JPH0144233Y2 - - Google Patents

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JPH0144233Y2
JPH0144233Y2 JP2173484U JP2173484U JPH0144233Y2 JP H0144233 Y2 JPH0144233 Y2 JP H0144233Y2 JP 2173484 U JP2173484 U JP 2173484U JP 2173484 U JP2173484 U JP 2173484U JP H0144233 Y2 JPH0144233 Y2 JP H0144233Y2
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spot welding
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【考案の詳細な説明】 本考案は多点同時点溶接装置に関する。
点溶接を多数同時に行う場合、従来は次のよう
に行つていた。即ち、 (イ) 第1図及びその平面図である第2図に示すよ
うに、骨材Aを板材B上に複数本平行に並べて
予め位置決めすると共に仮溶接しておき、 (ロ) このようにして作つた材料を一定方向に配置
し、 (ハ) 溶接装置として複数個の点溶接トーチを間隔
をあけて固定的に配置且つ点溶接トーチ1個に
つき骨材Aを板材Bに押え付ける圧着ヘツドを
1個配置したものを用い、 (ニ) 材料を固定して溶接装置を動かすか、逆に溶
接装置を固定して材料を動かすことにより、 多数の点溶接を同時に行つていた。図中、Cは
仮溶接、Dは点溶接を示す。
上述した従来技術だと、下記(a)〜(d)の問題点が
あつた。
(a) 板材Bに対する骨材Aの配列方向を、これら
と溶接装置との相対的な移動方向に合わせねば
ならず、制約がある。
(b) 骨材Aを板材Bに予め位置決めして仮溶接し
ておく必要がある。
(c) 材料と溶接装置のいずれが移動するにせよ、
点溶接トーチは左右には動けないから移動方向
に平行な軌跡上の溶接しかできず、不便であつ
た。
(d) 1つの点溶接トーチに対して1つの圧着ヘツ
ドを有するため、多点トーチの上下制御に特段
の工夫をこらすことができなかつた。
本考案は上記従来技術の問題点に鑑み、板材の
長手方向と骨材の長手方向とが平行に、あるいは
直角に、あるいはこれらと傾いて配列されていて
も同一装置で溶接をすることが可能な装置を提供
することを目的とする。
この目的を達成した本考案の多点同時点溶接装
置の構成は、ガーダを有する走行装置本体と、複
数の圧着ヘツド及び点溶接トーチを同一方向に有
するビームと、このビームを走行装置本体に対し
て旋回自在に結合した旋回装置と、前記ビームを
ガーダの長手方向に移動させる移動装置と、圧着
ヘツド及び複数の点溶接トーチを同時に上下させ
るアクチユエータと、このアクチユエータを複数
個互いに連結させる金具とを備えることを特徴と
する。
以下、第3図〜第11図によつて本考案の一実
施例を説明する。第3図は多点同時点溶接装置全
体の側面図、第4図はその一部を略して示す正面
図、第5図は第3図中の一部構成(ビーム)を
90゜旋回させた場合の正面図、第6図は点溶接ト
ーチと圧着ヘツド並びにマグネツトローラの配置
を示す第4図中のイ−イ断面図、第7図は第8図
のロ−ロ断面図、第8図はアクチユエータと圧着
ヘツド及び点溶接トーチとの結合構造の正面図、
第9図はビーム旋回装置部分の断面図、第10図
はマグネツトローラを用いた骨材位置決め装置の
側面図、第11図はその正面図である。
まず、第3図〜第11図に示す装置の構成を説
明する。
第3図〜第5図において、まず走行装置本体及
びビームを説明する。1は定盤であり、これに走
行用レール2と走行同期用ラツク3とが2列溶接
されて一体化されており、各レール2に走行装置
本体の台枠8が載せられている。溶接用アースは
定盤1でとられる。4は本体台枠8を支える走行
用遊輪、5はラツク3に噛合う駆動ピニオン、6
はレール幅方向を規制するサイドローラ、7は駆
動ピニオン5と同軸のチエンホイルであり、本体
台枠8に取付けた走行用モータ26の回転を減速
機27、駆動軸31、チエンホイル28及びチエ
ンを介して駆動ピニオン5のチエンホイル7に伝
えることにより本体台枠8が走行駆動される。
2つの本体台枠8にはそれぞれポスト9が前後
2本づつ一体に構成されており、左右のポスト9
の上端にガーダ10が門型に一体に構成されてい
る。この例の門型ガーダ10は2本構成であり、
第9図に示すようにこのガーダ10には旋回軸1
1を介してビーム22が懸垂されている。このガ
ーダ10には更にラツク21が取付けられてお
り、旋回台枠12,17と一体に取付けたガーダ
上移動モータ19とピニオン20とによつて、ビ
ーム22がガーダ10上をガーダ長手方向に移動
されるようになつている。13は旋回台枠12に
固定された移動ベアリングであり、これはガーダ
10に固定されたレール14に沿つてスライドす
る。15はナツトであり、これにより旋回軸11
が旋回台枠12に一体化されている。旋回軸11
と各旋回台枠12,17との中にはベアリング4
6が構成されている。16はケーブル装置であ
り、溶接機の電源や溶接用シールドガス、アクチ
ユエータ用圧縮空気、制御用電線などが組込まれ
ている。このケーブル装置16は結合部材18に
よつて旋回台枠17に結合されている。
第4図に示すようにビーム22には、CO2ガス
シールド溶接などの点溶接トーチ29、骨材Aを
板材Bに圧着させて溶接部材を密着させる圧着ヘ
ツド30、溶接用ワイヤ送給装置23及び位置決
め用マグネツトローラ34がそれぞれ多数取付け
られている。24はエアシリンダを用いた例のア
クチユエータであり、ビーム22に同一方向に複
数個取付けられている。各アクチユエータ24の
先端に1個の圧着ヘツド30とこれの両側で金具
を介した2個の点溶接トーチ29とが一体化され
ている。これにより複数の点溶接トーチ29が一
直線の構成にされている。25はビーム22に固
定されたガイド取付台であり、第10図、第11
図に示すようにこれにマグネツトローラ取付台3
3と一体のマグネツトローラ用ガイド35がスラ
イドベアリング47を介して取付けられている。
このガイド35はマグネツトローラ34による位
置決め時の剛性を保持するものである。マグネツ
トローラ34はエアシリンダを用いた例のアクチ
ユエータ32で上下動される。40はマグネツト
