JPH0929449A - 車輌用スポット溶接ガン及び車輌の構体組立装置 - Google Patents
車輌用スポット溶接ガン及び車輌の構体組立装置Info
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- JPH0929449A JPH0929449A JP7182520A JP18252095A JPH0929449A JP H0929449 A JPH0929449 A JP H0929449A JP 7182520 A JP7182520 A JP 7182520A JP 18252095 A JP18252095 A JP 18252095A JP H0929449 A JPH0929449 A JP H0929449A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車両構体総組立作業におけるスポット溶接位置
の確保を容易にし、溶接作業の能率を向上させる、車輌
用スポット溶接ガンを提供する。 【構成】車輌用スポット溶接ガンであって、吊り下げフ
レーム12にピンを介して保持されたガイドリング21
と、該ガイドリングにガイドローラを介して回転可能に
保持された旋回ベース13と、該旋回ベースに固定され
たガンアーム14及びトランス19と、旋回ベースのガ
イドリングに対する位置を調節可能な位置決め手段23
とを備えている。スポット溶接位置が、側構体8の窓の
角部に沿っているとき、あるいは、窓と隣の窓の中間に
位置するときは、対向電極電極15,16がスポット溶
接位置に届くように、ガンアーム14を回転させて旋回
ベースをガイドリングに固定し、溶接作業を行う。
の確保を容易にし、溶接作業の能率を向上させる、車輌
用スポット溶接ガンを提供する。 【構成】車輌用スポット溶接ガンであって、吊り下げフ
レーム12にピンを介して保持されたガイドリング21
と、該ガイドリングにガイドローラを介して回転可能に
保持された旋回ベース13と、該旋回ベースに固定され
たガンアーム14及びトランス19と、旋回ベースのガ
イドリングに対する位置を調節可能な位置決め手段23
とを備えている。スポット溶接位置が、側構体8の窓の
角部に沿っているとき、あるいは、窓と隣の窓の中間に
位置するときは、対向電極電極15,16がスポット溶
接位置に届くように、ガンアーム14を回転させて旋回
ベースをガイドリングに固定し、溶接作業を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道その他の軌条式車
両の構体の組立装置に関するものであり、特にステンレ
ス製の車両構体の組立に適した組立装置装置に係るもの
である。
両の構体の組立装置に関するものであり、特にステンレ
ス製の車両構体の組立に適した組立装置装置に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の客電車の構体総組立方法は、予
め、台枠,側構体,妻構体および屋根構体を作り、次に
台枠を台にして、妻構体,側構体および屋根構体を順次
組立て、車両構体を作り上げた後、車両構体内部へブラ
ケット類や運転室仕切りなどを取付け、その後歪取りや
仕上げ作業を行って車両構体を完成させている。
め、台枠,側構体,妻構体および屋根構体を作り、次に
台枠を台にして、妻構体,側構体および屋根構体を順次
組立て、車両構体を作り上げた後、車両構体内部へブラ
ケット類や運転室仕切りなどを取付け、その後歪取りや
仕上げ作業を行って車両構体を完成させている。
【0003】他の方法として、特開昭60−13860
号公報に記載されているように、構体総組立で最も作業
量の少ない台枠を、側構体,妻構構体および屋根構体同
士を組立てた後に組込むようにし、構体総組立作業の側
構体,妻構体および屋根構体の組立を機械化した客電車
の構体総組立方法が知られている。
号公報に記載されているように、構体総組立で最も作業
量の少ない台枠を、側構体,妻構構体および屋根構体同
士を組立てた後に組込むようにし、構体総組立作業の側
構体,妻構体および屋根構体の組立を機械化した客電車
の構体総組立方法が知られている。
【0004】これらの車両構体の組立て方法において、
各構体間の接合は一般にスポット溶接によって行われ
る。
各構体間の接合は一般にスポット溶接によって行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ステンレス車両のよう
にスポット溶接構造物を無塗装で使用する製品は、スポ
ット溶接の圧痕を凹みの少ない美しい外観と溶接位置の
正確さを要求される。このような溶接を行うには、電極
をワークに垂直に加圧することが大切である。しかし、
車両のような大物構造物は、ポータブルスポット溶接で
施工する場合が多い。
にスポット溶接構造物を無塗装で使用する製品は、スポ
ット溶接の圧痕を凹みの少ない美しい外観と溶接位置の
正確さを要求される。このような溶接を行うには、電極
をワークに垂直に加圧することが大切である。しかし、
車両のような大物構造物は、ポータブルスポット溶接で
施工する場合が多い。
【0006】他方、車両の安全性を確保するために、各
構体間の接合強度はかなり大きなものが要求される。そ
のため、スポット溶接には、通常、U字型の車輌用スポ
