bの強度を十
分確保できる。
【0025】図10(B)はこの発明の第11の実施形
態を示す。この実施形態も鋼管柱の接合構造であるが、
ここでは上下の鋼管21,21の片方、例えば上側鋼管
21の対向端部に加熱圧縮により増肉した厚肉部21a
を設け、下側鋼管21は厚肉部21aを設けない通常の
鋼管とする。上側鋼管21の厚肉部21aと、下側鋼管
21の対向端部にはそれぞれ複数個のボルト挿通孔23
を設ける。下側鋼管21の対向端部の内外には、上側鋼
管21の厚肉部21aとの肉厚差を埋めるためのライナ
プレート25を重ね、さらに前記上側鋼管21の厚肉部
21aと、下側鋼管21における前記ライナプレート2
5の重なり部とにわたって重なる内外の連結プレート2
2を設ける。ライナプレート25には、下側鋼管21の
ボルト挿通孔23に整合する複数個のボルト挿通孔26
を設ける。また、連結プレート22には、図10(A)
の場合と同様に前記上側鋼管21の厚肉部21aおよび
下側鋼管21の対向端部のボルト挿通孔23に整合する
複数個のボルト挿通孔24を設ける。上側鋼管21の厚
肉部21aには連結プレート22の重なり部から若干外
れた上方位置に、作業者が手を差し込むことのできるハ
ンドホール6を設ける。このハンドホール6から鋼管2
1内に差し込んだ手で、前記厚肉部21aと連結プレー
ト22のボルト挿通孔23,24にトルシア型の高力ボ
ルト7を挿通させ、その高力ボルト7で前記厚肉部21
aと連結プレート22を締結する。また、同様にして下
側鋼管21の対向端部、ライナプレート25および連結
プレート22の各ボルト挿通孔23,26,24にトル
シア型の高力ボルト7を挿通させ、その高力ボルト7で
下側鋼管21の対向端部、ライナプレート25および連
結プレート22を締結する。
【0026】この鋼管柱の接合構造の場合も、作業者が
前記ハンドホール6から鋼管21内に手を差し込むこと
により、ワンサイドボルト等によらず安価な高力ボルト
7によって一対の鋼管21,21間を容易に接合して鋼
管柱1Bとすることができる。また、ハンドホール6を
鋼管21の厚肉部21aに設けているので、ハンドホー
ル6のために生じる断面欠損によっても鋼管柱1Bの強
度を十分に確保できる。
【0027】図10(C)はこの発明の第12の実施形
態を示す。この実施形態も鋼管柱の接合構造であるが、
ここでは上下鋼管21,21の対向端部に図10(A)
の場合のような厚肉部21aを設けず、これら対向端部
にわたって内外の連結プレート22を重ね、連結プレー
ト22の重なり部から上下に外れた片方の鋼管21の一
部に加熱圧縮で増肉させた厚肉部21bを設け、その厚
肉部21bに作業者の手を差し込むことのできるハンド
ホール6を設ける。上下鋼管21の対向端部に複数個の
ボルト挿通孔23を設け、このボルト挿通孔23に整合
する複数個のボルト挿通孔24を連結プレート22に設
けること、および前記ハンドホール6から鋼管21内に
差し込んだ作業者の手で前記両鋼管21の対向端部およ
び連結プレート22の各ボルト挿通孔23,24にトル
シア型の高力ボルト7を挿通させ、その高力ボルト7で
これら部材を締結することは、図10(A)の場合と同
様である。
【0028】この鋼管柱の接合構造の場合も、作業者が
前記ハンドホール6から鋼管21内に手を差し込むこと
により、ワンサイドボルト等によらず安価な高力ボルト
6によって一対の鋼管21,21を容易に接合して鋼管
柱1Bとすることができる。また、ハンドホール6を鋼
管21の厚肉部21bに設けているので、ハンドホール
6のために生じる断面欠損によっても鋼管柱1Bの強度
を十分確保できる。なお、図10に示される各鋼管柱の
上下鋼管の接合構造の場合は、その接合箇所を建物の上
層と下層との中央付近に配置することが好ましい。
【0029】図11はこの発明の第13の実施形態を示
す。この実施形態は鋼管柱の柱脚構造であって、鋼管柱
1は角形鋼管からなり、その下端には加熱圧縮により増
肉した厚肉部1bを設け、その厚肉部1bには複数個の
ボルト挿通孔27を設ける。基礎33上には、前記鋼管
柱1の厚肉部1bと略突き合わせ状態となる短筒部32
をベースプレート31上に突設させた柱脚金物30を配
置し、基礎33のアンカーボルト34で締付け固定す
る。柱脚金物30は、一体の鋳鋼製または鋳鉄製のもの
が用いられる。前記短筒部32にも複数個のボルト挿通
孔28を設ける。前記厚肉部1bと短筒部32とにわた
って内外の連結プレート35を重ねる。これら連結プレ
ート35には前記厚肉部1bのボルト挿通孔27および
前記短筒部32のボルト挿通孔28にそれぞれ整合する
複数個のボルト挿通孔29を設ける。前記鋼管柱1の厚
肉部1bのうち、前記連結プレート35の重なり部から
外れた上方位置には、作業者の手を差し込むことのでき
るハンドホール6を設ける。前記厚肉部1bと連結プレ
ート35のボルト挿通孔27,29、および前記短筒部
32と連結プレート35のボルト挿通孔28,29に
は、それぞれトルシア型の高力ボルト7を挿入し、その
