JPH0929441A - アーク溶接トーチ - Google Patents

アーク溶接トーチ

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JPH0929441A
JPH0929441A JP7183850A JP18385095A JPH0929441A JP H0929441 A JPH0929441 A JP H0929441A JP 7183850 A JP7183850 A JP 7183850A JP 18385095 A JP18385095 A JP 18385095A JP H0929441 A JPH0929441 A JP H0929441A
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JP
Japan
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wire
arc
welding wire
welding
guide passage
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JP7183850A
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Inventor
Hitoshi Matsui
仁志 松井
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/133Means for feeding electrodes, e.g. drums, rolls, motors
    • B23K9/1336Driving means

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  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接ワイヤに大きな回転トルクが作用しても、
所定の狙い位置にアークを発生させることができるアー
ク溶接トーチを提供する 【解決手段】内部に溶接ワイヤが挿通される案内通路が
形成されるチューブ3をもつアーク溶接トーチ1の案内
通路は通路に沿って一方向に曲がりさらに他方向に曲が
る複数のカーブ31、32を持つとともに、案内通路内
で溶接ワイヤが旋回するに必要な最低トルクT1と溶接
ワイヤが捩じれ降伏を生じるトルクT2との間にT1>
T2となるように各カーブの曲率半径と円弧角度が設定
されている。各カーブの曲率半径および円弧角度とそれ
にと当接する溶接ワイヤの弾性力による摩擦力により、
案内通路内での溶接ワイヤの回転が阻止される。このた
め溶接ワイヤ先端は給電チップに対して常に同じ位置に
あり、所定の狙い位置にアークを発生させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接装置に
使用されるアーク溶接トーチに関し、溶接ワイヤの先端
位置をより正確に規制できるアーク溶接トーチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】アーク溶接トーチは一端に可撓性ワイヤ
案内導管が接続され、他端に給電チップが装着され、内
部に溶接ワイヤが挿通されるワイヤ案内通路が形成され
ている。この給電チップの内径は、溶接ワイヤの円滑な
送給ができるように溶接ワイヤの外径よりやや大きく設
定されている。また、溶接ワイヤは、梱包とかワイヤ案
内導管を通過する際の変形により、曲がり癖が付いて給
電チップから送り出される。
【0003】この給電チップの内径と溶接ワイヤの外径
の間隙および溶接ワイヤの曲がり癖により、給電チップ
を出た溶接ワイヤは曲がって送りだされる。このため、
被溶接部材の所定の狙い位置にアークが発生せず、ビー
ド形状が均一にならないという問題がある。この問題を
解決する手段として、実公平6−38621号公報は、
次の手段を開示している。これは、トーチのワイヤ案内
通路として曲がる方向を変えたカーブを複数個設けたト
ーチで、溶接ワイヤがワイヤ案内通路を通過する間に溶
接ワイヤの曲がり方向および曲率半径を再成形し、同一
方向に所定の曲率半径で曲がった溶接ワイヤを給電チッ
プより送り出すようにしたものである。このアーク溶接
トーチでは、ワイヤ案内通路に入る溶接ワイヤが曲がり
癖を持ちその曲がり癖がばらついても、溶接ワイヤの曲
がり方向および曲率半径が再成形されるため、常に給電
チップ先端の所定位置に溶接ワイヤの先端が位置し、所