ット溶接ガンが用いられている。この車輌用スポット溶
接ガンは、一対の電極と、電極間に大きな溶接電流を流
すための導電部材と、ワークの溶接部を加圧できる強度
部材としてのガンアームを備えているため、その重量が
重くなる。そこで、車輌用スポット溶接ガンは、ホイス
ト等により移動できるように構成されているのが一般的
である。
構体間の接合強度はかなり大きなものが要求される。そ
のため、スポット溶接には、通常、U字型の車輌用スポ
ット溶接ガンが用いられている。この車輌用スポット溶
接ガンは、一対の電極と、電極間に大きな溶接電流を流
すための導電部材と、ワークの溶接部を加圧できる強度
部材としてのガンアームを備えているため、その重量が
重くなる。そこで、車輌用スポット溶接ガンは、ホイス
ト等により移動できるように構成されているのが一般的
である。
【0007】また、スポット溶接の位置は、車輌の外観
美を確保するために、構体の外表面に沿って等間隔、か
つ一直線に成るように選定されるのが望ましい。
美を確保するために、構体の外表面に沿って等間隔、か
つ一直線に成るように選定されるのが望ましい。
【0008】しかしながら、車輌用スポット溶接ガン
は、一対の電極間に溶接部分を挟み込む必要があり、側
構体の窓や出入口部分から一方の電極を構体の内側に入
れて作業をする必要がある。そのため、側構体の窓窓や
出入口の周辺部分、またこれらの位置から離れた部分に
おいて所定の溶接位置を確保するのが困難である。特
に、車輌用スポット溶接ガンが重量物であるため、不安
定な位置での位置決め作業が困難であり、能率が悪い。
しかも、スポット溶接ガンを迅速にワークすなわち構体
に垂直に当てることは困難である。 また、台枠と側構
体の接合には側構体の窓の周辺部分を利用することはで
きない。
は、一対の電極間に溶接部分を挟み込む必要があり、側
構体の窓や出入口部分から一方の電極を構体の内側に入
れて作業をする必要がある。そのため、側構体の窓窓や
出入口の周辺部分、またこれらの位置から離れた部分に
おいて所定の溶接位置を確保するのが困難である。特
に、車輌用スポット溶接ガンが重量物であるため、不安
定な位置での位置決め作業が困難であり、能率が悪い。
しかも、スポット溶接ガンを迅速にワークすなわち構体
に垂直に当てることは困難である。 また、台枠と側構
体の接合には側構体の窓の周辺部分を利用することはで
きない。
【0009】本発明は、車両構体総組立作業におけるス
ポット溶接位置の確保を容易にし、構体に垂直に当てる
ことが容易で、溶接作業の能率を向上させうる、車輌用
スポット溶接ガンを提供することを目的とする。
ポット溶接位置の確保を容易にし、構体に垂直に当てる
ことが容易で、溶接作業の能率を向上させうる、車輌用
スポット溶接ガンを提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、台枠と側構体の接合
に適したスポット溶接装置を備えた車両構体組立てスポ
ット溶接設備を提供することにある。
に適したスポット溶接装置を備えた車両構体組立てスポ
ット溶接設備を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端部に一対
の電極が設けられたU字型のガンアームと、前記一対の
電極間に電流を供給すための導電部材と、スポット溶接
用の大電流を生成するトランスと、前記一対の対向電極
を前記トランスに接続する導体とを備えた車輌用スポッ
ト溶接ガンにおいて、吊り下げフレームにピンを介して
保持されたガイドリングと、該ガイドリングにガイドロ
ーラを介して回転可能に保持された旋回ベースと、該旋
回ベースに固定された前記ガンアーム及び前記トランス
と、前記ガイドリングに対する前記旋回ベースの位置を
調節可能な位置決め手段とを備えていることを特徴とす
る。
の電極が設けられたU字型のガンアームと、前記一対の
電極間に電流を供給すための導電部材と、スポット溶接
用の大電流を生成するトランスと、前記一対の対向電極
を前記トランスに接続する導体とを備えた車輌用スポッ
ト溶接ガンにおいて、吊り下げフレームにピンを介して
保持されたガイドリングと、該ガイドリングにガイドロ
ーラを介して回転可能に保持された旋回ベースと、該旋
回ベースに固定された前記ガンアーム及び前記トランス
と、前記ガイドリングに対する前記旋回ベースの位置を
調節可能な位置決め手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0012】本発明の他の特徴は、作業床上のレールに
沿って走行可能に配置された門型走行装置と、作業床の
下方内側に配置されたスポット溶接設備とを備えた車両
構体組立てスポット溶接設備であって、前記門型走行装
置は、ホイストと、該ホイストに支持された車両用スポ
ット溶接ガンと、スポット溶接機制御装置とを備え、前
記スポット溶接設備は、電極とアース電極を備え、レー
ルに沿って移動可能であり、前記電極は、シリンダーに
よって前後位置、スクリューロッドにより高さをそれぞ
れ調節可能となっており、前記アース電極は、シリンダ
ーによって高さを調節可能となっていることにある。
沿って走行可能に配置された門型走行装置と、作業床の
下方内側に配置されたスポット溶接設備とを備えた車両
構体組立てスポット溶接設備であって、前記門型走行装