高力ボルト7で厚肉部1bと連結プレート35、および
短筒部32と連結プレート35をそれぞれ締結する。
【0030】この鋼管柱の柱脚構造の場合も、作業者が
前記ハンドホール6から鋼管柱1内に手を差し込むこと
により、ワンサイドボルト等によらず安価な高力ボルト
7によって容易に柱脚金物30の短筒部32に鋼管柱1
を接合できる。また、ハンドホール6を鋼管柱1の厚肉
部1bに設けているので、ハンドホール6のために生じ
る断面欠損によっても鋼管柱1の強度を十分確保でき
る。
【0031】なお、前記各実施形態では鋼管柱に角形鋼
管を用いたが、丸形鋼管を用いても良い。また、各鋼管
柱の厚肉部は、内外の両面が増肉したものに限らず、内
径面のみ、または外径面のみが増肉したものであっても
良い。さらに、鋼管相互の接合や柱脚構造で用いる連結
プレートは、鋼管柱の内外いずれか片面だけに重ねても
良い。
【0032】
【発明の効果】この発明の鋼管柱の柱・梁接合構造は、
鋼管柱に加熱圧縮で増肉させた厚肉部を設け、この厚肉
部に作業者の手を差し込み可能なハンドホールを設け、
前記厚肉部に梁の端部を高力ボルトで接合したため、ハ
ンドホールから柱内に手を入れて鋼管柱の内部から高力
ボルトの挿通が行える。そのため、安価な締結部品であ
る高力ボルトを用いて柱,梁の接合が行え、コスト低下
が図れる。また、ハンドホールは鋼管柱の厚肉部に設け
るので、鋼管柱の必要強度が確保でき、かつ厚肉部で梁
を接合することから、接合部の剛性の確保される。上記
柱・梁接合構造において、ハンドホールを梁との接合範
囲の上方位置または下方位置に設けた場合は、梁の端部
形状にかかわらず、梁が邪魔となることなく、ハンドホ
ールからの高力ボルトの挿通作業が行える。また、厚肉
部のハンドホールを梁成の中間高さに設け、前記梁の前
記厚肉部への接合を、上下に離れた接合金物、または上
下に離れたエンドプレート、または中間高さ部分が幅狭
となったエンドプレートを介して行う場合は、ハンドホ
ールの形成のために厚肉部を長く形成する必要がなく、
また梁端部のエンドプレート等に邪魔されずにハンドホ
ールからの高力ボルトの挿通作業が行える。前記鋼管柱
の厚肉部を、加熱圧縮で増肉させた厚肉部に代えて、鋼
管柱の外周に補強用鋼管を重ねた部分とし、前記補強用
鋼管の上下端を鋼管柱に溶接した場合は、簡単に厚肉部
が成形でき、かつ前記ハンドホールを利用した高力ボル
トの挿入、および強度確保が図れる。
【0033】この発明の第1の鋼管柱の接合構造は、一
対の鋼管の対向端部を加熱圧縮による厚肉部とし、この
厚肉部にハンドホールを設けて連結プレートにより高力
ボルトで締結したため、安価な締結部品である高力ボル
トで接合できて、コスト低下が図れ、しかも厚肉部によ
る剛性等の強度確保が図れる。この発明の第2の鋼管柱
の接合構造は、片方の鋼管の対向端部を加熱圧縮による
厚肉部としてハンドホールを設け、他方の対向端部はラ
イナプレートを重ねて連結プレートに重ね、高力ボルト
で接合する構成としたため、一層安価な接合構造とで
き、かつ強度確保が図れる。この発明の第3の鋼管柱の
接合構造は、連結プレートによる接合部の近傍で鋼管柱
に厚肉部を設け、ハンドホールを設けたため、厚肉部が
短いもので済み、一層安価な接合構造となる。この発明
の鋼管柱の柱脚構造は、鋼管柱の下端に加熱圧縮による
厚肉部を設け、これにハンドホールを設けて高力ボルト
で柱脚金物の短筒部に接合したため、安価で堅固な柱脚
構造とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図2】(A)はこの発明の第2の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図3】(A)はこの発明の第3の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図4】(A)はこの発明の第4の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図5】(A)はこの発明の第5の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図6】(A)はこの発明の第6の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図7】(A)はこの発明の第7の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図8】(A)はこの発明の第8の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は同側面断
面図である。
【図9】(A)はこの発明の第9の実施形態にかかる鋼
管柱の柱・梁接合構造の正面断面図、(B)は柱・梁接
合構造の提案例における柱の断面図である。
【図10】(A),(B),(C)は各々この発明の第
10〜12の実施形態にかかる鋼管柱の接合構造の正面
断面図である。