定の狙い位置にアークを発生させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アーク溶接トーチは必
要とする溶接箇所にそってロボット等で移動させながら
使用される。この際アーク溶接トーチは、捩じられた
り、回転させられたり、逆方向に移動させられたりし、
複雑な動きをする。このアーク溶接トーチの動きによ
り、可撓性ワイヤ案内導管内の溶接ワイヤが回転し、給
電チップから送出される溶接ワイヤも回転する。すなわ
ち、給電チップと溶接ワイヤとが相対回転する。溶接チ
ップは一定曲率半径を持つように成形されているため、
溶接ワイヤが回転すると、溶接ワイヤ先端は給電チップ
を中心に円を描くように動き、被溶接部材の所定の狙い
位置にアークが発生しなくなる。このため狙った部分を
正確に溶融させることができなくなり、溶け込み不足や
穴開き等の溶接欠陥が生じやすくなる。
【0005】本発明はかかる不都合を解消するもので、
溶接ワイヤに大きな回転トルクが作用しても、所定の狙
い位置にアークを発生させることができるアーク溶接ト
ーチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアーク溶接トー
チは、一端に可撓性ワイヤ案内導管が接続され、他端に
給電チップが装着され、内部に溶接ワイヤが挿通される
ワイヤ案内通路が形成されてなるアーク溶接トーチにお
いて、前記ワイヤ案内通路は通路に沿って一方向に曲が
りさらに他方向に曲がる複数のカーブを持つとともに、
該案内通路内で該溶接ワイヤが旋回するに必要な最低ト
ルクT1と該溶接ワイヤが捩じれ降伏を生じるトルクT
2との間にT1>T2となるように各該カーブの曲率半
径と円弧角度が設定されていることを特徴とする。
【0007】本発明のアーク溶接トーチは、そのワイヤ
案内通路として複数個のカーブを持ち、各カーブの曲率
半径および円弧角度とそれにと当接する溶接ワイヤの弾
性力による摩擦力により、ワイヤ案内通路内での溶接ワ
イヤの回転が阻止される。その回転阻止トルクT1は溶
接ワイヤの捩じれ降伏トルクT2より大きいため、大き
な回転トルクが溶接ワイヤに作用すると、溶接ワイヤ自
体が捩じれて回転変位を吸収し、アーク溶接トーチのワ
イヤ案内通路内での溶接ワイヤの回転は生じない。この
ため溶接ワイヤ先端は給電チップに対して常に同じ位置
にあり、所定の狙い位置にアークを発生させることがで
きる。
【0008】アーク溶接トーチに使用される消耗式電極
を構成する代表的な溶接ワイヤは通常1.2mmの外径
をもつ。この溶接ワイヤを可撓性ワイヤ案内導管を構成
するフレキシブルコンジツト(通路内径2.4mm)内
で長さ1.5mの溶接ワイヤの一端を固定し、他端を捩
じった。そして図5に示すワイヤ捩じり角度α(×36
0°)とワイヤトルクT(N・cm)の線図を求めた。
図5より、この溶接ワイヤの捩じり降伏トルクT2は約
30N・cmと測定された。
【0009】次に、外径1,2mmの溶接ワイヤを使用
するアーク溶接トーチのワイヤ案内通路を形成する内径
2.4mmのセラミックス製のパイプを用い、その一端
を曲率半径38mmで円弧角度90°に曲げたワイヤ案
内通路を形成した。同様に、曲率半径38mmで円弧角
度120°に曲げたワイヤ案内通路、曲率半径38mm
で円弧角度150°に曲げたワイヤ案内通路、曲率半径
38mmで円弧角度180°に曲げたワイヤ案内通路、
曲率半径52mmで円弧角度90°に曲げたワイヤ案内
通路、曲率半径52mmで円弧角度120°に曲げたワ
イヤ案内通路、曲率半径52mmで円弧角度180°に
曲げたワイヤ案内通路、曲率半径52mmで円弧角度3
00°に曲げたワイヤ案内通路、曲率半径68mmで円
弧角度90°に曲げたワイヤ案内通路、曲率半径68m
mで円弧角度180°に曲げたワイヤ案内通路、曲率半
径68mmで円弧角度360°に曲げたワイヤ案内通路
および曲率半径68mmで円弧角度540°に曲げたワ
イヤ案内通路の合計12種類のワイヤ案内通路を作っ
た。
【0010】これら12種類のワイヤ案内通路にそれぞ
れ前記溶接ワイヤを通し、各ワイヤ案内通路を固定し、
ワイヤの一端に回転トルクを加え、溶接ワイヤに作用す
るトルクを測定した。その結果を図6に示す。図6より
明らかなように、曲率半径38mmのワイヤ案内通路で
は、円弧角度が90°、120°および150°の3種
類のワイヤ案内通路内で溶接ワイヤが滑って回転し、円
弧角度に比例して必要回転トルクが増大している。曲率
半径38mmで円弧角度180°に曲げたワイヤ案内通