置は、ホイストと、該ホイストに支持された車両用スポ
ット溶接ガンと、スポット溶接機制御装置とを備え、前
記スポット溶接設備は、電極とアース電極を備え、レー
ルに沿って移動可能であり、前記電極は、シリンダーに
よって前後位置、スクリューロッドにより高さをそれぞ
れ調節可能となっており、前記アース電極は、シリンダ
ーによって高さを調節可能となっていることにある。
【0013】
【作用】スポット溶接位置が、側構体の窓の上方または
側方にあるときは、ガンアームが垂直方向にある状態で
対向電極をスポット溶接位置に対面させ、ガンアームを
保持する旋回ベースをガイドリングに固定し、溶接作業
を行う。
側方にあるときは、ガンアームが垂直方向にある状態で
対向電極をスポット溶接位置に対面させ、ガンアームを
保持する旋回ベースをガイドリングに固定し、溶接作業
を行う。
【0014】スポット溶接位置が、側構体の窓の角部に
沿っているとき、あるいは、窓と隣の窓の中間に位置す
るときは、対向電極電極がスポット溶接位置に届くよう
に、ガンアームを回転させて旋回ベースをガイドリング
に固定し、溶接作業を行う。
沿っているとき、あるいは、窓と隣の窓の中間に位置す
るときは、対向電極電極がスポット溶接位置に届くよう
に、ガンアームを回転させて旋回ベースをガイドリング
に固定し、溶接作業を行う。
【0015】構体組立てに当たっては、まず、構体組立
てスポット溶接設備内に、側構体、妻構体または屋根構
体を固定し、これらの各構体を溶接組立する。その後、
側構,妻構および屋根構の各構体の組立品をクレーンで
吊り出し、台枠の上へ下ろし、スポット溶接設備で台枠
と側構体をスポット溶接することにより、各構体の組立
品を一体化する。
てスポット溶接設備内に、側構体、妻構体または屋根構
体を固定し、これらの各構体を溶接組立する。その後、
側構,妻構および屋根構の各構体の組立品をクレーンで
吊り出し、台枠の上へ下ろし、スポット溶接設備で台枠
と側構体をスポット溶接することにより、各構体の組立
品を一体化する。
【0016】
【実施例】図1ないし図6で、本発明の一実施例になる
車輌用スポット溶接ガンの構成及び屋根構体,側構体,
妻構体の溶接方法を説明する。
車輌用スポット溶接ガンの構成及び屋根構体,側構体,
妻構体の溶接方法を説明する。
【0017】図1は、門型走行装置に車両用スポット溶
接ガンを取付けた全体図を示す。門型走行装置1は、ホ
イスト2と、このホイスト2にホイストフック3を介し
て支持されたU字型の車両用スポット溶接ガン4と、ス
ポット溶接機制御装置5と、ホイスト2やスポット溶接
機制御装置5を電源に接続する電力ケーブル6(市号ケ
ーブル、エアホースを含む)とを備えている。門型走行
装置1は、門型のフレームとその下部に取り付けられた
車輪とを備え、床面に敷設されたレールの上を走行可能
に構成されている。スポット溶接機制御装置5は、門型
走行装置1の走行制御、ホイスト2の位置制御、及び、
スポット溶接の制御するための装置である。
接ガンを取付けた全体図を示す。門型走行装置1は、ホ
イスト2と、このホイスト2にホイストフック3を介し
て支持されたU字型の車両用スポット溶接ガン4と、ス
ポット溶接機制御装置5と、ホイスト2やスポット溶接
機制御装置5を電源に接続する電力ケーブル6(市号ケ
ーブル、エアホースを含む)とを備えている。門型走行
装置1は、門型のフレームとその下部に取り付けられた
車輪とを備え、床面に敷設されたレールの上を走行可能
に構成されている。スポット溶接機制御装置5は、門型
走行装置1の走行制御、ホイスト2の位置制御、及び、
スポット溶接の制御するための装置である。
【0018】32は、門型走行装置の走行,ホイスト2
の昇降や横行を指令する押ボタンスイッチであり、オペ
レータによる押ボタンスイッチの操作に従って、スポッ
ト溶接機制御装置5が門型走行装置1やホイストの位置
及び溶接ガンの昇降を制御する。押ボタンスイッチ32
はホイスト2に吊り下げられている。
の昇降や横行を指令する押ボタンスイッチであり、オペ
レータによる押ボタンスイッチの操作に従って、スポッ
ト溶接機制御装置5が門型走行装置1やホイストの位置
及び溶接ガンの昇降を制御する。押ボタンスイッチ32
はホイスト2に吊り下げられている。
【0019】図2は、門型走行装置1内に置かれた車両
の屋根構体7、側構体8及び妻構体9間のスポット溶接
位置11において、本発明の車輌用スポット溶接ガン4
により、スポット溶接を行っている状態を示す。
の屋根構体7、側構体8及び妻構体9間のスポット溶接
位置11において、本発明の車輌用スポット溶接ガン4
により、スポット溶接を行っている状態を示す。
【0020】図3ないし図6に示すように、車輌用スポ
ット溶接ガン4は、U状の吊り下げフレーム12のそれ
ぞれの垂直片にピン20,20を介して保持されたガイ
ドリング21と、このガイドリング内を回転するように
保持された複数のガイドローラ22にローラ軸30を介
して保持された旋回ベース13と、旋回ベース13に固
定されたガンアーム14と、旋回ベース13のガイドリ
ング21上における位置を固定する位置決めピン23と
を備えている。旋回ベース13には、溶接ケーブル31
を介して電源に接続され、スポット溶接用の大電流を供
給するための高電圧を生成するトランス19と、このト
ランスに導電体24、25を介して接続されたU字型ス