に取付けられたローラであり、骨材Aを位置修正
のため吸引または押出す役目を果す。
第6図に示すように、圧着ヘツド30及び点溶
接トーチ29が取付いた複数個のアクチユエータ
24の先端は連結金具36,36′によつて互い
に連結され、例えばエアシリンダロツドの回転を
防止するようにされている。即ち第7図に示すよ
うに、アクチユエータ24先端には金具38を介
して連結金具36がボルト39で固定され、この
連結金具36間はこれに設けた丸穴に対し、上下
方向に長円ガイド穴を有する別の連結金具36′
とピン37で連結されている。これにより、アク
チユエータ24は各々の上下同期精度が悪くても
エアシリンダロツドを容易には回転させることな
く上下動する。即ち、複数の圧着ヘツド30はそ
の上下同期精度が確実になる。
点溶接トーチ29の取付けについては第7図、
第8図に示すように、アクチユエータ24の連結
金具36、トーチ上下方向調整装置41が固定さ
れており、この調整装置41を介してトーチホル
ダ42が上下できるようにボルト45で取付けら
れている。これによりトーチ上下位置が確実化す
る。なお、点溶接トーチ29はこのトーチホルダ
42にトーチ押え43とボルト44で固定されて
いる。
上述の如く構成したことにより、ビーム22は
走行装置本体の台枠8とガーダ10に対して旋回
可能であると共にガーダ長手方向に沿つて移動可
能である。また圧着ヘツド30と点溶接トーチ2
9の配列は同一方向に沿つた構成である。これら
により、板材Bに対して骨材Aが同一方向又は直
角方向あるいはこれらから傾いた方向にあつて
も、更には骨材Aの位置がトーチに対してずれて
いても、ビーム22を旋回させたりガーダ上を移
動させることにより多点同時点溶接を行うことが
できる。更に、1個の圧着ヘツド30に対し点溶
接トーチ29が2個あるので、これらの選択によ
つて圧着位置とトーチ位置との種々の構成を容易
に得ることができる。なお、上述の構成で点溶接
トーチの代りにドリル等の穴明け工具を用いれ
ば、簡単に多点同時穴明装置が実現する。
溶接の一例をあげると、板材Bの長手方向に配
置された骨材Aを溶接する場合は、骨材Aの一端
のみ位置決めして仮溶接しておけば、その後はマ
グネツトローラ34側に骨材Aをはねて配材して
おくことによりこのマグネツトローラ34によつ
て位置決め修正されるので、そこに圧着ヘツド3
0が自然に作用しトーチが点溶接を行うことにな
る。また、骨材Aの方向が90゜変つた場合であつ
ても、マグネツトローラ34の上下タイミング及
び停止タイミングを選定することにより、同様の
効果を出すことができる。
以上説明したように、本考案の多点同時点溶接
装置によれば、板材と骨材との配列方向に関係な
く同一装置で溶接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は骨材と板材の配置の正面図、第2図は
その平面図、第3図は本考案の一実施例に係る多
点同時点溶接装置全体の側面図、第4図はその一
部を略して示す正面図、第5図は第3図中の一部
構成を90゜旋回させた場合の正面図、第6図は第
4図中のイ−イ断面図、第7図は第8図のロ−ロ
断面図、第8図は圧着ヘツドと点溶接トーチとの
正面図、第9図は旋回装置部分の断面図、第10
図は骨材位置決め装置の側面図、第11図はこの
正面図である。 図面中、8は走行装置本体の台枠、10はガー
ダ、11は旋回軸、12と17は旋回台枠、13
は移動ベアリング、14は旋回用レール、19は
ビーム移動用モータ、20はピニオン、21はガ
ーダ上のラツク、22はビーム、24は点溶接ト
ーチ及び圧着ヘツド用アクチユエータ、29は点
溶接トーチ、30は圧着ヘツド、32はマグネツ
トローラ用アクチユエータ、34はマグネツトロ
ーラ、36と36′はアクチユエータ24の連結
金具、41は点溶接トーチの上下方向調整装置、
42はトーチホルダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガーダを有する走行装置本体と、複数の圧着ヘ
    ツド及び点溶接トーチを同一方向に有するビーム
    と、このビームを走行装置本体に対して旋回自在
    に結合した旋回装置と、前記ビームをガーダの長
    手方向に移動させる移動装置と、圧着ヘツド及び
    複数の点溶接トーチを同時に上下させるアクチユ
    エータと、このアクチユエータを複数個互いに連
    結させる金具とを備えた多点同時点溶接装置。
JP2173484U 1984-02-20 1984-02-20 多点同時点溶接装置 Granted JPS60136881U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2173484U JPS60136881U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 多点同時点溶接装置

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JP2173484U JPS60136881U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 多点同時点溶接装置

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Publication Number Publication Date
JPS60136881U JPS60136881U (ja) 1985-09-11
JPH0144233Y2 true JPH0144233Y2 (ja) 1989-12-21

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ID=30513398

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JP2173484U Granted JPS60136881U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 多点同時点溶接装置

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JPS60136881U (ja) 1985-09-11

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