路では、ワイヤ案内通路内での溶接ワイヤの滑りは発生
せず、溶接ワイヤ自体が捩じれ降伏するのが確認され
た。この降伏トルクは約30N・cmであった。
【0011】曲率半径52mmのワイヤ案内通路では、
円弧角度が90°、120°および180°の3種類の
ワイヤ案内通路内で溶接ワイヤが滑って回転し、円弧角
度に比例して必要回転トルクが増大している。そして曲
率半径52mmで円弧角度300°に曲げたワイヤ案内
通路では、ワイヤ案内通路内での溶接ワイヤの滑りは発
生せず、溶接ワイヤ自体が捩じれ降伏するのが確認され
た。この降伏トルクは同じく約30N・cmであった。
【0012】曲率半径68mmのワイヤ案内通路では、
円弧角度が90°、180°および360°の3種類の
ワイヤ案内通路内で溶接ワイヤが滑って回転し、円弧角
度に比例して必要回転トルクが増大している。そして曲
率半径68mmで円弧角度540°に曲げたワイヤ案内
通路では、ワイヤ案内通路内での溶接ワイヤの滑りは発
生せず、溶接ワイヤ自体が捩じれ降伏するのが確認され
た。この降伏トルクは同じく約30N・cmであった。
【0013】図6のワイヤ案内通路内で溶接ワイヤが滑
ってトルクが発生している直線部分は、ワイヤ案内通路
の設計用の基礎データとして利用できる。アーク溶接ト
ーチのワイヤ案内通路内で溶接ワイヤの回転を阻止する
ためには、ワイヤ案内通路の曲率半径は短い方がよい。
また、円弧角度は大きい方がよい。この点を考慮する
と、ワイヤ案内通路を形成する各カーブの曲率半径の合
計が120mm以下で、各カーブの円弧角度の合計が1
20度以上であるのが好ましい。また、給電チップから
送出される溶接ワイヤの先端がアーク溶接トーチの軸線
上に位置させるため、ワイヤ案内通路を形成する複数の
カーブを、給電チップ側の第1カーブと可撓性ワイヤ案
内導管側の第2カーブとで構成し、第1カーブの曲率半
径をR1、円弧角度をθ1とし、第2カーブの曲率半径
をR2、円弧角度をθ2とすると、R1+R2≦104
mm、θ1−θ2≧0、およびθ2≧60°とするのが
好ましい。なお、θ1−θ2≧0とするのは、第1カー
ブで溶接ワイヤを再成形し、所定の曲率半径の曲げを与
えるためである。
【0014】
【作用、効果】本発明のアーク溶接トーチは、そのワイ
ヤ案内通路として複数個のカーブを持ち、各カーブの曲
率半径および円弧角度とそれにと当接する溶接ワイヤの
弾性力による摩擦力により回転阻止トルクT1をもつ。
この回転阻止トルクT1は溶接ワイヤの捩じれ降伏トル
クT2より大きいため、大きな回転トルクが溶接ワイヤ
に作用すると、溶接ワイヤ自体が捩じれて回転変位を吸
収し、アーク溶接トーチのワイヤ案内通路内での溶接ワ
イヤの回転は生じない。このため溶接ワイヤ先端は給電
チップに対して常に同じ位置にあり、所定の狙い位置に
アークを発生させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例のアーク溶
接トーチを図面を参照して説明する。図1は実施例のア
ーク溶接トーチの立面図を示す。このアーク溶接トーチ
1は、基部2と基部2より伸びるチューブ3とチューブ
3の先端に固定されたガスシールド40とこの軸芯部に
固定された給電チップ4とからなる。基部2の他端に
は、図2に示すように、可撓性ワイヤ案内導管を構成す
るフレキシブルコンジット5が結合されている。このフ
レキシブルコンジット5の他端はワイヤ供給モータ6に
結合されている。基部2の外周にはブラケツト7が固定
され、このブラケツト7は溶接ロボツト8の手首部に固
定されている。
【0016】チューブ3は外管が鋼、内管がセラミック
スの2重構造で形成され、内部に溶接ワイヤを挿通し、
可撓性ワイヤ案内導管と連通するワイヤ案内通路(図示
せず)、外管と内管の間のシールドガス供給通路(図示
せず)および導線を兼ねる外管(図示せず)をもつ。給
電チップ4はその軸芯部にワイヤ案内通路に連通する給
電孔(図示せず)とこの給電孔の外周に沿って形成され
たリング状のシールドガス供給口を形成するノズル孔を
持つ。
【0017】チューブ3は、給電チップ4側に位置する
曲率半径36mmで円弧角度90°の第1湾曲部31と
この第1湾曲部31に繋がる基部2側に曲率半径68m
mで円弧角度60°の第2湾曲部32とを持つ。これら
第1湾曲部31および第2湾曲部32の部分のワイヤ案
内通路は、それぞれ曲率半径36mmで円弧角度90°
の第1カーブとこの第1カーブに繋がる基部2側に曲率
半径68mmで円弧角度60°の第2カーブとなってい
る。
【0018】本実施例のアーク溶接トーチは上記した構