ポット溶接ガン4先端の対向電極15、16、及びバラ
ンスウエイト18が装着されている。
ット溶接ガン4は、U状の吊り下げフレーム12のそれ
ぞれの垂直片にピン20,20を介して保持されたガイ
ドリング21と、このガイドリング内を回転するように
保持された複数のガイドローラ22にローラ軸30を介
して保持された旋回ベース13と、旋回ベース13に固
定されたガンアーム14と、旋回ベース13のガイドリ
ング21上における位置を固定する位置決めピン23と
を備えている。旋回ベース13には、溶接ケーブル31
を介して電源に接続され、スポット溶接用の大電流を供
給するための高電圧を生成するトランス19と、このト
ランスに導電体24、25を介して接続されたU字型ス
ポット溶接ガン4先端の対向電極15、16、及びバラ
ンスウエイト18が装着されている。
【0021】旋回ベース13を中心として一方側の面に
車輌用スポット溶接ガン4、他方側の面にバランスウエ
イト18がある。このため、フック3の吊り下げ点を中
心とした前後方向の傾斜が防止される。また、旋回ベー
ス13の回転軸を中心として下方側に車輌用スポット溶
接ガン4があり、上方側にバランスウエイト18がある
ので、回転軸を中心とした回転を防止出来る。
車輌用スポット溶接ガン4、他方側の面にバランスウエ
イト18がある。このため、フック3の吊り下げ点を中
心とした前後方向の傾斜が防止される。また、旋回ベー
ス13の回転軸を中心として下方側に車輌用スポット溶
接ガン4があり、上方側にバランスウエイト18がある
ので、回転軸を中心とした回転を防止出来る。
【0022】トランス19は、旋回ベース13の前記他
方側の面にあるので、バランスウエイト18と同様な機
能を有する。つまり、トランス19はバランスウエイト
の機能も具備している。トランス19をフック3よりも
上側に設けると、旋回部分を軽量化出来る。しかし、大
電流を流す必要があるので、ケーブルは太く固くなり、
車輌用スポット溶接ガン4の操作が困難になる。トラン
ス19を旋回ベース13に設置すれば、ケーブルの固さ
は関係なくなる。また、電極までの距離が短くなるの
で、電気抵抗による損失がちいさくなり、トランス19
を小さく出来る。
方側の面にあるので、バランスウエイト18と同様な機
能を有する。つまり、トランス19はバランスウエイト
の機能も具備している。トランス19をフック3よりも
上側に設けると、旋回部分を軽量化出来る。しかし、大
電流を流す必要があるので、ケーブルは太く固くなり、
車輌用スポット溶接ガン4の操作が困難になる。トラン
ス19を旋回ベース13に設置すれば、ケーブルの固さ
は関係なくなる。また、電極までの距離が短くなるの
で、電気抵抗による損失がちいさくなり、トランス19
を小さく出来る。
【0023】旋回ベース13にはさらに、電極16を加
圧して電極15との間隔を調節可能な、電極加圧シリン
ダ17が設けられている。33はスポット溶接ガンスイ
ッチであり、車両用スポット溶接ガン4の電源の開閉及
びシリンダ17の伸縮動作を制御するものである。
圧して電極15との間隔を調節可能な、電極加圧シリン
ダ17が設けられている。33はスポット溶接ガンスイ
ッチであり、車両用スポット溶接ガン4の電源の開閉及
びシリンダ17の伸縮動作を制御するものである。
【0024】吊り下げフレーム12の上部材と、その下
方のガイドリング21にはそれぞれ、ナット26、27
が水平なピン29,29を介して設置されている。ねじ
軸28はナット26、27に噛み合っている。ねじ軸2
8の中央には例えば半径方向に貫通した穴が有り、この
穴にピン(図示せず)を挿入してねじ軸28を回転させ
ることが出来る。ねじ軸28を一方に回転させると、ナ
ット26、27の距離が縮まり、他方に回転させるとナ
ット26、27の距離が大きくなる。例えば、ナット2
6は右ねじであり、ナット27は左ねじである。つま
り、ナット26、27及びねじ軸28は、公知のターン
バックルを構成している。ナット26、27は、ピン2
9,29で回転自在に支持されているので、ねじ軸28
を回転させることによって吊り下げフレーム12に対す
るガイドリング21の角度が変わる。このため、旋回ベ
ース13、すなわち、ガンアーム14の傾斜角度を任意
の値に変更可能である。
方のガイドリング21にはそれぞれ、ナット26、27
が水平なピン29,29を介して設置されている。ねじ
軸28はナット26、27に噛み合っている。ねじ軸2
8の中央には例えば半径方向に貫通した穴が有り、この
穴にピン(図示せず)を挿入してねじ軸28を回転させ
ることが出来る。ねじ軸28を一方に回転させると、ナ
ット26、27の距離が縮まり、他方に回転させるとナ
ット26、27の距離が大きくなる。例えば、ナット2
6は右ねじであり、ナット27は左ねじである。つま
り、ナット26、27及びねじ軸28は、公知のターン
バックルを構成している。ナット26、27は、ピン2
9,29で回転自在に支持されているので、ねじ軸28
を回転させることによって吊り下げフレーム12に対す
るガイドリング21の角度が変わる。このため、旋回ベ
ース13、すなわち、ガンアーム14の傾斜角度を任意
の値に変更可能である。
【0025】ガンアーム14は、吊り下げフレーム12
に保持されたガイドリング21に対して旋回ベース13