【図11】この発明の第13の実施形態にかかる鋼管柱
の柱脚構造の正面断面図である。
【図12】従来の鋼管柱の柱・梁接合構造を示す正面図
である。
【図13】従来の鋼管柱の柱・梁接合構造の他の例を示
す正面断面図である。
【図14】従来の鋼管柱の接合構造を示す正面断面図で
ある。
【図15】従来の鋼管柱の柱脚構造を示す正面断面図で
ある。
【符号の説明】
1,1A,1B…鋼管柱、1a,1b,1Aa…厚肉
部、2…梁、3,3A,3B…エンドプレート、6…ハ
ンドホール、7…高力ボルト、9…接合金物、12…補
強用鋼管、21…鋼管、21a,21b…厚肉部、22
…連結プレート、25…ライナプレート、30…柱脚金
物、31…ベースプレート、32…短筒部、35…連結
プレート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管柱の長手方向の一部に加熱圧縮で増
    肉させた厚肉部を設け、この厚肉部に作業者の手を差し
    込み可能なハンドホールを設け、前記厚肉部に梁の端部
    を高力ボルトで接合した鋼管柱の柱・梁接合構造。
  2. 【請求項2】 前記厚肉部のハンドホールを、前記梁と
    の接合範囲の上方位置または下方位置に設けた請求項1
    記載の鋼管柱の柱・梁接合構造。
  3. 【請求項3】 前記梁がH形鋼からなり、前記厚肉部の
    ハンドホールを梁成の中間高さに設け、前記梁の前記厚
    肉部への高力ボルトによる接合を、上下に離れた接合金
    物、または上下に離れたエンドプレート、または中間高
    さ部分が幅狭となったエンドプレートを介して行った請
    求項1記載の鋼管柱の柱・梁接合構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    記載の柱・梁接合構造において、加熱圧縮で増肉させた
    厚肉部に代えて、鋼管柱の外周に補強用鋼管を重ねた厚
    肉部を設け、前記補強用鋼管はその上下端を鋼管柱に溶
    接した鋼管柱の柱・梁接合構造。
  5. 【請求項5】 互いに略突き合わせ状態に配置される一
    対の鋼管の対向端部を、各々加熱圧縮により増肉した厚
    肉部とし、少なくとも一方の鋼管の厚肉部に、作業者の
    手を差し込み可能なハンドホールを設け、前記両鋼管の
    厚肉部間に渡って重なる連結プレートを設け、この連結
    プレートと前記両厚肉部とを、これら連結プレートと厚
    肉部とに形成した孔間に挿通された高力ボルトで締結し
    た鋼管柱の接合構造。
  6. 【請求項6】 互いに略突き合わせ状態に配置される一
    対の鋼管の対向端部のうち、片方の鋼管の前記対向端部
    を加熱圧縮により増肉した厚肉部とし、この厚肉部に作
    業者の手を差し込み可能なハンドホールを設け、他方の
    対向端部にライナプレートを重ね、前記両鋼管の厚肉部
    とライナプレートの重なり部とにわたって重なる連結プ
    レートを設け、この連結プレートと前記厚肉部、および
    前記連結プレートとライナプレートと鋼管端部とを、こ
    れらの部材に形成した孔間に挿通される高力ボルトで接
    合した鋼管柱の接合構造。
  7. 【請求項7】 互いに略突き合わせ状態に配置される一
    対の鋼管の対向端部にわたり、連結プレートを重ね、こ
    の連結プレートと両鋼管の対向端部とを、これら連結プ
    レートと鋼管とに形成した孔間に挿通された高力ボルト
    で締結し、前記少なくとも一方の鋼管に、前記連結プレ
    ートによる接合部の近傍で、加熱圧縮により増肉させた
    厚肉部を設け、この厚肉部に作業者の手を差し込み可能
    なハンドホールを設けた鋼管柱の接合構造。
  8. 【請求項8】 鋼管柱の下端に加熱圧縮で増肉させた厚
    肉部を設け、この厚肉部と略突き合わせ状態となる短筒
    部がベースプレートの上面に突設された柱脚金物を設
    け、これら厚肉部と短筒部とにわたり連結プレートを重
    ね、この連結プレートと前記厚肉部および短筒部とを、
    これらの部材に設けた孔に挿通された高力ボルトで接合
    し、前記鋼管柱の厚肉部における前記連結プレートより
    も上方位置に、作業者の手を差し込み可能なハンドホー
    ルを設けた鋼管柱の柱脚構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107143035A (zh) * 2017-05-24 2017-09-08 安徽鸿路钢结构(集团)股份有限公司 一种节点域柱壁加厚加劲式梁柱节点
JP2018001394A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 川重ファシリテック株式会社 パイプ用孔あけ装置

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