成をもつ。溶接ワイヤ9はワイヤ供給部10に捲線とし
て格納されており、その一端がワイヤ供給モータ6、フ
レキシブルコンジット5内の可撓性ワイヤ案内導管を通
り基部2を介してチューブ3のワイヤ案内通路を通り、
給電チップ4の給電孔を挿通し、外部に突出する。そし
て、溶接ワイヤ9はチューブ3のワイヤ案内通路の第2
カーブで曲率半径200mmに曲げられそして次に第1
カーブで反対側に曲率半径70mmに曲げられて曲げ成
形される。そしてこれら第1カーブおよび第2カーブに
沿って案内され、反発力として生ずる溶接ワイヤ9の弾
性力によりこれら第1カーブおよび第2カーブを強く押
圧する。この押圧による摩擦力により溶接ワイヤ9はチ
ューブ3のワイヤ案内通路内に強く保持され、チューブ
3のワイヤ案内通路内で溶接ワイヤ9を相対回転させる
力に抗する強い抵抗力が生ずる。
【0019】本実施例のアーク溶接トーチを図2に示す
ように、ロボツト8の手首部を揺動および回転させ、フ
レキシブルコンジット5に曲げ、捩じれを与えたが、給
電チップ4より突出する溶接ワイヤ9は全く回転しなか
った。また、溶接ワイヤ9をワイヤ供給モータ6の位置
で切断し、この切断端面部より溶接ワイヤ9に回転を与
えた。しかし給電チップ4より突出する溶接ワイヤ9は
全く回転せず、溶接ワイヤ9は捩じれ降伏を起こしてい
るのが分かった。
【0020】また、図2に示す状態でロボツト8の手首
部によりアーク溶接トーチ1を360°回転した。図3
に、この時のアーク溶接トーチ1の軸芯をX−Y二次元
座標軸の原点(0、0)とし、溶接ワイヤ9の先端をこ
のX−Y二次元座標軸に軌跡として示す。本実施例のア
ーク溶接トーチ1では、原点よりX方向およびY方向に
約1.3mmシフトした位置に固定され、溶接ワイヤ9
の先端はアーク溶接トーチ1に対して殆ど不動といえる
状態であった。
【0021】なお、参考までに、溶接ワイヤがアーク溶
接トーチのチューブ内で回転した場合の溶接ワイヤの先
端の軌跡を図4に示す。溶接ワイヤがアーク溶接トーチ
のチューブ内で回転した場合には、溶接ワイヤの先端が
半径約1.3mmの円周上を回転移動するのがわかる。
このように、溶接ワイヤが給電チップに対して相対回転
すると図4に示すように溶接ワイヤ先端軌跡は円を描
き、アーク位置が溶接ワイヤの回転位置により変化す
る。これに対して本実施例のアーク溶接トーチでは、溶
接ワイヤが回転しないため溶接ワイヤの先端は給電チッ
プに対して常に同じ位置にあり、アーク位置が変化しな
い。従って意図する部分に正確にアーク溶接をすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のアーク溶接トーチの立面図である。
【図2】ロボットによるアーク溶接トーチに繋がるフレ
キシブルコンジットの動きを示す図である。
【図3】実施例のアーク溶接トーチの溶接ワイヤ先端の
軌跡を示す図である。
【図4】従来のアーク溶接トーチの溶接ワイヤ先端の軌
跡を示す図である。
【図5】ワイヤ捩じり角度とワイヤトルクの関係線図で
ある。
【図6】ワイヤ案内通路の曲率半径および円弧角度とワ
イヤ案内通路内で相対回転する溶接ワイヤの回転トルク
の関係を示す線図である。
【符号の説明】
1…アーク溶接トーチ 2…基部 3…チュー
ブ 4…給電チップ 5…フレキシブルコンジッ
ト 6…ワイヤ供給モータ 7…ブラケツト 8…ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 9/173 8315−4E B23K 9/173 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に可撓性ワイヤ案内導管が接続さ
    れ、他端に給電チップが装着され、内部に溶接ワイヤが
    挿通されるワイヤ案内通路が形成されてなるアーク溶接
    トーチにおいて、 前記ワイヤ案内通路は通路に沿って一方向に曲がりさら
    に他方向に曲がる複数のカーブを持つとともに、該案内
    通路内で該溶接ワイヤが旋回するに必要な最低トルクT
    1と該溶接ワイヤが捩じれ降伏を生じるトルクT2との
    間にT1>T2となるように各該カーブの曲率半径と円
    弧角度が設定されていることを特徴とするアーク溶接ト
    ーチ。
JP7183850A 1995-07-20 1995-07-20 アーク溶接トーチ Pending JPH0929441A (ja)

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