と共に旋回可能に保持されているが、バランスウエイト
18の作用により、通常はガンアーム14が垂直方向に
ある状態で安定している。
に保持されたガイドリング21に対して旋回ベース13
と共に旋回可能に保持されているが、バランスウエイト
18の作用により、通常はガンアーム14が垂直方向に
ある状態で安定している。
【0026】次に、本発明の車輌用スポット溶接ガン4
により、溶接を行う方法について説明する。図2に示す
ように、スポット溶接に際しては、まず、U字型の車両
用スポット溶接ガン4を、側構体8の窓10や出入口1
0a(以下、窓10を代表させて説明する。)を介して
屋根構体7と側構体8、あるいは側構体8と妻構体9間
のスポット溶接位置11に置く。次に、スポット溶接ガ
ンスイッチを閉成してスポット溶接ガン4の先端の一対
の対向電極間に所定の電力を供給することにより、スポ
ット溶接が行われる。
により、溶接を行う方法について説明する。図2に示す
ように、スポット溶接に際しては、まず、U字型の車両
用スポット溶接ガン4を、側構体8の窓10や出入口1
0a(以下、窓10を代表させて説明する。)を介して
屋根構体7と側構体8、あるいは側構体8と妻構体9間
のスポット溶接位置11に置く。次に、スポット溶接ガ
ンスイッチを閉成してスポット溶接ガン4の先端の一対
の対向電極間に所定の電力を供給することにより、スポ
ット溶接が行われる。
【0027】スポット溶接位置11が、側構体8の窓1
0の上方または側方にあるときは、ガンアーム14が垂
直方向にある状態で対向電極15、16をスポット溶接
位置11に対面させ、ガンアーム14を保持する旋回ベ
ース13をガイドリング21に固定し、溶接作業を行
う。
0の上方または側方にあるときは、ガンアーム14が垂
直方向にある状態で対向電極15、16をスポット溶接
位置11に対面させ、ガンアーム14を保持する旋回ベ
ース13をガイドリング21に固定し、溶接作業を行
う。
【0028】スポット溶接位置11が、側構体8の窓1
0の上辺または側辺に沿っているときは、ガンアーム1
4のガイドリング21に対する状態を固定したまま、門
型走行装置1やホイスト2の位置を制御して、次のスポ
ット溶接位置11に平行移動させることにより、溶接作
業が可能となる。
0の上辺または側辺に沿っているときは、ガンアーム1
4のガイドリング21に対する状態を固定したまま、門
型走行装置1やホイスト2の位置を制御して、次のスポ
ット溶接位置11に平行移動させることにより、溶接作
業が可能となる。
【0029】スポット溶接位置11が、側構体8の窓1
0の角部に沿っているとき、あるいは、窓10と隣の窓
10の中間に位置するときは、対向電極電極15、16
がスポット溶接位置11に届くように、ガンアーム14
を回転させて旋回ベース13をガイドリング21に固定
する。すなわち、ガンアーム14に設置した位置決めピ
ン23を引っ張った状態で、ガンアーム14をガイドリ
ング21に対して回転させ、次に、位置決めピン23を
ガイドリング21の孔に挿入し、ガンアーム14の位置
を固定する。位置決めピン23は、バネ23Aによって
ガイドリング21側に押されている。
0の角部に沿っているとき、あるいは、窓10と隣の窓
10の中間に位置するときは、対向電極電極15、16
がスポット溶接位置11に届くように、ガンアーム14
を回転させて旋回ベース13をガイドリング21に固定
する。すなわち、ガンアーム14に設置した位置決めピ
ン23を引っ張った状態で、ガンアーム14をガイドリ
ング21に対して回転させ、次に、位置決めピン23を
ガイドリング21の孔に挿入し、ガンアーム14の位置
を固定する。位置決めピン23は、バネ23Aによって
ガイドリング21側に押されている。
【0030】図7に示すように、屋根構体7と側構体8
のスポット溶接位置付近は、鉛直方向に対して傾斜して
いる場合がある。このような時は、右ねじナット26、
左ねじナット27の位置を調節してガンアーム14の傾
斜角度を変更し、対向電極15、16をスポット溶接位
置11に対して垂直に当接もしくは対面させる。
のスポット溶接位置付近は、鉛直方向に対して傾斜して
いる場合がある。このような時は、右ねじナット26、
左ねじナット27の位置を調節してガンアーム14の傾
斜角度を変更し、対向電極15、16をスポット溶接位
置11に対して垂直に当接もしくは対面させる。
【0031】図8は、本発明を適用した車両構体の組立
て状態を示す図である。車両構体は、屋根構体7、一対
の側構体8、一対の妻構体9及び台枠40の6構体から
なっている。台枠40、側構体8、妻構体9及び屋根構
体7の6構体を予めそれぞれ構体組した後、全体を組立
てて車両構体を作製する。
て状態を示す図である。車両構体は、屋根構体7、一対
の側構体8、一対の妻構体9及び台枠40の6構体から
なっている。台枠40、側構体8、妻構体9及び屋根構
体7の6構体を予めそれぞれ構体組した後、全体を組立
てて車両構体を作製する。
【0032】図9は、図8のを組立てるための、構体組
立てスポット溶接設備の縦断面図である。構体組立てス
ポット溶接設備100は、作業床102上のレールに沿
って走行可能に配置された門型走行装置104と、作業
床102の下方内側に配置されたスポット溶接設備置1
10とを備えている。門型走行装置104は、図1の門
型走行装置1と同じ構成である。スポット溶接設備11
0は、台枠40と側構体8をスポット溶接するための設
備である。スポット溶接設備110は、対向電極電極4
6,47を備えており、側構体8の長手方向に沿って移
動可能である。
立てスポット溶接設備の縦断面図である。構体組立てス
ポット溶接設備100は、作業床102上のレールに沿
って走行可能に配置された門型走行装置104と、作業
床102の下方内側に配置されたスポット溶接設備置1
10とを備えている。門型走行装置104は、図1の門
型走行装置1と同じ構成である。スポット溶接設備11
0は、台枠40と側構体8をスポット溶接するための設
備である。スポット溶接設備110は、対向電極電極4
6,47を備えており、側構体8の長手方向に沿って移
動可能である。
【0033】構体組立てに当たっては、まず、構体組立
てスポット溶接設備100内の所定位置に、治具を用い
て台枠40を仮固定する。この状態でスポット溶接設備
100、110を用いて、各構体の溶接組立を行う。
てスポット溶接設備100内の所定位置に、治具を用い
て台枠40を仮固定する。この状態でスポット溶接設備
100、110を用いて、各構体の溶接組立を行う。
【0034】図10に、台枠40と側構体8を溶接する
ためのスポット溶接設備110の外観を示す。スポット
溶接設備の本体111は、アース電極47及び車輪57
を備え、レール114上を側構体8の長手方向に沿って
移動可能であり、制御装置115により所定の位置決め
位置で正確に停止するように制御される。側構体8の長
手方向に沿って配置されたレール116は、スポット溶
接設備本体111と制御装置115間の電力ケーブル、
信号ケーブル及びエアホース117を保持するためのも
のである。
ためのスポット溶接設備110の外観を示す。スポット
溶接設備の本体111は、アース電極47及び車輪57
を備え、レール114上を側構体8の長手方向に沿って
移動可能であり、制御装置115により所定の位置決め
位置で正確に停止するように制御される。側構体8の長
手方向に沿って配置されたレール116は、スポット溶
接設備本体111と制御装置115間の電力ケーブル、
信号ケーブル及びエアホース117を保持するためのも
のである。
【0035】図11に示すように、スポット溶接設備1
10の電極46は、コード51を介してトランス50に
接続されており、シリンダー48によって前後位置、ス
クリューロッド53により高さをそれぞれ調節可能とな
っている。一方、アース電極47は、コード52を介し
てトランス50に接続され、シリンダー49によって高
さを調節可能となっている。45は帯状のアース板で、
台枠40のスポット溶接位置に溶接圧痕が残らないよう
にするためのものである。トランス50の側面には、ス
ポット溶接設備110の起動停止を制御するスイッチ5
5及びスポット溶接を指令するスイッチ56が設けられ
ている。58は、転倒防止用のストッパーである。
10の電極46は、コード51を介してトランス50に
接続されており、シリンダー48によって前後位置、ス
クリューロッド53により高さをそれぞれ調節可能とな
っている。一方、アース電極47は、コード52を介し
てトランス50に接続され、シリンダー49によって高
さを調節可能となっている。45は帯状のアース板で、
台枠40のスポット溶接位置に溶接圧痕が残らないよう
にするためのものである。トランス50の側面には、ス
ポット溶接設備110の起動停止を制御するスイッチ5
5及びスポット溶接を指令するスイッチ56が設けられ
ている。58は、転倒防止用のストッパーである。
【0036】スポット溶接時、電流はトランス50から
電極46、側構体8、台枠40、アース板45、アース
電極46,47を経てトランス50に流れ、電極46に
対向した台枠40と側構体8のスポット溶接位置におい
て集中的に電流が流れて発熱し、溶接がなされる。一
方、アース電極47に対向した台枠40のスポット溶接
位置には、アース板45の作用で電流が拡散するため溶
接圧痕が残らず、外観美が確保される。
電極46、側構体8、台枠40、アース板45、アース
電極46,47を経てトランス50に流れ、電極46に
対向した台枠40と側構体8のスポット溶接位置におい
て集中的に電流が流れて発熱し、溶接がなされる。一
方、アース電極47に対向した台枠40のスポット溶接
位置には、アース板45の作用で電流が拡散するため溶
接圧痕が残らず、外観美が確保される。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、車両構体総組立作業に
おけるスポット溶接位置の確保を容易にし、溶接作業の
能率を向上させる個とができる。
おけるスポット溶接位置の確保を容易にし、溶接作業の
能率を向上させる個とができる。
【0038】また、本発明によれば台枠と側構体の接合
に適したスポット溶接装置を備えた車両構体組立てスポ
ット溶接設備が得られる。
に適したスポット溶接装置を備えた車両構体組立てスポ
ット溶接設備が得られる。
【図1】本発明の一実施例になる、門型走行装置に車両
用スポット溶接ガンを取付けた全体図を示す。
用スポット溶接ガンを取付けた全体図を示す。
【図2】図1のスポット溶接ガンによる屋根構体,側構
体,妻構体の溶接の状態を示す図である。
体,妻構体の溶接の状態を示す図である。
【図3】図1の車両用スポット溶接ガンの立面図を示す
図である。
図である。
【図4】図3のB部詳細を示す図である。
【図5】図3のC部詳細を示す図である。
【図6】図3のAから見た図面を示す図である。
【図7】屋根構体,側構体が傾斜した時のスポット溶接
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例になる車両構体組立て方法
を示す図である。
を示す図である。
【図9】図8の構体組立てスポット溶接設備を示す図で
ある。
ある。
【図10】台枠と側構を溶接するための溶接設備を示す
図である。
図である。
【図11】図10の断面図である。
1…門型走行装置、2…ホイスト、3…ホイストフッ
ク、4…車両用スポット溶接ガン、5…スポット溶接機
制御装置、6…電源ケーブル、7…屋根構体、8…側構
体、9…妻構体、10…側構体の窓、11…スポット溶
接位置、12…吊り下げフレーム、13…旋回ベース、
14…ガンアーム、15,16,46…電極、17…電
極加圧シリンダ、18…バランスウエイト、19…トラ
ンス、20,29…ピン、21…ガイドリング、22…
ガイドローラ、23…位置決めピン、24,25…導電
体、26…右ねじナット、27…左ねじナット、28…
ねじ軸、30…ローラ軸、31…溶接ケーブル、32…
門型走行装置の走行,ウインチの昇降,横行を指令する
押ボタンスイッチ、33…スポット溶接ガンスイッチ
ク、4…車両用スポット溶接ガン、5…スポット溶接機
制御装置、6…電源ケーブル、7…屋根構体、8…側構
体、9…妻構体、10…側構体の窓、11…スポット溶
接位置、12…吊り下げフレーム、13…旋回ベース、
14…ガンアーム、15,16,46…電極、17…電
極加圧シリンダ、18…バランスウエイト、19…トラ
ンス、20,29…ピン、21…ガイドリング、22…
ガイドローラ、23…位置決めピン、24,25…導電
体、26…右ねじナット、27…左ねじナット、28…
ねじ軸、30…ローラ軸、31…溶接ケーブル、32…
門型走行装置の走行,ウインチの昇降,横行を指令する
押ボタンスイッチ、33…スポット溶接ガンスイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】先端部に一対の電極が設けられたガンアー
ムと、前記一対の電極間に電力を供給すための導電部材
と、前記一対の対向電極をトランスに接続する導体とを
備えた車輌用スポット溶接ガンにおいて、 吊り下げフレームに保持されたガイドリングと、該ガイ
ドリングにガイドローラを介して回転可能に保持された
旋回ベースと、該旋回ベースに固定された前記ガンアー
ムと、前記ガイドリングに対する前記旋回ベースの位置
を調節可能な位置決め手段とを備えていることを特徴と
する車輌用スポット溶接ガン。 - 【請求項2】先端部に一対の電極が設けられたU字型の
ガンアームと、前記一対の電極間に電力を供給すための
導電部材と、スポット溶接用の大電流を流すための高電
圧を生成するトランスと、前記一対の対向電極を前記ト
ランスに接続する導体とを備えた車輌用スポット溶接ガ
ンにおいて、 吊り下げフレームにピンを介して保持されたガイドリン
グと、該ガイドリングにガイドローラを介して回転可能
に保持された旋回ベースと、該旋回ベースに固定された
前記ガンアームと、前記ガイドリングに対する前記旋回
ベースの位置を調節可能な位置決め手段とを備えている
ことを特徴とする車輌用スポット溶接ガン。 - 【請求項3】前記旋回ベースに、前記ガンアームを垂直
位置に保つバランスウエイトが装着されていることを特
徴とする請求項1または2記載の車輌用スポット溶接ガ
ン。 - 【請求項4】前記旋回ベースに、前記電極の少なくとも
一方を加圧して他方の電極との間隔を調節可能な、電極
加圧シリンダが設けられていることを特徴とする請求項
1または2記載の車輌用スポット溶接ガン。 - 【請求項5】請求項1または2記載の車輌用スポット溶
接ガンにおいて、前記吊り下げフレーム及びその下方の
前記ガイドリングにそれぞれ水平なピンを介してナット
を設け、該2つのナットをねじ軸で連結し、該ねじ軸を
一方に回転させた場合に前記2つのナット間の距離が縮
まり、他方に回転させた場合に前記距離が大きくなるよ
うに構成したことを特徴とする車輌用スポット溶接ガ
ン。 - 【請求項6】門型のフレームとその下部に取り付けられ
た車輪とを備え、床面に敷設されたレールの上を走行可
能に構成された門型走行装置であって、 前記門型走行装置は、ホイストと、該ホイストに支持さ
れた車両用スポット溶接ガンと、スポット溶接機制御装
置とを備え、 前記車両用スポット溶接ガンは、先端部に一対の電極が
設けられたU字型のガンアームと、前記一対の電極間に
電流を供給すための導電部材と、スポット溶接用の大電
流を流すための高電圧を生成するトランスと、前記一対
の対向電極を前記トランスに接続する導体とを備えてお
り、吊り下げフレームにピンを介して保持されたガイド
リングと、該ガイドリングにガイドローラを介して回転
可能に保持された旋回ベースと、該旋回ベースに固定さ
れた前記ガンアーム及び前記トランスと、前記旋回ベー
スのガイドリングに対する位置を調節可能な位置決め手
段とを有し、 前記スポット溶接機制御装置は、前記門型走行装置の走
行制御及び、前記ホイストの位置制御を行う手段を有し
ていることを特徴とする門型走行装置。 - 【請求項7】前記吊り下げフレーム及び前記ガイドリン
グと共にリンク機構を構成するようにして、ねじ軸が一
対の右ねじナット、左ねじナット上のピンを介して前記
吊り下げフレームと前記ガイドリングに連結されてお
り、前記右ねじナット、前記左ねじナットの位置を調節
することにより、前記吊り下げフレームと前記ガイドリ
ング間の角度を調節し、以つて前記ガンアームの傾斜角
度を任意の値に変更可能としたことを特徴とする請求項
6記載の門型走行装置。 - 【請求項8】作業床上のレールに沿って走行可能に配置
された門型走行装置と、前記作業床の下方内側に配置さ
れたスポット溶接設備置とを備えた車両構体組立てスポ
ット溶接設備であって、 前記門型走行装置は、ホイストと、該ホイストに支持さ
れた車両用スポット溶接ガンと、スポット溶接機制御装
置とを備え、 前記スポット溶接設備は、電極とアース電極を備え、レ
ールに沿って移動可能であり、前記電極は、シリンダー
によって前後位置、スクリューロッドにより高さをそれ
ぞれ調節可能となっており、前記アース電極は、シリン
ダーによって高さを調節可能となっていることを特徴と
する車両構体組立てスポット溶接設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7182520A JP2953353B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 車輌用スポット溶接ガン及び車輌の構体組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7182520A JP2953353B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 車輌用スポット溶接ガン及び車輌の構体組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929449A true JPH0929449A (ja) | 1997-02-04 |
JP2953353B2 JP2953353B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16119744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7182520A Expired - Fee Related JP2953353B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 車輌用スポット溶接ガン及び車輌の構体組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2953353B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010058153A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Honda Motor Co Ltd | ポータブルガン |
KR200450211Y1 (ko) * | 2008-08-21 | 2010-09-10 | 현대로템 주식회사 | 슬라이드 발판을 구비한 철도차량 저항 스폿 용접 설비 구조 |
CN108543956A (zh) * | 2018-05-17 | 2018-09-18 | 于伟忱 | 便携式数控管件平头倒角机 |
CN115647686A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-01-31 | 上海电气核电集团有限公司 | 核电管子-管板焊枪平衡装置、焊接装置及控制方法 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP7182520A patent/JP2953353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200450211Y1 (ko) * | 2008-08-21 | 2010-09-10 | 현대로템 주식회사 | 슬라이드 발판을 구비한 철도차량 저항 스폿 용접 설비 구조 |
JP2010058153A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Honda Motor Co Ltd | ポータブルガン |
CN108543956A (zh) * | 2018-05-17 | 2018-09-18 | 于伟忱 | 便携式数控管件平头倒角机 |
CN108543956B (zh) * | 2018-05-17 | 2024-02-23 | 于伟忱 | 便携式数控管件平头倒角机 |
CN115647686A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-01-31 | 上海电气核电集团有限公司 | 核电管子-管板焊枪平衡装置、焊接装置及控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2953353B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |